JP6606022B2 - 遊技機 - Google Patents
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Description
遊技領域(24)を流下する遊技球が入賞可能な第1入賞口(29a,33a)と、振分け部(48b)を有する入賞装置(35)に形成され、遊技領域(24)を流下する遊技球が入賞可能な第2入賞口(35a)と、前記第1入賞口(29a,33a)への遊技球の入賞を契機として当り遊技を生起させるか否かの判定を行う当り判定手段(60a)と、前記第2入賞口(35a)に入賞して前記振分け部(48b)に振り分けられて前側に下方傾斜するステージ(46)を転動した遊技球が入球可能な特定入球領域(39a)と、前記当り判定手段(60a)による判定が当りの判定結果となって生起条件が成立した場合および前記特定入球領域(39a)へ遊技球が入球して生起条件が成立した場合に、当り遊技を生起させる生起手段(60a)と、情報信号を機外部に出力する外部出力手段(61a)とを備えた遊技機において、
前記第2入賞口(35a)に入賞した遊技球のうち、前記ステージ(46)の傾斜上端に沿って延在して該ステージ(46)の中央通路部(46a)に連通する傾斜通路(45d)を含む第1経路(46a,45d)を通過した遊技球と、前記傾斜通路(45d)を含まない第2経路(46b)を通過した遊技球とが、共通の入球領域としての前記特定入球領域(39a)に入球し得ると共に、前記第2入賞口(35a)に入賞した遊技球が前記生起条件の成立契機とならない異常なタイミングで前記特定入球領域(39a)に入球した場合には、前記第2入賞口(35a)に入賞した遊技球が前記生起条件の成立契機となる正常なタイミングで前記特定入球領域(39a)に入球した場合と異なる情報信号が前記外部出力手段(61a)から機外部に出力されるよう構成されると共に、
前記第2入賞口(35a)への入賞が可能な期間中における前記特定入球領域(39a)に入球し得ない特定入球無効期間に発生した該特定入球領域(39a)への入球を、前記異常なタイミングで発生した入球として判別可能に構成され、
前記生起手段(60a)が前記特定入球領域(39a)への遊技球の入球を前記生起条件の成立契機として当り遊技を生起させる場合には、前記当り判定手段(60a)による判定が当りの判定結果となったことを前記生起条件の成立契機として前記生起手段(60a)が当り遊技を生起させる場合と異なる情報信号である特定の情報信号が前記外部出力手段(61a)から機外部に出力されるよう構成され、該特定の情報信号が、前記第2入賞口(35a)に入賞した遊技球が前記第1経路(46a,45d)を通過して前記傾斜通路(45d)の下流端部に配設された通過検出手段(89)により検出され、かつ該通過検出手段(89)に検出された時点から所定時間が経過するまでの間に前記特定入球領域(39a)に遊技球が入球する場合に、出力される一方、前記第2入賞口(35a)に入賞した遊技球が前記第2経路(46b)を通過することで前記通過検出手段(89)に検出されることなく前記特定入球領域(39a)に入球する場合と、前記第2入賞口(35a)に入賞した遊技球が前記第1経路(46a,45d)を通過して前記通過検出手段(89)により検出された時点から所定時間が経過した後に前記特定入球領域(39a)に遊技球が入球する場合とに、出力されないよう構成されたことを要旨とする。
請求項1に係る発明によれば、特定入球領域への入球に応じて当り遊技が生起される場合に、当り判定の結果に応じて当り遊技が生起されることを示す情報信号とは異なる情報信号を出力することができ、当り遊技が生起されることに関する詳細な情報を機外部へ伝達することができる。
また、入賞口に入賞した遊技球が特定入球領域に入球するタイミングが正常であった場合と異常であった場合とで異なる情報信号を出力することで、特定入球領域への入球が発生したことに関する詳細な情報を機外部へ伝達することができる。
複数の出力端子(PT1〜PT10)を有する出力端子板(63)を備え、
前記生起手段(60a)が前記特定入球領域(39a,39b)への遊技球の入球に応じて当り遊技を生起させる場合には、前記当り判定手段(60a)による判定が当りの判定結果となったことに応じて前記生起手段(60a)が当り遊技を生起させる場合に情報信号を出力する出力端子(PT6)とは別の出力端子(PT8,PT10)から情報信号が出力されるよう構成されたことを要旨とする。
上記構成によれば、当り判定の結果に応じて当り遊技が生起される場合と、特定入球領域への入球に応じて当り遊技が生起される場合とで異なる出力端子から情報信号を出力することにより、当り遊技が生起されることに関する詳細な情報を機外部へ伝達することができると共に、各情報信号が示す情報を機外部において容易に区別し得る。
電源断後に情報を記憶保持可能な記憶手段(60c,65c)を備え、
前記記憶手段(60c,65c)は、電源断が発生するまで情報を記憶可能な作業領域と、電源断後も情報を記憶可能なバックアップ記憶領域とを備え、前記異常なタイミングで前記特定入球領域に遊技球が入球したことを示す異常入球発生情報を前記作業領域に記憶する一方で前記バックアップ記憶手段に記憶しないよう構成されたことを要旨とする。
上記構成によれば、バックアップ記憶領域によって記憶するデータ量の増加を防ぐことができる。
実施例1に係るパチンコ機10は、図1に示すように、矩形枠状に形成されて遊技店の図示しない設置枠台に固定される固定枠としての外枠11の開口前面側に、後述する遊技盤20(図2参照)を着脱可能に保持する本体枠としての中枠12が開閉および着脱可能に組付けられている。また、中枠12の前面側には、遊技盤20を透視可能に保護する透明板13aで前後に開口する窓口13bを覆うよう構成された装飾枠としての前枠13が開閉可能に組付けられると共に、該前枠13の下方にパチンコ球を貯留する下球受け皿15が開閉可能に組付けられる。なお、実施例1では、前枠13の下部位置に、パチンコ球を貯留する上球受け皿14が一体的に組付けられており、前枠13の開閉に合わせて上球受け皿14も一体的に開閉するよう構成される。ここで、パチンコ機10は、前枠13の開閉動作に応じて前後に進退移動する開閉検出レバー(図示せず)と、この開閉検出レバーの位置に応じて前枠13の開閉状態(閉位置から開位置側へ変位した状態か)を検出する前枠開放検出センサ13c(図6参照)とが、中枠12の開放端部(右上端部)の前面に配設されている。また、パチンコ機10には、遊技店内の図示しない球補給機構から補給されたパチンコ球を貯留する球貯留タンク(図示せず)が機後側の上部に配設されており、この球貯留タンクの下流側に繋がる球通路(図示せず)に接続するよう配設された球払出装置62(図6参照)を駆動することで、球貯留タンクに貯留されたパチンコ球を賞球として上球受け皿14や下球受け皿15へと払い出すよう構成される。
遊技盤20は、木材板等からなる平板状の板部材であって、該板部材の表面に各種絵柄等が描かれた合成樹脂シート等を貼付けて装飾が施されている。遊技盤20の前面には、図2に示す如く、略円形状に湾曲形成した案内レール23が配設されており、該案内レール23により画成される遊技領域24に、前記球発射装置から発射されたパチンコ球が打ち出されることで遊技が行われるようになっている。また、遊技盤20には、前後に貫通する装着口(図示せず)が適宜位置に開設されており、各装着口に対して各種の遊技部品が前側から取り付けられると共に、遊技領域24の最下部位置には、該遊技領域24に打ち出されたパチンコ球を排出するアウト口25が開設されている。なお、前記装着口の形成数は、遊技盤20に取り付けられる各種遊技部品の個数や配設位置等により必要に応じて適宜変更される。なお、遊技盤20は、アクリルやポリカーボネート等の合成樹脂材等からなる透明な平板状の板部材を採用し得る。
前記遊技盤20に配設された始動入賞部29の第1始動入賞口29aは、遊技領域24内で常に上方へ開口する常時開放タイプの入賞口とされ、該第1始動入賞口29aは、遊技領域24を流下するパチンコ球が常時一定の確率で入賞可能に構成される。また始動入賞部29は、第1始動入賞口29aに入賞したパチンコ球を検出する入賞検出手段としての第1始動入賞検出センサ54を備えている。第1始動入賞検出センサ54は、パチンコ機10の裏側に配設された主制御基板60(主制御CPU60a)に配線接続されており(図6参照)、第1始動入賞検出センサ54による検出が発生した場合に、該検出の発生を示す第1始動入賞コマンド(賞球払出指定コマンド)を主制御CPU60aが演出制御CPU65aや払出制御CPU61aへ出力するよう構成されている。そして、第1始動入賞検出センサ54によるパチンコ球の検出(すなわち第1始動入賞口29aへのパチンコ球の入賞)を契機として所定数の賞球が払い出されるようになっている。
前記始動入賞装置33の第2始動入賞口33aは、開閉部材33b,33bによって開閉するよう構成されており、駆動手段としての始動入賞ソレノイド56(図6参照)の駆動に伴って開閉部材33b,33bが第2始動入賞口33aを閉鎖する閉鎖位置と開放する開放位置に変位するよう構成されている。すなわち、第2始動入賞口33aは、始動入賞ソレノイド56を駆動することでパチンコ球の入賞確率を可変し得るよう構成される。なお、開閉部材33b,33bを閉鎖位置から開放位置に変位して第2始動入賞口33aを開放する開放条件および開閉部材33b,33bを開放位置から閉鎖位置に変位して第2始動入賞口33aを閉鎖する閉鎖条件としては、開閉部材33b,33bが開放位置に変位している継続時間(第2始動入賞口33aの開放時間)が挙げられるが、その他の条件を設定してもよい。
前記第1特別入賞装置(通常特別入賞装置)34の第1特別入賞口(特別入賞口)34aは、第1開閉部材(開閉部材)34bによって開閉されるよう構成される。第1開閉部材34bは、駆動手段としての第1特別入賞ソレノイド57(図6参照)に連繋されて、該第1特別入賞ソレノイド57を駆動することで、第1開閉部材34bが第1特別入賞口34aへのパチンコ球の入賞を阻止する閉位置と該第1特別入賞口34aへのパチンコ球の入賞を許容する開位置との間を移動するよう構成される。また第1特別入賞装置34には、第1特別入賞口34aに入賞したパチンコ球を検出する特別入賞検出手段としての第1特別入賞検出センサ58が配設されている。第1特別入賞検出センサ58は、前記主制御基板60(主制御CPU60a)に配線接続されており(図6参照)、第1特別入賞検出センサ58による検出が発生した場合に、該検出の発生を示す第1特別入賞コマンド(賞球払出指定コマンド)を主制御CPU60aが払出制御CPU61aへ出力するよう構成されている。そして、第1特別入賞検出センサ58によるパチンコ球の検出(すなわち第1特別入賞口34aへのパチンコ球の入賞)を契機として所定数の賞球が払い出されるようになっている。なお、第1特別入賞装置34は、第1開閉部材34bにより第1特別入賞口34aを常には閉鎖(入賞不能状態と)するよう構成され、後述する第1種大当り遊技(当り遊技)の発生に伴って第1特別入賞口34aを開放(入賞可能状態と)するよう構成されている。すなわち、第1特別入賞装置34は、大当り遊技状態(特別遊技状態)で開放可能な入賞装置として機能する。
前記第2特別入賞装置(特別入賞装置)35は、図2に示すように、本体36の外周部に設けたフランジ状の基枠体37を介して遊技盤20に装着セットするようになっている。この本体36は、図3,図4に示す如く、パチンコ球の通入出経路を形成すると共に、各種部材を装着するためにその全体が複合組立式の筺型化されたものであって、適宜デザイン形状に形成される。本体36の上部左右位置には、パチンコ球が入賞可能な第2特別入賞口(球入口,特別入賞口)35a,35aが形成されると共に、該第2特別入賞口35a,35aを開閉する左右一組の第2開閉部材(開閉部材)35b,35bが配設されている。これにより第2特別入賞装置35は、パチンコ球が第1流下経路24a側と第2流下経路24b側との2方向から本体36内に入賞し得るよう構成されている。この本体36の上部位置には、図柄を変動表示可能な表示装置17の表示部17aが左右の第2開閉部材(開閉部材)35b,35bの間から前方に臨んでいる。また、本体36の内部における第2開閉部材35b,35bの下方位置には、前方に開口すると共に所要の奥行きを有する入賞空間38が画成され、第2特別入賞口35a,35aに入賞したパチンコ球は該入賞空間38に流入するよう構成してある。更に、本体36の下部前端位置には、入賞空間38に流入したパチンコ球が入球可能な入球領域39として、第1特定領域39a(後述)および一般領域39c,39c(後述)が設けられ、本体36は、これら第1特定領域39aおよび一般領域39c,39cに入球したパチンコ球を遊技盤20の裏側に排出するように構成されている。更にまた、本体36において入賞空間38の左右を画成する隔壁36c,36cには、図5(a)および図5(b)に示すように、入賞空間38に流入したパチンコ球が入球可能な入球領域39としての第2特定領域39b,39bが夫々設けられており、これら第2特定領域39b,39bに入球したパチンコ球もまた遊技盤20の裏側に排出されるようになっている。
第2開閉部材35b,35bは、左右対称な構造、形状に成形された内外方向への傾動形態とされて、本体36に配設された第2特別入賞ソレノイド41,41(図6参照)に連繋されており、第2特別入賞ソレノイド41,41を駆動制御することで、両第2開閉部材35b,35bが第2特別入賞口35a,35aへのパチンコ球の入賞を阻止する閉位置(閉成状態)と該第2特別入賞口35a,35aへのパチンコ球の入賞を許容する開位置(開放状態)との間を開閉動作するよう構成される。具体的には、第2開閉部材35b,35bは、図3において2点鎖線で示す起立対向位置が閉位置とされ、その上端が外向きに傾倒した図中の実線位置が開位置とされて、第2特別入賞ソレノイド41,41により両第2開閉部材35b,35bを閉位置と開位置とに同時に傾動変化して第2特別入賞口35a,35aを開閉するようになっている。従って、各第2開閉部材35b,35bの夫々が開位置にある場合に、遊技領域24を流下するパチンコ球が第2特別入賞口35a,35aを介して本体36の内部(入賞空間38)へ流入可能となるのに対し、各第2開閉部材35b,35bの夫々が閉位置にある場合に、遊技領域24を流下するパチンコ球が、第2特別入賞口35a,35aを介して本体36の内部(入賞空間38)へ流入するのは阻止される。ここで、第2特別入賞装置35は、第2開閉部材35b,35bにより第2特別入賞口35a,35aが常には閉鎖された入賞不能状態とされ、始動入賞口29a,33aへのパチンコ球の入賞を契機とする特図当り判定の結果に基づいて後述する小当り遊技(当り遊技)が生起される場合、および小当り遊技の結果として後述する第2種大当り遊技(当り遊技)が生起される場合に、所定のタイミングで第2開閉部材35b,35bを動作して第2特別入賞口35a,35aが開放された入賞可能状態とするよう構成される。なお、第2特別入賞ソレノイド41は、第2開閉部材35bに対応して2つあるが、図6では1つのみ図示している。
入賞空間38は、図3または図4に示すように、前方に開口する略矩形箱状に形成されて前記本体36の大部分を占有するよう構成されると共に、該空間38の上下方向の略中央位置に形成された仕切板(仕切部)45により、上部入賞空間38aと下部入賞空間38bとに仕切られている。なお、下部入賞空間38b(入賞空間38)の底面をなすステージ46は、前方へ向けて下方傾斜すると共に、該ステージ46の前端縁と本体36の前板36a,36aとの間は所要の間隔離間するよう設定されて、該ステージ46の前側に、第1特定領域39aおよび一般領域39c,39cが設けられている。具体的に、ステージ46の前側中央には上下方向に開口する矩形枠状の樋部材79が配設されている。そして、この樋部材79の上方開口が第1特定領域39aとして機能すると共に、この樋部材79を挟む両側に一般領域39c,39cが夫々上方に開口している。また、入賞空間38の左右を画成する隔壁36c,36cには、第2特定領域39b,39bが下部入賞空間38bに向けて(ステージ46に向けて)開口しており(図5(a)および図5(b)参照)、下部入賞空間38bの左右側部を移動する(ステージ46の左右側部を転動する)パチンコ球が第2特定領域39b,39bへと入球可能に構成されている。
前記普通入賞部材32の普通入賞口32aは、遊技領域24内で常に上方へ開口する常時開放タイプの入賞口とされ、遊技領域24を流下するパチンコ球が常時一定の確率で入賞可能に構成されている。パチンコ機10は、普通入賞口32aに入賞したパチンコ球を検出する普通入賞検出手段としての普通入賞検出センサ59を備えている。普通入賞検出センサ59は、前記主制御基板60(主制御CPU60a)に配線接続されており(図6参照)、普通入賞検出センサ59による検出が発生した場合に、該検出の発生を示す普通入賞コマンド(賞球払出指定コマンド)を主制御CPU60aが払出制御CPU61aへ出力するよう構成されている。そして、普通入賞検出センサ59によるパチンコ球の検出(すなわち普通入賞口32aへのパチンコ球の入賞)を契機として所定数の賞球が払い出されるようになっている。なお、普通入賞検出センサ59は、各普通入賞口32aに対応して設けられているが、図6では1つのみ図示している。
図2に示すように、前記遊技盤20には、遊技領域24外の位置に、第1および第2始動入賞口29a,33aへの入賞を契機として作動する特図表示部Ma,Mbが設けられている。ここで、特図表示部Ma,Mbは、第1始動入賞口29aへの入賞(第1始動入賞検出センサ54の検出)を契機として変動表示を開始する第1特図表示部Maと、第2始動入賞口33aへの入賞(第2始動入賞検出センサ55の検出)を契機として変動表示を開始する第2特図表示部Mbとからなる。そして、第1始動入賞口29aへのパチンコ球の入賞を契機として、第1特図表示部Maの変動表示(以下特図変動表示という場合がある)が行われ、最終的に複数種類の特別図柄(以下、特図という)の内の1つを表示するようになっている。また、第2始動入賞口33aへのパチンコ球の入賞を契機として、第2特図表示部Mbの変動表示(以下特図変動表示という場合がある)が行われて、最終的に複数種類の特図の内の1つを表示するよう構成されている。
第1始動入賞口29aにパチンコ球が入賞した際に取得される入賞情報(各種乱数情報)が機内部の記憶手段(実施例1では、主制御RAM60c)に第1特図始動保留情報(第1始動保留球)として記憶されるようになっている。同様に、第2始動入賞口33aにパチンコ球が入賞した際に取得される情報(各種乱数情報)は機内部の記憶手段(実施例1では、主制御RAM60c)に第2特図始動保留情報(第2始動保留球)として記憶されるようになっている。そして、遊技盤20には、第1特図始動保留情報の保留数を表示する第1特図保留表示部Mcおよび第2特図始動保留情報の保留数を表示する第2特図保留表示部Mdが設けられている(図6参照)。すなわち、第1および第2特図保留表示部Mc,Mdの表示内容によって、保留されている第1特図変動表示および第2特図変動表示の回数(図柄変動演出の回数)が報知される。
実施例1のパチンコ機10は、規定ラウンド数のラウンドから構成される複数種類の大当り遊技を生起させることが可能に構成されており、遊技盤20には、生起させる大当り遊技の規定ラウンド数を当該大当り遊技中に報知するラウンド表示部Mg(図6参照)が設けられている。実施例1では、大当り遊技の規定ラウンド数として、「9回」の1種類が設定されており、該ラウンド表示部Mgでの表示によって規定ラウンド数を識別可能に報知するようになっている。なお、実施例1のパチンコ機10では全ての大当り遊技において規定ラウンド数が同一とされているため、ラウンド表示部Mgの構成を省略することもできる。
実施例1のパチンコ機10では、後述するように、大当り遊技終了後に付与される遊技者に有利な遊技状態として、確変状態および変短状態が設けられており、遊技盤20には、これらの遊技状態を報知する状態表示部Mh(図6参照)が設けられている。
前記表示装置17には、図3に示すように、飾図(図柄)を変動表示可能な左図柄列,中図柄列,右図柄列の3列の図柄列が左右横並び状に設定されており、第1始動入賞口29aまたは第2始動入賞口33aへの入賞を契機として、各図柄列の飾図が変動開始されるようになっている。実施例1の表示装置17には、図柄変動演出の結果として1つの飾図を停止表示可能な有効停止位置が設定されており、図柄変動演出により、各図柄列の有効停止位置を組み合わせた停止図柄有効ラインに確定停止表示される飾図の図柄組み合わせを導出するようになっている。すなわち、実施例1の表示装置17には、1つの停止図柄有効ラインが設定されている。そして、表示装置17における各図柄列の有効停止位置(停止図柄有効ライン)に確定停止表示された各図柄列の飾図が当りの図柄組み合わせであった場合に、大当り遊技(当り遊技)が付与されることを把握し得るようになっている。ここで、実施例1では、大当りの図柄組み合わせとして、各図柄列の有効停止位置に同じ飾図が確定停止表示される図柄組み合わせ(例えば、「222」、「777」等)が設定されている。また、実施例1では、表示装置17で変動表示される前述した基本の飾図とは別に、特殊飾図(特殊図柄)を表示し得るよう設定されており、各図柄列の有効停止位置の何れか(例えば中図柄列の有効停止位置)に特殊飾図が確定停止表示されることで、小当り遊技(当り遊技)が付与されることを認識できるよう構成されている。一方で、表示装置17の有効停止位置に確定停止表示された全列の図柄が1つでも異なる種類の場合には、その図柄組み合わせ(例えば「123」、「734」、「171」等)から、大当り遊技や小当り遊技が生起されない「はずれ」であることを認識できる。
前記球通過ゲート31は、該ゲート31を通過するパチンコ球を検出する球通過検出センサ72が設けられている。この球通過検出センサ72は、前記主制御基板60(主制御CPU60a)に配線接続されており(図6参照)、該球通過検出センサ72から主制御基板60への球検出信号の入力(すなわち球通過検出センサ72のパチンコ球の検出)に伴って各種情報(普図当り判定用乱数等)が取得され、この取得した情報に基づいて普図当り判定(普図当り抽選)が行われるよう構成されている。そして、この普図当り抽選の結果に応じて始動入賞装置33の始動入賞ソレノイド56が駆動制御されて開閉部材33b,33bが開閉動作するようになっている。
前記遊技盤20には、前記球通過検出センサ72のパチンコ球の検出を契機として作動する普図表示部Meが設けられている(図6参照)。この普図表示部Meでは、球通過検出センサ72のパチンコ球の検出(球通過ゲート31のパチンコ球の通過)を契機として、複数種類の普通図柄(以下、「普図」と示す場合がある)を変動させて1つの普図を導出する普図変動表示が行われる。そして、普図表示部Meの最終的な表示結果から普図当りまたははずれを認識できるようになっている。
また、前記遊技盤20には、球通過ゲート31をパチンコ球が通過した際に取得される情報(後述する各種乱数情報)が機内部の記憶手段(主制御RAM60c)で始動保留情報として記憶された際に、該普図保留情報の保留数を表示する普図保留表示部Mfが配設されており(図6参照)、該普図保留表示部Mfの表示内容によって保留されている普図の変動回数が報知される。普図保留表示部Mfで表示される普図始動保留記憶数は、球通過ゲート31をパチンコ球が通過すると1加算され、普図変動表示が開始されることにより1減算される。なお、普図始動保留記憶数には所定の上限数(実施例1では「4」)が設定されており、該上限数まで普図始動保留記憶数を加算し得るよう設定されている。
実施例1のパチンコ機10は、大当り遊技の終了後に遊技者に有利な遊技状態として第1種特典遊技状態を付与する機能を備えている。ここで、第1種特典遊技状態としては、前記特別入賞口34a,35a,35aへのパチンコ球の入賞契機が、当該第1種特典遊技状態が付与されていない状態に較べて増加する状態である。具体的には、第1種特典遊技状態では、特図当り確率を低確率から高確率に変動することにより特別入賞口34a,35a,35aへのパチンコ球の入賞契機を増加することができる。以下の説明では、第1種特典遊技状態を、便宜的に「確変状態」という場合もある。
また、実施例1のパチンコ機10は、大当り遊技の終了後に遊技者に有利な遊技状態として第2種特典遊技状態を付与する機能を備えている。ここで、第2種特典遊技状態としては、前記第2始動入賞口33aへのパチンコ球の入賞契機が、当該第2種特典遊技状態が付与されていない状態と較べて増加する入賞率向上状態である。具体的には、第2種特典遊技状態では、(1)普図変動表示の変動時間の短縮、(2)普図当り確率を低確率から高確率に変動、(3)普図当り1回についての第2始動入賞口33aを開放する開閉部材33bの開放時間を増やすこと、により第2始動入賞口33aへのパチンコ球の入賞契機を増加することができる。第2種特典遊技状態では、上記(1)〜(3)を単独または複数を組み合わせることができる。なお、普図当り1回についての第2始動入賞口33aを開放する開閉部材33bの開放時間を増やすに際しては、開閉部材33bの開放時間を単純に延長することで実現してもよく、また開閉部材33bの開放回数を増やすことで実現することもでき、またこれらを複合させてもよい。実施例1では、第2種特典遊技状態について、「変短状態」という場合もある。なお、変短状態が付与されていない状態を非変短状態というものとする。また、第1種特典遊技状態および第2種特典遊技状態は、大当り遊技の終了後(当り遊技の終了後)に遊技者に付与可能な特定状態である。実施例1では、大当り遊技終了後に付与される変短状態の変動回数(以下、変短回数という)が、直前の大当り遊技の種類に関係なく10回に設定してある。なお、変短回数(変短状態が付与される期間)としては、上記のものに限られない。
次に、実施例1のパチンコ機10で付与される当り遊技(大当り遊技、小当り遊技)について説明する。当り遊技は、特図変動表示の結果として第1特図表示部Maまたは第2特図表示部Mbに大当り図柄が確定停止表示された後に開始されるよう設定されており、主制御CPU60aが実行する特図当り判定において当選した当り遊技(第1種大当り遊技、小当り遊技)の種類に応じて第1特別入賞装置34の第1開閉部材34bまたは第2特別入賞装置35の第2開閉部材35b,35bが開閉動作される。なお、実施例1において、主制御CPU60aは、特図当り判定が大当り結果となった場合(生起条件が成立した場合)に、大当り図柄(図柄A,a)に対応する第1種大当り遊技を生起させ、特図当り判定が小当り結果となった場合(生起条件が成立した場合)に、小当り図柄(特図B,b)に対応する小当り遊技を生起させるよう構成されている。また、主制御CPU60aは、小当り遊技の特定入球有効期間(後述)において第1特定領域39aまたは第2特定領域39bにパチンコ球が入球し、該パチンコ球が特定領域入球検出センサ81,40により検出された場合(生起条件が成立した場合)に、第2種大当り遊技を生起させるよう構成されている。なお、実施例1では、第1種大当り遊技および第2種大当り遊技として何れも1種類が設定されている。これに対し、主制御CPU60aが生起可能な第2種大当り遊技(または第1種大当り遊技)として、例えば終了後の遊技状態の違いやラウンド数の違い、または第2開閉部材35b,35b(または第1開閉部材34b,34b)の開放パターンの違い等による複数数種類を設定してもよい。
特図A,aに対応する第1種大当り遊技は、大当り遊技が開始されたことを示すオープニング演出が行われるオープニング期間と、大当り遊技が終了されることを示すエンディング演出が行われるエンディング期間とを含み、これらオープニング期間およびエンディング期間の間に、第1特別入賞装置34の第1開閉部材34bを開放するラウンドを規定ラウンド数(実施例1では9回)だけ実行するようになっている。1回のラウンドは、第1特別入賞口34aに規定個数(例えば9個)のパチンコ球が入賞するか、あるいは各ラウンドの開始から規定のラウンド時間(実施例1では27秒)が経過することで終了する。この第1種大当り遊技における第1開閉部材34bの開放パターンには、パチンコ球を所定間隔(実施例では0.6秒間隔)で連続的に発射した条件において、1回の開放動作(開放してから閉鎖するまでの動作)においてラウンドに定められた規定個数(例えば9個)のパチンコ球が入賞可能な時間だけ開放を継続する長時間開放動作(長開放)が設定されている。実施例1では、第1種大当り遊技の各ラウンドにおいて、第1開閉部材34bが長時間開放動作によって最大で27秒間(ラウンド時間)に亘って開放するよう設定されている。なお、開放時間が発射間隔(0.6秒)より短い短時間開放動作(例えば0.5秒の開放動作)を第1特別入賞装置34の第1開閉部材34bが単独で行うラウンドや、長時間開放動作および短時間開放動作を組み合わせて行うラウンドを含んだ第1種大当り遊技を設定してもよい。
特図B,bに対応する小当り遊技では、第2特別入賞装置35における第2開閉部材35b,35bの開放秒数の合計が6秒を超えない範囲で第2開閉部材35b,35bを1回または複数回開放させることで、遊技者が遊技領域24に打ち出したパチンコ球を第2特別入賞口35a,35aに入賞させることができる。この小当り遊技は、第2開閉部材35b,35bの最初の開放と同時に開始され、該第2開閉部材35b,35bの最後の閉鎖と同時に終了する。そして、実施例1では具体的に、小当り遊技を1回生起させる場合における第2開閉部材35b,35bの開放パターンとして、左右の第2開閉部材35b,35bを小当り遊技の開始と同時に開放して1秒後に閉鎖し、開放インターバル時間としての1秒の経過後に再び第2開閉部材35b,35bを同時に1秒間開放して閉鎖する1種類の開放パターンが設定されている。なお、小当り遊技における第2開閉部材35b,35bの開放パターンを複数種類設定しておき、主制御CPU60aが小当り遊技を開始する際に複数種類の開放パターンの何れかを決定するようにしてもよい。
第2種大当り遊技は、小当り遊技終了後の期間であって大当り遊技が開始されたことを示すオープニング演出が行われるオープニング期間と、大当り遊技が終了されることを示すエンディング演出が行われるエンディング期間とを含み、これらオープニング期間およびエンディング期間の間に、第2特別入賞装置35の第2開閉部材35bを開放する複数回のラウンドを実行するようになっている。なお、実施例1では、第2種大当り遊技の規定ラウンド数として9回を設定しているが、第2種大当り遊技が2回目のラウンドから開始するようになっている(1回目のラウンドがない代わりに、直前に小当り遊技が実行される)。すなわち、第2種大当り遊技は、小当り遊技後に実行されるオープニング期間と、該オープニング期間の終了後に実行される合計8回のラウンドと、最終ラウンドの終了後に実行されるエンディング期間とにより構成されている。この第2種大当り遊技における1回のラウンド(2回目〜9回目の各ラウンド)は、第2特別入賞口35aに規定個数(例えば9個)のパチンコ球が入賞するか、あるいは各ラウンドの開始から規定のラウンド時間(実施例1では27秒)が経過することで終了する。この第2種大当り遊技における第2開閉部材35bの開放パターンには、パチンコ球を所定間隔で連続的に発射した条件において、1回の開放動作(開放してから閉鎖するまでの動作)においてラウンドに定められた規定個数(例えば9個)のパチンコ球が入賞可能な時間だけ開放を継続する長時間開放動作(長時間開放)が設定されている。実施例1では、第2種大当り遊技の各ラウンドにおいて、第2開閉部材35bが長時間開放動作によって最大で27秒間(ラウンド時間)に亘って開放するよう設定されている。なお、第2特別入賞装置35の第2開閉部材35bが短時間開放動作(開放時間が発射間隔より短い開放動作)を単独で行うラウンドや、長時間開放動作および短時間開放動作を組み合わせて行うラウンドを含んだ第2種大当り遊技を設定してもよい。
次に、パチンコ機10の制御構成について説明する。
前記電源基板64には、電源のON−OFFを切り替えるための電源スイッチ(図示せず)と、所定の制御基板60,61,65に備えられる制御RAM60c,61c,65cを初期化(バックアップした記憶内容を消去)するためのクリアスイッチ(図示せず)とが設けられている。また、電源基板64には、電源回路(図示せず)に供給される電源電圧(以下、監視電源電圧という場合もある)の電圧値が閾値電圧に降下したかを監視する電源断監視回路(図示せず)が設けられている。ここで、監視電源電圧が閾値電圧に降下するのは、例えば、前記電源スイッチのOFF操作や停電によって機外部からの電力供給が遮断された場合(電源断時)である。更に、電源基板64には、前記クリアスイッチに接続するクリアスイッチ回路(図示せず)が設けられている。実施例1では、クリアスイッチをON操作した状態で電源スイッチをON操作(電源投入)したときに限り、前記クリアスイッチ回路から制御基板60,61,65にクリア信号が出力され、該クリア信号を受けた所定の制御基板60,61,65の制御CPU60a,61a,65aが制御RAM60c,61c,65cを初期化する処理を行うよう設定される。なお、実施例1では、電源基板64からのクリア信号の出力に応じて、主制御基板60、払出制御基板61および演出制御基板65に夫々備えられる制御RAM60c,61c,65cを初期化するよう構成されている。
前記主制御基板60は、図6に示す如く、制御処理を実行する主制御CPU(主制御手段)60a、該主制御CPU60aが実行する制御プログラムを記憶する主制御ROM60b、当該主制御CPU60aの処理に必要なデータの書込み・読出しが可能な主制御RAM60c等が備えられている。そして、始動入賞検出センサ54,55、第1特別入賞検出センサ58、第2特別入賞検出センサ44、第1特定領域入球検出センサ81、第2特定領域入球検出センサ40、球通過検出センサ72等の各種センサが主制御CPU60aに接続されている。また、主制御CPU60aには、第1および第2特図表示部Ma,Mb、第1および第2特図保留表示部Mc,Md、普図表示部Me、普図保留表示部Mf等の各表示器が接続されて、各検出センサ54,55の検出を契機として主制御CPU60aで実行された制御処理に基づいて、各表示器Ma,Mbの表示制御が実行されるようになっている。また、主制御CPU60aには、前記始動入賞装置33および特別入賞装置34,35に設けられたソレノイド56,57,41が接続されており、該主制御CPU60aでの制御処理結果に基づいて各ソレノイド56,57,41を駆動させることで、対応する開閉部材33b,34b,35bを開閉するようになっている。ここで、主制御CPU60aは、大当り遊技の種類に応じた開閉態様で特別入賞装置34,35の開閉部材34b,35bを開閉させるよう前記特別入賞ソレノイド57,41を駆動制御するよう構成される。また、主制御CPU60aには、第2特別入賞装置35に設けられた振分け用ソレノイド49および流路変更モータ78が接続されており、該主制御CPU60aが振分け用ソレノイド49および流路変更モータ78を駆動させることで、対応する振分け部材48および流路変更部材77が動作されるようになっている。
前記演出制御基板65には、演出制御CPU65aが備えられている。該演出制御CPU65aには、図6に示す如く、演出制御ROM65bおよび演出制御RAM65cが接続されている。また、演出制御CPU65aは、各種乱数の値を所定の周期毎に更新し、更新後の値を演出制御RAM65cの設定領域に記憶(設定)して更新前の値を書き換えている。演出制御ROM65bには、図柄変動演出や当り遊技中の演出に合わせて演出手段としての表示装置17(表示制御基板66)、ランプ装置18等の発光演出手段、スピーカ19等を統括的に制御するための演出用統括制御プログラムが記憶されている。そして、演出制御CPU65aは、演出時間や演出内容を特定するための各種制御コマンドを入力すると、当該制御コマンドに応じた演出用統括制御プログラムに基づき各種制御を実行するよう構成される。なお、演出制御CPU65aは、第2種当り遊技に関する演出を演出手段17,18,19に実行させる場合に、第2種大当り開始コマンドの種類(第1の第2種大当り開始コマンドおよび第2の第2種大当り開始コマンド)に応じた演出を演出手段17,18,19に実行させるよう構成されている。
次に、図6に基づき表示制御基板66について説明する。表示制御基板66には、表示制御CPU(サブ制御手段)70aが備えられている。該表示制御CPU66aには、表示制御ROM66bおよび表示制御RAM66cが接続されている。また、表示制御基板66(表示制御CPU66a)には、表示装置17が接続されている。表示制御ROM66bには、表示装置17の表示内容を制御するための表示制御プログラムが記憶されている。また、表示制御ROM66bには、各種の画像データ(図柄、各種背景画像、文字、キャラクタ、エラー報知を示す表示画像(エラー表示)などの画像データ)が記憶されている。更に、表示制御RAM66cには、パチンコ機10の動作中に適宜書き換えられる各種の情報が記憶(設定)されるようになっている。
次に、図6に基づき払出制御基板61について説明する。払出制御基板61には、払出制御CPU61aが備えられている。該払出制御CPU61aには、払出制御ROM61bおよび払出制御RAM61cが接続されている。また、払出制御CPU61aには、前枠開放検出センサ13c、球払出装置62および外部情報出力端子盤63が接続されている。払出制御ROM61bには、球払出装置62の駆動制御するための払出制御プログラムが記憶されていると共に、外部情報出力端子盤63の出力端子PT1〜PT11を通じて情報信号を外部出力するための外部情報出力制御プログラムが記憶されている。すなわち、払出制御CPU61aは、情報信号を機外部(ホールコンピュータ)へ出力する外部出力手段として機能している。
払出制御CPU61aは、主制御CPU60aから出力される各種コマンド(例えば、始動入賞コマンド(賞球払出指令コマンド)、特別入賞コマンド(賞球払出指令コマンド)、大当り開始コマンド、大当り終了コマンド、開放コマンド、エラー指定コマンド(不正入球コマンド等)、経路指定コマンドに基づいて、遊技に関する各種情報(遊技情報)を得ると共に、該遊技に関する各種の遊技情報を外部情報出力端子盤63の出力端子から機外部のホールコンピュータへ向けて情報信号として出力し得るよう構成されている。ここで、払出制御CPU61aと電気的に接続される外部情報出力端子盤63には、第1出力端子PT1から第10出力端子PT10までの合計10個の出力端子が設けられており、各出力端子に応じて異なる情報に対応する情報信号を出力するようになっている。
次に、前述のように構成された実施例1に係るパチンコ機10の作用につき説明する。
本願は前述した実施例1および2の構成に限定されるものではなく、その他の構成を適宜に採用することができる。
(1) 実施例1および2では、遊技球が入球可能な入球領域としての第1特定領域、左右の第2特定領域および左右の一般領域を第2特別入賞装置に設け、第2特別入賞口に入賞した遊技球が複数の入球領域に入球可能に構成したが、始動入賞口への遊技球の入賞を契機として遊技球が入賞可能となる第1特別入賞口を備えた第1特別入賞装置に、複数の入球領域(例えば、第1特定領域、第2特定領域および一般領域)を設けるよう構成してもよい。
(2) 実施例1および2では、特定入球領域(第1特定領域および第2特定領域)への入球を生起条件の成立契機として、遊技者に有利な遊技状態としての大当り遊技を生起させるよう構成したが、大当り遊技については当り判定手段(主制御CPU)による当り判定の結果を契機として生起させるよう構成し、大当り遊技以外の遊技者に有利な遊技状態(例えば確変状態や変短状態)を、特定入球領域(第1特定領域および第2特定領域)への入球を生起条件の成立契機として生起させるようにしてもよい。
(3) 実施例1および2では、払出制御CPUが情報信号を機外部へ出力するよう構成したが、主制御CPUが情報信号を機外部へ向けて出力するよう構成してもよいし、払出制御CPUおよび主制御CPU以外の制御CPUが情報信号を機外部へ向けて出力するよう構成してもよい。
(4) 実施例1および2では、遊技球の入球が当り遊技の生起条件の成立契機となる特定入球領域として、1つの第1特定領域および2つの第2特定領域を設けたが、第1特定領域および第2特定領域のうち一方のみを設けてもよいし、第2特定領域を1つのみ設けてもよいし、第1特定領域を複数設けるようにしてもよい。
(5) 実施例1および2では、特定入球有効期間に(正常なタイミングで)第1特定領域(所定の入球領域)への入球が発生した場合に、第2種大当り遊技の生起条件の成立契機となり、かつ第2種大当り遊技の生起条件の成立契機となる入球が発生した場合の情報信号(第8情報信号または第10情報信号)が出力されると共に、特定入球無効期間に(異常なタイミングで)第1特定領域(所定の入球領域)への入球が発生した場合に、第2種大当り遊技の生起条件の成立契機とならず、かつ第2種大当り遊技の生起条件の成立契機となる入球が発生した場合の情報信号(第8情報信号または第10情報信号)とは異なる情報信号(第9情報信号)が出力されるよう構成した。
これに対し、第2種大当り遊技の生起条件の成立契機とならない一般領域(所定の入球領域とは別の入球領域)への入球が発生した場合に、第2種大当り遊技の生起条件の成立契機となる入球が発生した場合の情報信号(第8情報信号または第10情報信号)とは異なる情報信号が出力されるよう構成してもよい。
(6) 実施例1および2では、小当り遊技が生起される場合の特定入球無効期間に(異常なタイミングで)第1特定領域への入球が発生した場合に第2種大当り遊技を生起させないよう構成したが、当該入球を契機として主制御CPU60aが第2種大当り遊技を生起させるよう構成してもよい。但し、この場合にも特定入球エラーに関するエラー報知や機外部への情報信号の出力を行うことが好ましい。
この場合には例えば、第2種大当り遊技の開始時点まで特定入球エラー判定フラグの「1」に対応する設定値(異常入球発生情報)を主制御RAM60cに保持しておき(パチンコ機10の電源が遮断される場合を除く)、主制御CPU60aは、第2種大当り遊技の開始時点において特定入球エラー判定フラグの設定値が「1」であることに応じて、特定入球エラー指定コマンドを設定すると共に、設定した特定入球エラー指定コマンドを演出制御CPUおよび払出制御CPUへ向けて出力するよう構成することができる。
(7) 実施例1および2では、小当り遊技の開始から1秒経過までの特定入球無効期間に第1特定領域への入球が発生した場合のみ、主制御CPU60aが当該入球を契機として特定入球エラー指定コマンドを出力する(更に、特定入球エラー報知を行うと共に、特定入球エラーの発生に対応する第9情報信号を出力する)よう構成したが、小当り遊技や第2種大当り遊技が生起されていない状態で第1特定領域への入球が発生した場合にも、特定入球エラー指定コマンドを出力する(特定入球エラー報知を行うと共に、特定入球エラーの発生に対応する第9情報信号を出力する)よう構成してもよい。
(8) 実施例1および2では、大当り遊技終了後に付与される確変状態の変動回数を、直前の大当り遊技の種類に関係なく10回に設定したが、確変回数を11回以上(例えば100回等)または9回以下に設定してもよいし、次回の大当り遊技が開始されるまでの期間に亘って確変状態が付与されるように設定してもよい。
(9) 実施例1および2では、大当り遊技終了後に付与される変短状態の変動回数を、直前の大当り遊技の種類に関係なく10回に設定したが、変短回数を11回以上(例えば100回等)または9回以下に設定してもよいし、次回の大当り遊技が開始されるまでの期間に亘って変短状態が付与されるように設定してもよい。
また、大当り遊技の種類に応じて変短状態が付与される期間を異ならせてもよく、この場合には例えば、第1種大当り遊技(または第2種大当り遊技)の終了後の変短回数を所定回数(例えば100回)とするか、または次回の大当り遊技が開始されるまで変短状態を継続させる一方で、第2種大当り遊技(または第1種大当り遊技)の終了後の変短回数を所定回数未満(例えば10回)とすることができる。また、変短回数が相互に異なる複数種類の第1種大当り遊技(または第2種大当り遊技)を設ける等、適宜の設定が可能である。
(10) 実施例1および2では、大当り遊技終了後に付与される変短状態の変動回数を、確変状態が付与される期間に関係なく10回に設定したが、大当り遊技の終了後に確変状態が付与される場合と付与されない場合とで変短状態の付与期間を異ならせてもよい。
例えば、大当り遊技として、終了後に確変状態が付与される確変大当り遊技と、付与されない非確変大当り遊技とを設け、非確変大当り遊技の終了後に付与される変短回数を0回から100回のうち何れかの回数(例えば100回)に設定する一方、確変大当り遊技の終了後に付与される変短回数を、非確変大当り遊技の終了後に付与される回数とは異なる回数(例えば101回)に設定することができる。なおこの場合に、確変回数が100回以上(確変状態が次回の大当り遊技の開始まで付与される場合を含む)であれば、当該確変状態が付与される期間を上限として、変短状態を付与する期間を設定すればよい。
また、大当り遊技において遊技球が特定入球領域(第1特定領域および第2特定領域)に入球したことを契機として当該大当り遊技の終了後に確変状態を付与するよう構成し、特定入球領域への遊技球の入球が発生しなかった大当り遊技の終了後に付与される変短回数を0回から100回のうち何れかの回数(例えば100回)に設定する一方、特定入球領域への遊技球の入球が発生した大当り遊技の終了後に付与される変短回数を、非確変大当り遊技の終了後に付与される回数とは異なる回数(例えば101回)に設定することができる。なおこの場合に、確変回数が100回以上(確変状態が次回の大当り遊技の開始まで付与される場合を含む)であれば、当該確変状態が付与される期間を上限として、変短状態を付与する期間を設定すればよい。
29a 第1始動入賞口(第1入賞口)
33a 第2始動入賞口(第1入賞口)
35 第2特別入賞装置(入賞装置)
35a 第2特別入賞口(第2入賞口)
39a 第1特定領域(特定入球領域)
39b 第2特定領域(特定入球領域)
45d 第3傾斜通路(第1経路、傾斜通路)
46 ステージ
46a 中央通路部(第1経路)
46b 傾斜面(第2経路)
48b 振分け部
60a 主制御CPU(当り判定手段、生起手段)
60c 主制御RAM(記憶手段)
61a 払出制御CPU(外部出力手段)
65c 演出制御RAM(記憶手段)
63 外部情報出力端子盤(出力端子板)
89 第3傾斜通路通過検出センサ(通過検出手段)
PT1〜PT10 第1〜第10出力端子(出力端子)
Claims (1)
- 遊技領域を流下する遊技球が入賞可能な第1入賞口と、振分け部を有する入賞装置に形成され、遊技領域を流下する遊技球が入賞可能な第2入賞口と、前記第1入賞口への遊技球の入賞を契機として当り遊技を生起させるか否かの判定を行う当り判定手段と、前記第2入賞口に入賞して前記振分け部に振り分けられて前側に下方傾斜するステージを転動した遊技球が入球可能な特定入球領域と、前記当り判定手段による判定が当りの判定結果となって生起条件が成立した場合および前記特定入球領域へ遊技球が入球して生起条件が成立した場合に、当り遊技を生起させる生起手段と、情報信号を機外部に出力する外部出力手段とを備えた遊技機において、
前記第2入賞口に入賞した遊技球のうち、前記ステージの傾斜上端に沿って延在して該ステージの中央通路部に連通する傾斜通路を含む第1経路を通過した遊技球と、前記傾斜通路を含まない第2経路を通過した遊技球とが、共通の入球領域としての前記特定入球領域に入球し得ると共に、前記第2入賞口に入賞した遊技球が前記生起条件の成立契機とならない異常なタイミングで前記特定入球領域に入球した場合には、前記第2入賞口に入賞した遊技球が前記生起条件の成立契機となる正常なタイミングで前記特定入球領域に入球した場合と異なる情報信号が前記外部出力手段から機外部に出力されるよう構成されると共に、
前記第2入賞口への入賞が可能な期間中における前記特定入球領域に入球し得ない特定入球無効期間に発生した該特定入球領域への入球を、前記異常なタイミングで発生した入球として判別可能に構成され、
前記生起手段が前記特定入球領域への遊技球の入球を前記生起条件の成立契機として当り遊技を生起させる場合には、前記当り判定手段による判定が当りの判定結果となったことを前記生起条件の成立契機として前記生起手段が当り遊技を生起させる場合と異なる情報信号である特定の情報信号が前記外部出力手段から機外部に出力されるよう構成され、該特定の情報信号が、前記第2入賞口に入賞した遊技球が前記第1経路を通過して前記傾斜通路の下流端部に配設された通過検出手段により検出され、かつ該通過検出手段に検出された時点から所定時間が経過するまでの間に前記特定入球領域に遊技球が入球する場合に、出力される一方、前記第2入賞口に入賞した遊技球が前記第2経路を通過することで前記通過検出手段に検出されることなく前記特定入球領域に入球する場合と、前記第2入賞口に入賞した遊技球が前記第1経路を通過して前記通過検出手段により検出された時点から所定時間が経過した後に前記特定入球領域に遊技球が入球する場合とに、出力されないよう構成された
ことを特徴とする遊技機。
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