JP6652425B2 - 板状部材の接合構造 - Google Patents
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Description
さらに、高い軸力での締め付けができないような場合において、ボルトの緩みを確実に防止するために、ナットを2段重ねて、これを中ボルトによって共締めする手法も提案されている(例えば、非特許文献1参照)。
むしろ日常的な温度変化による構造体の膨張・収縮や、風や地震等による構造体の振動等に対応して、できる限り構造体自体やその接合部分を構成する部品等の損傷を回避し、大規模な補修や部品交換等をしなくて済むような構成が望まれる場合もある。
このため、緩みの防止と、振動や温度収縮等による構造体の動きへの追従性という2つの要請を満たそうとすると、ボルトが緩みすぎて接合部分の強度が低下したり、逆に中ボルトを締め付けすぎると接合部分の板状部材の移動が阻害されて変形等を生ずるおそれがあり、適切な施工管理を行うことが困難であるという問題がある。
板状部材同士を重ね合せて接合する板状部材の接合構造であって、
高力ボルトとナットとを有し前記板状部材同士を接合する高力ボルトユニットと、
前記板状部材の重畳部分の厚みよりも厚く形成されるとともに、前記板状部材の板厚方向に貫通する貫通孔を形成可能な中間材と、
を備え、
前記板状部材の重畳部分には、長孔形状のボルト挿通孔が形成され、
前記中間材は、前記ボルト挿通孔内に配置されており、
前記高力ボルトは、前記ボルト挿通孔内に配置された前記中間材により形成される前記貫通孔に挿通され、前記中間材が介在した状態で前記ナットと螺合されるように構成したものである。
また、好ましくは、前記中間材は、六角ナットで構成する。
このように構成することで、市販の六角ナットを中間材として用いることができる。そして、高力ボルト締結時には、6つの角部のいずれかがボルト挿通孔の内側面に突き当たって中間材の自由回転を規制することができる。
このように構成することで、ボルト挿通孔の幅を増大させることなく、高力ボルトとナットの締め付けを行った後でも接合部分の板状部材の相対的な移動を保証し、構造体の動きを吸収して変形等の発生を防止することができる。そのため、既設の構造物における鉄骨プレート同士の接合部分に適用する際に、施工対象の構造物のある現場にてボルト挿通孔の幅を大きくする切削加工を行う必要がなく、作業時間を短縮することができる。
これにより、ボルト挿通孔内に配置された中間材構成体が振動等でボルト挿通孔内から抜け落ちるのを防止することができる。
また、前記高力ボルトユニットは、前記ボルト挿通孔内に配置された前記中間材と接合されるワッシャを備え、前記ワッシャまたは前記中間材構成体に、前記ボルト挿通孔内に配置された前記複数個の中間材構成体が前記高力ボルトユニットの外周から離れる方向へ移動するのを阻止する手段を設けるようにしても良い。
上記のような構成によっても、ボルト挿通孔内に配置された中間材構成体が振動等でボルト挿通孔内から抜け落ちるのを防止することができる。
このため、中間材がスペーサとして機能し、高力ボルトにナットを強く締めつけた場合でも板状部材の表面と高力ボルトやナットとの間に隙間が確保され、板状部材に直接高力ボルトによる締め付け力が伝達されない。
これにより、接合部分の緩み防止と、振動や温度収縮等による構造体の動きへの追従性の確保とを両立させることができる。
すなわち、接合部分の緩み防止のために高い軸力による締め付けを行った後でも、振動や温度変化により構造体が動いて接合部分の板状部材に強い力が加わった場合には、板状部材同士が長孔であるボルト挿通孔の延在方向に沿って相互に相対移動することが可能であり、接合部分が円滑に可動することにより、接合部分に無理な力が加わって接合部分の部品等が破壊されたり構造体が変形・損傷したりするのを防ぐことができるとの効果を奏する。
特に、中間材が六角ナットである場合には、市販品を用いることができ、便宜である。
以下に述べるように、本実施形態における板状部材の接合構造は、板状部材1,2(図1等参照)同士を重ね合せて接合する板状部材の接合構造であって、板状部材1,2同士を相対的に移動可能に接合するものである。本実施形態の板状部材1,2の接合構造は、異なる性状を持った構造体同士を分割して力を伝達しないようにする継目であるエキスパンションジョイント(Expansion joint)において使用することが想定される。
例えば、旅客上家と跨線橋との接合部分や、屋根と階段との接合部分、駅舎とその屋根との接合部分等が挙げられる。
また、第2に、熱膨張や収縮に対して、構造体に大きな応力が生じないようにするために本実施形態の接合構造を構造体同士の接合部分に用いる場合であり、例えば、長大な建築物を複数の構造体に分割した場合に、各構造体同士を繋ぐ接合部分に適用することが考えられる。
具体的には、複数のパネル(構造体)を繋ぎ合わせて構成される防風壁や、複数の構造体で構成される旅客上家、検修庫、大空間建築物等における構造体同士の接合部分等が挙げられる。
いずれの場合も、接合部分において鉛直方向(図2における縦方向)の荷重は負担させるが、水平力(水平方向、すなわち図2における横方向の力)は負担させず、板状部材1,2同士の水平方向における相対的な移動を可能とすることで、構造体の動きを吸収し、構造体に大きな応力が生じることを防ぐ構成となっている。
以下、本実施形態における板状部材の接合構造の具体的な構成について詳細に説明する。
けられる。ここで、板状部材1,2は、例えば接合対象となる図示しない構造体の一端に設けられ、構造体同士の接合部分を構成する継手プレートである。
図1から図4に示すように、板状部材1,2の重畳部分には、長孔形状のボルト挿通孔11,21が長手方向に並列して2つ形成されている。
後述するように、本実施形態では、高力ボルト3の軸部31がボルト挿通孔11,21内を移動可能に構成されていることで板状部材1,2同士が相対的に移動可能となっており、ボルト挿通孔11,21の長手方向の長さは、板状部材1,2同士の移動可能量をどの程度とするか、すなわち、接合部分における可動範囲をどの程度とするかに応じて適宜設定される。
また、本実施形態では、後述するように、高力ボルトユニット30を構成するナット4の外径と同程度の外径を有する中間材6がボルト挿通孔11,21内に配置されるため、ボルト挿通孔11,21の長手方向に直交する短方向の長さは、中間材6の外径よりも大きく形成される。
なお、以下の実施形態では、板状部材1,2双方の対応位置に長孔を設ける例を示すが、板状部材1,2のうち、いずれか一方のみに長孔を設けて、他方の板状部材1,2には丸穴を設けるようにしてもよい。
なお、高力ボルトユニット30及び中間材6は、2つのボルト挿通孔11,21についてそれぞれ1つずつ設けられている。各ボルト挿通孔11,21と、これら各ボルト挿通孔11,21それぞれについて設けられている高力ボルトユニット30及び中間材6の構成は同じであるため、以下においては、一のボルト挿通孔11,21及びこれに設けられる高力ボルトユニット30、中間材6について説明する。
高力ボルト3は、高い引張力に耐えることができる鋼で作られた強度のボルトであり、雄ねじが切られた軸部31とねじ頭32とを有する。
ナット4には、高力ボルト3の雄ねじと螺合する雌ねじが形成されている。本実施形態では、ナット4は上面視における形状が六角形状である六角ナットである。
座金5(5a,5b)は、本実施形態において図示している円形状の他、楕円形状、四角形状等、どのような形状でもよい。
また、座金5(5a,5b)の大きさは、座金5(5a,5b)が板状部材1,2のボルト挿通孔11,21内に入り込まない大きさとする必要があり、座金はボルト挿通孔11,21の短方向の幅よりも大きな外径を有するように形成されている。
なお、本実施形態では、高力ボルト3のねじ頭32と板状部材1との間、及びナット4と板状部材2との間にそれぞれ1つずつ座金5(5a,5b)を配置する場合を例示したが、座金5(5a,5b)の数や配置はこれに限定されない。例えば、高力ボルト3のねじ頭32と板状部材1との間及びナット4と板状部材2との間にそれぞれ複数の座金5を配置してもよい。また、複数の座金5を設けた場合、これら複数の座金5を一体化してもよい。
なお、中間材6の形状等は特に限定されないが、本実施形態では、高力ボルトユニット
30のナット4と同様の六角形状に形成された六角ナットを中間材6として用いている。
このように中間材6がナットである場合、ボルト挿通孔11,21内で自由に回転すると高力ボルト3を締める際に高力ボルト3の軸部31と供回りして作業しにくい。このため、中間材6にはボルト挿通孔11,21内で自由回転を規制する角部62を設けることが好ましい。
本実施形態では、上記のように上面視における形状が六角形状となるように中間材6を形成して、中間材6に6つの角部62を設けている。これにより、高力ボルト3を締める際に中間材6が供回りしようとしても、いずれかの角部62がボルト挿通孔11,21の内側面に突き当たり、ボルト挿通孔11,21内における中間材6の自由回転が規制される。
なお、中間材6を形成する材料は特に限定されないが、中間材6は高力ボルトユニット30による強力な締め付けに耐え得るものである必要があり、高度な強度を有する鋼材等で形成されていることが好ましい。
本実施形態の接合構造によって鉄骨架構の継手プレート等の板状部材1,2を接合する場合には、まず、接合対象である構造体の継手プレート等の板状部材1,2同士を、ボルト挿通孔11,21がほぼ重なり合うように位置を合わせて重ね合わせる。
そして、ボルト挿通孔11,21内に中間材6を配置し、この中間材6を上下から挟むように、高力ボルト3のねじ頭32と板状部材1との間及びナット4と板状部材2との間にそれぞれ座金5(5a,5b)を配置する。
さらに、高力ボルト3の挿入方向(本実施形態では図2及び図4における上から下に向かう方向)の奥側(本実施形態では図2及び図4における下側)の座金5bの裏面側(本実施形態では図2及び図4における下側)にナット4を配置する。
本実施形態における板状部材の接合構造では、高力ボルト3による高い軸力による締め付けを行っても、軸方向の締め付け力は中間材6にかかるのみであり、板状部材1,2自体には締め付け力がかからない。このため、高力ボルト3による締め付け後、板状部材1,2は、ボルト挿通孔11,21の短方向(図2において縦(鉛直)方向)には移動が規制されるが、ボルト挿通孔11,21の長手方向(図2において横(水平)方向)にはボルト挿通孔11,21の長さの範囲内において相対的に移動することが可能である。
図5は、従来の板状部材の接合構造の一例を示す上面図であり、図6は、図5に示す板状部材の接合構造の側面図である。また、図7は、図5における一点鎖線で囲んだ部分VIIの拡大図であり、図8は、図6における一点鎖線で囲んだ部分VIIIの拡大図である。
板状部材1,2の接合時には、まず、接合対象である構造体の継手プレート等の板状部材1,2同士を、ボルト挿通孔12,22がほぼ重なり合うように位置を合わせて重ね合わせる。
そして、板状部材1,2の上下にそれぞれ座金9(9a,9b)を配置する。
また、ボルト7の挿入方向(本実施形態では図6及び図8における上から下に向かう方向)の奥側(本実施形態では図6及び図8における下側)の座金9bの裏面側(本実施形態では図6及び図8における下側)にナット8a,8bを2つ重ねて配置する。
そして、板状部材1,2の上下に座金9(9a,9b)が介在した状態で、ボルト7をボルト挿通孔12,22内に、図6及び図8における上から下に向かって挿通させて締め付けを行う。
他方で、ボルトによる締め付けを行うと、板状部材1,2が座金9(9a,9b)によって上下から挟み込まれた状態となる。このため、ボルト挿通孔12,22を長孔としても板状部材1,2が移動することができず、鉄骨架構を構成する構造体が地震等による振動を受けた場合や、構造体に熱膨張や収縮等が生じた場合に、構造体の動きを接合部分において吸収することができず、構造体同士を接合する接合部分(継手部分)に大きな応力が生じてしまう。その結果、例えば、接合部分(継手部分)の板状部材1、2等の部品に座屈等が生じるおそれがある。
図9(a)及び図9(b)に示すように、防風パネル103が複数設けられた長尺の防風壁100を複数の構造体に分割し、一の構造体の縦方向鉄骨101の継手プレート104にこれと隣接する構造体の横方向鉄骨102とを接合することで構造体同士を接合し一体化する場合、従来は、ボルト111を座金113を介してボルト挿通孔105に挿入し、ナット112と螺合させることによって2つの板状部材(すなわち、縦方向鉄骨101の継手プレート104と構造体の横方向鉄骨102)を挟み込むように締め付けていた。
このため、接合部分の緩み防止のために、高力ボルト3を用いて高い軸力による締め付け固定を行った場合でも、高力ボルト3及びナット4の締め付け程度に関わらず、板状部材1,2同士はボルト挿通孔11,21に沿う方向に移動することが可能であり、鉄骨架構を構成する構造体同士を接合する接合部分(継手部分)の変形追従性が確保される。
このため、中間材6がスペーサとして機能し、高力ボルト3にナット4を強く締めつけた場合でも板状部材1,2の表面と高力ボルト3やナット4との間に隙間が確保される。
これにより、接合部分の緩み防止のために高い軸力による締め付けを行った後でも、振動や温度変化等により構造体が動いて接合部分の板状部材1,2に強い力が加わった場合には、板状部材1,2同士が長孔であるボルト挿通孔11,21の延在方向に沿って相互に相対移動することが可能であり、接合部分が円滑に可動することにより、接合部分に無理な力が加わって接合部分の部品等が破壊されたり構造体が変形・損傷したりするのを防ぐことができる。
また、接合部分(継手部分)の変形追従性の確保を気にせずに、高力ボルト3について定められている締め付けトルクの限界まで締め付け固定することができるため、接合部分の緩みを確実に防止することができ、緩みの防止と接合部分(継手部分)の変形追従性の確保との両立を実現することができる。
特に本実施形態では、中間材6として六角ナットを用いるため、高力ボルト3の締結時には、6つの角部のいずれかがボルト挿通孔11,21の内側面に突き当たって自由回転を規制することができる。
また、市販の六角ナットを流用することも可能であるため、コストを抑えることができる。
例えば、中間材6は、4つの角部を有する四角形状でもよいし、六角形状よりもさらに多くの角部を有する多角形状であってもよい。
また、中間材6の上面視における形状を円形状とした場合でも、円形状の周縁部の一部にボルト挿通孔11,21の内側面に突き当たるような突起部や鍔部等を設けることで中間材6の供回りを防止してもよい。さらに、中間材6の上面視における形状を、長径がボルト挿通孔11,21の短方向の長さよりも長い楕円形状とすることで、供回りしない構成としてもよい。
例えば、中間材6を座金5bと一体化してもよい。この場合には、部品点数を少なくすることができるとともに、高力ボルトユニット30による締め付け作業の迅速化・効率化を図ることができる。
例えば、中間材6は、面方向のほぼ中央部に貫通孔が形成された円形状のスペーサーであってもよい。
例えば板状部材1,2の重畳部分に、3つ以上のボルト挿通孔11,21が形成されていてもよいし、ボルト挿通孔11,21が1つだけ形成されているものでもよい。
上記第1の実施形態にあっては、互いに接合される2枚の板状部材1,2に形成されているボルト挿通孔(ルーズホール)11,21に挿通される中間材6の幅が、締付け用の高力ボルト3のネジ部の径よりも大きいため、既設の構造物における鉄骨プレート同士の接合部分に適用しようとすると、構造物が存在する現場にてボルト挿通孔11,21の幅を大きくする切削加工を行う必要がある。そのため、作業時間が長くなってしまうとともに、元の座金よりも径の大きな座金に変える必要があるという課題がある。
第2の実施形態は、上記のような第1の実施形態の有する課題を解決するための工夫を、中間材6やその周辺の部品に施したものである。以下、その幾つかの具体例について説明する。
第2の具体例は、このような不具合を回避するため、図11(a),(b)に示すように、中間材構成体6A,6Bの一方の面に接合されるワッシャ17との間に、例えば両面テープ8を介在させて、中間材構成体6A,6Bとワッシャ17とを接着させるように構成したものである。
なお、上記のように、中間材構成体6A,6Bとワッシャ17とを両面テープ8で接着させる代わりに、高力ボルト3のネジ部外周と中間材構成体6A,6Bの内周とを両面テープや接着剤を用いて接着させるようにしてもよい。
また、図14に示すように、中間材構成体6A,6Bの端面の内側縁部に、ワッシャ17の開口部と高力ボルト3の外周面との隙間に入り込む突起6a,6bを設けたものであっても良い。
2 板状部材
3 高力ボルト
4 ナット
5 座金
6 中間材
6A,6B 中間材構成体
17 ワッシャ
11 ボルト挿通孔
21 ボルト挿通孔
31 軸部
32 ねじ頭
61 貫通孔
62 角部
Claims (7)
- 板状部材同士を重ね合せて接合する板状部材の接合構造であって、
高力ボルトとナットとを有し前記板状部材同士を接合する高力ボルトユニットと、
前記板状部材の重畳部分の厚みよりも厚く形成されるとともに、前記板状部材の板厚方向に貫通する貫通孔を形成可能な中間材と、
を備え、
前記板状部材の重畳部分には、長孔形状のボルト挿通孔が形成され、
前記中間材は、前記ボルト挿通孔内に配置されており、
前記高力ボルトは、前記ボルト挿通孔内に配置された前記中間材により形成される前記貫通孔に挿通され、前記中間材が介在した状態で前記ナットと螺合され、
前記中間材は、前記ボルト挿通孔内での自由回転を規制する角部を有していることを特徴とする板状部材の接合構造。 - 前記中間材は、六角ナットであることを特徴とする請求項1に記載の板状部材の接合構造。
- 板状部材同士を重ね合せて接合する板状部材の接合構造であって、
高力ボルトとナットとを有し前記板状部材同士を接合する高力ボルトユニットと、
前記板状部材の重畳部分の厚みよりも厚く形成されるとともに、前記板状部材の板厚方向に貫通する貫通孔を形成可能な中間材と、
を備え、
前記板状部材の重畳部分には、長孔形状のボルト挿通孔が形成され、
前記中間材は、前記ボルト挿通孔内に配置されており、
前記高力ボルトは、前記ボルト挿通孔内に配置された前記中間材により形成される前記貫通孔に挿通され、前記中間材が介在した状態で前記ナットと螺合され、
前記中間材は、対向配置されることで前記貫通孔を形成する複数個の中間材構成体を備えていることを特徴とする板状部材の接合構造。 - 前記高力ボルトユニットは、前記ボルト挿通孔内に配置された前記中間材と接合されるワッシャと、前記ワッシャまたは前記高力ボルトと前記中間材構成体との間に設けられ当該中間材構成体の離反方向への移動を抑止可能な移動抑止手段と、を備えていることを特徴とする請求項3に記載の板状部材の接合構造。
- 前記高力ボルトユニットは、前記複数個の中間材構成体同士を繋ぎ止める手段を備えていることを特徴とする請求項3に記載の板状部材の接合構造。
- 前記高力ボルトユニットは、前記ボルト挿通孔内に配置された前記中間材と接合されるワッシャを備え、前記ワッシャまたは前記中間材構成体に、前記ボルト挿通孔内に配置された前記複数個の中間材構成体が前記高力ボルトユニットの外周から離れる方向へ移動するのを阻止する手段が設けられていることを特徴とする請求項3に記載の板状部材の接合構造。
- 板状部材同士を重ね合せて接合する板状部材の接合構造であって、
高力ボルトとナットとを有し前記板状部材同士を接合する高力ボルトユニットと、
前記板状部材の重畳部分の厚みよりも厚く形成されるとともに、前記板状部材の板厚方向に貫通する貫通孔を形成可能な中間材と、
を備え、
前記板状部材の重畳部分には、長孔形状のボルト挿通孔が形成され、
前記中間材は、前記ボルト挿通孔内に配置されており、
前記高力ボルトは、前記ボルト挿通孔内に配置された前記中間材により形成される前記貫通孔に挿通され、前記中間材が介在した状態で前記ナットと螺合され、
前記中間材は、対向配置されて前記貫通孔を形成する複数の中間材構成部とそれらの中間材構成部を結合する結合部とを備え一体に構成されていることを特徴とする板状部材の接合構造。
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