Deprecated: The each() function is deprecated. This message will be suppressed on further calls in /home/zhenxiangba/zhenxiangba.com/public_html/phproxy-improved-master/index.php on line 456
JP6589732B2 - 手術用ハンドピース、液体噴射装置 - Google Patents
[go: Go Back, main page]

JP6589732B2 - 手術用ハンドピース、液体噴射装置 - Google Patents

手術用ハンドピース、液体噴射装置 Download PDF

Info

Publication number
JP6589732B2
JP6589732B2 JP2016080812A JP2016080812A JP6589732B2 JP 6589732 B2 JP6589732 B2 JP 6589732B2 JP 2016080812 A JP2016080812 A JP 2016080812A JP 2016080812 A JP2016080812 A JP 2016080812A JP 6589732 B2 JP6589732 B2 JP 6589732B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
handpiece
liquid
housing
suction
suction force
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2016080812A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2017189407A (ja
Inventor
尚洋 松崎
尚洋 松崎
瀬戸 毅
毅 瀬戸
醇 中屋敷
醇 中屋敷
敦寛 中川
敦寛 中川
悌二 冨永
悌二 冨永
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Seiko Epson Corp
Original Assignee
Seiko Epson Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Seiko Epson Corp filed Critical Seiko Epson Corp
Priority to JP2016080812A priority Critical patent/JP6589732B2/ja
Publication of JP2017189407A publication Critical patent/JP2017189407A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6589732B2 publication Critical patent/JP6589732B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Surgical Instruments (AREA)

Description

本発明は、手術用ハンドピースに関する。
手術装置の一部として、液体を噴射するためのハンドピースが知られている(特許文献1)。特許文献1に開示されたハンドピースは、把持部や、把持部から突き出たノズル電極が、全体的に真っ直ぐに形成されている。
特開平9−224951号公報
先行技術文献1に開示された手術用ハンドピースは、把持のし易さについて考慮されていなかった。本願発明は、上記先行技術を踏まえ、手術用ハンドピースを把持し易くすることを解決課題とする。
本発明は、上記課題を解決するためのものであり、以下の形態として実現できる。
本発明の一形態は、液体を吸引するための吸引流路部材と;前記吸引流路部材に通じる孔を備える吸引力調整機構と;前記吸引流路部材および前記吸引力調整機構を有する筐体と、を備え;前記筐体は、上面側に前記吸引力調整機構が設けられ、ユーザーによって把持される把持部と、前記把持部の先端側に位置し、前記把持部に対して斜め下向きに屈曲する屈曲部と、を備え;前記把持部は、少なくとも一部が前記筐体の長手方向についての前記吸引力調整機構の中心よりも前記筐体の先端側、且つ前記筐体の下面側に位置し、前記先端側に向かうに連れて上面側に傾斜する傾斜部を備える手術用ハンドピースである。
この形態によれば、手術用ハンドピースが把持し易くなる。この形態の場合、第1指(親指)は、吸引力調整機構の孔を塞いだり開放したりする操作をするために、吸引力調整機構に接触するように配置される。そして、第2〜第5指の少なくとも何れか1つ(以下、特定指という)は、吸引力調整機構の中心よりも長手方向の先端側に位置する部位に接触するように配置される。このため、ユーザーは、手術用ハンドピースを親指と特定指とによって挟み込むように把持できるので、把持が安定する。
さらに、屈曲部の先端側を下に向けて把持する場合、傾斜部が鉛直方向に対して角度が付き、特定指が傾斜部に引っ掛かる。このため、屈曲部の先端側を下に向けて把持しても手術用ハンドピースが滑り落ちにくく、把持が安定する。屈曲部の先端側を下に向けて把持する場合に傾斜部が鉛直方向に対して角度が付く理由は、傾斜部が先端側に向かうに連れて上側に傾斜することと、屈曲部が把持部に対して斜め下に屈曲していることと、である。
上記形態において、前記把持部は、前記傾斜部に先端側で接続された谷部形成部を備え;前記筐体の下面側、且つ、前記傾斜部と前記谷部形成部との境界に位置し、前記吸引力調整機構に向かって凹んだ谷部を備えてもよい。この形態によれば、谷部に特定指を引っ掛けて把持することによって、把持が更に安定する。
上記形態において、前記把持部と前記屈曲部とがなす角度は、10度以上35度以下であってもよい。この形態によれば、ユーザーの筋肉の負担が軽減される。
上記形態において、手術に利用される液体を外部に供給するための供給管を備えてもよい。この形態によれば、手術に利用される液体を外部に供給できる。
上記形態において、前記供給管は、液体を間欠的に噴射するためのものであってもよい。この形態によれば、液体の間欠的な噴射を利用して手術ができる。
本発明は、上記以外の種々の形態で実現できる。例えば、上記の手術用ハンドピースを備えた液体噴射装置の形態で実現できる。
液体噴射装置の構成の概略図。 装着状態のハンドピースを示す斜視図。 分離状態のハンドピースを示す斜視図。 ノズルユニットを示す斜視図。 ノズルユニットの側面図。 ノズルユニットをジョイント部の側から見た図。 ハンドピースを示す断面図。 装着状態における拡大断面図。 分離状態における拡大断面図。 装着状態における液体室付近の拡大断面図。 分離状態における液体室付近の拡大断面図。 ダイヤフラムの溶接について説明するための図。 ハンドピースが把持される様子を示す図。 曲げ角度についての実験結果を示す棒グラフ(伸筋)。 曲げ角度についての実験結果を示す棒グラフ(屈筋)。 ケーブル類の反力を測定するための実験の様子を示す図。 ケーブル類の反力についての実験結果を示す棒グラフ(伸筋)。 ケーブル類の反力についての実験結果を示す棒グラフ(屈筋)。 ノズルユニットの側面図(他の実施形態)。 ハンドピースが把持される様子を示す図(他の実施形態)。 ノズルユニットの側面図(比較例)。 ハンドピースが把持される様子を示す図(比較例)。 筐体の形状についての実験結果を示す棒グラフ(屈筋)。 ハンドピースが右手で把持される様子を示す斜視図。 ハンドピースが左手で把持される様子を示す斜視図。
図1は、液体噴射装置20の構成を概略的に示す。液体噴射装置20は、液体を利用した手術を実現するための医療機器である。具体的には、液体噴射装置20は、外部に液体を供給する機能を有する。より具体的には、液体噴射装置20は、患部に対して液体を噴射することによって、患部を切除、剥離、洗浄する機能を有する。さらに、液体噴射装置20は、噴射した液体や、切除した生体組織などを吸引する機能を有する。
液体噴射装置20は、制御部30と、アクチュエーター用ケーブル31と、ポンプ用ケーブル32、フットスイッチ35と、吸引器40と、吸引チューブ41と、液体供給装置50と、手術用ハンドピース(以下、ハンドピースという)100とを備える。
液体供給装置50は、給水バッグ51と、スパイク針52と、第1〜第5コネクター53a〜53eと、第1〜第4給水チューブ54a〜54dと、ポンプチューブ55と、閉塞検出機構56と、フィルター57と、チューブポンプ60と、を備える。ハンドピース100は、ノズルユニット200と、アクチュエーターユニット300とを備える。ノズルユニット200は、供給管205と、吸引管400とを備える。
給水バッグ51は、透明な合成樹脂製であり、内部に液体(具体的には生理食塩水)が充填されている。なお、本願では、水以外の液体が充填されていても、給水バッグ51と呼ぶ。スパイク針52は、第1コネクター53aを介して、第1給水チューブ54aに接続されている。給水バッグ51にスパイク針52が刺されると、給水バッグ51に充填された液体が第1給水チューブ54aに供給可能な状態になる。
第1給水チューブ54aは、第2コネクター53bを介して、ポンプチューブ55に接続されている。ポンプチューブ55は、第3コネクター53cを介して、第2給水チューブ54bに接続されている。チューブポンプ60は、ポンプチューブ55を、ステーターとローターとで挟み込んでいる。チューブポンプ60は、内蔵するモーターの回転によって、ローター上の複数のローラーを回転させることで、ポンプチューブ55を扱(しご)く。このように扱かれることによって、ポンプチューブ55内の液体は、第1給水チューブ54a側から、第2給水チューブ54b側に送り出される。なお、チューブポンプ60に内蔵されたモーターを回転させることを「チューブポンプ60を駆動する」と言う。
閉塞検出機構56は、第2給水チューブ54b内の圧力を測定することで、第2〜第4給水チューブ54b〜54d内の流路の閉塞を検出する。
第2給水チューブ54bは、第4コネクター53dを介して、第3給水チューブ54cに接続されている。第3給水チューブ54cにはフィルター57が接続されている。フィルター57は、液体に含まれる異物を捕集する。
第3給水チューブ54cは、第5コネクター53eを介して、第4給水チューブ54dに接続されている。第4給水チューブ54dは、ハンドピース100に接続されている。第4給水チューブ54dを通じてハンドピース100に供給された液体は、アクチュエーターユニット300の駆動によって、供給管205の先端に設けられたノズル207から間欠的に噴射される。このように液体が間欠的に噴射されることによって、少ない流量で切除能力が確保できる。
供給管205及び吸引管400は、供給管205を内管、吸引管400を外管とする二重管を構成する。吸引チューブ41は、ノズルユニット200に接続されている。吸引器40は、吸引チューブ41を通じて、吸引管400内を吸引する。この吸引によって、吸引管400の先端付近の液体や切除片などが吸引される。
制御部30は、チューブポンプ60と、アクチュエーターユニット300とを制御する。具体的には、制御部30は、フットスイッチ35が踏まれている間、アクチュエーター用ケーブル31と、ポンプ用ケーブル32とを介して駆動信号を送信する。アクチュエーター用ケーブル31を介して送信された駆動信号は、アクチュエーターユニット300を駆動させる。ポンプ用ケーブル32を介して送信された駆動信号は、チューブポンプ60を駆動させる。よって、ユーザーがフットスイッチ35を踏んでいる間は液体が間欠的に噴射され、ユーザーがフットスイッチ35を踏んでいない間は液体の噴射が停止する。
図2及び図3は、ハンドピース100の斜視図である。図2は、アクチュエーターユニット300がノズルユニット200に装着された状態(以下「装着状態」という)を示す。図3は、アクチュエーターユニット300とノズルユニット200とが分離された状態(以下「分離状態」という)を示す。
アクチュエーターユニット300は、ノズルユニット200に対して着脱できるように構成されている。アクチュエーターユニット300がノズルユニット200に対して装着されて、アクチュエーターユニット300とノズルユニット200とが一体となることで、ハンドピース100として機能する。
ノズルユニット200は、内部に液体が流れるので、手術毎に交換される。さらに、液体供給装置50に含まれる構成要素のうち、内部に液体が流れるもの(給水バッグ51、第1〜第4給水チューブ54a〜54d、ポンプチューブ55等)は、手術毎に交換される。アクチュエーターユニット300は、液体に触れないので、滅菌処理や洗浄処理を施すことにより複数回の手術で使用できる。
ノズルユニット200は、先述した供給管205と吸引管400とに加え、筐体210と、ジョイント部250と、吸引力調整機構500とを備える。筐体210は、ユーザーに把持されるグリップとしての機能と、流路を内部に保持する機能とを有する。この流路とは、先述したように、噴射される液体および吸引される液体が流れる流路のことである。
吸引力調整機構500は、ハンドピース100に設けられており、孔522を備える。孔522の開口面積が変化すると、吸引管400による吸引力が変化する(図7と共に詳述)。ジョイント部250は、ノズルユニット200に対してアクチュエーターユニット300を着脱するための部位である。
アクチュエーターユニット300は、連結部310と駆動部350とを備える。連結部310は、アクチュエーター用ケーブル31と駆動部350とを、機械的および電気的に連結している。駆動部350は、液体を間欠的に噴射するための駆動力を発生する。
図2に示すように、装着状態においては、結束部材45によって、アクチュエーター用ケーブル31、吸引チューブ41及び第4給水チューブ54d(以下、これらを総称する場合、ケーブル類という)が結束される。ケーブル類が結束されているため、ユーザーは、ハンドピース100を操作しやすい。
図4は、ノズルユニット200を示す斜視図である。図4は、吸引管400が筐体210から取り外された状態を示す。ハンドピース100は、吸引管400が取り外された状態で使用されてもよい。吸引管400が取り外された状態では、吸引管400を用いた吸引はできないものの、供給管205からの液体の噴射はできる。
吸引管400は、凸部410を備える。凸部410は、吸引管400を筐体210に装着するための部位である(図7参照)。
図5は、ノズルユニット200の側面図である。図6は、ノズルユニット200を、ジョイント部250の側から見た図である。図5及び図6では、吸引チューブ41及び第4給水チューブ54dの図示を省略している。
図5に示すように、筐体210に対して長手方向が定義される。長手方向とは、基部218(後述)の中心軸線O1に平行な方向である。長手方向において、筐体210から吸引管400への向きを先端側、逆向きを後端側と呼ぶ。さらに、筐体210に対して上下方向が定義される。上下方向は、長手方向を水平にし、且つ、図5に示すように吸引力調整機構500を真上に向けた際における鉛直方向である。
さらに、図5に示すように、ノズルユニット200に対して、直交座標系を定義する。X方向は、先端部213(後述)の中心軸線O2と平行な方向であり、筐体210から吸引管400への向きがプラス側である。Y方向は、長手方向および上下方向に直交する方向であり、長手方向先端側をX方向プラス側、鉛直方向上側をZ方向プラス側とする座標系を想定した場合、右手系でプラス側が定義される。図5においては、紙面の奥から手前の向きがY方向プラス側である。Z方向は、X方向とY方向とから、右手系によって定義される。
図5に示すように、筐体210は、屈曲部212と把持部215とに区分される。把持部215は、上面側で仮想平面U1に接する部位である。仮想平面U1は、上下方向と直交する仮想平面である。把持部215の上面側とは、把持部215において、おおよそ、上下方向の上側に位置する部位のことである。このため、吸引力調整機構500は、把持部215の上面側に設けられていると表現できる。逆に、把持部215において、おおよそ、上下方向の下側に位置する部位のことを、把持部215の下面側と呼ぶ。
これに対し、屈曲部212は、仮想平面U1には接しない一方、仮想平面U2に接する部位であり、把持部215に対して斜め下向きに屈曲した部位である。斜め下向きへの屈曲とは、先端側に向かうに連れ、仮想平面U1から離れていくように屈曲することである。仮想平面U2は、X−Y平面と平行な平面であり、Z方向プラス側において屈曲部212に接する平面である。
把持部215は、谷部形成部216と、第2縮径部217と、基部218と、に区分される。基部218は、ジョイント部250が接続される部位であり、筐体210において最も大きな外径である外径D1を有する部位である。第2縮径部217は、基部218の先端側に接続された部位であり、先端に向かって径が縮小する部位である。
なお、本実施形態における「径」は、円の直径に限られず、断面における代表長さを含む意味で用いられている。第2縮径部217及び後述する第1縮径部214の断面は、必ずしも円ではない。代表長さは、例えば、断面を2分割する線分の中で、最も長い線分の長さとして定義される。なお、他の形態において、楕円形の断面であれば、その断面における長径が代表長さとなる。
第2縮径部217は、図5に示すように、傾斜部221を備える。傾斜部221は、第2縮径部217の下面側の部位である。傾斜部221は、長手方向についての少なくとも一部が、筐体210の先端側に向かうに連れて上側に傾斜する部位である。本実施形態における傾斜部221は、その全部が、筐体210の先端側に向かうに連れて上側に傾斜する。傾斜部221と仮想平面U1とがなす角度は、図5に示すように角度θ3である。本実施形態においては、角度θ3が34度に設定されている。このため、傾斜部221と中心軸線O2とがなす角度は、θ1+θ3=54度である。
傾斜部221は、少なくとも一部が、中心線Cよりも筐体210の先端側に位置する。中心線Cとは、上下方向に平行な仮想線であり、長手方向についての吸引力調整機構500の長さを2等分する線のことである。本実施形態における傾斜部221は、一部が、中心線Cよりも筐体210の先端側に位置する。
谷部形成部216は、第2縮径部217と屈曲部212とを接続する部位であり、図5に示すように、上下方向の幅が変化しない部位である。谷部形成部216と第2縮径部217との境界には、谷部222が形成される。谷部222は、筐体210の下面側に位置し、吸引力調整機構500に向かって凹んだ部位である。
屈曲部212は、先端部213と、第1縮径部214と、に区分される。第1縮径部214は、把持部215に接続された部位であり、先端に向かって径が縮小する部位である。先端部213は、第1縮径部214に接続され、先端に吸引管400を保持する部位である。先端部213は、径がほぼ一定である。
図5は、長手方向とX方向とがなす角度θ1が20度である場合を例示する。図5に示された角度θ2は、仮想平面U1と仮想平面U2とがなす角度である。角度θ1は、角度θ2と同じ角度である。後述するように、角度θ1は、様々な角度を取り得る。
図7は、ハンドピース100を示す断面図である。第4給水チューブ54dは、入口流路管242と接続されている。入口流路管242は、筐体210内部でU字状に屈曲し、液体室240に接続されている。入口流路管242内の入口流路241は、液体室240(図10、図11参照)を介して、供給管205に通じている。
入口流路241の流路径は、供給管205の流路径よりも小さい。このため、液体室240内の圧力が変動しても(後述)、液体室240内の液体が入口流路241に逆流することが抑制される。
筐体210は、先端に凹部211を備える。吸引管400の装着は、凸部410が凹部211に嵌合することで実現される。装着された吸引管400は、吸引流路部材230に通じている。吸引流路部材230は、吸引力調整機構500を介して、吸引チューブ41に接続されている。
円形の拡大図に示すように、先端部213の中心軸線O2は、吸引管400の中心軸線と平行であり、且つ、供給管205の中心軸線O3と平行である。さらに言えば、中心軸線O2は、吸引管400の中心軸線と一致する。よって、角度θ1は、基部218の中心軸線O1と吸引管400の中心軸線とがなす角度と等しく、且つ、中心軸線O1と中心軸線O2とがなす角度に等しい。
吸引力調整機構500には、吸引流路部材230内の流路と連通する孔522が設けられている。ユーザーは、孔522を利用して、吸引管400による吸引力の調整ができる。具体的には、孔522が開放されている面積を小さくすれば、孔522から流入する空気の流量も小さくなるので、吸引管400を介して吸引される流体(空気や液体等)の流量が大きくなる。つまり、吸引管400による吸引力が大きくなる。逆に、孔522が開放されている面積を大きくすれば、孔522から流入する空気の流量も大きくなるので、吸引管400による吸引力が小さくなる。通常、ユーザーは、孔522の開放面積の調整を、親指によって孔522を塞ぐ面積を調整することによって実現する。孔522が全く覆われていない状態では、吸引管400による吸引力が微小になるように、又は吸引力が全く作用しないように、孔522の形状が設計されている。本実施形態においては、吸引管400の流路面積が孔522の開口面積より大きいものの、吸引管400の長さを孔522の長さよりも長くすることで吸引管400の流路抵抗を孔522の流路抵抗よりも大きくしている。こうすることで孔522が全く覆われていない場合に、吸引管400による吸引力を微小(0を含む)とすることができる。
図8及び図9は、ジョイント部250及びアクチュエーターユニット300付近を拡大して示す断面図である。図8は、装着状態を示す。図9は、分離状態を示す。
駆動部350は、ハウジング351と、固定部材353と、圧電素子360と、可動板361とを備える。ハウジング351は、円筒状の部材である。可動板361は、ピストン362と、駆動側ダイヤフラム364とを含む。
圧電素子360は、積層型圧電素子である。圧電素子360は、伸縮する方向がハウジング351の長手方向に沿うように、ハウジング351内に配置されている。本実施形態における圧電素子360は、ほぼ正四角柱形状であり、3.5mm四方で、高さが18mmである。
固定部材353は、ハウジング351の一端に固定されている。圧電素子360は、固定部材353に接着剤によって固定されている。
駆動側ダイヤフラム364の素材は、金属であり、具体的にはステンレス鋼であり、さらに具体的にはSUS304又はSUS316Lである。駆動側ダイヤフラム364は、圧電素子360のプリロード(後述)を実施するために厚めに形成される(例えば300μm)。また、圧電素子360が金属製で、且つ厚めに形成されているので、ピストン362に押された際に、滑らかに湾曲する。このため、装着状態において、液体室側ダイヤフラム260も滑らかに変形させることができる。
駆動側ダイヤフラム364は、ハウジング351の他端を覆うように配置され、ハウジング351に溶接によって固定されている。
ピストン362は、圧電素子360の一端に接着剤によって固定されていると共に、駆動側ダイヤフラム364に接触するように配置されている。ピストン362は、異なる径の円柱が、同心円として積層したような形状をしている。小さい径の方が、駆動側ダイヤフラム364と接触している。このため、駆動側ダイヤフラム364は、端の方が押されず、溶接箇所には大きな力が作用しないようになっている。ピストン362及び駆動側ダイヤフラム364は、接着剤等によって固定されてはおらず、接触しているのみである。
ハウジング351の外周には、雄ネジ部351aが設けられている。分離状態から装着状態への移行は、雄ネジ部351aを、ジョイント部250に設けられた雌ネジ部253に締め付けることで実現される。
連結部310は、第1ケース311と、第2ケース312と、第3ケース313と、保持部材314と、金属板315と、第1ネジ316と、第2ネジ317と、第3ネジ318とを備える。
第1ケース311は、第1ネジ316によって、固定部材353に固定されている。第2ケース312は、第2ネジ317と第3ネジ318とによって、第1ケース311に固定されている。2枚の金属板315は、第1ケース311内に挿入(収容)されている。
保持部材314は、アクチュエーター用ケーブル31の端部付近に加締められることによって固定されている。第3ケース313は、第2ケース312と保持部材314とを連結するための部材である。第3ケース313は、保持部材314の外径が膨らんだ部位を引っ掛けた状態で、第2ケース312に固定されている。
アクチュエーター用ケーブル31は、上記のように固定された状態で、2枚の金属板315と導通するように接続される。金属板315は、圧電素子360の正極、負極それぞれに、配線(図示しない)によって接続される。
圧電素子360は、アクチュエーター用ケーブル31、金属板315及び上記の配線を介して入力される駆動信号に応じて伸縮する。圧電素子360が伸縮すると、ピストン362が圧電素子360の長手方向に振動する。ピストン362が振動すると、駆動側ダイヤフラム364は、この振動に追従して変形する。なお、第1駆動信号によって圧電素子360を伸縮させることを、アクチュエーターユニット300を駆動させる、と言う。
圧電素子360は、伸縮を適切に実施するために、プリロードされた状態で組み付けられている。プリロードされた状態とは、圧電素子360が駆動側ダイヤフラム364に向けて押しつけられ、圧電素子360が伸縮方向に圧縮された状態(予圧状態)のことである。プリロードの荷重は、圧電素子360の最大発生力の10〜50%であり、具体的には40〜200Nである。このため、圧電素子360に駆動信号が入力されていない状態においても、駆動側ダイヤフラム364は、ピストン362を介して、圧電素子360から力を受ける。駆動側ダイヤフラム364が金属製で、液体室側ダイヤフラム260よりも厚く形成されているのは、プリロードを保持するためである。
上記のように駆動側ダイヤフラム364が変形しているため、駆動側ダイヤフラム364は、ピストン362と接着されていなくても、圧電素子360の収縮に追従して変形できる。
図10及び図11は、液体室240付近を拡大して示す断面図である。図10は、装着状態を示す。図11は、分離状態を示す。
ジョイント部250の内部には、液体室240が設けられている。液体室240は、窪み244に、液体室側ダイヤフラム260が覆い被さることで形成される。窪み244は、ジョイント部250において、薄く円形状に窪んだ部位である。液体室側ダイヤフラム260は、圧電素子360の伸縮に応じて変形し易いように、駆動側ダイヤフラム364よりも薄く形成される(例えば50〜100μm)。液体室側ダイヤフラム260は、直径が13〜15mmであり、ジョイント部250に溶接によって固定されている。溶接位置は、図11に示される溶接Y1として示されている。液体室側ダイヤフラム260の素材は、金属であり、具体的にはステンレス鋼であり、さらに具体的にはSUS304又はSUS316Lである。
図10に示すように、液体室側ダイヤフラム260及び駆動側ダイヤフラム364は、装着状態において接触する。このため、先述したように駆動側ダイヤフラム364が変形すると、液体室側ダイヤフラム260も同様に変形する。
駆動側ダイヤフラム364が変形すると、液体室240の容積が変動する。この変動によって、液体室240内に満たされた液体の圧力が変動する。液体室240内の圧力が低下した際には、入口流路241から液体が液体室240に流入する。液体室240内の圧力が上昇した際には、液体が液体室240から供給管205に流出する。供給管205に流出した液体は、供給管205の先端から噴射される。液体室240内の圧力が上昇するのは間欠的なので、供給管205からの液体の噴射は間欠的に実施される。
上記のように、液体室側ダイヤフラム260及び駆動側ダイヤフラム364は、一体となって変形する。つまり、液体室側ダイヤフラム260及び可動板361は、一体となって変形する。図10に示された符号460は、このように一体となって変形する液体室側ダイヤフラム260と可動板361とを合わせた合成ダイヤフラム460を示す。合成ダイヤフラム460は、装着状態において、1つのダイヤフラムと捉えることができる。
図12は、液体室側ダイヤフラム260及び駆動側ダイヤフラム364の溶接について説明するための図である。ハウジング351には、図12に示すように面取り351bが設けられている。面取り351bは、液体室側ダイヤフラム260を固定する溶接Y1とハウジング351とが干渉しないように設けられている。
図12に示すように、ハウジング351の先端は、駆動側ダイヤフラム364の先端よりも寸法Cだけ引っ込んでいる。この結果、装着状態において、液体室側ダイヤフラム260とハウジング351との間にクリアランスが発生する。駆動側ダイヤフラム364を固定する溶接Y2の溶接痕が、このクリアランスに位置するように、溶接を実施することで、溶接Y2と液体室側ダイヤフラム260との干渉が回避されている。
図12に示された符号255は、他の形態において設けられる逃がし部255を示す。本実施形態では、図10,図11等に示すように、逃がし部255は設けられていない。逃がし部255は、ジョイント部250の内周において、壁が内部に向かってえぐれた部位である。逃がし部255を設けることによって、雌ネジ部253の加工が容易になる。
図13は、ハンドピース100が把持される様子を示す。図13は、親指が孔522を塞いでいる様子を示す。図13の紙面における下向きは、鉛直方向下向きである。
図13に示すように、ユーザーは、谷部222に中指を引っ掛けるようにしてハンドピース100を把持する。このため、ハンドピース100が滑り落ちにくい。谷部222に中指が引っ掛かるのは、傾斜部221が鉛直方向に対して角度が付いているからである。具体的には、図13は中心軸線O2を鉛直方向に対して20度、傾けた状態を示しているため、傾斜部221と鉛直方向とがなす角度θ4は、20度+θ1+θ3=74度である。
中指は、上記のように、筐体210の下面側に接触して、ハンドピース100を把持する。このような指のことを特定指という。特定指は、傾斜部221のうち、吸引力調整機構500の中心よりも長手方向の先端側に位置する部位に接触するように配置される指であると表現することもできる。
ユーザーは、ハンドピース100を把持するために、且つ、吸引力調整機構500を操作するために、親指で吸引力調整機構500を押さえる。この結果、ユーザーは、親指と中指とで挟み込むようにして、ハンドピース100を把持することになる。このような把持の仕方によって、ハンドピース100の把持が安定する。
谷部222に中指を引っ掛けるようにハンドピース100を把持すれば、中指は傾斜部221及び谷部形成部216にも接触することになる。このため、中指の長手方向の位置も安定し、把持が更に安定する。
図14及び図15は、ハンドピース100の曲げ角度によって、ユーザーの筋肉の使い方がどのように変化するかを調べた実験結果を示す棒グラフである。ハンドピース100の曲げ角度とは、角度θ1のことであり、角度θ2のことである。図14は、長橈側手根伸筋(以下、伸筋と略す)の実験結果を示す。図15は、橈側手根屈筋(以下、屈筋と略す)の実験結果を示す。縦軸は、%MVC(Maximal Voluntary Contraction)である。%MVCについては後述する。
実験の条件は次の通りである。実験の準備として、被験者の利き腕の伸筋と屈筋との筋電図を測定するための電極を、被験者に取り付ける。そして、被験者に利き手でハンドピース100を把持させ、所定の動作をさせる。所定の動作とは、用紙等に描かれた図形を、ノズル207(供給管205の先端)によって空中でなぞるように、ハンドピース100を動かすことである。上記の動作を実行中に、筋電図を取得し続ける。
上記の筋電図の取得を、曲げ角度が異なるハンドピース100それぞれについて実施する。具体的には0度、10度、20度、35度、50度のテストピースを用意した。曲げ角度が0度のテストピースは比較例として、10度、20度、35度、50度のテストピースは実施形態として用意した。
上記の動作の終了後、最大筋力発揮時における筋電図を計測する。つまり、被験者に、伸筋と屈筋とのそれぞれについて最大の力を入れさせ、その際の筋電図を取得する。その後、最大筋力発揮時における筋電図における値を基準に、上記動作中の筋電図の値を正規化することによって、%MVCを取得する。そして、取得した値について、平均値および標準偏差を求める。図14及び図15は、このようにして求めた平均値±標準偏差を示す。
図14に示すように、伸筋の%MVCは、0度の場合は5.01±0.34、10度の場合は4.63±0.17、20度の場合は4.72±0.28、35度の場合は4.38±0.17、50度の場合は4.27±0.33となった。
図15に示すように、屈筋の%MVCは、0度の場合は2.23±0.13、10度の場合は2.16±0.04、20度の場合は2.17±0.08、35度の場合は2.26±0.16、50度の場合は2.37±0.29となった。
伸筋については、概ね、角度が大きくなればなる程、%MVCが低下する傾向にある。一方、屈筋については、概ね、角度が大きくなればなる程、%MVCが増大する傾向にある。このため、両方の筋肉の負担を軽減するためには、中間的な角度が好ましいと言える。具体的には、10度以上、35度以下が好ましい。
図16は、ケーブル類の反力を測定するための実験の様子を模式的に示す。ユーザーがハンドピース100を操作する際、ケーブル類から反力を受ける。この反力によって、ユーザーの筋肉の使い方がどのように変化するかを調べる実験の準備として、この反力を測定した。本実施形態では、この反力を、トルクとして測定した。具体的には、ハンドピース100の角度ωを0度から80度まで回転させるためのトルクを測定した。角度ωとは、仮想平面U1と水平面とがなす角度である。
ケーブル類の反力を変化させるために、ケーブル類の剛性や質量を変化させ、6種類のトルク値が得られる組み合わせを用意した。そのトルク値とは、14mNm(ミリニュートンメートル)、17mNm、20mNm、27mNm、32mNm及び36mNmである。トルク値は全て、角度ωを80度に保持した時の値を表す。これらの組み合わせに加え、ケーブル類を全て取り除いたハンドピース100を、トルク値がゼロmNmのものとしてテストピースに加えた。
図17及び図18は、ケーブル類の反力によって、ユーザーの筋肉の使い方がどのように変化するかを調べた実験結果を示す棒グラフである。実験は、ハンドピース100の角度についての実験と同じ手順で実施した。図17は、伸筋の実験結果を示す。図18は、屈筋の実験結果を示す。
図17に示すように、伸筋については、36mNmの場合は5.68±0.36、32mNmの場合は5.23±0.37、27mNmの場合は5.50±0.29、20mNmの場合は4.92±0.22、17mNmの場合は5.71±0.37、14mNmの場合は5.50±0.23、0mNmの場合は5.91±0.29であった。
図18に示すように、屈筋については、36mNmの場合は3.49±0.10、32mNmの場合は3.56±0.29、27mNmの場合は3.67±0.19、20mNmの場合は3.36±0.23、17mNmの場合は3.59±0.26、14mNmの場合は3.43±0.16、0mNmの場合は3.21±0.14であった。
次に、ハンドピース100の筐体の形状によって、ユーザーの筋肉の使い方がどのように変化するかを調べた実験について説明する。図19は、他の実施形態としてのノズルユニット200aを示す。ノズルユニット200aは、筐体210aを備える。
筐体210aは、屈曲部212と把持部215aとに区分される。屈曲部212の形状は、先述した筐体210と同じである。つまり、屈曲部212は、先端部213と第1縮径部214とに区分される。
把持部215aは、第2縮径部217aと基部218とに区分される。基部218の形状は、先述した筐体210と同じである。把持部215aは、先述した把持部215と異なり、谷部形成部216に該当する部位を有しない。よって、ノズルユニット200aには、谷部222が形成されない。
第2縮径部217aは、屈曲部212と、基部218とを接続する部位であり、長手方向の先端側に向かって縮径する部位である。第2縮径部217aは、傾斜部221aを形成する。傾斜部221aは、傾斜部221と同様、第2縮径部217aの下面側に位置し、少なくとも一部が、筐体210の先端側に向かうに連れて吸引力調整機構500に向かって接近する。本実施形態における傾斜部221aは、その全部が、筐体210の先端側に向かうに連れて吸引力調整機構500に向かって接近する。図19に例示された筐体210aの場合、傾斜部221aと仮想平面U1とがなす角度θ3aは、16度に設定されている。
傾斜部221aは、少なくとも一部が、長手方向について吸引力調整機構500の中心線Cよりも筐体210の先端側に位置する。本実施形態における傾斜部221aは、その一部が、吸引力調整機構500の中心線Cよりも筐体210の先端側に位置する。
図20は、ハンドピース100aが把持される様子を示す。図20は、ユーザーの親指が、孔522を塞いでいる様子を示す。図20の紙面における下向きは、鉛直方向下向きである。
図20に示すように、ユーザーは、傾斜部221aに中指を配置してハンドピース100aを把持する。図20においても、中心軸線O2と鉛直方向とがなす角度が20度であるので、傾斜部221aと鉛直方向とがなす角度θ4aは54度になる。角度θ4aが54度であれば、ハンドピース100の場合と同様、中指を引っ掛けるようにしてハンドピース100を把持できる。さらに、ハンドピース100の場合と同様、ユーザーは、親指と中指とで挟み込むようにしてハンドピース100を把持するので、把持が安定する。
図21は、比較例としてのハンドピース100bを示す。ハンドピース100bの筐体210bの断面は、概ね円形である。ハンドピース100bの長手方向は、ハンドピース100bが最も長く見えるように見た際において、その長さの方向として定義される。筐体210bは、長手方向に、全体的に真っ直ぐな形状をしており、径の変化は僅かである。筐体210bにおいて最も太い部位の外径は、外径D2である。外径D2は、ノズルユニット200,200aの基部218における外径D1よりも細い。
ハンドピース100bの内部構造は、概ね、ハンドピース100と同じである。ハンドピース100bは、ハンドピース100と同様に、吸引力調整機構500を備える。
図22は、ハンドピース100bが把持される様子を示す。図22は、ユーザーの親指が、孔522を塞いでいる様子を示す。図22の紙面における下向きは、鉛直方向下向きである。
図22に示すように、ハンドピース100,100aの場合と異なり、ユーザーは、吸引力調整機構500を下に向けて、ハンドピース100bを把持する。ここでいう「吸引力調整機構500を下に向ける」とは、長手方向を中心にして筐体210bを回転させることによって、吸引力調整機構500が鉛直方向の最も下に位置するように把持することである。
ハンドピース100bの場合、指が引っ掛かる部位がない。このため摩擦力によって保持しなければならないので、ユーザーは、力を入れて把持することになる。しかも、ハンドピース100bの場合、親指と人差し指との付け根付近で握り込む部位の外径が細い(外径D2)ので、対応する部位(基部218)の外径(外径D1)が太いハンドピース100に比べ、握りにくい。
図23は、ハンドピース100の筐体の形状がユーザーの筋肉に与える影響について調べた実験を示す棒グラフである。この実験は、上記のハンドピース100,100a,100bをテストピースとし、先述した実験と同じ手法を用いて、屈筋を対象に実施したものである。なお、ハンドピース100,100aにおける角度θ1は、20度に設定した。また、ハンドピース100,100aの場合、ケーブル類のトルク値は17mNm、ハンドピース100bの場合は36mNmに設定した。
比較例としてのハンドピース100bの場合は8.5±5.3、実施形態としてのハンドピース100aの場合は4.5±1.8、実施形態としてのハンドピース100の場合は5.6±2.3であった。
上記の結果から、ハンドピース100aが最も筋肉の負担が小さいといえる。ハンドピース100であっても、ハンドピース100bに比べれば、十分に筋肉の負担は軽減されている。また、ハンドピース100については、先述したように、中指を引っ掛けるようにして把持することで、ハンドピース100が滑り落ちにくいという利点がある。
図24は、右手でハンドピース100が把持された様子を示す斜視図である。図25は、左手でハンドピース100が把持された様子を示す斜視図である。ユーザーは、左右いずれの手で把持しても、ユーザーにとって自然な姿勢で、供給管205及び吸引管400を下に向けることができる。このような効果を得ることができるのは、把持部215に対して、供給管205および吸引管400が下向きに屈曲しているからである。
本発明は、本明細書の実施形態や実施例、変形例に限られるものではなく、その趣旨を逸脱しない範囲において種々の構成で実現できる。例えば、発明の概要の欄に記載した各形態中の技術的特徴に対応する実施形態、実施例、変形例中の技術的特徴は、先述の課題の一部又は全部を解決するために、あるいは、先述の効果の一部又は全部を達成するために、適宜、差し替えや、組み合わせを行うことができる。その技術的特徴が本明細書中に必須なものとして説明されていなければ、適宜、削除できる。例えば、以下のものが例示される。
手術用ハンドピースは、液体を利用した手術を実現するための医療機器に用いられるものであってもよい。例えば、超音波を利用して生体組織を破砕するタイプのものであってもよい。このような手術装置であっても、供給管205から液体を供給し、液体や切除した生体組織を吸引管400から吸引する構成は、実施形態で説明したものと同様なものを採用してもよい。筐体上面に吸引力調整機構が設けられていなくとも、ユーザーが本実施形態と同様の把持を行う手術装置であってもよい。
特定指は、中指(第3)のみでなくてもよく、第2指から第5指までの何れか1本でもよいし、2本以上でもよい。
実施形態においてはアクチュエーターとして圧電素子を用いる構成を採用したが、レーザーや光メーザーを用いて液体を噴射する構成や、ポンプ等により液体を加圧し、液体を噴射する構成を採用してもよい。光メーザーを用いて液体を噴射する構成とは、光メーザーを液体に照射して液体中に気泡を発生させ、この気泡の発生によって引き起こされる液体の圧力上昇を利用する構成である。
実施形態においては間欠的に液体を噴射する構成を採用したが、連続的に液体を噴射する機能を備えた構成を採用してもよい。例えば、間欠的な噴射と連続的な噴射とを使い分けることができる構成でもよい。実施形態のハードウエア構成を利用して連続的な噴射を実施するために、アクチュエーターユニットの駆動を停止または低下させた状態でチューブポンプのみを駆動させてもよい。この構成の場合、間欠的な噴射を切除のために実施し、連続的な噴射を洗浄のために実施してもよい。
或いは、連続的な噴射のみが実施できる構成でもよい。この構成の場合、連続的な噴射によって切除を実施してもよい。
実施形態として説明したハンドピースは、吸引装置に用いてもよい。吸引装置とは、液体等を吸引するための装置であり、液体を供給する機能を有しない装置のことである。
ノズルユニットとアクチュエーターユニットとが一体に構成されていてもよい。このように一体となって構成されたものを、ノズルユニットと捉えてもよいし、ハンドピースと捉えてもよい。この構成では、ダイヤフラムは1枚でもよい。
噴射する液体は、純水でもよいし薬液でもよい。
20…液体噴射装置、30…制御部、31…アクチュエーター用ケーブル、32…ポンプ用ケーブル、35…フットスイッチ、40…吸引器、41…吸引チューブ、45…結束部材、50…液体供給装置、51…給水バッグ、52…スパイク針、53a…第1コネクター、53b…第2コネクター、53c…第3コネクター、53d…第4コネクター、53e…第5コネクター、54a…第1給水チューブ、54b…第2給水チューブ、54c…第3給水チューブ、54d…第4給水チューブ、55…ポンプチューブ、56…閉塞検出機構、57…フィルター、60…チューブポンプ、100…ハンドピース、100a…ハンドピース、100b…ハンドピース、200…ノズルユニット、200a…ノズルユニット、205…供給管、207…ノズル、210…筐体、210a…筐体、210b…筐体、211…凹部、212…屈曲部、213…先端部、214…第1縮径部、215…把持部、215a…把持部、216…谷部形成部、217…第2縮径部、217a…第2縮径部、218…基部、221…傾斜部、221a…傾斜部、222…谷部、230…吸引流路部材、240…液体室、241…入口流路、242…入口流路管、250…ジョイント部、253…雌ネジ部、255…逃がし部、260…液体室側ダイヤフラム、300…アクチュエーターユニット、310…連結部、311…第1ケース、312…第2ケース、313…第3ケース、314…保持部材、315…金属板、316…第1ネジ、317…第2ネジ、318…第3ネジ、350…駆動部、351…ハウジング、351a…雄ネジ部、353…固定部材、360…圧電素子、361…可動板、362…ピストン、364…駆動側ダイヤフラム、400…吸引管、410…凸部、460…合成ダイヤフラム、500…吸引力調整機構、522…孔

Claims (6)

  1. 液体を吸引するための吸引流路部材と、
    前記吸引流路部材に通じる孔を備える吸引力調整機構と、
    前記吸引流路部材および前記吸引力調整機構を有する筐体と、を備え、
    前記筐体は、上面側に前記吸引力調整機構が設けられ、ユーザーによって把持される把持部と、前記把持部の先端側に位置し、前記把持部に対して斜め下向きに屈曲する屈曲部と、を備え、
    前記把持部は、少なくとも一部が前記筐体の長手方向についての前記吸引力調整機構の中心よりも前記筐体の先端側、且つ前記筐体の下面側に位置し、前記先端側に向かうに連れて上面側に傾斜する傾斜部を備える
    手術用ハンドピース。
  2. 前記把持部は、前記傾斜部に先端側で接続された谷部形成部を備え、
    前記筐体の下面側、且つ、前記傾斜部と前記谷部形成部との境界に位置し、前記吸引力調整機構に向かって凹んだ谷部を備える
    請求項1に記載の手術用ハンドピース。
  3. 前記把持部と前記屈曲部とがなす角度は、10度以上35度以下である
    請求項1又は請求項2に記載の手術用ハンドピース。
  4. 手術に利用される液体を外部に供給するための供給管を備える
    請求項1から請求項3までの何れか一項に記載の手術用ハンドピース。
  5. 前記供給管は、液体を間欠的に噴射するためのものである
    請求項4に記載の手術用ハンドピース。
  6. 請求項5に記載の手術用ハンドピースを備えた液体噴射装置。
JP2016080812A 2016-04-14 2016-04-14 手術用ハンドピース、液体噴射装置 Active JP6589732B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2016080812A JP6589732B2 (ja) 2016-04-14 2016-04-14 手術用ハンドピース、液体噴射装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2016080812A JP6589732B2 (ja) 2016-04-14 2016-04-14 手術用ハンドピース、液体噴射装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2017189407A JP2017189407A (ja) 2017-10-19
JP6589732B2 true JP6589732B2 (ja) 2019-10-16

Family

ID=60084395

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2016080812A Active JP6589732B2 (ja) 2016-04-14 2016-04-14 手術用ハンドピース、液体噴射装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6589732B2 (ja)

Family Cites Families (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4403959A (en) * 1981-07-31 1983-09-13 Kabushiki Kaisha Yoshida Seisakusho Coupling device for a dental instrument
DE3208666A1 (de) * 1982-03-10 1983-09-22 Siemens AG, 1000 Berlin und 8000 München Zahnaerztliches spritzhandstueck
DE19644979A1 (de) * 1996-10-29 1998-04-30 Kaltenbach & Voigt Medizinisches oder dentales Handstück mit einer Einrichtung zur Abgabe der Medien Luft, Wasser oder einem Spray
JP2000229090A (ja) * 1999-02-09 2000-08-22 Nakanishi:Kk 歯科用バキュームシリンジ
ITBO20110639A1 (it) * 2011-11-08 2013-05-09 Castellini Spa Siringa ad uso odontoiatrico
CN202960809U (zh) * 2012-11-14 2013-06-05 湖南瀚德微创医疗科技有限公司 一种脉冲式口腔护理清洁器
JP6127642B2 (ja) * 2013-03-28 2017-05-17 セイコーエプソン株式会社 液体噴射装置、および医療機器

Also Published As

Publication number Publication date
JP2017189407A (ja) 2017-10-19

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP4125723B1 (en) Mitral valve repair device and control handle thereof
CN104602640B (zh) 具有流体管理系统的外科器械
CN109195538B (zh) 用于医疗设备的符合人体工学的管件附接装置
CN103354736B (zh) 双极处理装置
US20180055588A1 (en) Medical manipulator system
JP5585369B2 (ja) 流体噴射装置、および医療機器
KR20190013902A (ko) 열 감소 특징부를 가진 초음파 수술 기구 블레이드
CN105407936A (zh) 流体排空装置
US20180264205A1 (en) Reducing pain of skin piercing using vibration
WO2001023030A9 (en) Steerable catheter device
CA2210517A1 (en) Electrosurgical aspirator combined with a pencil
JPH0975448A (ja) 屈曲ツールを付属させた吸引/凝固器具
JPWO2013062039A1 (ja) 超音波観察装置
EP2747805B1 (en) Anti-clog suction tip apparatus
CA2984327A1 (en) Reducing pain of skin piercing using vibration
JP6589732B2 (ja) 手術用ハンドピース、液体噴射装置
JP2012055601A (ja) 接続補助具及びそれを備えたカテーテル装置
CN118662195A (zh) 超声外科冲洗套管及相关组件
JP2016176457A (ja) 液体噴射装置用アクチュエーターユニット、液体噴射装置用ハンドピース
JP2017153520A (ja) 手術用ハンドピース、液体噴射装置、吸引装置
JP2016174892A (ja) 液体供給装置、液体噴射装置
EP3288616B1 (en) Reducing pain of skin piercing using vibration
JP2017153523A (ja) 手術用ハンドピース、液体噴射装置、吸引装置
JP2016171948A (ja) 液体噴射装置用ノズルユニット
JP6003951B2 (ja) 流体噴射部及び医療機器

Legal Events

Date Code Title Description
A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20160509

A80 Written request to apply exceptions to lack of novelty of invention

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A80

Effective date: 20160511

A711 Notification of change in applicant

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A711

Effective date: 20180315

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A821

Effective date: 20180315

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20190215

TRDD Decision of grant or rejection written
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20190814

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20190820

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20190902

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6589732

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150