JP6656073B2 - トナー - Google Patents
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Description
前記樹脂成分が、オレフィン系共重合体及び結晶性ポリエステル樹脂を有し、
前記オレフィン系共重合体は
下記式(1)で示されるユニットY1と、
下記式(2)で示されるユニットおよび下記式(3)で示されるユニットの群から選択される少なくとも1種のユニットY2と
を有し、
前記樹脂成分に含まれる前記オレフィン系共重合体の含有量が、樹脂成分の全質量に対し50質量%以上であって、
前記ユニットY2の含有量が、オレフィン系共重合体の全質量に対し3質量%以上35質量%以下であり、
前記オレフィン系共重合体は、メルトフローレートが30g/10分以下であることを特徴とするトナー。
・溶剤:テトラヒドロフラン−エチルアルコール混液(2:1)を、使用直前にフェノールフタレインを指示薬として0.1mol/Lの水酸化カリウムエチルアルコール溶液で中和しておく。
試料としてコア用樹脂1〜20gを正しくはかりとり、これに上記溶剤100mL及び指示薬として上記フェノールフタレイン溶液数滴を加え、試料が完全に溶けるまで十分に振る。固体試料の場合は水浴上で加温して溶かす。冷却後これを上記0.1mol/Lの水酸化カリウムエチルアルコール溶液で滴定し、指示薬の微紅色が30秒間続いたときを中和の終点とする。
次の式によって酸価を算出する。
A=B×f×5.611/S
A:酸価(mgKOH/g)
B:0.1mol/Lの水酸化カリウムエチルアルコール溶液の使用量(mL)
f:0.1mol/Lの水酸化カリウムエチルアルコール溶液のファクター
S:試料(g)
本発明に使用する結晶性ポリエステル樹脂のゲルパーミエーションクロマトグラフィーを用いて測定された重量平均分子量(Mw)は、5000〜50000であることが好ましく、より好ましくは、5000〜20000である。
装置:HLC−8121GPC/HT(東ソー社製)
検出器:高温用RI
カラム:TSKgel GMHHR−H HT 2連(東ソー社製)
温度:135.0℃
溶媒:ゲルクロマトグラフ用o−ジクロロベンゼン
(BHT 0.10質量%添加)
流速:1.0mL/min
注入量:0.4mL
X線回折装置:Bruker AXS製 D8 ADVANCE
X線源:Cu−Kα線(グラファイトモノクロメータにより単色化)
出力:40kV、40mA
スリット系:スリットDS、SS=1°、RS=0.2mm、
測定範囲:2θ=5°〜60°
ステップ間隔:0.02°
スキャン速度:1°/min
測定結果から、試料のX線回折プロファイルを結晶ピークと非晶散乱に分離し、それらの面積から下式により算出できる。
結晶化度(%)=Ic/(Ic+Ia)×100
Ic:各結晶ピーク面積の和
Ia:非晶散乱面積の和
イエロートナー用染料としては、C.I.ソルベントイエロー162がある。
乳化凝集法においては、初めに樹脂微粒子を準備する。樹脂微粒子は公知の方法で製造できるが、以下の方法で作製することが好ましい。
凝集工程とは、上述の樹脂微粒子分散液に、着色剤微粒子分散液や、離型剤微粒子分散液を混合し、混合液を調製し、ついで、調製された混合液中に含まれる粒子を凝集し、凝集体を形成させる工程である。凝集体を形成させる方法としては、例えば凝集剤を上記混合液中に添加・混合し、温度を上げたり、機械的動力等を適宜加えたりする方法が好適に例示できる。
融合工程とは、上記凝集体を、結晶性ポリエステル樹脂の融点以上に加熱し融合することで、凝集体表面を平滑化した粒子を製造する工程である。一次融合工程に入る前に、トナー粒子間の融着を防ぐため、キレート剤、pH調整剤、界面活性剤等を適宜投入することができる。
冷却工程とは、上記粒子を含む水系媒体の温度を、前記オレフィン系共重合体の結晶化温度より低い温度まで冷却する工程である。冷却を結晶化温度より低い温度まで行わないと、粗大粒子が発生してしまう。具体的な冷却速度は0.1〜50℃/分である。
上記工程を経て作製した粒子を、洗浄、ろ過、を繰り返すことによりトナー中の不純物を除去することができる。具体的には純水またはメタノールやエタノールなどのアルコール溶剤を用いてトナーを洗浄し、ろ過を複数回繰り返すことによりトナー中の金属塩や界面活性剤などを除くことができる。ろ過の回数は3〜20回が製造効率の点から好ましく、3〜10回がより好ましい。
上記工程で得た粒子の乾燥を行い、必要に応じて、シリカ、アルミナ、チタニア、炭酸カルシウム等の無機粒体や、ビニル系樹脂、ポリエステル樹脂、シリコーン樹脂等の樹脂粒子を、乾燥状態で剪断力を印加して添加してもよい。これらの無機粒体や樹脂粒子は、流動性助剤やクリーニング助剤等の外添剤として機能する。
・トルエン(和光純薬製)300g
・エチレン−酢酸ビニル共重合体A(酢酸ビニルに由来するユニット比率:15質量%、重量平均分子量:110000、メルトフローレート:12g/10分、融点:86℃、破断伸度=700%、(l+m+n)/W=0.99)100g
・結晶性ポリエステル樹脂A(組成(モル比)〔1,9−ノナンジオール:セバシン酸=100:100〕、数平均分子量(Mn)=5,500、重量平均分子量(Mw)=15,500、ピーク分子量(Mp)=11,400、融点=72℃、酸価=13mgKOH/g)25g
以上の処方を混合し、90℃で溶解させた。
結晶性ポリエステル樹脂Aの使用量を15gに変更した以外は樹脂微粒子1分散液の製造方法と同様にして、樹脂微粒子2分散液を得た。得られた樹脂微粒子2の体積基準のメジアン径は、0.55μmであった。
エチレン−酢酸ビニル共重合体Aをエチレン−酢酸ビニル共重合体B(酢酸ビニルに由来するユニット比率:20質量%、メルトフローレート:14g/分、融点:75℃、破断伸度=800%、(l+m+n)/W=0.99)に変更した以外は樹脂微粒子1分散液の製造方法と同様にして、樹脂微粒子3分散液を得た。得られた樹脂微粒子3の体積基準のメジアン径は、0.41μmであった。
エチレン−酢酸ビニル共重合体Aをエチレン−酢酸ビニル共重合体C(酢酸ビニルに由来するユニット比率:28質量%、メルトフローレート:20g/10分、融点:69℃、破断伸度=800%、(l+m+n)/W=0.99)に変更した以外は樹脂微粒子1分散液の製造方法と同様にして、樹脂微粒子4分散液を得た。得られた樹脂微粒子4の体積基準のメジアン径は、0.41μmであった。
エチレン−酢酸ビニル共重合体Aをエチレン−酢酸ビニル共重合体D(酢酸ビニルに由来するユニット比率:6質量%、メルトフローレート:75g/10分、融点:96℃、破断伸度=460%、(l+m+n)/W=0.99)に変更した以外は樹脂微粒子1分散液の製造方法と同様に樹脂微粒子5分散液を得た。得られた樹脂微粒子5の体積基準のメジアン径は、0.38μmであった。
エチレン−酢酸ビニル共重合体Aをエチレン−酢酸ビニル共重合体E(酢酸ビニルに由来するユニットの比率:20質量%、メルトフローレート:200g/10分、融点:75℃、破断伸度=210%、(l+m+n)/W=0.99)に変更し、結晶性ポリエステル樹脂Aを使用しなかった以外は樹脂微粒子1分散液の製造方法と同様にして、樹脂微粒子6分散液を得た。得られた樹脂微粒子5の体積基準のメジアン径は、0.22μmであった。
エチレン−酢酸ビニル共重合体Aをエチレン−酢酸ビニル共重合体F(酢酸ビニルに由来するユニットの比率:41質量%、メルトフローレート:2.0g/10分、融点:40℃、破断伸度=870%、(l+m+n)/W=0.99)に変更した以外は樹脂微粒子1分散液の製造方法と同様にして、樹脂微粒子7分散液を得た。得られた樹脂微粒子7の体積基準のメジアン径は、0.27μmであった。
エチレン−酢酸ビニル共重合体Aをエチレン−酢酸ビニル共重合体G(エチレン−酢酸ビニルに由来するユニット比率:2質量%、メルトフローレート:3.0g/10分、融点:113℃、破断伸度=600%、(l+m+n)/W=0.99)に変更した以外は樹脂微粒子1分散液の製造方法と同様に樹脂微粒子8分散液を得た。得られた樹脂微粒子8の体積基準のメジアン径は、0.38μmであった。
エチレン−酢酸ビニル共重合体Aをエチレン−アクリル酸エチル共重合体H(アクリル酸エチルに由来するユニット比率:25質量%、メルトフローレート:20g/10分、融点:91℃、破断伸度=900%、(l+m+n)/W=0.99)に変更した以外は樹脂微粒子1分散液の製造方法と同様に樹脂微粒子9分散液を得た。得られた樹脂微粒子9の体積基準のメジアン径は、0.44μmであった。
エチレン−酢酸ビニル共重合体Aをエチレン−アクリル酸メチル共重合体I(アクリル酸メチルに由来するユニット比率:14質量%、メルトフローレート:14g/10分、融点:87℃、破断伸度=800%、(l+m+n)/W=0.99)に変更した以外は樹脂微粒子1分散液の製造方法と同様に樹脂微粒子10分散液を得た。得られた樹脂微粒子10の体積基準のメジアン径は、0.42μmであった。
エチレン−酢酸ビニル共重合体Aをエチレン−メタアクリル酸エチル共重合体J(メタアクリル酸エチルに由来するユニット比率:18質量%、メルトフローレート:7.0g/10分、融点:89℃、破断伸度=750%、(l+m+n)/W=0.99)に変更した以外は樹脂微粒子1分散液の製造方法と同様に樹脂微粒子11分散液を得た。得られた樹脂微粒子11の体積基準のメジアン径は、0.45μmであった。
エチレン−酢酸ビニル共重合体Aをエチレン−酢酸ビニル−ビニルアルコール共重合体K(酢酸ビニルに由来するユニット比率:14質量%、ビニルアルコールに由来するユニット比率:6質量%、メルトフローレート:14g/10分、融点:83℃、破断伸度=750%、(l+m+n)/W=0.94)に変更した以外は樹脂微粒子1分散液の製造方法と同様に樹脂微粒子12分散液を得た。得られた樹脂微粒子12の体積基準のメジアン径は、0.85μmであった。
エチレン−酢酸ビニル共重合体Aをエチレン−酢酸ビニル−ビニルアルコール共重合体L(酢酸ビニルに由来するユニット比率:8質量%、ビニルアルコールに由来するユニット比率:20質量%、メルトフローレート:11g/10分、融点:89℃、破断伸度=800%、(l+m+n)/W=0.80)に変更した以外は樹脂微粒子1分散液の製造方法と同様に樹脂微粒子13分散液を得た。得られた樹脂微粒子13の体積基準のメジアン径は、0.91μmであった。
エチレン−酢酸ビニル共重合体Aをエチレン−酢酸ビニル−アクリル酸エチル共重合体M(酢酸ビニルに由来するユニット比率:7.5質量%、アクリル酸エチルに由来するユニット比率:7.5質量%、メルトフローレート:13g/10分、融点:86℃、破断伸度=700%、(l+m+n)/W=0.99)に変更した以外は樹脂微粒子1分散液の製造方法と同様に樹脂微粒子14分散液を得た。得られた樹脂微粒子14の体積基準のメジアン径は、0.55μmであった。
結晶性ポリエステル樹脂Aを使用しなかった以外は樹脂微粒子1分散液の製造方法と同様にして、樹脂微粒子15分散液を得た。得られた樹脂微粒子15の体積基準のメジアン径は、5.51μmであった。
エチレン−酢酸ビニル共重合体Aを使用せず、結晶性ポリエステル樹脂Aの使用量を100gにした以外は樹脂微粒子1分散液の製造方法と同様にして、樹脂微粒子16分散液を得た。得られた樹脂微粒子16の体積基準のメジアン径は、0.33μmであった。
エチレン−酢酸ビニル共重合体Aをポリエステル樹脂A[組成(モル比)〔ポリオキシプロピレン(2.2)−2,2−ビス(4−ヒドロキシフェニル)プロパン:イソフタル酸:テレフタル酸=100:50:50〕、数平均分子量(Mn)=4,600、重量平均分子量(Mw)=16,500、ピーク分子量(Mp)=10,400、ガラス転移温度(Tg)=70℃、酸価=13mgKOH/g]に変更した以外は樹脂微粒子1分散液の製造方法と同様にして、樹脂微粒子17分散液を得た。得られた樹脂微粒子17の体積基準のメジアン径は、0.15μmであった。
結晶性ポリエステル樹脂Aを使用しなかった以外は樹脂微粒子9分散液の製造方法と同様にして、樹脂微粒子18分散液を得た。得られた樹脂微粒子18の体積基準のメジアン径は、4.95μmであった。
・着色剤 10.0質量部
(シアン顔料 大日精化製:Pigment Blue 15:3)
・アニオン性界面活性剤(第一工業製薬製:ネオゲンRK) 1.5質量部
・イオン交換水 88.5質量部
以上を混合し、溶解し、高圧衝撃式分散機ナノマイザー(吉田機械興業製)を用いて約1時間分散して、着色剤を分散させてなる着色剤微粒子の濃度10%の水系分散液(着色剤微粒子の分散液)を調製した。得られた着色剤微粒子の体積基準のメジアン径は動的光散乱式粒度分布径(ナノトラック:日機装製)を用いて測定し、0.20μmであった。
・脂肪族炭化水素(HNP−51、融点78℃、日本精蝋製)20.0質量部
・アニオン性界面活性剤(第一工業製薬製:ネオゲンRK) 1.0質量部
・イオン交換水 79.0質量部
以上を攪拌装置付きの混合容器に投入した後、90℃に加熱し、クレアミックスWモーション(エム・テクニック製)へ循環させて分散処理を60分間行った。分散処理の条件は、以下のようにした。
・クリアランス0.3mm
・ローター回転数19000r/min
・スクリーン回転数19000r/min
分散処理後、ローター回転数1000r/min、スクリーン回転数0r/min、冷却速度10℃/minの冷却処理条件にて40℃まで冷却することで、脂肪族炭化水素の微粒子の濃度20%の水系分散液(脂肪族炭化水素の微粒子分散液)を得た。脂肪族炭化水素の微粒子の体積分布基準の50%粒径(d50)は動的光散乱式粒度分布径(ナノトラック:日機装製)を用いて測定し、0.15μmであった。
・シリコーンオイル 20.0質量部
(ジメチルシリコーンオイル 信越化学製:KF96−50CS)
・アニオン界面活性剤(第一工業製薬製:ネオゲンRK) 1.0質量部
・イオン交換水 79.0質量部
以上を混合し、溶解し、高圧衝撃式分散機ナノマイザー(吉田機械興業製)を用いて約1時間分散して、シリコーンオイルを分散させてなるシリコーンオイルの濃度20%の水系分散液を調製した。得られたシリコーンオイル乳化液中のシリコーンオイル粒子の体積基準のメジアン径を動的光散乱式粒度分布計(ナノトラック:日機装製)を用いて測定したところ、0.09μmであった。
・樹脂微粒子1の分散液 50g
・着色剤微粒子の分散液 5g
・脂肪族炭化水素の微粒子分散液 5g
・イオン交換 10g
上記の各材料を丸型ステンレス製フラスコに投入、混合した後、2%ポリ塩化アルミ水溶液3g、2%硫酸マグネシウム水溶液30gを添加した。続いてホモジナイザー(IKA社製:ウルトラタラックスT50)を用いて5000r/minで10分間分散した。その後、加熱用ウォーターバス中で撹拌翼を用いて、混合液が撹拌されるような回転数を適宜調節しながらで60℃まで加熱した。60℃で20分保持した後、形成された凝集粒子の体積平均粒径を、コールターマルチサイザーIIIを用い、体積平均粒径が約6.0μmである凝集粒子が形成されていることが確認された。
樹脂微粒子1を樹脂微粒子2とし、脂肪族炭化水素の微粒子の分散液を4.6gとした以外は、実施例1と同様にして、トナー2を得た。得られたトナー2の体積基準のメジアン径は5.6μmであった。
脂肪族炭化水素の微粒子分散液を使用しなかった以外は、実施例1と同様にして、トナー3を得た。得られたトナー3の体積基準のメジアン径は5.5μmであった。
樹脂微粒子1を樹脂微粒子3とした以外は、実施例1と同様にして、トナー4を得た。得られたトナー4の体積基準のメジアン径は5.6μmであった。
樹脂微粒子1を樹脂微粒子4とした以外は、実施例1と同様にして、トナー5を得た。得られたトナー5の体積基準のメジアン径は5.7μmであった。
上記シリコーンオイル乳化液5gを凝集工程にて加えた以外は実施例1と同様にして、トナー6を得た。得られたトナー6の体積基準のメジアン径は5.2μmであった。
樹脂微粒子1分散液50gを、樹脂微粒子1の分散液40gと樹脂微粒子17の分散液10gとした以外は実施例1と同様にして、トナー7を得た。得られたトナー7の体積基準のメジアン径は6.2μmであった。
樹脂微粒子1を樹脂微粒子9とした以外は、実施例1と同様にして、トナー8を得た。得られたトナー8の体積基準のメジアン径は5.6μmであった。
樹脂微粒子1を樹脂微粒子10とした以外は、実施例1と同様にして、トナー9を得た。得られたトナー9の体積基準のメジアン径は5.2μmであった。
樹脂微粒子1を樹脂微粒子11とした以外は、実施例1と同様にして、トナー10を得た。得られたトナー10の体積基準のメジアン径は5.5μmであった。
樹脂微粒子1の分散液50gを、樹脂微粒子1の分散液25gと樹脂微粒子3の分散液25gとした以外は実施例1と同様にして、トナー11を得た。得られたトナー11の体積基準のメジアン径は6.2μmであった。
樹脂微粒子1を樹脂微粒子12とした以外は実施例1と同様にして、トナー12を得た。得られたトナー12の体積基準のメジアン径は5.2μmであった。
樹脂微粒子1を樹脂微粒子13とした以外は実施例1と同様にして、トナー13を得た。得られたトナー13の体積基準のメジアン径は5.0μmであった。
脂肪族炭化水素の微粒子分散液を使用しなかった以外は、実施例8と同様にして、トナー14を得た。得られたトナー14の体積基準のメジアン径は5.0μmであった。
上記シリコーンオイル乳化液5gを凝集工程にて加えた以外は実施例8と同様にして、トナー15を得た。得られたトナー15の体積基準のメジアン径は5.1μmであった。
樹脂微粒子1分散液50gを、樹脂微粒子1の分散液35gと樹脂微粒子17の分散液15gとした以外は実施例1と同様にして、トナー17を得た。得られたトナー17の体積基準のメジアン径は6.3μmであった。
樹脂微粒子1分散液50gを、樹脂微粒子1の分散液25gと樹脂微粒子9の分散液25gとした以外は実施例1と同様にして、トナー17を得た。得られたトナー17の体積基準のメジアン径は5.6μmであった。
樹脂微粒子1を樹脂微粒子14とした以外は実施例1と同様にして、トナー18を得た。得られたトナー18の体積基準のメジアン径は5.2μmであった。
樹脂微粒子1を樹脂微粒子5に変更した以外は、実施例1と同様にして、トナー19を得た。得られたトナー19の体積基準のメジアン径は5.1μmであった。
樹脂微粒子1を樹脂微粒子6に変更した以外は、実施例1と同様にして、トナー20を得た。得られたトナー20の体積基準のメジアン径は5.3μmであった。
樹脂微粒子1を樹脂微粒子7に変更した以外は、実施例1と同様にして、トナー18を得た。得られたトナー21の体積基準のメジアン径は7.2μmであった。
樹脂微粒子1を樹脂微粒子8に変更した以外は、実施例1と同様にしてトナー22を得た。得られたトナー22の体積基準のメジアン径は10.5μmであった。
樹脂微粒子1を樹脂微粒子15に変更した以外は、実施例1と同様にして、トナー23を得た。得られたトナー23の体積基準のメジアン径は7.0μmであった。
樹脂微粒子1を樹脂微粒子16に変更した以外は、実施例1と同様にして、トナー21を得た。得られたトナー24の体積基準のメジアン径は5.5μmであった。
樹脂微粒子1を樹脂微粒子17に変更した以外は、実施例1と同様にして、トナー25を得た。得られたトナー25の体積基準のメジアン径は5.0μmであった。
樹脂微粒子1分散液50gを、樹脂微粒子1分散液15gと樹脂微粒子17分散液35gとに変更した以外は実施例1と同様にして、トナー26を得た。得られたトナー26の体積基準のメジアン径は6.2μmであった。
樹脂微粒子1を、樹脂微粒子18とした以外は実施例1と同様にして、トナー27を得た。得られたトナー27の体積基準のメジアン径は6.9μmであった。
上記トナーを、40℃、湿度95%の条件の恒温恒湿槽中で2週間静置し目視によりブロッキングの程度を評価した。
A:ブロッキングが発生しないか、ブロッキングが発生しても軽い振動により容易に分散する。
B:ブロッキングが発生するが、振動し続けると分散する。
C:ブロッキングが発生し、力を加えても分散しない。
上記トナーを、40℃、湿度95%の条件の恒温恒湿槽中で30日静置し目視によりブロッキングの程度を評価した。
A:ブロッキングが発生しないか、ブロッキングが発生しても軽い振動により容易に分散する。
B:ブロッキングが発生するが、振動し続けると分散する。
C:ブロッキングが発生し、力を加えても分散しない。
上記トナーと、シリコーン樹脂で表面コートしたフェライトキャリア(平均粒径42μm)とを、トナー濃度が8質量%になるように混合し、二成分現像剤を調製した。市販のフルカラーデジタル複写機(CLC1100、キヤノン社製)を使用し、受像紙(64g/m2)上に未定着のトナー画像(0.6mg/cm2)を形成した。市販のフルカラーデジタル複写機(imageRUNNER ADVANCE C5051、キヤノン製)から取り外した定着ユニットを定着温度が調節できるように改造し、これを用いて未定着画像の定着試験を行った。常温常湿下、プロセススピードを246mm/秒に設定し、前記未定着画像を定着させたときの様子を目視にて評価した。
A:120℃以下の温度で定着が可能。
B:120℃より高く、140℃以下の温度で定着が可能。
C:140℃より高い温度で定着が可能、または定着可能な温度領域がない。
トナー0.01gをアルミパンに計量し、ストロコロン帯電装置を用いて−600Vに帯電させた。続いて、温度25℃湿度50%の雰囲気下で表面電位計(トレックジャパン製model347)を用いて表面電位の変化挙動を30分間測定した。測定した結果より、電荷保持率を以下の式より算出した。
30分後の電荷保持率(%)=(30分後の表面電位/初期表面電位)×100
A:電荷保持率が90%以上
B:電荷保持率が50%以上90%未満
C:電荷保持率が10%以上50%未満
D:電荷保持率が10%未満
上記トナーと、シリコーン樹脂で表面コートしたフェライトキャリア(平均粒径42μm)とを、トナー濃度が8質量%になるように混合し、二成分現像剤を調製した。市販のフルカラーデジタル複写機(CLC1100、キヤノン社製)を使用し、受像紙(64g/m2)上に未定着のトナー画像(0.6mg/cm2)を形成した。市販のフルカラーデジタル複写機(imageRUNNER ADVANCE C5051、キヤノン製)から取り外した定着ユニットを定着温度が調節できるように改造し、これを用いて未定着画像の定着試験を行った。常温常湿下、プロセススピードを246mm/秒に設定し、加熱ローラの温度を140℃に設定し、前記未定着画像を定着させ、光沢度計(日本電色工業製:VG7000)で75°光沢度を測定し評価した。
A:75°光沢度が10以上
B:75°光沢度が10未満
上記光沢評価で定着させた画像を画像濃度計(X−rite社製:分光濃度計)で測定し評価した。
A:画像濃度が0.6以上
B:画像濃度が0.6未満
Claims (14)
- 樹脂成分を含有するトナー粒子を有するトナーであって、
前記樹脂成分が、オレフィン系共重合体及び結晶性ポリエステル樹脂を有し、
前記オレフィン系共重合体は
下記式(1)で示されるユニットY1と、
下記式(2)で示されるユニットおよび下記式(3)で示されるユニットの群から選択される少なくとも1種のユニットY2と
を有し、
前記樹脂成分に含まれる前記オレフィン系共重合体の含有量が、樹脂成分の全質量に対し50質量%以上であって、
前記ユニットY2の含有量が、オレフィン系共重合体の全質量に対し3質量%以上35質量%以下であり、
前記オレフィン系共重合体は、メルトフローレートが30g/10分以下であることを特徴とするトナー。
(式中、R1はHまたはCH3であり、R2はHまたはCH3であり、R3はCH3またはC2H5であり、R4はHまたはCH3であり、R5はCH3またはC2H5である。) - 前記オレフィン系共重合体の質量の総和をW、前記式(1)、前記式(2)および前記式(3)で示されるユニットの質量をそれぞれl、m、nとしたとき、結着樹脂中に含有される前記オレフィン系共重合体の(l+m+n)/Wの値は0.8以上である請求項1に記載のトナー。
- 前記オレフィン系共重合体が、前記式(1)で示されるユニットおよび前記式(2)で示されるユニットの共重合体であって、R1がH、R2がH、R3がCH3であるエチレン−酢酸ビニル共重合体である請求項1または2に記載のトナー。
- 前記トナーは、融点が50℃以上100℃以下の脂肪族炭化水素を含有しており、
前記脂肪族炭化水素は、前記結着樹脂100質量部に対して、1質量部以上30質量部以下含まれる請求項1〜3のいずれか1項に記載のトナー。 - 前記結晶性ポリエステル樹脂の含有量が、前記結着樹脂100質量部に対して、10質量部以上30質量部以下である請求項1〜4のいずれか1項に記載のトナー。
- 前記オレフィン系共重合体の前記式(2)で示されるユニットおよび/または前記式(3)で示されるユニットの比率の平均が前記オレフィン系共重合体の5質量%以上20質量%以下である請求項1〜5のいずれか1項に記載のトナー。
- 前記トナーは、シリコーンオイルを含有しており、前記シリコーンオイルは、前記結着樹脂100質量部に対して、1質量部以上20質量部以下含まれる請求項1〜6のいずれか1項に記載のトナー。
- 前記トナーは、DSC測定における吸熱量が70J/g以上150J/g以下である請求項1〜7のいずれか1項に記載のトナー。
- 前記オレフィン系共重合体が、前記式(1)および前記式(3)で示されるユニットにおいて、R1がH、R4がH、R5がCH3であるエチレン−アクリル酸メチル共重合体、前記式(1)および前記式(3)で示されるユニットにおいてR1がH、R4がH、R5がC2H5であるエチレン−アクリル酸エチル共重合体、および前記式(1)および前記式(3)で示されるユニットにおいて、R1がH、R4がCH3、R5がCH3であるエチレン−メタアクリル酸メチル共重合体の群より選択される少なくとも1種である請求項1または2のいずれか1項に記載のトナー。
- 前記トナーは、融点が50℃以上100℃以下の脂肪族炭化水素を含有しており、
前記脂肪族炭化水素は、前記結着樹脂100質量部に対して、1質量部以上30質量部以下含有される請求項9に記載のトナー。 - 前記結晶性ポリエステル樹脂の含有量が、前記結着樹脂100質量部に対して、10質量部以上30質量部以下である請求項9または10のいずれかに記載のトナー。
- 前記オレフィン系共重合体の前記式(2)で示されるユニットおよび/または(3)で示されるユニットの比率の平均が5質量%以上20質量%以下である、請求項9〜11のいずれか1項に記載のトナー。
- 前記トナーは、シリコーンオイルを含有しており、前記シリコーンオイルは、前記結着樹脂100質量部に対して、1質量部以上20質量部以下含有される請求項9〜12のいずれか1項に記載のトナー。
- 前記トナーは、DSC測定における吸熱量が70J/g以上150J/g以下である請求項9〜13のいずれか1項に記載のトナー。
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