JP6629125B2 - 作業機の油圧システム - Google Patents
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Description
特許文献1の油圧システムは、揺動自在であって走行装置の前進又は後進を操作する操作レバーと、操作レバーを前進の方向に操作した場合に走行装置に対して前進用のパイロット油を供給する前進操作弁と、操作レバーを後進の方向に操作した場合に走行装置に対して後進用のパイロット油を供給する後進操作弁とを備えている。また、後進操作弁と走行装置とを接続する油路には、後進操作弁が操作された場合の後進用のパイロット油の圧力を検出する圧力スイッチが設けられている。
作業機の油圧システムは、作動油によって前進又は後進可能な走行装置と、作動油が供給可能で前記走行装置の前進を操作する前進操作弁と、作動油が供給可能で前記走行装置の後進を操作する後進操作弁と、前記走行装置と前記前進操作弁とを接続する第1油路と、
前記走行装置と前記後進操作弁とを接続する第2油路と、前記第1油路に接続され前記前進操作弁の作動油の圧力である第1圧力を検出する第1測定装置と、前記第2油路に接続され前記後進操作弁の作動油の圧力である第2圧力を検出する第2測定装置と、前記第1圧力及び第2圧力に基づいて、前記走行装置が前進又は後進であるかを判断する制御装置と、前記制御装置によって後進と判断された場合に後進であると報知する報知装置と、を備え、前記走行装置は、前記前進操作弁を操作したときに前記前進に対応する作動油を受圧する前進側の受圧部と、前記後進操作弁を操作したときの前記後進に対応する作動油を受圧する後進側の受圧部とを有し、前記第1油路は、前記前進側の受圧部と前記前進操作弁とを接続し、前記第2油路は、前記後進側の受圧部と前記後進操作弁とを接続し、前記制御装置は、前記第1圧力が予め定められた閾値以上である場合は前記後進ではなく前記前進であると判断し、前記第1圧力が前記閾値未満で且つ前記第2圧力が閾値以上である場合は後進であると判断する。
[第1実施形態]
作業機の全体の構成について説明する。図4,5は、作業機1の一例としてトラックローダを示している。作業機はトラックローダに限定されず、例えば、トラクタ、スキッドステアローダ、コンパクトトラックローダ、バックホー等であってもよい。尚、本実施形態において、作業機1の運転席に着座した運転者の前側(図4に示す矢印Fが指す方向)を前方、運転者の後側(図4に示す矢印Rが指す方向)を後方、運転者の左側(図4の紙面に向かって手前側)を左方、運転者の右側(図4の紙面に向かって奥側)を右方として説明する。
バケット23は装着ブラケット27に着脱自在である。装着ブラケット27は、バケット23を取り外せば、各種のアタッチメント(油圧アクチュエータを有する油圧駆動式の作業具)を取り付けることができ、掘削以外の各種の作業(又は他の掘削作業)を行えるように構成されている。
次に、作業機の油圧システムについて説明する。
図1は、作業機の走行系の油圧システムを示す図である。なお、実施形態では作業系の油圧システムを省略している。
第1駆動回路32Aは、第1走行油圧ポンプ66Aを備えている。第1走行油圧ポンプ66Aは、第1走行部21Lの走行モータ(HSTモータ)57に接続されている。第2駆動回路32Bは、第2走行油圧ポンプ66Bを備えている。第2走行油圧ポンプ66Bは、第2走行部21Rの走行モータ(HSTモータ)57に接続されている。
油圧切換弁63は、作動油の圧力(パイロット圧)に応じて、二位置切換弁である。油圧切換弁63は、パイロット圧が所定の圧力に達すると第2位置63bに移動する。油圧切換弁63は、パイロット圧が所定圧未満になるとバネにより第1位置63aに戻される。油圧切換弁63が、第1位置63aである場合には、斜板切換シリンダ58からパイロット油が抜けて収縮し、走行モータ57が1速状態となる。油圧切換弁63が、第2位置63bである場合には、斜板切換シリンダ58にパイロット油が供給されて伸長し、走行モータ57が2速状態となる。
走行レバー40を前側(図1では矢示A1方向)に揺動させると、前進操作弁36が操作されて該操作弁36からパイロット圧が出力される。このパイロット圧は、第1シャトル弁41から油路46aを介して第1走行油圧ポンプ66Aの受圧部66aに作用すると共に第2シャトル弁42から油路46bを介して第2走行油圧ポンプ66Bの受圧部66aに作用する。これにより、走行モータ57の出力軸57aが走行レバー40の揺動量に比例した速度で正転(前進回転)して作業機1が前方に直進する。
すなわち、走行レバー40を左斜め前側に揺動操作すると該走行レバー40の揺動角度に対応した速度で作業機1が前進しながら左旋回し、走行レバー40を右斜め前側に揺動操作すると該走行レバー40の揺動角度に対応した速度で作業機1が前進しながら右旋回し、走行レバー40を左斜め後側に揺動操作すると該走行レバー40の揺動角度に対応した速度で作業機1が後進しながら左旋回し、走行レバー40を右斜め後側に揺動操作すると該走行レバー40の揺動角度に対応した速度で作業機1が後進しながら右旋回する。
第1測定装置71は、第1油路46に接続され、前進操作弁36の作動油の圧力(パイロット圧)を検出する装置である。詳しくは、第1測定装置71は、油路46cに接続され、前進操作弁36及び油路46cに作用するパイロット圧を検出する。第1測定装置71で検出したパイロット圧を第1圧力という。第1圧力は制御装置70に入力される。
制御装置70は、第1圧力及び第2圧力を取得可能であって、第1圧力及び第2圧力に基づいて、作業機1(走行装置4)が前進又は後進であるかを判断する。また、報知装置73は、制御装置70における判断結果を取得可能で、少なくとも制御装置70で後進と判断された場合に後進であると報知する。報知装置81は、音声、文字、光源等で、後進を外部に報知する装置である。例えば、報知装置81は、バックブザーである。
図2Aに示すように、走行レバー40を中立位置から前進側(一方)に揺動した場合は、第1圧力F1は当該走行レバー40の揺動に応じて上昇する。また、走行レバー40を前側に操作している状態で中立位置に戻した場合(戻し操作という)は、油路46a及び油路46bのパイロット油が作動油タンク31に抜けるため、第1圧力F1は当該走行レバー40の揺動に応じて下降する。
図1に示すように、第1油路46(油路46a、油路46b、油路46c)と、第2油路47(油路47a、油路47b、油路47c)とは、走行ポンプ(第1走行油圧ポンプ66A、第2走行油圧ポンプ66B)のサーボシリンダ等の受圧部(受圧部66a、66b)にそれぞれ繋がっている。そのため、例えば、走行レバー40を中立位置から前進側に揺動させたとき、サーボシリンダの動作により、受圧部66aとは反対側の受圧部66bから作動油が油路47a及び油路47bに抜けるため、油路47cに圧力が掛かることがある。従来の油圧回路では、油路47cに後進を検出する圧力スイッチを設けていたため、走行レバー40を中立位置から前進に操作した際に油路47cに掛かる圧力を圧力スイッチが検出し、後進としてしまう可能性がある。
[第2実施形態]
図3は、第2実施形態の油圧システムを示している。第2実施形態では、作業系の油圧システムを示している。なお、第1実施形態と同様の構成の説明は省略する。
複数の制御弁50は、作業機1に設けられた様々な油圧アクチュエータを制御する弁である。油圧アクチュエータとは、作動油によって作動する装置で、油圧シリンダ、油圧モータ等である。この実施形態では、複数の制御弁50は、第1制御弁50A、第2制御弁50B、第3制御弁50Cである。
複数の切換部93は、第1フロート流路92aの中途部に接続された切換部93aと、第2フロート流路92bの中途部に接続された切換部93bとを含む。切換部93aは、第1位置93a1と、第2位置93a2とに切換可能な二位置切換弁である。切換部93aは、第1位置93a1である場合に、作動油が第1フロート流路92aを通過して、第1供給路53aから排出油路24に作動油が排出することを阻止する。切換部93aは、第2位置93a2である場合に、作動油が第1フロート流路92aを通過して、第1供給路53aから排出油路24に作動油が排出することを許容する。即ち、切換部93aは、第2位置93a2である場合に開放する。
切換部(切換部93a及び切換部93b)のソレノイドを励磁して当該切換部(切換部93a及び切換部93b)を第2位置93a2、93b2に切り換える。即ち、制御装置70は、フロート動作を開始する。また、制御装置70は、フロート動作中(フロート部54が作動中)に、第3圧力が第4圧力以上となり、ブーム上げと判断した場合は、切換部(切換部93a及び切換部93b)のソレノイドを消磁して当該切換部(切換部93a及び切換部93b)を第1位置93a1、93b1に切り換える。即ち、制御装置70は、フロート動作を解除(フロート部54を停止)する。
これによれば、ブームを下げている状況下において、フロート動作を開始することができる。また、フロート動作を行っている場合で、ブームを上げる場合には、フロート動作を確実に解除することができる。
4 走行装置
12 支持軸
14 走行用操作装置
36 前進操作弁
37 後進操作弁
38 右旋回操作弁
39 左旋回操作弁
40 走行レバー
46 第1油路
47 第2油路
63 油圧切換弁
70 制御装置
71 第1測定装置
72 第2測定装置
73 報知装置
Claims (2)
- 作動油によって前進又は後進可能な走行装置と、
作動油が供給可能で前記走行装置の前進を操作する前進操作弁と、
作動油が供給可能で前記走行装置の後進を操作する後進操作弁と、
前記走行装置と前記前進操作弁とを接続する第1油路と、
前記走行装置と前記後進操作弁とを接続する第2油路と、
前記第1油路に接続され前記前進操作弁の作動油の圧力である第1圧力を検出する第1測定装置と、
前記第2油路に接続され前記後進操作弁の作動油の圧力である第2圧力を検出する第2測定装置と、
前記第1圧力及び第2圧力に基づいて、前記走行装置が前進又は後進であるかを判断する制御装置と、
前記制御装置によって後進と判断された場合に後進であると報知する報知装置と、
を備え、
前記走行装置は、前記前進操作弁を操作したときに前記前進に対応する作動油を受圧する前進側の受圧部と、前記後進操作弁を操作したときの前記後進に対応する作動油を受圧する後進側の受圧部とを有し、
前記第1油路は、前記前進側の受圧部と前記前進操作弁とを接続し、
前記第2油路は、前記後進側の受圧部と前記後進操作弁とを接続し、
前記制御装置は、前記第1圧力が予め定められた閾値以上である場合は前記後進ではなく前記前進であると判断し、前記第1圧力が前記閾値未満で且つ前記第2圧力が閾値以上である場合は後進であると判断する作業機の油圧システム。 - 操作部材を備え、
前記前進操作弁は、前記操作部材を一方に操作した際に作動し、前記後進操作弁は、前記操作部材を他方に操作した際に作動する請求項1に記載の作業機の油圧システム。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2016072868A JP6629125B2 (ja) | 2016-03-31 | 2016-03-31 | 作業機の油圧システム |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2016072868A JP6629125B2 (ja) | 2016-03-31 | 2016-03-31 | 作業機の油圧システム |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2017178272A JP2017178272A (ja) | 2017-10-05 |
| JP6629125B2 true JP6629125B2 (ja) | 2020-01-15 |
Family
ID=60008272
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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| JP2016072868A Active JP6629125B2 (ja) | 2016-03-31 | 2016-03-31 | 作業機の油圧システム |
Country Status (1)
| Country | Link |
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| JP (1) | JP6629125B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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| US12139888B2 (en) | 2020-08-15 | 2024-11-12 | Kubota Corporation | Working machine |
-
2016
- 2016-03-31 JP JP2016072868A patent/JP6629125B2/ja active Active
Also Published As
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| JP2017178272A (ja) | 2017-10-05 |
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