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JP6654376B2 - 乗車人数検知装置および異常通知装置 - Google Patents
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JP6654376B2 - 乗車人数検知装置および異常通知装置 - Google Patents

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Description

本発明は、車両に乗車している人物の数を検知する乗車人数検知装置、および車両における異常を通知する異常通知装置に関する。
上記の乗車人数検知装置として、使用者がボタン操作を行った際に、近距離装置でサーチされた携帯装置の数を車両における人物の数として検知するものが知られている(例えば、特許文献1参照)。
特開2013−247621号公報
しかしながら、上記の乗車人数検知装置では、使用者がボタン操作を行わない限り車両における人物の数の検知ができないため、用途によっては使い勝手が悪いという問題点があった。また、上記の乗車人数検知装置や車両における異常を通知する異常通知装置の技術分野においては、使用者による操作によらず正確に人物の数を検知したいという要求がある。
そこでこのような問題点を鑑み、車両に乗車している人物の数を検知する技術において、使用者による操作を要求することなく、より正確に車両に乗車している人物の数を検知できるようにすることを本発明の目的とする。
本発明の一側面の乗車人数検知装置において、走行状態取得手段は、車両の走行状態を取得し、装置数カウント手段は、車両の走行状態が予め設定されたカウント条件を満たす際に、人物がそれぞれ所持する装置である1または複数の携帯装置からの電波または音波を検知することによって携帯装置の数をカウントする。また、人数出力手段は、装置数カウント手段にて得られた携帯装置の数に応じた値を人物の数として出力する。
このような乗車人数検知装置によれば、走行状態がカウント条件を満たす場合に人物の数を検知するので、カウント条件を車両のすぐそばに他の人物が存在しにくい条件に設定すれば、車両外の他の人物が所持する携帯装置が人数のカウントに与える影響を軽減することができる。よって、使用者による操作を要求することなく、より正確に車両に乗車している人物の数を検知することができる。
なお、各請求項の記載は、可能な限りにおいて任意に組み合わせることができる。この際、一部構成を除外してもよい。
第1実施形態の異常通知システム1の概略構成を示すブロック図である。 人数検知ECU10が実行する車載機処理を示すフローチャートである。 スマートフォン20が実行するスマホ処理を示すフローチャートである。 非常通信部35が実行する非常通信処理を示すフローチャートである。 第2実施形態の異常通知システム2の概略構成を示すブロック図である。 認証ECU50が実行する車載機処理を示すフローチャートである。 携帯機40が実行する携帯機処理を示すフローチャートである。
以下に本発明にかかる実施の形態を図面と共に説明する。
[第1実施形態]
[第1実施形態の構成]
本発明が適用された異常通知システム1は、走行状態がカウント条件を満たす場合にスマートフォン等の端末装置の数をカウントし、事故等の車両の異常が生じた際に、端末装置の数を含む情報を車両の外部に通知する機能を有するものである。なお、本明細書においては、使用者が携えて利用するスマートフォン20等の装置である携帯装置を端末装置、或いは端末と表記する。
異常通知システム1は、図1に示すように、車両100に搭載された人数検知ECU10と、主に車両100内において車両100の乗員にて所持される1または複数のスマートフォン20とを備えて構成されている。人数検知ECU10とスマートフォン20とはBluetooth(登録商標)によって通信するよう設定されている。
車両100においては、人数検知ECU10に加えて、移動距離検出部31、GPS(全地球測位システム)受信機32、走行速度検出部34、非常通信部35を備えている。人数検知ECU10、移動距離検出部31、および非常通信部35は、通信用のバス5を介して互いに通信可能に接続されている。
人数検知ECU10は、CPU11と、ROM、RAM等のメモリ12と、BLE(Bluetooth Low Energy)モジュール13とを備えている。CPU11およびメモリ12は、周知のコンピュータを構成し、CPU11はメモリ12に格納されたプログラムに従って後述する車載機処理等の各種処理を実施する。なお、車載機処理では、車両100に乗車している人物の数に関する情報が非常通信部35に送られる。
また、メモリ12には、車両100に乗車する可能性がある人物が所持するスマートフォン20等の端末装置を識別するための識別情報が、登録情報として予め記録されている。登録情報は後述する車載機処理において利用される。
BLEモジュール13は、電力を低減した通信方式でBluetooth通信を行う周知のモジュールである。BLEモジュール13は、車両100内が通信可能領域となるよう設定され、主に車両100の乗員が所持するスマートフォン20との通信を行う。
GPS受信機32は、GPS衛星から送信された電波に基づいて位置を検知する周知の位置検知装置として構成されている。GPS受信機32は、検知した位置を繰り返し移動距離検出部31に送る。
走行速度検出部34は、車両100の走行速度を検知する周知の車速センサとして構成されている。走行速度検出部34は、繰り返し車速を検知し、検知した車速を移動距離検出部31に送る。
移動距離検出部31は、車両100の移動距離を定期的に求め、求めた移動距離(例えば車両100の総走行距離等)をバス5上に出力する。例えば、移動距離検出部31は、GPS受信機32から繰り返し得られる位置の偏差の積算値を移動距離として出力する。或いは、移動距離検出部31は、走行速度検出部34から得られる車速に時間を乗じて積算し、移動距離として出力する。
非常通信部35は、CPUとメモリとを備えたコンピュータとして構成されており、後述する非常通報処理等の各種処理を実施する。
スマートフォン20は、CPU21とROM,RAM等のメモリ22と、GPS受信機23と、Bluetoothモジュール24とを備えている。CPU21およびメモリ22は、周知のコンピュータを構成し、CPU21はメモリ22に格納されたプログラムに従って後述するスマホ処理等の各種処理を実施する。
Bluetoothモジュール24は、周知のBluetoothモジュールとして構成されている。Bluetoothモジュール24は、Bluetoothを利用して人数検知ECU10との通信を行う。すなわち、Bluetoothモジュール24は、BLE通信機能も備えており、人数検知ECU10のBLEモジュール13と通信可能に構成されている。
[第1実施形態の処理]
このように構成された異常通知システム1において、人数検知ECU10は、図2に示す車載機処理を実施する。また、スマートフォン20は、図3に示すスマホ処理を実施する。
車載機処理およびスマホ処理は、車両100の乗員の数を検知するための処理である。車載機処理は、例えば車両の電源(イグニッション等のスイッチ)が投入されると開始される処理であり、また、スマホ処理は、例えば、スマートフォン20の電源が投入されると開始される処理である。
車載機処理では、図2に示すように、まず、BLEモジュール13を起動させ、周囲(通信可能範囲内)に位置するスマートフォン20等の端末装置をサーチする(S110)。一方、スマートフォン20は、図3に示すスマホ処理を実施し、この処理では、自装置の存在を周囲に示す信号を送信するタイミングであるか否かを判定する(S210)。信号を送信するタイミングでなければ(S210:NO)、S210の処理を繰り返す。
また、信号を送信するタイミングであれば(S210:YES)、自装置の存在を示すAdvertisingパケットを周囲に送信し(S220)、S210の処理に戻る。
車載機処理では、周囲に位置する端末装置から、このようなAdvertisingパケットを受けて、図2に示すように、端末装置の検知台数を認識する(S120)。なお、Advertisingパケットには、端末装置を特定するための識別情報(ID)も含まれており、端末装置の検知台数を認識する際に、この識別情報も取得し、これらの情報をメモリ12に記録させる。
続いて、車載機処理が起動されてからの処理の実行回数を検知回数nとして、該検知回数nと予め設定された回数閾値Nとを比較する(S130)。ここで、回数閾値Nは、たまたま検知されてしまった車両100外に位置する端末装置を検知台数から除外するために設定される値であり、例えば、2〜5程度の値に設定される。
検知回数nが回数閾値N以下であれば(S130:NO)、後述するS160の処理に移行する。すなわち、検知回数nが回数閾値N以下である場合には、端末装置の数の検知精度が低い可能性が高いので、検知台数を確定させる処理を省略する。
また、検知回数nが回数閾値Nを超えていれば(S130:YES)、登録情報をメモリ12から取得する(S132)。登録情報には、事前に登録された端末装置である登録端末を識別するための識別情報や、端末装置を所持する人物の特性(性別、年齢、持病の有無等)を示す情報が含まれる。
続いて、得られたAdvertisingパケットのうちの、登録端末以外のものを除去する(S134)。すなわち、登録端末に関する検知台数と識別情報とが残される。
続いて、検知率が検知閾値以上のものを抽出し、抽出したものの数を通知検知台数として設定する(S140)。この構成により電波強度が一定して高い端末装置(電波強度の変化が少ない端末装置)を検知しやすくしている。ここで、検知率とは、検知回数nに対してある端末装置を検知した確率を示し、端末装置毎に求められる値である。
また、検知閾値は、回数閾値Nと同様に、たまたま検知されてしまった車両100外に位置する端末装置を除外するために設定される値である。この検知閾値は、例えば、50%程度の値に設定される。また、通知検知台数は、検知した端末装置の数のうちの、他のECUに通知を行うための数である。
続いて、移動距離検出部31から移動距離を取得する(S160)。そして、移動距離が基準距離以上であるか否かを判定する(S170)。なお、S160の処理にて取得する距離は、総走行距離等の情報であるが、S170の処理にて用いる移動距離は、S110〜S150の処理を実施してからの距離である。
つまり、本処理の開始時に、移動距離検出部31から移動距離を取得しておき、この距離と、S160の処理にて取得した移動距離との差分をS170の処理にて利用する。なお、本実施形態の構成では、車両100が移動距離分だけ移動した後、および移動前(車両100の発進前)に、人数の検知を行う処理を実施することになる。
移動距離が基準距離未満であれば(S170:NO)、S160の処理に戻る。また、移動距離が基準距離以上であれば(S170:YES)、S110以下の処理を繰り返す。
次に、非常通信部35が実行する非常通信処理について説明する。非常通信処理は、車両100の異常時に、クラウド36に対して車両100に乗車している人物の人数等の情報を通知する処理である。
非常通信処理では、図4に示すように、まず、バス5を監視し、通知検知台数を受信したか否かを判定する(S250)。通知検知台数を受信していなければ(S250:NO)、S250の処理を繰り返す。
また、通知検知台数を受信していれば(S250:YES)、受信データを当該非常通信部35内のメモリに保持する(S260)。続いて、車両100に異常が生じたか否かを判定する(S270)。異常を検知する際には、例えば、事故が想定される大きな加速度が検知されたときや、車両100の乗員が動かない等の事象を周知の手法(加速度センサやカメラによる画像認識等)によって認識し、これらの事象が検知されると異常であると判断する。
車両100に異常が生じていなければ(S270:NO)、S270の処理を繰り返す。また、車両100に異常が生じていれば(S270:YES)、車両内の人物に異常がある旨を示す異常情報をクラウド36上に位置する所定のサーバ(緊急コールセンタ等)に送る(S280)。この際、人数検知ECU10から送られた人数の情報によって救護すべき人数を特定し、この人数とともに異常が生じた旨を異常情報としてクラウド36上に送る。
なお、本実施形態においては、人数検知ECU10は端末装置を所持する人物の特性(性別、年齢、持病の有無等)を示す情報も取得し、この情報を登録情報として非常通信部35に送信する。そして、非常通信部35は、人数と共に、この登録情報もクラウド36に送るよう設定されている。
このような処理が終了すると、非常通報処理を終了する。
[第1実施形態による効果]
上記の異常通知システム1において、人数検知ECU10は、車両の走行状態を取得し、車両の走行状態が予め設定されたカウント条件を満たす際に、人物がそれぞれ所持する装置である1または複数の端末装置からの電波または音波を検知することによって端末装置の数をカウントする。また、得られた端末装置の数に応じた値を人物の数として出力する。
このような異常通知システム1によれば、走行状態がカウント条件を満たす場合に人物の数を検知するので、カウント条件を車両のすぐそばに他の人物が存在しにくい条件に設定すれば、車両外の他の人物が所持する端末装置が人数のカウントに与える影響を軽減することができる。よって、使用者による操作を要求することなく、より正確に車両に乗車している人物の数を検知することができる。なお、端末装置からの電波を検知する際には、通信可能範囲が見通し範囲以下となる近距離無線通信を用いることが好ましい。車両100外の端末装置を検知しにくくするためである。
また、上記の異常通知システム1において、人数検知ECU10は、車両の走行状態として、車両の走行距離を取得し、カウント条件として、車両の走行開始後、予め設定された距離を走行したとの条件を満たす際に、端末装置の数をカウントする。
このような異常通知システム1によれば、走行開始後に端末装置の数をカウントするので、周囲の他車両や車両外の人物が所持する端末装置を誤検出する可能性を低減することができる。
また、上記の異常通知システム1において、人数検知ECU10は、カウント条件として、車両の走行開始前との条件を満たす際にも、端末装置の数をカウントする。
このような異常通知システム1によれば、端末装置の数のカウントを複数回行うことができるので、人物の数の検知精度を向上させることができる。また、このような異常通知システム1によれば、車両の走行開始前および走行開始後に端末装置の数をカウントするので、人物の数の検知精度を向上させることができる。
上記の異常通知システム1において、人数検知ECU10は、端末装置の数をカウントする際に、検知された端末装置を特定する特定情報を取得し、特定情報を用いて予め設定された確率以上の割合で検知された端末装置を端末装置の数に含め、この数に応じた値を人物の数として出力する。
このような異常通知システム1によれば、たまたま車両外の端末装置が検知された際に、この端末装置に基づいて人物の数が誤検知されること抑制することができる。
上記の異常通知システム1において、人数検知ECU10は、事前に登録された1または複数の端末装置を特定する登録情報を取得し、登録情報に含まれる端末装置のみについて端末装置の数とし、この数に応じた値を人物の数として出力する。
このような異常通知システム1によれば、意図しない端末装置に基づいて人物の数が誤検知されること抑制することができる。
上記の異常通知システム1において、人数検知ECU10は、登録情報として、端末装置を所持する人物の特性を示す情報も取得する。
このような異常通知システム1によれば、端末装置を所持する人物の特性を示す情報も取得するので、どのような特性を有する人物が乗車しているかを検知することができる。
上記の異常通知システム1において、人数検知ECU10は、人物の数とともに登録情報も出力する。
このような異常通知システム1によれば、人物の数とともに登録情報も出力するので、乗員についてのより詳細な情報を出力することができる。
上記の異常通知システム1において、非常通信部35は、車両に乗車している人物の数を取得し、また、車両内の人物に異常がある旨を取得する。そして、非常通信部35は、異常がある旨が取得されると、人物の数を含む異常情報を車両の外部に通知する。
このような異常通知システム1によれば、車両内の人物に異常がある旨が取得された際に、人物の数を含む出力することができる。
上記の異常通知システム1において、非常通信部35は、上記の人数検知ECU10から出力される人物の数を取得する。
このような異常通知システム1によれば、より正確に車両に乗車している人物の数を検知し、その人数を車両の外部に通知することができる。
[第2実施形態]
[第2実施形態の構成]
次に、別形態の異常通知システム2について説明する。本実施形態(第2実施形態)では、第1実施形態の異常通知システム1と異なる箇所のみを詳述し、第1実施形態の異常通知システム1と同様の箇所については、同一の符号を付して説明を省略する。
本実施形態の異常通知システム2は、車両100とスマートフォン20等の端末装置とが車両100の鍵として機能する携帯機40を介して通信を行う。すなわち、異常通知システム2は、図5に示すように、携帯機40を備えて構成される。
また、車両100においては、人数検知ECU10に換えて、認証ECU50およびドア通信部60等を備えている。認証ECU50は、CPU51と、ROM,RAM等のメモリ52と、RFアンテナ53と、RFレシーバ54と、LFドライバ55とを備えている。
CPU51およびメモリ52は、周知のコンピュータを構成し、CPU51はメモリ52に格納されたプログラムに従って後述する車載機処理等の各種処理を実施する。例えば、CPU51は、車載機処理以外の処理として、エンジン始動ボタン37が操作された際に、携帯機40との認証を行い、認証が成功すれば図示しないエンジンECUに対してエンジンの始動を許可する処理等を実施する。
携帯機40からデータを受信する際には、RFアンテナを用いてRF帯(radio frequency)の信号を受信し、RFレシーバ54が受信したRF帯の信号を復調する。復調された信号はCPU51(コンピュータ)に送られる。車両100から携帯機40にデータを送信する際には、LFドライバ55において送信しようとするデータをLF帯に変調し、変調された信号をドア通信部60に送る。
ドア通信部60は、タッチセンサ61およびLFアンテナ62を備えており、LF帯(low frequency)に変調された信号をLFアンテナ62から送信する。なお、タッチセンサ61は車両100のドアを開錠または施錠する際に使用者によって触れられる周知のセンサであり、タッチセンサ61が触れられると、CPU51が携帯機の40の認証を行う。この際、CPU51は、認証が成功すると、ドアの開錠や施錠を行うアクチュエータ(図示省略)に対して開錠または施錠するよう指示を送る。
携帯機40は、車両100の施錠や開錠、或いはエンジンの始動のために、認証を行うための認証情報(ID等)を送信する機能を有するが、本実施形態では、認証ECU50とスマートフォン20等の端末装置との間のデータのやりとりを中継する中継装置としても機能する。本実施形態では、中継装置としての機能について説明する。
携帯機40は、CPU41と、ROM,RAM等のメモリ42と、BLEモジュール43と、RF送信部44と、RFアンテナ45と、LFアンテナ46と、LF受信部47とを備えている。CPU41およびメモリ42は、周知のコンピュータを構成し、CPU41はメモリ42に格納されたプログラムに従って後述する携帯機処理等の各種処理を実施する。
BLEモジュール43は、前述のBLEモジュール13と同様に、電力を低減した通信方式でBluetooth通信を行う周知のモジュールである。BLEモジュール43は、スマートフォン20等の端末装置との通信に用いられ、CPU41にて生成されたデータを端末装置に送信し、端末装置から得られたデータをCPU41に送る。
RF送信部44は、CPU41にて生成された車両100宛のデータをRF帯の信号に変調する。RFアンテナ45は、RF帯の信号を送信する。
LFアンテナ46は、LF帯の信号を受信し、LF受信部47に送る。LF受信部は、LF帯の信号を復調し、復調後のデータをCPU41に送る。
[第2実施形態の処理]
このように構成された異常通知システム2において、認証ECU50は、図6に示す車載機処理を実施する。また、携帯機40は、図7に示す携帯機処理を実施する。なお、スマートフォン20は、図3に示したスマホ処理を実施する。
第2実施形態の車載機処理および携帯機処理は、車両100の乗員の数を検知する処理である。車載機処理は、例えば車両の電源(イグニッション等のスイッチ)が投入されると開始される処理である。また、携帯機処理は、例えば、定期的に起動する処理である。
車載機処理では、図6に示すように、まず、サーチ指令をLF通信にて送信する(S310)。なお、サーチ指令とは、携帯機40に周囲に存在する端末装置を探索させる処理である。また、サーチ指令は、LFドライバ55およびLFアンテナ62を介して送信される。
続いて、通知検知台数を受信したか否かを判定する(S320)。通知検知台数は、携帯機40によって検知された端末装置の数であり、RFアンテナ53およびRFレシーバ54を介して受信される。
通知検知台数を受信していなければ(S320:NO)、S320の処理を繰り返す。また、通知検知台数を受信していれば(S320:YES)、前述のS150〜S170の処理を実施し、S310の処理に戻る。
次に、携帯機処理では、図7に示すように、まず、車載機処理によって送信されるサーチ指令を受信したか否かを判定する(S410)。サーチ指令を受信していなければ(S410:NO)、携帯機処理を終了する。また、サーチ指令を受信していれば(S410:YES)、前述のS110〜S140の処理を実施する。
続いて、通知検知台数をRF通信にて通知し(S420)、S410の処理に戻る。
[第2実施形態による効果]
上記の異常通知システム2において、携帯機40は、RF送信部44、LF受信部47を用いて車両側の装置と通信を行うことによって車両の走行状態を取得し、また、人物の数を含む出力を行う。
このような異常通知システム2によれば、乗車人数検知装置を車載装置(認証ECU50)とは異なる装置として構成するので、車載装置の構成を簡素化することができる。よって、既存の車載装置に必要となるカスタマイズを最小限にすることができ、既存の車載装置の構成の大部分をそのまま活用したシステムとすることができる。
[その他の実施形態]
本発明は、上記の実施形態によって何ら限定して解釈されない。また、上記の実施形態の説明で用いる符号を特許請求の範囲にも適宜使用しているが、各請求項に係る発明の理解を容易にする目的で使用しており、各請求項に係る発明の技術的範囲を限定する意図ではない。上記実施形態における1つの構成要素が有する機能を複数の構成要素として分散させたり、複数の構成要素が有する機能を1つの構成要素に統合させたりしてもよい。また、上記実施形態の構成の少なくとも一部を、同様の機能を有する公知の構成に置き換えてもよい。また、上記実施形態の構成の一部を、課題を解決できる限りにおいて省略してもよい。また、上記実施形態の構成の少なくとも一部を、他の上記実施形態の構成に対して付加又は置換してもよい。なお、特許請求の範囲に記載した文言のみによって特定される技術思想に含まれるあらゆる態様が本発明の実施形態である。
上述した異常通知システム1,2の他、当該異常通知システム1,2の構成要素となる各装置、当該異常通知システム1,2としてコンピュータを機能させるためのプログラム、このプログラムを記録した媒体、異常通知方法など、種々の形態で本発明を実現することもできる。
例えば、上記実施形態においては、端末装置の数を車両100に乗車している人物の数としたが、端末装置の数に応じた値を人物の数とすればよい。例えば、端末装置の数に対して、端末装置の所持率(普及率)に応じた係数を乗じたもの等の値を人物の数としてもよい。
また、上記実施形態においては、車両の走行状態として移動距離を採用したが、エンジン始動後の経過時間や走行時間等を採用してもよい。このようにする場合には、車両の走行状態が予め設定された条件になると人数のカウントを行うとよい。
また、上記実施形態においては、車両100がクラウド36に対して直接、人物の数を含む通知を行ったが、スマートフォン20等の任意の通信装置を経由して通知を行ってもよい。この場合、スマートフォン20等の通信装置が車両100とクラウド36との間で中継装置として機能すればよい。
これらのようにしても上記実施形態と概ね同様の効果を享受することができる。
[実施形態の構成と本発明の手段との対応関係]
上記実施形態における人数検知ECU10および携帯機40は本発明でいう乗車人数検知装置に相当し、上記実施形態における非常通信部35は本発明でいう異常通知装置に相当する。また、上記実施形態におけるRF送信部44、LF受信部47は本発明でいう対車両通信手段に相当する。
また、上記実施形態において実施される処理のうちの、S110,S120の処理は本発明でいう装置数カウント手段に相当し、上記実施形態におけるS160の処理は本発明でいう走行状態取得手段に相当する。また、上記実施形態におけるS134,S140,S150の処理は本発明でいう人数出力手段に相当し、上記実施形態におけるS132の処理は本発明でいう登録情報取得手段に相当する。
また、上記実施形態におけるS250,S260の処理は本発明でいう乗車人数取得手段に相当し、上記実施形態におけるS270の処理は本発明でいう異常取得手段に相当する。また、上記実施形態におけるS280非常通知手段に相当する。
1,2…異常通知システム、5…バス、10…人数検知ECU、11…CPU、12…メモリ、13…BLEモジュール、20…スマートフォン、21…CPU、22…メモリ、23…GPS受信機、24…Bluetoothモジュール、31…移動距離検出部、32…GPS受信機、34…走行速度検出部、35…非常通信部、36…クラウド、37…エンジン始動ボタン、40…携帯機、41…CPU、42…メモリ、43…BLEモジュール、44…RF送信部、45…RFアンテナ、46…LFアンテナ、47…LF受信部、50…認証ECU、51…CPU、52…メモリ、53…RFアンテナ、54…RFレシーバ、55…LFドライバ、60…ドア通信部、61…タッチセンサ、62…LFアンテナ、100…車両。

Claims (10)

  1. 車両(100)に乗車している人物の数を検知する乗車人数検知装置(10、40)であって、
    前記車両の走行状態を取得する走行状態取得手段(S160)と、
    前記車両の走行状態が予め設定されたカウント条件を満たす際に、前記人物がそれぞれ所持する装置である1または複数の携帯装置からの電波または音波を検知することによって前記携帯装置の数をカウントする装置数カウント手段(S110,S120)と、
    前記装置数カウント手段にて得られた携帯装置の数に応じた値を前記人物の数として出力する人数出力手段(S134,S140,S150)と、
    を備え
    前記走行状態取得手段は、前記車両の走行状態として、車両の走行距離を取得し、
    前記装置数カウント手段は、前記カウント条件として、車両の走行開始後、予め設定された距離を走行したとの条件を満たす際に、前記携帯装置の数をカウントすること
    を特徴とする乗車人数検知装置。
  2. 請求項に記載の乗車人数検知装置において、
    前記装置数カウント手段は、前記カウント条件として、車両の走行開始前との条件を満たす際にも、前記携帯装置の数をカウントすること
    を特徴とする乗車人数検知装置。
  3. 請求項1または請求項2に記載の乗車人数検知装置において、
    事前に登録された1または複数の携帯装置を特定する登録情報を取得する登録情報取得手段(S132)、を備え、
    前記人数出力手段は、前記登録情報に含まれる携帯装置のみについて前記装置数カウント手段にて得られた携帯装置の数とし、この数に応じた値を前記人物の数として出力すること
    を備えたことを特徴とする乗車人数検知装置。
  4. 車両(100)に乗車している人物の数を検知する乗車人数検知装置(10、40)であって、
    前記車両の走行状態を取得する走行状態取得手段(S160)と、
    前記車両の走行状態が予め設定されたカウント条件を満たす際に、前記人物がそれぞれ所持する装置である1または複数の携帯装置からの電波または音波を検知することによって前記携帯装置の数をカウントする装置数カウント手段(S110,S120)と、
    前記装置数カウント手段にて得られた携帯装置の数に応じた値を前記人物の数として出力する人数出力手段(S134,S140,S150)と、
    事前に登録された1または複数の携帯装置を特定する登録情報を取得する登録情報取得手段(S132)と、を備え、
    前記人数出力手段は、前記登録情報に含まれる携帯装置のみについて前記装置数カウント手段にて得られた携帯装置の数とし、この数に応じた値を前記人物の数として出力すること
    を特徴とする乗車人数検知装置。
  5. 請求項3または請求項4に記載の乗車人数検知装置において、
    前記登録情報取得手段は、前記登録情報として、携帯装置を所持する人物の特性を示す情報も取得すること
    を特徴とする乗車人数検知装置。
  6. 請求項3〜請求項5の何れか1項に記載の乗車人数検知装置において、
    前記人数出力手段は、前記人物の数とともに前記登録情報も出力すること
    を特徴とする乗車人数検知装置。
  7. 請求項1〜請求項の何れか1項に記載の乗車人数検知装置において、
    前記装置数カウント手段は、携帯装置の数をカウントする際に、検知された携帯装置を特定する特定情報を取得し、
    前記人数出力手段は、前記特定情報を用いて予め設定された確率以上の割合で検知された携帯装置を前記装置数カウント手段にて得られた携帯装置の数に含め、この数に応じた値を前記人物の数として出力すること
    を特徴とする乗車人数検知装置。
  8. 請求項1〜請求項7の何れか1項に記載の乗車人数検知装置において、
    車両側の装置と通信を行うための対車両通信手段(44、47)を備え、
    前記走行状態取得手段は、前記対車両通信手段を用いて前記車両の走行状態を取得し、
    前記人数出力手段は、前記対車両通信手段を用いて出力を行うこと
    を特徴とする乗車人数検知装置。
  9. 車両における異常を通知する異常通知装置(35)であって、
    前記車両の走行状態を取得する走行状態取得手段(S160)と、
    前記車両の走行状態が予め設定されたカウント条件を満たす際に、前記車両に乗車している人物がそれぞれ所持する装置である1または複数の携帯装置からの電波または音波を検知することによって前記携帯装置の数をカウントする装置数カウント手段(S110,S120)と、
    前記装置数カウント手段にて得られた携帯装置の数に応じた値を前記人物の数として出力する人数出力手段(S134,S140,S150)と、
    前記人物の数を取得する乗車人数取得手段(S250,S260)と、
    車両内の人物に異常がある旨を取得する異常取得手段(S270)と、
    前記異常がある旨が取得されると、前記人物の数を含み、車両内の人物に異常がある旨を示す異常情報を車両の外部に通知する非常通知手段(S280)と、
    を備え、
    前記走行状態取得手段は、前記車両の走行状態として、車両の走行距離を取得し、
    前記装置数カウント手段は、前記カウント条件として、車両の走行開始後、予め設定された距離を走行したとの条件を満たす際に、前記携帯装置の数をカウントすること
    を特徴とする異常通知装置。
  10. 車両における異常を通知する異常通知装置(35)であって、
    前記車両の走行状態を取得する走行状態取得手段(S160)と、
    前記車両の走行状態が予め設定されたカウント条件を満たす際に、前記車両に乗車している人物がそれぞれ所持する装置である1または複数の携帯装置からの電波または音波を検知することによって前記携帯装置の数をカウントする装置数カウント手段(S110,S120)と、
    前記装置数カウント手段にて得られた携帯装置の数に応じた値を前記人物の数として出力する人数出力手段(S134,S140,S150)と、
    前記人物の数を取得する乗車人数取得手段(S250,S260)と、
    車両内の人物に異常がある旨を取得する異常取得手段(S270)と、
    前記異常がある旨が取得されると、前記人物の数を含み、車両内の人物に異常がある旨を示す異常情報を車両の外部に通知する非常通知手段(S280)と、
    事前に登録された1または複数の携帯装置を特定する登録情報を取得する登録情報取得手段(S132)と、
    を備え、
    前記人数出力手段は、前記登録情報に含まれる携帯装置のみについて前記装置数カウント手段にて得られた携帯装置の数とし、この数に応じた値を前記人物の数として出力すること
    を特徴とする異常通知装置。
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