JP6623907B2 - Fuel injection control device - Google Patents
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Description
本発明は、内燃機関の燃焼に用いられる燃料を噴射する燃料噴射弁を制御する燃料噴射制御装置に関する。 The present invention relates to a fuel injection control device that controls a fuel injection valve that injects fuel used for combustion of an internal combustion engine.
従来、エンジンの燃料噴射に関して、燃料の噴射圧力の高圧化を図り、噴射タイミングおよび噴射量等の燃料噴射条件を最適に制御する方式として、コモンレール燃料噴射システムが知られている。コモンレール燃料噴射システムは、燃料サプライポンプによって所定圧力に加圧された燃料をコモンレール内に蓄圧状態で貯留し、燃料の圧力作用に基づいて、燃料噴射弁から最適な燃料噴射条件で燃料を燃焼室に噴射するシステムである。燃料噴射弁は、燃料供給管を通じて供給される燃料を通過または遮断する制御を行うためにニードルを備えている(たとえば特許文献1参照)。 2. Description of the Related Art Conventionally, a common rail fuel injection system has been known as a method for increasing a fuel injection pressure for an engine fuel injection and optimally controlling fuel injection conditions such as an injection timing and an injection amount. The common rail fuel injection system stores fuel pressurized to a predetermined pressure by a fuel supply pump in a common rail in a state of accumulated pressure, and based on the pressure action of the fuel, the fuel is injected from the fuel injection valve under optimal fuel injection conditions into a combustion chamber. It is a system that injects. The fuel injection valve is provided with a needle for performing control to pass or cut off fuel supplied through a fuel supply pipe (for example, see Patent Document 1).
コモンレール燃料噴射システムにおいて、エンジン運転中は、燃料サプライポンプから圧送される高圧燃料によってコモンレール、およびコモンレールから燃料噴射弁に至る燃料供給経路は高圧に保たれている。しかしエンジンが停止すると、燃料供給経路内の燃料圧力が低下する。燃料圧力が低下すると燃料充填密度が低下するので、燃料内に溶けていたエアが出現すること等によりエアが混入する。このようなエアが混入した状態でエンジンの運転が再開されると、エアによってニードルを高精度に制御することができず、エアが抜け切るまで適切な燃料噴射が行われないという問題がある。 In the common rail fuel injection system, during operation of the engine, the high pressure fuel pumped from the fuel supply pump keeps the common rail and the fuel supply path from the common rail to the fuel injection valve at high pressure. However, when the engine stops, the fuel pressure in the fuel supply path decreases. When the fuel pressure decreases, the fuel filling density decreases, so that air that has been dissolved in the fuel appears and the like is mixed. If the operation of the engine is restarted in a state where such air is mixed, the needle cannot be controlled with high accuracy by air, and there is a problem that appropriate fuel injection is not performed until the air is completely removed.
そこで、本発明は前述の問題点を鑑みてなされたものであり、エアを簡単に除去することができる燃料噴射制御装置を提供することを目的とする。 Therefore, the present invention has been made in view of the above-mentioned problems, and an object of the present invention is to provide a fuel injection control device capable of easily removing air.
本発明は前述の目的を達成するために以下の技術的手段を採用する。 The present invention employs the following technical means to achieve the above object.
本発明は、高圧燃料通路(51a)に流入する燃料の燃料圧力が弁体(60)を開弁する開弁圧よりも低い場合に、制御部材(33)を流出通路(52b)が連通した状態となるように駆動部(30)を制御して、少なくとも燃料流出室(54)からエアを除去する除去処理を開始する開始制御部(17)と、燃料圧力が開弁圧に到達するよりも前に、制御部材が流出通路を遮断した状態となるように駆動部を制御して、除去処理を終了する終了制御部(17)と、を含み、開始制御部および終了制御部は、燃料圧力が開弁圧に到達するまで、除去処理中に複数回にわたって流出通路を連通した状態と遮断した状態とを切替える燃料噴射制御装置である。 According to the present invention, when the fuel pressure of the fuel flowing into the high-pressure fuel passage (51a) is lower than the valve opening pressure for opening the valve body (60), the outflow passage (52b) communicates the control member (33). A start control unit (17) for controlling the drive unit (30) to be in a state to start at least a removal process for removing air from the fuel outflow chamber (54); even before, the control member controls the drive unit so that the state of blocking the outflow passage, and the end control unit that ends the removal process (17), only contains, the start control unit and end controller, A fuel injection control device that switches between a state in which the outflow passage is communicated and a state in which the outflow passage is shut off a plurality of times during the removal processing until the fuel pressure reaches the valve opening pressure .
このような本発明に従えば、燃料圧力が弁体を開弁する開弁圧よりも低い場合に、燃料流出室からエアを除去する除去処理を開始する。したがって除去処理をしている間は、燃料が噴射されない。また除去処理は、制御部材を流出通路が連通した状態に制御した後、燃料圧力が弁体が開弁する開弁圧に到達するよりも前に、流出通路を遮断した状態に制御して、除去処理を終了する。制御部材を流出通路が連通した状態に制御すると、圧力制御室の高圧燃料が燃料流出室に流れる。すると燃料流出室にあった燃料は、排出通路を介して、戻り流路に排出される。これによって少なくとも燃料流出室のエアを、燃料とともに戻り流路に排出することができる。また燃料を排出した後は、燃料圧力が開弁圧に到達するよりも前に、流出通路を遮断した状態に制御するので、エアを除去している間に燃料が噴射されることを抑制することができる。これによって燃料噴射させることなく、エアを除去することができる。 According to the present invention, when the fuel pressure is lower than the valve opening pressure for opening the valve body, the removal process for removing air from the fuel outflow chamber is started. Therefore, no fuel is injected during the removal process. Also, in the removal process, after controlling the control member to a state where the outflow passage communicates, before the fuel pressure reaches the valve opening pressure at which the valve element opens, the outflow passage is controlled to be in a closed state, The removal processing ends. When the control member is controlled to communicate with the outflow passage, the high-pressure fuel in the pressure control chamber flows into the fuel outflow chamber. Then, the fuel in the fuel outflow chamber is discharged to the return flow path via the discharge passage. Thus, at least the air in the fuel outflow chamber can be discharged to the return flow path together with the fuel. Also, after discharging the fuel, the outflow passage is controlled to be closed before the fuel pressure reaches the valve opening pressure, so that the fuel is prevented from being injected while the air is being removed. be able to. Thus, air can be removed without fuel injection.
なお、前述の各手段の括弧内の符号は、後述する実施形態に記載の具体的手段との対応関係を示す一例である。 Note that the reference numerals in parentheses of the above-described units are examples showing the correspondence with specific units described in the embodiments described later.
(第1実施形態)
本発明の第1実施形態に関して、図1〜図7を用いて説明する。図1に示す燃料供給システム10には、第1実施形態による燃料噴射弁100が用いられている。燃料供給システム10は、内燃機関であるディーゼル機関20の燃焼室22に、燃料噴射弁100によって燃料を供給する。燃料供給システム10は、フィードポンプ12、高圧燃料ポンプ13、コモンレール14、機関制御装置17、および複数の燃料噴射弁100を含んで構成されている。
(1st Embodiment)
A first embodiment of the present invention will be described with reference to FIGS. The
フィードポンプ12は、燃料タンク11内に貯留された燃料を高圧燃料ポンプ13に圧送する電動式のポンプである。フィードポンプ12は、燃料配管12aによって高圧燃料ポンプ13と接続されている。燃料タンク11には、軽油などの燃料が貯留されている。
The
高圧燃料ポンプ13は、ディーゼル機関の出力軸によって駆動される。高圧燃料ポンプ13は、燃料配管13aによってコモンレール14と接続されている。高圧燃料ポンプ13は、フィードポンプ12によって供給された燃料をさらに昇圧し、コモンレール14に供給する。
The high-
コモンレール14は、燃料配管14aを介して各燃料噴射弁100と接続されている。図1では、1つの燃料噴射弁100を示している。燃料配管14aは、燃料を各燃料噴射弁100に供給する燃料流路15を形成している。コモンレール14は、高圧燃料ポンプ13から供給される高圧の燃料を一時的に蓄え、圧力を保持したまま各燃料噴射弁100に分配する。コモンレール14において余剰となった燃料は、減圧されつつ、余剰燃料配管14bに排出される。余剰燃料配管14bは、燃料タンク11に余剰燃料を還流させる戻り流路16を形成している。
The
機関制御装置17は、燃料噴射制御装置であって、演算回路としてのプロセッサ、RAM、および書き換え可能な不揮発性の記憶媒体を含むマイクロコンピュータ又はマイクロコントローラと、各燃料噴射弁100を駆動する駆動回路とを含む構成である。機関制御装置17は、ディーゼル機関20の稼動状態に応じて各燃料噴射弁100の作動を制御する。
The
機関制御装置17は、各種センサからの情報を取得し、各部を制御する。機関制御装置17は、たとえばコモンレール14の圧力を検出する圧力センサ14dから取得した燃料圧力を用いて、コモンレール14の圧力を制御する。
The
燃料噴射弁100には、燃料配管14aおよび戻り配管14cが接続されている。燃料噴射弁100は、燃焼室22を形成するヘッド部材21の挿入孔に挿入された状態で、当該ヘッド部材21に取り付けられている。燃料噴射弁100は、燃料流路15を通じて供給される燃料を、複数の噴孔44から燃焼室22内に直接的に噴射する。燃料噴射弁100は、噴孔44からの燃料の噴射を制御する弁機構を備えている。弁機構は、機関制御装置17からの駆動信号に基づいて作動する圧力制御弁35(図2参照)と、噴孔44を開閉する主弁部50と、を含んでいる。燃料噴射弁100は、噴孔44を開閉するために、燃料流路15を通じて供給される燃料の一部を使用する。噴孔44の開閉に用いられた燃料は、減圧されつつ、戻り配管14cに排出される。戻り配管14cは、余剰燃料配管14bと共に、燃焼に用いられなかった燃料を燃料タンク11に還流させる戻り流路16を形成している。
A
燃料噴射弁100は、図2に示すように、制御ボデー40、ノズルニードル60、アーマチャ33、駆動部30、リターンスプリング66、およびフローティングプレート70を備えている。制御ボデー40には、噴孔44、高圧燃料通路51a、流入通路52a、流出通路52b、供給通路52c、圧力制御室53、アーマチャ室54、および低圧燃料通路51bが形成されている。
As shown in FIG. 2, the
噴孔44は、図1および図2に示すように、燃焼室22へ挿入される制御ボデー40において、挿入方向の先端部に形成されている。先端部は、円錐状又は半球状に形成されている。噴孔44は、制御ボデー40の内側から外側に向けて放射状に複数設けられている。噴孔44を通じて、高圧の燃料が燃焼室22内に噴射される。噴孔44を通過することにより、燃料は気化し、空気と混合し易い状態となる。
As shown in FIGS. 1 and 2, the
高圧燃料通路51aは、燃料流路15と接続されている。高圧燃料通路51aは、コモンレール14から供給される高圧の燃料を、流入通路52aおよび供給通路52cに流通させる。流入通路52aは、高圧燃料通路51aと圧力制御室53とを連通させている。流入通路52aは、圧力制御室53に高圧の燃料を流入させる。流出通路52bは、圧力制御室53とアーマチャ室54とを連通させている。流出通路52bは、圧力制御室53内の燃料をアーマチャ室54へ流出させる。供給通路52cは、高圧燃料通路51aを通じて供給される高圧の燃料を、噴孔44まで流通させる。
The high-
圧力制御室53は、制御ボデー40の内部において、ノズルニードル60を挟んで噴孔44の反対側に設けられている。圧力制御室53には、燃料流路15および流入通路52aを通じて供給される高圧の燃料が流入する。圧力制御室53内の燃料の圧力は、流入通路52aからの高圧の燃料の流入と、流出通路52bを通じたアーマチャ室54への燃料の流出とにより、変動する。圧力制御室53は、燃料の圧力変動を利用して、ノズルニードル60を往復変位させる。
The
アーマチャ室54には、流出通路52bを通じて圧力制御室53から燃料が流出する。アーマチャ室54は、アーマチャ33を往復変位可能に収容している。アーマチャ室54内の燃料の圧力は、圧力制御室53内の燃料の圧力よりも低くなっている。
Fuel flows out of the
低圧燃料通路51bは、アーマチャ室54および戻り流路16と接続されている。低圧燃料通路51bは、制御ボデー40内において、高圧燃料通路51aに沿って延伸している。低圧燃料通路51bは、アーマチャ室54内の燃料を、戻り流路16へ排出させる。
The low-
制御ボデー40は、金属材料よって形成されたノズルボデー41、シリンダ56、オリフィスプレート46、およびホルダ48等によって構成されている。ノズルボデー41、オリフィスプレート46、およびホルダ48は、ヘッド部材21(図1参照)への挿入方向の先端部側から、この順序で並んでいる。
The
ノズルボデー41は、有底円筒状の部材である。ノズルボデー41には、噴孔44と、供給通路52cとが形成されている。ノズルボデー41は、ノズルニードル収容室43およびシート部45を有している。ノズルニードル収容室43は、円筒穴状に形成されており、ノズルニードル60およびシリンダ56を収容している。ノズルニードル収容室43は、シリンダ56と共に供給通路52cを区画している。シート部45は、先端部の内側に円錐状に形成されており、供給通路52cに臨んでいる。
The
シリンダ56は、円筒状に形成されている。シリンダ56は、オリフィスプレート46およびノズルニードル60と共に圧力制御室53を区画している。シリンダ56は、ノズルボデー41の内周側に、当該ノズルボデー41と同軸となるように配置されている。
The
オリフィスプレート46は、円盤状に形成されている。オリフィスプレート46には、流入通路52aおよび流出通路52bが形成されている。オリフィスプレート46は、制御シート部46aを有している。制御シート部46aは、ホルダ48側を向くオリフィスプレート46の頂面のうちで、流出通路52bの開口を囲むように形成されている。制御シート部46aは、アーマチャ33と共に圧力制御弁35を形成している。
The
ホルダ48は、筒状に形成されている。ホルダ48には、軸方向に沿って延伸する二つの縦孔が形成されている。各縦孔は、高圧燃料通路51aおよび低圧燃料通路51bをそれぞれ形成している。ホルダ48には、駆動部30が収容されている。
The
ノズルニードル60は、金属材料によって全体として円柱状に形成されている。ノズルニードル60は、ノズルボデー41に収容されている。ノズルニードル60の一端は、シリンダ56に挿入されている。ノズルニードル60は、シリンダ56の内周壁に形成された支持面56aに沿って、軸方向に往復変位可能である。
The
ノズルニードル60は、弁受圧面61およびフェース部65を有している。ノズルニードル60は、弁受圧面61に受ける圧力制御室53の燃料圧力の変動により、ノズルボデー41の軸方向に沿って往復変位し、フェース部65をシート部45に離着座させる。フェース部65は、噴孔44を開閉する主弁部50を、シート部45と共に形成している。シート部45からフェース部65が離れると、噴孔44が開弁されて燃料が噴射される。またシート部45にフェース部65が着座すると、噴孔44が閉弁されて燃料噴射が停止される。
The
アーマチャ33は、アーマチャ室54に収容されており、アーマチャ室54内を往復変位可能である。アーマチャ33は、強磁性体である金属材料によって形成された二段円柱状の部材である。アーマチャ33は、圧力制御室53からアーマチャ室54への燃料の流出を制御することで、圧力制御室53の圧力を変動させる。アーマチャ33は、吸引部33aおよび制御フェース部33bを有している。吸引部33aは、円形の板状に形成されている。吸引部33aは、駆動部30の発生する磁力により、駆動部30へ向けて吸引される。制御フェース部33bは、吸引部33aの中央から流出通路52bの開口へ向けて突出する円柱状部分の先端に形成されている。制御フェース部33bは、アーマチャ33の変位によって制御シート部46aに押し当てられて、アーマチャ室54に臨む流出通路52bの開口を塞ぐことができる。
The
駆動部30は、アーマチャ33と接続されており、アーマチャ33を駆動する。駆動部30は、ソレノイド31a、磁極面プレート31b、およびスプリング31cを有している。ソレノイド31aは、円筒状に巻設されたコイルである。ソレノイド31aには、機関制御装置17からパルス状の駆動信号が供給される。ソレノイド31aは、駆動信号の供給により、軸方向に沿って周回する磁界を発生させる。磁極面プレート31bは、磁性体によって形成された円形の板状部材である。磁極面プレート31bは、吸引部33aと対向している。磁極面プレート31bは、ソレノイド31aの発生させた磁界内で帯磁し、吸引部33aを磁力によって吸引する。スプリング31cは、金属製の線材を螺旋状に巻設したコイルスプリングである。スプリング31cは、アーマチャ33を磁極面プレート31bから離間させる方向へ付勢している。
The
以上の駆動部30は、機関制御装置17からの電力供給が無い場合、スプリング31cの付勢力により、制御フェース部33bを制御シート部46aに着座させる。これにより、圧力制御弁35は、圧力制御室53と燃料流出室であるアーマチャ室54との連通を遮断した閉弁状態となる。
When there is no power supply from the
一方、機関制御装置17からの電力供給が有る場合、駆動部30は、アーマチャ33を吸引して、制御シート部46aから制御フェース部33bを離座させる。これにより、圧力制御弁35は、圧力制御室53とアーマチャ室54とを連通させた開弁状態となる。以上のように、駆動部30は、機関制御装置17の制御によってアーマチャ33を往復変位させることにより、圧力制御弁35を開閉する。その結果、圧力制御室53からアーマチャ室54への燃料の流出が圧力制御弁35によって制御される。
On the other hand, when the power is supplied from the
リターンスプリング66は、金属製の線材を螺旋状に巻設したコイルスプリングである。リターンスプリング66は、ノズルニードル60を噴孔44に向けて付勢し、フェース部65をシート部45に着座させる。
The
フローティングプレート70は、可動プレートであって、圧力制御室53に収容され、高圧燃料通路51aが連通した状態と高圧燃料通路51aが遮断した状態とを切替える。またフローティングプレート70は、流出通路52bと圧力制御室53とを連通する連通路であるアウトオリフィス71が形成されている。フローティングプレート70は、金属材料によって円盤状に形成されている。フローティングプレート70は、ノズルボデー41の軸方向に沿って往復変位可能な状態で、圧力制御室53内に配置されている。フローティングプレート70は、スプリング72により、オリフィスプレート46へ向けて付勢されている。フローティングプレート70には、アウトオリフィス71が形成されている。アウトオリフィス71は、フローティングプレート70を板厚方向に貫通する貫通孔である。アウトオリフィス71の流路面積は、流出通路52bの流路面積よりも狭く規定されている。アウトオリフィス71は、フローティングプレート70がオリフィスプレート46に密着した状態において、圧力制御室53から流出通路52bへの燃料の流出を許容し、且つ、流出通路52bに流出する燃料の流量を制限する。
The floating
以上の燃料噴射弁100では、圧力制御弁35の開弁により、圧力制御室53内の燃料がアウトオリフィス71および流出通路52bを通じてアーマチャ室54へ流出する。その結果、圧力制御室53内の燃料圧力が下がり、ノズルニードル60は、圧力制御室53側に移動して、噴孔44を開状態とする。そして、圧力制御弁35の閉弁によって圧力制御室53とアーマチャ室54との連通が遮断されると、流入通路52aを通じて供給される燃料がフローティングプレート70をスプリング72の付勢力に抗して押し下げつつ、圧力制御室53に流入する。その結果、圧力制御室53の燃料圧力が回復し、ノズルニードル60は、シート部45側に素早く移動して、噴孔44を閉状態とする。
In the above
次に、燃料噴射弁100が機関制御装置17からの駆動電流に応じて燃料噴射を行う動作について説明する。機関制御装置17からの駆動電流をソレノイド31aへ流して、圧力制御弁35の開弁を開始させるように開弁制御すると、流出通路52bはアーマチャ室54と連通状態となる。その結果、圧力制御室53内の燃料は、流出通路52bおよび低圧燃料通路51bを通じて燃料噴射弁100の外部へ排出され始める。この燃料の排出は、まずフローティングプレート70の上端面とオリフィスプレート46の下端面との隙間部分を減圧させる。この減圧によって、フローティングプレート70は、上側への変位を開始し、オリフィスプレート46に着座する。つまり、フローティングプレート70が流入通路52aの開口を閉鎖して、流入通路52aと圧力制御室53との連通を遮断する。
Next, an operation in which the
すると、圧力制御室53から燃料がアーマチャ室54へ流出するので、圧力制御室53の圧力が下降し、ノズルニードル60は直ちに圧力制御室53側に高速で押し上げられて、変位を開始する。これによってノズルニードル60は、フェース部65から離座して開弁する。ノズルニードル60の変位している間は、圧力制御室53の容積が縮小することに伴い、圧力制御室53内の圧力はほぼ一定で推移する。
Then, since the fuel flows out of the
その後、機関制御装置17からの駆動電流を停止させることにより、圧力制御弁35の閉弁を開始させるように閉弁制御すると、流出通路52bからの燃料排出が停止される。この燃料排出の停止は、フローティングプレート70の上端面とオリフィスプレート46の下端面との隙間部分を昇圧させる。すると着座状態にあったフローティングプレート70はオリフィスプレート46から離座する。つまり、フローティングプレート70が流入通路52aの開口を開放して、流入通路52aと圧力制御室53とを連通状態にする。すると、圧力制御室53に燃料が流入して、圧力制御室53の圧力が上昇し、ノズルニードル60は高速で押し下げられてフェース部65に着座し、閉弁状態となる。
Thereafter, when the drive current from the
その後、ノズルニードル60が着座した以降は、圧力制御室53の容積が増大しなくなるので、圧力制御室の圧力は上昇する。すると、フローティングプレート70を押し上げる力が大きくなるため、離座状態にあったフローティングプレート70は移動してオリフィスプレート46に着座する。またフローティングプレート70の下端面にスプリング72が設けられており、スプリング72はフローティングプレート70を着座させる向きに弾性力を付与する。この弾性力により、フローティングプレート70は着座する向きに移動することをアシストされる。
Thereafter, after the
なお、図1中の符号Pnはノズルニードル収容室43内の圧力を示し、圧力Pnは、燃料噴射弁100へ供給する燃料の圧力であり、燃料を蓄圧して複数の燃料噴射弁へ分配するコモンレール内の圧力に相当する。図1中の符号Pcは圧力制御室53内の圧力であり、厳密には、圧力制御室53のうちフローティングプレート70に対して噴孔44側の領域の圧力を示す。また図1中の符号Pyは、燃料噴射中の噴孔44内の圧力である。
In FIG. 1, reference symbol Pn indicates the pressure in the nozzle
また、図1中の符号Fcは、ノズルニードル60の弁受圧面61が受ける力を示し、ノズルニードル60の直径dnと圧力制御室53の圧力Pcを用いて、次式(1)で示される。
Fc=π/4×dn^2×Pc …(1)
1 indicates the force received by the valve
Fc = π / 4 × dn ^ 2 × Pc (1)
また、図1中の符号Fsは、ノズルニードル60がリターンスプリング66から噴孔44に向けて受ける力を示す。
1 indicates a force that the
ノズルニードル60の下端側は、ノズルニードル収容室43内の圧力Pnにより開弁方向の力Fnを受ける。ここで、ノズルニードル60における外径を直径dn、フェース部65の弁座径(シート径)を直径dsとする。すると、ノズルニードル60の閉弁状態では、この開弁方向の力Fnについてのノズルニードル60の下端側の受圧面積は(π/4)×(dn^2−ds^2)となる。従って、ノズルニードル60の閉弁状態では、この開弁方向の力Fnは、次式(2)にて表すことができる。
Fn=(π/4)×(dn^2−ds^2)×Pn …(2)
The lower end of the
Fn = (π / 4) × (dn ^ 2-ds ^ 2) × Pn (2)
なお、ノズルニードル60が開弁すると、フェース部65におけるシート部45と当接する部位よりも先端側の部分も噴射圧Pyをもった燃料にさらされることになる。したがってノズルニードル60の開弁状態では、この開弁方向の力Fyについてのノズルニードル60の下端側の受圧面積がπ/4×ds^2となる。従って、ノズルニードル60の開弁状態では、この開弁方向の力Fyは、次式(2)にて表すことができる。
Fy=π/4×ds^2×Py …(3)
When the
Fy = π / 4 × ds ^ 2 × Py (3)
ノズルニードル60の開弁力は、開弁方向に働く力と閉弁方向に働く力の和である。開弁方向に働く力は、ノズルニードル60の先端周りの燃料圧力から受ける力、およびノズルニードル収容室43から受ける力である。また閉弁方向に働く力は、圧力制御室53の燃料圧力Fcおよびノズルニードル60を押さえているリターンスプリング66から受ける力Fsである。したがって開弁力は、次式(4)によって表すことができるので、式(4)に式(1)〜(3)を代入すると、次式(5)となる。
開弁力=(Fn+Fy)−(Fs+Fc) …(4)
開弁力=(π/4×(dn^2-ds^2)×Pn+π/4×ds^2×Py)
−(Fs+π/4×dn^2×Pc) …(5)
The valve opening force of the
Valve opening force = (Fn + Fy)-(Fs + Fc) (4)
Valve opening force = (π / 4 × (dn ^ 2-ds ^ 2) × Pn + π / 4 × ds ^ 2 × Py)
− (Fs + π / 4 × dn ^ 2 × Pc) (5)
開弁力≧0のとき、ノズルニードル60が上昇開始することから、開弁力=0のときのPnが開弁圧となる。
When the valve opening force ≧ 0, the
次に、図3および図4を参照しつつ、燃料噴射弁100が機関制御装置17からの駆動電流に応じてエアを除去する除去処理について説明する。通電前は、図4に示すように、圧力制御弁35の制御フェース部33bは制御シート部46aに当接しているので、流出通路52bは遮断している状態にある。また除去処理を行う際には、コモンレール14の圧力は、開弁圧よりも小さいとする。
Next, a removal process in which the
通電前の状態から、時刻t1にて、機関制御装置17からの駆動電流をソレノイド31aへ流して通電すると、圧力制御弁35が上昇する。これによって流出通路52bは連通状態となり、圧力制御室53内の燃料は、流出通路52bおよび低圧燃料通路51bを通じて燃料噴射弁100の外部へ排出され始める。これによって除去処理が開始される。したがって図3に示すように、リーク量が増加する。
When the drive current from the
すると、圧力制御室53内では急速な減圧が生じるが、ノズルニードル収容室43内の圧力Pnが開弁圧に達してないので、ノズルニードル60は変位せずに、閉弁状態を維持している。これによって圧力制御室53内の燃料およびアーマチャ室54の燃料は、低圧燃料通路51bから流出する。しかしそれ以上は流出する燃料が存在しないので、図3に示すように、時刻t2にて流出が停止する。
Then, rapid decompression occurs in the
その後、時刻t3にて、機関制御装置17からの駆動電流を停止させると、圧力制御弁35の閉弁を開始する。そして時刻t4にて、制御フェース部33bと制御シート部46aとが接触し、閉弁状態となる。これによって除去処理が終了する。すると流入通路52aから供給される燃料の圧力によって、着座状態にあったフローティングプレート70はオリフィスプレート46から下方に変位して離座し、流入通路52aと圧力制御室53とを連通状態にする。すると、圧力制御室53内に燃料が流入し、再び圧力制御室53は燃料で満たされることになる。
Thereafter, at time t3, when the drive current from the
これが2Wバルブ構造であると、通電時間に応じて、図3に示すようにリーク量が増加する。2Wバルブ構造は、圧力制御室53から燃料が流出していても、圧力制御室53に燃料が流入可能な構造である。したがって流出通路52bが連通状態であると、つねに燃料が流れ続けることになる。
If this is a 2W valve structure, the amount of leak increases as shown in FIG. 3 according to the energization time. The 2W valve structure is a structure in which fuel can flow into the
しかし本実施形態のように圧力制御室53の出入り口は三方弁構造80、すなわち3Wバルブになっている燃料噴射弁100では、1度の開弁で生じるリーク量は非常に少ない。図5で簡略化して示すように、三方弁構造80では、圧力制御室53から燃料が流出通路52bを介して流出するときは、流入通路52aから圧力制御室53へは燃料が流入しない。逆に、圧力制御室53から燃料が流入通路52aを介して流入するときは、圧力制御室53から流出通路52bへは燃料が流出しない。したがって1度の開弁にて、低圧燃料通路51bから流出する量は、圧力制御室53の容積程度であり、流出が停止するまでの流出時間Tslが存在する。したがって流出時間Tslは、流出通路52bが連通させてから、流出通路52bにおける圧力制御室53内からアーマチャ室54の燃料の流れがなくなるまでの時間と定義される。
However, in the
同様に、1度開弁した後、高圧燃料通路51aから流入する量は、圧力制御室53の容積程度であり、流入が停止するまでの流入時間Tshが存在する。したがって流入時間Tshは、流出通路52bを遮断してから、高圧燃料通路51aにおける圧力制御室53内への燃料の流れがなくなるまでの時間と定義される。このような流出時間Tslと流入時間Tshとを用いて、エアを除去する除去処理を実施する。
Similarly, after the valve is opened once, the amount flowing from the high-
次に、流出時間Tslに関して説明する。コモンレール14の圧力センサ14dの値から圧力制御室53の圧力Pcを算出し、圧力Pcを用いて圧力制御室53に燃料が入る流入時間Tshと圧力制御室53から燃料が抜けるのに最適な流出時間Tslとを算出する。これらの時間の算出は、たとえば次式(6)が用いられる。
ここで、Kは、体積弾性率を示し、Plは、アーマチャ室54の燃料圧力(個体値)を示す。またPhは、圧力センサ14dが取得した高圧部の燃料圧力を示し、Vは圧力制御室53の容積を示し、Aは流路面積を示す。式(6)を用いて、アウトオリフィス、すなわち圧力制御室53の出口の流量Q(t)と圧力制御室53の燃料圧力P(t)から、Q(t)=0となる時間が流出時間Tslとなる。
Here, K indicates the bulk modulus, and Pl indicates the fuel pressure (individual value) of the
固体パラメータ、たとえばアーマチャ室54と繋がる流出通路52bの出口径Aおよび圧力制御室53の容積Vは既知であるので、式(6)を用いて流出時間Tslおよび流入時間Tshを算出することができる。流出時間Tslおよび流入時間Tshは、ともにコモンレール14の圧力と相関関係があり、圧力が高くなると流出時間Tslおよび流入時間Tshは長くなる。
Since the solid parameters such as the outlet diameter A of the
次に、除去処理に関して図6を用いて説明する。図6に示す除去処理は、機関制御装置17が電源投入状態において、短時間に繰り返し実行する。ステップS1では、エンジン始動時であるか否かを判断し、エンジン始動時であればステップS2に移り、エンジン始動時でなければ本フローを終了する。エンジン始動時は、イグニッションオン時と同じ意味である。ステップS2では、コモンレール14の燃料圧力、すなわちノズルニードル収容室43内の燃料圧力Pnが開弁圧Poよりも小さい否かを判断し、小さい場合は、ステップS3に移り、小さくない場合は本フローを終了する。このように、エンジン始動時は、コモンレール14の燃料圧力Pnが開弁圧Poよりも低い場合が多いので、エア除去処理を実施する。
Next, the removal processing will be described with reference to FIG. The removal process shown in FIG. 6 is repeatedly executed in a short time while the
ステップS3では、ソレノイド31aを通電し、ステップS4に移る。ステップS4では、通電時間が流出時間Tslを経過するまで、通電を継続し、流出時間Tslを経過すると、ステップS5に移る。これによってアーマチャ室54にあった燃料を排出することができる。
In step S3, the
ステップS5では、再び、ノズルニードル収容室43内の燃料圧力Pnが開弁圧Poよりも小さい否かを判断し、小さい場合は、ステップS6に移り、小さくない場合は本フローを終了する。ステップS6では、ソレノイド31aの通電を停止し、ステップS7に移る。ステップS7では、通電停止時間が流入時間Tshを経過するまで、通電停止を継続し、流入時間Tshを経過すると、ステップS2に戻る。
In step S5, it is again determined whether or not the fuel pressure Pn in the nozzle
このようにコモンレール14の圧力であるレール圧が開弁圧Poを超えるまでは、通電および通電停止を繰り返す。図7に示す例では、7回、ソレノイド31aを通電オンにしている。そして通電時間である流出時間Tslおよび流入時間Tshは、時間の経過にとともに長くなっている。これは、前述のようにレール圧が上昇しているからである。エンジンを起動すると、起動時に開弁圧よりも低いレール圧は、図7に示すように徐々に上昇する。レール圧は徐々に上昇するが、圧力制御室53の圧力Pcは、通電のオンオフで燃料の流入と流出とが繰り返されるので、圧力Pcは増減を繰り返すことになる。
Thus, the energization and the energization stop are repeated until the rail pressure which is the pressure of the
またソレノイド31aに通電停止しているときは、燃料が流入するのでインオリフィス量が増加する。またソレノイド31aに通電しているときは、燃料が流出するのでアウトオリフィス量が増加する。このようにレール圧が開弁圧になるまで通電のオンオフを繰り返すことによって、累積リーク量を多くすることができるので、アーマチャ室54にあるエアをより確実に除去することができる。
When the power supply to the
以上説明したように本実施形態の機関制御装置17は、コモンレール14の燃料圧力が開弁圧Poよりも低い場合に、アーマチャ室54からエアを除去する除去処理を開始する。したがって除去処理をしている間は、燃料が噴射されない。また除去処理は、制御部材であるアーマチャ33を流出通路52bが連通した状態に制御した後、燃料圧力が開弁圧に到達するよりも前に、流出通路52bを遮断した状態にして除去処理を終了する。アーマチャ33を流出通路52bが連通した状態に制御すると、圧力制御室53の高圧燃料がアーマチャ室54に流れる。するとアーマチャ室54にあった燃料は、排出通路である低圧燃料通路51bを介して、戻り流路16に排出される。これによって少なくともアーマチャ室54内のエアを、燃料とともに戻り流路16に排出することができる。また燃料を排出した後は、燃料圧力が開弁圧に到達するよりも前に、流出通路52bを遮断した状態に制御するので、エアを除去している間に燃料が噴射されることを抑制することができる。これによって燃料噴射させることなく、エアを除去することができる。
As described above, when the fuel pressure of the
また本実施形態では、開始制御部および終了制御部として機能する機関制御装置17は、除去処理中は複数回にわたって、流出通路52bを連通した状態と遮断した状態とを切替える。切り替えた回数と、戻り流路16から流出する燃料の量は正比例する。したがって除去処理中に複数回にわたって連通と遮断を切り替えることによって、燃料噴射弁100内から戻り流路16に排出される燃料を増加させることができる。したがってより確実にエアを除去することができる。
Further, in the present embodiment, the
さらに本実施形態では、燃料圧力を用いて、圧力制御室53内の燃料がアーマチャ室54に流出するために必要な流出時間Tslを算出し、流出時間Tsl以下となるように流出通路52bの連通時間を制御している。これによって流出する燃料がないか少なくなっているにもかかわらず、流出通路52bが連通させることを抑制することができる。したがって流出時間Tslを必要な時間に設定することによって、他の時間を流入時間Tshに用いることができる。
Furthermore, in the present embodiment, the outflow time Tsl required for the fuel in the
また本実施形態では、燃料圧力を用いて、高圧燃料通路51aから燃料が圧力制御室53内を満たすまでに必要な流入時間Tshを算出し、流入時間Tsh以下となるように流出通路52bの遮断時間を制御している。これによって圧力制御室53が燃料で満たされている場合など、さらに燃料が流入する余地がないか少なくなっているにもかかわらず、流出通路52bが遮断させることを抑制することができる。したがって流入時間Tshを必要な時間に設定することによって、他の時間を流出時間Tslに用いることができる。
Further, in the present embodiment, the inflow time Tsh required until the fuel fills the
さらに本実施形態では、燃料噴射弁100が始動時に除去処理を実施するように制御される。燃料噴射弁100が始動時には、コモンレール14の圧力が開弁圧を下回っていることが多い。また始動時にエアがあると、高精度に燃料噴射を制御することができないおそれがある。そこで始動時にエアを除去することによって、燃料噴射を高精度に制御することができる。
Further, in the present embodiment, the
換言すると、燃料噴射弁100は、エアがアーマチャ室54に混入するとアーマチャ33がバタつき燃料噴射量の増加、および燃料噴射率σの悪化を引き起こすという問題がある。そこで本実施形態では、圧力制御室53の出口が開いているときに圧力制御室53の入口が閉じる、すなわち燃料の流入がないような3Wバルブ構造になっている燃料噴射弁100において、エアをエンジン始動時に除去している。具体的には、圧力制御室53の圧力、圧力制御室53の容積とオリフィスの流量係数からアーマチャ33の開弁時の時間当たりのリーク量が定まることに着目し、算出した流出時間Tslを用いて、エア除去のためのソレノイド31aの駆動時間を制御している。
In other words, the
第1実施形態では、アーマチャ33が「制御部材」に相当し、制御ボデー40が「弁ボデー」に相当し、低圧燃料通路51bが「排出通路」に相当し、アーマチャ室54が「燃料流出室」に相当する。また、ノズルニードル60が「弁体」に相当する。
In the first embodiment, the
(その他の実施形態)
以上、本発明の好ましい実施形態について説明したが、本発明は前述した実施形態に何ら制限されることなく、本発明の主旨を逸脱しない範囲において種々変形して実施することが可能である。
(Other embodiments)
As described above, the preferred embodiments of the present invention have been described. However, the present invention is not limited to the above-described embodiments, and can be variously modified and implemented without departing from the gist of the present invention.
前述の実施形態の構造は、あくまで例示であって、本発明の範囲はこれらの記載の範囲に限定されるものではない。本発明の範囲は、特許請求の範囲の記載によって示され、さらに特許請求の範囲の記載と均等の意味及び範囲内での全ての変更を含むものである。 The structure of the above-described embodiment is merely an example, and the scope of the present invention is not limited to the scope of the description. The scope of the present invention is shown by the description of the claims, and further includes all modifications within the meaning and scope equivalent to the description of the claims.
前述の第1実施形態では、エンジンである内燃機関の始動時に除去処理を実施しているが、エンジン始動時に限るものではない。たとえば除去処理は、アイドルストップ中に行ってもよい。 In the above-described first embodiment, the removal processing is performed at the time of starting the internal combustion engine, which is the engine. However, the removal processing is not limited to the time of starting the engine. For example, the removal processing may be performed during idle stop.
前述の第1実施形態では、1つの燃料噴射弁100に関しての制御であったが、複数の燃料噴射弁100に対して除去処理を並行して実施してもよい。この場合は、各燃料噴射弁100の駆動部30への通電時間をずらして各燃料噴射弁100を駆動してもよい。換言すると、1つの燃料噴射弁100の駆動部30をオンしている間は、他の燃料噴射弁100の駆動部30はオフに制御、すなわち互い違いに駆動部30をオンオフする。これによって同じ時間帯に、複数の燃料噴射弁100の除去処理を実施することができる。
In the above-described first embodiment, the control is performed on one
前述の第1実施形態では、レール圧を用いて制御しているが、レール圧を用いた制御に限るものではない。たとえばレール圧の上昇に関連する他の値をレール圧に換えて用いてもよい。たとえばエンジンを始動してからレール圧は上昇するので、経過時間が所定時間に達したときは、レール圧が開弁圧まで上昇したと判断して除去処理を終了してもよい。 In the first embodiment described above, the control is performed using the rail pressure, but the control is not limited to the control using the rail pressure. For example, another value related to the increase in the rail pressure may be used instead of the rail pressure. For example, since the rail pressure increases after the engine is started, when the elapsed time reaches a predetermined time, it may be determined that the rail pressure has increased to the valve opening pressure, and the removal processing may be terminated.
10…燃料供給システム 12a…燃料配管 14…コモンレール
15…燃料流路 16…戻り流路 17…機関制御装置(開始制御部、終了制御部)
30…駆動部 33…アーマチャ(制御部材) 35…圧力制御弁
40…制御ボデー(弁ボデー) 41…ノズルボデー 43…ノズルニードル収容室
44…噴孔 45…シート部 51a…高圧燃料通路 51b…低圧燃料通路(排出通路)
52a…流入通路 52b…流出通路 52c…供給通路 53…圧力制御室
54…アーマチャ室(燃料流出室) 60…ノズルニードル(弁体)
70…フローティングプレート(可動プレート) 71…アウトオリフィス(連通路)
100…燃料噴射弁
10:
15
DESCRIPTION OF
52a ...
70: floating plate (movable plate) 71: out orifice (communication passage)
100 ... fuel injection valve
Claims (4)
前記燃料噴射弁は、
前記噴孔、前記燃料流路に連通する高圧燃料通路(51a)、前記高圧燃料通路を通じて供給される燃料が流入する圧力制御室(53)、前記圧力制御室の燃料が流出する燃料流出室(54)、前記圧力制御室から前記燃料流出室に燃料を流出する流出通路(52b)、および前記燃料流出室から前記戻り流路へと燃料を排出する排出通路(51b)を形成している弁ボデー(40)と、
前記弁ボデーに収容され、前記圧力制御室の圧力変動によって往復変位することにより、前記噴孔を開閉する弁体(60)と、
前記燃料流出室に収容され、前記流出通路が連通した状態と前記流出通路を遮断した状態とを切替えて、前記圧力制御室の圧力を変動させる制御部材(33)と、
前記圧力制御室に収容され、前記高圧燃料通路が連通した状態と前記高圧燃料通路が遮断した状態とを切替えるとともに、前記流出通路と前記圧力制御室とを連通する連通路
(71)が形成されている可動プレート(70)と、
前記制御部材を駆動する駆動部(30)と、を含み、
前記駆動部によって前記制御部材が前記流出通路を連通した状態にすると、前記可動プレートは前記高圧燃料通路を遮断した状態で、前記連通路および前記流出通路を介して前記圧力制御室の燃料が前記流出通路から流出して、前記圧力制御室の圧力が下降して、前記弁体が変位して前記噴孔を開状態とし、
前記駆動部によって前記制御部材が前記流出通路を遮断した状態にすると、前記可動プレートは前記高圧燃料通路の圧力で前記高圧燃料通路を連通した状態となり、前記高圧燃料通路を介して前記圧力制御室に燃料が流入して、前記圧力制御室の圧力が上昇して、前記弁体が変位して前記噴孔を閉状態にするものであり、
前記高圧燃料通路に流入する燃料の燃料圧力が前記弁体を開弁する開弁圧よりも低い場合に、前記制御部材を前記流出通路が連通した状態となるように前記駆動部を制御して、少なくとも前記燃料流出室からエアを除去する除去処理を開始する開始制御部(17)と、
前記燃料圧力が前記開弁圧に到達するよりも前に、前記制御部材が前記流出通路を遮断した状態となるように前記駆動部を制御して、前記除去処理を終了する終了制御部(17)と、を含み、
前記開始制御部および前記終了制御部は、前記燃料圧力が前記開弁圧に到達するまで、前記除去処理中に複数回にわたって前記流出通路を連通した状態と遮断した状態とを切替える燃料噴射制御装置。 Fuel injection control for injecting fuel supplied through a fuel flow path (15) from an injection hole (44) and controlling a fuel injection valve (100) for discharging a part of the supplied fuel to a return flow path (16) A device,
The fuel injection valve,
A high-pressure fuel passage (51a) communicating with the injection hole and the fuel flow path, a pressure control chamber (53) into which fuel supplied through the high-pressure fuel passage flows, and a fuel outflow chamber from which fuel in the pressure control chamber flows out ( 54) a valve forming an outflow passage (52b) for discharging fuel from the pressure control chamber to the fuel outflow chamber, and a discharge passage (51b) for discharging fuel from the fuel outflow chamber to the return flow path. Body (40),
A valve body (60) housed in the valve body and reciprocatingly displaced by the pressure fluctuation of the pressure control chamber to open and close the injection hole;
A control member (33) that is housed in the fuel outflow chamber, switches between a state in which the outflow passage communicates and a state in which the outflow passage is shut off, and changes the pressure in the pressure control chamber;
A communication passage (71) that is housed in the pressure control chamber and switches between a state in which the high-pressure fuel passage communicates and a state in which the high-pressure fuel passage is shut off, and a communication passage (71) that communicates the outflow passage with the pressure control chamber is formed. A movable plate (70),
A driving unit (30) for driving the control member,
When the control unit causes the outflow passage to communicate with the drive unit, the movable plate disconnects the high-pressure fuel passage, and the fuel in the pressure control chamber passes through the communication passage and the outflow passage. After flowing out of the outflow passage, the pressure in the pressure control chamber is reduced, the valve body is displaced, and the injection hole is opened,
When the driving member causes the control member to shut off the outflow passage, the movable plate communicates with the high-pressure fuel passage by the pressure of the high-pressure fuel passage, and the pressure control chamber is connected via the high-pressure fuel passage. Fuel flows into, the pressure of the pressure control chamber is increased, the valve body is displaced to close the injection hole,
When the fuel pressure of the fuel flowing into the high-pressure fuel passage is lower than the valve opening pressure for opening the valve body, the control unit controls the drive unit so that the outflow passage communicates with the control member. A start control unit (17) for starting a removal process for removing air from at least the fuel outflow chamber;
Before the fuel pressure reaches the valve opening pressure, the control unit controls the driving unit so that the outflow passage is shut off, and the end control unit (17) ends the removal processing. ) and, only including,
The start control unit and the end control unit are configured to switch between a state in which the outflow passage is communicated and a state in which the outflow passage is shut off a plurality of times during the removal process until the fuel pressure reaches the valve opening pressure. .
前記開始制御部は、
前記燃料圧力を用いて、前記流出時間を算出し、
前記流出時間以下となるように前記流出通路の連通時間を制御する請求項1に記載の燃料噴射制御装置。 From the time that the outflow passage communicates, the time until the flow of fuel from the pressure control chamber to the fuel outflow chamber in the outflow passage is stopped is defined as outflow time,
The start control unit includes:
Using the fuel pressure, calculate the outflow time,
The fuel injection control device according to claim 1 for controlling the communication time of the outlet passage so as not to exceed the outflow time.
前記終了制御部は、
前記燃料圧力を用いて、前記流入時間を算出し、
前記流入時間以下となるように前記流出通路の遮断時間を制御する請求項1または2に記載の燃料噴射制御装置。 After the outflow passage is shut off, the time from when the flow of fuel to the pressure control chamber in the high-pressure fuel passage disappears is defined as the inflow time,
The termination control unit includes:
Using the fuel pressure, calculate the inflow time,
3. The fuel injection control device according to claim 1, wherein the shutoff time of the outflow passage is controlled so as to be equal to or shorter than the inflow time.
前記開始制御部は、前記内燃機関の始動時に前記除去処理を開始する請求項1〜3のいずれか1つに記載の燃料噴射制御装置。 Fuel injected from the fuel injection valve is used for combustion of the internal combustion engine,
The fuel injection control device according to any one of claims 1 to 3 , wherein the start control unit starts the removal process when the internal combustion engine is started.
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