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JP6589498B2 - 温度センサ - Google Patents
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Description

本発明は、金属製の筒状部材に成形樹脂部を封入した温度センサに関する。
従来、温度センサとして、金属ケース内にサーミスタチップと共に樹脂を一体成形したものが知られている。例えば、特許文献1には、先端にネジ部が形成された金属ケース(キャップ)に、感熱素子を挿入すると共に、エポキシ樹脂、無機接着剤等の液状充填材を注入し硬化した温度センサが記載されている。
実公昭58−28194号公報
上記従来の技術には、以下の課題が残されている。
すなわち、金属ケースのネジ部等によって被検知体に取り付けられた温度センサでは、被検知体との接触部分から伝熱した熱が充填材であるエポキシ樹脂、無機接着剤等を介して感熱素子に伝わるため、熱応答性が悪くなってしまう不都合があった。また、充填材を硬化するまでに感熱素子が浮く等して位置ずれが生じ易く、熱応答性にばらつきが生じ易かった。さらに、小型の感熱素子を適用し、熱応答性を向上させようとした場合、金属ケースとのクリアランスが広くなり、充填材の量が増えるため、熱応答性の高速化に限界があった。
本発明は、前述の課題に鑑みてなされたもので、熱応答性を向上可能であると共に感熱素子の位置ずれを防止することができる温度センサを提供することを目的とする。
本発明は、前記課題を解決するために以下の構成を採用した。すなわち、第1の発明に係る温度センサは、金属製の筒状部材と、前記筒状部材内に挿入された樹脂製のインナーキャップと、前記インナーキャップ内に充填された樹脂で形成された成形樹脂部と、前記成形樹脂部内に封入された感熱素子と、前記筒状部材と前記インナーキャップとの間であって前記感熱素子の周囲に配され、外側が前記筒状部材の内周面に当接すると共に内側が前記インナーキャップの外周面に当接した金属製のスリーブ部材とを備えていることを特徴とする。
この温度センサでは、筒状部材とインナーキャップとの間であって感熱素子の周囲に配され、外側が筒状部材の内周面に当接すると共に内側がインナーキャップの外周面に当接した金属製のスリーブ部材を備えているので、スリーブ部材を介して筒状部材とインナーキャップとを熱的に結合させると共に全周から熱を伝えることで受熱面積を大きくでき、高い熱応答性を得ることができる。また、インナーキャップによって成形樹脂部及び感熱素子が位置決めされると共に成形樹脂部の径を小さく設定でき、熱応答性のばらつきを低減することができる。また、これにより、被検知体の温度に対して検知温度差も小さくすることができる。さらに、小型の感熱素子を適用した場合、筒状部材とインナーキャップとの間にスリーブ部材が設置されることで、インナーキャップの外径を細くすることができ、成形樹脂部の樹脂の充填量を増やさないことで熱応答性を速くすることができる。なお、インナーキャップ内に射出成形によって成形樹脂部を充填する場合、充填される樹脂の圧力でインナーキャップが膨張し、ひび割れすることを、スリーブ部材がインナーキャップの外側を支持することで防止することができる。
第2の発明に係る温度センサは、第1の発明において、前記筒状部材の外周に雄ねじ部が形成されており、前記感熱素子が、前記雄ねじ部の内側に配置されていることを特徴とする。
すなわち、この温度センサでは、感熱素子が、雄ねじ部の内側に配置されているので、雄ねじ部を被検知体の雌ねじ部に螺着させた際に、螺接面の内側に感熱素子を位置決めできる。また、雄ねじ部によって温度センサの被検知体への取り付けが容易になると共にレイアウトの自由度も高くなる。
第3の発明に係る温度センサは、第1又は第2の発明において、前記インナーキャップが、前記スリーブ部材の基端を係止可能な段部を有していることを特徴とする。
すなわち、この温度センサでは、インナーキャップが、スリーブ部材の基端を係止可能な段部を有しているので、段部にスリーブ部材が係止されることでスリーブ部材を軸方向に位置決めすることができる。
第4の発明に係る温度センサは、第1から第3の発明のいずれかにおいて、前記スリーブ部材が、断面円形状であることを特徴とする。
すなわち、この温度センサでは、スリーブ部材が、断面円形状であるので、筒状部材からの熱を周方向で均一にインナーキャップに伝えることができる。
第5の発明に係る温度センサは、第1から第3の発明のいずれかにおいて、前記スリーブ部材が、半径方向に弾性を有する弾性部を有していることを特徴とする。
すなわち、この温度センサでは、スリーブ部材が、半径方向に弾性を有する弾性部を有しているので、弾性部の弾性によって外部からの振動や衝撃を緩和してインナーキャップ内の感熱素子を保護することができる。
第6の発明に係る温度センサは、第1から第3の発明のいずれかにおいて、前記スリーブ部材が、前記筒状部材に当接する外周面部と、前記インナーキャップに当接する内周面部とを備え、前記外周面部と前記内周面部との間に中空部を有していることを特徴とする。
すなわち、この温度センサでは、外周面部と内周面部との間に中空部を有しているので、中空部によってスリーブ部材の熱容量が小さくなるため、熱応答性を速くすることができる。特に、インナーキャップの外径を細くした場合、筒状部材とインナーキャップとの間のクリアランスが広くなるが、中空部を有するスリーブ部材を用いることで、熱容量の増大を抑制してインナーキャップを筒状部材内に固定することができる。
本発明によれば、以下の効果を奏する。
すなわち、本発明に係る温度センサによれば、筒状部材とインナーキャップとの間であって感熱素子の周囲に配され、外側が筒状部材の内周面に当接すると共に内側がインナーキャップの外周面に当接した金属製のスリーブ部材とを備えているので、高い熱応答性を得ることができると共に、応答性のばらつきを低減することができる。
したがって、本発明を、高い応答性を有すると共に精度の高い温度測定が可能であり、例えばエンジンの温度を検知する手段として好適である。
本発明に係る温度センサの第1実施形態を示す断面図である。 第1実施形態において、スリーブ部材を示す軸方向に直交する断面図である。 本発明に係る温度センサの第2及び第3実施形態において、スリーブ部材を示す軸方向に直交する断面図である。 本発明に係る温度センサの第4及び第5実施形態において、スリーブ部材を示す軸方向に直交する断面図である。 本発明に係る温度センサの第6実施形態において、スリーブ部材を示す軸方向に直交する断面図及び図6のA−A線断面図である。 第6実施形態の温度センサを示す断面図である。 本発明に係る温度センサにおいて、第1実施形態の他の例を示す断面図である。
以下、本発明に係る温度センサの第1実施形態を、図1及び図2を参照しながら説明する。なお、以下の説明に用いる各図面では、各部材を認識可能又は認識容易な大きさとするために縮尺を適宜変更している。
本実施形態の温度センサ1は、図1及び図2に示すように、金属製の筒状部材2と、筒状部材2内に挿入された樹脂製のインナーキャップ3と、インナーキャップ3内に充填された樹脂で形成された成形樹脂部4と、成形樹脂部4内に封入された感熱素子5と、筒状部材2とインナーキャップ3との間であって感熱素子5の周囲に配され、外側が筒状部材2の内周面に当接すると共に内側がインナーキャップ3の外周面に当接した金属製のスリーブ部材6とを備えている。
上記筒状部材2は、銅、黄銅、アルミ等の金属で先端が閉鎖された筒状に形成されている。
この筒状部材2の先端側の外周には、取付用の雄ねじ部2aが形成されている。
すなわち、この温度センサ1は、例えば冷却水又はエンジンオイルを循環する流路に関係なく、エンジンブロックの任意の位置に設けた雌ねじ部に、雄ねじ部2aを螺着させて取り付け可能である。
上記感熱素子5は、雄ねじ部2aの内側に配置されている。
この感熱素子5は、一対の電極(図示略)を有するチップ状又は板状のサーミスタ素子5aと、サーミスタ素子5aの一対の電極に一端が接続された一対のリード線5bと、一対のリード線5bの他端が一端に結線され電気的に接続された一対のコネクタ端子7とを備えている。
なお、サーミスタ素子5aは、一対のリード線5bが接続された状態でガラス材等の絶縁性材料でコーティングされていても構わない。
上記コネクタ端子7は、銅、黄銅、ニッケル、ジュメット等の細長い金属板材で形成されている。
上記成形樹脂部4は、インナーキャップ3内に射出成形によって感熱素子5と共に一体成形されている。この成形樹脂部4は、先端側に形成されインナーキャップ3内に充填された先端充填部4aと、基端側に形成されたコネクタ部4bとを有している。
成形樹脂部4は、先端充填部4a内に配したサーミスタ素子5aからリード線5bを含んでコネクタ端子7の一端までを封止している。
成形樹脂部4は、PBT、PA、PPS等の樹脂による射出成形で形成され、コネクタ部4bは、筒状部材2の開口端面に密着している。
上記インナーキャップ3は、例えばPPS樹脂等で先端が閉鎖された筒状に形成されている。
このインナーキャップ3は、スリーブ部材6の基端を係止可能な段部3aを有している。すなわち、インナーキャップ3の先端部が基端部よりも小径に形成されており、先端部がスリーブ部材6に挿入され、先端部と基端部との境界に形成された段部3aにスリーブ部材6の基端が当接した状態で、筒状部材2にインナーキャップ3が挿入される。
上記スリーブ部材6は、図2に示すように、断面円形状であり、高熱伝導性材料である銅やアルミニウム等で円筒状に形成されている。
このように本実施形態の温度センサ1では、筒状部材2とインナーキャップ3との間であって感熱素子5の周囲に配され、外側が筒状部材2の内周面に当接すると共に内側がインナーキャップ3の外周面に当接した金属製のスリーブ部材6を備えているので、スリーブ部材6を介して筒状部材2とインナーキャップ3とを熱的に結合させると共に全周から熱を伝えることで受熱面積を大きくでき、高い熱応答性を得ることができる。また、インナーキャップ3によって感熱素子5及びコネクタ端子7が位置決めされると共に成形樹脂部4の径を小さく設定でき、熱応答性のばらつきを低減することができる。これにより、被検知体の温度に対して検知温度差も小さくすることができる。
さらに、小型の感熱素子5を適用した場合、筒状部材2とインナーキャップ3との間にスリーブ部材6が設置されることで、インナーキャップ3の外径を細くすることができ、成形樹脂部4の樹脂の充填量を増やさないことで熱応答性を速くすることができる。なお、インナーキャップ3内に射出成形によって成形樹脂部4を充填する場合、充填される樹脂の圧力でインナーキャップ3が膨張し、ひび割れすることを、スリーブ部材6がインナーキャップ3の外側を支持することで防止することができる。
また、感熱素子5が、雄ねじ部2aの内側に配置されているので、雄ねじ部2aを被検知体の雌ねじ部に螺着させた際に、螺接面の内側に感熱素子5を位置決めできる。また、雄ねじ部2aによって温度センサ1の被検知体への取り付けが容易になると共にレイアウトの自由度も高くなる。
また、インナーキャップ3が、スリーブ部材6の基端を係止可能な段部3aを有しているので、段部3aにスリーブ部材6が係止されることでスリーブ部材6を軸方向に位置決めすることができる。
さらに、スリーブ部材6が、断面円形状であるので、筒状部材2からの熱を周方向で均一にインナーキャップ3に伝えることができる。
次に、本発明に係る温度センサの第2から第6実施形態について、図3から図6を参照して以下に説明する。なお、以下の各実施形態の説明において、上記実施形態において説明した同一の構成要素には同一の符号を付し、その説明は省略する。
第2実施形態と第1実施形態との異なる点は、第1実施形態では、スリーブ部材6が単純な円筒状であるのに対し、第2実施形態の温度センサでは、図3の(a)に示すように、スリーブ部材26が、中央円筒部26aと、中央円筒部26aの外周面から半径方向に突出した複数の弾性部26bとを備えている点である。
すなわち、第2実施形態のスリーブ部材26は、半径方向に弾性を有する3つの弾性部26bを有している。これら弾性部26bは、周方向に等間隔に設けられている。
上記弾性部26bは、断面円弧状の板状部であり、その半径方向先端部は、筒状部材2の内周面に当接する。また、上記中央円筒部26a内には、インナーキャップ3が挿入される。
このように第2実施形態の温度センサでは、スリーブ部材26が、半径方向に弾性を有する弾性部26bを有しているので、弾性部26bの弾性によって外部からの振動や衝撃を緩和してインナーキャップ3内の感熱素子5を保護することができる。
また、各弾性部26bの間には、周方向に3つの中空領域が形成されるため、これら中空領域によってスリーブ部材6の熱容量が第1実施形態に比べて小さくなり、熱応答性を速くすることができる。
次に、第3実施形態と第2実施形態との異なる点は、第2実施形態では、スリーブ部材26の弾性部26bが筒状部材2の内周面に接触するのに対し、第3実施形態の温度センサでは、図3の(b)に示すように、弾性部36bの半径方向先端に設けられた外周面部36cが筒状部材2の内周面に接触している点である。
すなわち、第3実施形態のスリーブ部材36は、筒状部材2に当接する外周面部36cと、インナーキャップ3に当接する内周面部36aとを備え、外周面部36cと内周面部36aとの間に中空部36dを有している。内周面部36aは、インナーキャップ3が挿入可能な円筒状であり、外周面部36cは、筒状部材2の内周面に接触可能な円筒状である。
また、弾性部36bは、内周面部36aの外周に半径方向に突出した板状部である。これら弾性部36bは、周方向に等間隔に4つ設けられている。
上記中空部36dは、内周面部36aと弾性部36bと外周面部36cとで囲まれた中空領域であり、周方向に4つ設けられている。なお、中空構造を有していても、弾性部36bの弾性力(バネ力)によって外部からの振動や衝撃にも強く、高い信頼性が得られる。
このように第3実施形態の温度センサでは、外周面部36cと内周面部36aとの間に中空部36dを有しているので、中空部36dによってスリーブ部材36の熱容量が小さくなるため、熱応答性を速くすることができる。特に、インナーキャップ3の外径を細くした場合、筒状部材2とインナーキャップ3との間のクリアランスが広くなるが、中空部36dを有するスリーブ部材36を用いることで、熱容量の増大を抑制してインナーキャップ3を筒状部材2内に固定することができる。また、外周面部36cが全周にわたって筒状部材2の内周面に当接するため、第2実施形態に比べて高い熱伝導を得ることができる。
次に、第4実施形態と第1実施形態との異なる点は、第1実施形態では、スリーブ部材6が単純な円筒形状であるのに対し、第4実施形態の温度センサでは、図4の(a)に示すように、スリーブ部材46が、大小2つの円筒が組み合わさった形状に近い変形した筒形状とされている点である。
すなわち、第4実施形態のスリーブ部材46は、インナーキャップ3が挿入されインナーキャップ3の外周面が当接される断面略円形状の小径筒状部46aと、小径筒状部46aよりも径が大きく小径筒状部46aに隣接した断面略円形状の大径筒状部46bとで構成されている。
小径筒状部46aと大径筒状部46bとは、互いに切りかかれた部分で結合されており、断面形状がどちらも円形に近い円弧状とされている。また、インナーキャップ3が挿入されていない大径筒状部46bは、内部が中空とされている。
小径筒状部46a内にインナーキャップ3を設置する場合、小径筒状部46aの開口端からインナーキャップ3を圧入、挿入しても構わないが、大径筒状部46b内に挿入したインナーキャップ3を小径筒状部46aの横開口部(大径筒状部46bとの連結部)から小径筒状部46a内に押し込んでも構わない。このように小径筒状部46aは、インナーキャップ3の外周を挟持するクリップ的な機能を有している。
このスリーブ部材46では、筒状部材2内に挿入した状態では、インナーキャップ3が挿入された小径筒状部46aが筒状部材2の中心軸から外れて筒状部材2の内周面に近接した状態となる。すなわち、大径筒状部46bの弾性力によって小径筒状部46aが筒状部材2の内周面に密着状態に押し付けられ、小径筒状部46a内のインナーキャップ3及び感熱素子5も筒状部材2の内周面に近接されている。このように、スリーブ部材46では、大径筒状部46bだけでなく、小径筒状部46aの一部が、筒状部材2の内周面に当接している。
したがって、第4実施形態の温度センサでは、インナーキャップ3が小径筒状部46a内に配されることで、感熱素子5が筒状部材2の内周面に近接して高い応答性を得ることができる。また、大径筒状部46bが弾性部として機能することで、外部からの振動や衝撃を緩和可能であると共に、大径筒状部46b内が中空部46dとなることで、スリーブ部材46の熱容量を小さくすることができる。なお、スリーブ部材46と筒状部材2との隙間は、射出成形時に樹脂で充填しても構わない。
次に、第5実施形態と第2実施形態との異なる点は、第2実施形態では、スリーブ部材26の弾性部26bが断面円弧状であるのに対し、第5実施形態の温度センサでは、図4の(b)に示すように、スリーブ部材56が、断面直線状で中心円筒部56aから半径方向に突出した複数の弾性部56bを備えている点である。
これら弾性部56bは、周方向に等間隔に4つ設けられている。
このように第5実施形態の温度センサにおいても、第2実施形態と同様に、複数の弾性部56bが設けられているので、外部からの振動や衝撃を緩和することができる。
次に、第6実施形態と第3実施形態との異なる点は、第3実施形態では、スリーブ部材36が、インナーキャップ3の外周面に当接する円筒状の内周面部36aと、筒状部材2の内周面に当接する円筒状の外周面部36cと、内周面部36aと外周面部36cとを接続する弾性部36bとを有しているのに対し、第6実施形態の温度センサ61では、図5及び図6に示すように、スリーブ部材66が、インナーキャップ3の外周面に当接する断面円弧状の内周面部66aと、筒状部材2の内周面に当接する断面円弧状の一対の外周面部66cと、内周面部66aと外周面部66cとを接続する接続部66bとを有している点である。
上記内周面部66aは、インナーキャップ3が挿入可能で円形に近い円弧状の断面形状を有し、上記外周面部66cは、筒状部材2内に挿入可能で一対で円形に近い円弧状の断面形状を有している。一対の外周面部66cは、互いに対向した断面円弧状とされ、内周面部66aとの間に中空部66dを有している。これら内周面部66a、接続部66b及び外周面部66cは、一枚の銅薄板を折り曲げて一体に形成され、全体として半径方向に弾性を有している。
このように第6実施形態の温度センサ61では、スリーブ部材66が、半径方向に弾性を有しているので、バネ力によって外周面部66cが筒状部材2の内周面に密着すると共に、外部からの振動や衝撃を緩和可能である。また、中空部66dを有しているので、スリーブ部材66の熱容量を小さくすることができる。
なお、本発明の技術範囲は上記各実施形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲において種々の変更を加えることが可能である。
例えば、上記第1実施形態では、コネクタ部4bを有した成形樹脂部4を備えたコネクタ一体型の温度センサであるが、図7に示すように、先端充填部74aを有するがコネクタ部が無い成形樹脂部74を備え、リード線5bの基端に外部リード線である被覆リード線77が接続された温度センサ71としても構わない。この場合、インナーキャップ3内部の成形樹脂部74は、射出成形による樹脂ではなく、エポキシ樹脂、無機接着剤等の樹脂充填材を用いてもよい。
1,61,71…温度センサ、2…筒状部材、2a…雄ねじ部、3…インナーキャップ、3a…段部、4,74…成形樹脂部、5…感熱素子、6,26,36,46,56,66…スリーブ部材、26b,36b,56b…弾性部、36a,66a…内周面部、36d,46d、66d…中空部、36c,66c…外周面部

Claims (6)

  1. 金属製の筒状部材と、
    前記筒状部材内に挿入された樹脂製のインナーキャップと、
    前記インナーキャップ内に少なくとも一部が充填された樹脂で形成された成形樹脂部と、
    前記成形樹脂部内に封入された感熱素子と、
    前記筒状部材と前記インナーキャップとの間であって前記感熱素子の周囲に配され、外側が前記筒状部材の内周面に当接すると共に内側が前記インナーキャップの外周面に当接した金属製のスリーブ部材とを備え
    前記スリーブ部材が、前記感熱素子の先端を越えて前記インナーキャップの外周面の先端まで当接していることを特徴とする温度センサ。
  2. 請求項1に記載の温度センサにおいて、
    前記筒状部材の外周に雄ねじ部が形成されており、
    前記感熱素子が、前記雄ねじ部の内側に配置されていることを特徴とする温度センサ。
  3. 請求項1又は2に記載の温度センサにおいて、
    前記インナーキャップが、前記スリーブ部材の基端を係止可能な段部を有していることを特徴とする温度センサ。
  4. 請求項1から3のいずれか一項に記載の温度センサにおいて、
    前記スリーブ部材が、断面円形状であることを特徴とする温度センサ。
  5. 請求項1から3のいずれか一項に記載の温度センサにおいて、
    前記スリーブ部材が、半径方向に弾性を有する弾性部を有していることを特徴とする温度センサ。
  6. 請求項1から3のいずれか一項に記載の温度センサにおいて、
    前記スリーブ部材が、前記筒状部材に当接する外周面部と、
    前記インナーキャップに当接する内周面部とを備え、
    前記外周面部と前記内周面部との間に中空部を有していることを特徴とする温度センサ。
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