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JP6651949B2 - 試料採取装置および試料採取装置の制御方法 - Google Patents
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JP6651949B2 - 試料採取装置および試料採取装置の制御方法 - Google Patents

試料採取装置および試料採取装置の制御方法 Download PDF

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Description

本発明は、火力発電所などの発電プラントにおいて、缶水などの試料水を採取して水質を分析するための試料採取装置と、その制御方法とに関するものである。
火力発電所等の発電プラントでは、水質に起因するプラント構成材の腐食事故を防止するために、ボイラの缶水や復水などの水質を分析し、分析結果に基づいて水質調整を行っている。このような水質分析および水質調整を行うために、発電プラントには、プラント内の各点の試料水を一箇所に集めて水質分析を行うことができる試料採取装置が設けられている。
従来の試料採取装置は、ボイラから缶水や復水などの試料水を採取するためのサンプル弁と、サンプル弁によって採取された試料水を電極式水質分析計に供給する供給弁と、供給された試料水の水質を分析用電極によって分析する電極式水質分析計と、分析された試料水を電極式水質分析計から排出する排出弁とを備えている(例えば、特許文献1参照)。
電極式水質分析計は、作用電極と参照電極とを有する分析用電極を試料水に浸し、作用電極と参照電極との間に生じた電位差に基づいて試料水の水質を分析する分析計であり、例えばpH計や電気伝導率計、ヒドラジン計などがある。なお、分析用電極は、乾燥によって劣化すると分析精度が低下し、応答が遅くなることがあるので、不使用時には乾燥しないように純水や試料水などに浸漬させておく必要がある。
特許文献1の試料採取装置では、試料水の水質を分析する際にサンプル弁、供給弁および排出弁が開放され、電極式水質分析計により試料水の水質が分析される。また、試料水の水質分析を中止する場合には、電極式水質分析計に接続されたダミー水弁を開いて純水を注入し、供給弁および排出弁を閉じて電極式水質分析計内に純水を滞留させ、分析用電極を純水に浸漬させて乾燥を防いでいる。
特開2009−025101号公報
試料採取装置は、発電プラントのユニット運転時に、適切なタイミングで電極式水質分析計へ試料水を供給し、ユニット停止時には、同様に適切なタイミングで電極式水質分析計内に純水を滞留させなければならない。しかしながら、特許文献1の試料採取装置では、供給弁および排出弁の開閉を自動で行っていないため、適切なタイミングで供給弁および排出弁の開閉が行われない場合がある。特に、発電プラントのユニットが運転を停止した際に、電極式水質分析計に対する純水や試料水の供給が遅れてしまうと、分析用電極が乾燥して劣化してしまう。分析用電極が乾燥して劣化した場合には、純水もしくはpH標準液に半日〜1日程度浸漬して校正するという乾燥対策処理を行わなければならないので、時間と費用がかかってしまう。
本発明は、発電プラントの運転状況に応じた適切なタイミングで電極式水質分析計に試料水の供給もしくは滞留を行うことができる試料採取装置および試料採取装置の制御方法を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、請求項1に記載の発明は、発電プラントの試料水を採取し、電極式水質分析計により試料水の水質を分析する試料採取装置であって、採取した試料水を電極式水質分析計に供給する供給弁と、電極式水質分析計から分析済みの試料水を排出する排出弁と、発電プラントのユニット運転時には、供給弁および排出弁を開いて電極式水質分析計へ試料水を供給し、ユニット停止時には、供給弁および排出弁を閉じて電極式水質分析計に試料水を滞留させ、電極式水質分析計の分析用電極を試料水に浸漬させる制御手段と、分析済みの採取した試料水を、ボイラに供給する補給水として回収する試料水回収路とを備える。
請求項1に記載の発明によれば、発電プラントの試料水を採取して水質を分析する試料採取装置は、試料水の水質を分析用電極によって分析する電極式水質分析計と、採取した試料水を電極式水質分析計に供給する供給弁と、電極式水質分析計から分析済みの試料水を排出する排出弁と、供給弁および排出弁を制御する制御手段とを備えている。そして、制御手段は、発電プラントのユニット運転時には、供給弁および排出弁を開いて電極式水質分析計へ試料水を供給し、ユニット停止時には、供給弁および排出弁を閉じて電極式水質分析計に試料水を滞留させ、分析用電極を試料水に浸漬させて乾燥による劣化を防止する。
請求項2に記載の発明は、発電プラントの試料水を採取し、電極式水質分析計により試料水の水質を分析する試料採取装置であって、採取した試料水を電極式水質分析計に供給する供給弁と、電極式水質分析計から分析済みの試料水を排出する排出弁と、発電プラントのユニット運転時には、供給弁および排出弁を開いて電極式水質分析計へ試料水を供給し、ユニット停止時には、供給弁および排出弁を閉じて電極式水質分析計に試料水を滞留させ、電極式水質分析計の分析用電極を試料水に浸漬させる制御手段と、ユニットの運転状況に応じて電極式水質分析計に対する試料水の供給および供給停止が切り換えられる供給ポンプを備えており、制御手段は、供給ポンプが試料水を供給開始した場合に供給弁および排出弁を開き、供給ポンプが試料水の供給を停止した場合に供給弁および排出弁を閉じる。
請求項3に記載の発明は、発電プラントの試料水を採取し、電極式水質分析計により試料水の水質を分析する試料採取装置であって、採取した試料水を電極式水質分析計に供給する供給弁と、電極式水質分析計から分析済みの試料水を排出する排出弁と、発電プラントのユニット運転時には、供給弁および排出弁を開いて電極式水質分析計へ試料水を供給し、ユニット停止時には、供給弁および排出弁を閉じて電極式水質分析計に試料水を滞留させ、電極式水質分析計の分析用電極を試料水に浸漬させる制御手段と、を備え、さらに、供給弁、電極式水質分析計および排出弁を含む試料分析系統を複数備えており、制御手段は、複数の試料水分析系統を統括的に制御する。
請求項4に記載の発明は、発電プラントの試料水を採取し、電極式水質分析計により試料水の水質を分析する試料採取装置であって、採取した試料水を電極式水質分析計に供給する供給弁と、電極式水質分析計から分析済みの試料水を排出する排出弁と、発電プラントのユニット運転時には、供給弁および排出弁を開いて電極式水質分析計へ試料水を供給し、ユニット停止時には、供給弁および排出弁を閉じて電極式水質分析計に試料水を滞留させ、電極式水質分析計の分析用電極を試料水に浸漬させる制御手段と、を備え、電極式水質分析計は、供給弁から供給された試料水を分析用電極により分析するための分析槽と、分析槽に連通され、分析槽から流れ込んだ分析済みの試料水を排出弁から排出するための排出槽と、を備える。
請求項5に記載の発明は、請求項1ないし4のいずれか1項に記載の試料採取装置において、試料水は、ボイラの缶水を始めとした水質監視を要する液体である。
請求項6に記載の発明は、発電プラントの、採取した試料水を電極式水質分析計に供給する供給弁と、電極式水質分析計から分析済みの試料水を排出する排出弁と、供給弁および排出弁を制御する制御手段と、分析済みの採取した試料水を回収する試料水回収路と、を備える試料採取装置の制御方法であって、制御手段は、発電プラントのユニット運転時には、供給弁および排出弁を開いて電極式水質分析計へ試料水を供給し、ユニット停止時には、供給弁および排出弁を閉じて電極式水質分析計に試料水を滞留させ、電極式水質分析計の分析用電極を試料水に浸漬させ、試料水回収路は、分析済みの採取した試料水を、ボイラに供給する補給水として回収するものである。
請求項1および6に記載の発明によれば、発電プラントのユニット運転時に、供給弁および排出弁を開いて電極式水質分析計へ試料水を供給するので、試料水の水質に起因するプラント構成材の腐食事故を防止することができる。また、ユニット停止時には、供給弁および排出弁を閉じて電極式水質分析計に試料水を滞留させ、分析用電極を試料水に浸漬させるので、分析用電極の乾燥による劣化を防止することができる。したがって、本発明の試料採取装置によれば、発電プラントのユニットが長期間にわたって停止される場合でも、分析用電極の乾燥を防止することができるので、運転開始時にすぐに電極式水質分析計を使用することができるようになる。また、ユニット運転開始時に分析用電極の乾燥対策処理を行う必要がなくなるので、当該処理にかかる時間および費用を低減することができる。
請求項2に記載の発明によれば、試料水の供給および供給停止を行う供給ポンプの動作状況に応じて供給弁および排出弁を制御するようにしたので、試料水の採取が実際に開始されたタイミング、あるいは試料水の採取が停止されたタイミングで電極式水質分析計に対する試料水の供給および滞留を切り換えることができる。したがって、ユニットの運転状況に応じて制御する場合に比べて、電極式水質分析計に対する不要な試料水の供給および滞留を防ぐことができる。
請求項3に記載の発明によれば、制御手段により複数の試料分析系統を統括的に制御することができるので、試料水の種類が補給水、缶水、復水、発生蒸気などのように多種にわたる場合でも、各試料分析系統の分析用電極を乾燥から保護することができる。
請求項4に記載の発明によれば、電極式水質分析計の試料水が滞留される計量槽を、試料水を分析用電極により分析するための分析槽と、分析済みの試料水を排出弁から排出するための排出槽とに分けているので、例えば電極式水質分析計に試料水を滞留させている際に、排出弁の故障などによって排出槽から試料水が漏れたとしても、分析槽内からの試料水の漏れを防止することができるので、分析用電極の乾燥による劣化を防ぐことができる。
請求項5に記載の発明によれば、試料水として、ボイラの缶水を始めとした水質監視を要する液体に適用することができるので、様々な種類の試料水の採取・分析に利用することができる。
火力発電所の構成を示す概略図である。 試料採取装置の構成を示す概略系統図である。 缶水用pH計、供給弁および排出弁の構成を示す概略図である。 供給弁および排出弁の制御手順を示すフローチャートである。
以下、この発明を図示の実施の形態に基づいて説明する。
図1は、本発明の試料採取装置を備えた火力発電所(発電プラント)1の構成を示す概略図である。火力発電所1は、ボイラ2、タービン3、発電機4、復水器5、試料採取装置6およびユニット計算機(制御手段)7などを含むユニットを複数備える。
ボイラ2は、石炭、石油、天然ガスなどを燃料として補給水を加熱し、蒸気を生成する。タービン3は、ボイラ2で生成された蒸気によって発電機4を駆動し、発電機4に発電を行わせる。復水器5は、タービン3から排出された蒸気を凝縮して復水を生成し、生成した復水をボイラ2に補給水として供給する。
試料採取装置6は、配管などの設備の腐食やスケールの発生による性能低下を防ぐために、ボイラ2内の缶水と、復水器5の復水を試料水として採取し、水質を分析する。缶水および復水は、サンプル弁111、121を介して採取される。ユニット計算機7は、火力発電所1全体を統括的に制御するコンピュータシステムであり、本発明の制御手段として、試料採取装置6も制御する。この試料採取装置6およびユニット計算機7は、ユニットの長期停止時などに試料採取装置6内のpH計(電極式水質分析計)の分析用電極を乾燥から保護する。
図2は、試料採取装置6の構成を示す概略系統図である。試料採取装置6は、冷却水供給路8A、冷却水排水路8B、試料水排水路9A、および試料水回収路9Bなどを備える。冷却水供給路8Aおよび冷却水排水路8Bは、試料水の冷却に使用される冷却水を複数の試料分析系統へ供給・排水するための管路である。試料水排水路9Aは、分析済みの試料水を排水処理装置に向けて排水するための管路である。試料水回収路9Bは、分析済みの試料水を補給水として回収するための管路である。
試料採取装置6は、補給水、缶水および復水などの複数種類の試料水を採取・分析するために、複数の試料分析系統、例えば缶水分析系統11および復水分析系統12などを備える。制御手段であるユニット計算機7は、缶水分析系統11および復水分析系統12を統括的に制御する。
缶水分析系統11は、ボイラ2から缶水を採取して分析するための分析系統であり、ボイラ2から缶水を採取するためのサンプル弁111と、冷却器112、供給ポンプ113、ヘッドベッセル114、供給弁115、缶水用pH計116、および排出弁117を備える。
冷却器112は、冷却水供給路8Aおよび冷却水排水路8Bに接続されており、サンプル弁111から供給された缶水を冷却水によって冷却する。供給ポンプ113は、缶水を缶水用pH計116に供給するためのポンプであり、ユニットの運転状況に応じて缶水の供給および供給停止が切り換えられる。ヘッドベッセル114は、缶水用pH計116に一定の水圧を与え、缶水の流量を安定させるものである。
供給弁115は、缶水用pH計116に缶水を供給し、排出弁117は、缶水用pH計116から分析済みの缶水を排出するための弁である。供給弁115および排出弁117は、ユニット計算機7によって開閉が制御される。
図3(A)に示すように、缶水用pH計(電極式水質分析計)116は、供給弁115から供給された缶水が貯留される計量槽116aと、計量槽116aの上部に設けられた開口部116bから挿入される分析用電極116cと、開口部116bを開閉する蓋116dと、計量槽116aの全体を覆う本体カバー116eとを備える。
計量槽116aは、供給弁115から供給された缶水を分析用電極116cにより分析するための分析槽116fと、分析槽116fに連通部116gによって連通され、分析槽116fから流れ込んだ分析済みの管水を排出弁117から排出するための排出槽116hとを備える。
分析用電極116cは、図示しない作用電極と参照電極とを備えており、作用電極と参照電極との間に生じた電位差に基づいて管水のpH(水質)を分析する分析計である。分析用電極116cは、乾燥によって劣化すると分析精度が低下し、応答が遅くなることがある。そのため、缶水用pH計116の不使用時には、分析用電極116cが乾燥しないように処理する必要がある。
ユニット計算機7は、供給ポンプ113の動作状況、すなわちユニットの運転状況に応じて供給弁115および排出弁117の開閉を制御し、ユニットの長期停止時などの際には、供給弁115および排出弁117を閉じて計量槽116a内に缶水を滞留させる。そして、分析用電極116cを滞留された缶水に浸漬させることにより、分析用電極116cの乾燥による劣化を防止する。
復水分析系統12は、復水器5から復水を採取して分析するための分析系統であり、缶水分析系統11と同様に、サンプル弁121、供給ポンプ123、ヘッドベッセル124、供給弁125、復水用pH計126、および排出弁127などを備える。なお、これらの構成は、缶水分析系統11と同様のものであるので詳しい説明は省略する。
次に、上記試料採取装置6およびユニット計算機7の作用について、図4のフローチャートを参照しながら説明する。ユニット計算機7は、供給ポンプ113、123が稼働した場合(ステップS1でYES)、すなわちユニットが運転を開始した場合に、サンプル弁111、121と、供給弁115、125と、排出弁117、127とを開く(ステップS2)。これにより、図3(A)に示すように、缶水および復水が供給ポンプ113、123によって缶水用pH計116および復水用pH計126に供給されるので、缶水用pH計116および復水用pH計126により缶水および復水のpHが分析される(ステップS3)。分析済みの缶水および復水は、排出弁117、127を介して試料水排水路9Aに排出される。
ユニット計算機7は、供給ポンプ113、123が停止した場合(ステップS4でYES)、すなわちユニットが運転を停止した場合に、サンプル弁111、121と、供給弁115、125と、排出弁117、127とを閉じる(ステップS5)。これにより、図3(B)に示すように、缶水用pH計116、復水用pH計126の計量槽116a内に缶水、復水がそれぞれ滞留され、分析用電極116cが浸漬されるので、分析用電極116cの乾燥による劣化を防止することができる。
本実施の形態によれば、ユニット運転時に供給弁115、125および排出弁117、127を開いてpH計116、126へ缶水、復水を供給し、缶水および復水の水質を分析するので、缶水および復水の水質に起因するプラント構成材の腐食事故を防止することができる。また、ユニット停止時には、供給弁115、125および排出弁117、127を閉じてpH計116、126に缶水、復水を滞留させ、分析用電極116cを缶水、復水に浸漬させるので、分析用電極116cの乾燥による劣化を確実に防止することができる。したがって、ユニットが長期間にわたって停止される場合でも、分析用電極116cの乾燥を防止することができるので、運転開始時にすぐにpH計116、126を使用することができる。また、ユニット運転開始時に分析用電極116cの乾燥対策処理を行う必要がなくなるので、当該処理にかかる時間および費用を低減することができる。
また、缶水、復水の供給および供給停止を行う供給ポンプ113、123の動作状況に応じて供給弁115、125および排出弁117、127を制御するようにしたので、缶水、復水の採取が実際に開始されたタイミング、あるいは採取が停止されたタイミングでpH計116、126に対する試料水の供給および滞留を切り換えることができる。したがって、ユニットの運転状況に応じて制御する場合に比べて、pH計116、126に対する不要な試料水の供給および滞留を防ぐことができる。
さらに、ユニット計算機7により複数の試料分析系統を統括的に制御することができるので、試料水の種類が補給水、缶水、復水、発生蒸気などのように多種にわたる場合でも、各試料分析系統の分析用電極を乾燥から保護することができる。
また、pH計116、126の計量槽を、試料水を分析用電極116cにより分析するための分析槽116fと、分析済みの試料水を排出するための排出槽116hとに分けているので、例えばpH計116、126に試料水を滞留させている際に、排出弁117、127の故障などによって排出槽116hから試料水が漏れたとしても、分析槽116fからの試料水の漏れを防止し、分析用電極116cの乾燥による劣化を防ぐことができる。さらに、試料水として、ボイラの缶水を始めとした水質監視を要する液体に適用することができるので、様々な種類の試料水の採取・分析に利用することができる。
以上、この発明の実施の形態を詳述したが、具体的な構成はこの実施の形態に限られるものではなく、この発明の要旨を逸脱しない範囲の設計の変更等があっても、この発明に含まれる。例えば、供給ポンプ113、123の動作状況に応じて供給弁115、125および排出弁117、127の開閉を制御するようにしたが、試料水の圧力によっては供給ポンプを使用せずに供給弁115、125および排出弁117、127を開くだけで試料水を水質分析計に供給することができる。したがって、このような供給ポンプを使用しない試料分析系統に本発明を適用する場合には、ユニットの運転状況に応じて供給弁115、125および排出弁117、127の開閉を制御してもよい。
また、電極式水質分析計として、pH計116、126を例に説明したが、電気伝導率計、ヒドラジン計、シリカ・リン酸計などにも適用可能である。さらに、pH計116、126内に試料水を滞留するようにしたが、試料水の代わりに純水を滞留させてもよい。この場合、純水を貯留しておくタンクと、このタンクからpH計116、126に純水を供給するバルブとを設けるとともに、試料水がpH計116、126から排出されてから純水が供給されるように、ユニット計算器7によって制御を行えばよい。
1 火力発電所(発電プラント)
2 ボイラ
6 試料採取装置
7 ユニット計算機(制御手段)
11 缶水分析系統(試料分析系統)
111 サンプル弁
113 供給ポンプ
115 供給弁
116 缶水用pH計(電極式水質分析計)
116c 分析用電極
116f 分析槽
116h 排出槽
117 排出弁
12 復水分析系統(試料分析系統)
121 サンプル弁
123 供給ポンプ
125 供給弁
126 復水用pH計(電極式水質分析計)
127 排出弁

Claims (6)

  1. 発電プラントの試料水を採取し、電極式水質分析計により試料水の水質を分析する試料採取装置であって、
    採取した試料水を前記電極式水質分析計に供給する供給弁と、
    前記電極式水質分析計から分析済みの試料水を排出する排出弁と、
    前記発電プラントのユニット運転時には、前記供給弁および前記排出弁を開いて前記電極式水質分析計へ試料水を供給し、ユニット停止時には、前記供給弁および前記排出弁を閉じて前記電極式水質分析計に試料水を滞留させ、前記電極式水質分析計の分析用電極を試料水に浸漬させる制御手段と、
    分析済みの前記採取した試料水を、ボイラに供給する補給水として回収する試料水回収路と、
    を備えることを特徴とする試料採取装置。
  2. 発電プラントの試料水を採取し、電極式水質分析計により試料水の水質を分析する試料採取装置であって、
    採取した試料水を前記電極式水質分析計に供給する供給弁と、
    前記電極式水質分析計から分析済みの試料水を排出する排出弁と、
    前記発電プラントのユニット運転時には、前記供給弁および前記排出弁を開いて前記電極式水質分析計へ試料水を供給し、ユニット停止時には、前記供給弁および前記排出弁を閉じて前記電極式水質分析計に試料水を滞留させ、前記電極式水質分析計の分析用電極を試料水に浸漬させる制御手段と、
    前記ユニットの運転状況に応じて前記電極式水質分析計に対する試料水の供給および供給停止が切り換えられる供給ポンプと、を備え、
    前記制御手段は、前記供給ポンプが試料水を供給開始した場合に前記供給弁および前記排出弁を開き、前記供給ポンプが試料水の供給を停止した場合に前記供給弁および前記排出弁を閉じる、
    ことを特徴とする試料採取装置。
  3. 発電プラントの試料水を採取し、電極式水質分析計により試料水の水質を分析する試料採取装置であって、
    採取した試料水を前記電極式水質分析計に供給する供給弁と、
    前記電極式水質分析計から分析済みの試料水を排出する排出弁と、
    前記発電プラントのユニット運転時には、前記供給弁および前記排出弁を開いて前記電極式水質分析計へ試料水を供給し、ユニット停止時には、前記供給弁および前記排出弁を閉じて前記電極式水質分析計に試料水を滞留させ、前記電極式水質分析計の分析用電極を試料水に浸漬させる制御手段と、を備え、
    さらに、前記供給弁、前記電極式水質分析計および前記排出弁を含む試料分析系統を複数備えており、前記制御手段は、複数の前記試料分析系統を統括的に制御する、
    ことを特徴とする試料採取装置。
  4. 発電プラントの試料水を採取し、電極式水質分析計により試料水の水質を分析する試料採取装置であって、
    採取した試料水を前記電極式水質分析計に供給する供給弁と、
    前記電極式水質分析計から分析済みの試料水を排出する排出弁と、
    前記発電プラントのユニット運転時には、前記供給弁および前記排出弁を開いて前記電極式水質分析計へ試料水を供給し、ユニット停止時には、前記供給弁および前記排出弁を閉じて前記電極式水質分析計に試料水を滞留させ、前記電極式水質分析計の分析用電極を試料水に浸漬させる制御手段と、を備え、
    前記電極式水質分析計は、前記供給弁から供給された試料水を前記分析用電極により分析するための分析槽と、前記分析槽に連通され、前記分析槽から流れ込んだ分析済みの試料水を前記排出弁から排出するための排出槽と、
    を備えることを特徴とする試料採取装置。
  5. 前記試料水は、ボイラの缶水を始めとした水質監視を要する液体である、
    ことを特徴とする請求項1ないし4のいずれか1項に記載の試料採取装置。
  6. 発電プラントの、採取した試料水を電極式水質分析計に供給する供給弁と、前記電極式水質分析計から分析済みの試料水を排出する排出弁と、前記供給弁および前記排出弁を制御する制御手段と、分析済みの前記採取した試料水を回収する試料水回収路と、を備える試料採取装置の制御方法であって、
    前記制御手段は、前記発電プラントのユニット運転時には、前記供給弁および前記排出弁を開いて前記電極式水質分析計へ試料水を供給し、ユニット停止時には、前記供給弁および前記排出弁を閉じて前記電極式水質分析計に試料水を滞留させ、前記電極式水質分析計の分析用電極を試料水に浸漬させ、
    前記試料水回収路は、分析済みの前記採取した試料水を、ボイラに供給する補給水として回収する、
    ことを特徴とする試料採取装置の制御方法。
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