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JP6604601B2 - サイクロン式分離装置 - Google Patents
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Description

本発明は、処理液に含まれる微細な固体(スラッジ)を、サイクロンを利用して分離し、純粋な処理液を再生するためのサイクロン式分離装置に関する。
特許文献1(特開2005−279609号公報)は、液体ポンプの吸引系又は吐出系に直接又は間接的に接続され、サイクロン筒内に導入した液体に旋回流を生じさせることで液体の含まれるスラッジをサイクロン分離する液体サイクロン装置において、駆動部によって回転される加速羽根を有し、該加速羽根が液体ポンプによる流量に無関係に液体を加速できる構成であることを特徴とする液体サイクロン装置を提供するものである。この装置において、サイクロン筒の上部側面から流入する液体は、サイクロン筒内でサイクロン運動しながら、スラッジを下方に分離し、純粋液体を上方から取り出す仕組みになっており、下方の分離されたスラッジは、バルブが開放された出口を介してスラッジ回収部に回収されるものである。
特許文献2(特開2009−18278号公報)は、円筒部と、この円筒部の下端に設けられて下方に向かって縮径する円錐部とを有する分離槽と、分離槽内で旋回流を生じさせるように、円筒部の内周面の接線方向に液体を導入する導入管と、円筒部と同軸をなして分離槽内に収容され、下部の開口から流入する液体をその上部から分離槽の外に導く導出管とを備えたサイクロン式濾過装置において、導出管が分離槽に対して回転自在に支持され、導出管を旋回流の旋回方向に回転駆動するモータを備えた構成とし、導出管を旋回流の旋回方向に回転させることでその旋回を促進するサイクロン式濾過装置を開示する。この装置において、分離槽の円筒部の側面に形成された導入管から導入された液体(この実施例では異物を含んだ研削液)が分離槽内を旋回するとともに、上方から分離槽内に突出するように設けられた導出管が旋回方向に回転することから、効率的に研削液から異物が除去され、異物は分離槽の下方へ、異物が除去された研削液は導出管の開口部から上方に取り出されるものである。
特許文献3(特開2010−142894号公報)は、縦向きの液体サイクロン筒と、これの内方空間の下端を下向きに開口したスラッジ排出口に縦向きに連通された旋回流規制通路体とを備え、この旋回流規制通路体が、上下方向へ液を通過させる通路筒と、この通路筒内を液が通過する過程でこの通路筒の縦中心線回りの、液の旋回流を規制する縦向き板状部とからなっている構成の液体サイクロン装置を開示する。この装置においても、上方側面から液体を流入させ、旋回流とした後、分離されたスラッジが下降して下方のスラッジ排出口から旋回流規制通路体に降下し、径漸減部及び出口管部に沈殿されるようになっている。また、異物が除去された研削液は、液体サイクロン筒の上部に設けられた清浄液流出口から清浄液タンク内に貯留されるものである。
特開2005−279609号公報 特開2009−18278号公報 特開2010−142894号公報
上述したように、従来のサイクロンを利用した液体とスラッジの分離装置では、スラッジを含んだ未処理液の入口が、流体がサイクロン運動を行うサイクロン筒の上部側面に配置され、またスラッジが分離された後の処理済み液の出口がサイクロン筒の上部中央若しくは上部側面に配置されるものである。また、スラッジの排出口がサイクロン筒の下部に配置され、これを取り出すためには、サイクロンを停止させた後に、バルブを開いてスラッジを排出するようになっている。このため、連続したスラッジの排出が不可能であるという課題を有する。
また、従来の構成では、未処理液の旋回流が上方から下方に旋回するようになっているが、処理済み液の取り出し方向が上方であることから、サイクロン筒内で下方から上方に方向転換するため、著しい乱流を生じることから分離効率が低下するという課題を有する。
以上のことから、本発明は、処理済み液の排出と分離されたスラッジの排出を連続して実行するとともに、スラッジの分離効率を向上させたサイクロン式分離装置を提供するものである。
したがって、本発明にかかるサイクロン式分離装置は、スラッジを含む処理液が導入され旋回運動するためのサイクロン筒と、該サイクロン筒の上部に配され、スラッジを含む処理液を前記サイクロン筒に導入する処理液導入部と、該サイクロン筒の下方中央からサイクロン筒の内部に延出し、スラッジが除去されたクリーン液が誘導されるクリーン液誘導管を有するクリーン液排出部と、該クリーン液排出部の下流側に接続され、前記サイクロン筒内部を減圧するポンプ手段と、前記サイクロン筒下方の前記クリーン液排出部の外側に設けられるスラッジ排出部と、該スラッジ排出部に設けられ、前記ポンプ手段によって前記サイクロン筒内部の圧力が大気圧よりも低い場合にスラッジ排出部を閉鎖する逆止手段と、前記処理液導入部に設けられ、前記サイクロン筒内部に圧力を付加する圧力付加手段と、前記サイクロン筒内部に流入する処理液の旋回流を助長する旋回流付勢手段とによって構成されるものである。
以上の構成により、加工機のスラッジを含む処理液を排出する排出口に接続して、ポンプ手段(たとえばダイアフラムポンプ)を駆動させると、前記サイクロン筒内の圧力が大気圧に対して負圧となることから、処理液導入部から処理液が吸引されてサイクロン筒内に旋回するように流入する。このとき、サイクロン筒内が大気圧に対して負圧となるが、これによってスラッジ排出部が逆止手段(たとえば重力式チェック弁機構)によって閉鎖されるので、処理液は処理液導入部を介してサイクロン筒内に充満していく。また、圧力付加手段及び旋回流付勢手段によってサイクロン筒内の処理液には、所定圧力が付与されてさらに旋回力が付勢される。これによって、サイクロン筒内の圧力が大気圧に対して正圧となるため、逆止手段が開放され、旋回流外側に分離されたスラッジを多く含む液体がスラッジ排出部から連続して排出されるものである。このように、吸引された処理液は、サイクロン筒内を旋回することによってスラッジが外周方向に分離され、スラッジが分離されたクリーン液は中央からクリーン液誘導管に吸引され、ポンプ手段を介して外部に排出されて再利用される。また、分離されたスラッジを含む液は、スラッジ排出部から連続的排出される。
以上のように、本発明の第1の様相は、スラッジを含む処理液をサイクロン筒に吸引するためのポンプ手段を、クリーン液排出部の下流側に配置したことである。これによって、ポンプ手段には常にスラッジが除去されたクリーン液が流れるため、スラッジによる摩耗、損傷、詰まり等を生じることがなくなるものである。また、本発明の第2の様相は、サイクロン筒の下方中央から所定の範囲で延出するクリーン液誘導管が設けられるので、サイクロン筒内で旋回運動においてスラッジは遠心力によって外方に移動し、クリーン液が中央部分で旋回するため、このクリーン液をポンプ手段によってクリーン液誘導管にクリーン液が誘導されて排出されるとともに、外方に移動したスラッジをクリーン液誘導管の外側に配されたスラッジ排出部から連続的に排出できることである。また、処理液がサイクロン筒内で移動方向が上から下へと変わらないことから、乱流が起こらないため、円滑な排出を可能にするものである。
また、本発明によれば、前記サイクロン筒は、前記処理液導入部が上部に設けられる円筒部と、該円筒部の下方に設けられ、下方に向かって縮径する円錐部とによって構成され、該円錐部の先端には、前記円筒部内に所定の長さで延出する前記クリーン液誘導管が設けられ、該円錐部の側面には前記スラッジ排出部が設けられることが望ましい。サイクロン筒を円筒部と円錐部とによって構成し、円錐部の先端からクリーン液誘導管を内方に延出させ、円錐部側面にスラッジ排出部を設けたことによって、旋回流の中央部からクリーン液を、旋回流の外側からスラッジを含む液を、効率良く連続的に取り出すことができるものである。尚、スラッジの量(濃度)、スラッジの大きさ等の処理液条件によって、円錐形状部分を省略し、平底形状にしても良いものである。
さらに、前記処理液導入部の上流側には、所定以上の大きさのスラッジを除去するためのストレーナが設けられることが望ましい。この場合、処理液内に所定以上の大きさのスラッジが存在する場合に限定し、特に所定以上の大きさのスラッジが存在しない場合には、ストレーナを省略しても良いものである。このように、加工機の仕様によってはストレーナを設け無くても良いものである。
さらにまた、前記圧力付加手段は、前記処理液導入部下流に設けられる吸入羽根であり、前記旋回流付勢手段は、前記サイクロン筒上部に設けられた旋回加圧羽根であり、前記吸入羽根及び旋回加圧羽根は回転手段、たとえば電動モータの駆動軸に連結される回転軸に固定されることが望ましい。
回転手段としての電動モータを駆動することによって、吸入羽根と旋回加圧羽根が回転し、処理液導入部からサイクロン筒内に導入された処理液に連続して圧力を付加するので、スラッジ排出部からのスラッジの排出を連続して円滑に行うことができるとともに、サイクロン筒内の旋回流の旋回速度を増大させることができるため、スラッジの分離効率を増大させることができるものである。
また、前記回転軸の先端には、前記クリーン液誘導管に対向して円錐状に突出する整流コーンが設けられることが望ましい。前記クリーン液誘導管の吸引口に対峙する位置に整流コーンが延出するため、旋回流の中心付近に生じる渦流を防止できるため、クリーン液誘導管へクリーン液を円滑に誘導できるものである。
さらに、前記サイクロン式分離装置は、移動可能な枠体に搭載されることが望ましい。これによって、サイクロン式分離装置を移動させることができるものである。
本発明によれば、ポンプ手段を、クリーン液排出部の下流側に設けたことから、スラッジを分離したクリーン液のみがポンプ手段を通過することから、ポンプ手段の寿命を延ばすことができるものである。
また本発明によれば、サイクロン筒内を処理液が旋回しながら上から下へと移動して、クリーン液排出部からクリーン液を、スラッジ排出部からスラッジを連続して排出するため、処理液が自然な流れの中で旋回できるために、分離能力が向上するものである。また不要な乱流が防止できることから、処理液の温度上昇を抑えることができるという効果も奏することができるものである。
さらに、本発明のサイクロン式分離装置は、移動可能であることから、種々の加工機のスラッジを含む処理液を排出する排出口に接続されるとともに、スラッジを除去したクリーン液を加工機に戻すことができるため、処理液を再利用できるとともに、処理液を連続して供給することが可能となるものである。
図1は、本発明の構成を示す概略構成図である。 図2は、本発明のサイクロン式分離装置の正面図である。 図3は、本発明のサイクロン式分離装置のサイクロン筒を含む一部断面図である。 図4は、図5で示す部分の一部拡大断面図である。
本発明に係るサイクロン式分離装置1は、加工機等のスラッジを含む処理液が排出される排出口に接続されて処理液を吸引し、処理液からスラッジを分離したクリーン液を再び加工機に戻すことができるものである。このため、本発明に係るサイクロン式分離装置1は、図1に示すように、スラッジを含む処理液が導入され旋回運動するためのサイクロン筒2と、このサイクロン筒2の上部に配され、スラッジを含む処理液を前記サイクロン筒2に導入する処理液導入部3と、前記サイクロン筒2の下方中央からサイクロン筒2の内部に延出し、スラッジが除去されたクリーン液が誘導されるクリーン液誘導管4を有するクリーン液排出部5と、このクリーン液排出部5の下流側に接続され、前記サイクロン筒2内部を減圧するポンプ手段6と、前記サイクロン筒2下方の前記クリーン液排出部5の外側に設けられるスラッジ排出部7と、このスラッジ排出部7に設けられ、前記ポンプ手段6によって前記サイクロン筒2内部の圧力が大気圧よりも低い場合にスラッジ排出部7を閉鎖する逆止手段8と、前記処理液導入部3に設けられ、前記サイクロン筒2内部に圧力を付加する圧力付加手段9と、前記サイクロン筒2内部に流入する処理液の旋回流を助長する旋回流付勢手段10とによって構成されるものである。また、前記処理液導入部3の上流側には、所定以上の大きさのスラッジを事前処理するためのストレーナ11が配され、さらに前記圧力付加手段9及び旋回流付勢手段10を駆動するための回転手段(たとえば電動モータ)12が設けられるものである。尚、13は加工機等の排出口に接続される処理液導入管であり、14はクリーン液排出口であり、15はスラッジ排出口である。
以上の構成により、加工機のスラッジを含む処理液を排出する排出口に接続して、ポンプ手段6(たとえばダイアフラムポンプ)を駆動させると、前記サイクロン筒2内の圧力が大気圧に対して負圧となることから、処理液導入部3から処理液が吸引されてサイクロン筒2内に旋回するように流入する。このとき、サイクロン筒2内が大気圧に対して負圧となるが、これによってスラッジ排出部7が逆止手段8(たとえば重力式チェック弁機構)によって閉鎖されるので、処理液は処理液導入部3を介してサイクロン筒2内に充満していく。また、圧力付加手段9及び旋回流付勢手段10によってサイクロン筒2内の処理液には、所定圧力が付与されてさらに旋回力が付勢される。これによって、サイクロン筒2内の圧力が大気圧に対して正圧となるため、逆止手段8が開放され、旋回流外側に分離されたスラッジを多く含む液体がスラッジ排出部7から連続して排出されるものである。このように、吸引された処理液は、サイクロン筒2内を旋回することによってスラッジが外周方向に分離され、スラッジが分離されたクリーン液は中央からクリーン液誘導管4に吸引され、ポンプ手段6を介して外部に排出されて再利用される。また、分離されたスラッジを含む液は、スラッジ排出部7から連続的排出されるものである。
本発明に係るサイクロン式分離装置1は、図2で示すように、キャスター16がついた枠体17に搭載されるもので、これによって種々の加工機の近傍に移動してその加工機から排出されるスラッジを含む処理液を吸引してスラッジとクリーン液に分離し、クリーン液を再利用可能にするようにしたものである。
前記サイクロン式分離装置1は、加工機等の処理液排出口に接続される処理液導入管13と、この処理液導入管13に接続される処理能力を超える大きなスラッジを事前処理して排除するためのストレーナ11が枠体17に設置される。このストレーナ11の出口側は配管18を介して開口部20と接続される。この配管18は、サイクロン筒2の上部に開口する開口部20の周縁接線に沿って前記開口部20と接続されるので、処理液は、開口部20の周縁内面に沿って旋回しながらサイクロン筒2内に流入するようになっているものである。
サイクロン筒2は、図2及び図3で示されるように、円筒部2Aと、この円筒部2Aの下部に装着される円錐部2Bとによって構成される。円筒部2Aの上部には処理液導入部3が設けられる。この処理液導入部3は、配管18と接続される開口部20を具備し、サイクロン筒2の円筒部2Aの上部を閉塞するものである。また、前記処理液導入部3は、図3及び図4に示すように、前記開口部20の近傍に配置される吸入羽根21と、この吸入羽根21の下部に固定される整流羽根22と、この整流羽根22に取り付けられる旋回加圧羽根23とを具備し、前記吸入羽根21、整流羽根22、及び旋回加圧羽根23とによって本発明の圧力付加手段及び旋回流付勢手段とを構成するものである。また、前記回転軸12Aの下方端には、整流コーン24が固着されるものである。さらに、回転軸12Aは、回転手段としての電動モータ12の駆動軸とカップリング12Bで連結され、ラジアル・スラストベアリング12Cで回転自在に保持されるものである。またこの回転軸12Aには、リップシール12Dが設けられるものである。
また、前記円錐部2Bは、その下端中央の頂点部分に、サイクロン筒2の内部の旋回空間25に延出するクリーン液誘導管4が貫通装着され、クリーン液誘導管4の延出する中央頂点部分の側部近傍に、スラッジ排出部7を構成するスラッジ排出管7Aが設けられる。このスラッジ排出管7Aには図示しない逆止手段としてのチェック弁機構が設けられるものである。このチェック弁機構は、前記サイクロン筒2の内部の旋回空間25の圧力が高い場合に開放され圧力が低い場合に閉鎖される構造となっている。
前記クリーン液誘導管4と接続されるクリーン液排出管5Aは、配管6Aを介してポンプ手段としてのダイアフラムポンプ6に接続され、さらにダイアフラムポンプ6の出口はクリーン液排出口14と接続されるものである。このクリーン液排出口14は、加工機にクリーン液を供給するタンクに接続され、クリーン液を循環させることができるものである。これによってクリーン液の再利用が可能となるものである。
前記スラッジ排出管7Aは、たとえば図示しない廃棄用の容器に連結され、スラッジを多く含む処理液として、廃棄用の容器に排出されるものである。
以上の構造により、加工機等の近傍に移動して加工機と接続されたサイクロン式分離装置1は、ダイアフラムポンプ6を稼働させることによってサイクロン筒2内の旋回空間25の圧力を大気圧に対して負圧とすることで、スラッジ排出部7のチェック弁機構8が閉鎖され、処理液導入部3から処理液がサイクロン筒2内に導入される。この処理液は、ダイアフラムポンプ6の吸引力によって加工機からストレーナ11を介して導入されるもので、さらに開口部20近傍に配置された吸入羽根21、整流羽根22及び旋回加圧羽根23を電動モータ12によって回転させることで、処理液の導入を促進し且つ処理液の旋回運動を促進する。処理液はサイクロン筒2内で旋回運動を行うことによって、処理液に含まれるスラッジは旋回運動の遠心力によって旋回流の外方に移動するので、旋回流の中央付近はクリーン液となる。このクリーン液は、ダイアフラムポンプ6の吸引力及び吸入羽根21及び旋回加圧羽根23による圧力付加及び旋回速度の促進によってサイクロン筒2内に延出するクリーン液誘導管4に誘導され、ダイアフラムポンプ6を介してクリーン液排出口14から加工機の処理液貯蔵容器等に戻されるものである。
また、サイクロン筒2内の旋回空間25の圧力が前記吸入羽根21及び旋回加圧羽根23による圧力付加によって大気圧に対して正圧となることから、スラッジ排出部7のチェック弁機構8が開放されることから、スラッジを多く含まれる処理液がスラッジ排出部7のスラッジ排出管7Aからたとえば廃棄用タンク、その他、後処理機構(装置)等(バグフィルターやマグネットセパレータ等に接続する可能性が高い為)に排出されるものである。
以上のように、本発明によれば、加工機等から排出されるスラッジを含む処理液からスラッジを連続して除去できるとともに、スラッジが除去されたクリーン液及びスラッジを連続して排出することが可能となるものである。
本発明の係るサイクロン式分離装置は、上述した分離、いわゆる不要な固体成分(スラッジ等)を含有する液体(処理液)から不要な固体成分を分離するだけでなく、有効な固体成分を液体成分から分離する方法、又は、比重の異なる2つの液体からなる処理液をそれぞれの液体に分離する方法、処理液中の微細気泡の除去(脱気)等に利用できるものである。ただし、気泡除去に使用する場合、中央から気泡、外側から液体が排出されるものである。
1 サイクロン式分離装置
2 サイクロン筒
3 処理液導入部
4 クリーン液誘導管
5 クリーン液排出部
6 ポンプ手段(ダイアフラムポンプ等)
7 スラッジ排出部
8 逆止手段(チェック弁機構)
9 圧力付加手段
10 旋回流付勢手段

Claims (6)

  1. スラッジを含む処理液が導入され旋回運動するためのサイクロン筒と、
    該サイクロン筒の上部に配され、スラッジを含む処理液を前記サイクロン筒に導入する処理液導入部と、
    該サイクロン筒の下方中央からサイクロン筒の内部に延出し、スラッジが除去されたクリーン液が誘導されるクリーン液誘導管を有するクリーン液排出部と、
    該クリーン液排出部の下流側に接続され、前記サイクロン筒内部を減圧するポンプ手段と、
    前記サイクロン筒下方の前記クリーン液排出部の外側に設けられるスラッジ排出部と、
    該スラッジ排出部に設けられ、前記ポンプ手段によって前記サイクロン筒内部の圧力が大気圧よりも低い場合にスラッジ排出部を閉鎖する逆止手段と、
    前記処理液導入部に設けられ、前記サイクロン筒内部に圧力を付加する圧力付加手段と、
    前記サイクロン筒内部に流入する処理液の旋回流を助長する旋回流付勢手段と、
    前記旋回流付勢手段と共に回転する回転軸の先端で前記クリーン液誘導管に対向して円錐状に突出する整流コーンと、によって構成されることを特徴とするサイクロン式分離装置。
  2. 前記サイクロン筒は、前記処理液導入部が上部に設けられる円筒部と、該円筒部の下方に設けられ、下方に向かって縮径する円錐部とによって構成され、該円錐部の先端には、前記円筒部内に所定の長さで延出する前記クリーン液誘導管が設けられ、該円錐部の側面には前記スラッジ排出部が設けられることを特徴とする請求項1記載のサイクロン式分離装置。
  3. 前記処理液に所定の大きさ以上のスラッジが混在する場合に、前記処理液導入部の上流側に、所定以上の大きさのスラッジを除去するためのストレーナを設けることを特徴とする請求項1又は2記載のサイクロン式分離装置。
  4. 前記圧力付加手段は、前記処理液導入部下流に設けられる吸入羽根であり、前記旋回流付勢手段は、前記サイクロン筒上部に設けられた旋回加圧羽根であり、前記吸入羽根及び旋回加圧羽根は回転手段の駆動軸に連結される回転軸に固定されることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1つに記載のサイクロン式分離装置。
  5. 前記ポンプ手段は、ダイアフラムポンプであることを特徴とする請求項1〜4のいずれか1つに記載のサイクロン式分離装置。
  6. 前記サイクロン式分離装置は、移動可能な枠体に搭載されることを特徴とする請求項1〜5のいずれか1つに記載のサイクロン式分離装置。
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