JP6622066B2 - 回転電機コイル、回転電機、回転電機コイルの製造方法 - Google Patents
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Description
FSWツール4はショルダー5と、このショルダー5の中央から突出するプローブ(ピン)6とを備えており、一般にプローブ6は、攪拌力を増大させるためにネジ状の螺旋溝を有し、また、被接合材より固い材質である。接合時はFSWツール4の円柱状の回転軸を回転方向M1に沿って回転させつつ、ショルダー5を所定の荷重で接合対象部Z1に押し付けながらプローブ6を接合対象部Z1に貫入する。
これを防ぐため、一般にはFSWツール4を導体板の長辺1bの外まで送りきらず、導体板の短辺1a,長辺1bの中でFSWツール4の移動を止めて、かつ回転を止めない状態で導体板の短辺1a,長辺1bの接合部分からプローブ6を引き抜く。
実施形態における回転電機コイルは、額縁の長辺をなす2枚の導体板と前記額縁の短辺をなす2枚の導体板とを前記額縁の形状に組み合わせた回転電機コイルであって、前記長辺をなす導体板および前記短辺をなす導体板の一方の形状が凸型であり、前記長辺をなす導体板および前記短辺をなす導体板の一方と他方とを突き合わせる部分の線が、前記額縁の内側の端面の延長線と異なるように、前記凸型の導体板の凸部分側の長手部分における凸部分と異なる2か所の部分に対し、前記長辺をなす導体板および前記短辺をなす導体板の他方である2枚の導体板を1対1で突き合わせ、これらの突き合わせた部分の一部を1回の摩擦攪拌接合にて接合してなり、前記接合する部分のうち、前記摩擦攪拌接合の開始時における前記摩擦攪拌接合のための摩擦攪拌接合ツールのプローブの貫入点である前記摩擦攪拌接合の始点側と当該始点の付近における前記額縁の外側部分の端面との間の区間である非接合部を含む範囲であって、(a)前記摩擦攪拌接合によって生じる塑性流動範囲における前記始点側の端部、(b)前記短辺をなす導体板における前記外側部分の端面の一箇所、および(c)前記長辺をなす導体板における前記外側部分の端面の一箇所、で囲まれた範囲が第1の整形加工対象部として除去され、前記接合する部分のうち、前記摩擦攪拌接合の終点側と当該終点の付近における前記外側部分の端面との間の区間である非接合部を含み、前記摩擦攪拌接合の終了により前記塑性流動範囲に生じた、前記プローブの引き抜き跡をさらに含む範囲であって、(a)前記引き抜き跡、(b)前記短辺をなす導体板における前記外側部分の端面の一箇所、および(c)前記長辺をなす導体板における前記外側部分の端面の一箇所、で囲まれた範囲が第2の整形加工対象部として除去された、回転電機コイルである。
実施形態における回転電機コイルは、額縁の長辺をなす2枚の導体板と前記額縁の短辺をなす2枚の導体板とを前記額縁の形状に組み合わせた回転電機コイルであって、前記長辺をなす導体板と前記短辺をなす導体板とを摩擦攪拌接合により接合するときの接合線が前記長辺をなす導体板の長手方向および前記短辺をなす導体板の長手方向に対し斜めであり、前記接合線が、前記摩擦攪拌接合の始点側にあるコイル外側角部と前記摩擦攪拌接合の終点側にあるコイル内側角部とが繋がるように、前記長辺をなす導体板および前記短辺をなす導体板を突き合わせ、これらの突き合わせた部分の一部を摩擦攪拌接合によって接合してなり、前記接合する部分のうち、前記摩擦攪拌接合の開始時における前記摩擦攪拌接合のための摩擦攪拌接合ツールのプローブの貫入点である前記摩擦攪拌接合の始点側と前記コイル外側角部との間の区間である非接合部を含む範囲であって、(a)前記摩擦攪拌接合によって生じる塑性流動範囲における前記始点側の端部、および(b)前記コイル外側角部、で囲まれた範囲が第1の整形加工対象部として除去され、前記接合する部分のうち、前記終点側と前記コイル内側角部との間の区間である非接合部を含み、前記摩擦攪拌接合の終了により前記塑性流動範囲に生じた、前記プローブの引き抜き跡をさらに含む範囲であって、(a)前記引き抜き跡、(b)前記長辺をなす導体板における前記額縁の内側部分の端面の一箇所、(c)前記短辺をなす導体板における前記内側部分の端面の一箇所、および(d)前記コイル内側角部、で囲まれた範囲が第2の整形加工対象部として除去された、回転電機コイルである。
実施形態における回転電機コイルの製造方法は、額縁の長辺をなす2枚の導体板と前記額縁の短辺をなす2枚の導体板とを前記額縁の形状に組み合わせた回転電機コイルであって、前記長辺をなす導体板および前記短辺をなす導体板の一方の形状が凸型であり、前記長辺をなす導体板および前記短辺をなす導体板の一方と他方とを突き合わせる部分の線が、前記額縁の内側の端面の延長線と異なるように、前記凸型の導体板の凸部分側の長手部分における凸部分と異なる2か所の部分に対し、前記長辺をなす導体板および前記短辺をなす導体板の他方である2枚の導体板を1対1で突き合わせ、これらの突き合わせた部分の一部を1回の摩擦攪拌接合にて接合し、前記接合する部分のうち、前記摩擦攪拌接合の開始時における前記摩擦攪拌接合のための摩擦攪拌接合ツールのプローブの貫入点である前記摩擦攪拌接合の始点側と当該始点の付近における前記額縁の外側部分の端面との間の区間である非接合部を含む範囲であって、(a)前記摩擦攪拌接合によって生じる塑性流動範囲における前記始点側の端部、(b)前記短辺をなす導体板における前記外側部分の端面の一箇所、および(c)前記長辺をなす導体板における前記外側部分の端面の一箇所、で囲まれた範囲を第1の整形加工対象部として除去し、前記接合する部分のうち、前記摩擦攪拌接合の終点側と当該終点の付近における前記外側部分の端面との間の区間である非接合部を含み、前記摩擦攪拌接合の終了により前記塑性流動範囲に生じた、前記プローブの引き抜き跡をさらに含む範囲であって、(a)前記引き抜き跡、(b)前記短辺をなす導体板における前記外側部分の端面の一箇所、および(c)前記長辺をなす導体板における前記外側部分の端面の一箇所、で囲まれた範囲を第2の整形加工対象部として除去する、回転電機コイルの製造方法である。
実施形態における回転電機コイルの製造方法は、額縁の長辺をなす2枚の導体板と前記額縁の短辺をなす2枚の導体板とを前記額縁の形状に組み合わせた回転電機コイルであって、前記長辺をなす導体板と前記短辺をなす導体板とを摩擦攪拌接合により接合するときの接合線が前記長辺をなす導体板の長手方向および前記短辺をなす導体板の長手方向に対し斜めであり、前記接合線が、前記摩擦攪拌接合の始点側にあるコイル外側角部と前記摩擦攪拌接合の終点側にあるコイル内側角部とが繋がるように、前記長辺をなす導体板および前記短辺をなす導体板を突き合わせ、これらの突き合わせた部分の一部を摩擦攪拌接合によって接合し、前記接合する部分のうち、前記摩擦攪拌接合の開始時における前記摩擦攪拌接合のための摩擦攪拌接合ツールのプローブの貫入点である前記摩擦攪拌接合の始点側と前記コイル外側角部との間の区間である非接合部を含む範囲であって、(a)前記摩擦攪拌接合によって生じる塑性流動範囲における前記始点側の端部、および(b)前記コイル外側角部、で囲まれた範囲を第1の整形加工対象部として除去し、前記接合する部分のうち、前記終点側と前記コイル内側角部との間の区間である非接合部を含み、前記摩擦攪拌接合の終了により前記塑性流動範囲に生じた、前記プローブの引き抜き跡をさらに含む範囲であって、(a)前記引き抜き跡、(b)前記長辺をなす導体板における前記額縁の内側部分の端面の一箇所、(c)前記短辺をなす導体板における前記内側部分の端面の一箇所、および(d)前記コイル内側角部、で囲まれた範囲を第2の整形加工対象部として除去する、回転電機コイルの製造方法である。
(第1の実施形態)
まず、第1の実施形態について説明する。図1は、第1の実施形態における、凹型導体板を用いた額縁形状コイルの1ターンの構成例を示す図である。
図1では、額縁形状コイルの1ターンを構成する導体板7の2枚の短辺7aが凹型(額縁形状コイルの内側を向くコの字状)をなし、導体板の2枚の長辺7bが矩形をなす場合を示す。これを螺旋状に複数ターン分接合して額縁形状コイルを製造することができる。なお、短辺7aでなく、長辺7bが凹型をなしていてもよい。
上記の非接合部Z3a,Z3b、引き抜き跡Z6は、母材の機械的強度に影響を及ぼす切り欠きとなるため、グラインダやヤスリを用いて、整形加工対象部Z4a,Z4bを除去して滑らかに整形する。なおFSW終点P3側の整形加工対象部Z4bについては、機械的強度に支障がなければ残してもよい。
次に、第2の実施形態について説明する。図3は、第2の実施形態における、凸型導体板を用いた額縁形状コイルの1ターンの構成例を示す図である。図4は、第2の実施形態における、凸型導体板を用いた額縁形状コイルのFSW実施部分の概観の一例を示す図である。
ここでは、額縁形状コイルの1ターンを構成する導体板8の2枚の短辺8aが凸型(額縁形状コイルの内側を向く)をなし、導体板8の2枚の長辺8bが矩形をなす場合について説明する。これを螺旋状に複数ターン分接合して額縁形状コイルを製造することができる。なお、短辺8aでなく、長辺8bが凸型をなしていてもよい。
第2の実施形態では、短辺8aの凸部分について、FSWを継続しつつFSWツールを縦断させて、この縦断部分を短辺8aにおける端面S2側付近から端面S5(S2の反対側であって額縁形状コイルの外側の端面)付近までの間とすることで、短辺8aと2つの長辺8bとの継ぎ手の数(接合部分の数)が通常は端面S2側と端面S5側の2つに分かれるところを端面S2側から端面S5側までの1つとすることが可能である。
これらの非接合部Z3a,Z3b、引き抜き跡Z6は、第1の実施形態と同様に、グラインダやヤスリを用いて端面S2側の整形加工対象部Z4aおよび端面S5側の整形加工対象部Z4bとして除去して滑らかに整形する。
そのため、短辺(凸型導体板)8aの内側端面S4(凸部分P6の端面)の直近をFSWツールのプローブ6が通過していくため、塑性流動範囲Z5内のプローブ通過範囲Z8が導体板の短辺8aより外に出ない条件で導体板内側が変形する可能性がある。この対策として、額縁形状コイルの導体板の短辺8aの内側端面S4を押さえ治具9を用いて保持することで、導体板内側の変形を防止することができる。
次に、第3の実施形態について説明する。図5は、第3の実施形態における、斜め接合用導体板を用いた額縁形状コイルの1ターンの構成例を示す図である。図6は、第3の実施形態における、斜め接合用導体板を用いた額縁形状コイルのFSW実施部分の概観の一例を示す図である。
ここでは、額縁形状コイルの1ターンを構成する導体板10の短辺10aと長辺10bとが、短辺10a長手方向D1および長辺10bの長手方向D2に対して斜めに切断されており、図6のように、FSW接合線11が額縁形状コイルの外側角部P5から内側角部P4に繋がる場合について説明する。これを螺旋状に複数ターン分接合して額縁形状コイルを製造することができる。
また、FSW終点P3側の非接合部Z3bとプローブ引き抜き跡Z6は額縁形状コイルの内側角部P4付近にあるため、整形加工対象部Z4bとして除去してグラインダやヤスリを用いて滑らかに整形する。
次に、第4の実施形態について説明する。図7は、第4の実施形態における、タブ板を用いた額縁形状コイルの1ターンの構成例を示す図である。図8は、第4の実施形態における、タブ板を用いた額縁形状コイルのFSW実施部分の概観の一例を示す図である。
ここでは、図7に示すように、第1の実施形態で説明した導体板の短辺7aと長辺7bとの突き合わせ部分の端面S2側と端面S3側とを2つのタブ板12で挟むように配置する。
図8に示すように、FSW接合線(接合対象範囲)13上のFSW始点P2からFSW終点P3までの塑性流動範囲Z5は、導体板7の短辺7aおよび長辺7bの接合対象範囲13の全てを含み、FSW始点P2は端面S2側のタブ板12内とし、FSW終点P3は端面S3側のタブ板12内とするので、導体板中に非接合部は生じない。また、FSW終点P3ではプローブ引き抜き跡Z6が生じるが、タブ板12を導体板から切断して整形することで、導体板7の短辺7aと長辺7bとの接合部に非接合部やプローブ引き抜き跡Z6を整形した部分が無い、均一なコイル形状を得ることができる。
次に、第5の実施形態について説明する。図9は、通常のFSWにおける、プローブ挿入側に対して反対の面に非接合部を生じる場合の一例を示す図である。図10は、第5の実施形態における、プローブ挿入側に対して反対の面に薄板を設置する場合の一例を示す図である。
図9のように、通常のFSWによる接合では、接合対象である導体板2,3に対し、プローブ6は、これらの導体板2,3を貫通しない深さまで挿入されるが、この場合、塑性流動部分Z2がプローブ挿入側の面に対して反対側の面まで達しないため、この反対側の面の付近に非接合部分Z3cが生じてしまう場合がある。
接合終了後は、薄板14を除去し、導体板2,3の接合線近傍をグラインダやヤスリで整形することで、額縁コイルの所定の形状を得ることができる。
Claims (10)
- 額縁の長辺をなす2枚の導体板と前記額縁の短辺をなす2枚の導体板とを前記額縁の形状に組み合わせた回転電機コイルであって、
前記長辺をなす導体板または前記短辺をなす導体板の形状が凹型であり、
前記長辺をなす導体板および前記短辺をなす導体板の一方と他方とを突き合わせる部分の線が、前記額縁の内側の端面の延長線と異なるように、前記凹型の導体板の凹部分側の長手部分における凹部分と異なる2か所の部分に対し、前記長辺をなす導体板および前記短辺をなす導体板の他方である2枚の導体板の短手部分を1対1で突き合わせ、これらの突き合わせた部分の一部を摩擦攪拌接合によって接合してなり、
前記接合する部分のうち、前記摩擦攪拌接合の開始時における前記摩擦攪拌接合のための摩擦攪拌接合ツールのプローブの貫入点である前記摩擦攪拌接合の始点側と当該始点の付近における前記額縁の外側部分の端面との間の区間である非接合部を含む範囲であって、
(a)前記摩擦攪拌接合によって生じる塑性流動範囲における前記始点側の端部、
(b)前記短辺をなす導体板における前記外側部分の端面の一箇所、および
(c)前記長辺をなす導体板における前記外側部分の端面の一箇所、
で囲まれた範囲が第1の整形加工対象部として除去され、
前記接合する部分のうち、前記摩擦攪拌接合の終点側と当該終点の付近における前記額縁の内側部分の端面との間の区間である非接合部を含み、前記摩擦攪拌接合の終了により前記塑性流動範囲に生じた、前記プローブの引き抜き跡をさらに含む範囲であって、
(a)前記引き抜き跡、
(b)前記長辺をなす導体板および前記短辺をなす導体板のうち前記引き抜き跡の付近にあるコイル内側角部を含まない導体板における前記内側部分の端面の一箇所、および
(c)前記コイル内側角部、
で囲まれた範囲が第2の整形加工対象部として除去された、
回転電機コイル。 - 額縁の長辺をなす2枚の導体板と前記額縁の短辺をなす2枚の導体板とを前記額縁の形状に組み合わせた回転電機コイルであって、
前記長辺をなす導体板および前記短辺をなす導体板の一方の形状が凸型であり、
前記長辺をなす導体板および前記短辺をなす導体板の一方と他方とを突き合わせる部分の線が、前記額縁の内側の端面の延長線と異なるように、前記凸型の導体板の凸部分側の長手部分における凸部分と異なる2か所の部分に対し、前記長辺をなす導体板および前記短辺をなす導体板の他方である2枚の導体板を1対1で突き合わせ、これらの突き合わせた部分の一部を1回の摩擦攪拌接合にて接合してなり、
前記接合する部分のうち、前記摩擦攪拌接合の開始時における前記摩擦攪拌接合のための摩擦攪拌接合ツールのプローブの貫入点である前記摩擦攪拌接合の始点側と当該始点の付近における前記額縁の外側部分の端面との間の区間である非接合部を含む範囲であって、
(a)前記摩擦攪拌接合によって生じる塑性流動範囲における前記始点側の端部、
(b)前記短辺をなす導体板における前記外側部分の端面の一箇所、および
(c)前記長辺をなす導体板における前記外側部分の端面の一箇所、
で囲まれた範囲が第1の整形加工対象部として除去され、
前記接合する部分のうち、前記摩擦攪拌接合の終点側と当該終点の付近における前記外側部分の端面との間の区間である非接合部を含み、前記摩擦攪拌接合の終了により前記塑性流動範囲に生じた、前記プローブの引き抜き跡をさらに含む範囲であって、
(a)前記引き抜き跡、
(b)前記短辺をなす導体板における前記外側部分の端面の一箇所、および
(c)前記長辺をなす導体板における前記外側部分の端面の一箇所、
で囲まれた範囲が第2の整形加工対象部として除去された、
回転電機コイル。 - 前記凸型である導体板の凸部分と、この凸型である導体板に接合する導体板である、前記長辺をなす導体板および前記短辺をなす導体板の他方との界面は、前記1回の摩擦攪拌接合による接合線上の塑性流動範囲に含まれる請求項2に記載の回転電機コイル。
- 前記凸型の導体板の凸部分に治具をあてがい、前記突き合わせた部分を前記摩擦攪拌接合により接合する請求項2または3に記載の回転電機コイル。
- 額縁の長辺をなす2枚の導体板と前記額縁の短辺をなす2枚の導体板とを前記額縁の形状に組み合わせた回転電機コイルであって、
前記長辺をなす導体板と前記短辺をなす導体板とを摩擦攪拌接合により接合するときの接合線が前記長辺をなす導体板の長手方向および前記短辺をなす導体板の長手方向に対し斜めであり、
前記接合線が、前記摩擦攪拌接合の始点側にあるコイル外側角部と前記摩擦攪拌接合の終点側にあるコイル内側角部とが繋がるように、前記長辺をなす導体板および前記短辺をなす導体板を突き合わせ、これらの突き合わせた部分の一部を摩擦攪拌接合によって接合してなり、
前記接合する部分のうち、前記摩擦攪拌接合の開始時における前記摩擦攪拌接合のための摩擦攪拌接合ツールのプローブの貫入点である前記摩擦攪拌接合の始点側と前記コイル外側角部との間の区間である非接合部を含む範囲であって、
(a)前記摩擦攪拌接合によって生じる塑性流動範囲における前記始点側の端部、および
(b)前記コイル外側角部、
で囲まれた範囲が第1の整形加工対象部として除去され、
前記接合する部分のうち、前記終点側と前記コイル内側角部との間の区間である非接合部を含み、前記摩擦攪拌接合の終了により前記塑性流動範囲に生じた、前記プローブの引き抜き跡をさらに含む範囲であって、
(a)前記引き抜き跡、
(b)前記長辺をなす導体板における前記額縁の内側部分の端面の一箇所、
(c)前記短辺をなす導体板における前記内側部分の端面の一箇所、および
(d)前記コイル内側角部、
で囲まれた範囲が第2の整形加工対象部として除去された、
回転電機コイル。 - 接合対象の前記導体板を突き合わせた部分における、前記プローブを挿入する側の面に対する反対側の面に前記導体板と同じ材質の薄板を設け、前記導体板を貫通して前記薄板に達する位置まで前記プローブを挿入して接合する請求項1、2、5の何れか1項に記載の回転電機コイル。
- 請求項1乃至6のいずれか1項に記載の回転電機コイルを用いた回転電機。
- 額縁の長辺をなす2枚の導体板と前記額縁の短辺をなす2枚の導体板とを前記額縁の形状に組み合わせた回転電機コイルを製造する方法であって、
前記長辺をなす導体板または前記短辺をなす導体板の形状が凹型であり、
前記長辺をなす導体板および前記短辺をなす導体板の一方と他方とを突き合わせる部分の線が、前記額縁の内側の端面の延長線と異なるように、前記凹型の導体板の凹部分側の長手部分における凹部分と異なる2か所の部分に対し、前記長辺をなす導体板および前記短辺をなす導体板の他方である2枚の導体板の短手部分を1対1で突き合わせ、これらの突き合わせた部分の一部を摩擦攪拌接合によって接合し、
前記接合する部分のうち、前記摩擦攪拌接合の開始時における前記摩擦攪拌接合のための摩擦攪拌接合ツールのプローブの貫入点である前記摩擦攪拌接合の始点側と当該始点の付近における前記額縁の外側部分の端面との間の区間である非接合部を含む範囲であって、
(a)前記摩擦攪拌接合によって生じる塑性流動範囲における前記始点側の端部、
(b)前記短辺をなす導体板における前記外側部分の端面の一箇所、および
(c)前記長辺をなす導体板における前記外側部分の端面の一箇所、
で囲まれた範囲を第1の整形加工対象部として除去し、
前記接合する部分のうち、前記摩擦攪拌接合の終点側と当該終点の付近における前記額縁の内側部分の端面との間の区間である非接合部を含み、前記摩擦攪拌接合の終了により前記塑性流動範囲に生じた、前記プローブの引き抜き跡をさらに含む範囲であって、
(a)前記引き抜き跡、
(b)前記長辺をなす導体板および前記短辺をなす導体板のうち前記引き抜き跡の付近にあるコイル内側角部を含まない導体板における前記内側部分の端面の一箇所、および
(c)前記コイル内側角部、
で囲まれた範囲を第2の整形加工対象部として除去する、
回転電機コイルの製造方法。 - 額縁の長辺をなす2枚の導体板と前記額縁の短辺をなす2枚の導体板とを前記額縁の形状に組み合わせた回転電機コイルであって、
前記長辺をなす導体板および前記短辺をなす導体板の一方の形状が凸型であり、
前記長辺をなす導体板および前記短辺をなす導体板の一方と他方とを突き合わせる部分の線が、前記額縁の内側の端面の延長線と異なるように、前記凸型の導体板の凸部分側の長手部分における凸部分と異なる2か所の部分に対し、前記長辺をなす導体板および前記短辺をなす導体板の他方である2枚の導体板を1対1で突き合わせ、これらの突き合わせた部分の一部を1回の摩擦攪拌接合にて接合し、
前記接合する部分のうち、前記摩擦攪拌接合の開始時における前記摩擦攪拌接合のための摩擦攪拌接合ツールのプローブの貫入点である前記摩擦攪拌接合の始点側と当該始点の付近における前記額縁の外側部分の端面との間の区間である非接合部を含む範囲であって、
(a)前記摩擦攪拌接合によって生じる塑性流動範囲における前記始点側の端部、
(b)前記短辺をなす導体板における前記外側部分の端面の一箇所、および
(c)前記長辺をなす導体板における前記外側部分の端面の一箇所、
で囲まれた範囲を第1の整形加工対象部として除去し、
前記接合する部分のうち、前記摩擦攪拌接合の終点側と当該終点の付近における前記外側部分の端面との間の区間である非接合部を含み、前記摩擦攪拌接合の終了により前記塑性流動範囲に生じた、前記プローブの引き抜き跡をさらに含む範囲であって、
(a)前記引き抜き跡、
(b)前記短辺をなす導体板における前記外側部分の端面の一箇所、および
(c)前記長辺をなす導体板における前記外側部分の端面の一箇所、
で囲まれた範囲を第2の整形加工対象部として除去する、
回転電機コイルの製造方法。 - 額縁の長辺をなす2枚の導体板と前記額縁の短辺をなす2枚の導体板とを前記額縁の形状に組み合わせた回転電機コイルであって、
前記長辺をなす導体板と前記短辺をなす導体板とを摩擦攪拌接合により接合するときの接合線が前記長辺をなす導体板の長手方向および前記短辺をなす導体板の長手方向に対し斜めであり、
前記接合線が、前記摩擦攪拌接合の始点側にあるコイル外側角部と前記摩擦攪拌接合の終点側にあるコイル内側角部とが繋がるように、前記長辺をなす導体板および前記短辺をなす導体板を突き合わせ、これらの突き合わせた部分の一部を摩擦攪拌接合によって接合し、
前記接合する部分のうち、前記摩擦攪拌接合の開始時における前記摩擦攪拌接合のための摩擦攪拌接合ツールのプローブの貫入点である前記摩擦攪拌接合の始点側と前記コイル外側角部との間の区間である非接合部を含む範囲であって、
(a)前記摩擦攪拌接合によって生じる塑性流動範囲における前記始点側の端部、および
(b)前記コイル外側角部、
で囲まれた範囲を第1の整形加工対象部として除去し、
前記接合する部分のうち、前記終点側と前記コイル内側角部との間の区間である非接合部を含み、前記摩擦攪拌接合の終了により前記塑性流動範囲に生じた、前記プローブの引き抜き跡をさらに含む範囲であって、
(a)前記引き抜き跡、
(b)前記長辺をなす導体板における前記額縁の内側部分の端面の一箇所、
(c)前記短辺をなす導体板における前記内側部分の端面の一箇所、および
(d)前記コイル内側角部、
で囲まれた範囲を第2の整形加工対象部として除去する、
回転電機コイルの製造方法。
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| JP2015225280A JP6622066B2 (ja) | 2015-11-18 | 2015-11-18 | 回転電機コイル、回転電機、回転電機コイルの製造方法 |
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