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JP6620161B2 - 端末と半二重基地局との間の無線通信のための方法及びシステム - Google Patents
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端末と半二重基地局との間の無線通信のための方法及びシステム Download PDF

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Description

本発明は、デジタル遠距離通信の分野に属し、より詳細には、端末とアクセスネットワークとの間の無線通信のための方法及びシステムに関する。
本発明は、特に有利には、いかなる種類の制約も有するものではないが、超狭帯域無線通信システムにおいて使用される。用語「超狭帯域(ultra‐narrowband)」(UNB)は、端末によって送信されるラジオ信号の瞬時周波数スペクトルの周波数幅が1キロヘルツ未満であることを意味すると理解される。
このようなUNB無線通信システムは、M2M(マシンツーマシン(machine‐to‐machine))用途又はモノのインターネット(Internet of things:IoT)に関連する用途に特に好適である。
このようなUNB無線通信システムでは、データ交換は基本的に一方向であり、この場合、端末と上記システムのアクセスネットワークとの間のアップリンクを介したものである。
端末は、アクセスネットワークの基地局によって回収されるアップリンクメッセージを、上記アップリンクメッセージ自体をアクセスネットワークの1つ又は複数の基地局と予め関連付ける必要なしに、送信する。換言すれば、端末によって送信されるアップリンクメッセージはアクセスネットワークの1つの特定の基地局を対象としたものではなく、当該端末は、少なくとも1つの基地局がアップリンクメッセージを受信できるという想定の下で、アップリンクメッセージを送信する。このような構成は、端末が、端末のアップリンクメッセージを受信するのに最も適切な基地局を決定するための、規則的な測定を行う(これは特に電力消費に関して過酷なものである)必要がないという点で、有利である。複雑性は、任意の時間に任意の周波数で送信できるアップリンクメッセージを受信できる必要があるアクセスネットワークにある。アクセスネットワークの各基地局は、その範囲内にある様々な端末からアップリンクメッセージを受信する。
データ交換が基本的に一方向であるこのような動作モードは、例えばガス、水道及び電気メータの遠隔読み取り、建物又は住宅の遠隔監視等といった多数の用途に関して、全く申し分のないものである。
しかしながらいくつかの用途では、例えば端末を再設定する及び/又は上記端末に接続されたアクチュエータを制御するために、他の方向においても、即ちアクセスネットワークから端末へのダウンリンクで、データを交換できるようにすることが有利である場合がある。しかしながら、端末の電力消費に対する影響を制限しながら、このような性能を提供する必要がある。
特許文献1は、端末の電力消費に対する影響を制限できる例示的な双方向UNB無線通信システムを記載している。
具体的には、特許文献1では、端末によって送信されるアップリンクメッセージに対して予め決定されたリスニングウィンドウ内で、上記端末にダウンリンクメッセージが送信される。より詳細には、アップリンクメッセージを送信した後、端末は、予め決定された期間のスタンバイウィンドウにわたるスタンバイ(又は省電力)モードに切り替わる。上記スタンバイウィンドウの終わりに、端末は、スタンバイモードから離れて、制限された期間のリスニングウィンドウの間、基地局によって送信されるダウンリンクメッセージを待ちながら、ダウンリンクをリッスンする。
アクセスネットワーク側では、様々な端末のリスニングウィンドウは、これらの端末が受信するアップリンクメッセージに基づいて決定でき、アクセスネットワークは、対応する端末が上記端末の各リスニングウィンドウ内でダウンリンクメッセージを受信できるように、ダウンリンクメッセージの送信を編成しなければならない。
端末は予め決定されたリスニングウィンドウのみに関するダウンリンクをリッスンするため、ダウンリンクメッセージの受信に必要となる追加の電力消費が制限され、上記端末は、殆ど常にスタンバイモードであってよい。更に、端末は送信及び受信を同時に行わなくてよいため、上述のような端末は半二重端末であってよく、従って製造が安価となり得る。
更に、端末は、特定の基地局と前もって関連付けられていないため、アクセスネットワークは、どの端末が上記様々な基地局の範囲内にあるのかを知らない。この問題もまた、端末がアップリンクメッセージを送信した後にしかリッスンせず、これにより、この端末にダウンリンクメッセージを送信するためには、上記アップリンクメッセージを受信した基地局を使用するだけで十分となるため、解決される。
しかしながら、このような双方向UNB無線通信システムに関して、特にアクセスネットワークの配備のコストに関連する理由で、半二重基地局、即ちアップリンクメッセージを受信してダウンリンクメッセージを送信できるものの、これらを同時に行うことはできない基地局を使用するのも望ましい。このような場合、ダウンリンクメッセージを端末に送信するために送信モードに切り替わる基地局は、他の端末が送信するアップリンクメッセージを受信するためにはもはや使用できず、これにより多数のアップリンクメッセージが逃され得ることが理解される。
米国特許第6130914号
本発明の目的は、アクセスネットワークの様々な基地局が受信のために利用できなくなる期間を制限しながら、双方向データ交換を行うことを可能とする解決策を提案することにより、特に上で示した、従来技術の解決策の制約のうちの全て又は一部を克服することである。
この目的のために、第1の態様によると、本発明は、複数の端末とアクセスネットワークとの間の無線通信のための方法に関し、上記端末は、アップリンクメッセージをアップリンクでアクセスネットワークに非同期的に送信し、上記アクセスネットワークは、上記アップリンクメッセージの全て又は一部に応答して、ダウンリンクメッセージをダウンリンクで送信するよう構成され、上記アクセスネットワークは、複数の基地局を含み、上記複数の基地局は、上記基地局がアップリンクメッセージを受信できない送信ウィンドウ内で、ダウンリンクメッセージを送信するよう構成される。送信されたアップリンクメッセージに応答したダウンリンクメッセージを待っている各端末は、上記アップリンクメッセージに関して予め決定されたリスニングウィンドウの間、ダウンリンクをリッスンするよう構成され、上記リスニングウィンドウの期間は、上記ダウンリンクメッセージの期間よりも少なくとも5倍長く、本方法は、以下のステップを含む:
‐ダウンリンクメッセージを待っている端末のリスニングウィンドウがオーバラップを呈しているかどうかを決定するステップ;
‐1つの同一の基地局による複数のダウンリンクメッセージの送信に好適なオーバラップが存在する場合、上記基地局の1つの同一の送信ウィンドウ内でグループ化された上記複数のダウンリンクメッセージを、上記オーバラップ内で送信するステップ。
よって上記端末は、上記ダウンリンクメッセージを受信するために必要な期間よりもはるかに長いリスニングウィンドウの間、ダウンリンクをリッスンする。このような構成により、部分的にオーバラップする異なる端末のリスニングウィンドウを有する蓋然性を上昇させることができ、従ってこれらの端末を対象としたダウンリンクメッセージをグループ化して、1つの同一の基地局によって送信できる蓋然性を上昇させることができる。
異なる複数の端末のリスニングウィンドウ間のオーバラップにより、1つの同一の基地局による対応するダウンリンクメッセージの送信が可能となると、上記ダウンリンクメッセージは有利には、上記基地局の1つの同一の送信ウィンドウ内でグループ化される。よって、基地局を受信のために使用できない期間を制限できる。具体的には、基地局を受信のために使用できない期間は、送信ウィンドウの期間によってだけでなく、上記基地局の受信モードから送信モードへの(及びその逆の)トグリングの期間によっても決定される。複数のダウンリンクメッセージを送信するように単一の送信ウィンドウを構成することにより、受信モードと送信モードとの間のトグリングの操作の数は、これに関連する、受信のために使用できない期間と共に、大幅に減少する。
特定の実装モードでは、上記無線通信方法は、単独で又は技術的に可能な組み合わせのいずれに従って選択される、以下の特徴のうちの1つ又は複数を更に含んでよい。
特定の実装モードでは、複数のダウンリンクメッセージを、基地局の1つの同一の送信ウィンドウ内でグループ化して送信する場合、少なくとも2つのダウンリンクメッセージがそれぞれ異なる中心周波数で同時に送信される。
このような構成により、基地局を受信のために使用できない期間を更に削減できる。具体的には、複数のダウンリンクメッセージを同時に(即ち上記ダウンリンクメッセージ間の時間的オーバラップがゼロでない状態で)送信することにより、上記ダウンリンクメッセージを送信するのに必要な期間は、上記ダウンリンクメッセージの各期間の合計より大幅に短くなる。
特定の実装モードでは、あるアップリンクメッセージに応答して送信されるダウンリンクメッセージの中心周波数は、上記アップリンクメッセージの中心周波数に応じて決定される。
特定の実装モードでは、複数のダウンリンクメッセージを、基地局の1つの同一の送信ウィンドウ内でグループ化して送信する場合、少なくとも2つのダウンリンクメッセージが連続して送信される。
従って、複数のダウンリンクメッセージを、時間的にグループ化する(即ち時間的オーバラップを有することなく連続して送信する)こともできる。このような構成は、特に、2つのダウンリンクメッセージを同一の中心周波数で送信しなければならない、従って同時に送信できない場合に、有利であることが分かり得る。このような構成はまた、基地局により送信されるラジオ信号の瞬時電力を制限するため、又は異なる通信プロトコル等を用いてダウンリンクメッセージをより容易に送信するために有利であることが分かり得る。
特定の実装モードでは、複数のダウンリンクメッセージを基地局の1つの同一の送信ウィンドウ内でグループ化できる場合、上記ダウンリンクメッセージは周波数についてグループ化され、即ちそれぞれ異なる中心周波数で同時に送信され、これは、周波数についてグループ化された上記ダウンリンクメッセージの総瞬時電力が予め決定された最大電力より低くなる限りにおいて行われ、また上記ダウンリンクメッセージは、周波数についてグループ化された上記ダウンリンクメッセージの上記総瞬時電力が上記最大電力より高くなる場合、時間的にグループ化され、即ち連続して送信される。
よって、可能な場合、時間的グループ化よりも周波数についてのダウンリンクメッセージのグループ化を優先することにより、基地局を受信のために使用できない期間を最小化しながら、総瞬時電力を、(例えば規制制約に従うために)送信ウィンドウの期間のための所定の最大電力未満に維持してよい。
特定の実装モードでは、複数のダウンリンクメッセージを、基地局の1つの同一の送信ウィンドウ内でグループ化して送信する場合、少なくとも1つのダウンリンクメッセージは、アップリンクメッセージ(これに応答して上記ダウンリンクメッセージが送信される)のビットレートより高いビットレートで送信される。
このような構成により、基地局を受信のために使用できない期間を更に削減できる。具体的には、1つのダウンリンクメッセージ、又は好ましくは各ダウンリンクメッセージを、アップリンクメッセージのビットレートより高いビットレートで送信することにより、アップリンクメッセージと同一のビットレートが使用される場合と比較して、ダウンリンクメッセージの送信の期間が削減されることになる。
特定の実装モードでは、無線通信システムはまた、ダウンリンクメッセージをどの時点でも受信するのに好適な、「非同期受信端末(asynchronous reception terminal)」と呼ばれる複数の端末を含んでよく、上記方法は、ダウンリンクメッセージを非同期受信端末に送信しなければならない場合に、以下のステップを含む:
‐「同期受信端末(synchronous reception terminal)」と呼ばれる端末が送信するアップリンクメッセージに応答してダウンリンクメッセージを送信するようスケジューリングされた基地局によって、上記ダウンリンクメッセージを送信してよいかどうかを決定するステップ;
‐非同期受信を対象とした上記ダウンリンクメッセージを、ダウンリンクメッセージを同期受信端末に送信するようスケジューリングされた基地局によって送信してよい場合、1つの同一の送信ウィンドウ内でグループ化された上記ダウンリンクメッセージを、上記基地局から送信するステップ。
よって、以下の複数のタイプの端末が、無線通信システム内で共存してよい:
‐同期受信端末、即ち送信されたアップリンクメッセージに対して予め決定されたリスニングウィンドウ内でのみダウンリンクメッセージを受信してよい端末;
‐ダウンリンクメッセージをどの時点でも受信してよい非同期受信端末。
このような場合、基地局の1つの同一の送信ウィンドウにおける送信のために、同期受信端末を対象としたダウンリンクメッセージと非同期受信端末を対象としたダウンリンクメッセージとをグループ化できる。
本発明の第2の態様によると、本発明は、無線通信システムの端末に関し、上記端末は、アップリンクメッセージをアップリンクでアクセスネットワークに送信するのに好適であり、上記アクセスネットワークは、上記アップリンクメッセージの全て又は一部に応答して、ダウンリンクメッセージをダウンリンクで送信するのに好適であり、上記端末は、上記端末が、これに応答してアクセスネットワークがダウンリンクメッセージを送信しなければならないアップリンクメッセージを送信すると、上記アップリンクメッセージに対して予め決定されたリスニングウィンドウ中に上記ダウンリンクメッセージを受信するために、上記端末が上記ダウンリンクをリッスンするよう構成される。本発明によると、上記リスニングウィンドウの期間は、上記ダウンリンクメッセージの期間よりも少なくとも5倍長い。
特定の実施形態では、上記端末は、上記端末が、これに応答してアクセスネットワークがダウンリンクメッセージを送信しなければならないアップリンクメッセージを送信すると、予め決定された期間のスタンバイスタンバイウィンドウにわたるスタンバイモードに切り替わり、上記スタンバイウィンドウの後、リスニングウィンドウ中にダウンリンクをリッスンするよう構成される。
第3の態様によると、本発明は、無線通信システムのアクセスネットワークに関し、上記アクセスネットワークは複数の基地局を含み、上記複数の基地局は、上記基地局がラジオ信号を受信できない送信ウィンドウ内において、ラジオ信号を送信するよう構成される。上記システムは、本発明の実装モードのうちのいずれの1つによる複数の端末を含み、上記端末は、アップリンクメッセージをアップリンクで非同期的に送信し、上記アクセスネットワークは更に:
‐複数のダウンリンクメッセージを待っている複数の端末の複数のリスニングウィンドウがオーバラップを呈しているかどうかを決定し;
‐1つの同一の基地局による複数のダウンリンクメッセージの送信に好適なオーバラップが存在する場合、上記基地局の1つの同一の送信ウィンドウ内でグループ化された上記複数のダウンリンクメッセージを、上記オーバラップ内で送信する
よう、構成される。
特定の実施形態では、アクセスネットワークは、単独で又は技術的に可能な組み合わせのいずれに従って選択される、以下の特徴のうちの1つ又は複数を更に含んでよい。
特定の実施形態では、複数のダウンリンクメッセージを、基地局の1つの同一の送信ウィンドウ内でグループ化して送信する場合、少なくとも2つのダウンリンクメッセージが、それぞれ異なる中心周波数で同時に送信される。
特定の実施形態では、受信したアップリンクメッセージに応答して送信されたダウンリンクメッセージの中心周波数は、上記アクセスネットワークによって測定された、上記受信したアップリンクメッセージの中心周波数に応じて決定される。
特定の実施形態では、複数のダウンリンクメッセージを、基地局の1つの同一の送信ウィンドウ内でグループ化して送信する場合、少なくとも2つのダウンリンクメッセージが連続して送信される。
特定の実施形態では、各基地局は、上記基地局がアップリンクメッセージを受信できるもののダウンリンクメッセージを送信できない受信モードにおいて、デフォルトで動作するよう構成される。
第4の態様によると、本発明は、本発明の実施形態のいずれの1つによる複数の端末と、本発明の実施形態のいずれの1つによるアクセスネットワークとを含む、無線通信システムに関する。
図面を参照しながら、完全に非限定的な例として提供される以下の説明を読むことにより、本発明がより良好に理解されるであろう。
図1は、無線通信システムの概略図である。 図2は、無線通信方法の主要なステップを示す図である。 図3は、異なる端末のリスニングウィンドウ間のオーバラップを探す原理を示す時間図である。 図4は、異なる端末のリスニングウィンドウ間のオーバラップ内で、ダウンリンクメッセージをグループ化するための様々な戦略の概略図である。 図5は、異なる端末のリスニングウィンドウ間のオーバラップ内で、ダウンリンクメッセージをグループ化するための様々な戦略の概略図である。 図6は、異なる端末のリスニングウィンドウ間のオーバラップ内で、ダウンリンクメッセージをグループ化するための様々な戦略の概略図である。
これらの図面において、ある図面から別の図面まで同一の参照番号は、同一又は類似の要素を示す。明瞭さのために、特段の記載がない限り、要素は正確な縮尺ではない。
図1は、複数の端末20と、複数の基地局31を含むアクセスネットワーク30とを含む、例えばUNBタイプの無線通信システム10の概略図である。
端末20及び上記アクセスネットワークの基地局31は、ラジオ信号の形態のデータを交換する。用語「ラジオ信号(radio signal)」は、その周波数がラジオ波の従来のスペクトル(数ヘルツ〜数100ギガヘルツ)内に含まれる、無線手段を介して伝播される電磁波を意味することが理解される。
端末20は、アップリンクメッセージをアップリンクでアクセスネットワーク30に非同期的に送信するのに好適である。用語「非同期的に送信する(transmit asynchronously)」は、上記端末20の互いとの及びアクセスネットワーク30の基地局31との協調なし、端末20が、送信をいつ行うかを自律的に決定することを意味することが理解される。
各基地局31は、その範囲内にある端末20から、アップリンクメッセージを受信するのに好適である。このようにして受信される各アップリンクメッセージは例えば、アップリンクメッセージを受信する基地局31の識別子、上記受信されたアップリンクメッセージの電力、上記アップリンクメッセージの受信のデータ等といった他の情報を潜在的に伴って、アクセスネットワーク30のサーバ32に送信される。サーバ32は例えば、基地局31から受信した全てのアップリンクメッセージを処理する。
更に、アクセスネットワーク30はまた、ダウンリンクメッセージをダウンリンクで、上記ダウンリンクメッセージを受信するのに好適な端末20に、基地局31を介して送信するのに好適である。アクセスネットワーク30は、受信した各アップリンクメッセージに応答してダウンリンクメッセージを送信してよく、又は特定のアップリンクメッセージのみに応答してダウンリンクメッセージを送信してよい。例えば、アクセスネットワーク30は、1つの同一の端末20から所定の数のアップリンクメッセージを受信した後でのみ応答してよく、又はその旨の要求を含むアップリンクメッセージのみに対して応答してよい。
アクセスネットワーク30の配備のコストに関する理由から、基地局31は半二重タイプのものである。換言すれば、基地局31は、アップリンクメッセージを受信してダウンリンクメッセージを送信できるものの、同時にこれを行うことはできない。よって各基地局31を交互に:
‐上記基地局31が受信ウィンドウ内でアップリンクメッセージを受信できるものの、ダウンリンクメッセージを送信できない、受信モード;
‐上記基地局31が送信ウィンドウ内でダウンリンクメッセージを送信できるものの、アップリンクメッセージを受信できない、送信モード
に設定してよい。
本記載の残りの部分では、限定するものではないが、各端末20が同期受信タイプのものであることを想定する。換言すれば、各端末20は、上記端末20によって送信される最後のアップリンクメッセージに対して予め決定されたリスニングウィンドウ内でのみ、ダウンリンクメッセージを受信してよい。
端末20は送信と受信とを同時に行う必要はないため、好ましい実施形態では、このような端末20は、製造コストを低減するために、半二重タイプのものである。
端末20のリスニングウィンドウは、特にアクセスネットワーク30の応答時間が短い場合、アップリンクメッセージを送信した直後に開始してよい。しかしながら好ましい実施形態では、アップリンクメッセージを送信した後の各端末20は、これもまたアクセスネットワーク30に知られている予め決定された期間のスタンバイウィンドウにわたるスタンバイモードに切り替わるよう、構成される。従来、スタンバイモードは、電力消費を低下させるよう最適化された動作モードであり、この動作モードでは、上記端末20は特に、ダウンリンクメッセージの受信も、アップリンクメッセージの送信も行わない。例えば、スタンバイウィンドウの期間は、アクセスネットワーク30の最小応答時間と同等となるよう又はこれより長くなるよう、選択される。
本記載の残りの部分では、限定するものではないが、各端末20が、アップリンクメッセージを送信した後にスタンバイモードに切り替わるよう構成されることを想定する。
スタンバイウィンドウ後、端末20は、スタンバイモードを離れて、予め決定された期間のリスニングウィンドウの間、ダウンリンクメッセージを予期してダウンリンクをリッスンする。
用語「リスニングウィンドウの期間(duration of the listening window)」は、端末20がダウンリンクメッセージを予期してダウンリンクをリッスンするよう構成される最大期間を意味することが理解される。よって、端末20がリスニングウィンドウの終了前にダウンリンクメッセージを受信した場合、端末20は、たとえリスニングウィンドウがまだ終了していなくても、ダウンリンクメッセージが終了するとすぐに、ダウンリンクのリッスンを停止してよい。しかしながら、端末20は、ダウンリンクメッセージを受信しない限り、及びリスニングウィンドウが終了しない限り、ダウンリンクをリッスンする。リスニングウィンドウの終了時、端末20は、たとえダウンリンクメッセージを受信していなくても、リッスンを停止する。好ましくは、端末20はその後、例えば次のアップリンクメッセージの送信まで、再度スタンバイモードに切り替わる。
なお、例えば送信されたアップリンクメッセージがその旨の要求を含んでいなかったために、アクセスネットワーク30がダウンリンクメッセージを送信しないことを、端末20が演繹的に把握している場合、上記端末20は、ダウンリンクをリッスンせず、好ましくは、例えば次のアップリンクメッセージの送信までスタンバイモードのままである。
有利には、各端末20のリスニングウィンドウの期間は、上記端末が受信しなければならないダウンリンクメッセージの期間より5倍長い。
このような構成により、部分的にオーバラップする異なる複数の端末20のリスニングウィンドウを有する蓋然性を上昇させることが可能となる。リスニングウィンドウの期間が長ければ長いほど、このオーバラップの蓋然性が上昇するため、リスニングウィンドウの期間は、例えばダウンリンクメッセージの期間よりも更に長く、例えば10倍以上又はそれ以上長くなるよう選択されると有利となり得る。
アクセスネットワーク30によって送信される可能性のある全てのダウンリンクメッセージが同一の期間を有する場合では、リスニングウィンドウの期間は好ましくは一定であり、全ての端末20に対して同一である。
異なる期間のダウンリンクメッセージが可能な場合では、リスニングウィンドウの期間は、例えば、演繹的に把握される、受信しなければならないダウンリンクメッセージの期間に従って、動的に調整してよい。別の例によると、リスニングウィンドウの期間は好ましくは一定であり、全ての端末20に対して同一であり、例えばダウンリンクメッセージの最大期間より少なくとも5倍長くなるよう選択される。
本記載の残りの部分では、限定するものではないが、全てのダウンリンクメッセージが同一の期間を有し、また全てのリスニングウィンドウが経時的に変動しない同一の期間を有することを想定する。期間が1秒未満のダウンリンクメッセージに関して、リスニングウィンドウの期間は、例えば10〜30秒となるよう選択される。
図2は、無線通信方法50の主要なステップを概略的に示し、上記方法は、端末20が、ダウンリンクメッセージの期間より遥かに長い期間のリスニングウィンドウ中にダウンリンクをリッスンする、という特徴に基づくものである。
図2に示すように、アクセスネットワーク30が、異なる端末20が送信した複数のアップリンクメッセージを受信すると、これに応答してダウンリンクメッセージを送信しなければならず、無線通信方法50はまず、ダウンリンクメッセージがオーバラップを呈することを端末20のリスニングウィンドウが予期しているかどうかを決定するステップ51を含む。
1つの同一の基地局31による複数のダウンリンクメッセージの送信に好適なオーバラップが存在する場合、無線通信方法50は次に、上記オーバラップ内で、上記基地局31の1つの同一の送信ウィンドウ内でグループ化された上記ダウンリンクメッセージを送信するステップ52を含む。
1つの同一の基地局31が複数のダウンリンクメッセージを送信することを可能とするオーバラップが識別されない場合(図2に図示せず)では、上記ダウンリンクメッセージは例えば、1つの同一の基地局31からの及び/又は複数の異なる基地局31からの、異なる複数の送信ウィンドウ内で送信される。
端末20のリスニングウィンドウの期間はダウンリンクメッセージの期間より遥かに長いため、リスニングウィンドウ間に、1つの同一の基地局31による複数のダウンリンクメッセージの送信に好適なオーバラップを有する蓋然性は、上昇する。このようなオーバラップが識別される場合、対応するダウンリンクメッセージは有利には、上記基地局31から1つの同一の送信ウィンドウ内でグループ化されて送信される。よって、以下の事実:
‐単一の基地局31を送信モードに切り替えて複数のダウンリンクメッセージを送信することにより、他の基地局31を、受信に利用できる状態のままとし;
‐単一の送信ウィンドウを、上記基地局31において、複数のダウンリンクメッセージを送信するよう構成することにより、受信モードと送信モードとの間のトグリングに関連した、受信不可能状態が大幅に削減される
により、アクセスネットワーク30の使用可能性が最適化される。
受信のためのアクセスネットワーク30の使用可能性の最適化は、従来技術に対してリスニングウィンドウの期間が増大することによる、端末20の電力消費のわずかな増大を伴うことがある。
一般に、アクセスネットワーク30は、1つの同一の基地局31が、それに応答して複数のダウンリンクメッセージを送信しなければならなくなる全てのアップリンクメッセージを受信する限り、これらのダウンリンクメッセージを上記基地局31が送信できるものと想定できる。具体的には、対応する端末20を、上記基地局31の範囲内にあるものと見なしてよい。更に、オーバラップが複数のダウンリンクメッセージの送信に好適であるかどうかを決定するために、上記オーバラップの期間を特に考慮する。しかしながら、この期間が複数のダウンリンクメッセージの送信に十分かどうかを決定することを可能とする関係は、上記ダウンリンクメッセージをグループ化するための、ここで考察中の戦略に依存する。
図3は、異なる端末のリスニングウィンドウがオーバラップを呈しているかどうかを決定するステップ51の実行を示す時間図を概略的に示す。図3によって示される非限定的な例では、スタンバイウィンドウの期間は、全ての端末に対して同一であると想定される。
図3の部分a)は、端末20‐1に関連する時間図を表し、これは、送信時間T1において送信されたアップリンクメッセージMM1と、上記アップリンクメッセージMM1に基づいて予め決定されたリスニングウィンドウΔE1とを示す。より詳細には、アップリンクメッセージMM1を送信した後、端末20‐1はスタンバイウィンドウΔV1にわたるスタンバイモードに切り替わる。スタンバイウィンドウΔV1の終わりに、端末20‐1はスタンバイモードから離れ、リスニングウィンドウΔE1中にダウンリンクをリッスンする。
図3の部分b)は、端末20‐2に関連する時間図を表し、これは、送信時間T2において送信されたアップリンクメッセージMM2を示す。アップリンクメッセージMM2を送信した後、端末20‐2はスタンバイウィンドウΔV2にわたるスタンバイモードに切り替わり、スタンバイウィンドウΔV2の終わりに、上記端末20‐2は、リスニングウィンドウΔE2中にダウンリンクをリッスンする。
図3の部分c)は、端末20‐3に関連する時間図を表し、これは、送信時間T3において送信されたアップリンクメッセージMM3を示す。アップリンクメッセージMM3を送信した後、端末20‐3はスタンバイウィンドウΔV3にわたるスタンバイモードに切り替わり、スタンバイウィンドウΔV3の終わりに、上記端末20‐3は、リスニングウィンドウΔE3中にダウンリンクをリッスンする。
好ましくは、アップリンクメッセージMM1、MM2、MM3はそれぞれ、例えば端末20‐1、20‐2、20‐3によって自律的に決定された、異なる中心周波数FM1、FM2、FM3において送信される。
図3に示すように、アップリンクメッセージMM1、MM2、MM3はそれぞれ異なる送信時間T1、T2、T3において送信されたが、リスニングウィンドウΔE1、ΔE2、ΔE3は、無視できない時間的オーバラップΔRを呈する。
図4の部分d)は、アップリンクメッセージMM1、MM2、MM3を受信ウィンドウFR1内で受信した基地局31の挙動を示す時間図を表す。従って、この基地局31は、ダウンリンクメッセージMD1、MD2、MD3を端末20‐1、20‐2、20‐3に送信してよい。この目的のために、上記基地局31の送信ウィンドウFEは、上記ダウンリンクメッセージを送信するために、オーバラップΔR内で構成される。ダウンリンクメッセージMD1、MD2、MD3は例えば、サーバ32によって生成され、基地局31に送達されて、ダウンリンクで送信される。
図4の部分d)に示すように、ダウンリンクメッセージMD1、MD2、MD3を送信した後、上記基地局31のために新たな受信ウィンドウFR2が構成される。具体的には、基地局31は好ましくは、基地局31を受信のために使用できない期間を削減するために、デフォルトで受信モードとなるよう構成される。従って、上記基地局31は、少なくとも1つのダウンリンクメッセージを送信しなければならないときのみ、送信モードに切り替えられる。
図4〜6は、基地局31の送信ウィンドウFE内で、ダウンリンクメッセージMD1、MD2、MD3をグループ化するための戦略の非限定的な例を概略的に示す。
図4〜6が示す例では、限定するものではないが、各ダウンリンクメッセージMD1、MD2、MD3の中心周波数FD1、FD2、FD3が、アップリンクメッセージMM1、MM2、MM3の中心周波数FM1、FM2、FM3に応じて決定されることを想定する。例えば中心周波数FD1、FD2、FD3は、以下の式:FDi=FMi+ΔFi(i=1,2,3)に従って、端末20‐1、20‐2、20‐3にそれぞれ関連する所定の周波数シフトΔF1、ΔF2、ΔF3に応じて決定される。
各周波数シフトΔF1、ΔF2、ΔF3は例えば、アクセスネットワーク30、及び対応する端末20‐1、20‐2、20‐3に先験的に把握されている。なお、端末20及びアクセスネットワーク30の両方が、上記端末によって送信されるアップリンクメッセージの中心周波数に基づいてダウンリンクメッセージの中心周波数を決定できさえすれば、他の対応規則を考えてもよい。
アップリンクメッセージの中心周波数に基づいてダウンリンクメッセージの中心周波数を決定することは特に有利である。というのは、端末20の周波数基準は、基地局31(これらは互いに独立していてよい)の周波数基準と無関係であり得るためである。更に、アップリンクメッセージの送信/受信と、関連するダウンリンクメッセージの送信/受信との間で基準周波数のドリフトが小さい限りは、これらの基準周波数は正確である必要はない。例えば、端末20‐1が、アップリンクメッセージMM1を(FM1+b1)(ここでb1はバイアスに対応する)に対応する中心周波数FM1’で送信する場合、どの中心周波数で端末20がアップリンクメッセージを送信するのか先験的に把握していないアクセスネットワークは、このアップリンクメッセージMM1を検出し、その中心周波数は、アクセスネットワーク30によって、FM1’に略等しい値で測定される。端末20‐1及びアクセスネットワーク30の両方は、以下の式:FD1’=FM1’+ΔF1=FM1+ΔF1+b1に従って、ダウンリンクメッセージMD1を受信/送信しなければならない中心周波数FD1’を決定する。
よって、バイアス1が高くなり得るため、中心周波数FM1における精度が低くても、中心周波数FD1’は、端末20‐1側及びアクセスネットワーク30側において略同一となる、これは特に、中心周波数FD1’が、アップリンクメッセージMM1の測定された中心周波数FM1’に関してアクセスネットワーク側で決定されるためである。従って、基準周波数を合成するための安価な手段を、特に端末20に実装してよい。
本記載の残りの部分では、限定するものではないが、周波数シフトΔF1、ΔF2、ΔF3が同一であることにより、中心周波数FM1、FM2、FM3が異なる場合、中心周波数FD1、FD2、FD3も異なることを想定する。
図4は、第1の例示的なグループ化戦略を表し、ここでダウンリンクメッセージMD1、MD2、MD3は周波数でグループ化され、即ち各中心周波数FD1、FD2、FD3で同時に送信される。用語「同時に送信される(transmitted simultaneously)」は一般に、上記ダウンリンクメッセージが時間的オーバラップを呈することを意味するものと理解される。この場合、図4に示す例では、ダウンリンクメッセージMD1、MD2、MD3は全て同一の期間を有し、また完全に同一の送信時点において送信されるため、時間的オーバラップは全体である。3つのダウンリンクメッセージMD1、MD2、MD3の送信に使用される送信ウィンドウFEの期間は、単一のダウンリンクメッセージの期間に対して短縮してよい。
端末20は非同期的に送信するが、即ち複数のアップリンクメッセージは通常、アクセスネットワーク30によって異なる時点において受信されるが、それにもかかわらず、リスニングウィンドウの期間がダウンリンクメッセージの期間より遥かに長いという事実により、ダウンリンクメッセージを同時に送信できる。
図5は、第2の例示的なグループ化戦略を表し、ここでダウンリンクメッセージMD1、MD2、MD3は時間的にグループ化される、即ち時間的オーバラップなしに連続して送信される。このような場合、基地局31を受信のために使用できない期間の短縮は主に、受信モードと送信モードとの間のトグリングの操作の数の減少に関連し、また2つの連続するダウンリンクメッセージ間の間隙が任意に小さい場合があるという事実によるものである。
受信のために使用できない期間を更に短縮するために、ダウンリンクメッセージMD1、MD2、MD3は、アップリンクメッセージのビットレートより高いビットレートで送信してよく、これは例えば、少なくとも2つのダウンリンクメッセージが、アップリンクメッセージの最大期間より短い期間にわたって送信されるように選択される。より一般には、少なくとも特定のダウンリンクメッセージに関して、アップリンクでのビットレートより高いダウンリンクでのビットレートの使用を、各グループ化戦略に関して考えてよい。
図6は、第3の例示的なグループ化戦略を表し、ここでダウンリンクメッセージMD1、MD2、MD3は、周波数及び時間の両方においてグループ化される。より詳細には、ダウンリンクメッセージMD1、MD2は周波数でグループ化され(これらの各中心周波数FD1、FD2で同時に送信され)、ダウンリンクメッセージMD3は、上記ダウンリンクメッセージMD1、MD2の後に、中心周波数FD3で送信される。
周波数及び時間の両方においてダウンリンクメッセージをグループ化することは例えば、考慮対象の周波数帯域内での最大送信電力に関する規制制約に従うために、必要である。このような場合、周波数でのグループ化が好都合であるが、周波数でグループ化されたダウンリンクメッセージの総瞬時電力は上記最大電力より小さい。全てのダウンリンクメッセージを周波数でグループ化できない場合、いくつかのダウンリンクメッセージを周波数でグループ化してよく、そして他のダウンリンクメッセージを後で、可能であれば互いに周波数でグループ化して、送信してよい。各ダウンリンクメッセージの瞬時電力を制御して、上記瞬時電力を厳密な最小に制限でき、これにより、周波数でグループ化してよいダウンリンクメッセージの数を最大化できる。
より一般には、上で考慮した実施形態及び実装モードは非限定的な例として説明されており、従って他の変形例を想定してよいことに留意されたい。
特に、本発明を、同期受信端末20のみを含む無線通信システム10を想定して説明した。しかしながら他の例によると、同期受信端末20と、非同期受信端末、即ちダウンリンクメッセージをどの時点でも受信するのに好適な端末との共存は、除外されない。
このような場合、ダウンリンクメッセージを非同期受信端末に送信しなければならない場合、方法50は以下のステップ(図示せず):
‐上記ダウンリンクメッセージを、同期受信端末20が送信するアップリンクメッセージに応答してダウンリンクメッセージを送信するようスケジューリングされた基地局31によって送信してよいかどうかを決定するステップ;
‐非同期受信端末を対象とした上記ダウンリンクメッセージを、ダウンリンクメッセージを同期受信端末に送信するようスケジューリングされた基地局31によって送信できる場合、1つの同一の送信ウィンドウ内でグループ化された上記ダウンリンクメッセージを、上記基地局31から送信するステップ
を含む。

Claims (15)

  1. 複数の端末(20)とアクセスネットワーク(30)との間の無線通信のための方法(50)であって、
    前記端末は、アップリンクメッセージをアップリンクでアクセスネットワークに非同期的に送信し、
    前記アクセスネットワークは、前記アップリンクメッセージの全て又は一部に応答して、ダウンリンクメッセージをダウンリンクで送信するよう構成され、
    前記アクセスネットワークは、複数の基地局(31)を含み、前記複数の基地局(31)は、前記基地局が前記アップリンクメッセージを受信できない送信ウィンドウ内で、前記ダウンリンクメッセージを送信するよう構成される、方法(50)において、
    送信された前記アップリンクメッセージに応答した前記ダウンリンクメッセージを待っている各端末は、前記アップリンクメッセージに関して予め決定されたリスニングウィンドウの間、前記ダウンリンクをリッスンするよう構成され、前記リスニングウィンドウの期間は、前記ダウンリンクメッセージの期間よりも少なくとも5倍長く、
    前記方法は、以下のステップ:
    ‐前記ダウンリンクメッセージを待っている前記端末の前記リスニングウィンドウがオーバラップを呈しているかどうかを決定するステップ(51);
    ‐1つの同一の前記基地局による複数の前記ダウンリンクメッセージの送信に好適な前記オーバラップが存在する場合、前記基地局の1つの同一の送信ウィンドウ内でグループ化された前記複数のダウンリンクメッセージを、前記オーバラップ内で送信するステップ(52)
    を含むことを特徴とする、方法(50)。
  2. 複数の前記ダウンリンクメッセージを、前記基地局の1つの同一の前記送信ウィンドウ内でグループ化して送信する場合、少なくとも2つの前記ダウンリンクメッセージがそれぞれ異なる中心周波数で同時に送信される、請求項1に記載の方法(50)。
  3. ある前記アップリンクメッセージに応答して送信される前記ダウンリンクメッセージの中心周波数は、前記アップリンクメッセージの中心周波数に応じて決定される、請求項2に記載の方法(50)。
  4. 複数の前記ダウンリンクメッセージを、前記基地局の1つの同一の前記送信ウィンドウ内でグループ化して送信する場合、少なくとも2つの前記ダウンリンクメッセージが連続して送信される、請求項1〜3のいずれか1項に記載の方法(50)。
  5. 複数の前記ダウンリンクメッセージを前記基地局の1つの同一の前記送信ウィンドウ内でグループ化できる場合、前記ダウンリンクメッセージは、それぞれ異なる中心周波数で同時に送信されることにより、周波数についてグループ化され、これは、周波数についてグループ化された前記ダウンリンクメッセージの総瞬時電力が予め決定された最大電力より低くなる限りにおいて行われ、
    また前記ダウンリンクメッセージは、周波数についてグループ化された前記ダウンリンクメッセージの前記総瞬時電力が前記最大電力より高くなる場合、連続して送信されることにより時間的にグループ化され、これにより、前記総瞬時電力は、前記送信ウィンドウの前記期間にわたり前記最大電力より低いままとなる、請求項1〜4のいずれか1項に記載の方法(50)。
  6. 複数の前記ダウンリンクメッセージを前記基地局の1つの同一の前記送信ウィンドウ内でグループ化して送信する場合、前記少なくとも1つの前記ダウンリンクメッセージは、これに応答して前記ダウンリンクメッセージが送信される前記アップリンクメッセージのビットレートより高いビットレートで送信される、請求項1〜5のいずれか1項に記載の方法(50)。
  7. 前記複数の端末はまた、前記ダウンリンクメッセージをどの時点でも受信するのに好適な、「非同期受信端末(asynchronous reception terminal)」と呼ばれる複数の端末を含み、
    前記方法は、ダウンリンクメッセージを非同期受信端末に送信しなければならない場合に、以下のステップ:
    ‐「同期受信端末(synchronous reception terminal)」と呼ばれる前記端末が送信する前記アップリンクメッセージに応答して前記ダウンリンクメッセージを送信するようスケジューリングされた前記基地局によって、前記ダウンリンクメッセージを送信してよいかどうかを決定するステップ;
    ‐非同期受信を対象とした前記ダウンリンクメッセージを、前記ダウンリンクメッセージを同期受信端末に送信するようスケジューリングされた前記基地局によって送信してよい場合、1つの同一の前記送信ウィンドウ内でグループ化された前記ダウンリンクメッセージを、前記基地局から送信するステップ
    を含む、請求項1〜6のいずれか1項に記載の方法(50)。
  8. 無線通信システム(10)の端末(20)であって、
    前記端末は、アップリンクメッセージをアップリンクでアクセスネットワーク(30)に送信するのに好適であり、
    前記アクセスネットワークは、前記アップリンクメッセージの全て又は一部に応答して、ダウンリンクメッセージをダウンリンクで送信するのに好適であり、
    前記端末は、前記端末が、これに応答して前記アクセスネットワークが前記ダウンリンクメッセージを送信しなければならないアップリンクメッセージを送信すると、前記アップリンクメッセージに対して予め決定されたリスニングウィンドウ中に前記ダウンリンクメッセージを受信するために、前記端末が前記ダウンリンクをリッスンするよう構成される、端末(20)において、
    前記リスニングウィンドウの期間は、前記ダウンリンクメッセージの期間よりも少なくとも5倍長いことを特徴とする、端末(20)。
  9. 前記端末(20)が、これに応答して前記アクセスネットワークが前記ダウンリンクメッセージを送信しなければならない前記アップリンクメッセージを送信すると、予め決定された期間のスタンバイウィンドウにわたるスタンバイモードに切り替わり、前記スタンバイウィンドウの後、前記リスニングウィンドウ中に前記ダウンリンクをリッスンするよう構成される、請求項8に記載の端末(20)。
  10. 無線通信システム(10)のアクセスネットワーク(30)であって、
    前記アクセスネットワーク(30)は、複数の基地局(31)を含み、前記複数の基地局(31)は、前記基地局がラジオ信号を受信できない送信ウィンドウ内において、ラジオ信号を送信するよう構成される、アクセスネットワーク(30)において、
    前記無線通信システムは、請求項8又は9に記載の複数の端末(20)を含み、
    前記端末は、アップリンクメッセージをアップリンクで非同期的に送信し、
    前記アクセスネットワークは:
    ‐複数のダウンリンクメッセージを待っている複数の前記端末の複数のリスニングウィンドウがオーバラップを呈しているかどうかを決定し;
    ‐1つの同一の前記基地局による複数の前記ダウンリンクメッセージの送信に好適な前記オーバラップが存在する場合、前記基地局の1つの同一の前記送信ウィンドウ内でグループ化された前記複数のダウンリンクメッセージを、前記オーバラップ内で送信する
    よう、構成される
    ことを特徴とする、アクセスネットワーク(30)。
  11. 複数の前記ダウンリンクメッセージを、前記基地局の1つの同一の前記送信ウィンドウ内でグループ化して送信する場合、少なくとも2つの前記ダウンリンクメッセージが、それぞれ異なる中心周波数で同時に送信される、請求項10に記載のアクセスネットワーク(30)。
  12. 受信した前記アップリンクメッセージに応答して送信された前記ダウンリンクメッセージの前記中心周波数は、前記アクセスネットワークによって測定された、前記受信したアップリンクメッセージの中心周波数に応じて決定される、請求項11に記載のアクセスネットワーク(30)。
  13. 複数の前記ダウンリンクメッセージを、前記基地局の1つの同一の前記送信ウィンドウ内でグループ化して送信する場合、少なくとも2つの前記ダウンリンクメッセージが連続して送信される、請求項10〜12のいずれか1項に記載のアクセスネットワーク(30)。
  14. 各前記基地局は、前記基地局が前記アップリンクメッセージを受信できるものの前記ダウンリンクメッセージを送信できない受信モードにおいて、デフォルトで動作するよう構成される、請求項10〜13のいずれか1項に記載のアクセスネットワーク(30)。
  15. 複数の請求項8又は9に記載の端末(20)と、請求項10〜14のいずれか1項に記載のアクセスネットワーク(30)とを含むことを特徴とする、無線通信システム(10)。
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