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JP6603079B2 - 景品払出装置 - Google Patents
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JP6603079B2 - 景品払出装置 - Google Patents

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Description

本発明は、パチンコ機などの遊技機器が設置される遊技店などに設置され特殊景品などの景品を払い出す景品払出装置に関する。
例えばパチンコ店などの遊技店では、遊技客がパチンコ機で獲得したパチンコ玉数やスロットマシンで獲得したメダル数に応じて特殊景品を払い出す景品払出装置を設置している。
景品払出装置は、収納箱内の昇降台上に複数の特殊景品を重積収納しており、獲得したパチンコ玉数やメダル数に応じてその昇降台を上昇させることで所定数の特殊景品を払出している。
景品払出装置として、上昇した昇降台上に積層された特殊景品の最上部と接触したことを検知する接触スイッチと、昇降台に隣接して配置され複数の特殊景品を一時的に貯留するスタッカ部と、このスタッカ部に対して、特殊景品を昇降台から一枚ずつ高速で押し出す回転ベルトを備えたものが知られている。回転ベルトには、特殊景品を押し出すための爪が形成されている。
この景品払出装置では、払出し対象の特殊景品をスタッカ部に一時的に積層することで特殊景品をまとまって払出している。
特開2007‐105519号
従来の景品払出装置では、積層された特殊景品を昇降台から一枚ずつ押し出して一時的に積層していたため、多量の特殊景品を払い出す場合、払出しに時間が掛かってしまっていた。また、一枚ずつではなく複数枚を昇降台からまとめて押し出すことも考えられるが、景品は個々で歪み、変形などがあり、積層され密接している景品を正確に所定数のみをまとめて押し出すことは困難だった。
また、払い出し時間を短縮するために、景品をスタッカ部に一枚ずつ押し出す速度を速くすると、押し出された景品が景品払出装置内で跳ねてしまいスタッカ部に上手く乗らなかったりスタッカ部に積層された他の景品を崩してしまったりすることがあった。
本発明は、係る課題を解決するためになされたもので、景品の払い出し速度の向上、所定数の景品を正確に払い出す、または景品が払出機内で跳ねてしまうことを防止することが可能な景品払出装置を提供することを目的とする。
実施形態の景品払出装置は、景品を積層して収納する景品収納部と、前記景品収納部内に積層された前記景品を下方から支持して上昇させる第1の景品移動部と、前記第1の景品移動部によって上昇した前記景品が挿入される挿入口と、前記挿入口に挿入された前記景品側に傾斜する傾斜面を有し、前記景品と接触し当該景品の上昇に伴って、前記景品を前記上昇の方向に垂直の方向かつ前記傾斜面から遠ざかる方向に押圧して段状にずらす傾斜壁部とを具備する。
実施形態の景品払出装置によれば、景品の払出しに掛かる時間の短縮を図ることができる。また、景品払出装置によれば、複数の景品のうち所定枚数の景品のみを正確に分別させることができる。また実施形態の景品払出装置によれば、景品Wが景品払出装置17内で跳ねたり、暴れたり、または積層された景品Wが崩れてしまったりすることを防止することができる。
実施形態に係る景品払出システム1全体の構成を示す図である。 景品払出装置17を示す斜視図である。 図2に示した景品払出装置17の裏側を示す斜視図である。 図3に示した景品払出装置17の背面扉109を開いた状態を示す斜視図である。 景品カートリッジ111を示す斜視図である。 下部ユニット112の外側部を説明するための一部拡大斜視図である。 下部ユニット112の内部を示す概略図である。 景品カートリッジ111が下部ユニット112に収容された状態を示す概略図である。 上部ユニット113を示す斜視図である。 上部ユニット113の内部を示す一部断面図である。 景品押出部210及び景品計数部230の一部を示す斜視図である。 景品分別部220を示す斜視図である。 図12の景品分別部220を下から見た平面図である。 図12に示す景品分別部220のA−A断面である。 景品Wの計数動作を説明するための一部断面図である。 景品Wの計数動作を説明するための一部断面図である。 景品Wの計数動作を説明するための一部断面図である。 景品Wの計数動作を説明するための一部断面図である。 景品Wの計数動作を説明するための一部断面図である。 景品Wの計数動作を説明するための一部断面図である。 景品Wの計数動作を説明するための一部断面図である。 景品Wの計数動作を説明するための一部断面図である。 景品Wの計数動作を説明するための一部断面図である。 景品Wの払出しの動作を説明するための図9の斜視断面図である。 景品Wの払出しの動作を説明するための図9の斜視断面図である。 景品Wの払出しの動作を説明するための図9の斜視断面図である。 主制御手段104の機能を示す機能ブロック図である。 レーン制御手段105の機能を示す機能ブロック図である。 レーン制御手段105の制御を示すフローチャートである。 第2の実施形態に係る上部ユニット113aの内部を示す概略図である。 第2の実施形態に係る上部ユニット113aにおけるレーン制御手段105の制御を示すフローチャートである。
(第1の実施形態)
以下、図面を参照して、本発明の一つの実施形態に係る景品払出システム及び景品払出装置を説明する。
(景品払出システム1について)
まず、図1を参照して、景品払出システム1について説明する。図1は、実施形態に係る景品払出システム1全体の構成を示す図である。
景品払出システム1は、図1に示すように、ネットワーク3を介して複数の機器が通信可能に接続されてなる遊技店システムの中で、獲得した遊技媒体数(例えば、パチンコ玉数やメダル数)に応じて払い出される景品W(景品)の払出しに関するシステムである。
景品払出システム1では、複数のパチンコ機5(遊技機)、このパチンコ機5の間に配置されパチンコ機5とそれぞれ接続される複数の台間機7、複数のスロットマシン9(遊技機)、メダル払出し用の台間機11がいわゆる「島」を形成し、島コンピュータ13を介してそれぞれネットワーク3に接続されている。
景品払出システム1では、現金や、会員用ICカード15aまたは非会員用ICカード15b(記録媒体)により特定可能な度数(有価価値)によって遊技店と遊技客との間で、遊技媒体の貸借が行われる。
景品払出システム1は、景品Wを払い出すための景品払出装置17を備える。ここでは、景品払出装置17は、景品管理装置(POS)19に専用のケーブルにより接続されており、POS19を介してネットワーク3に接続される。また、例えば、景品払出装置17とPOS19とを専用のケーブルではなく、ネットワーク3を介して接続してもよい。
ネットワーク3は、例えば、Local Area Network(LAN)である。ネットワーク3は、有線LANでもよいし無線LANでもよい。
ネットワーク3には、さらに、遊技媒体の数を計数したり景品払出し用のカードやレシートなどを発券したりする計数機21が接続されている。計数した玉数またはメダル数に基づく情報を有価情報という。
有価情報には、計数した玉数、またはメダル数が変換された貯玉数、または貯メダル数を示す情報も含まれる。計数機21は、カードやレシートにより有価情報を特定できるようにして発券を行う。
ネットワーク3には、受け入れた会員用ICカード15aまたは非会員用ICカード15bの度数残高を現金で返却する精算機23、管理装置25が接続されている。
ネットワーク3には、さらに、再プレー受付機27、発券機29、データ表示機31、データ公開機33などが接続されている。
再プレー受付機27は、会員用ICカード15aに記憶されたIDに基づいて、管理装置25の記憶部に記憶された貯玉数または貯メダル数があれば再プレー用の貯玉数または再プレー用の貯メダル数の情報を書き換える旨の要求信号を管理装置25に送信する。この結果、再プレーが行える状態になる。
発券機29は、紙幣を受け入れる。発券機29は、度数を購入するための「購入ボタン」を備え、選択された金額に対応する度数を、会員用ICカード15aにより特定可能にしたり、その金額に対応する度数が特定可能な非会員用ICカード15bを発行したりする。
データ表示機31は、各遊技機の上部に取り付けられ、各遊技機におけるスランプグラフ、スタート回数、大当たり回数などの情報を表示する。
データ公開機33は、各遊技機の、例えば、スランプグラフ、スタート回数、大当たり回数などの情報を検索可能な装置であり、その検索情報を表示部に表示して遊技客に提供する。
上記した各機器からの情報は、ネットワーク3を介して管理装置25に出力され、さらに、プロトコルコンバータ35、モデム37を介して外部の統括情報センタ39が備える統括管理装置39aに送信される。
また、ネットワーク3を介して、管理装置25から各機器に種々の信号(情報)を出力することもできる。「種々の信号(情報)」とは、例えば、景品払出装置17への景品Wの払出しを指示する払出指示信号、景品Wの在庫の計数を指示する在庫計数指示信号、景品Wを積層して保持する景品収納部(後述する景品カートリッジ111)を景品払出装置17から取り出すための取出指示信号である。
これらの信号によって所定枚数の景品Wの払出しが行われたり、景品Wの在庫が計数されたりする。払出指示信号には、遊技客に払い出される景品Wの枚数を示す情報が含まれている(払出枚数情報)。この払出指示信号、在庫計数指示信号、取出指示信号は、POS19、パーソナルコンピュータ(PC)41などネットワーク3に接続される各機器から景品払出装置17に送信されることもある。
統括管理装置39aには、例えば、他の遊技店からも種々情報が送信される。この結果、遊技店ごとの集計や遊技店全体の集計などを行うことができる。また、統括管理装置39aにおいて集計された各情報は、PC41などで見ることができる。
また、PC41によって、ネットワーク3を介して各機器を制御したり、各機器が管理する情報を利用(情報の表示、編集、印刷)したりすることができる。
(景品払出装置17について)
次に図2〜5を用いて景品払出装置17について詳細に説明する。図2は、景品払出装置17を示す斜視図である。図3は、図2に示した景品払出装置17の裏側を示す斜視図である。図4は、図3に示した景品払出装置17の背面扉109を開いた状態を示す斜視図である。図5は、景品カートリッジ111を示す斜視図である。
図2に示すように、景品払出装置17は、筐体100、シャッター102、点灯部103、主制御手段104、レーン制御手段105(制御手段)、表示ユニット106、操作表示パネル107を備える。図3及び図4に示すように、景品払出装置17は、背面扉109、景品払出ユニット110を備える。なお、表示ユニット106及び操作表示パネル107は、POS19に備えつけられることもある。この場合、景品払出装置17は、表示ユニット106及び操作表示パネル107を備えなくてもよい。また、景品払出装置17は、点灯部103を備えないこともある。
景品払出装置17は、遊技の結果として得られる景品Wをレーンごとに払い出す。「レーン」とは、図2及び図4に示すように、それぞれ複数あるうちの1の点灯部103、1のレーン制御手段105、1の景品払出ユニット110、を一組とした単位であり、ここでは景品払出装置17は6つのレーンを備えている。
図2に示すように、筐体100は、排出天板100a、正面部100b(遊技客側の面部)及び背面部100c(従業員側の面部)を備える。筐体100の内部には、景品Wが保管されている。
排出天板100aの上面の所定の箇所には、景品Wが排出される景品払出口100d(払出口)が設けられている。ここでは、景品払出口100dは、6カ所に設けられている。このように景品払出口100dを設けることによって、最大で6箇所から景品Wを同時に排出することが可能となる。景品払出口100dは、6箇所に限られるものではなく、景品Wを一度に排出する量によって設置数を増減させてもよい。
シャッター102は、景品払出口100dを閉鎖する。シャッター102は、景品Wの払出しが行われるときに開き、通常時は閉じている。シャッター102は、排出天板100aの面方向に沿ってスライドすることにより、景品払出口100dを露出させる。
点灯部103は、排出天板100a上の景品払出口100dの近傍に設けられている。点灯部103は、例えばLEDランプを備える。点灯部103は、景品払出口100dと対応する数が設置される。景品Wが排出される景品払出口100dに対応した点灯部103が点灯することによって、景品Wが排出される景品払出口100dの位置を遊技客や従業員に示すことができる。
表示ユニット106は、払い出される景品Wの数などを表示するためのディスプレイ装置であり、例えば液晶モニタなどで構成される。表示ユニット106は、スピーカを備えることもある。この場合、遊技客に対して「いらっしゃいませ」、「景品が出るまでしばらくお待ち下さい」などの音声による情報を発することができる。また、例えばスピーカは景品払出装置17に備えてもよい。
図3に示すように、操作表示パネル107は、景品払出装置17の背面側を向いて設けられている。操作表示パネル107には、表示部107a、エラー発生時点灯部107bが設けられている。
表示部107aは、表示ユニット106と同様に、払い出される景品Wの数などを表示するためのディスプレイ装置であり、例えば液晶モニタなどで構成される。
エラー発生時点灯部107bは、操作表示パネル107の左右の端部に設けられている。エラー発生時点灯部107bは、景品Wの補充要求や搬送不良などのエラー発生時に点灯する。また、エラー発生時の点灯は点灯部103で行っても良い。
さらに操作表示パネル107には、接続されたPOS19の台数を示す点灯部107cが設けられている。この点灯部107cは、例えばLEDランプを備え、POS19が1台併設されている場合にはLEDランプが1つ点灯し、POS19が2台併設されている場合には、2つ点灯する。
また、操作表示パネル107には、点灯部107cに近接して、景品払出装置17のレディ状態を示すレディ点灯部107dが設けられている。このレディ点灯部107dも、例えばLEDランプなどを備える。
操作表示パネル107には、さらにボタン群107eが設けられている。
ボタン群107eは、種々のボタンから構成されている。ボタン群107eは、例えば「在庫確認ボタン」、「景品カートリッジ取り出しボタン」、「テンキー」、「払出しボタン」などを備えることができる。
在庫確認ボタンが押されることによって景品Wの在庫計数を行うことができる。景品カートリッジ取り出しボタンが押されることによって、景品Wを積層して保持する景品カートリッジ111を景品払出装置17から取り出すことができる。
また、例えば操作表示パネル107をタッチパネルと液晶にすれば、ボタン群や各点灯部は不要となる。
景品カートリッジ取り出しボタンがPOS19に備えられている場合がある。この場合、POS19の景品カートリッジ取り出しボタンが押されたことに対応して、POS19から景品払出装置17に対して、景品カートリッジ111の取り出しを指示する取出指示信号が送信される。結果として、景品カートリッジ111を景品払出装置17から取り出すことができる。景品カートリッジ111については、図5を参照して後述する。
テンキーによって、例えば、払い出す景品Wの枚数を入力することができる。払出しボタンによって、例えば、景品Wの種類を入力したり、景品Wの払出しを開始することができる。このことにより、景品払出口100dから所定の枚数の景品Wを払い出すことができる。すなわち、テンキー及び払出しボタンを備えることによって、POS19、管理装置25、PC41などから払出指示信号が送信されなくとも景品Wを払い出すことができる。なお、払い出す景品Wの枚数や種類を、獲得したパチンコ玉数やメダル数に応じて自動的に算出することもできる。
図3に示すように背面扉109は、筐体100の背面部100cに設けられている。背面扉109は、把持部109a及び施錠機構109bを備える。
背面扉109は、両開きタイプの扉であり、遊技店の従業員は、把持部109aを握って左右の背面扉109を開閉できる。
施錠機構109bは、例えば、鍵孔に鍵を差し込むことで施錠または開錠が可能な構造を有している。施錠機構109bは、図2に示した主制御手段104と回線を介して接続されることがある。
図4に示すように、一方の背面扉109の側面には、開扉検知手段109cが配置される。この開扉検知手段109cは、例えば、接点スイッチなどで構成される。開扉検知手段109cは、他方の背面扉109の側面が自身(開扉検知手段109c)に接触したことを検知できる。
景品払出ユニット110は、景品カートリッジ111、下部ユニット112、上部ユニット113を備える。景品払出ユニット110は、景品払出装置17の横方向にレーンごとに並列的に配置される。この実施例では、6レーン分の景品払出ユニット110を配置しているが、景品払出ユニット110の配置数は6レーン分に限られるものではなく、その数を増減してもよい。
景品カートリッジ111は、景品Wを積層して保持する箱体である。図5に示すように、景品カートリッジ111は、全体として直方体からなり、複数の一列に並べられた直方体空間からなる景品収納列120から構成される。景品カートリッジ111は、下部ユニット112に出し入れ自在に挿入され、かつ下部ユニット112内を移動可能に配置される。
景品カートリッジ111の一方の外側面には、従業員に把持される把持部121が設けられている。把持部121が設置された外側面とは反対側の景品カートリッジ111の外側面には、金属プレート122が配設されている。ここでは、2個の金属プレート122が景品カートリッジ111の外側面の下部に配設されているが、個数及び配置位置はこれに限るものではない。
景品収納列120は、それぞれ景品Wを収納する。例えば、景品Wの厚さが3mmの場合、景品収納列120は、景品Wを150個収納することができる。したがって、3個の景品収納列120で、合計450個の景品Wを収納することができる。ここでは、景品カートリッジ111は、3個の景品収納列120から構成されているが、これに限られるものではなく、景品収納列120の数を増減してもよい。景品収納列120には、それぞれ異なる種類の景品Wを収納させてもよいし、同じ種類の景品Wを収納させてもよい。
景品収納列120の背面及び両側面は壁面で形成されている。景品収納列120は、隣接する景品収納列120の間の側面120aをそれぞれ共有している。
景品収納列120の前面及び天井面は開口されている。景品収納列120の側面前部には、板状のガイド124が景品収納列120に沿って設けられている。
景品収納列120の底面には、中央部及び前面部の一部が切り欠きされ、略C字型に形成された景品ストッパ125が固着されている。景品ストッパ125は、景品収納列120内に積層される景品Wを支持する。
次に図6〜図8を用いて下部ユニット112について詳細に説明する。図6は、下部ユニット112の外側部を説明するための一部拡大斜視図である。図7は、下部ユニット112の内部を示す概略図である。図8は、景品カートリッジ111が下部ユニット112に収容された状態を示す概略図である。
図6に示すように下部ユニット112は、下部筐体112a、カートリッジ挿入口扉112b、ロック機能部112c及び接点スイッチ112dを備える。
下部筐体112aは、中空の箱体であり、景品カートリッジ111を出入自在に収容する。下部筐体112aには、下部筐体112aの外部に開口する景品カートリッジ挿入口112eが形成され、この景品カートリッジ挿入口112eから景品カートリッジ111が出し入れされる。
カートリッジ挿入口扉112b、ロック機能部112c及び接点スイッチ112dは、それぞれ景品カートリッジ挿入口112eの近傍に配置される。接点スイッチ112dは、カートリッジ挿入口扉112bの開閉を検知するために設けられている。
ロック機能部112c及び接点スイッチ112dは、レーン制御手段105と回線を介して接続されることがある。
カートリッジ挿入口扉112bは、景品カートリッジ挿入口112eを閉鎖可能な開閉扉として機能する。カートリッジ挿入口扉112bの一端側は、例えば、蝶番などの回動支持部材112fによって下部筐体112aに固定されている。この回動支持部材112fを設けることによって、回動支持部材112fを軸としてカートリッジ挿入口扉112bを開閉することができる。
また、カートリッジ挿入口扉112bの固定側とは反対側の縁部には、係止開口部112gが設けられている。係止開口部112gは、ロック機能部112cと対応する位置に設置される。係止開口部112gは、カートリッジ挿入口扉112bが閉められたときに、ロック機能部112cによって係止される。結果として、カートリッジ挿入口扉112bは、ロック機能部112cによってロックされる。
カートリッジ挿入口扉112bには、図4に示すように、扉把持部113hが設置されている。
下部ユニット112の下部筐体112aの上部には、図7に示すように、上部ユニット113及び排出天板100aが配置される。下部筐体112aの天井面には、上部ユニット113と連通する開口部112jが設けられている。
開口部112jを介して、景品Wが上部ユニット113内に搬送され、最終的に景品払出口100dから払い出される。
図7に示すように下部ユニット112は、ガイド部130、リフト機構140、計数部170、景品搬送部180を収容する。下部ユニット112は、これら以外にも必要に応じて種々のセンサを収容する。「種々のセンサ」は、例えば、下部筐体112aの底面部に配設された初期位置センサ151及び初期位置センサ152である。初期位置センサ151は、景品搬送部180の待機位置に配設される。初期位置センサ152は、計数部170の待機位置に配設され、初期位置センサ151よりも上方に位置する。
ガイド部130は、ガイドレール131、ガイドローラ132、カートリッジ設置板133、キャッチ手段134、マグネット135、位置検出用突起136、位置検知センサ137、カートリッジ移動機構138を備える。
ガイドレール131は、景品カートリッジ挿入口112eの下端位置の両側に、かつ景品カートリッジ挿入口112eから景品カートリッジ挿入口112eの反対側である下部筐体112aの奥に渡って帯状に設置されている。ガイドレール131の一部は、景品搬送部180の一部が、上下方向(ガイドレール131の配設方向に直交する方向)に通り抜けることが可能なように切り欠きされている。ガイドレール131は、挿入された景品カートリッジ111の移動方向をガイドする。
ガイドローラ132は、ガイドレール131の一方の壁面から他方の壁面間に渡って複数本設置される。ガイドローラ132が回転することによって、カートリッジ設置板133が、ガイドレール131に沿ってガイドローラ132上を移動する。
カートリッジ設置板133は、ガイドローラ132上に配置される。カートリッジ設置板133は、景品カートリッジ挿入口112eから挿入された景品カートリッジ111を受けて景品カートリッジ111を支持する。カートリッジ設置板133は、景品カートリッジ111と一体的にガイドレール131の配設方向に移動する。
カートリッジ設置板133には、計数部170及び景品搬送部180が通過可能な切欠き133aが設けられている。
位置検知センサ137は、下部筐体112aの内壁面の所定の位置に配設される。
カートリッジ移動機構138は、それぞれ下部筐体112aの底部に設置されたステッピングモータ138a及びタイミングベルト138bを備える。カートリッジ移動機構138は、ステッピングモータ138aとタイミングベルト138bを接続する所定のギア比のギア部を備えることもできる。
ステッピングモータ138aは、レーン制御手段105によって正逆回転される。ステッピングモータ138aの回転軸には、カートリッジ設置板133上に設置された景品カートリッジ111の移動位置を検知するために回転の有無を検出する為のエンコーダを設けることもできる。
タイミングベルト138bは、ステッピングモータ138aからの動力をカートリッジ設置板133に伝達するための伝達手段である。ステッピングモータ138aが駆動することによって、タイミングベルト138bが駆動する。結果的にカートリッジ設置板133が、ガイドローラ132上を移動する。
(リフト機構140について)
リフト機構140は、ステッピングモータ141、ギア群142、スパイラルシャフト143、リニアシャフト144、クラッチ145を備える。
リフト機構140は、ステッピングモータ141が正常に回転しているかを検知するためのエンコーダを備えることもある。リフト機構140は、計数部170単体または、計数部170とこの計数部170に保持(連結)された景品搬送部180を昇降させる。景品Wの在庫を計数する場合、計数部170は単体で昇降する。景品Wを払い出す場合、計数部170と景品搬送部180は連結した状態で一体的に昇降する。
ステッピングモータ141、ギア群142、スパイラルシャフト143、リニアシャフト144、クラッチ145は、下部筐体112aの底面部に配置されている。
ステッピングモータ141は計数部170単体、または連結された計数部170及び景品搬送部180を昇降させるための駆動源であり、レーン制御手段105によって正逆回転される。
ギア群142は、ステッピングモータ141の動力をスパイラルシャフト143に伝達する。なお、タイミングベルト138bのようなベルト機構やこの他にもチェーン機構によって、ステッピングモータ141の動力をスパイラルシャフト143に伝達させてもよい。
スパイラルシャフト143及びリニアシャフト144は、互いに所定の間隔を空けて並行に配置されている。スパイラルシャフト143及びリニアシャフト144は、下部筐体112aの底面部から開口部112jが開口する天井面に渡って設置されている。
スパイラルシャフト143は、ステッピングモータ141に対してギア群142及びクラッチ145を介して接続されており、ステッピングモータ141から動力を供給されて回転する。スパイラルシャフト143の回転によって計数部170単体、または連結された計数部170及び景品搬送部180が昇降する。
リニアシャフト144は、計数部170及び景品搬送部180の昇降をガイドする。
クラッチ145は、例えば双方向クラッチである。クラッチ145の入力軸は、ステッピングモータ141側のギア群142と接続され、クラッチ145の出力軸は、スパイラルシャフト143側のギア群142に接続される。クラッチ145では、ステッピングモータ141が正転または逆転した場合のどちらの場合においても入力軸と出力軸が回転する。つまり、正転または逆転のどちらの場合であってもステッピングモータ141の動力は、ギア群142とともにスパイラルシャフト143に伝わる。
クラッチ145はステッピングモータ141を励磁せずに計数部170と景品搬送部180が連結された状態で所定の位置にとどめておきたい場合に使用する。その為、ステッピングモータの励磁を行えば、クラッチ145は不要となる。
ただしクラッチ145は、ステッピングモータ141にとっては外乱となるスパイラルシャフト143側からの力(例えば、回転力)を受けると、出力軸がロックする。
計数部170及び景品搬送部180は、図8に示すように、景品収納列120に収納された景品Wを下方から支持し、上昇して上部ユニット113まで搬送する第1の景品移動部である。
計数部170は、景品搬送部180の上方に位置する。計数部170は、図7に示したステッピングモータ141の駆動によって、スパイラルシャフト143及びリニアシャフト144に沿って昇降する。
計数部170は、ここでは図示を省略したロック機構を備えており景品搬送部180を保持する。この状態を計数部170と景品搬送部180が連結した状態という。ロック機構は特に限定されず、景品搬送部180を爪で引掛けたり、電磁石で引き付けたりするなど種々の構成を採用することができる。
景品搬送部180は、薄板形状の本体部181、円柱形状の支柱部182、板形状の景品支持台183を備える。景品搬送部180は、計数部170の下方に位置する。景品搬送部180は、スパイラルシャフト143には接続されていない。景品搬送部180は、計数部170に保持されて、リニアシャフト144に沿って昇降し、景品カートリッジ111に積層された景品Wを上部ユニット113まで搬送する。
支柱部182は、本体部181上に並列に設けられている。支柱部182は、景品カートリッジ111に積層されたうちの最下部の景品Wが、上部ユニット113内に確実に搬送されるように所定の高さ(リニアシャフト144に沿う方向の長さ)を有している。支柱部182は、景品支持台183を保持する。
景品支持台183は、ガイドレール131の切り欠きされた部位を通り抜けることが可能な位置に配設され、かつ通り抜けることが可能な大きさに形成される。景品支持台183は、景品カートリッジ111に積層された景品Wを下方向から持ち上げる。
(上部ユニット113について)
次に図9〜図14を用いて上部ユニット113の構成を詳細に説明する。図9は、上部ユニット113を示す斜視図である。図10は、上部ユニット113の内部を示す一部断面図である。なお、図10では、図を見やすくするために所定の部位(例えば、一対の腕部225や分別床224の支え部224cなど)の図示を省略している。図11は、景品押出部210及び景品計数部230の一部を示す斜視図である。図12は、景品分別部220を示す斜視図である。図13は、図12の景品分別部220を下から見た平面図である。図14は、図12に示す景品分別部220のA−A断面である。
図9に示すように上部ユニット113は、ベース部200、景品押出部210、景品分別部220、景品計数部230(景品区分部)、景品払出部240(第2の景品移動部)を具備する。上部ユニット113は、下部ユニット112から搬送された景品Wを遊技客に払い出す装置である。
(ベース部200について)
ベース部200上には、景品押出部210、景品分別部220、景品計数部230、景品払出部240がそれぞれ配設される。
ベース部200には、ベース部200の表面から裏面を貫通し、下部筐体112aに形成された開口部112j(図10参照)と連通する景品挿入口200a(挿入口)が形成されている。
景品挿入口200aを介して、計数部170及び景品搬送部180が搬送してきた景品Wが上部ユニット113内に挿入される。
図10に示すようにベース部200は、下部筐体112aの上に配設される。ベース部200は、下部筐体112aと一体的に形成されることもある。この場合、ベース部200の下側は下部筐体112aの天井面として機能する。
(景品押出部210について)
図9に示すように景品押出部210は、枠体211、スライドレール212、本体部213(移動アーム)、センサ214a,214b、押出板215、押出モータ216を備える。
景品押出部210では、押出モータ216の回転によって本体部213及び押出板215がスライドレール212に沿って水平方向に進退可能にスライドし、景品挿入口200aから挿入された景品Wを景品払出部240に押し出す。
枠体211は、中央部が開口する一対の平板をスペーサ217によって離間して配置したものである。枠体211の所定の箇所には、スライドレール212、センサ214a,214bが配設される。
本体部213は、スライドレール212に取り付けられており、押出モータ216の駆動によってベース部200に対して水平方向にスライドする。本体部213の所定の面には、押出板215が取り付けられている。
センサ214a,214bは、例えば、光センサなどの非接触センサや各種の接触センサである。
センサ214a,214bは、本体部213が後進端にあるか、前進端まで移動したか否かをレーン制御手段105が検知するために設けられる。センサ214a,214bが、本体部213の側面を読み取ることで本体部213の位置を検知できる。
ここで、「後進端」とは、景品Wの払出しが行われる前の本体部213の待機位置(ホームポジション)を指す。「前進端」とは、本体部213(及び押出板215)が払出し対象の景品Wを景品払出部240に押し出す際の移動限界位置を指す。
センサ214aは、後進端に配設される。ここでは、センサ214aは、枠体211においてスライドレール212の一端側(景品払出部240側とは逆の端側)に配設されている。
センサ214bは、前進端に配置される。ここでは、センサ214bは、枠体211においてセンサ214aよりも景品払出部240側に配設されている。
センサ214a,214bは、レーン制御手段105と接続されており、検知信号をレーン制御手段105に出力する。
押出板215は、図11に示すように、基部215a、一対の腕部215b、押出部215cを備える。
押出板215は、平板形状を有しており、本体部213に固定され、本体部213と一体的にスライドする。
一対の腕部215bは、基部215aから図9に示した景品払出部240に向かって延びる。この「延びる」方向を延設方向という。一対の腕部215bは、互いに並行しており、基部215aの面方向でかつ延設方向に直交する方向に互いに離間して配設されている。一対の腕部215bの先端側(基部215aとは逆の端側)には、一対の回転ローラ218がそれぞれ設けられる。
一対の回転ローラ218は、基部215aの面方向に直交する回転軸218aを有しており、回転軸218aに対し自由に回転する。
押出部215cは、基部215aに一体的に形成されている。押出部215cは、基部215aに対して略直角方向に曲げられており、かつ図9に示したベース部200に向かって延びる。
押出部215cは、一対の腕部215bに挟まれる基部215aの所定の縁部に設けられており、さらにここでは一対の腕部215bのうちの一方側に配設位置が寄っている。
押出部215cは、払出し対象の景品Wの側面と当接して、払出し対象の景品Wを景品払出部240まで押し出す。
押出モータ216は、例えばステッピングモータであり、レーン制御手段105によって正逆回転を制御される。押出モータ216の回転軸には本体部213と接触する接触部材216aが配設される。押出モータ216は、接触部材216a以外にも、変速ギアなどを備えることもある。
接触部材216aは、例えば、ゴムを円筒状に形成したものやまたは金属や樹脂を歯車状に形成したものである。なお、接触部材216a及び本体部213は、ラックアンドピニオン方式で接続されることが望ましい。
接触部材216aと本体部213の間に働く摩擦力によって、本体部213がスライドレール212に沿って進退可能にスライドする。
(景品分別部220について)
図12に示すように景品分別部220は、枠体221、シャフト222a,222b、一対の保持部材223、一対の分別床224(分別板)、一対の腕部225、4本の支えシャフト226、傾斜部材227を備える。一対の保持部材223と一対の腕部225は、リンク機構である。
景品分別部220は、図9に示した景品挿入口200aから挿入された景品Wのうち、払出し対象の景品Wとそれ以外の非払出し対象の景品Wとを一対の分別床224によって分別する。この分別は、景品押出部210が景品Wを景品払出部240に押し出す前に行われる。
枠体221は、底面部221a、壁面部221b,221c、一対の支持突起221dを備える。
枠体221は、シャフト222a,222b、一対の保持部材223、一対の分別床224、一対の腕部225、傾斜部材227を保持する。
底面部221aには、ベース部200の景品挿入口200aと対応する形状の開口221eが設けられている。底面部221aには、傾斜部材保持部221fが設けられる。
傾斜部材保持部221fは、開口221eに向かって突出し、途中から開口221eに対して略直角方向に曲げられている。
傾斜部材保持部221fには、傾斜部材227が取り付けられる。
壁面部221b,221cは、底面部221aを挟んで互いに対向しており、底面部221aに対して略直角方向に設けられている。
壁面部221b,221cは、一対の支持突起221d、シャフト222a,222b、4つの支えシャフト226を保持する。
一対の支持突起221dは、底面部221aを挟んで互いに対向している。一対の支持突起221dは、一対の腕部225をそれぞれ回転可能に保持する。
傾斜部材227は、略三角柱形状を有している。傾斜部材227は、2つある略三角形の面が壁面部221b,221cとそれぞれ対向するように傾斜部材保持部221fの一端側に取り付けられる。なお、ここでは傾斜部材227を独立した一つの部材として図示しているが、傾斜部材保持部221fそのものを傾斜部材227としてもよい。
傾斜部材227は、枠体221の底面部221a側から開口221eに向かって徐々に張り出すように傾斜しており、傾斜部材保持部221fの先端側に位置する一端部が開口221eに向かって最も張り出している。この開口221eに向かって張り出す面は、景品挿入口200aから挿入された景品Wを階段状にずらす傾斜面S1として機能する。
シャフト222a,222bは、底面部221aを横断するように壁面部221bから壁面部221cに渡って設けられている。
シャフト222aは、壁面部221b,221cの上部で、かつ図9に示した景品押出部210側に配置される。
シャフト222bは、底面部221a近傍で、かつ図9に示した景品払出部側240側に配置される。
シャフト222a,222bには、一対の保持部材223がスライド可能に取り付けられる。
次に一対の保持部材223、一対の分別床224、一対の腕部225についてそれぞれ詳細に説明するが、これら(例えば、一方の保持部材223と他方の保持部材223)は、シャフト222a,222bのそれぞれの中央部を結ぶ仮想線を挟んで対称(鏡映対象)となる形状を有している。すなわち、これらは互いに対応する形状・機能を備える。
したがって、図12〜14では、図面を見やすくするために、一対のうちの一方に符号を付した場合、対応する他方の同一の箇所には符号を付さずに説明する。
保持部材223は、表面部223a、裏側面部223b、第1の側面部223c、第2の側面部223d、第3の側面部223e、壁面部223f、壁面裏部223g(傾斜壁部)、第4の側面部223h、第5の側面部223j、挿入孔223k,223m、リンク接続部223nを有する。
裏側面部223bは、表面部223aの裏側の面であり、ガイド溝228が設けられている。
第1の側面部223cは、表面部223a及び裏側面部223bを接続し、他方の保持部材223と対向する。
第2の側面部223dは、第1の側面部223cの反対側の面であり、枠体221の壁面部221b(または壁面部221c)と対向する。
第3の側面部223eは、第1の側面部223c及び第2の側面部223dを接続し、図9に示した景品押出部210と対向する。
壁面部223fは、表面部223aに対して略直角に設けられており、図9に示した景品払出部240と対向する。壁面裏部223gは、壁面部223fの裏側の面である。
第4の側面部223hは、壁面部223f及び壁面裏部223gを接続し、他方の保持部材223と対向する。
第5の側面部223jは、第4の側面部223hの反対側の面であり、枠体221の壁面部221b(または壁面部221c)と対向する。ここでは、第5の側面部223jは、第2の側面部223dと連続している。
挿入孔223kは、第1の側面部223cから第2の側面部223dを貫通しており、シャフト222aが挿入される。同様に挿入孔223mは、第4の側面部223hから第5の側面部223jを貫通しており、シャフト222bが挿入される。
挿入孔223k,223mは、それぞれシャフト222a,222bよりも径が大きく形成されているので一対の保持部材223は、シャフト222a,222bに対してそれぞれスムーズにスライド可能となる。
リンク接続部223nは、第2の側面部223dに設けられている。リンク接続部223nの一部は、図13に示すように裏側面部223bまで延びている。リンク接続部223nには、一対の腕部225を自身(リンク接続部223n)と相対的に回転可能に支持するためのリンク支持シャフト229aが設けられる。
リンク支持シャフト229aは、シャフト222a,222bと直交する方向にリンク接続部223nを貫通し、かつリンク接続部223nに対して回転可能に設けられている。
ガイド溝228は、第1の部位228a、第2の部位228b、第3の部位228cを備える。ガイド溝228は、所定の深さ及び幅を有する溝である。
第1の部位228aは、第3の側面部223eを一端部として壁面裏部223gに向かって延びる。
第2の部位228bは、第1の部位228aの他端部と接続する一端部を有しており、この第1の部位228aの他端部から所定の角度を持って第1の側面部223cに向かって延びる。したがって、第2の部位228bは、第1の部位228aに対して斜めに配設される。
第3の部位228cは、第2の部位228bの他端部と接続する一端部を有しており、この第2の部位228bの他端部から所定の角度を持って壁面裏部223gに向かって延びる。ここでは、第3の部位228cは、第1の部位228aと略同じ方向を向いて延びている。第3の部位228cは、第1の部位228aに比べると、第1の側面部223c側に配置される。
壁面裏部223gには、傾斜面S2(傾斜面)が配設されている。傾斜面S2は、傾斜部材227の傾斜面S1と同様に傾斜しており、傾斜面S1とともに図9に示した景品挿入口200aから挿入された景品Wを階段状にずらす。以下、傾斜面S1及びS2をまとめて傾斜面S2として説明する。
図14に示すように一対の腕部225は、それぞれ略棒状に形成されている。一対の腕部225の略中央部には、それぞれリンク支点シャフト229bが貫通して設けられている。一対の腕部225は、枠体221の壁面部221b(または壁面部221c)に設けられた支持突起221dにリンク支点シャフト229bを介して回転可能にそれぞれ固定されている。
一対の腕部225の一端側は、リンク支持シャフト229aを介して保持部材223のリンク接続部223nに回転可能に取り付けられる。ここでは図示を省略したが、この一対の腕部225の一端側は、それぞれ略コ字状に形成されており、リンク接続部223nを両側(リンク支持シャフト229aが伸びる方向)から挟む。
一対の腕部225のそれぞれの他端側は一対の分別床224とそれぞれ接続している。この他端側には一対の腕部225の長手方向に延びる板状の押圧板225aが形成されている。押圧板225aは、分別床224をシャフト222aに沿う方向に進退可能に押圧する。
一対の分別床224は、本体部224a、貫通孔224b、支え部224cを備える。
一対の分別床224は、一対の腕部225の回転によって互いに近づくように、または遠のくように進退可能に移動する。一対の分別床224は、互いに近づくように移動した際、開口221eから挿入された景品Wの側部から本体部224aを差し込み、払出し対象の景品Wと非払出し対象の景品Wを分別する。
本体部224aは、薄板形状を有する。本体部224aの他方の分別床224と対向する側面には、景品W間に差し込まれやすくなるための斜面224dが形成されている。
貫通孔224bは、本体部224aの表面から裏面を貫通する。貫通孔224bには、一対の腕部225の押圧板225aが挿入されている。一対の腕部225が回転した場合、貫通孔224bの内壁面が押圧板225aによって押圧される。この結果、分別床224は移動する。
支え部224cは、略直方体形状を有する。支え部224cは、図12に示すように一対の腕部225を両側から挟むように、本体部224aの表面の2ヵ所に設けられている。
支え部224cには、支えシャフト226が貫通して設けられる。支え部224cと支えシャフト226は、互いに相対的にスライド可能に設けられている。支えシャフト226によって、一対の腕部225に押圧された分別床224の進退方向がガイドされる。
(景品計数部230について)
図10に示すように景品計数部230は、原位置センサ231、計数センサ232(信号出力手段)、整列壁部233、ソレノイド234(回動手段)、ソレノイド235、計数ピック236(接触端子)、押圧ピック237を備える。
景品計数部230は、景品押出部210及び景品分別部220に挟まれるように配置されている。景品計数部230が備える各部のうち、整列壁部233、計数ピック236、ソレノイド234,235は、景品分別部220の傾斜面S2に対して景品挿入口200aを挟んだ反対側に配置される。
景品計数部230は、払出し対象の景品Wを計数する。景品Wの計数は、景品分別部220の分別床224が払出し対象の景品Wと非払出し対象の景品Wを分別する前に行われる。
払出し対象の景品Wを計数した後景品計数部230は、分別床224が払出し対象の景品Wとそれ以外の非払出し対象の景品Wを分別可能とするように、この払出し対象の景品Wと非払出し対象の景品Wとの間に隙間を形成する。この隙間に分別床224の本体部224aが差し込まれる。
原位置センサ231及び計数センサ232は、例えば、光センサなどの非接触センサや各種の接触センサである。
原位置センサ231は、レーン制御手段105が、払出し前の景品Wが待機位置(ホームポジション)にあるか否かを検知するために設けられる。ここでは、原位置センサ231は、開口221eと分別床224の間に配設されている。原位置センサ231が、上昇または下降してきた景品Wの側面を読み取ることで、最上の景品Wが自身(原位置センサ231)を通過したか否かを検知できる。
計数センサ232は、レーン制御手段105が、計数ピック236を検知するために設けられている。したがって、計数センサ232は、計数ピック236の近傍に配置される。
計数センサ232が、計数ピック236の動作に基づいて「ある」と検知した回数は、払い出される景品Wの枚数としてカウントされる。
原位置センサ231及び計数センサ232は、レーン制御手段105と接続されており、検知信号をレーン制御手段105に出力する。
整列壁部233は、図11に示すように本体部233a(第2の傾斜壁部)、この本体部233aに形成された押出板通過面233b、開口233c,233d、傾斜面S3(第2の傾斜面)を備える。
本体部233aは、景品押出部210の本体部213及び押出部215cが通過可能となるように略直方体形状の一部を切り欠いて全体として略L字状となるように形成されている。
本体部233aの大部分は、景品押出部210の押出部215cと腕部215bのうちの一方の間に位置し、残りの部分は、押出部215cの下方に位置する。
押出板通過面233bは、上述した切り欠きに対応する面である。押出板通過面233bは、移動する本体部213及び押出部215cに干渉しないように形成されている。
開口233c,233dは、本体部233aに縦に並んで設けられており、傾斜面S3から裏面にかけて貫通している。図10に示すように開口233c,233dには、計数ピック236及び押圧ピックがそれぞれ裏面側から挿入されている。
傾斜面S3は、本体部233aの表面の一部であり、景品分別部220の傾斜部材227や傾斜面S2と対向している。傾斜面S3は、傾斜面S2によって階段状にずらされた景品Wと接触して、接触した景品Wを下方から支持する。
傾斜面S2と傾斜面S3の傾斜角度は異なる。
傾斜面S2の傾斜角度は、45°以上であることが望ましく、最も望ましいのは55°程度である。傾斜面S3の傾斜角度は、傾斜面S2よりも急な角度であることが望ましい。具体的には、傾斜面S3は、85°以下であることが望ましく、最も望ましいのは、75°程度である。
傾斜面S2と傾斜面S3の角度差は、15°〜30°程度であることが望ましい。傾斜面S1〜S3には、摩擦を少なくするためにメッキ処理(例えば銅メッキ)を施すことが望ましい。
ソレノイド234,235が備える本体に設置されたコイル(図示せず)へ電流を流すことにより可動鉄心が本体に引き込まれる所謂プルタイプのソレノイドである。
ソレノイド234は、計数ピック236を退避させるために設けられる。退避とは、計数ピック236が景品Wと接触しないように付勢される状態を指す。この退避は、例えば景品Wの計数を一端取りやめるときや、景品Wをホームポジションに戻すときに行われる。同様に、ソレノイド235は、押圧ピック237を退避させるために設けられる。
計数ピック236は、本体部236a、景品支持部236b及びソレノイド接続部236cを備える。
計数ピック236は、整列壁部233の開口233cの後ろに、支点fを回転軸にして回転可能に設けられている。計数ピック236は、ばね236d(弾性手段)によって傾斜面S2方向に常に付勢されている。ばね236dは、例えば、トーションばねや板ばねである。
景品支持部236bは、開口233cから分別床224が配置されている空間に向かって露出する。景品支持部236bは、上昇してきた景品Wと接触して後退する。この結果、計数ピック236全体が支点fを回転軸として後退する。このとき本体部236aが、計数センサ232と重なる。計数センサ232は、この本体部236aの重なり動作の回数を景品Wの枚数としてカウントする。
景品Wが通過すると、計数ピック236は、ばね236dの復元力により、元の位置に復帰する。そして、景品支持部236bの上に計数済みの景品Wが載置される。なお、この動作は、この後、図15〜図26を用いて詳述する。
ソレノイド接続部236cは、ソレノイド234の可動鉄心と接続されている。ソレノイド接続部236cは、支点fよりも上方に設けられている。ソレノイド234が駆動され、可動鉄心がソレノイド234の本体に引き込まれる際、可動鉄心によってソレノイド接続部236cが引っ張られる。この結果、計数ピック236は、支点fを回転軸にしてソレノイド234側に後退する。このとき、景品支持部236bは、開口233c内に引っ込むことになる(計数ピック236の退避動作)。
押圧ピック237は、本体部237a、ソレノイド接続部237b、スライドレール237cを備える。
本体部237aは、整列壁部233の開口233d内に挿入されている。本体部237aは、計数ピック236と同様にここでは図示を省略したばね(例えば、トーションばねや板ばね)によって傾斜面S2方向に常に付勢されている。本体部237aは、スライドレール237cに取り付けられており、開口233d内を進退可能に移動する。
本体部237aを、計数ピック236の本体部236aと同様に、所定の箇所に設けられた支点を回転軸にして回転可能に移動するように構成してもよい。
本体部237aの先端部(スライドレール237cとは逆側)は、開口233dから分別床224が配置されている空間に向かって露出している。
この先端部は、計数ピック236の景品支持部236bと同様に上昇してきた景品Wと接触する。
この結果、景品Wによって本体部237aが押されて、押圧ピック237全体がスライドレールに沿って後退する。このとき、本体部237aは、ばねの復元力によって、接触した景品Wを傾斜面S2に押し付ける。
本体部237aは、景品Wが通過すると、ばねの復元力により、元の位置に復帰する。
ソレノイド接続部237bは、ソレノイド235の可動鉄心と接続されている。ソレノイド235が駆動され、可動鉄心がソレノイド235の本体に引き込まれる際、可動鉄心によってソレノイド接続部237bが引っ張られる。この結果、押圧ピック237は、スライドレール237cに沿ってソレノイド235側に後退する。このとき、本体部237aは、先端部まで開口233d内に引っ込むことになる(押圧ピック237の退避動作)。
(景品払出部240について)
景品払出部240は、載置台241、取忘センサ242、壁243、計数チェックセンサ244(景品信号出力手段)、駆動モータ245(駆動部)、スライドレール246、センサ247a,247bを備える。
載置台241は、本体部241a及び延設部241bを有している。載置台241は、スライドレール246に沿って上部ユニット113内を垂直方向に昇降可能に設けられており、景品押出部210によって押し出された景品Wを景品払出口100dまで上昇させて遊技客に払い出す。
本体部241aは、載置面241c及び孔241dを備える。本体部241aは、景品分別部220に隣接している。本体部241aは、景品払出口100dと対応する位置(垂直方向に延長した位置)に配設されている。
載置面241cは、景品払出口100dに対向する面であり、景品押出部210によって押し出された景品Wが載置される。
押し出された景品Wが引っかからないように、載置面241cは、分別床224の表面と略同一平面上に配置されることが望ましい。または、載置面241cは、分別床224の表面よりも低い位置にあってもよい。
孔241dは、載置面241cからこの載置面241cの反対側の面に向かって設けられている。孔241d内には、取忘センサ242が配設される
取忘センサ242は、例えば、光センサなどの非接触センサや各種の接触センサである。取忘センサ242は、載置面241cに景品Wが載置されているか否かをレーン制御手段105が判定するために設けられる。
取忘センサ242は、レーン制御手段105と接続されており、検知信号をレーン制御手段105に出力する。
延設部241bは、載置台241において本体部241a以外の部位である。図9に示すように、延設部241bは、所々が屈曲しており、全体が略L字状または略コ字状に形成されている。延設部241bは、本体部241aと接続し、かつ景品分別部220のシャフト222aと平行する部位241eと、この部位241eから略直角方向に曲げられ、下部筐体112a(図示せず)に向かって延びる垂直の部位241fを有している。
部位241eの部位241fとは逆側の端部は、スライドレール246に移動可能に取り付けられている。
部位241fの側面は、駆動モータ245と接触している。駆動モータ245が回転することによって部位241fは、垂直方向に移動する。この結果、載置台241全体がスライドレール246にガイドされながら垂直方向に移動する。
スライドレール246は載置台241の移動をガイドする。スライドレール246は、部位241fと並行するようにベース部200を貫通している。
壁243は、載置台241を囲うように設けられている。
壁243の景品分別部220側の壁面は、景品Wの移動を阻害しないように開口している。この開口に対して載置台241を挟んで対向する逆側の壁面は、景品押出部210に押圧されて移動してきた景品Wと接触し、景品Wが載置台241から脱落することを防止する。また、この壁面に景品Wが押し付けられることで、景品Wの水平方向(ここでは景品Wの押し出し方向に沿う方向)のズレを直すことができる。
計数チェックセンサ244は、例えば、光センサなどの非接触センサや各種の接触センサである。計数チェックセンサ244は、載置台241に載置された景品Wが、払出し対象の枚数と一致するか否かをレーン制御手段105が判定するために設けられる。
計数チェックセンサ244は、壁243に配設される。計数チェックセンサ244は、上昇した載置台241に載置された景品Wを個別に検知する。
計数チェックセンサ244は、レーン制御手段105と接続されており、検知信号をレーン制御手段105に出力する。
駆動モータ245は、例えば、DCモータであり、レーン制御手段105によって正逆回転を制御される。駆動モータ245は、変速ギアなどを備えることもある。
駆動モータ245の回転軸には延設部241bの側面241gと接触する接触部材245aが配設される。
接触部材245aは、例えば、ゴムを円筒状または歯車状に形成したものである。接触部材245a及び延設部241bの側面241gは、ラックアンドピニオン方式で接続されることが望ましい。
センサ247a,247bは、例えば、光センサなどの非接触センサや各種の接触センサである。
センサ247a,247bは、レーン制御手段105が、載置台241が上昇限界位置にあるか、または、下降限界位置(ホームポジション)にあるかを検知するために設けられる。具体的には、センサ247a,247bは、対面に延設部241bの側面241gがあるか否かを検知する。ここで「上昇限界位置」とは、景品払出口100dから、載置台241上の全ての景品Wが露出し、遊技客が苦労なく景品Wを取り出せる位置を指す。「下降限界位置」とは、図10に示したように載置台241の本体部241aがベース部200に載置される位置である。
センサ247aは、載置台241の上昇限界位置に配設される。ここでは、センサ247aは、ガイドレールのシャッター102側の一端部の近傍に配置されている。
センサ247bは、載置台241の下降限界位置に配設される。ここでは、センサ247bは、下部筐体112aの所定の箇所に設けられる。
センサ247a,247bは、レーン制御手段105と接続されており、検知信号をレーン制御手段105に出力する。
以上が、第1の実施形態に係る景品払出装置17の構成についての説明である。
(景品Wの計数について)
次に、景品払出装置17による払出し対象の景品Wの計数の動作を図15〜図23を用いて説明する。必要に応じて、図13、図14なども適宜参照する。
図15〜図23は、景品Wの計数動作を説明するための一部断面図である。
図15〜図23では、図面を見やすくするため、例えば、一対の腕部225や支えシャフト226など、一部の部材の図示を省略している。
図15〜図23では、景品Wについて、上から順にW1〜W5の符号を付している。
ここでは、一例として、払出指示信号に払い出される景品Wの枚数が4枚であることを示す情報が含まれている。この払出指示信号に基づいて景品W1〜W4が遊技客に払い出される。
図15は、連結された計数部170及び景品搬送部180によって景品Wが、下部筐体112aの開口部112j及びベース部200の景品挿入口200aを介して上部ユニット113内に搬送されているところを示している。
このとき、計数ピック236、押圧ピック237は、それぞれの初期位置に付勢されている。
このとき、一対の保持部材223は、図14に示したように、互いに接近した状態であり、一対の分別床224は互いに離れている。したがって、一対の分別床224が、景品Wの上昇に干渉することはない。
図16に示すように、景品Wがさらに上昇すると、最上の景品W1の側面が押圧ピック237と接触する。押圧ピック237は、最上の景品W1に押されてスライドレール237cに沿って後退する(図中の矢印A1参照)。
押圧ピック237は、ある程度後退するが、ばね(図示せず)の復元力により、元の位置に復帰しようとする。
この結果、押圧ピック237は、景品W1を水平方向に押して、傾斜面S2に押し付ける(図中の矢印A2参照)。
傾斜面S2に押し付けられた景品W1は、傾斜面S2と接触しつつ傾斜面S2に沿って上昇していく。この後、その他の景品Wも傾斜面S2と接触しつつ傾斜面S2に沿って上昇していく。したがって、景品W全体として景品W1から順に整列壁部233方向に突き出るように階段状にずれながら上昇していくことになる。これにより、密接して積層収容されていた景品W毎の境が明確になる。
図17に示すように、景品W1は、押圧ピック237を通過すると、傾斜面S3と接触する。傾斜面S3と接触するのは、景品W1の傾斜面S2と接触している側面の反対側の側面である。
傾斜面S3は、傾斜面S2よりも傾斜が急なため、景品W1は、傾斜面S3側が持ち上がるように傾いた姿勢で上昇していく。
このとき、景品W2は、景品W1と同様に押圧ピック237によって傾斜面S2に押し付けられており、全体的に略水平姿勢を保っている。したがって、傾斜面S3側において、景品W1と景品W2との間には隙間が形成される。このように押圧ピック237を備えることにより、容易に景品W1と景品W2との間に隙間を形成することができる。景品W間に隙間が形成されることで更に景品W毎の境が明確になる。
この後、図18に示すように、景品W2と景品W3の間にも同様の隙間が形成されながら、景品Wは上昇していく。景品W3以下の景品Wも同様である。
図19に示すように、景品Wがさらに上昇すると、景品W1は、計数ピック236の景品支持部236bと接触する。計数ピック236は、景品W1に押されて、支点fを回転軸として後退する(図中の矢印A1参照)。
そして、図20に示すように、景品W1に押されることで、計数ピック236の本体部236aが、計数センサ232と重なる。この結果、計数センサ232は、計数ピック236があることを検知する。計数センサ232は、このあることを示す検知信号をレーン制御手段105に出力する。この結果、レーン制御手段105によって、計数ピック236が計数センサ232と重なった回数が、払出し対象の景品Wの枚数として計数される。この時点では、1枚とカウントされている。
図21に示すように、景品W1が通過すると、計数ピック236は、ばね236d(図10参照)の復元力により、元の位置に復帰しようとする(図中の矢印A1参照)。この結果、計数ピック236の本体部236aが計数センサ232から離れる。
通過した景品W1の一端側は、計数ピック236の景品支持部236b上に載置される。このとき、計数ピック236の景品支持部236bの先端は、景品W1と景品W2の間に介在する。
景品Wがさらに上昇すると、図20及び図21を用いて説明した動作が繰り返えされて、払出し対象の景品Wの枚数がカウントされるとともに、払出し対象の景品Wが景品支持部236b上に載置されていく。
そして、図22に示すように、4枚目の景品W4が、計数ピック236を通過し、払出し対象の景品Wの枚数が4枚としてカウントされると景品Wの上昇は停止する。このとき、払出し対象である景品W1〜W4は景品支持部236bに載置された状態である。
図23に示すように、払出し対象である景品W1〜W4と、非払出し対象である景品W5との間に隙間を形成するために、連結された計数部170及び景品搬送部180が若干下降する(図中の矢印A1参照)。このことによって形成された隙間に一対の分別床224が挿入される。計数部170及び景品搬送部180の下降前に、図10に示したソレノイド235を駆動させて、押圧ピック237を退避させることが望ましい。
計数部170及び景品搬送部180の下降量は、例えば7.7mm〜10.8mm程度である。景品Wの厚さが3mmの場合は最大で7.7mmほど下降し、景品Wの厚さが1.5mmの場合は、最大で10.8mm程度下降する。
下降量が多すぎると、景品W1〜W4が景品支持部236bから脱落してしまう可能性があるが、この範囲であれば問題ない。
計数部170及び景品搬送部180が下降したことによって、景品W5以下の景品Wも下降する。このとき、景品W5の上に載置されていた景品W1〜W4の傾斜面S2側も下降するが、景品W1〜W4の傾斜面S3側は、上記のとおり景品支持部236bに乗っかったままである。この結果、景品W1〜W4の傾斜面S3側の位置は変わらないのに対して、その他の景品Wの位置は下がるため、景品W1〜W4と景品W5との間に、一対の分別床224が差し込まれるのに十分な隙間が形成される。
(景品W1〜W4の払出しについて)
次に、以上のように隙間が形成された状態の景品W1〜W4の払出しの動作を主に図24〜図26を用いて説明する。
図24〜図26は、景品Wの払出しの動作を説明するための図9に示す上部ユニット113のA−A断面を示す斜視断面図である。
なお、図24〜図26では、図を見やすくするために、例えば、景品押出部210の本体部213など、一部の部材の図示を省略するとともに、景品Wを波線で示している。図24〜図26では、図15〜図23と同様に、景品Wについて、上から順にW1〜W5の符号を付している。
図24〜図26では、景品Wと景品分別部220との間に、分別床224が出し入れ自在に挿入される分別床出入孔250aが形成されたカバー250が配設されている。
図24に示すように、景品Wを払い出すとき、景品押出部210の押出板215が、図示を省略した本体部213とともに前進する(図中の矢印A1参照)。
図25に示すように押出板215が一定以上前進すると、押出板215の移動と同期して、保持部材223は、シャフト222a,222bに沿って枠体221の壁面部221b側に移動する(図中の矢印A1参照)。このとき、ここで図示を省略したもう一方の保持部材223は、壁面部221bの逆側の壁面部221c側に移動する。
この一対の保持部材223の移動に同期して、分別床224の本体部224aが移動して景品W4と景品W5の間の隙間に差し込まれる(図中の矢印A2参照)。図示を省略したもう一方の分別床224の本体部224aも反対側から景品W4と景品W5の間の隙間に差し込まれる。
ここで主に図13及び図14を用いて、上記した押出板215の移動、一対の保持部材223の移動、分別床224の本体部224aの移動がそれぞれ同期することについて詳細に説明する。
まず、図13を用いて一対の保持部材223の移動について詳細に説明する。
すでに説明したように、一対の保持部材223は、シャフト222a,222b上をスライドするが、このスライドは、押出板215の一対の回転ローラ218がガイド溝228を通過することによって行われる。
一対の回転ローラ218は、第3の側面部223e側からガイド溝228の第1の部位228aに沿って進む。より具体的には、一対のうちの一方の回転ローラ218は、一対のうちの一方の保持部材223の第1の部位228aに沿って進み、他方の回転ローラ218は、他方の保持部材223の第1の部位228aに沿って進む(図13の矢印A1参照)。
景品押出部210の押出板215がさらに進むと一対の回転ローラ218は、第2の部位228bの壁面と接触する。第2の部位228bは第1の部位228aに対して斜めに配設されているため、一対の回転ローラ218と接触した第2の部位228bの壁面では、シャフト222a,222b上をスライドする方向で、かつ一対の保持部材223が互いに離れる方向に力が働く(図13または図14の矢印A2参照)。
結果として一対の保持部材223は、互いに離れるようにシャフト222a,222b上をスライドする。
景品押出部210の押出板215がさらに進むと、一対の回転ローラ218は、第3の部位228cに到達する。このとき、一対の保持部材223は、第3の部位228cが、図13中の矢印A1と重なる位置までシャフト222a,222b上をスライドしている。
この一対の保持部材223の移動に同期して一対の分別床224は互いに近づく。図14に示すように、一対の保持部材223のリンク接続部223nに取り付けられた一対の腕部225のそれぞれの一端側は、一対の保持部材223の移動によって、一対の保持部材223と同一方向にそれぞれ押される(図14の矢印A2参照)。
このとき、一対の腕部225は、リンク支点シャフト229bを回転軸にして回転するので、押圧板225a側が、一対の保持部材223の移動方向とは逆の方向にそれぞれ移動する(図14の矢印A3参照)。
この結果、押圧板225aが、一対の分別床224が互いに近づく方向に、一対の分別床224をそれぞれ押圧することになり、一対の分別床224の本体部224aが景品W4と景品W5の間の隙間にそれぞれ差し込まれる。
なお、景品押出部210の本体部213及び押出板215が後退した場合、一対の回転ローラ218及び一対の保持部材223は、上記の説明とは逆の順序で移動する。
このように一対の分別床224の本体部224aが景品W4と景品W5の間の隙間に差し込まれるとき、図25に示すように、押出板215の押出部215cは、景品W1〜W4と接触し、景品W1〜W4を載置台241方向に押圧する。
このことによって景品W1〜W4は、図23などに示した計数ピック236から離脱して、一対の分別床224上に載置される。
この結果、払出し対象の景品W1〜W4と、非払出し対象のその他の景品Wとが、一対の分別床224によって完全に分別される。
図26に示すように、一対の分別床224上に載置された景品W1〜W4は、押出板215の押出部215cによってさらに押圧され、最終的に載置台241に載置される。
景品W1〜W4が、分別床224上から載置台241に移動するとき、保持部材223は、枠体211の壁面部221bとほぼ接触する位置に移動しているので、保持部材223の壁面裏部223gが、景品W1〜W4の移動に干渉することはない。
この後、載置台241が上昇することで、景品W1〜W4は景品払出口100dから払い出される。
以上説明したように、この実施形態の景品払出装置17では、連結された計数部170及び景品搬送部180が搬送した景品Wを以下(1)〜(4)の手順により払出している。
(1)景品計数部230の計数ピック236が、払出し対象の景品Wを計数。
(2)計数された払出し対象の景品Wと非払出し対象の景品Wを分別床224が分別。
(3)景品押出部210の押出板215が前進して払出し対象の景品Wを載置台241まで移動。
(4)載置台241が上昇して払出し対象の景品Wを払い出す。
以上が、景品Wの計数及び払出し動作についての説明である。
(主制御手段104について)
次に図27を参照して主制御手段104の機能について説明する。図27は、主制御手段104の機能を示す機能ブロック図である。
図27に示すように主制御手段104は、制御部104a、ボタン検知手段104b、指示信号生成部104c、払出指示部104d、通信部104eを備える。なお、制御部104a、ボタン検知手段104b、指示信号生成部104c、払出指示部104d、通信部104eのうちの少なくとも一部をPOS19、管理装置25、PC41が有してもよい。
主制御手段104は、レーン制御手段105よりも上流の制御装置であり、レーン制御手段105に対して制御信号を送信して、景品Wの払出しや在庫の計数などの種々の制御を行わせる。主制御手段104は、点灯部103、表示ユニット106及び操作表示パネル107なども制御できる。
主制御手段104は、通信部104eを介して管理装置25、POS19、PC41などと種々の信号を送受信する。例えば、払出指示信号などを受信する。主制御手段104は、取出指示信号を受信することもある。
主制御手段104は、計数した景品Wの枚数を示す情報を管理装置25、POS19、PC41などに出力することもできる。
主制御手段104は、演算装置(CPU)、読み出し専用メモリ(ROM)、ランダムアクセスメモリ(RAM)から主に構成され、CPUでは、ROMやRAMに格納されたプログラムやデータなどを用いて各種の演算処理を実行する。
制御部104aはボタン検知手段104b、指示信号生成部104c、払出指示部104d、通信部104eを制御する。
制御部104aは、図7に示したキャッチ手段134と接続されており、各レーンにおいて、景品カートリッジ111が景品カートリッジ挿入口112eに適切に挿入されているかを判定することができる。景品カートリッジ111が景品カートリッジ挿入口112eに適切に挿入されていなかった場合、制御部104aは、そのレーンの景品Wの払出しや在庫計数を行わないようレーン制御手段105を制御する。なおこの判定を、レーン制御手段105が行ってもよい。
制御部104aは、図3、図4に示した施錠機構109b、開扉検知手段109cなどと接続されており、施錠機構109bが解錠されているか否かや背面扉109の開閉状態を判別することができる。施錠機構109bや背面扉109が開いていた場合、景品Wの景品Wの在庫計数や払出しは行われない。
ボタン検知手段104bは、ボタン群107eの各ボタンの操作を検知する。例えば、払出しボタンの押下操作や払い出す景品Wの枚数の入力操作を検知する。ボタン検知手段104bは、これらの入力操作を指示信号生成部104cに通知する。
指示信号生成部104cは、ボタン検知手段104bから送信された通知を受信すると、制御部104aに対して払出指示信号を出力する。この払出指示信号には、景品Wの種類や数の情報が含まれている。
払出指示部104dは、指示信号生成部104c、POS19、管理装置25、PC41などから出力された払出指示信号を制御部104aが受信したことに対応してレーン制御手段105を制御して景品Wを遊技客に払い出させる。
通信部104eには、LANケーブルやPOS19と接続される専用ケーブル、レーン制御手段105及び各種センサなどとの配線が接続される。このことによって、主制御手段104は、ネットワーク3、POS19、レーン制御手段105などと接続され、種々の信号が送受信できる。
(レーン制御手段105について)
次に図28を参照してレーン制御手段105の機能について説明する。図28は、レーン制御手段105の機能を示す機能ブロック図である。
図28に示すように、レーン制御手段105は、制御部105a、搬送制御部105b、昇降制御部105c、計数演算部105d、エラー判定部105e(判定部)、景品押出制御部105f、載置台制御部105g、ソレノイド制御部105h、通信部105iを備える。
なお、制御部105a、搬送制御部105b、昇降制御部105c、計数演算部105d、エラー判定部105e、景品押出制御部105f、載置台制御部105g、ソレノイド制御部105h、通信部105iのうちの少なくとも一部を主制御手段104、POS19、管理装置25、PC41などが有してもよい。
レーン制御手段105は、主制御手段104に制御されて、景品Wの払出しや在庫の計数などを行う。ここでは、主に景品Wの払出しについて説明する。
レーン制御手段105は、演算装置(CPU)、読み出し専用メモリ(ROM)、ランダムアクセスメモリ(RAM)から主に構成され、CPUでは、ROMやRAMに格納されたプログラムやデータなどを用いて各種の演算処理を実行する。RAMは、払出枚数情報を保持する保持部である。
制御部105aは、搬送制御部105b、昇降制御部105c、計数演算部105d、エラー判定部105e景品押出制御部105f、載置台制御部105g、ソレノイド制御部105h、通信部105iを制御する。
制御部105aは、図6に示したロック機能部112cや接点スイッチ112dと接続されており、カートリッジ挿入口扉112bが閉められているか否か、ロック機能部112cによりロックされているか否かを検知することができる。
制御部105aは、例えば、ロック機能部112cによりカートリッジ挿入口扉112bがロックされていない場合、景品Wの払出しを行わない。
制御部105aは、シャッター102の開閉を制御することができる。
制御部105aは、全ての払出し予定の景品Wが、計数部230の計数ピック236を通過したことに対応させて、昇降制御部105cを制御して、計数部170及び景品搬送部180の上昇を停止させることができる。
昇降制御部105cは、初期位置センサ151,152、原位置センサ231と接続されている。昇降制御部105cは、図7に示したステッピングモータ141の回転を制御してスパイラルシャフト143を回転させ、連結された計数部170及び景品搬送部180を昇降させる。この結果、景品Wが、下部ユニット112から上部ユニット113まで搬送される。
昇降制御部105cは、制御部105aに制御されてステッピングモータ141の回転を停止することもある。例えば、上記したように全ての払出し予定の景品Wが、計数部230の計数ピック236を通過した場合や、景品Wの払出し中にエラーが発生した場合である。
昇降制御部105cは、原位置センサ231による景品Wの検知結果に対応させて、計数部170及び景品搬送部180の昇降速度を可変させたり昇降を停止させたりする。
昇降制御部105cは、例えば、原位置センサ231が最上の景品Wを検知するまでは速い第1の速度で上昇させ、原位置センサ231が最上の景品Wを検知してからはこの第1の速度よりも遅い第2の速度で上昇させる。この第1の速度と第2の速度比は、例えば、第1の速度:第2の速度=2:1である。
計数演算部105dは、図10に示した計数センサ232、計数チェックセンサ244と接続されている。
計数演算部105dは、計数センサ232、計数チェックセンサ244からそれぞれ出力された検知信号に基づいて景品Wの枚数をそれぞれ算出する。計数演算部105dは、算出した景品Wの枚数を示す情報を制御部105aやエラー判定部105eに出力する。
検知信号は、例えば、所定の交流波形状を有する信号である。例えば、計数チェックセンサ244が光センサであった場合を説明すると、すでに述べたように景品Wの側面の中央部では光の反射量が多くなり、計数チェックセンサ244が出力する検知信号のレベルは最も高くなる。また、景品Wが存在しない場所や隣接する景品Wの境界部では、光の反射量が少なくなるので、計数チェックセンサ244が出力する検知信号のレベルは低くなる。検知信号は、この高低に対応した波形となる。
計数演算部105dは、このような波形を有する検知信号の値と閾値とを比較して、この検知信号の値が閾値を超えた回数を、景品Wの枚数としてカウントすることができる。
検知信号が方形波の場合もある。この場合、計数演算部105dは、この方形波の立ち上がり位置または立ち下り位置を「景品Wが1枚ある」としてカウントする。
エラー判定部105eは、計数演算部105dが、計数センサ232が出力した検知信号に基づいて算出した景品Wの枚数と、計数チェックセンサ244が出力した検知信号に基づいて算出した景品Wの枚数が一致するか否かを判断する。
エラー判定部105eは、算出された景品Wの枚数が一致しなかった場合には、景品計数部230による払出し対象の景品Wの計数及び分別が正常に行われなかったことを示す分別エラー信号を制御部105aに出力する。この分別エラー信号を受信した制御部105aは、景品Wの払出しを停止する(景品Wの払出しエラー)。
なお、エラー判定部105eは、計数センサ232が出力した検知信号に基づいて算出された景品Wの枚数を用いず、払出指示信号に含まれる払出し予定の景品Wの枚数と、計数チェックセンサ244が出力した検知信号に基づいて算出された景品Wの枚数が一致するか否かを判断することで、分別エラー信号を出力するようにしてもよい。
景品押出制御部105fは、図9に示した押出モータ216、センサ214a,214bと接続されており、押出モータ216を駆動させて景品押出部210の本体部213及び押出板215を進退可能にスライドさせる。
景品押出制御部105fは、本体位置センサ214a,214bが出力した検知信号に基づいて、本体部213及び押出板215のスライドを停止させる。
載置台制御部105gは、図10に示した駆動モータ245、センサ247a,247b、取忘センサ242と接続されており、駆動モータ245を駆動させて載置台241を昇降させる。載置台制御部105gは、センサ247a及びセンサ247bが出力した検知信号に基づいて、載置台241の昇降を停止させる。
載置台制御部105gは、取忘センサ242の検知信号に基づいて、載置台241上に景品Wがあるか否かを判定する。
ソレノイド制御部105hは、図10に示したソレノイド234,235と接続される。ソレノイド制御部105hは、ソレノイド234,235が有しているコイルへの電流のON・OFFを制御し、可動鉄心をソレノイド234,235の本体に出し入れする。この結果、払出しのエラー時に計数ピック236や、押圧ピック237が退避される。
通信部105iには、LANケーブルや制御用の信号線を接続することができ、このことによって、各装置、各センサ、各モータ、エンコーダなどがそれぞれ接続されて、種々の制御信号や検知信号が送受信される。
(レーン制御手段105による制御について)
次に図29を参照して、景品Wの計数及び払出しに係るレーン制御手段105の制御について説明する。図29は、レーン制御手段105の制御を示すフローチャートである。
(1)払出し動作の開始(ステップS101〜S103)
レーン制御手段105は、連結された計数部170及び景品搬送部180を上昇させて、景品Wを下部ユニット112から上部ユニット113まで搬送する。
このとき、レーン制御手段105は、速い第1の速度で連結された計数部170及び景品搬送部180を上昇させる(ステップS101)。
レーン制御手段105は、原位置センサ231が最上の景品Wを検知するまで、ステップS101の処理を繰り返す(ステップS102のNo)。
原位置センサ231が最上の景品Wを検知した場合(ステップS102のYes)、レーン制御手段105は、上昇速度を第1の速度よりも遅い第2の速度に変更する(ステップS103)。
なお、この払出し動作の開始時に、すでに最上の景品Wが原位置センサ231と対応する位置まで上昇している(待機している)場合がある。この場合、ステップS101及びステップS102の動作は省略される。
(2)計数処理(ステップS104〜S106)
第2の速度で上昇した景品Wは、図15〜図22を用いて説明したように、それぞれ階段状にずれながら計数ピック236を乗り越えていく。この乗り越えた景品Wは、計数センサ232(計数演算部105d)によって払出し対象の景品Wとしてカウントされていく(ステップS104)。
レーン制御手段105は、計数センサ232によるカウントが、払出指示信号に含まれる払出し予定の景品Wの枚数と一致するまでステップS104の動作を繰り返す(ステップS105のNo)。
計数センサ232によって検知された景品Wの枚数と、払出指示信号に含まれる払出し予定の景品Wの枚数とが一致した場合(ステップS105のYes)、レーン制御手段105は、連結された計数部170及び景品搬送部180の上昇を停止する(ステップS106)。
(3)景品Wの押し出し(ステップS107〜S110)
レーン制御手段105は、連結された計数部170及び景品搬送部180を所定量下降させて図23を用いて説明したように、払出し対象の景品Wと、非払出し対象の景品Wとの間に隙間を形成する(ステップS107)。
レーン制御手段105は、押出モータ216を制御して景品押出部210の本体部213を前進させる(ステップS108)。この結果、図24〜図26を用いて説明したように、払出し対象の景品Wが、景品分別部220から景品払出部240の載置台241に押し出される。
レーン制御手段105は、センサ214bによって、本体部213が前進端まで移動したことが検知されるまで、ステップS108の処理を繰り返す(ステップS109のNo)。
センサ214bによって、本体部213が前進端まで移動したことが検知された場合(ステップS109のYes)、レーン制御手段105は、押出モータ216を制御して景品押出部210の本体部213を停止させる(ステップS110)。このとき、載置台241への払出し対象の景品Wの載置が完了する。
(4)エラーチェック(ステップS111〜S113)
レーン制御手段105は、駆動モータ245を制御して載置台241を上昇させる(ステップS111)。このとき、計数チェックセンサ244によって載置台241上の景品Wが個別に検知される。
レーン制御手段105は、計数チェックセンサ244による検知結果に基づいて、景品計数部230による払出し対象の景品Wの計数及び分別が正常に行われたか否かを判定する(ステップS112)。
レーン制御手段105が、景品計数部230による払出し対象の景品Wの計数及び分別が正常に行われてないと判定した場合(ステップS113のNo)、景品払出し動作は終了する。この場合、レーン制御手段105は、載置台241の上昇を停止させたり、警報を出したりする。
レーン制御手段105が、景品計数部230による払出し対象の景品Wの計数及び分別が正常に行われていると判定した場合(ステップS113のYes)、レーン制御手段105は、シャッター102を開ける(ステップS114)。この結果、図2に示した景品払出口100dが露出する。なお、ここではシャッター102を電動シャッターとして説明しているが、これに限定されず、シャッター102と載置台241とを機械的に接続して、載置台241の上昇に連動してシャッター102が開閉するような構成を採用してもよい。この場合、レーン制御手段105によるシャッター102の開閉制御は行う必要がない。
(5)払出し動作の継続(ステップS114〜S117)
レーン制御手段105は、引き続き載置台241を上昇させる(ステップS115)。このとき、レーン制御手段105は、載置台241をステップS111での上昇速度よりも速い速度で上昇させてもよい。上昇速度を速くすることで、払出しに掛かる時間が短縮できる。
レーン制御手段105は、センサ247aによって、載置台241が上昇限界位置まで上昇したことが検知されるまで、ステップS115の処理を繰り返す(ステップS116のNo)。
センサ247aによって、載置台241が上昇限界まで上昇したことが検知された場合(ステップS116のYes)、レーン制御手段105は、載置台241の上昇を停止させる(ステップS117)。
このとき、払出し対象の景品Wは、図2に示した排出天板100a上に排出されており、遊技客は、排出天板100a上の景品Wを持ち出せる状態になっている。
(5)取り忘れチェック(ステップS118及びS119)
レーン制御手段105は、取忘センサ242の検知信号を監視している(ステップS118)。レーン制御手段105は、取忘センサ242の検知信号に基づいて、載置台241上に景品Wがあるか否かを判定する。
レーン制御手段105が載置台241上に景品Wがないと判定した場合、排出天板100a上の景品Wが遊技客によって持ち出されたことを意味する(ステップS119のYes)。
レーン制御手段105が載置台241上に景品Wがあると判定した場合、排出天板100a上の景品Wが、遊技客によってまだ持ち出さてれていないことを意味するので、レーン制御手段105は景品Wが遊技客によって持ち出されるまで待機する(ステップS119のNo)。
(6)載置台下降(ステップS120〜S122)
ステップS119のYesの後、レーン制御手段105は、駆動モータ245を制御して、載置台241を下降させる(ステップS120)。このとき、レーン制御手段105は、シャッター102を閉じる。
レーン制御手段105が載置台241を下降させるとき、ステップS111での上昇速度よりも速い速度で下降させてもよい。下降速度を速めることで、払出し動作が完了するまでに掛かる時間が短縮できる。
レーン制御手段105は、センサ247bによって、載置台241が下降限界位置まで下降したことが検知されるまで、ステップS120の処理を繰り返す(ステップS121のNo)。
センサ247bによって、載置台241が下降限界位置まで下降したことが検知された場合(ステップS121のYes)、レーン制御手段105は、載置台241の下降を停止させる(ステップS122)。
(7)計数部170及び景品搬送部180の下降(ステップS123及びS124)
レーン制御手段105は、非払出し対象の景品Wのうちの最上の景品Wが原位置センサ231(図中の「センサ」)を通過する位置まで連結された計数部170及び景品搬送部180を下降させる(ステップS123)。
レーン制御手段105は、原位置センサ231によって、非払出し対象の景品Wのうちの最上の景品Wが原位置センサ231を通過したことが検知されない場合(ステップS124のNo)、ステップS123の処理を繰り返す。
原位置センサ231によって、非払出し対象の景品Wのうちの最上の景品Wが原位置センサ231を通過したことが検知された場合(ステップS124のYes)、レーン制御手段105は、連結された計数部170及び景品搬送部180の下降を停止させる(ステップS125)。
(8)本体部213(ステップS126〜S128)
レーン制御手段105は、押出モータ216を制御して景品押出部210の本体部213を後退させる(ステップS126)。
レーン制御手段105は、センサ214aによって、本体部213がホームポジションまで後退したことが検知されるまで、ステップS126の処理を繰り返す(ステップS127のNo)。
センサ214aによって、本体部213がホームポジションまで後退したことが検知された場合(ステップS127のYes)、レーン制御手段105は、押出モータ216を制御して本体部213の後退を停止させる(ステップS128)。
景品払出装置17では、上部ユニット113を備えることにより従来用いられていた景品Wを押し出すための爪付きの回転ベルトを用いなくとも景品Wを払い出すことができる。
回転ベルトを用いて景品Wを払い出す場合、景品Wを一時貯留してまとめて払い出すスタッカ部まで景品Wを1枚ずつ押し出すことが多く、景品Wの払出しに時間が掛かった。景品Wの払出しに掛かる時間の短縮を図る場合、回転ベルトの回転数を上げることで対応していた。
仮に景品Wの押し出しの速度を上げた場合、景品Wが景品払出装置17内で跳ねたり、暴れたりして、景品Wを正確に払い出すことが困難な場合があった。また、積層された景品Wが崩れてしまったりする恐れがある。
景品払出装置17では、景品分別部220及び景品計数部230によって複数の景品Wのうち所定枚数の景品Wのみを正確に分別させることで景品Wの払出しに掛かる時間の短縮を図ることができる。
また、押出板215によって、一度に複数の景品Wを載置台241まで移動させることで、押出板215の移動速度を上げなくても景品Wの払出しに掛かる時間の短縮を図ることができる。押出板215の移動速度を上げないこと、そして、押出板215が景品Wを面で押し出すことから、押圧力が景品Wに均等にかかり景品Wは、安定して押し出される。この結果、景品Wが景品払出装置17内で跳ねたり、暴れたり、または積層された景品Wが崩れてしまったりすることを防止することができる。
さらに景品払出装置17では、景品Wの変形や厚みの変化をある程度許容することができる。この変形や変化は、例えば景品Wが人手を介して流通することによって引き起こされる。変形の原因の一つは、周囲の温度変化などに起因する反りによる変形、打撃などによる変形である。厚みの変化の原因の一つは汚れである。景品Wの製造誤差などもある。
この変形や厚みの変化によって、積層された景品Wが水平姿勢にならず、景品Wの計数に用いられる光センサが、景品Wを上手く検知できないことがあった。このことを防止するために、景品Wの積層方向に圧力をかけて、景品Wを水平姿勢に保つことも考えられるが、無理な圧力をかけると景品Wが傷ついてしまう怖れがある。
景品払出装置17では、景品分別部220の傾斜面S2や、景品計数部230の傾斜面S3、計数ピック236を備えることにより、景品Wの計数時に景品Wを水平姿勢に保たなくても斜めに付勢された状態で景品Wを計数することができる。
そして、計数センサ232は景品Wそのものではなく、景品Wによって押されて回動した計数ピック236を検知するので、景品Wの変形や厚みの変化の影響を受けにくく、検知性が向上する。景品払出装置17では、積層方向に圧力をかける必要がなく、景品Wを傷つけてしまうことを防止することができる。
このように、景品払出装置17では、景品Wの変形や厚みの変化をある程度許容することができるので、従業員が、景品カートリッジ111に景品Wを補充する際の効率を上げることができる。例えば、景品Wを補充する際、従業員は、景品Wが水平姿勢となるように、変形や厚みが変化した景品Wを取り除いたり、景品Wの向きの交互に変えて補充したりする手間をかけることがあったが、この手間を省くことができる。
(第2の実施形態)
次に、図30を参照して本願の第2の実施形態について説明する。図30は、第2の実施形態に係る上部ユニット113aの内部を示す概略図である。
なお、図30において、図1〜図29に示した第1の実施形態中の構成要素と同一の構成要素については、同一の符号を付与し、その説明を省略する。
図30に示すように第2の実施形態の上部ユニット113aは、景品計数部230、傾斜ユニット320、景品払出部340を備える。
第2の実施形態の上部ユニット113aは、さらに、第1の実施形態の上部ユニット113に備えられた種々の部材を備えており、またこれらの配置位置が適宜変更されている。
例えば、上部ユニット113aは、計数チェックセンサ244、駆動モータ245、センサ214a,214b,247a,247b、取忘センサ242などを備える。
計数チェックセンサ244は、傾斜ユニット320と整列壁部233に挟まれる位置に配置されている。駆動モータ245は、景品払出部340と接触する位置に配置されている。センサ214a,214b,247a,247bは、景品払出部340の近傍にそれぞれ配置されている。取忘センサ242は、景品払出部340に設けられる。
また、ここでは、景品払出口100d及びシャッター102が、景品挿入口200aと対応する位置に配置されている。
傾斜ユニット320は、第1の実施形態の景品分別部220と対応する。傾斜ユニット320は、略直方体形状を有し、整列壁部233との対向面には、第1の実施形態の景品分別部220と同様の傾斜面S2が形成されている。
景品払出部340は、分別床保持部341、分別床342(分別板)を備える。
分別床保持部341は、断面略T字状に形成され、短手部341a及び長手部341bを備える。
分別床保持部341は、スライドレール246に移動自在に設けられており、スライドレール246に沿って上部ユニット113a内を垂直方向に昇降する。
短手部341aは、ベース部200と並行している。短手部341aには、ベース部200と並行する方向にこの短手部341aを貫通する貫通孔341cが設けられる。貫通孔341cには分別床342が挿入される。
長手部341bは、ベース部200に対して略直交している。長手部341bの側面は、駆動モータ245と接触している。駆動モータ245が回転することによって長手部341bは、垂直方向に移動する。この結果、分別床保持部341全体がスライドレール246にガイドされながら垂直方向に移動する。
分別床342は、略長方形状の薄板である。分別床342は、分別床保持部341の短手部341aの貫通孔341cに進退自在に設けられる。分別床342の整列壁部233側の側面には、景品W間に差し込まれやすくなるための斜面342aが形成されている。分別床342の所定の箇所には、取忘センサ242が設けられている。
この実施の形態では、センサ247a,247bは、分別床保持部341の上昇限界位置及び下降限界位置をそれぞれ検知する。そして、センサ214a,214bは、分別床342の前進端及び後進端をそれぞれ検知する。
(動作説明)
次に図31を参照して、この第2の実施形態の景品払出装置17による景品Wの払出し動作について説明する。図31は、第2の実施形態の景品払出装置17に係る景品Wの払出しの動作を示すフローチャートである。この実施の形態においても景品Wの払出しは、払出指示信号を受信した主制御手段104が、レーン制御手段105を制御して行う。
(1)払出し動作の開始(ステップS201)
このステップS201の動作は、第1の実施形態の景品Wの払出し動作(図29に示したステップS101〜S107参照)と同じであり、詳細な説明は省略する。このステップS201の動作によって、払出し対象の景品Wと、非払出し対象の景品Wとの間に隙間が形成される(図23参照)。
(2)分別床342の前進(ステップS202)
レーン制御手段105は、押出モータ216を制御して分別床342を前進させる。結果的に分別床342が払出し対象の景品Wと非払出し対象の景品Wの間に挿入され、これらが完全に分別される。
(3)分別床342の上昇(ステップS203)
レーン制御手段105は、駆動モータ245を制御して分別床保持部341を上昇させる。分別床342は、払出し対象の景品Wを支持したまま分別床保持部341と一体的に上昇する。なお、駆動モータ245を回転させる前に、レーン制御手段105はソレノイド234を制御して、計数ピック236を退避させることが望ましい。計数ピック236が退避することによって、払出し対象の景品Wが分別床342の上に完全に載置される。このことにより分別床保持部341の上昇時の景品Wの安定性が増す。
(4)エラーチェック(ステップS204)
分別床保持部341が上昇すると、計数チェックセンサ244によって載置台241上の景品Wが個別に検知される。
レーン制御手段105は、計数チェックセンサ244による検知結果に基づいて、景品計数部230による払出し対象の景品Wの計数及び分別が正常に行われたか否かを判定する(ステップS205)。
レーン制御手段105が、景品計数部230による払出し対象の景品Wの計数及び分別が正常に行われていると判定した場合(ステップS205のYes)、レーン制御手段105は、景品Wの払出し動作を継続する。レーン制御手段105が、景品計数部230による払出し対象の景品Wの計数及び分別が正常に行われていないと判定した場合(ステップS205のNo)、レーン制御手段105は、景品計数部230による払出し対象の景品Wの計数をやり直す。このやり直し動作をリトライ動作という。
(5)景品Wの払出しの継続(ステップS205のYes、ステップS206)
景品Wの計数及び分別が正常に行われていると判定した場合、レーン制御手段105は、シャッター102を開ける。この結果、図30に示した景品払出口100dが露出する。なお、シャッター102と景品払出部340とを機械的に接続して、シャッター102の開閉動作と分別床342の進退動作とを同期させてもよい。この場合、分別床保持部341が上昇するとき(ステップS203参照)には、すでにシャッター102は開いている。
レーン制御手段105は、分別床保持部341を上昇限界位置まで上昇させる。このとき、レーン制御手段105は、分別床保持部341をステップS203での上昇速度よりも速い速度で上昇させてもよい。上昇速度を速くすることで、払出しに掛かる時間が短縮できる。
分別床保持部341が上昇限界まで上昇すると、レーン制御手段105は、分別床保持部341の上昇を停止させる。
このとき、払出し対象の景品Wは、図30に示した排出天板100a上に排出されており、遊技客は、排出天板100a上の景品Wを持ち出せる状態になっている。
(6)取り忘れチェック(ステップS207)
レーン制御手段105は、取忘センサ242の検知信号に基づいて、分別床342上に景品Wがあるか否か、すなわち、遊技客が景品Wを持ち出したか否かを判定する。
(7)分別床保持部341の下降及び分別床342の後退(ステップS208、S209)
遊技客が景品Wを持ち出したと判定した場合、レーン制御手段105は、駆動モータ245を制御して分別床保持部341を下降させる。このとき、レーン制御手段105は、シャッター102を閉じる。
分別床保持部341が下降限界位置すると、レーン制御手段105は、押出モータ216を制御して分別床342を後退させる。
(8)計数部170及び景品搬送部180の下降(ステップS210)
分別床342が後進端まで後退すると、レーン制御手段105は、非払出し対象の景品Wのうちの最上の景品Wが原位置センサ231を通過する位置まで、連結された計数部170及び景品搬送部180を下降させる。このとき、レーン制御手段105は、押圧ピック237が下降する景品Wに干渉しないようにソレノイド235を制御して押圧ピック237を退避させる。
連結された計数部170及び景品搬送部180の下降が完了すると、レーン制御手段105は、ソレノイド235を制御して押圧ピック237を復帰させる。そして、レーン制御手段105は、景品Wの次回の払出しまで待機する。
(9)リトライ動作開始(ステップS205のNo、ステップS211)
景品Wの計数及び分別が正常に行われていないと判定した場合、レーン制御手段105は、分別床保持部341の上昇を停止させる。
(10)計数ピック236、押圧ピック237の退避(ステップS212)
レーン制御手段105は、ソレノイド234及び235を制御して計数ピック236、押圧ピック237をそれぞれ退避させる。
(11)分別床保持部341の下降及び分別床342の後退(ステップS213、S214)
レーン制御手段105は、駆動モータ245を制御して、分別床保持部341を下降させる。このとき、計数ピック236は退避しているため、計数ピック236が、分別床342上の景品Wに干渉することはない。
分別床保持部341が下降限界位置すると、レーン制御手段105は、押出モータ216を制御して分別床342を後退させる。このとき、分別床342上の景品Wも分別床342と一緒に後退するが、整列壁部233の傾斜面S3とぶつかることによって、その場に残され、分別床342だけが後進端まで移動する。この結果、分別床342に乗っていた景品Wは、非払出し対象の景品Wの上に戻される。
(8)計数部170及び景品搬送部180の下降(ステップS215)
分別床342が後進端まで後退すると、レーン制御手段105は、最上の景品Wが原位置センサ231を通過する位置まで、連結された計数部170及び景品搬送部180を下降させる。このとき、このとき、押圧ピック237は退避しているため、押圧ピック237が、下降する景品Wに干渉することはない。
(9)再計数処理(ステップS216)
連結された計数部170及び景品搬送部180の下降が完了すると、レーン制御手段105は、ソレノイド235、236を制御して押圧ピック237、計数ピック236を復帰させる。そして、レーン制御手段105は、再び連結された計数部170及び景品搬送部180を上昇させて、景品Wの計数及び払出し処理を再度行う。
上部ユニット113aでは、リトライ動作によって景品Wの払出し動作を確実に行うことができる。
上部ユニット113aでは、上記したように、分別床342が、押出モータ216によって、進退可能にスライドし、かつ計数ピック236によって隙間が形成された払出し対象の景品Wと非払出し対象の景品Wとの間に差し込まれてこれらを分別する。そして、駆動モータ245の駆動によって分別床342が、分別床保持部341と一体的に上昇して景品払出口100dから景品Wを払い出す。
要するに、上部ユニット113aでは、第1の実施形態の景品押出部210が備える本体部213、景品分別部220が備える分別床224、景品払出部240が備える載置台241の各機能が、景品払出部340に集約されている。
このことから、ベース部200の長手方向の長さを短くすることができ、上部ユニット113aをコンパクトにまとめることができる。これに伴って製造コストの削減を図ることができる。
また、景品Wを水平方向に押し出す動作を省略できることから景品Wの払出しに掛かる時間を短縮することができる。
(その他の実施形態)
以上、第1、2の実施形態を具体的に説明したが、本発明は、上記実施形態などに限定されるものではなく、実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で構成要素をさらに変形して具現化できる。また、上記実施形態などに開示されている複数の構成要素の適宜な組み合わせにより、種々の発明を形成できる。例えば、実施形態などに示される全構成要素から幾つかの構成要素を削除してもよい。さらに異なる実施形態に渡る構成要素を適宜組み合わせてもよい。
1…景品払出システム、17…景品払出装置、100…筐体、102…シャッター、103…点灯部、104…主制御手段、105…レーン制御手段、110…景品払出ユニット、111…景品カートリッジ、112…下部ユニット、113…上部ユニット、113a…上部ユニット、151,152…初期位置センサ、170…計数部、180…景品搬送部、200…ベース部、210…景品押出部、211…枠体、212…スライドレール、213…本体部、215…押出板、216…押出モータ、217…スペーサ、218…回転ローラ、220…景品分別部、221…枠体、223…保持部材、223g…壁裏面部、224…分別床、225…腕部、226…傾斜部材、228…ガイド溝、230…景品計数部、231…原位置センサ、232…計数センサ、233…整列壁部、234,235…ソレノイド、236…計数ピック、237…押圧ピック、240…景品払出部、241…載置台、242…取忘センサ、243…壁、244…計数チェックセンサ、245…駆動モータ、246…スライドレール、250…カバー、270…計数部、320…傾斜ユニット、340…景品払出部、341…分別床保持部、342…分別床。

Claims (12)

  1. 景品を積層して収納する景品収納部と、
    前記景品収納部内に積層された前記景品を下方から支持して上昇及び下降させる第1の景品移動部と、
    前記第1の景品移動部によって上昇した前記景品が挿入される挿入口と、
    前記挿入口に挿入された前記景品側に傾斜する傾斜面を有し、前記景品と接触し当該景品の上昇に伴って、前記景品を前記上昇の方向に垂直の方向かつ前記傾斜面から遠ざかる方向に押圧して段状にずらす傾斜壁部と
    を具備することを特徴とする景品払出装置。
  2. 前記傾斜面の傾斜と同じ側に傾斜して前記上昇した景品と接触する第2の傾斜面を備えた第2の傾斜壁部をさらに具備することを特徴とする請求項1に記載の景品払出装置。
  3. 前記傾斜面及び前記第2の傾斜面は互いに異なる角度で傾斜することを特徴とする請求項2に記載の景品払出装置。
  4. 前記上昇した景品を前記傾斜壁部とともに挟むように前記傾斜壁部に対向して配置され、前記景品の上昇に伴い通過した前記景品を検知し、この通過した景品と当該通過した景品の直下の景品とを区分する景品区分部と、
    前記区分された景品のうち前記通過した景品を払い出す払出口と、
    前記通過した景品を前記払出口まで移動させる第2の景品移動部と
    をさらに具備すること特徴とする請求項1ないし3のいずれか一項に記載の景品払出装置。
  5. 前記第2の景品移動部は、
    前記景品区分部が区分した前記通過した景品と前記直下の景品との間に進退可能に進出して前記通過した景品を支持する分別板と、
    前記分別板から移動した前記通過した景品が載置され、前記払出口まで移動可能に設けられた載置台と、
    前記通過した景品を前記分別板から前記載置台まで移動させる移動アームと、
    前記載置台を前記払出口まで移動させる駆動部と
    を備えることを特徴とする請求項4に記載の景品払出装置。
  6. 前記第2の景品移動部は、
    前記分別板の進退動作及び前記移動アームの移動動作をリンクさせるリンク機構をさらに備えること
    を特徴とする請求項5に記載の景品払出装置。
  7. 前記景品区分部は、
    前記挿入口に挿入された前記景品を弾性手段によって前記傾斜壁部側に押圧するように回動可能に付勢され、前記段状にずらされた景品が通過するたびに、前記傾斜壁部から遠ざかる方向への移動および前記直下の景品に接触する際の前記傾斜壁部の方向への移動を行うことにより、当該通過した景品と前記直下の景品を区分する接触端子と、
    前記接触端子の回動に基づいて前記通過した景品を個別に識別するための検知信号を出力する信号出力手段と
    を備えること特徴とする請求項4ないし6のいずれか一項に記載の景品払出装置。
  8. 前記払出口から払い出される前記景品の枚数を示す払出枚数情報を保持する保持部と、
    前記払出口まで移動する前記通過した景品を個別に識別するための検知信号を出力する景品信号出力手段と、
    前記払出枚数情報及び前記景品信号出力手段が出力した前記検知信号に基づいて、前記景品区分部による前記区分が正常に行われたか否かを判定する判定部と
    をさらに具備し、
    前記第2の景品移動部は、前記判定部が前記区分が正常に行われていないと判定した場合、前記払出口までの前記通過した景品の移動を停止すること
    を特徴とする請求項4ないし7のいずれか一項に記載の景品払出装置。
  9. 前記第2の景品移動部は、
    前記景品区分部が区分した前記通過した景品と前記直下の景品との間に進退可能に進出して前記通過した景品を支持して前記払出口まで移動する分別板と、
    前記分別板を前記払出口まで移動させる駆動部と
    を備えることを特徴とする請求項4に記載の景品払出装置。
  10. 前記景品区分部は、
    前記挿入口に挿入された前記景品を弾性手段によって前記傾斜壁側に押圧するように回動可能に付勢され、前記段状にずらされた景品が通過するたびに、前記傾斜壁部から遠ざかる方向への移動および前記直下の景品に接触する際の前記傾斜壁部の方向への移動を行うことにより、前記通過した景品と前記直下の景品を区分する接触端子と、
    前記接触端子の回動に基づいて前記通過した景品を個別に識別するための検知信号を出力する信号出力手段と
    を備えること特徴とする請求項9に記載の景品払出装置。
  11. 前記払出口から払い出される景品の枚数を示す払出枚数情報を保持する保持部と、
    前記払出口まで移動する前記通過した景品を個別に識別するための払出検知信号を出力する払出信号出力手段と、
    前記払出枚数情報及び前記払出検知信号に基づいて、前記景品区分部による前記区分が正常に行われたか否かを判定する判定部と
    をさらに具備し、
    前記第2の景品移動部は、前記判定部が前記区分が正常に行われていないと判定した場合、前記払出口までの前記通過した景品の移動を停止すること
    を特徴とする請求項10に記載の景品払出装置。
  12. 前記接触端子を前記傾斜壁部から遠ざかる方向に回動される回動手段と、
    前記判定部が前記区分が正常に行われていないと判定した場合、前記回動手段を駆動させ、かつ前記第1の景品移動部によって景品を下降させる制御手段を更に具備し、
    前記第1の景品移動部は、前記制御手段が前記回動手段を駆動させたことに対応して、前記通過した景品及び前記直下の景品を支持したまま下降すること
    を特徴とする請求項11に記載の景品払出装置。
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