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JP6640490B2 - 手帳カバー - Google Patents
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JP6640490B2 - 手帳カバー - Google Patents

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Description

この発明は、手帳冊子の背側を囲んで前記手帳冊子の表紙および裏表紙を外側から覆うカバー本体部にペンケースを取り付けた手帳カバーに関するものである。
手帳の冊子を手帳カバーで覆うことにより手帳を保護すると共に、好みのデザインを施したり特別な機能を持った手帳カバーを用いることによって使用し易くすることが従来より行われている。また手帳では使用者の予定やメモなどを書き込むためにペンなどの筆記具など(鉛筆、ボールペン、万年筆、毛筆、マーカー、消しゴムなどを含む。以下単にペン、ペンなどとも言う。)を用いるので、このようなペンのケースを手帳ケースに設けることにより、ペンを忘れたり紛失したりするのを防ぐようにしたものも公知である。
特許文献1には、手帳冊子を入れる手帳ケースの左右両端を手帳冊子の小口側より僅かに大きくすることにより手帳よりも外側にはみだした部分(チリ)を設け、一方のチリに帯状の素材を円筒状に丸めたペンケース1(ペン差し)を取り付け、このペン差しと他方のチリとに面ファスナーを取り付けて手帳を閉じた状態に保持するものが示されている。この面ファスナーを設けることにより、手帳カバーを閉じておく開閉ベルトを別途設ける必要を無くし、手帳ケースの構成を簡単にして簡単に開閉できるようにしたものである。
特許文献2には、システム手帳の表紙内面に、ペンケース3をホックにより着脱自在に取り付けることが開示されている。ペンで手帳用紙に書き込む際にはこのペンケース3を取り外して用紙の下地を安定させ、ペンによる書き込みをし易くするためである。
特許文献3には、カバー本体部の一方の側縁部から舌状に突出する柔軟なペンホルダー部を設け、ここに複数のペンなどの筆記具を差し込み保持する袋状のペン保持部を設け、このペンホルダー部の横方向における両端部に通したひも部材を締めることによりペンホルダー部を丸め、さらにこのひも部材の一端側を手帳カバーの外側に巻き付けることにより、この丸めたペンホルダー部を手帳の小口側に沿って保持できるようにしたものが開示されている。
実用新案登録第3144858号公報 実用新案登録第3030581号公報 特開2014−46578号公報
前記特許文献1に開示されたものは、筒状のペンケースに1本のペンを上から下方に向かって差し込むことにより保持するものであるため、複数種のペンや消しゴムや定規などを保持することができず、不便であった。特許文献2に開示されたものでは、表紙内面にフックで固定したペンケースを手帳に書き込む度に表紙内面から取り外す必要があるため面倒であり、またペンケースに入れる筆記具などが多くなるとペンケースが厚くなり、手帳全体が厚くなって取り扱いに不便になる。
特許文献3に開示されたものでは、ペンホルダー部に通したひも部材によりペンホルダー部を丸めて、手帳の小口側に収納するので、ペンホルダー部を開閉する度にひも部を緩めたり締めたりする必要があり、またこのひも部材の先端側は手帳カバー全体に巻き付けて固定するものであるため、ひも部材の操作が煩雑で面倒であり、緊急にメモする際などにはペンなどの出し入れに時間がかかりメモが遅れるという不都合がある。
この発明はこのような事情に鑑みなされたものであり、収納容量が大きくなり、複数種のペン類を入れたり、消しゴムなどの文具を容易に収容でき、ペンケースがある程度厚くなっても手帳カバー全体の厚み増加は限定的であり、またペンケースを使用する際の操作が簡単でペンなどの出し入れを迅速に行うことが可能になるペンケース付きの手帳ケースを提供することを目的とするものである。
この発明によればこの目的は、手帳冊子の背を囲んで前記手帳冊子の表紙および裏表紙を外側から覆う手帳カバーであって、
前記手帳冊子の前記背側より小口側に向かって外側に延出する一対の延出部を有するカバー本体部と、前記延出部とほぼ同形状かつ前記手帳冊子とほぼ同じ厚さであって一方の前記延出部の前記手帳冊子を挟む内面側に取り付けられ前記カバー本体部を閉じた状態で外側からファスナーにより開閉可能であるペンケースと、前記ペンケースの長さ方向に伸び上下端が前記ペンケースの上下端に固着されたゴムバンドと、を備え、前記ペンケースにはペンや消しゴムなどの文具を収容可能とすると共に、前記ゴムバンドを前記ペンケース側から他方の前記延出部の外側に回して、両延出部を閉状態に保持可能にしたことを特徴とする手帳カバー、により達成される。
この発明によれば、カバー本体部に前記手帳冊子の前記背側より小口側に向かって外側に延出する一対の延出部を設け、ペンケースはこの延出部とほぼ同型状かつ前記手帳冊子とほぼ同じ厚さとして一方の延出部の内面に取り付けられるから、手帳冊子の小口に沿って十分な長さとして収納容量を拡大することができる。またこのペンケースは収納量が増えて厚くなっても、ペンケースの厚みの大部分は手帳冊子の厚さ内に入ることになるので、手帳カバーの厚み増加量は限定的である。さらに、ペンケースの開閉は、手帳カバー本体部を閉じた状態で外側からファスナーにより開閉可能であるから、開閉操作が簡単であり、緊急の際にも迅速に開いてペンや消しゴムなどの文具を容易に出し入れでき、ペンなどを出してメモをとったりペンなどをペンケースに戻す時間を短縮できるという効果が得られる。さらに手帳を開いた状態やメモ中に、手帳を開いたまま色の異なるペンや消しゴムなどを出し入れすることができるので、一層使いやすくなる。
さらにまた、ペンケースの長さ方向に伸び上下端が前記ペンケースの上下端に固着されたゴムバンドを備え、ゴムバンドを前記ペンケース側から他方の前記延出部の外側に回して、両延出部を閉状態に保持可能にしたので、手帳ケースを閉じた状態で保持することができ、手帳の収納に便利である。
本発明の一実施例を開いた状態で示す斜視図 同じく閉じた状態を示す斜視図 同じく手帳カバーの内面構造を示す図
この手帳においては、延出部はペンケースを取り付ける表紙および裏表紙のカバー本体部の左右両端すなわち手帳冊子の小口側より外側に延出して対向する一対の延出部を設けているから、ペンケースはカバー本体部を閉じた状態で手帳冊子の小口および前記両延出部で囲まれる位置に収納されることになる
この場合には、ペンケースは、カバー本体部の表紙および裏表紙にそれぞれ設けた延出部とほぼ同形状かつ手帳冊子とほぼ同じ厚さであるから、両延出部と小口とで囲まれる空間を有効利用しつつ手帳の厚さが過大に増加するのを防ぐことができる。
ペンケースは、両延出部の間から外側に現れる側面および上下面に取り付けたスライドファスナー(チャック、ジッパーを含む。以下単にファスナーとも言う。)により開閉可能であるから、ファスナーを開くことによりペンケースを十分に広く開くことができ、ペンなどの出し入れに便利である。
ペンケースの長さ方向に伸び上下端が前記ペンケースの上下端に固着されたゴムバンドを備え、ゴムバンドを前記ペンケース側から前記延出部の外側に回して、両延出部を閉状態に保持するので、手帳ケースを閉じた状態で保持することができ、手帳の収納に便利である
図1〜3において、符号10は手帳カバーであり、この手帳カバー10は、ここに保持する手帳冊子12(図1)を包むカバー本体部14を持つ。このカバー本体部14は、薄い皮革や合成樹脂シート製の外側シート16と、この外側シート16の内面(手帳冊子12に接する面)に保持された内側シート18とを重ねたものであり、外側シート16の周縁を内側に折り返して内側シート18の周縁に重ねこれらを接着(あるいは縫い合わせて)固定し、一体化させたものである。
なお図1では、手帳カバー10を開くために、後記ゴムバンド42を手帳カバー10の裏側に掛け替えた状態を示している。図2では、手帳カバー10を閉じて後記ゴムバンド42を手帳カバー10の表側(後記延出部20Aの表側)に回した状態に掛け替えて、手帳カバー10を閉状態に保持している状態を示している。図3においては、後記するゴムバンド42は、図1に示した状態(延出部20Bの裏側に回した状態)からペンケース38の表側(延出部20Aの内面に対向する面)に掛け替えられている。
このカバー本体部14は、手帳冊子12の幅(手帳冊子12の背側(綴じ部)から小口側までの幅)よりも幅方向に大きく延出した左右一対の延出部20(20A、20B)を有する。なおこのカバー本体部14は、その中央線22(図3)からこれら延出部20に至るまでの部分が手帳冊子収容部24(24A、24B)であり、これらの幅は、手帳冊子12の背部から小口までの寸法よりやや大きく設定されている。
内側シート18には、中央線22付近を挟んで中央線22側に向かって開く左右一対の手帳保持用ポケット26(26A、26B)と、その左側に縦に形成されたポケット28、30、32と、左端に縦(上下)に並べた幅が狭い水平なポケット34(34A、34B)とが形成されている。内側シート18の右側部分には、前記ポケット26Bの右側に3つの斜めのポケット36(36A、36B、36C)が平行に設けられている。
ポケット26A、26Bには、手帳冊子12の表紙12Aと裏表紙12Bとがそれぞれ中央線22側から挿入され、手帳冊子12がカバー本体部14の内側に収容可能である(図1)。ポケット28には、切符、領収書などの比較的寸法が大きいものを差し込み可能である。ポケット30と32は上下に配列され、ポケット30はメモなどの比較的小さい用紙を差し込み可能である。ポケット32は名刺入れとなっている。
右側のポケット36A、36Bの開口長は同じであり、これらのポケット36A、36Bには比較的大きいはがきサイズの資料を差し込み収納可能である。ポケット36Cには名刺などの比較的小さい用紙を差し込み収納可能である。
次にペンケース38を説明する。このペンケース38は、カバー本体部14の右半部(裏表紙12B側を保持する部分)に設けた延出部20Bに取り付けられる。ペンケース38は、前記手帳冊子12の小口12Cに沿って長く、ほぼ小口12Cと同長である。ペンケース38は、前記カバー本体部14を閉じた状態で外側から開閉可能である。すなわちこの実施例では、延出部20Aの前記小口12C側の縁に沿って折り曲げた平面視略U字状のペンケース本体38Aを持ち、このペンケース本体38Aの外周縁に取り付けたファスナー40により開閉可能にしたものである。
従って、このファスナー40を開くことによりペンなどを外側から出し入れでき、ファスナー40を閉じることによりペンなどが外に脱落するのを防ぐことができる。ここにペンケース38の内側上方または内側上下両方に蛇腹状の脱落防止壁を設けておくのが望ましい。この脱落防止壁により、ファスナー40を大きく開いたときにペンなどが意に反して脱落したり、ファスナー40を閉じるときにペンなどがこのファスナー40に挟まれて傷ついたり、ファスナー40の円滑な動作の障害となるのを防ぐことができる。
このペンケース38の厚さは、ここに入れるペンなどの量により変化するが、このペンケース38の収納量が増えて厚くなっても、ペンケース38の厚みの大部分は手帳冊子12の厚さ内に入ることになるので、手帳カバー10の厚み増加量は限定的である。さらに、ペンケース38の開閉は、手帳カバー本体部を閉じた状態で外側から開閉可能であるから、開閉操作が簡単であり、緊急の際にも迅速に開いてペンを出し入れでき、ペンを出してメモをとったりペンをペンケースに戻す時間を短縮できる。
このペンケース38の外側には、その長手方向に長く扁平なゴムバンド42が取り付けられている。すなわち、このゴムバンド42の上下端は、ファスナー40を構成するファスナー爪列を固定した布テープと、ケース本体38Aの表側の下面との間に挟んで縫合することにより固定されている。
なおこのゴムバンド42は、ペンケース38の全長(縦寸法)よりやや短いかほぼ等しい断面扁平型の装飾用保護管43に通され、この保護管43がペンケース38や延出部20Aの外側面に現れるようにすれば、外観の向上に適する。またゴムバンド42の全長を長くすることができるから、ゴムバンド42の伸縮性を向上させて使用感を向上させることができる。
例えば、前記ゴムバンド42を前記ペンケース38側から前記延出部20Aの外側に回して、両延出部20A、20Bを閉状態に保持可能にしたり、手帳カバー10を開く際にこのゴムバンド42を延出部20Aから外して図1、3に示すように手帳カバー10の裏面に掛けたり、ペンケース38の上面に掛け替えるなどの操作がし易くなる。ゴムバンド42を手帳カバー10の裏側に掛けたときには、図1から明らかなように、ゴムバンド42がファスナー40をペンケース38の厚さ方向に横断することになり、ファスナー40の開閉の障害になるが、この時にはゴムバンド42を図3に示すように、ペンケース38の上面側に掛け替えれば、ゴムバンド42はファスナー40の開閉時に障害となることが無い。
10 手帳カバー
12 手帳冊子
12A 手帳冊子表紙
12B 手帳冊子裏表紙
12C 小口
14 カバー本体部
16 外側シート
18 内側シート
20(20A、20B) 延出部
22 中央線
24(24A、24B) 手帳冊子収容部
26(26A、26B) 手帳保持用ポケット
28、30、40 縦方向のポケット
34(34A、34B) 水平方向のポケット
36(36A、36B、36C) 斜めのポケット
38 ペンケース
38A ペンケース本体
40 スライドファスナー
42 ゴムバンド
43 装飾用保護管

Claims (1)

  1. 手帳冊子の背を囲んで前記手帳冊子の表紙および裏表紙を外側から覆う手帳カバーであって、
    前記手帳冊子の前記背側より小口側に向かって外側に延出する一対の延出部を有するカバー本体部と、前記延出部とほぼ同形状かつ前記手帳冊子とほぼ同じ厚さであって一方の前記延出部の前記手帳冊子を挟む内面側に取り付けられ前記カバー本体部を閉じた状態で外側からファスナーにより開閉可能であるペンケースと、前記ペンケースの長さ方向に伸び上下端が前記ペンケースの上下端に固着されたゴムバンドと、を備え、前記ペンケースにはペンや消しゴムなどの文具を収容可能とすると共に、前記ゴムバンドを前記ペンケース側から他方の前記延出部の外側に回して、両延出部を閉状態に保持可能にしたことを特徴とする手帳カバー。
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