JP6663697B2 - 液体薬剤供給装置及び液体薬剤供給方法 - Google Patents
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Description
また、洗濯機に供給する薬剤原液は、経済性の点より、有効成分濃度30質量%以上の濃縮薬剤であることが望ましいが、一般的な薬剤供給装置で濃縮薬剤を原液で使用すると供給量にバラツキが出る、配管内に薬剤が残りやすいため供給精度が悪化する、配管へのダメージが大きい等の問題が生じる。また、濃縮薬剤は高粘度になる傾向があるため、この点も供給が安定しにくい要因である。
透明な外筒と、
該外筒内に上端のみが連結されて設置された液体薬剤供給用の送液用中筒および薬剤原液投入用の送薬用中筒と、
該外筒の外周面に設けられた薬剤原液の投入量を確認するためのメジャーリングと、
を備えた複数の薬剤シリンダーを有し、
前記複数の薬剤シリンダーの外筒内に、薬剤の種類ごとに薬剤原液と水を投入して液体薬剤を調製した後、薬剤シリンダーの外筒内をエアーで加圧し、送液用中筒を通して液体薬剤を送出し、洗濯機に供給することを特徴とする液体薬剤供給方法。
2)前記薬剤シリンダーが、さらに水投入用の送水用中筒を備えることを特徴とする、前記1)に記載の液体薬剤供給方法。
3)前記薬剤シリンダーが、外筒の内径が10mm〜200mmで、高さが50mm〜1500mmの縦長形状であることを特徴とする、前記1)または2)に記載の液体薬剤供給方法。
4)前記薬剤原液の有効成分濃度が30質量%以上であることを特徴とする、前記1)〜3)のいずれかに記載の液体薬剤供給方法。
透明な外筒(11)と、
該外筒内に上端のみが連結されて設置された液体薬剤供給用の送液用中筒(12)および薬剤原液投入用の送薬用中筒(13)と、
該外筒の外周面に設けられた薬剤原液の投入量を確認するためのメジャーリング(17)と、
を備えた複数の薬剤シリンダー(10)と、
前記薬剤シリンダー(10)と薬剤原液を貯留する薬剤槽(20)とを接続する配管(21)、及び該配管上に設けられた薬剤原液投入量調節用のポンプ(23)と、
前記薬剤シリンダー(10)と外部水源(30)とを接続する配管(31)、及び該配管上に設けられた水量調節用のバルブ(37)と、
前記薬剤シリンダー内にエアーを吹き込むための圧縮空気供給装置(40)、及び該圧縮空気供給装置と前記薬剤シリンダー(10)とを接続する配管(41)、及び該配管上に設けられた圧縮空気調節用のバルブ(47)と、
前記薬剤シリンダー(10)と洗濯機(50)とを接続する配管(51)と、
を前記複数の薬剤シリンダーごとに有することを特徴とする液体薬剤供給装置。
6)前記薬剤シリンダーが、さらに水投入用の送水用中筒(14)を備えていることを特徴とする、前記5)に記載の液体薬剤供給装置。
7)前記薬剤シリンダーが、外筒の内径が10mm〜200mmで、高さが50mm〜1500mmの縦長形状であることを特徴とする、前記5)または6)に記載の液体薬剤供給装置。
8)前記薬剤シリンダーの外筒が、透明材料で形成されていることを特徴とする、前記5)〜7)のいずれかに記載の液体薬剤供給装置。
9)前記薬剤原液の有効成分濃度が30質量%以上であることを特徴とする、前記5)〜8)のいずれかに記載の液体薬剤供給装置。
また、薬剤シリンダーが透明な外筒を有しているため、シリンダー内の液量を外部から目視確認することにより、薬剤が投入されていない場合や配管の詰まりによる薬剤供給不良が発生した場合にも直ちに把握できるので、トラブルを最小限に留めることができる。メジャーリングやものさしシールを併用することにより、薬剤の供給量を確認できるため、洗浄品質の安定化を図ることができる。
ポンプやバルブをシーケンサー制御することにより、液体薬剤自動供給装置を提供することができる。
図3に示す中筒3本タイプの薬剤シリンダーの場合、送液用中筒12以外の中筒は、送薬用中筒13と送水用中筒14となる。送薬用中筒13は、薬剤原液粘度が高いために、薬剤が所定時間内にシリンダーボトム16まで流下しきれずに、シリンダーヘッド15から水を導入しても薬剤が均一に拡散しない場合等に使用することができる。これにより、高粘度の薬剤と低粘度の薬剤を、同時に、業務用洗濯機に供給することが可能となる。また、送水用中筒14は、液体薬剤の発泡性が高いために、シリンダーヘッド15から水を導入すると薬剤が泡立ち送液に支障をきたす場合等に、好適に使用することができる。中筒を2本設置するか、3本設置するか、は任意であり、薬剤原液の性状等に応じて、任意に選択すれば良い。
図1は、4種類の薬剤を連続式業務用洗濯機の4つの工程に供給する例を、模式的に示したものである。薬剤シリンダー数は適宜決定することができるが、一般的には4〜15本の範囲で使用することが好ましい。1つの工程に供給する薬剤は通常1〜5種類であるため、1〜5本の薬剤シリンダーが同時に作動する。4つの工程に供給する場合は、前記動作が同時ないし、時間差で4回行われることになる。
図1に示す液体薬剤供給装置において、中筒が1本の薬剤シリンダー(図1に示す薬剤シリンダー10b〜10dのタイプ)7本と、中筒が3本の薬剤シリンダー(図1に示す薬剤シリンダー10aのタイプ)1本を設置した。
また、液体薬剤自動供給装置を構成するダイアフラムポンプ、電磁弁の運転を、シーケンサー制御した。
中筒が3本の薬剤シリンダーとしては、ポリ塩化ビニル樹脂製の透明な外筒(内径75mmφ×高さ300mm)の内部に、ポリ塩化ビニル樹脂製の透明な中筒(内径13mmφ)3本(送液用、送薬用、送水用)を設置したものを使用した。
一方、No.8の薬剤は、送薬用中筒を介して薬剤シリンダーに投入した後、送水用中筒を介してシリンダー内容積の約90%まで水を投入した。薬剤原液は、投入後約30秒で水に拡散した。
その後、各薬剤シリンダーヘッドの圧縮空気供給口から、それぞれ、エアーコンプレッサーより圧縮空気を送り、薬剤シリンダーの内部を加圧(約0.2MPa)することにより、送液用中筒を通して、高さ2m×幅1mの槽を10個連結したシングルドラム型連続式洗濯機に、各薬剤が同時ないし時間差にて、シリンダー内の液体薬剤全量を供給した。この際、No.1〜No.4の薬剤は予備洗浄工程に供給し、No.5の薬剤は本洗浄工程に供給し、No.6〜No.8の薬剤は仕上げ工程に供給した。その後、被洗濯物を脱水機に移動させた後、回収ピットに回収した。
No.2の薬剤において、BDG(ブチルジグリコール)使用量を変えて薬剤原液の粘度(25℃、5℃)を調整し、薬剤原液の上記薬剤シリンダー内での水への拡散性を、薬剤シリンダー投入直後から水に均一拡散するまでの所要時間で評価した。
その結果、表2に示すように、薬剤原液粘度が200mPa・sを超えると、低温における水への拡散性が著しく悪化した。
◎;10秒以内に水に拡散する。
○;11秒〜30秒以内に水に拡散する。
△;31秒〜60秒で水に拡散する。
×;61秒以上で水に拡散する。
実施例1で用いたNo.2の主洗剤として、有効成分濃度が30%以上で、原液粘度が100mPa・s(25℃)である、表3に示す4種類の濃縮液体薬剤原液を用い、実施例2と同様にして供給性を評価した。その結果、いずれも配管詰まりや供給不良が発生することなく薬剤を供給できた。
中筒が1本の薬剤シリンダー6本と、中筒が3本の薬剤シリンダー2本を設置した以外は、実施例1と同様にして、液体薬剤自動供給装置を構成した。このとき、No.1〜3及びNo.6〜8の6種類の薬剤については、中筒が1本の薬剤シリンダーと接続し、No.4〜5の2種類の薬剤については、中筒が3本の薬剤シリンダーと接続した。
実施例1と同様、各薬剤シリンダーヘッドの圧縮空気供給口から、それぞれ、エアーコンプレッサーより圧縮空気を送り、薬剤シリンダーの内部を加圧(約0.2MPa)することにより、送液用中筒を通して、高さ2m×幅1mの槽を10個連結したシングルドラム型連続式洗濯機に、各薬剤が同時ないし時間差にて、シリンダー内の液体薬剤全量を供給した。この際、No.1〜No.4の薬剤は予備洗浄工程に供給し、No.5の薬剤は本洗浄工程に供給し、No.6〜No.8の薬剤は仕上げ工程に供給した。その後、被洗濯物を脱水機に移動させた後、回収ピットに回収した。
例えば、薬剤シリンダー、外筒、中筒の大きさは任意であり、薬剤の組合せも任意である。また、業務用洗濯機は、連続式、バッチ式のいずれでも良い。業務用洗濯機だけでなく家庭用洗濯機にも応用可能である。
11 外筒
12 送液用中筒
13 送薬用中筒
14 送水用中筒
15 シリンダーヘッド
16 シリンダーボトム
17 メジャーリング
18 貫通孔
20 薬剤槽
21 配管
22 薬剤投入口
23 ダイアフラムポンプ
24 コック
25、36、46、56 逆止弁
30 外部水源
31 配管
32 水投入口
33、43 レギュレータ
34 圧力計
35、45 三方コック
37 電磁弁
40 エアーコンプレッサー
41 配管
42 圧縮空気供給口
44 圧力計
47、48 電磁弁
50 業務用洗濯機
51 配管
A、B、C、D 薬剤原液
Claims (10)
- 液体薬剤を洗濯機に供給する方法であって、
透明な外筒と、
該外筒内に上端のみが連結されて設置された液体薬剤供給用の送液用中筒および薬剤原液投入用の送薬用中筒と、
該外筒の外周面に設けられた薬剤原液の投入量を確認するためのメジャーリングと、
を備えた複数の薬剤シリンダーを有し、
前記複数の薬剤シリンダーの外筒内に、薬剤の種類ごとに薬剤原液と水を投入して液体薬剤を調製した後、薬剤シリンダーの外筒内をエアーで加圧し、送液用中筒を通して液体薬剤を送出し、洗濯機に供給することを特徴とする液体薬剤供給方法。 - 前記薬剤シリンダーが、さらに水投入用の送水用中筒を備えることを特徴とする、請求項1に記載の液体薬剤供給方法。
- 前記薬剤シリンダーが、外筒の内径が10mm〜200mmで、高さが50mm〜1500mmの縦長形状であることを特徴とする、請求項1または2に記載の液体薬剤供給方法。
- 前記薬剤原液の有効成分濃度が30質量%以上であることを特徴とする、請求項1〜3のいずれかに記載の液体薬剤供給方法。
- 液体薬剤を洗濯機に供給する液体薬剤供給装置であって、
透明な外筒と、
該外筒内に上端のみが連結されて設置された液体薬剤供給用の送液用中筒および薬剤原液投入用の送薬用中筒と、
該外筒の外周面に設けられた薬剤原液の投入量を確認するためのメジャーリングと、
を備えた複数の薬剤シリンダーと、
前記薬剤シリンダーと薬剤原液を貯留する薬剤槽とを接続する配管、及び該配管上に設けられた薬剤原液投入量調節用のポンプと、
前記薬剤シリンダーと外部水源とを接続する配管、及び該配管上に設けられた水量調節用のバルブと、
前記薬剤シリンダー内にエアーを吹き込むための圧縮空気供給装置、及び該圧縮空気供給装置と前記薬剤シリンダーとを接続する配管、及び該配管上に設けられた圧縮空気調節用のバルブと、
前記薬剤シリンダーと洗濯機とを接続する配管と、
を前記複数の薬剤シリンダーごとに有することを特徴とする液体薬剤供給装置。 - 前記薬剤シリンダーが、さらに水投入用の送水用中筒を備えていることを特徴とする、請求項5に記載の液体薬剤供給装置。
- 前記薬剤シリンダーが、外筒の内径が10mm〜200mmで、高さが50mm〜1500mmの縦長形状であることを特徴とする、請求項5または6に記載の液体薬剤供給装置。
- 前記薬剤シリンダーの外筒が、透明材料で形成されていることを特徴とする、請求項5〜7のいずれかに記載の液体薬剤供給装置。
- 前記薬剤原液の有効成分濃度が30質量%以上であることを特徴とする、請求項5〜8のいずれかに記載の液体薬剤供給装置。
- 液体薬剤自動供給装置として、運転制御を行う制御回路を備え、ポンプ及びバルブの運転を前記制御回路への制御信号により制御し、薬剤シリンダー内に自動的に薬剤原液と水を導入して液体薬剤を調製し、調製した液体薬剤を薬剤シリンダー内から自動的に送出するように構成したことを特徴とする、請求項5〜9のいずれかに記載の液体薬剤供給装置。
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| JP2015238920A JP6663697B2 (ja) | 2015-12-07 | 2015-12-07 | 液体薬剤供給装置及び液体薬剤供給方法 |
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| JP2015238920A JP6663697B2 (ja) | 2015-12-07 | 2015-12-07 | 液体薬剤供給装置及び液体薬剤供給方法 |
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