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JP6614832B2 - 画像形成装置 - Google Patents
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JP6614832B2 - 画像形成装置 - Google Patents

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Description

本発明は、電子写真方式で画像形成を行う複写機、プリンタ、ファクシミリ装置、及び複合機等の画像形成装置に関するものである。
従来、例えば電子写真方式の画像形成装置として、複数の画像形成部が備える感光体から中間転写ベルトに一次転写したトナー像を記録材などの記録材に二次転写して画像を出力する画像形成装置がある。各画像形成部は、感光体や帯電部材や現像部材等のプロセス手段を備え、中間転写ベルトの移動方向にそって一列に配置されている。
このような画像形成装置においては、装置内の温度は連続稼働するに伴って上昇する。その要因としては、トナー像を記録材に定着する定着手段の熱が装置本体内に籠ることや,モータや電源等の電気部品の発熱や,ローラ等の動作部品の摺擦部における摩擦熱等が挙げられる。装置本体内の温度上昇が生じると画像不良を発生させる要因となり、場合によってはトナーが各部材に固着してしまう恐れがある。その為、画像形成装置内に冷却手段としてファンを設け、ファンによって装置本体内の昇温を抑制する構成が必要になる。
特許文献1には、感光体に静電潜像を形成する照射光を照射する為に各画像形成部に設けられる開口領域が開示されている。特許文献1では、この開口領域を各画像形成部の風路として使用し、この風路を介して各画像形成部に空気を流す構成が提案されている。この構成により、開口領域を風路として使用できるので装置本体の小型化を達成することが可能である。
特開2003−241591号公報
しかしながら、特許文献1の構成は、ファンから供給される空気を案内するダクトの給気部と、給気部に接続され各画像形成部内に空気を案内する開口部が、感光体の軸線方向に広く開口する形状であるため、プロセス手段を効率よく冷却することが難しかった。
画像形成装置にはさらなる高速化が求められており,その際には,プロセス手段に含まれる感光体や現像ローラ等の回転部材の周速が大きくなる為,プロセス手段での自己発熱もさらに大きくなる。開口部と給気部それぞれが感光体の軸線方向に広く開口する形状では、プロセス手段に局所的に大きく発熱する部位が発生してもその部位を狙って冷却することが難しい。また、開口部と給気部が感光体の軸線方向に広く開口する形状では、冷却手段からの空気がプロセス手段の軸方向全域に供給されてしまうため、プロセス手段の各部材からトナーが飛び散ってしまう恐れがある。
本発明は,以上の課題を鑑みてなされたものであり,装置本体の小型化を達成しつつ、効率良く画像形成部内を冷却する画像形成装置を提供することを目的とする。
少なくとも感光体と前記感光体に形成された静電潜像をトナーによって現像する現像ユニットを備える画像形成部と、前記感光体に潜像を形成するための照射光を照射する光照射手段と、前記画像形成部を冷却するための冷却手段と、を有する画像形成装置において、前記冷却手段は、冷却ファンと、前記冷却ファンから供給される空気を案内するダクトであって前記感光体の軸線方向に沿って伸びた形状のダクトと、前記ダクトにおいて前記軸線方向に関して互いに離れた位置で設けられた複数の吹き出し孔を備え、前記複数の吹き出し孔は、前記感光体の軸線方向から見た場合において、前記現像ユニットと前記照射光を介して反対側に配置され、前記複数の吹き出し孔から排出された空気が、前記光照射手段から前記感光体へ照射される照射光が通る前記画像形成部内の空間を風路として前記画像形成部内に供給されることを特徴とする画像形成装置。
本発明によれば,画像形成部内の照射光が通る空間を風路として利用することで装置の小型化を達成しつつ、感光体の軸線方向に互いに離れた吹き出し孔によって効率良く画像形成部内を冷却することが可能である。
画像形成装置の全体構成を示す概略断面図 (a)冷却手段を説明するために各プロセスカートリッジ7と冷却手段の斜視図、(b)(a)から各プロセスカートリッジ7を取り除いた斜視図 各プロセスカートリッジと本体フレームと、光照射手段と冷却手段の位置関係を説明するための概略断面図 各プロセスカートリッジの開口部を説明するための概略拡大図 (a)現像ユニットの内部を説明するための斜視図、(b)現像ユニットの内部を説明するための断面図 吹き出し孔の軸線方向における位置を説明する斜視図 (a)プロセスカートリッジと給気ダクトと吹き出し孔の斜視図、(b)吹き出し孔V1側に注目した概略拡大図 吹き出し孔Vの配置の変形例 実施例2の吹き出し孔を説明するための断面図 帯電ローラを冷却する冷却手段の構成を説明する断面図 吹き出し孔の変形例を説明する斜視図
以下に図面を参照して、この発明の好適な実施の形態を例示的に詳しく説明する。ただし、この実施の形態に記載されている構成部品の寸法、材質、形状それらの相対配置などは、発明が適用される装置の構成や各種条件により適宜変更されるべきものであり、この発明の範囲を以下の実施の形態に限定する趣旨のものではない。
(実施例1)
(画像形成装置の概略)
図1は,画像形成装置の全体構成を示す概略断面図である。画像形成装置100は,感光体である複数の感光ドラム1(1a,1b,1c,1d)を有する(以下,a〜dの添字を適宜省略して説明する)。各感光ドラム1は,アルミニウム製シリンダの外周面に有機光導伝体層(OPC)を塗布して構成したものである。両端部をフランジによって回転自在に支持されており,一方の端部に不図示の駆動モータから駆動力が伝達され。図1の矢印方向に回転する。
感光ドラム1の周囲には,帯電手段2(2a,2b,2c,2d),現像手段としての現像ユニット4(4a,4b,4c,4d),クリーニング手段としてのクリーニングブレード8(8a,8b,8c,8d)が配置される。各帯電手段2は,感光ドラム1表面を負極性に均一帯電する帯電ローラを備える。この帯電ローラを感光ドラム1表面に当接させる。これとともに,不図示の電源によって帯電ローラに帯電電圧を印加することで,感光ドラム1表面を一様に帯電させる。
本実施例では、感光ドラム1、帯電手段2、現像ユニット4、クリーニングブレード8が一体的に構成され、それぞれが装置本体に着脱可能なプロセスカートリッジ7(7a,7b,7c,7d)として、各画像形成部を形成している。本実施例の各プロセスカートリッジ7は、現像ユニット4と、感光ドラム1、帯電手段2、クリーニングブレード8からなるドラムユニット部5(5a,5b,5c,5d)と、を備えている。なおプロセスカートリッジ7としては、少なくとも感光ドラム1を備えていればよい。
各画像形成部の下方には光照射手段3が配置され、画像情報に基づいて光を照射し各感光ドラム1上に静電潜像を形成する。光照射手段3は、レーザ光束P(図4参照)を出射する光源としての不図示の半導体レーザ源及びその駆動回路をユニット化したものである。
各感光ドラム1に形成された静電潜像は、対応する現像ユニット4によりトナーが供給され顕像化される。現像ユニット4の詳細な構成については後述する。
各感光ドラム1上のトナー像は、対向する無端状の中間転写ベルト13Aに一次転写される。転写ベルトとしての中間転写ベルト13Aは、張架ローラである駆動ローラ13Bとテンションローラ13Cに張架されており,テンションローラ13Cには図1の矢印方向に張力が掛けられている。また、各感光ドラム1(1a,1b,1c,1d)に対して中間転写ベルト13Aを介して対応する位置に、中間転写ベルト13Aの内周面に接触する一次転写ローラ12(12a,12b,12c,12d)が設けられている。対応する感光ドラム1から中間転写ベルト13Aにトナー像を一次転写する際は、各一次転写ローラ12には不図示の高圧電源から転写電圧が印加されている。
尚、中間転写ベルト13A、駆動ローラ13B、テンションローラ13C、一次転写ローラ12(12a,12b,12c,12d)は中間転写ベルトユニット13としてユニット化され、装置本体100に対して着脱可能である。
各カートリッジ7において、中間転写ベルト13Aに一次転写されず感光ドラム1に残留した残留トナーは、対応するクリーニングブレード8によって感光ドラム1から除去され不図示の廃トナー容器に回収される。各プロセスカートリッジにおいて、帯電、露光、現像工程が行われて感光ドラム1上に形成されたトナー像は、順次、上流側に配置された感光ドラム1aから中間転写ベルト13Aに一次転写され、中間転写ベルト13A上にカラーのトナー像が形成される。
中間転写ベルト13Aは、矢印方向(反時計回り)に回転し、中間転写ベルト13Aに転写されたトナー像が二次転写部15に到達する。二次転写部15は、二次転写ローラ16と中間転写ベルト13Aによって形成される。
給送装置10は,転写材である記録材Sを収納する給送カセット11内から記録材Sを給紙する給紙ローラ9と,給紙された記録材Sを搬送する搬送ローラ対10Aとを有している。給送カセット11は,装置本体から引き出すことができるよう構成されており,ユーザーは給送カセット11を引き出し,記録材Sをセットした後,再び装置本体へ挿し込むことで記録材補給が完了する。
給送カセット11に収納された記録材Sは,給送ローラ9に圧接され,分離パッド21によって一枚ずつ分離され,搬送される。そして,給送装置10から搬送された記録材Sはレジストローラ対17によって二次転写部15に搬送される。
二次転写部15において,二次転写ローラ16に不図示の二次転写電源から正極性の電圧を印加することにより,搬送された記録材Sに中間転写ベルト13A上のトナー像を二次転写する。この時点では,記録材Sに形成される画像は、未定着トナー像である。
定着手段14は,記録材S上に転写された未定着のトナー像に熱及び圧力を加えて定着させるものである。定着手段14は,円筒状の定着ベルト14Aと,弾性加圧ローラ14Bと,定着ベルト14Aにヒータ等の発熱手段を接着したベルトガイド部材14Cとを有する。弾性加圧ローラ14Bは,定着ベルト14Aを挟み,ベルトガイド部材14Cと所定の圧接力をもって所定幅の定着ニップ部Nを形成する。加圧ローラ14Bが不図示の駆動手段により回転駆動され,それに伴って円筒状の定着ベルト14Aが回転し,不図示の内部ヒータにより定着ベルト14Aは加熱される。
定着ニップ部Nが所定の温度に立ち上がって温調された状態において,未定着トナー像が形成された記録材Sが定着ニップ部Nの定着ベルト14Aと加圧ローラ14Bとの間に導入される。記録材Sの画像面が定着ベルト面に対向して導入されると,定着ニップ部Nにおいて記録材Sの画像面が定着ベルト14Aの外面に密着しつつ定着ニップ部Nを挟持搬送される。この定着ニップ部Nを定着ベルト14Aと一緒に記録材Sが挟持搬送されていく過程において,定着ベルト14A内のヒータ熱で加熱され,記録材S上の未定着画像が加熱定着される。画像が定着された記録材Sは排出ローラ対19によって排出トレイ20に排出される。二次転写部15において記録材Sに二次転写されず中間転写ベルト13A上に残留したトナーは、ベルトクリーニング手段18によって清掃される。
尚、各現像ユニット4が備えるについては、説明を後述する。また、支持部材27と第二のダクトである給気ダクト24(24a,24b,24c,24d)についても、説明は後述する。
(冷却手段)
次に,本実施例の冷却手段について説明する。図2(a)は、冷却手段200を説明するために各プロセスカートリッジ7(7a,7b,7c,7d)と、冷却手段の斜視図である。図2(b)は、図2(a)から各プロセスカートリッジ7(7a,7b,7c,7d)を取り除いた図である。各プロセスカートリッジ7(7a,7b,7c,7d)は、本体フレーム27に対して、感光ドラム1の軸線方向に着脱可能な構成である。
冷却手段200は、装置本体100に外部から空気を取り込み装置内に空気を送風する冷却ファン25と、冷却ファン25から装置内に送られた空気を案内する第一のダクト26を備える。さらに、冷却手段は、共通ダクト26から各プロセスカートリッジ7(7a,7b,7c,7d)に対応して分岐したダクトである給気ダクト24(24a,24b,24c,24d)を備える。冷却ファン25により装置内に取り込まれた空気は,共通ダクト26と各給気ダクト24と吹出し孔Vにより各プロセスカートリッジ7に向けて供給され、各プロセスカートリッジ7の内部(画像形成部内)を冷却する。
共通ダクト26は、各プロセスカートリッジ7を支持する支持部材である本体フレーム27の下方であって、光照射手段3の上方に配置されている。各給気ダクト24には、給気ダクト24から対象のプロセスカートリッジ7に空気を供給するための吹き出し孔V(Va、Vb、Vc、Vd)(供給部)が、感光ドラム1の軸線方向(点線PPの方向)における両側に複数設けられる。言い換えると、吹き出し孔Vと吹き出し孔Vは、感光ドラム1の軸線方向に関して互いに離れた位置に形成されている。
図3は、各プロセスカートリッジ7と本体フレーム27と、光照射手段3と冷却手段の位置関係を説明するための概略断面図である。図4(a)、(b)は、各プロセスカートリッジ7の開口部Aを説明するための概略拡大図である。尚、各プロセスカートリッジ7で構成は変わらないので図4(a)、(b)では、a、b、c、dは省略して説明する。
図3に示すように、給気ダクト24a、24b、24cは隣接するプロセスカートリッジ7の間に配置される。中間転写ベルト13Aの回転方向において最下流に配置されるプロセスカートリッジ7dに対応する給気ダクト24dは、プロセスカートリッジ7dの下流側に配置される。例えば、プロセスカートリッジ7aを第一の画像形成部、プロセスカートリッジ7bを第二の画像形成装部とすると、その間の給気ダクト24aは、第一のダクトとある。プロセスカートリッジ7cを第三の画像形成装部とすると、その間の給気ダクト24bは、第二のダクトとである。
図3に示すように、各給気ダクト24は、各々隣り合うカートリッジ7の間に配置される為,プロセスカートリッジ7と光照射手段3の高さ方向の配置に制約を与えることがなく,プロセスカートリッジ7と光照射手段3は近接配置が可能である。
また、図4(a)に示すように、吹き出し孔Vから供給される風(D1で示す)が各プロセスカートリッジ7内に供給されるための開口部Aは、光照射手段3によって照射される照射光Pを感光ドラム1に到達させるための開口部を兼ねている。開口部Aは、図4(a)の点線で示す領域である。開口部Aは、光照射手段から照射される照射光Pに対する開口部と吹き出し孔Vから供給される風に対する開口部を兼ねている。さらに、吹き出し孔Vと給気ダクト24は、光照射手段から照射された照射光Pを遮らないように設けられており、吹き出し孔Vから供給される風は、照射光Pと交差して現像ユニット4に供給される。
このような構成により、図4(b)の点線で示す領域Bのように、各プロセスカートリッジ7が備える感光ドラム1に光照射手段3からの照射光Pを導く空間を、吹き出し孔Vから供給される風路して利用することが可能である。よって、本実施例では、装置本体内の空間を有効活用するので、風路を別に形成する構成に比べて装置全体を小型化することが可能である。また、吹き出し孔Vを、感光ドラム1の軸線方向から見た場合において、照射光Pに対して、現像ユニット4の反対側に配置することで、装置内の空間を有効活用し、画像形成装置の小型化を達成することが可能である。
尚、開口部Aは、光照射手段3により照射された照射光Pを感光ドラム1の軸方向ほぼ全域に導くために、感光ドラム1の軸線方向に延びた形状で形成されている。また、図4で示すように、吹き出し孔Vが向いている方向は、感光ドラム1ではなく現像ユニット4である。
(吹き出し孔Vの位置)
次に、各給気ダクト24に設けられる吹き出し孔Vの位置に関して説明する。図5(a)は、現像ユニット4の内部を説明するための斜視図であり、図5(b)は、現像ユニット4の内部を説明するための断面図である。
本実施例の現像ユニット4は、現像ローラ22の両端部で局所的な発熱が起こり易い。その理由について、図4と、図5を用いて説明する。現像ユニット4は,トナーを収納する収納部,現像ブレード6,現像ローラ22,現像剤塗布ローラ23,シート部材28,端部シール30等を有する.現像ローラ22は導電性のゴムローラや樹脂チューブが用いられ,感光体ドラム1表面に隣接し,不図示の駆動部により回転駆動される。現像ローラ22は、不図示の現像電源により現像電圧が印加され感光体ドラム1の表面に形成されている静電潜像にトナーが供給され、現像が行われる.現像ローラ22の周上には現像剤塗布ローラ23と現像ブレード6が配置されている.現像剤塗布ローラ23はスポンジローラが用いられ,現像ローラ22に接触して回転することで,現像ローラ22へのトナーの供給を行う.現像ブレード6は金属板が用いられ,現像ローラ22上のトナー層厚を規制する.現像ローラ22の両端部おいて現像ローラ22表面に接触するように配置される端部シール部材30はスポンジ材や織物から構成され,現像ローラ長手方向のへの現像剤の漏れ防止の役割を担う.現像ブレード6に貼り付けられるシート部材28は樹脂シートが用いられ,現像ユニット4から現像剤が落下して光照射手段3に付着するのを防止する。
図5(a)に示すように、現像ローラ22の軸線方向における端部には、トナーの漏れを防止するためにフランジによって支持される端部シール部材30がある。端部シール部材30はU字型の形状とっており、現像ローラ22と摺擦する。プロセススピード(感光ドラム1の回転速度)が速くなってくると、現像ローラ22の回転速度も速くなるため端部シール部材30との摺擦に伴う摩擦熱が大きくなる。この摩擦熱がプロセス手段の一つである現像ローラ22に局所的な発熱を発生させてしまう。そこで、本実施例では、吹き出し孔Vを、局所的な発熱が発生する領域に対応して配置することで効率よく現像ローラ22を冷却することを特徴とする。
具体的には、図6に示すように吹き出し孔Vを、感光ドラム1の軸線方向と平行な長手方向において両端側に、それぞれ設ける構成である。図6の吹き出し孔V1は、冷却ファン25(図2参照)に近い側の吹き出し孔を示しており、長手方向における一端側に現像ローラ22に対向して配置される。吹き出し孔V2は、冷却ファン25(図2参照)から遠い側の吹き出し孔を示しており、長手方向における他端側に現像ローラ22の他端側に対向して配置される。吹き出し孔V1、V2は共に、給気ダクト24から現像ローラ22に向かって突出した煙突形状となっている。図6で示すように、吹き出し孔V1と吹き出し孔V2の間の給気ダクト24は、空気を漏らさないために閉じられた軸線方向に延びた形状である。この構成により、冷却ファン25(図2参照)からの風を吹き出し孔V1と吹き出しV2から集中的に供給することが可能である。
図7(a)は、空気の流れを説明するプロセスカートリッジ7と給気ダクト24と吹き出し孔V1、V2の斜視図である。図7(b)は、吹き出し孔V1側に注目した概略拡大図である。図7(a)に示すように、軸線方向において吹き出し孔V1と吹き出し孔V2は、感光ドラム1の両端より内側に配置されている。図7(b)は、図7(a)の矢印側から見た図である。図7(b)で示すように、吹き出し孔V1は、軸線方向において、現像ブレード6と端部シール30(第一の端部シール)の内側に配置される。(吹き出し孔V2側も図示しないが、現像ブレード6と端部シール30(第二の端部シール)の内側に配置される。)この構成により、冷却ファン25(図2参照)から供給された風を、局所的な昇温が生じている現像ローラ22の局所的な昇温が生じている箇所に直接届けることが可能である。また、図8のように、吹き出し孔V1は、少なくとも一部が現像ブレード6の外側にあればよく、少なくとも一部は端部シール30の内側に位置するように配置してもよい。(図8のL1が、端部シール30の境界線を表しており、L2が現像ブレード6の境界線を表している。)また、吹き出し孔V1と吹き出し孔V2の軸方向における位置関係は、図7、図8のように対称関係の位置になくてもよく、現像ローラ22の局所的な温度上昇を抑制できるなら、適宜位置を変更してもよい。
以上の構成により、互いに離れて配置された吹き出し孔V1と吹き出し孔V2によりプロセス手段である現像ローラ22の対応する領域を集中的に冷却することが可能になる。尚、吹き出し孔V1と吹き出し孔V2から供給された空気によって、各プロセスカートリッジ7は全体も少し冷却する効果がある。また、空気がカートリッジ7の内部に吹き付けられるものの、空気の当たる領域は,感光ドラム1上で静電潜像が載る領域である。また,現像ローラ22は,軸線方向において両端の端部シール30の間をシート部材28で覆われている。そのため、吹き付けられた風によって,プロセスカートリッジ7の内部のトナーを撒き散らす懸念がない。
(実施例2)
実施例1では、吹き出し孔V1と吹き出し孔V2から供給される風が直接対応するプロセスカートリッジ7の開口部Aに供給される構成について説明した。本実施例では、吹き出し孔V1と吹き出し孔V2から供給される風が隣接するプロセスカートッジ7の現像ユニット4の外枠に案内されて、対応するプロセスカートリッジ7の開口部Aに供給されることを特徴とする。なお、その他の構成については実施例1の画像形成装置と同様であるので、同様の部分については同様の符号を付して説明する。
図9は、実施例2の構成を説明するために、プロセスカートリッジ7aと、中間転写ベルト13Aの移動方向において下流側に隣接するプロセスカートリッジ7bと、プロセスカートリッジ7aに対応する吹き出し孔Vaaを説明する概略図である。図9に示すように、吹き出し孔Vaaから供給される風D2は、直接、開口部Aに向かわず最初に隣接するプロセスカートリッジ7bの現像ユニット4bの外枠Gに当たる。現像ユニット4bの外枠Gは、送風ガイド部材Gとなっており、風を開口部Aの方向に案内する。開口部AからプロセスカートリッジAに供給された風は、実施例1と同様に現像ローラ22を冷却する。
この構成により、隣接するプロセスカートリッジ7bの現像ユニット4bを冷却することが可能になり、プロセスカートリッジ7aの現像ローラ22aの局所的な昇温を抑制しつつ、プロセスカートリッジ7bの現像ユニット4bを冷却することが可能になる。なお、プロセスカートリッジ7bとプロセスカートリッジ7c、プロセスカートリッジ7cとプロセスカートリッジ7dの間の冷却手段も、同様の構成をとることが可能である。
(その他の実施例)
以上の実施例では、吹き出し孔Vから供給された風が向かう対象は現像ローラ22であったが、その他のプロセス手段に向かってもよい。例えば、図10に示すように、帯電ローラ2であってもよい。開口部Aを介して風を供給する構成であれば、冷却対象物の位置に合わせて吹き出し孔V1、V2の位置を適宜変更可能である。
また、集中的に冷却したい箇所が二つより多い場合は、吹き出し孔Vの数を増やしてもよい。ただし、吹き出し孔Vの数を増やしてしまうと、ファン25から供給された風が分岐されるので、一つの局所的な領域に対する冷却能力が低下する。よって、局所的な昇温を十分に抑えられる範囲で、吹き出し孔Vの数を増加することが可能である。また、冷却する対象の昇温度合を考慮して、吹き出し孔Vの突出形状を適宜変更してもよい。
また、吹き出し孔Vの突出する方向は、まっすぐ伸びる形状に限定されない。例えば、図11で示すような、吹き出し孔Vが内側から外側に傾斜した形状であってもよい。このような形状であれば、対象の現像ローラの内側から外側に空気を供給することが可能であり、画像形成領域に相当する内側に空気が供給されるのを低減し、トナーの飛び散りを低減させることが可能である。
また、実施例1、実施例2では、転写ベルトとして中間転写ベルト13Aを有する画像形成装置で説明したが、記録材Pを担持搬送する搬送ベルトを転写ベルトとして用いてもよい。また、単一の画像形成部のみを有する画像形成装置に本発明を適用しても同様の効果がある。
7 画像形成部
1 感光体
3 光照射手段
200 冷却手段
25 冷却ファン
24 ダクト
V 吹き出し孔

Claims (14)

  1. 少なくとも感光体と前記感光体に形成された静電潜像をトナーによって現像する現像ユニットを備える画像形成部と、前記感光体に潜像を形成するための照射光を照射する光照射手段と、前記画像形成部を冷却するための冷却手段と、を有する画像形成装置において,
    前記冷却手段は、冷却ファンと、前記冷却ファンから供給される空気を案内するダクトであって前記感光体の軸線方向に沿って伸びた形状のダクトと、前記ダクトにおいて前記軸線方向に関して互いに離れた位置で設けられた複数の吹き出し孔を備え、前記複数の吹き出し孔は、前記感光体の軸線方向から見た場合において、前記現像ユニットと前記照射光を介して反対側に配置され、前記複数の吹き出し孔から排出された空気が、前記光照射手段から前記感光体へ照射される照射光が通る前記画像形成部内の空間を風路として前記画像形成部内に供給されることを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記現像ユニットは、前記感光体にトナーを供給する現像ローラを備え、前記複数の吹き出し孔は、前記ダクトから前記現像ローラに向かって突出した形状であることを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 前記ダクトは、前記感光体の軸線方向から見た場合において、前記現像ユニットと前記照射光を介して反対側に配置されることを特徴とする請求項2に記載の画像形成装置。
  4. 前記複数の吹き出し孔は、前記軸線方向において、前記ダクトの一端側に設けられた第一の吹き出し孔と、前記ダクトの他端側に設けられた第二の吹き出し孔を備えることを特徴とする請求項2又は請求項3に記載の画像形成装置。
  5. 前記現像ユニットは、前記現像ローラの前記一端側の端部を覆う第一の端部シールと、前記現像ローラの前記他端側の端部を覆う第二の端部シールと、を備え、前記軸線方向において、前記第一の吹き出し孔は、少なくとも一部の領域が前記第一の端部シールよりも内側に位置することを特徴とする請求項4に記載の画像形成装置。
  6. 前記軸線方向において、前記第二の吹き出し孔は、少なくとも一部の領域が前記第二の端部シールよりも内側に位置することを特徴とする請求項5に記載の画像形成装置。
  7. 前記現像ユニットは、前記現像ローラに当接し前記現像ローラのトナー層厚を規制する現像ブレードを備え、前記軸線方向において、前記現像ブレードの両端は、前記現像ローラの両端より内側に位置することを特徴とする請求項5又は請求項6に記載の画像形成装置。
  8. 前記軸線方向において、前記第一の吹き出し孔は、少なくとも一部の領域が前記現像ブレードよりも外側に位置することを特徴とする請求項7に記載の画像形成装置。
  9. 前記軸線方向において、前記第二の吹き出し孔は、少なくとも一部の領域が前記現像ブレードよりも外側に位置することを特徴とする請求項7又は請求項8に記載の画像形成装置。
  10. 前記画像形成部の前記感光体から記録材にトナー像を転写するための無端状の転写ベルトを有することを特徴とする請求項2から請求項9のいずれか一項に記載の画像形成装置。
  11. 前記画像形成部は第一の画像形成部であり、前記感光体は第一の感光体であり、前記ダクトは第一のダクトであり、前記複数の吹き出し孔は、第一の複数の吹き出し孔であり、前記転写ベルトの移動方向において、前記第一の画像形成部の下流側に配置される第二の画像形成部を有し、前記第二の画像形成部は、少なくとも第二の感光体を備え、
    前記冷却手段は、前記冷却ファンから供給される風を案内するダクトであって前記第二の感光体の軸線方向に沿って伸びた形状の第二のダクトと、前記第二のダクトにおいて前記第二の感光体の軸線方向に関して互いに離れた位置で設けられた第二の複数の吹き出し孔を備え、前記第二の複数の吹き出し孔から排出された空気が前記光照射手段から前記第二の感光体へ照射される照射光が通る前記第二の画像形成部内の空間を風路として利用して前記第二の画像形成部内に供給されることを特徴とする請求項10に記載の画像形成装置。
  12. 前記冷却手段は、前記冷却ファンから前記第一のダクトと前記第二のダクトへ空気を案内する共通の共通ダクトを備えることを特徴とする請求項11に記載の画像形成装置。
  13. 前記第一のダクトは、前記第一の画像形成部と前記第二の画像形成部の間の空間に設けられたことを特徴とする請求項11又は請求項12に記載の画像形成装置。
  14. 前記画像形成部は、ユニット化され装置本体に対して着脱可能なプロセスカートリッジであることを特徴とする請求項1から請求項13のいずれか一項に記載の画像形成装置。
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