JP6656589B2 - 撮像装置及び撮像制御プログラム - Google Patents
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Description
図1は、本実施形態の撮像装置1の外観図である。図1に示されるように、撮像装置1は、筐体10上の正面側にレンズユニット11、フラッシュ窓12を備え、上部にはレリーズボタン13を備えている。
以下、撮像装置1における画像ノイズ補正の為の構成について説明する。撮像装置1は、撮像素子112を遮光して取得した画像に相当するダーク画像を予め取得しておき、撮影時の撮像素子出力からダーク画像を減算することによって撮像素子112で生じる画像ノイズを補正する機能を有する。本発明の発明者らは、本実施形態の撮像装置1のようにぶれ補正機構を有する装置では、撮像装置1の姿勢によって画像ノイズが変化することに着目した。これは、撮像装置1の姿勢によって、ぶれ補正機構140内の電磁アクチュエータからのもれ磁束(すなわち、撮像素子112に影響する磁束)が変化することによるものであると考えられる。このような現象に鑑み、撮像装置1は、撮像装置1の姿勢に応じてダーク画像に係数をかけてダーク画像を補正した上で、撮影時の撮像素子出力から補正後のダーク画像を減算することによって、撮像装置1の姿勢によって変化する画像ノイズを好適に補正するように構成される。
撮像装置1では、3軸の加速度センサ130からの出力に基づいて撮像装置1の姿勢が検出される。図3及び図4は、加速度センサ130からの出力と、撮像装置1の姿勢との対応関係を説明する為の図である。ここでは、撮像装置1の光軸方向をZ軸方向(被写体側から撮像装置に向かう方向を正とする)と定義し、正姿勢において水平方向、鉛直方向となる方向を、それぞれ、X軸方向(図3(a)のように正姿勢の撮像装置を背面側からみた状態において右側(グリップ側)から左側に向かう方向を正とする)、Y軸方向(正姿勢における鉛直上向きを正とする)と定義する。詳細には、図3は、撮像装置1のZ軸周りでの回転に伴う姿勢の変化とそれに対応する加速度検出値との対応関係を示しており、図4は、撮像装置1のX軸周りでの回転に伴う姿勢の変化とそれに対応する加速度検出値との対応関係を示している。なお、図3(b)及び図4(b)の表及び以下の説明では、加速度センサ130の検出値を、基準のノイズ画像を取得したときの加速度 K[m/s2]の大きさを1として正規化して表現する。
以下、ぶれ補正機構140の構成について詳細に説明する。図5は、ぶれ補正機構140の構成を示す図である。具体的には、図5(a)は、ぶれ補正機構140のうち可動部を撮像素子112搭載面側からみた平面図である。図5(b)は、図5(a)中のB−Bライン上での断面図である。図5(b)では固定部も含めて図示されている。上述した通り、ぶれ補正機構は140、撮像素子112を含む可動部を所定の面内(本実施形態ではXY面内)で駆動することによってぶれ補正を行う構成となっている。
ぶれ補正機構140において、駆動コイル14の部分からの漏れ磁束があると撮像素子112への磁界被りが発生しこの現象が画像ノイズとして現れる。図3及び図4を参照して上述した通り、撮像装置1の姿勢によって撮像装置1に対する重力方向(3軸の加速度センサで検出される検出値の状態)が変化する。したがって、撮像素子112を保持する為の、駆動コイル14に流す駆動電流の大きさ及び方向は、撮像装置1の姿勢と共に変化(つまり、重力方向の変化)に伴って変化する。つまり、駆動コイル14に対する駆動の状態と、加速度センサ130の検出値の状態は互いに相関関係にある。例えば、撮像素子112の位置を保持する為の駆動力(駆動電流の大きさ、方向)は、撮像装置1の正姿勢と天地逆姿勢では、駆動量は同じであるが駆動方向は逆となる。この場合、撮像素子112への磁界被り量に関しても、正姿勢での画像ノイズを+1とした場合、天地逆姿勢では−1の画像ノイズが発生すると考えることができる。
図6は、本実施形態による画像ノイズ補正を含む撮影処理を示すフローチャートである。図6の撮影処理は、CPU100による制御下で各種構成部分(画像処理エンジン116等)が協働することによって実行される処理である。この撮影処理は、レリーズボタン13の押下により起動される。なお、撮影処理の実行に先立って、出荷時等の調整データ取得の段階で、X軸方向、Y軸方向のダーク画像を準備しておく。
レリーズボタン13の押下に伴い撮影処理が開始されると、上述のAE制御及びAF制御を伴った露光が行われる(ステップS11)。
次に、撮像素子112からの画像信号読み出しのタイミングで、加速度センサ130から各軸の加速度が取得される(ステップS12。画像信号読み出し直前のタイミングで加速度センサ130の出力を取得することにより、撮像素子112への磁界の影響をより適切に表す姿勢情報を取得することができる。なお、ステップS11、S12での処理を詳細に記載すると、ミラーアップ(ミラーを有する構成の場合)、絞り制御、撮像素子112にリセット(センサーリセット)、シャッタ開き、露光、シャッタ閉じ、姿勢情報取得、撮像素子からの画像信号読み出し(センサ読み出し)の順で処理が実行される。なお、さらに厳密な姿勢の情報を取得するのであればセンサ読み出しの期間中継続的に姿勢情報を取得してその平均を算出する。また、センサ読み出しの前後で姿勢情報を取得して平均してもよい。
次に、ステップS13では、予め取得されたダーク画像と、ステップS12で取得された姿勢情報と用い、上述した補正データの生成の原理に基づいて補正データが生成される。
次に、ステップS14では、ステップS11の露光に伴って読みだされた画像データ(撮影画像)から補正データを減算することによって撮影画像のノイズ補正が行われる。
ステップS15では、ステップS14にて補正が行われた画像データに対して一般的に知られた各種画像処理が実行される。
以下では、上述した補正データの生成の原理に対応する補正データの作成例について説明する。
正姿勢 :X軸加速度0,Y軸加速度−1,Z軸加速度0
縦姿勢 :X軸加速度−1,Y軸加速度0,Z軸加速度0
上向姿勢:X軸加速度0,Y軸加速度0,Z軸加速度1
基準データ=A
A:上向姿勢データ
(正姿勢データ)=DS−(基準データ)
DS:正姿勢で取得したダーク画像データ
(縦姿勢データ)=DT−(基準データ)
DT:縦姿勢で取得したダーク画像データ
(補正データ)=(基準データ)−{(縦姿勢データ)gx+(正姿勢データ)gy}
gx:X軸方向の加速度(撮影時に取得した加速度を調整時の加速度で除したもの)
gy:Y軸方向の加速度(撮影時に取得した加速度を調整時の加速度で除したもの)
補正オフセット量=(基準データオフセット)gz−(縦姿勢データオフセット)gx−(正姿勢データオフセット)gy
gz:Z軸方向の加速度
10 筐体
11 レンズユニット
12 フラッシュ窓
13 レリーズボタン
100 CPU
102 操作部
104 駆動回路
106 フォーカスレンズ
107 レンズ駆動機構
110 絞り兼シャッタ
112 撮像素子
114 信号処理回路
116 画像処理エンジン
118 バッファメモリ
120 カード用インタフェース
122 LCD制御回路
124 LCD
126 ROM
127 フラッシュ駆動回路
128 フラッシュ
130 加速度センサ
131 ジャイロセンサ
140 ぶれ補正機構
200 メモリカード
Claims (6)
- 画像信号を生成する撮像素子と、
磁界作用を伴う作動装置と、
前記作動装置における磁界に関する情報を取得する磁界情報取得手段と、
前記磁界に伴う画像ノイズの基準を表す基準情報を保持する基準情報保持手段と、
前記基準情報と、前記磁界情報取得手段によって取得された磁界に関する情報とに基づいて、前記撮像素子によって取得される撮影画像の画像ノイズを補正する補正手段と、
撮像装置の姿勢に関する情報を取得するための姿勢情報取得手段と、
を備え、
前記磁界情報取得手段は、
前記撮像装置の姿勢に関する情報を、前記磁界に関する情報として取得する、
撮像装置。 - 前記基準情報保持手段は、
前記画像ノイズの基準を表す基準情報を、前記撮像装置に固定される座標系の座標軸それぞれの成分毎に保持し、
前記磁界情報取得手段は、
前記座標軸それぞれについて前記磁界に関する情報を取得し、
前記補正手段は、
前記座標軸それぞれの成分毎に保持される基準情報に、前記座標軸それぞれについて取得される前記磁界に関する情報をそれぞれ係数として乗じて合成することによって補正画像を生成し、前記撮影画像の補正を行う、
請求項1に記載の撮像装置。 - 前記基準情報は、前記撮像装置における前記磁界が最大となる姿勢で取得される、
請求項1に記載の撮像装置。 - 前記基準情報は、前記撮像装置における前記磁界が、目的の軸以外の影響が最小となる姿勢で取得される、
請求項1に記載の撮像装置。 - 画像信号を生成する撮像素子と、
撮像装置の姿勢に関する情報を取得する為の姿勢情報取得手段と、
前記撮像装置の姿勢の変化に伴う画像ノイズの基準を表す基準情報を保持する基準情報保持手段と、
前記基準情報と、前記姿勢情報取得手段によって取得される前記撮像装置の姿勢に関する情報とに基づいて、前記撮像素子によって取得される撮影画像の画像ノイズを補正する補正手段と、
を備える撮像装置。 - コンピュータに、
撮像装置の姿勢に関する情報を取得する為の姿勢情報取得手順と、
前記撮像装置の姿勢の変化に伴う画像ノイズの基準を表す基準情報を保持する基準情報保持手順と、
前記基準情報と、前記姿勢情報取得手順によって取得される前記撮像装置の姿勢に関する情報とに基づいて、撮像素子によって取得される撮影画像の画像ノイズを補正する補正手順と、
を実行させる為の撮像制御プログラム。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2016095275A JP6656589B2 (ja) | 2016-05-11 | 2016-05-11 | 撮像装置及び撮像制御プログラム |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2016095275A JP6656589B2 (ja) | 2016-05-11 | 2016-05-11 | 撮像装置及び撮像制御プログラム |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
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| JP2017204734A JP2017204734A (ja) | 2017-11-16 |
| JP6656589B2 true JP6656589B2 (ja) | 2020-03-04 |
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Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2016095275A Active JP6656589B2 (ja) | 2016-05-11 | 2016-05-11 | 撮像装置及び撮像制御プログラム |
Country Status (1)
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Family Cites Families (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2007150996A (ja) * | 2005-11-30 | 2007-06-14 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | カメラ付き映像撮影記録装置 |
| JP6079196B2 (ja) * | 2012-12-12 | 2017-02-15 | リコーイメージング株式会社 | 撮像装置 |
| JP2016039491A (ja) * | 2014-08-07 | 2016-03-22 | キヤノン株式会社 | 撮像装置及びその駆動方法 |
-
2016
- 2016-05-11 JP JP2016095275A patent/JP6656589B2/ja active Active
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| JP2017204734A (ja) | 2017-11-16 |
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