以下、本発明を具現化した印刷装置1について、図面を参照して説明する。図1を参照し、印刷装置1の概要について説明する。図1の上方、下方、左下方、右上方、右下方、及び左上方が、各々、印刷装置1の上方、下方、前方、後方、右方、及び左方である。
印刷装置1は、Tシャツ等の布帛、紙等の印刷媒体に、インク68(図2参照)をヘッド部67(図2参照)のノズルから吐出して印刷を行うインクジェットプリンタである。印刷装置1は、例えば、互いに異なる5種のインク68(ホワイト(W)、ブラック(K)、イエロー(Y)、シアン(C)、及びマゼンタ(M))を下方へ向けて吐出することで、印刷媒体にカラー画像を印刷する。以下の説明では、5種のインク68のうち、ホワイトのインク68を白インクといい、ブラック、シアン、イエロー、及びマゼンタの4色のインク68を総称する場合はカラーインクという。白インクは、カラーインクよりも沈降性の高いインクである。
図1に示すように、印刷装置1は、筐体2、プラテン駆動機構6、一対のガイドレール(図示せず)、プラテン5、トレイ4、枠体10、ガイドシャフト9、レール7、キャリッジ20、ヘッドユニット100,200、駆動ベルト101、及び駆動モータ19を備える。
筐体2の右側前方の位置には、印刷装置1の操作を行うための操作部(図示せず)が設けられている。操作部は、作業者が印刷装置1の各種動作に関する指示を入力する際に操作される。
枠体10は、平面視略長方形状の枠状であり、筐体2の上部に設置される。枠体10は、前方側にガイドシャフト9を、後方側にレール7を夫々支持する。ガイドシャフト9は、枠体10内側において左右方向に延びる。レール7は、ガイドシャフト9に対向して配置され、左右方向に延びる。
キャリッジ20は、ガイドシャフト9に沿って左右方向に搬送可能に支持されている。ヘッドユニット100,200は、前後方向に並べられてキャリッジ20に搭載されている。ヘッドユニット100は、ヘッドユニット200よりも後方に位置する。ヘッドユニット100,200は、夫々、ヘッド部67(図2参照)を下部に備える。ヘッドユニット100のヘッド部67は、白インクを吐出する。ヘッドユニット200のヘッド部67は、カラーインクを吐出する。ヘッド部67は、インク68を下方に吐出可能な微細なノズル(図示せず)を複数有する面を備えている。
図2に示すように、ヘッドユニット100のヘッド部67は、白インクを収容するメインタンク65に接続されている。ヘッドユニット200のヘッド部67は、カラーインクを夫々の色に対応して収容するメインタンク65に接続されている。
図1に示すように、駆動ベルト101は、枠体10の内側において、左右方向に沿って架け渡される。駆動モータ19は、駆動ベルト101を介して、キャリッジ20と連結されている。駆動モータ19が駆動ベルト101を駆動することにより、ガイドシャフト9に沿ってキャリッジ20が左右方向に往復移動される。
プラテン駆動機構6は、一対のガイドレール(図示せず)及びプラテン支持台(図示せず)を備える。一対のガイドレールは、プラテン駆動機構6の内側を前後方向に延び、プラテン支持台を前後方向に移動可能に支持する。プラテン支持台は、上部においてプラテン5を支持する。プラテン5は、印刷媒体を支持する。
プラテン5の下方には、トレイ4が設けられている。トレイ4は、作業者がTシャツ等をプラテン5に載置する際に、Tシャツのそで等を受けることで、このそで等が筐体2内部の他の部品に接触しないように保護する。
プラテン駆動機構6は、副走査駆動部(図示せず)によって駆動され、プラテン支持台及びプラテン5を、一対のガイドレールに沿って、前後方向に移動する。プラテン5が、印刷媒体を前後方向(副走査方向)に搬送し、左右方向(主走査方向)に往復移動するヘッド部67からインク68が吐出されることで、印刷装置1による印刷媒体への印刷が行われる。
図2〜図6を参照して、第一の実施形態における印刷装置1の一例である印刷装置1Aについて説明する。図2は、1色のインク68を流す流路の一例を示している。他の4色のインク68を流す流路も図2と同様である。
図2に示すように、印刷装置1Aは、CPU70、残量センサ661、残量センサ899、モータ662、回転部663、ヘッド部67、及びインク供給部700を備えている。また、印刷装置1Aには、メインタンク65が接続されている。CPU70は、プログラムに従って、印刷装置1Aの制御を行う。メインタンク65は、インク68を収容する。メインタンク65の収容可能量は、サブパウチ8(後述)の収容可能量より多い。
メインタンク65は、容器部651と蓋652とを備えている。容器部651は、インク68を収容する部材である。容器部651の上部には、開口部である容器開口部が設けられている。容器開口部は、蓋652によって閉じられている。容器部651の上部には、開口部である蓋開口部が設けられている。蓋開口部は蓋653によって閉じられている。メインタンク65にインク68が補充される場合、蓋653が開けられ、蓋開口部からインク68が容器部651内に供給される。
メインタンク65には、残量センサ661が装着されている。残量センサ661は、メインタンク65に収容されたインク68の残量を示す信号をCPU70に出力する。CPU70は、残量センサ661によって出力された信号に基づき、メインタンク65におけるインク68の残量を検出する。残量センサ661は、蓋652を貫通する電極を備えたものでもよいし、容器部651の外部に備えられた発光部を有する光学センサでもよい。
容器部651の内側には、回転部663が設けられている。回転部663は、容器部651内のインク68の中に配置可能な位置に設けられている。モータ662は、CPU70の制御によって、回転部663を回転させる。回転部663が回転すると、メインタンク65に収容されたインク68が攪拌される。これによって、メインタンク65においてインク68の成分が沈降する可能性を低減できる。
インク供給部700は、インク68をヘッド部67に供給するなど、インク68を流す部位である。インク供給部700は、第一供給流路711、第二供給流路712、第一循環流路721、第二循環流路722、第一接続流路731、第二接続流路732、サブパウチ8、脱気モジュール60、ポンプ751、及び電磁弁761,762,763,764,765,766、及びフィルタ771を備えている。
サブパウチ8は、袋状であり、メインタンク65から供給されたインク68を収容する。また、サブパウチ8は、ヘッド部67にインク68を供給する。ヘッド部67は、サブパウチ8から供給されたインク68を吐出して、印刷対象物に印刷を行う。
サブパウチ8には、残量センサ899が装着されている。残量センサ899は、サブパウチ8に収容されたインク68の残量を示す信号をCPU70に出力する。CPU70は、残量センサ899によって出力された信号に基づき、サブパウチ8におけるインク68の残量を検出する。残量センサ899は、残量センサ661と同様の構成を備えればよい。
第一供給流路711、第二供給流路712、第一循環流路721、第二循環流路722、第一接続流路731、第二接続流路732は、例えば、中空状のチューブによって形成されている。
第一供給流路711は、メインタンク65とサブパウチ8とに接続し、メインタンク65からサブパウチ8にインク68を供給する流路である。第一供給流路711におけるメインタンク65側の端部7110は、メインタンク65に収容されたインク68の液中に配置可能な位置に設けられている。
第二供給流路712は、サブパウチ8とヘッド部67とに接続し、サブパウチ8からヘッド部67にインク68を供給する流路である。第一供給流路711と第二供給流路712とは、第一接続部791において合流する。第一接続流路731は、第一接続部791とサブパウチ8との間の流路である。すなわち、第一接続流路731は、第一供給流路711の一部であり、第二供給流路712の一部でもある。
第一循環流路721は、メインタンク65とサブパウチ8とに接続し、サブパウチ8からメインタンク65にインク68を循環させる流路である。第二循環流路722は、ヘッド部67とサブパウチ8とに接続し、ヘッド部67からサブパウチ8にインク68を循環させる流路である。第一循環流路721と第二循環流路722とは、第二接続部792おいて合流する。第二接続流路732は、第二接続部792とサブパウチ8との間の流路である。すなわち、第二接続流路732は、第一循環流路721の一部であり、第二循環流路722の一部でもある。
電磁弁761は、第一供給流路711に設けられている。電磁弁761は、後述する脱気部601よりも、サブパウチ8側に位置している。電磁弁761は、CPU70によって制御され、第一供給流路711を開閉する。電磁弁762は、第一接続流路731に設けられている。電磁弁762は、CPU70によって制御され、第一接続流路731を開閉する。電磁弁763は、第二供給流路712に設けられている。電磁弁763は、CPU70によって制御され、第二供給流路712を開閉する。
電磁弁764は、第一循環流路721に設けられている。電磁弁764は、CPU70によって制御され、第一循環流路721を開閉する。電磁弁765は、第二接続流路732に設けられている。電磁弁765は、CPU70によって制御され、第二接続流路732を開閉する。電磁弁766は、第二循環流路722に設けられている。電磁弁766は、CPU70によって制御され、第二循環流路722を開閉する。
フィルタ771は、第一供給流路711に設けられている。フィルタ771は、第一供給流路711を流れるインク68に含まれる異物を除去する。
ポンプ751は、第一供給流路711に設けられている。ポンプ751は、フィルタ771よりもサブパウチ8側に設けられている。ポンプ751は、メインタンク65からインク68を吸い上げ、下流側であるサブパウチ8側に流す。
脱気モジュール60は、第一供給流路711に設けられている。脱気モジュール60は、脱気部601、真空フィルタ602、減圧ポンプ603、電磁弁604、吸気フィルタ605、経路606、経路608、及び経路609を備えている。脱気部601は、第一供給流路711に設けられている。脱気部601は、ポンプ751と電磁弁761との間に位置している。真空フィルタ602は、経路606を介して、脱気部601と接続されている。経路606は、接続部607において経路608と接続されている。吸気フィルタ605は、経路608に接続されている。電磁弁604は、経路608に設けられている。減圧ポンプ603は、経路609を介して真空フィルタ602に接続されている。
減圧ポンプ603は、CPU70の制御によって動作し、真空フィルタ602を介して経路606を減圧する。これによって、脱気部601を流れるインク68に含まれる気泡が減少する。経路606が減圧される場合、電磁弁604は、CPU70の制御によって、経路608を閉じる。経路606を減圧しない場合、電磁弁604は、CPU70の制御によって経路608を開く。経路608が開かれると、吸気フィルタ605及び経路606を介して、外気が経路606に供給される。これによって、経路606の減圧状態が解消される。吸気フィルタ605は、経路608側に流れる外気から異物を除去する。以下では、特に言及しないが、インク68が第一供給流路711を流れる場合、脱気モジュール60によって、第一供給流路711を流れるインク68から気泡が除去されるとする。
以下の説明においては、メインタンク65、脱気モジュール60、ポンプ751、フィルタ771、残量センサ661、モータ662、及び回転部665を含む構成を、タンクシステム600という場合がある。図3〜図6においては、流路の一部、及び、タンクシステム600の構成を簡略化して示しているが、流路、及びタンクシステム600が有する構成は、図2の場合と同様である。また、図3〜図6においてはCPU70の図示を省略している。
印刷装置1Aにおけるインク68の流れについて説明する。まず、メインタンク65から、サブパウチ8にインク68が充填される場合について説明する。以下、メインタンク65から、サブパウチ8にインク68が充填される動作を、「サブパウチ充填」という
図3に示すように、サブパウチ充填が行われる場合、CPU70は、電磁弁761,762を開き、電磁弁763,764,765,766を閉じる。CPU70の制御によって、ポンプ751が動作する。これによって、メインタンク65に収容されたインク68が、第一供給流路711を介してサブパウチ8に供給される(矢印401参照)。インク68は、サブパウチ8内に収容される。なお、以下では特に言及しないが、インク68が流れる流路に存在する電磁弁761〜766のうち、閉じられる電磁弁には、図面に、電磁弁が閉じられたことを示すマーク98を記載するものとする。
次に、ヘッド部67からインク68を吐出して印刷を行う場合について説明する。以下、ヘッド部67からインク68を吐出して印刷を行う動作を、「印刷動作」という。図4に示すように、印刷動作が行われる場合、CPU70は、電磁弁762,763,765,766を開き、電磁弁761,764を閉じる。CPU70の制御によって、ヘッド部67からインク68を吐出する動作が行われる。ヘッド部67からインク68が吐出されることで、サブパウチ8に収容されたインク68が、第二供給流路712及び第二循環流路722を介して、ヘッド部67に供給される(矢印402参照)。
次に、サブパウチ8とメインタンク65との間におけるインク68の循環を行う場合について説明する。以下の説明では、サブパウチ8とメインタンク65との間におけるインク68の循環を「パウチ−タンク間循環」という。
図5に示すように、パウチ−タンク間循環が行われる場合、CPU70は、電磁弁761,762,764,765を開き、電磁弁763,766を閉じる。CPU70の制御によって、ポンプ751が動作する。これによって、インク68が、メインタンク65から吸い上げられ、第一供給流路711、サブパウチ8、第一循環流路721を介して、メインタンク65に流れる(矢印403参照)。これによって、メインタンク65、第一供給流路711、サブパウチ8、及び第一循環流路721におけるインク68の循環が行われる。パウチ−タンク間循環では、ヘッド部67にインク68は供給されず、かつヘッド部67からインク68が循環されない。
次に、ヘッド部67及びメインタンク65を介したインク68の循環を行う場合について説明する。以下、ヘッド部67及びメインタンク65を介したインク68の循環を、「ヘッド−タンク間循環」という。
図6に示すように、ヘッド−タンク間循環が行われる場合、CPU70は、電磁弁761,763,764,766を開き、電磁弁762,765を閉じる。CPU70の制御によって、ポンプ751が動作する。これによって、インク68が、メインタンク65から吸い上げられ、第一供給流路711、第二供給流路712、ヘッド部67、第二循環流路722、及び第一循環流路721を介して、メインタンク65に流れる(矢印404参照)。これによって、メインタンク65、第一供給流路711、第二供給流路712、ヘッド部67、第二循環流路722、及び第一循環流路721におけるインク68の循環が行われる。
次に、ヘッド部67とサブパウチ8との間のインク68の循環を行う場合について説明する。以下、ヘッド部67とサブパウチ8とのインク68の循環を「ヘッド−パウチ間循環」という。図示しないが、ヘッド−パウチ間循環が行われる場合、CPU70は、電磁弁762,763,765,766を開き、電磁弁761,764を閉じる。第二供給流路712又は第二循環流路722に、ポンプ(図示せず)を設ける。CPU70の制御によって、該ポンプが動作する。これによって、サブパウチ8、第二供給流路712、ヘッド部67、及び第二循環流路722におけるインク68の循環が行われる。
以上のように本実施形態における印刷装置1Aにおいて、インク68が流れる。本実施形態においては、第二供給流路712と、第一供給流路711とは、第一接続部791において合流する。また、第二循環流路722と、第一循環流路721とは、第二接続部792において合流する。このように流路が接続されているので、印刷装置1Aは、パウチ−タンク間循環を実行することにより、メインタンク65、第一供給流路711、サブパウチ8、及び第一循環流路721においてインクの循環を行うことができる(図5参照)。また、印刷装置1Aは、ヘッド−タンク間循環を実行することにより、第一供給流路711、第二供給流路712、第二循環流路722、及び第一循環流路721においてインク68の循環を行うことができる(図6参照)。このため、第一供給流路711、第二供給流路712、第一循環流路721、及び第二循環流路722のうちの全ての流路においてインク68の循環を行うことができる。よって、第一供給流路711、第二供給流路712、第一循環流路721、及び第二循環流路722のうち、一部の流路においてインク68の循環が行われない場合に比べて、インク68の成分の沈降によって印刷品質が低下する可能性を低減できる。
なお、印刷品質が低下する例としては、以下のものが挙げられる。例えば、インク68の沈降した成分が、ヘッド部67に供給されず、印刷の色合いが変わってしまう場合がある。また、沈降した成分が流路を塞いでインク68が流れにくくなり、ヘッド部67から吐出されるインク68の量が少なくなる場合がある。また、ヘッド部67のノズル内において、沈降した成分によって目詰まりが発生し、ノズルからインク68が吐出されなくなる場合がある。特に、白インクは、カラーインクより沈降性が高いので、カラーインクに比べて印刷品質が低下する可能性が高くなる。しかし、本実施形態においては、上記の例のように印刷品質が低下する可能性を低減できるのである。
また、第二供給流路712には、第二供給流路712を開閉する電磁弁763が設けられている。第二循環流路722には、第二循環流路722を開閉する電磁弁766が設けられている。電磁弁763,766は、メインタンク65とサブパウチ8との少なくとも一方におけるインク68の循環が行われる場合、本実施形態ではパウチ−タンク間循環が行われる場合に、第二供給流路712と第二循環流路722とを閉じる(図5参照)。このため、パウチ−タンク間循環が行われる場合に、この循環による圧力の影響でヘッド部67のノズル内のメニスカスが壊れ、インク68が漏れるなど、ヘッド部67に影響を及ぼす可能性を低減できる。よって、印刷品質が向上する。
図7〜図11を参照し、第二の実施形態に係る印刷装置1である印刷装置1Bについて説明する。第二の実施形態において、第一の実施形態と同様の構成は同じ符号で示し、詳細の説明は省略する。
図7に示すように、印刷装置1Bにおいては、第二供給流路712と第二循環流路722とが、夫々、2つの流路に分かれる。より詳細には、第二供給流路712は、第三接続部793において、第二供給流路712Aと第二供給流路712Bとに分かれている。第三接続部793は、サブパウチ8及び第一接続部791よりもヘッド部67側に位置している。第二供給流路712Aと第二供給流路712Bとは、夫々、ヘッド部67に接続されている。
電磁弁763は、第二供給流路712Aと第二供給流路712Bとの夫々に設けられている。以下の説明においては、第二供給流路712Aに設けられた電磁弁763を電磁弁763Aという場合があり、第二供給流路712Bに設けられた電磁弁763を電磁弁763Bという場合がある。
第二循環流路722は、第四接続部794において、第二循環流路722Aと第二循環流路722Bとに分かれている。第四接続部794は、サブパウチ8及び第二接続部792よりもヘッド部67側に位置している。第二循環流路722Aと第二循環流路722Bとは、夫々、ヘッド部67に接続されている。
電磁弁766は、第二循環流路722Aと第二循環流路722Bとの夫々に設けられている。以下の説明においては、第二循環流路722Aに設けられた電磁弁766を電磁弁766Aという場合があり、第二循環流路722Bに設けられた電磁弁766を電磁弁766Bという場合がある。
印刷装置1Bにおけるインク68の流れについて説明する。まず、図8を参照して、サブパウチ充填が行われる場合について説明する。サブパウチ充填が行われる場合、CPU70は、電磁弁761,762を開き、電磁弁763A,763B,764,765,766A,766Bを閉じる。CPU70の制御によって、ポンプ751が動作する。これによって、メインタンク65に収容されたインク68が、第一供給流路711を介してサブパウチ8に供給される(矢印411参照)。インク68は、サブパウチ8内に収容される。サブパウチ充填では、ヘッド部67にインク68は供給されず、かつヘッド部67からインク68が循環されない。
印刷動作が行われる場合について説明する。印刷動作を行われる場合、図9に示すように、CPU70は、電磁弁762,763A,763B,765,766A,766Bを開き、電磁弁761,764を閉じる。CPU70の制御によって、ヘッド部67からインク68を吐出する動作が行われる。ヘッド部67からインク68が吐出されることで、サブパウチ8に収容されたインク68が、第二供給流路712A,712B及び第二循環流路722A,722Bを介して、ヘッド部67に供給される(矢印412参照)。印刷動作では、メインタンク65からインク68は供給されず、インク68がメインタンク65へ循環されない。
次に、パウチ−タンク間循環が行われる場合について説明する。図10に示すように、パウチ−タンク間循環が行われる場合、CPU70は、電磁弁761,762,764,765を開き、電磁弁763A,763B,766A,766Bを閉じる。CPU70の制御によって、ポンプ751が動作する。これによって、インク68が、メインタンク65から吸い上げられ、第一供給流路711、サブパウチ8、第一循環流路721を介して、メインタンク65に流れる(矢印413参照)。これによって、メインタンク65、第一供給流路711、サブパウチ8、及び第一循環流路721におけるインク68の循環が行われる。パウチ−タンク間循環では、ヘッド部67にインク68は供給されず、かつヘッド部67からインク68が循環されない。
次に、ヘッド−タンク間循環が行われる場合について説明する。本実施形態においては、第二供給流路712A、ヘッド部67、及び第二循環流路722Aを介する第一ヘッド−タンク間循環が行われる場合(図11参照)と、第二供給流路712B、ヘッド部67、及び第二循環流路722Bを介する第二ヘッド−タンク間循環が行われる場合とがある。
図11に示すように、第一ヘッド−タンク間循環が行われる場合、CPU70は、電磁弁761,763A,764,766Aを開き、電磁弁762,763B,765,766Bを閉じる。CPU70の制御によって、ポンプ751が動作する。これによって、インク68が、メインタンク65から吸い上げられ、第一供給流路711、第二供給流路712A、ヘッド部67、第二循環流路722A、及び第一循環流路721を介して、メインタンク65に流れる(矢印414参照)。これによって、メインタンク65、第一供給流路711、第二供給流路712A、ヘッド部67、第二循環流路722A、及び第一循環流路721におけるインク68の循環が行われる。
図示しないが、第二ヘッド−タンク間循環が行われる場合、CPU70は、電磁弁761,763B,764,766Bを開き、電磁弁762,763A,765,766Aを閉じる。CPU70の制御によって、ポンプ751が動作する。これによって、インク68が、メインタンク65から吸い上げられ、第一供給流路711、第二供給流路712B、ヘッド部67、第二循環流路722B、及び第一循環流路721を介して、メインタンク65に流れる。これによって、メインタンク65、第一供給流路711、第二供給流路712B、ヘッド部67、第二循環流路722B、及び第一循環流路721におけるインク68の循環が行われる。
ヘッド−パウチ間循環を行う場合について説明する。本実施形態においては、サブパウチ8、第二供給流路712A、ヘッド部67、及び第二循環流路722Aを介する第一ヘッド−パウチ間循環が行われる場合と、サブパウチ8、第二供給流路712B、ヘッド部67、及び第二循環流路722Bを介する第二ヘッド−パウチ間循環が行われる場合とがある。
図示しないが、第一ヘッド−パウチ間循環が行われる場合、CPU70は、電磁弁762,763A,765,766Aを開き、電磁弁761,763B,764,766Bを閉じる。第二供給流路712A又は第二循環流路722Aに、ポンプ(図示せず)を設ける。CPU70の制御によって、該ポンプが動作する。これによって、サブパウチ8、第二供給流路712A、ヘッド部67、及び第二循環流路722Aにおけるインク68の循環が行われる。
図示しないが、第二ヘッド−パウチ間循環が行われる場合、CPU70は、電磁弁762,763B,765,766Bを開き、電磁弁761,763A,764,766Aを閉じる。第二供給流路712B又は第二循環流路722Bに、ポンプ(図示せず)を設ける。CPU70の制御によって、該ポンプが動作する。これによって、サブパウチ8、第二供給流路712B、ヘッド部67、及び第二循環流路722Bにおけるインク68の循環が行われる。
以上のように、印刷装置1Bにおいて、インク68が流れる。本実施形態においては、第二供給流路712と、第一供給流路711とは、第一接続部791において合流する。また、第二循環流路722と、第一循環流路721とは、第二接続部792において合流する。このように流路が接続されているので、第一供給流路711、第二供給流路712A,712B、第一循環流路721、及び第二循環流路722A,722Bのうちの全ての流路においてインク68の循環を行うことができる。よって、第一実施形態と同様に、印刷品質が低下する可能性を低減できる。
また、第二供給流路712Aには、第二供給流路712Aを開閉する電磁弁763Aが設けられている。第二供給流路712Bには、第二供給流路712Bを開閉する電磁弁763Bが設けられている。第二循環流路722Aには、第二循環流路722Aを開閉する電磁弁766Aが設けられている。第二循環流路722Bには、第二循環流路722Bを開閉する電磁弁766Bが設けられている。電磁弁763A,763B,766A,766Bは、メインタンク65とサブパウチ8との少なくとも一方におけるインク68の循環が行われる場合、本実施形態ではパウチ−タンク間循環が行われる場合に、第二供給流路712A,712Bと第二循環流路722A,722Bとを閉じる(図10参照)。このため、パウチ−タンク間循環が行われる場合に、第一実施形態と同様に印刷品質が向上する。
次に、図12〜図14を参照し、第三の実施形態に係る印刷装置1である印刷装置1Cについて説明する。第三の実施形態においては、上記実施形態と同様の構成は同じ符号で示し、詳細の説明は省略する。
図12に示すように、印刷装置1Cは、第一の実施形態に係る印刷装置1Aの構成に加え、バイパス流路801、ポンプ752、及び電磁弁767を備えている。バイパス流路801は、第二供給流路712と第二循環流路722とを結ぶ。バイパス流路801と第二供給流路712とは、第五接続部795において接続されている。第五接続部795は、第一接続部791と電磁弁763との間に設けられている。バイパス流路801と第二循環流路722とは、第六接続部796において接続されている。第六接続部796は、第二接続部792と電磁弁766との間に設けられている。
ポンプ752は、バイパス流路801に設けられている。ポンプ752は、CPU70の制御によって動作し、第六接続部796から第五接続部795側にインク68を流す。電磁弁767は、バイパス流路801において、ポンプ752と第五接続部795との間に設けられている。電磁弁767は、CPU70の制御によってバイパス流路801を開閉する。
なお、図13及び図14においては、流路の一部、及び、タンクシステム600の構成を簡略化して示しているが、流路、及びタンクシステム600が有する構成は、図12の場合と同様である。また、図13及び図16においてはCPU70の図示を省略している。
印刷装置1Cにおけるインク68の流れについて説明する。まず、サブパウチ充填が行われる場合について説明する。サブパウチ充填が行われる場合、CPU70は、電磁弁761,762を開き、電磁弁763,764,765,766,767を閉じる。CPU70の制御によって、ポンプ751が動作する。これによって、図3の矢印401と同様に、メインタンク65に収容されたインク68が、第一供給流路711を介してサブパウチ8に供給される。インク68は、サブパウチ8内に収容される。
次に、印刷動作が行われる場合について説明する。印刷動作を行われる場合、CPU70は、電磁弁762,763,765,766を開き、電磁弁761,764,767を閉じる。CPU70の制御によって、ヘッド部67からインク68を吐出する動作が行われる。図4の矢印402と同様に、ヘッド部67からインク68が吐出されることで、サブパウチ8に収容されたインク68が、第二供給流路712及び第二循環流路722を介して、ヘッド部67に供給される。
次に、サブパウチ8及びバイパス流路801を介したインク68の循環を行う場合について説明する。以下、サブパウチ8及びバイパス流路801を介したインク68の循環を「パウチ−バイパス間循環」という。図13に示すように、パウチ−バイパス間循環が行われる場合、CPU70は、電磁弁762,765,767を開き、電磁弁761,763,764,766を閉じる。CPU70の制御によって、ポンプ752が動作する。これによって、サブパウチ8、第二供給流路712の一部、第二循環流路722の一部、及びバイパス流路801におけるインク68の循環が行われる(矢印433参照)。パウチ−バイパス間循環では、ヘッド部67にインク68は供給されず、かつヘッド部67からインク68が循環されない。同様に、パウチ−バイパス間循環では、メインタンク65からインク68は供給されず、メインタンク65へインク68が循環されない。
次に、パウチ−タンク間循環が行われる場合について説明する。パウチ−タンク間循環が行われる場合、CPU70は、電磁弁761,762,764,765を開き、電磁弁763,766,767を閉じる。CPU70の制御によって、ポンプ751が動作する。これによって、図5の矢印403の場合と同様に、インク68が、メインタンク65から吸い上げられ、第一供給流路711、サブパウチ8、第一循環流路721を介して、メインタンク65に流れる。これによって、メインタンク65、第一供給流路711、サブパウチ8、及び第一循環流路721におけるインク68の循環が行われる。
次に、ヘッド部67及びバイパス流路801を介したインク68の循環を行う場合について説明する。以下、ヘッド部67及びバイパス流路801を介したインク68の循環を「ヘッド−バイパス間循環」という。図14に示すように、ヘッド−バイパス間循環が行われる場合、CPU70は、電磁弁763,766,767を開き、電磁弁761,762,764,765を閉じる。CPU70の制御によって、ポンプ752が動作する。これによって、バイパス流路801、第二供給流路712、ヘッド部67、及び第二循環流路722におけるインク68の循環が行われる(矢印435参照)。ヘッド−バイパス間循環では、メインタンク65からインク68は供給されず、メインタンク65へインク68が循環されない。
ヘッド−タンク間循環を行う場合について説明する。図示しないが、ヘッド−タンク間循環が行われる場合、CPU70は、電磁弁761,763,764,766を開き、電磁弁762,765,767を閉じる。CPU70の制御によって、ポンプ751が動作する。これによって、図6の矢印404と同様に、インク68が、メインタンク65から吸い上げられ、第一供給流路711、第二供給流路712、ヘッド部67、第二循環流路722、及び第一循環流路721を介して、メインタンク65に流れる。これによって、メインタンク65、第一供給流路711、第二供給流路712、ヘッド部67、第二循環流路722、及び第一循環流路721におけるインク68の循環が行われる。
ヘッド−パウチ間循環を行う場合について説明する。図示しないが、ヘッド−パウチ間循環が行われる場合、CPU70は、電磁弁762,763,765,766を開き、電磁弁761,764,767を閉じる。第二供給流路712又は第二循環流路722に、ポンプ(図示せず)を設ける。CPU70の制御によって、該ポンプが動作する。これによって、サブパウチ8、第二供給流路712、ヘッド部67、及び第二循環流路722におけるインク68の循環が行われる。
インク68の流速について説明する、本実施形態においては、ヘッド部67を介するヘッド−バイパス間循環(図14参照)、ヘッド−タンク間循環、及びヘッド−パウチ間循環が行われる場合、パウチ−バイパス間循環(図13参照)とパウチ−タンク間循環とが行われる場合よりも、インク68の流速が遅い「弱循環」が行われる。また、パウチ−バイパス間循環(図13参照)とパウチ−タンク間循環とが行われる場合、ヘッド−バイパス間循環(図14参照)、ヘッド−タンク間循環、及びヘッド−パウチ間循環が行われる場合よりもインク68の流速が速い「強循環」が行われる。
ヘッド部67を介する循環が行われる場合に弱循環となるので、循環による圧力を小さくすることができる。このため、循環による圧力が大きい場合に比べて、ヘッド部67においてインク68のメニスカスが破壊される可能性を低減できる。また、パウチ−バイパス間循環(図13参照)とパウチ−タンク間循環とが行われる場合に強循環となり、循環の圧力が大きくなる。このため、循環による圧力が小さい場合に比べて、より多くの量のインク68を循環させることができ、サブパウチ8及びメインタンク65においてインク68の成分が沈降する可能性を低減できる。以下では特に説明しないが、弱循環と強循環とが行われる場合、上記と同様の効果を奏する。
また、サブパウチ充填が行われる場合、パウチ−バイパス間循環(図13参照)とパウチ−タンク間循環が行われる場合よりも、インク68の流速が遅い。サブパウチ充填においてインク68の流速が遅いので、流速が早い場合に比べ、脱気部601による脱気効率が向上する。よって、サブパウチ8に充填されるインク68に含まれる気泡が少なくなり、印刷品質が向上する。以下では特に説明しないが、サブパウチ充填の流速は、メインタンク65を含む循環が行われる場合に比べて遅く、同様の効果を奏する。
以上のように、印刷装置1Cにおいて、インク68が流れる。本実施形態においては、第二供給流路712と、第一供給流路711とは、第一接続部791において合流する。また、第二循環流路722と、第一循環流路721とは、第二接続部792において合流する。このように流路が接続されているので、印刷装置1Cは、第一供給流路711、第二供給流路712、第一循環流路721、及び第二循環流路722のうちの全ての流路においてインク68の循環を行うことができる。よって、第一実施形態と同様に印刷品質が低下する可能性を低減できる。
また、バイパス流路801においてもインク68の循環が行われる(図13及び図14参照)。このため、第一供給流路711、第二供給流路712、第一循環流路721、第二循環流路722、及びバイパス流路801のうちの全ての流路においてインク68の循環を行うことができる。よって、第一供給流路711、第二供給流路712、第一循環流路721、第二循環流路722、及びバイパス流路801のうち、一部の流路においてインク68の循環が行われない場合に比べて、インク68の成分の沈降によって印刷品質が低下する可能性を低減できる。
また、第二供給流路712と第二循環流路722とを結ぶバイパス流路801が設けられているので、第二供給流路712、バイパス流路801、及び第二循環流路722を介したインク68の循環を行うことができる(図13及び図14参照)。よって、サブパウチ8に影響を与えることなく、インク68の循環を行うことができ、サブパウチ8から余分なインク68が流出することを防止できる。このため、サブパウチ8を介してインクが循環されてサブパウチ8から余分なインク68が流出する場合に比べて、第二供給流路712と第二循環流路722とにおいてインク68が循環する場合の流速が安定する。よって、第二供給流路712と第二循環流路722とにおいて、インク68の成分が沈降し難い。故に、インク68の成分の沈降によって印刷品質が低下する可能性を低減できる。
また、第二供給流路712には、第二供給流路712を開閉する電磁弁763が設けられている。第二循環流路722には、第二循環流路722を開閉する電磁弁766が設けられている。電磁弁763,766は、メインタンク65とサブパウチ8との少なくとも一方におけるインク68の循環が行われる場合、本実施形態では、パウチ−バイパス間循環(図13参照)及びパウチ−タンク間循環が行われる場合に、第二供給流路712と第二循環流路722とを閉じる。このため、パウチ−バイパス間循環(図13参照)及びパウチ−タンク間循環が行われる場合に、第一実施形態と同様に印刷品質が向上する。
また、第一供給流路711には、第一供給流路711を開閉する電磁弁761が設けられている。第一循環流路721には、第一循環流路721を開閉する電磁弁764が設けられている。電磁弁761,764は、第二供給流路712と第二循環流路722とにおけるインク68の循環が行われる場合に、第一供給流路711と第一循環流路721とを閉じる(図14参照)。このため、電磁弁761,764によって、第一供給流路711と第一循環流路721とが閉じられない場合に比べて、メインタンク65も含めてインク68が循環してインク68の循環の流路が長くなることを防止できる。よって、第二供給流路712と第二循環流路722とにおけるインク68の循環がより効率的に行われる。よって、インク68が沈降する可能性を低減でき、印刷品質が向上する。なお、効率的とは、一例として、インク68の循環の時間短縮などを行えるという意味である。
図15〜図17を参照し、第四の実施形態に係る印刷装置1である印刷装置1Dについて説明する。第四の実施形態において、上記実施形態と同様の構成は同じ符号で示し、詳細の説明は省略する。
図15に示すように、印刷装置1Dにおいては、第四の実施形態に係る印刷装置1B(図7参照)の構成に加え、バイパス流路801、ポンプ752、電磁弁767、第五接続部795、及び第六接続部796が、夫々2つ設けられている。以下の説明では、2つのバイパス流路801のうち、一方をバイパス流路801Aといい、他方をバイパス流路801Bという。2つのポンプ752のうち、一方をポンプ752Aといい、他方をポンプ752Bという。2つの電磁弁767のうち、一方を電磁弁767Aといい、他方を電磁弁767Bという。2つの第五接続部795のうち、一方を第五接続部795Aといい、他方を第五接続部795Bという。2つの第六接続部796のうち、一方を第六接続部796Aといい、他方を第六接続部796Bという。
バイパス流路801Aは、第二供給流路712Aと第二循環流路722Aとを結ぶ。バイパス流路801Aと第二供給流路712Aとは、第五接続部795Aにおいて接続されている。第五接続部795Aは、第三接続部793と電磁弁763Aとの間に設けられている。バイパス流路801Aと第二循環流路722Aとは、第六接続部796Aにおいて接続されている。第六接続部796Aは、第四接続部794と電磁弁766Aとの間に設けられている。
バイパス流路801Bは、第二供給流路712Bと第二循環流路722Bとを結ぶ。バイパス流路801Bと第二供給流路712Bとは、第五接続部795Bにおいて接続されている。第五接続部795Bは、第三接続部793と電磁弁763Bとの間に設けられている。バイパス流路801Bと第二循環流路722Bとは、第六接続部796Bにおいて接続されている。第六接続部796Bは、第四接続部794と電磁弁766Bとの間に設けられている。
ポンプ752Aは、バイパス流路801Aに設けられている。ポンプ752Aは、CPU70の制御によって動作し、第六接続部796Aから第五接続部795A側にインク68を流す。電磁弁767Aは、バイパス流路801Aにおいて、ポンプ752Aと第五接続部795Aとの間に設けられている。電磁弁767Aは、CPU70の制御によってバイパス流路801Aを開閉する。
ポンプ752Bは、バイパス流路801Bに設けられている。ポンプ752Bは、CPU70の制御によって動作し、第六接続部796Bから第五接続部795B側にインク68を流す。電磁弁767Bは、バイパス流路801Bにおいて、ポンプ752Bと第五接続部795Bとの間に設けられている。電磁弁767Bは、CPU70の制御によってバイパス流路801Bを開閉する。
印刷装置1Dにおけるインク68の流れについて説明する。まず、サブパウチ充填が行われる場合について説明する。サブパウチ充填が行われる場合、CPU70は、電磁弁761,762を開き、電磁弁763A,763B,764,765,766A,766B,767A,767Bを閉じる。CPU70の制御によって、ポンプ751が動作する。これによって、図8の矢印411と同様に、メインタンク65に収容されたインク68が、第一供給流路711を介してサブパウチ8に供給される。インク68は、サブパウチ8内に収容される。
次に、印刷動作が行われる場合について説明する。印刷動作が行われる場合、CPU70は、電磁弁762,763A,763B,765,766A,766Bを開き、電磁弁761,764,767A,767Bを閉じる。CPU70の制御によって、ヘッド部67からインク68を吐出する動作が行われる。図9の矢印412と同様に、ヘッド部67からインク68が吐出されることで、サブパウチ8に収容されたインク68が、第二供給流路712A,712B及び第二循環流路722A,722Bを介して、ヘッド部67に供給される。
次に、パウチ−バイパス間循環が行われる場合について説明する。本実施形態においては、サブパウチ8及びバイパス流路801Aを介する第一パウチ−バイパス間循環が行われる場合(図16参照)と、サブパウチ8及びバイパス流路801Bを介する第二パウチ−バイパス間循環が行われる場合とがある。
図16に示すように、第一パウチ−バイパス間循環が行われる場合、CPU70は、電磁弁762,765,767Aを開き、電磁弁761,763A,763B,764,766A,766B,767Bを閉じる。CPU70の制御によって、ポンプ752Aが動作する。これによって、サブパウチ8、第二供給流路712の一部、第二循環流路722の一部、及びバイパス流路801Aにおけるインク68の循環が行われる(矢印443参照)。
図示しないが、第二パウチ−バイパス間循環が行われる場合、CPU70は、電磁弁762,765,767Bを開き、電磁弁761,763A,763B,764,766A,766B,767Aを閉じる。CPU70の制御によって、ポンプ752Bが動作する。これによって、サブパウチ8、第二供給流路712の一部、第二循環流路722の一部、及びバイパス流路801Bにおけるインク68の循環が行われる。
次に、パウチ−タンク間循環が行われる場合について説明する。パウチ−タンク間循環が行われる場合、CPU70は、電磁弁761,762,764,765を開き、電磁弁763A,763B,766A,766B,767A,767Bを閉じる。CPU70の制御によって、ポンプ751が動作する。これによって、図10の矢印413と同様に、インク68が、メインタンク65から吸い上げられ、第一供給流路711、サブパウチ8、第一循環流路721を介して、メインタンク65に流れる。これによって、メインタンク65、第一供給流路711、サブパウチ8、及び第一循環流路721におけるインク68の循環が行われる。
次に、ヘッド−バイパス間循環が行われる場合について説明する。本実施形態においては、第二供給流路712A、ヘッド部67、第二循環流路722A、及びバイパス流路801Aを介する第一ヘッド−バイパス間循環が行われる場合(図17参照)と、第二供給流路712B、ヘッド部67、第二循環流路722B、及びバイパス流路801Bを介する第二ヘッド−バイパス間循環が行われる場合とがある。
図17に示すように、第一ヘッド−バイパス間循環が行われる場合、CPU70は、電磁弁763A,766A,767Aを開き、電磁弁761,762,764,765,763B,766B,767Bを閉じる。CPU70の制御によって、ポンプ752Aが動作する。これによって、バイパス流路801A、第二供給流路712A、ヘッド部67、及び第二循環流路722Aにおけるインク68の循環が行われる(矢印446参照)。
図示しないが、第二ヘッド−バイパス間循環が行われる場合、CPU70は、電磁弁763B,766B,767Bを開き、電磁弁761,762,764,765,763A,766A,767Aを閉じる。CPU70の制御によって、ポンプ752Bが動作する。これによって、バイパス流路801B、第二供給流路712B、ヘッド部67、及び第二循環流路722Bにおけるインク68の循環が行われる。
ヘッド−タンク間循環を行う場合について説明する。本実施形態においては、メインタンク65、第一供給流路711、第二供給流路712A、ヘッド部67、第二循環流路722A、及び第一循環流路721を介する第一ヘッド−タンク間循環が行われる場合と、メインタンク65、第一供給流路711、第二供給流路712B、ヘッド部67、第二循環流路722B、及び第一循環流路721を介する第二ヘッド−タンク間循環が行われる場合とがある。
図示しないが、第一ヘッド−タンク間循環が行われる場合、CPU70は、電磁弁761,763A,764,766Aを開き、電磁弁762,763B,765,766B,767A,767Bを閉じる。CPU70の制御によって、ポンプ751が動作する。これによって、図11の矢印414と同様に、インク68が、メインタンク65から吸い上げられ、第一供給流路711、第二供給流路712A、ヘッド部67、第二循環流路722A、及び第一循環流路721を介して、メインタンク65に流れる。これによって、メインタンク65、第一供給流路711、第二供給流路712A、ヘッド部67、第二循環流路722A、及び第一循環流路721におけるインク68の循環が行われる。
図示しないが、第二ヘッド−タンク間循環が行われる場合、CPU70は、電磁弁761,763B,764,766Bを開き、電磁弁762,763A,765,766A,767A,767Bを閉じる。CPU70の制御によって、ポンプ751が動作する。これによって、インク68が、メインタンク65から吸い上げられ、第一供給流路711、第二供給流路712B、ヘッド部67、第二循環流路722B、及び第一循環流路721を介して、メインタンク65に流れる。これによって、メインタンク65、第一供給流路711、第二供給流路712B、ヘッド部67、第二循環流路722B、及び第一循環流路721におけるインク68の循環が行われる。
ヘッド−パウチ間循環を行う場合について説明する。本実施形態においては、サブパウチ8、第二供給流路712A、ヘッド部67、及び第二循環流路722Aを介する第一ヘッド−パウチ間循環が行われる場合と、サブパウチ8、第二供給流路712B、ヘッド部67、及び第二循環流路722Bを介する第二ヘッド−パウチ間循環が行われる場合とがある。
図示しないが、第一ヘッド−パウチ間循環が行われる場合、CPU70は、電磁弁762,763A,765,766Aを開き、電磁弁761,763B,764,766B,767A,767Bを閉じる。第二供給流路712A又は第二循環流路722Aに、ポンプ(図示せず)を設ける。CPU70の制御によって、該ポンプが動作する。これによって、サブパウチ8、第二供給流路712A、ヘッド部67、及び第二循環流路722Aにおけるインク68の循環が行われる。
図示しないが、第二ヘッド−パウチ間循環が行われる場合、CPU70は、電磁弁762,763B,765,766Bを開き、電磁弁761,763A,764,766A,767A,767Bを閉じる。第二供給流路712B又は第二循環流路722Bに、ポンプ(図示せず)を設ける。CPU70の制御によって、該ポンプが動作する。これによって、サブパウチ8、第二供給流路712B、ヘッド部67、及び第二循環流路722Bにおけるインク68の循環が行われる。
本実施形態においては、ヘッド−バイパス間循環(図17参照)、ヘッド−タンク間循環、及びヘッド−パウチ間循環が行われる場合、パウチ−バイパス間循環(図16参照)とパウチ−タンク間循環が行われる場合よりも、インク68の流速が遅い「弱循環」が行われる。また、パウチ−バイパス間循環(図16)とパウチ−タンク間循環が行われる場合、ヘッド−バイパス間循環(図17)、ヘッド−タンク間循環、及びヘッド−パウチ間循環が行われる場合よりもインク68の流速が速い「強循環」が行われる。
以上のように、印刷装置1Dにおいて、インク68が流れる。本実施形態においては、第二供給流路712と、第一供給流路711とは、第一接続部791において合流する。また、第二循環流路722と、第一循環流路721とは、第二接続部792において合流する。このように流路が接続されているので、印刷装置1Dは、第一供給流路711、第二供給流路712A,712B、第一循環流路721、及び第二循環流路722A,722Bのうちの全ての流路においてインク68の循環を行うことができる。よって、第一実施形態と同様に印刷品質が低下する可能性を低減できる。
また、バイパス流路801A,801Bにおいてもインク68の循環が行われる(図16及び図17参照)。このため、第一供給流路711、第二供給流路712A,712B、第一循環流路721、第二循環流路722A,722B、及びバイパス流路801A,801Bのうちの全ての流路においてインク68の循環を行うことができる。よって、第三実施形態と同様に印刷品質が低下する可能性を低減できる。
また、第二供給流路712Aと第二循環流路722Aとを結ぶバイパス流路801Aが設けられている。第二供給流路712Aと第二循環流路722Aとを結ぶバイパス流路801Aが設けられている。このため、第二供給流路712A、バイパス流路801A、及び第二循環流路722Aを介したインク68の循環、及び、第二供給流路712B、バイパス流路801B、及び第二循環流路722Bを介したインク68の循環を行うことができる(図16及び図17参照)。よって、第三実施形態と同様に印刷品質が低下する可能性を低減できる。
また、第二供給流路712Aには、第二供給流路712Aを開閉する電磁弁763Aが設けられている。第二供給流路712Bには、第二供給流路712Bを開閉する電磁弁763Bが設けられている。第二循環流路722Aには、第二循環流路722Aを開閉する電磁弁766Aが設けられている。第二循環流路722Bには、第二循環流路722Bを開閉する電磁弁766Bが設けられている。電磁弁763A,763B,766A,66Bは、メインタンク65とサブパウチ8との少なくとも一方におけるインク68の循環が行われる場合、本実施形態では、パウチ−バイパス間循環(図16参照)及びパウチ−タンク間循環が行われる場合に、第二供給流路712A,712Bと第二循環流路722A,722Bとを閉じる。このため、第一実施形態と同様に印刷品質が向上する。
また、第一供給流路711には、第一供給流路711を開閉する電磁弁761が設けられている。第一循環流路721には、第一循環流路721を開閉する電磁弁764が設けられている。電磁弁761,764は、第二供給流路712と第二循環流路722とにおけるインク68の循環が行われる場合に、第一供給流路711と第一循環流路721とを閉じる(図17参照)。このため、第三実施形態と同様に印刷品質が向上する。
次に、図18〜図20を参照し、第五の実施形態に係る印刷装置1である印刷装置1Eについて説明する。第五の実施形態においては、上記実施形態と同様の構成は同じ符号で示し、詳細の説明は省略する。
図18に示すように、印刷装置1Eは、第三の実施形態に係る印刷装置1C(図12参照)の構成に加え、バイパス流路811、及び電磁弁768を備えている。バイパス流路811は、第一供給流路711と第一循環流路721とを結ぶ。バイパス流路811と第一供給流路711とは、第七接続部797において接続されている。第七接続部797は、第一接続部791と電磁弁761との間に設けられている。バイパス流路811と第一循環流路721とは、第八接続部798において接続されている。第八接続部798は、第二接続部792と電磁弁764との間に設けられている。
なお、図19及び図20においては、流路の一部、及び、タンクシステム600の構成を簡略化して示しているが、流路、及びタンクシステム600が有する構成は、図18の場合と同様である。また、図19及び図20においてはCPU70の図示を省略している。
印刷装置1Eにおけるインク68の流れについて説明する。まず、サブパウチ充填が行われる場合について説明する。サブパウチ充填が行われる場合、CPU70は、電磁弁761,762を開き、電磁弁763,764,765,766,767,768を閉じる。CPU70の制御によって、ポンプ751が動作する。これによって、図3の矢印401と同様に、メインタンク65に収容されたインク68が、第一供給流路711を介してサブパウチ8に供給される。インク68は、サブパウチ8内に収容される。
次に、印刷動作が行われる場合について説明する。印刷動作が行われる場合、CPU70は、電磁弁762,763,765,766を開き、電磁弁761,764,767,768を閉じる。CPU70の制御によって、ヘッド部67からインク68を吐出する動作が行われる。図4の矢印402と同様に、ヘッド部67からインク68が吐出されることで、サブパウチ8に収容されたインク68が、第二供給流路712及び第二循環流路722を介して、ヘッド部67に供給される。
次に、パウチ−バイパス間循環が行われる場合について説明する。図示しないが、パウチ−バイパス間循環が行われる場合、CPU70は、電磁弁762,765,767を開き、電磁弁761,763,764,766,768を閉じる。CPU70の制御によって、ポンプ752が動作する。これによって、図13の矢印433と同様に、サブパウチ8、第二供給流路712の一部、第二循環流路722の一部、及びバイパス流路801におけるインク68の循環が行われる。
次に、バイパス流路801とバイパス流路811とを介する循環について説明する。本実施形態においては、バイパス流路801とバイパス流路811を介する循環を「チューブ循環」という場合がある。
図19に示すように、チューブ循環が行われる場合、CPU70は、電磁弁767,768を開き、電磁弁761,762,763,764,765,766を閉じる。CPU70の制御によって、ポンプ752が動作する。これによって、バイパス流路801、第一供給流路711の一部、第二供給流路712の一部、第一循環流路721の一部、第二循環流路722の一部、及びバイパス流路811におけるインク68の循環が行われる(矢印454参照)。
次に、メインタンク65及びバイパス流路811を介したインク68の循環を行う場合について説明する。以下、メインタンク65及びバイパス流路811を介したインク68の循環を「タンク−バイパス間循環」という。図20に示すように、タンク−バイパス間循環が行われる場合、CPU70は、電磁弁761,764,768を開き、電磁弁762,763,765,766,767を閉じる。CPU70の制御によって、ポンプ751が動作する。これによって、インク68が、メインタンク65から吸い上げられ、第一供給流路711、バイパス流路811、及び第一循環流路721を介して、メインタンク65に流れる(矢印455参照)。これによって、メインタンク65、第一供給流路711、バイパス流路811、及び第一循環流路721におけるインク68の循環が行われる。
次に、ヘッド−バイパス間循環が行われる場合について説明する。図示しないが、ヘッド−バイパス間循環が行われる場合、CPU70は、電磁弁763,766,767を開き、電磁弁761,762,764,765,768を閉じる。CPU70の制御によって、ポンプ752が動作する。これによって、図14の矢印435と同様に、バイパス流路801、第二供給流路712、ヘッド部67、及び第二循環流路722におけるインク68の循環が行われる。ヘッド−バイパス間循環では、メインタンク65からインク68は供給されず、メインタンク65へインク68が循環されない。
ヘッド−タンク間循環を行う場合について説明する。図示しないが、ヘッド−タンク間循環が行われる場合、CPU70は、電磁弁761,763,764,766を開き、電磁弁762,765,767,768を閉じる。CPU70の制御によって、ポンプ751が動作する。これによって、図6の矢印404と同様に、インク68が、メインタンク65から吸い上げられ、第一供給流路711、第二供給流路712、ヘッド部67、第二循環流路722、及び第一循環流路721を介して、メインタンク65に流れる。これによって、メインタンク65、第一供給流路711、第二供給流路712、ヘッド部67、第二循環流路722、及び第一循環流路721におけるインク68の循環が行われる。
ヘッド−パウチ間循環を行う場合について説明する。図示しないが、ヘッド−パウチ間循環が行われる場合、CPU70は、電磁弁762,763,765,766を開き、電磁弁761,764,767,768を閉じる。第二供給流路712又は第二循環流路722に、ポンプ(図示せず)を設ける。CPU70の制御によって、該ポンプが動作する。これによって、サブパウチ8、第二供給流路712、ヘッド部67、及び第二循環流路722におけるインク68の循環が行われる。
パウチ−タンク間循環が行われる場合について説明する。パウチ−タンク間循環が行われる場合、CPU70は、電磁弁761,762,764,765を開き、電磁弁763,766,767,768を閉じる。CPU70の制御によって、ポンプ751が動作する。これによって、図5の矢印403の場合と同様に、インク68が、メインタンク65から吸い上げられ、第一供給流路711、サブパウチ8、第一循環流路721を介して、メインタンク65に流れる。これによって、メインタンク65、第一供給流路711、サブパウチ8、及び第一循環流路721におけるインク68の循環が行われる。
インク68の流速について説明する、本実施形態においては、ヘッド部67を介するヘッド−バイパス間循環、ヘッド−タンク間循環、及びヘッド−パウチ間循環が行われる場合、パウチ−バイパス間循環、パウチ−タンク間循環、タンク−バイパス間循環(図20参照)が行われる場合よりも、インク68の流速が遅い「弱循環」が行われる。また、パウチ−バイパス間循環、パウチ−タンク間循環、タンク−バイパス間循環(図20参照)が行われる場合、ヘッド−バイパス間循環、ヘッド−タンク間循環、及びヘッド−パウチ間循環が行われる場合よりもインク68の流速が速い「強循環」が行われる。
以上のように、印刷装置1Eにおいて、インク68が流れる。本実施形態においては、第二供給流路712と、第一供給流路711とは、第一接続部791において合流する。また、第二循環流路722と、第一循環流路721とは、第二接続部792において合流する。このように流路が接続されているので、印刷装置1Eは、第一供給流路711、第二供給流路712、第一循環流路721、及び第二循環流路722のうちの全ての流路においてインク68の循環を行うことができる。よって、第一実施形態と同様に、印刷品質が低下する可能性を低減できる。
また、バイパス流路801においてもインク68の循環が行われる(図19参照)。バイパス流路811においてもインク68の循環が行われる(図19及び図20参照)。このため、第一供給流路711、第二供給流路712、第一循環流路721、第二循環流路722、バイパス流路801、及びバイパス流路811のうちの全ての流路においてインク68の循環を行うことができる。よって、第三実施形態と同様に印刷品質が低下する可能性を低減できる。
また、第二供給流路712と第二循環流路722とを結ぶバイパス流路801が設けられているので、第二供給流路712、バイパス流路801、及び第二循環流路722を介したインク68の循環を行うことができる(図19参照)。よって、第三実施形態と同様に印刷品質が低下する可能性を低減できる。
また、第二供給流路712には、第二供給流路712を開閉する電磁弁763が設けられている。第二循環流路722には、第二循環流路722を開閉する電磁弁766が設けられている。電磁弁763,766は、メインタンク65とサブパウチ8との少なくとも一方におけるインク68の循環が行われる場合、本実施形態では、タンク−バイパス間循環(図20参照)、パウチ−バイパス間循環、及びパウチ−タンク間循環が行われる場合に、第二供給流路712と第二循環流路722とを閉じる(図20参照)。このため、第一実施形態と同様に印刷品質が向上する。
また、第一供給流路711には、第一供給流路711を開閉する電磁弁761が設けられている。第一循環流路721には、第一循環流路721を開閉する電磁弁764が設けられている。電磁弁761,764は、第二供給流路712と第二循環流路722とにおけるインク68の循環が行われる場合に、第一供給流路711と第一循環流路721とを閉じる(図19参照)。このため、第三実施形態と同様に印刷品質が向上する。
図21〜図23を参照し、第六の実施形態に係る印刷装置1である印刷装置1Fについて説明する。第六の実施形態においては、上記実施形態と同様の構成は同じ符号で示し、詳細の説明は省略する。
図21に示すように、印刷装置1Fは、第四の実施形態に係る印刷装置1D(図15参照)の構成に加え、バイパス流路811、及び電磁弁768を備えている。バイパス流路811及び電磁弁768は、第五の実勢形態に係る印刷装置1E(図18参照)と同様である。
印刷装置1Fにおけるインク68の流れについて説明する。まず、サブパウチ充填が行われる場合について説明する。サブパウチ充填が行われる場合、CPU70は、電磁弁761,762を開き、電磁弁763A,763B,764,765,766A,766B,767A,767B,768を閉じる。CPU70の制御によって、ポンプ751が動作する。これによって、図8の矢印411と同様に、メインタンク65に収容されたインク68が、第一供給流路711を介してサブパウチ8に供給される。インク68は、サブパウチ8内に収容される。
次に、印刷動作が行われる場合について説明する。印刷動作が行われる場合、CPU70は、電磁弁762,763A,763B,765,766A,766Bを開き、電磁弁761,764,767A,767B,768を閉じる。CPU70の制御によって、ヘッド部67からインク68を吐出する動作が行われる。図9の矢印412の場合と同様に、ヘッド部67からインク68が吐出されることで、サブパウチ8に収容されたインク68が、第二供給流路712A,712B及び第二循環流路722A,722Bを介して、ヘッド部67に供給される。
次に、パウチ−バイパス間循環が行われる場合について説明する。本実施形態においては、サブパウチ8及びバイパス流路801Aを介する第一パウチ−バイパス間循環が行われる場合と、サブパウチ8及びバイパス流路801Bを介する第二パウチ−バイパス間循環が行われる場合とがある。
図示しないが、第一パウチ−バイパス間循環が行われる場合、CPU70は、電磁弁762,765,767Aを開き、電磁弁761,763A,763B,764,766A,766B,767B,768を閉じる。CPU70の制御によって、ポンプ752Aが動作する。これによって、図16の矢印443と同様に、サブパウチ8、第二供給流路712の一部、第二循環流路722の一部、及びバイパス流路801Aにおけるインク68の循環が行われる。
図示しないが、第二パウチ−バイパス間循環が行われる場合、CPU70は、電磁弁762,765,767Bを開き、電磁弁761,763A,763B,764,766A,766B,767A,768を閉じる。CPU70の制御によって、ポンプ752Bが動作する。これによって、サブパウチ8、第二供給流路712の一部、第二循環流路722の一部、及びバイパス流路801Bにおけるインク68の循環が行われる。
次に、チューブ循環が行われる場合について説明する。本実施形態においては、バイパス流路801A及びバイパス流路811を介する第一チューブ循環が行われる場合(図22参照)と、バイパス流路801B及びバイパス流路811を介する第二チューブ循環環が行われる場合とがある。
図22に示すように、第一チューブ循環が行われる場合、CPU70は、電磁弁767A,768を開き、電磁弁761,762,763A,763B,764,765,766A,766B,767Bを閉じる。CPU70の制御によって、ポンプ752Aが動作する。これによって、バイパス流路801A、第一供給流路711の一部、第二供給流路712の一部、第一循環流路721の一部、第二循環流路722の一部、及びバイパス流路811におけるインク68の循環が行われる(矢印465参照)。
図示しないが、第二チューブ循環が行われる場合、CPU70は、電磁弁767B,768を開き、電磁弁761,762,763A,763B,764,765,766A,766B,767Aを閉じる。CPU70の制御によって、ポンプ752Bが動作する。これによって、バイパス流路801B、第一供給流路711の一部、第二供給流路712の一部、第一循環流路721の一部、第二循環流路722の一部、及びバイパス流路811におけるインク68の循環が行われる。
次に、タンク−バイパス間循環が行われる場合について説明する。図23に示すように、タンク−バイパス間循環が行われる場合、CPU70は、電磁弁761,764,768を開き、電磁弁762,763A,763B,765,766A,766B,767A,767Bを閉じる。CPU70の制御によって、ポンプ751が動作する。これによって、インク68が、メインタンク65から吸い上げられ、第一供給流路711、バイパス流路811、及び第一循環流路721を介して、メインタンク65に流れる(矢印467参照)。これによって、メインタンク65、第一供給流路711、バイパス流路811、及び第一循環流路721におけるインク68の循環が行われる。
次に、ヘッド−バイパス間循環が行われる場合について説明する。本実施形態においては、第二供給流路712A、ヘッド部67、第二循環流路722A、及びバイパス流路801Aを介する第一ヘッド−バイパス間循環が行われる場合と、第二供給流路712B、ヘッド部67、第二循環流路722B、及びバイパス流路801Bを介する第二ヘッド−バイパス間循環が行われる場合とがある。
図示しないが、第一ヘッド−バイパス間が行われる場合、CPU70は、電磁弁763A,766A,767Aを開き、電磁弁761,762,763B,764,765,766B,767B,768を閉じる。CPU70の制御によって、ポンプ752Aが動作する。これによって、図17の矢印446と同様に、バイパス流路801A、第二供給流路712A、ヘッド部67、及び第二循環流路722Aにおけるインク68の循環が行われる。
図示しないが、第二ヘッド−バイパス間循環が行われる場合、CPU70は、電磁弁763B,766B,767Bを開き、電磁弁761,762,763A,764,765,766A,767A,768を閉じる。CPU70の制御によって、ポンプ752Bが動作する。これによって、バイパス流路801B、第二供給流路712B、ヘッド部67、及び第二循環流路722Bにおけるインク68の循環が行われる。
ヘッド−タンク間循環を行う場合について説明する。本実施形態においては、メインタンク65、第一供給流路711、第二供給流路712A、ヘッド部67、第二循環流路722A、及び第一循環流路721を介する第一ヘッド−タンク間循環が行われる場合と、メインタンク65、第一供給流路711、第二供給流路712B、ヘッド部67、第二循環流路722B、及び第一循環流路721を介する第二ヘッド−タンク間循環が行われる場合とがある。
図示しないが、第一ヘッド−タンク間循環が行われる場合、CPU70は、電磁弁761,763A,764,766Aを開き、電磁弁762,763B,765,766B,767A,767B,768を閉じる。CPU70の制御によって、ポンプ751が動作する。これによって、図11の矢印414と同様に、インク68が、メインタンク65から吸い上げられ、第一供給流路711、第二供給流路712A、ヘッド部67、第二循環流路722A、及び第一循環流路721を介して、メインタンク65に流れる。これによって、メインタンク65、第一供給流路711、第二供給流路712A、ヘッド部67、第二循環流路722A、及び第一循環流路721におけるインク68の循環が行われる。
図示しないが、第二ヘッド−タンク間循環が行われる場合、CPU70は、電磁弁761,763B,764,766Bを開き、電磁弁762,763A,765,766A,767A,767B,768を閉じる。CPU70の制御によって、ポンプ751が動作する。これによって、インク68が、メインタンク65から吸い上げられ、第一供給流路711、第二供給流路712B、ヘッド部67、第二循環流路722B、及び第一循環流路721を介して、メインタンク65に流れる。これによって、メインタンク65、第一供給流路711、第二供給流路712B、ヘッド部67、第二循環流路722B、及び第一循環流路721におけるインク68の循環が行われる。
ヘッド−パウチ間循環を行う場合について説明する。本実施形態においては、サブパウチ8、第二供給流路712A、ヘッド部67、及び第二循環流路722Aを介する第一ヘッド−パウチ間循環が行われる場合と、サブパウチ8、第二供給流路712B、ヘッド部67、及び第二循環流路722Bを介する第二ヘッド−パウチ間循環が行われる場合とがある。
図示しないが、第一ヘッド−パウチ間循環が行われる場合、CPU70は、電磁弁762,763A,765,766Aを開き、電磁弁761,763B,764,766B,767A,767B,768を閉じる。第二供給流路712A又は第二循環流路722Aに、ポンプ(図示せず)を設ける。CPU70の制御によって、該ポンプが動作する。これによって、サブパウチ8、第二供給流路712A、ヘッド部67、及び第二循環流路722Aにおけるインク68の循環が行われる。
図示しないが、第二ヘッド−パウチ間循環が行われる場合、CPU70は、電磁弁762,763B,765,766Bを開き、電磁弁761,763A,764,766A,767A,767B,768を閉じる。第二供給流路712B又は第二循環流路722Bに、ポンプ(図示せず)を設ける。CPU70の制御によって、該ポンプが動作する。これによって、サブパウチ8、第二供給流路712B、ヘッド部67、及び第二循環流路722Bにおけるインク68の循環が行われる。
パウチ−タンク間循環が行われる場合について説明する。パウチ−タンク間循環が行われる場合、CPU70は、電磁弁761,762,764,765を開き、電磁弁763A,763B,766A,766B,767A,767B,768を閉じる。CPU70の制御によって、ポンプ751が動作する。これによって、図10の矢印413と同様に、インク68が、メインタンク65から吸い上げられ、第一供給流路711、サブパウチ8、第一循環流路721を介して、メインタンク65に流れる。これによって、メインタンク65、第一供給流路711、サブパウチ8、及び第一循環流路721におけるインク68の循環が行われる。
インク68の流速について説明する、本実施形態においては、ヘッド部67を介するヘッド−バイパス間循環、ヘッド−タンク間循環、及びヘッド−パウチ間循環が行われる場合、パウチ−バイパス間循環、パウチ−タンク間循環、タンク−バイパス間循環(図23参照)が行われる場合よりも、インク68の流速が遅い「弱循環」が行われる。また、パウチ−バイパス間循環、パウチ−タンク間循環、タンク−バイパス間循環(図23参照)が行われる場合、ヘッド−バイパス間循環、ヘッド−タンク間循環、及びヘッド−パウチ間循環が行われる場合よりもインク68の流速が速い「強循環」が行われる。
以上のように、印刷装置1Fにおいて、インク68が流れる。本実施形態においては、第二供給流路712と、第一供給流路711とは、第一接続部791において合流する。また、第二循環流路722と、第一循環流路721とは、第二接続部792において合流する。このように流路が接続されているので、印刷装置1Fは、第一供給流路711、第二供給流路712A,712B、第一循環流路721、及び第二循環流路722A,722Bのうちの全ての流路においてインク68の循環を行うことができる。よって、第一実施形態と同様に印刷品質が低下する可能性を低減できる。
また、バイパス流路801A,801Bにおいてインク68の循環が行われる(図22参照)。また、バイパス流路811においてインク68の循環が行われる(図22及び図23参照)。このため、第一供給流路711、第二供給流路712A,712B、第一循環流路721、第二循環流路722A,722B、及びバイパス流路801A,801B、バイパス流路811のうちの全ての流路においてインク68の循環を行うことができる。第三実施形態と同様に印刷品質が低下する可能性を低減できる。
また、第二供給流路712Aと第二循環流路722Aとを結ぶバイパス流路801Aが設けられている。第二供給流路712Bと第二循環流路722Bとを結ぶバイパス流路801Bが設けられている。このため、第二供給流路712A、バイパス流路801A、及び第二循環流路722Aを介したインク68の循環、及び、第二供給流路712B、バイパス流路801B、及び第二循環流路722Bを介したインク68の循環を行うことができる(図22参照)。よって、第三実施形態と同様に印刷品質が低下する可能性を低減できる。
また、第二供給流路712Aには、第二供給流路712Aを開閉する電磁弁763Aが設けられている。第二供給流路712Bには、第二供給流路712Bを開閉する電磁弁763Bが設けられている。第二循環流路722Aには、第二循環流路722Aを開閉する電磁弁766Aが設けられている。第二循環流路722Bには、第二循環流路722Bを開閉する電磁弁766Bが設けられている。電磁弁763A,763B,766A,66Bは、メインタンク65とサブパウチ8との少なくとも一方におけるインク68の循環が行われる場合、本実施形態では、タンク−バイパス間循環(図23参照)、パウチ−バイパス間循環、及びパウチ−タンク間循環が行われる場合に、第二供給流路712A,712Bと第二循環流路722A,722Bとを閉じる。このため、第一実施形態と同様に印刷品質が向上する。
また、第一供給流路711には、第一供給流路711を開閉する電磁弁761が設けられている。第一循環流路721には、第一循環流路721を開閉する電磁弁764が設けられている。電磁弁761,764は、第二供給流路712と第二循環流路722とにおけるインク68の循環が行われる場合に、第一供給流路711と第一循環流路721とを閉じる。このため、第三実施形態と同様に印刷品質が向上する。
図24及び図25を参照し、第七の実施形態に係る印刷装置1である印刷装置1Gについて説明する。第七の実施形態において、上記実施形態と同様の構成は同じ符号で示し、詳細の説明は省略する。
図24に示すように、印刷装置1Gにおいては、第五の実施形態に係る印刷装置1E(図18参照)の構成に加え、バイパス流路831及び電磁弁769が設けられている。バイパス流路831は、第二供給流路712と第二循環流路722とを結ぶ。電磁弁769は、バイパス流路831に設けられている。電磁弁769は、CPU70の制御によって、バイパス流路831を開閉する。
バイパス流路831と第二供給流路712とは、第九接続部799において接続されている。第九接続部799は、電磁弁763とヘッド部67との間に設けられている。より詳細には、第九接続部799は、第二供給流路712における電磁弁763から、ヘッド部67に至る経路において、ヘッド部67の直前に設けられている。
バイパス流路831と第二循環流路722とは、第十接続部800において接続されている。第十接続部800は、電磁弁766とヘッド部67との間に設けられている。より詳細には、第十接続部800は、第二循環流路722における電磁弁766から、ヘッド部67に至る経路において、ヘッド部67の直前に設けられている。
第二供給流路712、第二循環流路722、及びバイパス流路831を介する循環が行われる場合について説明する。以下の説明においては、バイパス流路831を介する循環を「バイパス循環」という。
図25に示すように、バイパス循環が行われる場合、CPU70は、電磁弁763,766,767,769を開き、電磁弁761,762,764,765,768を閉じる。CPU70の制御によって、ポンプ752が動作する。これによって、バイパス流路801、第二供給流路712、バイパス流路831、及び第二循環流路722におけるインク68の循環が行われる(矢印471参照)。なお、バイパス流路831は、ヘッド部67内の流路よりも太い。このため、インク68はヘッド部67側よりも、バイパス流路831に流れやすい。よって、ヘッド部67ではなく、バイパス流路801、第二供給流路712、バイパス流路831、及び第二循環流路722におけるインク68の循環が行われる
バイパス循環以外のインク68の流れについては、印刷装置1E(図18〜図20参照)の場合と同様であり、同様の効果を奏する。このため、詳細な説明は省略する。また、バイパス循環以外のインク68の流れが発生する場合、電磁弁769は閉じられる。
本実施形態においては、バイパス循環によって、ヘッド部67側にインク68が流れる可能性を低減しつつ、第二供給流路712と第二循環流路722とにおけるインク68の循環を行うことができる。よって、ヘッド部67におけるインク68のメニスカスが破壊される可能性を低減できる。
図26及び図27を参照し、第八の実施形態に係る印刷装置1である印刷装置1Hについて説明する。第八の実施形態において、上記実施形態と同様の構成は同じ符号で示し、詳細の説明は省略する。
図26に示すように、印刷装置1Hにおいては、第六の実施形態に係る印刷装置1F(図21参照)の構成に加え、バイパス流路831、電磁弁769、第七接続部797、及び第十接続部800が、夫々2つ設けられている。以下の説明では、2つのバイパス流路831のうち、一方をバイパス流路831Aといい、他方をバイパス流路831Bという。2つの電磁弁769のうち、一方を電磁弁769Aといい、他方を電磁弁769Bという。2つの第九接続部799のうち、一方を第九接続部799Aといい、他方を第九接続部799Bという。2つの第十接続部800のうち、一方を第十接続部800Aといい、他方を第十接続部800Bという。
バイパス流路831Aは、第二供給流路712Aと第二循環流路722Aとを結ぶ。電磁弁769Aは、バイパス流路831Aに設けられている。電磁弁769Aは、CPU70の制御によって、バイパス流路831Aを開閉する。バイパス流路831Aと第二供給流路712Aとは、第九接続部799Aにおいて接続されている。第九接続部799Aは、電磁弁763Aとヘッド部67との間に設けられている。より詳細には、第九接続部799Aは、第二供給流路712Aにおける電磁弁763Aから、ヘッド部67に至る経路において、ヘッド部67の直前に設けられている。
バイパス流路831Aと第二循環流路722Aとは、第十接続部800Aにおいて接続されている。第十接続部800Aは、電磁弁766Aと、ヘッド部67との間に設けられている。より詳細には、第十接続部800Aは、第二供給流路712Aにおける電磁弁766Aから、ヘッド部67に至る経路において、ヘッド部67の直前に設けられている。
バイパス流路831Bは、第二供給流路712Bと第二循環流路722Bとを結ぶ。電磁弁769Bは、バイパス流路831Bに設けられている。電磁弁769Bは、CPU70の制御によって、バイパス流路831Bを開閉する。バイパス流路831Bと第二供給流路712Bとは、第九接続部799Bにおいて接続されている。第九接続部799Bは、電磁弁763Bとヘッド部67との間に設けられている。より詳細には、第九接続部799Bは、第二供給流路712Bにおける電磁弁763Bから、ヘッド部67に至る経路において、ヘッド部67の直前に設けられている。
バイパス流路831Bと第二循環流路722Bとは、第十接続部800Bにおいて接続されている。第十接続部800Bは、電磁弁766Bとヘッド部67との間に設けられている。より詳細には、第十接続部800Bは、第二循環流路722Bにおける電磁弁766Bから、ヘッド部67に至る経路において、ヘッド部67の直前に設けられている。
バイパス循環を行う場合について説明する。本実施形態においては、バイパス流路831Aを介する第一バイパス循環が行われる場合(図27参照)と、バイパス流路831Bを介する第二バイパス循環が行われる場合とがある。
図27に示すように、第一バイパス循環が行われる場合、CPU70は、電磁弁763A,766A,767A,769Aを開き、電磁弁761,762,763B,764,765,766B,767B,768,769Bを閉じる。CPU70の制御によって、ポンプ752Aが動作する。これによって、バイパス流路801A、第二供給流路712A、バイパス流路831A、及び第二循環流路722Aにおけるインク68の循環が行われる(矢印481参照)。
図示しないが、第二バイパス循環が行われる場合、CPU70は、電磁弁763B,766B,767B,769Bを開き、電磁弁761,762,763A,764,765,766A,767A,768,769Bを閉じる。CPU70の制御によって、ポンプ752Bが動作する。これによって、バイパス流路801B、第二供給流路712B、バイパス流路831B、及び第二循環流路722Aにおけるインク68の循環が行われる。
バイパス循環以外のインク68の流れについては、印刷装置1F(図21〜図23参照)の場合と同様であり、同様の効果を奏する。このため、詳細な説明は省略する。また、バイパス循環以外のインク68の流れが発生する場合、電磁弁769A,769Bは閉じられる。
本実施形態においては、バイパス循環によって、ヘッド部67側にインク68が流れる可能性を低減しつつ、第二供給流路712A,712Bと第二循環流路722A,722Bとにおけるインク68の循環を行うことができる。よって、ヘッド部67におけるインク68のメニスカスが破壊される可能性を低減できる。
上記実施形態において、メインタンク65は本発明の「第一収容部」の一例である。サブパウチ8は本発明の「第二収容部」の一例である。バイパス流路811は本発明の「第一バイパス流路」の一例である。バイパス流路801,801A,801Bは本発明の「第二バイパス流路」の一例である。電磁弁763,763A,763B,766,766A,766Bは本発明の「第一開閉部」の一例である。電磁弁761,764は本発明の「第二開閉部」の一例である。
なお、本発明は上記実施形態に限定されることなく、種々の変更が可能である。例えば、バイパス流路801,811とのうち、一方のみが設けられてもよい。また、サブパウチ8は袋状であったが、袋状とは異なる容器であってもよい。また、脱気モジュール60の構成は、上記実施形態と異なる構成であってもよい。また、脱気モジュール60が設けられなくてもよい。
また、フィルタ771が設けられなくてもよい。残量センサ661,899が設けられなくてもよい。モータ662及び回転部663が設けられなくてもよい。また、電磁弁761〜769の少なくとも一部が設けられなくてもよい。電磁弁761〜769は、流路を開閉する開閉部であればよく、他の種類の弁でもよい。また、メインタンク65は、印刷装置1に含まれてもよいし、印刷装置1とは別に設けられてもよい。また、インク68の循環のうち、一部の循環方法が実施されなくてもよい。
上記実施形態においては、第二供給流路712と第一供給流路711とが、第一接続部791において合流していた。また、第二循環流路722と第一循環流路721とが、第二接続部792において合流していた。しかし、第二供給流路712及び第二循環流路722の一方と、第一供給流路711とが、第一接続部791又はサブパウチ8において合流してもよい。また、第二供給流路712及び第二循環流路722との他方と、第一循環流路721とは、第二接続部792又はサブパウチ8において合流してもよい。
例えば、図28に示す印刷装置1Iは、印刷装置1H(図26参照)の変形例であり、第二供給流路712と第一供給流路711とが、サブパウチ8おいて合流し、第二循環流路722と第一循環流路721とが、サブパウチ8おいて合流している。すなわち、上記実施形態における第一接続部791、第二接続部792、第一接続流路731、及び第二接続流路732が設けられていない。また、電磁弁762は、第一供給流路711と第二供給流路712の夫々に設けられている。また、電磁弁765は、第一循環流路721と第二循環流路722との夫々に設けられている。
以下の説明においては、第一供給流路711に設けられている電磁弁762を電磁弁762Aという場合があり、第二供給流路712に設けられている電磁弁762を電磁弁762Bという場合がある。また、第一循環流路721に設けられている電磁弁765を電磁弁765Aという場合があり、第二循環流路722に設けられている電磁弁765を電磁弁765Bという場合がある。
印刷装置1Iにおける上記構成以外は、印刷装置1H(図26参照)と同様であるので、詳細な説明は省略する。また、インク68の流れも、印刷装置1Hと同様である。なお、第一供給流路711においてインク68が流れる場合、電磁弁762Aが開かれる。第二供給流路712においてインク68が流れる場合、電磁弁762Bが開かれる。第一循環流路721においてインク68が流れる場合、電磁弁765Aが開かれる、第二循環流路722においてインク68が流れる場合、電磁弁765Bが開かれる。
なお、図示しないが、印刷装置1A〜1Gにおいても同様に、第二供給流路712と第一供給流路711とが、サブパウチ8おいて合流し、第二循環流路722と第一循環流路721とが、サブパウチ8おいて合流してもよい。この場合においても、上記各実施形態と同様の効果を奏する。
また、図29に示す印刷装置1Jは、印刷装置1E(図18参照)の変形例であり、第二循環流路722と第一供給流路711とが、第一接続部791において合流し、第二供給流路712と第一循環流路721とが、第二接続部792において合流している。すなわち、印刷装置1Eにおける第二供給流路712と第二循環流路722とが入れ替わっている。ポンプ752は、第六接続部796から第五接続部795側にインク68を流す。電磁弁767は、ポンプ752と第五接続部795との間に設けられている。
図29に示すように、印刷装置1Jにおいてヘッド−バイパス間が行われると、第二供給流路712、ヘッド部67、第二循環流路722、バイパス流路801においてインク68の循環が行われる(矢印491参照)。
なお、図示しないが、印刷装置1A〜1D,1F〜1Hにおいても同様に、第二循環流路722と第一供給流路711とが、第一接続部791において合流し、第二供給流路712と第一循環流路721とが、第二接続部792において合流してもよい。この場合においても、上記各実施形態と同様の効果を奏する。また、印刷装置1I(図28参照)においても同様に、印刷装置1Iにおける第二供給流路712と第二循環流路722とが入れ替えられてもよい。この場合、第二循環流路722と第一供給流路711とが、サブパウチ8おいて合流し、第一循環流路721と第二供給流路712とが、サブパウチ8おいて合流する。
なお、上記各実施形態においては、印刷装置1が有する全ての流路において、インク68の循環が行われる。このため、一部の流路においてインク68の循環が行われない場合に比べて、インク68の成分の沈降によって印刷品質が低下する可能性を低減できる。