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JP6664516B2 - ヒートポンプ利用機器 - Google Patents
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Description

本発明は、冷媒回路と熱媒体回路とを有するヒートポンプ利用機器に関するものである。
特許文献1には、可燃性冷媒を用いたヒートポンプサイクル装置の室外機が記載されている。この室外機は、圧縮機、空気熱交換器、絞り装置及び水熱交換器が配管接続された冷媒回路と、水熱交換器で加熱された水を供給するための水回路内の水圧の過上昇を防止する圧力逃がし弁と、を備えている。これにより、水熱交換器において冷媒回路と水回路とを隔離する隔壁が破壊されて、可燃性冷媒が水回路に混入した場合でも、圧力逃がし弁を介して可燃性冷媒を屋外に排出することができる。
特開2013−167398号公報
ヒートポンプサイクル装置等のヒートポンプ利用機器では、一般に、水回路の圧力逃がし弁は室内機に設けられている。ヒートポンプ利用機器における室外機及び室内機の組合せは様々であり、同一メーカの室外機と室内機とが組み合わされる場合だけでなく、異なるメーカの室外機と室内機とが組み合わされる場合もある。したがって、特許文献1に記載の室外機は、圧力逃がし弁が設けられた室内機と組み合わされる場合もある。
しかしながら、この場合、冷媒が水回路に漏洩すると、水回路の水に混入した冷媒は、室外機に設けられた圧力逃がし弁からだけでなく、室内機に設けられた圧力逃がし弁からも排出される場合がある。したがって、冷媒が水回路を介して室内に漏洩してしまうおそれがあるという課題があった。
本発明は、上述のような課題を解決するためになされたものであり、冷媒が室内に漏洩してしまうのを防止できるヒートポンプ利用機器を提供することを目的とする。
本発明に係るヒートポンプ利用機器は、冷媒を循環させる冷媒回路と、熱媒体を流通させる熱媒体回路と、前記冷媒と前記熱媒体との熱交換を行う熱交換器と、を備え、前記熱媒体回路は、前記熱交換器を経由する主回路を有しており、前記主回路は、前記主回路の下流端に設けられ、前記主回路から分岐する複数の枝回路が接続される分岐部と、前記主回路の上流端に設けられ、前記主回路に合流する前記複数の枝回路が接続される合流部と、を有しており、前記主回路には、圧力保護装置と、冷媒漏洩検知装置と、が接続されており、前記圧力保護装置は、前記主回路のうち、前記熱交換器と前記分岐部又は前記合流部の一方との間に位置する接続部に接続されており、前記主回路のうち前記熱交換器と前記接続部との間には、前記熱交換器から前記接続部に向かう流れを遮断可能な第1遮断装置が設けられており、前記主回路のうち前記熱交換器と前記分岐部又は前記合流部の他方との間には、前記熱交換器から前記他方に向かう流れを遮断可能な第2遮断装置が設けられているものである。
本発明によれば、冷媒が熱媒体回路に漏洩したとしても、熱媒体に混入した冷媒の流れを遮断装置によって遮断することができる。したがって、圧力保護装置から冷媒が室内に漏洩してしまうのを防止することができる。
本発明の実施の形態1に係るヒートポンプ利用機器の概略構成を示す回路図である。 本発明の実施の形態1の変形例に係るヒートポンプ利用機器の概略構成を示す回路図である。 本発明の実施の形態1に係るヒートポンプ利用機器における冷媒漏洩検知装置98の配置位置の例を示す説明図である。 本発明の実施の形態1に係るヒートポンプ利用機器における冷媒漏洩検知装置98の配置位置の例を示す説明図である。 本発明の実施の形態1に係るヒートポンプ利用機器における冷媒漏洩検知装置98の配置位置の例を示す説明図である。 本発明の実施の形態1に係るヒートポンプ利用機器における冷媒漏洩検知装置98の配置位置の例を示す説明図である。 本発明の実施の形態2に係るヒートポンプ利用機器の概略構成を示す回路図である。
実施の形態1.
本発明の実施の形態1に係るヒートポンプ利用機器について説明する。図1は、本実施の形態に係るヒートポンプ利用機器の概略構成を示す回路図である。本実施の形態では、ヒートポンプ利用機器として、ヒートポンプ給湯暖房装置1000を例示している。なお、図1を含む以下の図面では、各構成部材の寸法の関係や形状等が実際のものとは異なる場合がある。
図1に示すように、ヒートポンプ給湯暖房装置1000は、冷媒を循環させる冷媒回路110と、水を流通させる水回路210と、を有している。また、ヒートポンプ給湯暖房装置1000は、室外(例えば、屋外)に設置される室外機100と、室内に設置される室内機200と、を有している。室内機200は、例えば、キッチンやバスルーム、ランドリールームの他、建物の内部にある納戸などの収納スペースに設置される。
冷媒回路110は、圧縮機3、冷媒流路切替装置4、負荷側熱交換器2、第1減圧装置6、中圧レシーバ5、第2減圧装置7、及び熱源側熱交換器1が冷媒配管を介して順次環状に接続された構成を有している。ヒートポンプ給湯暖房装置1000の冷媒回路110では、水回路210を流れる水を加熱する通常運転(例えば、暖房給湯運転)と、通常運転に対して冷媒を逆方向に流通させ、熱源側熱交換器1の除霜を行う除霜運転と、が可能となっている。
圧縮機3は、吸入した低圧冷媒を圧縮し、高圧冷媒として吐出する流体機械である。本例の圧縮機3は、インバータ装置等を備え、駆動周波数を任意に変化させることにより、容量(単位時間あたりに冷媒を送り出す量)を変化させることができるものとする。
冷媒流路切替装置4は、通常運転時と除霜運転時とで冷媒回路110内の冷媒の流れ方向を切り替えるものである。冷媒流路切替装置4としては、例えば四方弁が用いられる。
負荷側熱交換器2は、冷媒回路110を流れる冷媒と、水回路210を流れる水と、の熱交換を行う水−冷媒熱交換器である。負荷側熱交換器2としては、例えば、プレート式熱交換器が用いられる。負荷側熱交換器2は、冷媒回路110の一部として冷媒を流通させる冷媒流路と、水回路210の一部として水を流通させる水流路と、冷媒流路と水流路とを隔離する薄板状の隔壁と、を有している。負荷側熱交換器2は、通常運転時には水を加熱する凝縮器(放熱器)として機能し、除霜運転時には蒸発器(吸熱器)として機能する。
第1減圧装置6は、冷媒の流量を調整し、例えば負荷側熱交換器2を流れる冷媒の圧力調整を行う。中圧レシーバ5は、冷媒回路110において、第1減圧装置6と第2減圧装置7との間に位置し、余剰冷媒を溜めておくものである。中圧レシーバ5の内部には、圧縮機3の吸入側と接続されている吸入配管11が通過している。中圧レシーバ5では、吸入配管11を通過する冷媒と、中圧レシーバ5内の冷媒との熱交換が行われる。このため、中圧レシーバ5は、冷媒回路110における内部熱交換器としての機能を有している。第2減圧装置7は、冷媒の流量を調整し、圧力調整を行う。本例の第1減圧装置6及び第2減圧装置7は、後述する制御装置101からの指示に基づいて開度を変化させることができる電子膨張弁である。
熱源側熱交換器1は、冷媒回路110を流れる冷媒と、室外送風機(図示せず)等により送風される室外空気と、の熱交換を行う空気−冷媒熱交換器である。熱源側熱交換器1は、通常運転時には蒸発器(吸熱器)として機能し、除霜運転時には凝縮器(放熱器)として機能する。
冷媒回路110を循環する冷媒としては、例えば、R1234yf、R1234ze(E)等の微燃性冷媒、又は、R290、R1270等の強燃性冷媒が用いられる。これらの冷媒は単一冷媒として用いられてもよいし、2種以上が混合された混合冷媒として用いられてもよい。以下、微燃レベル以上(例えば、ASHRAE34の分類で2L以上)の燃焼性を有する冷媒のことを「可燃性を有する冷媒」又は「可燃性冷媒」という場合がある。また、冷媒回路110を循環する冷媒としては、不燃性(例えば、ASHRAE34の分類で1)を有するR407C、R410A等の不燃性冷媒を用いることもできる。これらの冷媒は、大気圧下(例えば、温度は室温(25℃))において空気よりも大きい密度を有している。さらに、冷媒回路110を循環する冷媒としては、R717(アンモニア)等の毒性を有する冷媒を用いることもできる。
圧縮機3、冷媒流路切替装置4、負荷側熱交換器2、第1減圧装置6、中圧レシーバ5、第2減圧装置7及び熱源側熱交換器1を含む冷媒回路110は、全て室外機100に収容されている。
また、室外機100には、主に冷媒回路110(例えば、圧縮機3、冷媒流路切替装置4、第1減圧装置6、第2減圧装置7、不図示の室外送風機等)の動作を制御する制御装置101が設けられている。制御装置101は、CPU、ROM、RAM、I/Oポート等を備えたマイクロコンピュータを有している。制御装置101は、制御線102を介して、後述する制御装置201及び操作部202と相互に通信できるようになっている。
次に、冷媒回路110の動作の例について説明する。図1では、冷媒回路110における通常運転時の冷媒の流れ方向を実線矢印で示している。通常運転時には、冷媒流路切替装置4によって冷媒流路が実線矢印で示すように切り替えられ、高温高圧の冷媒が負荷側熱交換器2に流入するように冷媒回路110が構成される。
圧縮機3から吐出された高温高圧のガス冷媒は、冷媒流路切替装置4を経て、負荷側熱交換器2の冷媒流路に流入する。通常運転時には、負荷側熱交換器2は凝縮器として機能する。すなわち、負荷側熱交換器2では、冷媒流路を流れる冷媒と水流路を流れる水との熱交換が行われ、冷媒の凝縮熱が水に放熱される。これにより、負荷側熱交換器2の冷媒流路を流れる冷媒は、凝縮して高圧の液冷媒となる。また、負荷側熱交換器2の水流路を流れる水は、冷媒からの放熱によって加熱される。
負荷側熱交換器2で凝縮した高圧の液冷媒は、第1減圧装置6に流入し、若干減圧されて二相冷媒となる。この二相冷媒は、中圧レシーバ5に流入し、吸入配管11を流れる低圧のガス冷媒との熱交換により冷却されて液冷媒となる。この液冷媒は、第2減圧装置7に流入し、減圧されて低圧の二相冷媒となる。低圧の二相冷媒は、熱源側熱交換器1に流入する。通常運転時には、熱源側熱交換器1は蒸発器として機能する。すなわち、熱源側熱交換器1では、内部を流通する冷媒と、室外送風機により送風される室外空気との熱交換が行われ、冷媒の蒸発熱が室外空気から吸熱される。これにより、熱源側熱交換器1に流入した冷媒は、蒸発して低圧のガス冷媒となる。低圧のガス冷媒は、冷媒流路切替装置4を経由して吸入配管11に流入する。吸入配管11に流入した低圧のガス冷媒は、中圧レシーバ5内の冷媒との熱交換により加熱され、圧縮機3に吸入される。圧縮機3に吸入された冷媒は、圧縮されて高温高圧のガス冷媒となる。通常運転では、以上のサイクルが連続的に繰り返される。
次に、除霜運転時の動作の例について説明する。図1では、冷媒回路110における除霜運転時の冷媒の流れ方向を破線矢印で示している。除霜運転時には、冷媒流路切替装置4によって冷媒流路が破線矢印で示すように切り替えられ、高温高圧の冷媒が熱源側熱交換器1に流入するように冷媒回路110が構成される。
圧縮機3から吐出された高温高圧のガス冷媒は、冷媒流路切替装置4を経て、熱源側熱交換器1に流入する。除霜運転時には、熱源側熱交換器1は凝縮器として機能する。すなわち、熱源側熱交換器1では、内部を流通する冷媒の凝縮熱が、熱源側熱交換器1の表面に付着した霜に放熱される。これにより、熱源側熱交換器1の内部を流通する冷媒は、凝縮して高圧の液冷媒となる。また、熱源側熱交換器1の表面に付着した霜は、冷媒からの放熱によって溶融する。
熱源側熱交換器1で凝縮した高圧の液冷媒は、第2減圧装置7、中圧レシーバ5及び第1減圧装置6を経由して低圧の二相冷媒となり、負荷側熱交換器2の冷媒流路に流入する。除霜運転時には、負荷側熱交換器2は蒸発器として機能する。すなわち、負荷側熱交換器2では、冷媒流路を流れる冷媒と水流路を流れる水との熱交換が行われ、冷媒の蒸発熱が水から吸熱される。これにより、負荷側熱交換器2の冷媒流路を流れる冷媒は、蒸発して低圧のガス冷媒となる。このガス冷媒は、冷媒流路切替装置4及び吸入配管11を経由して、圧縮機3に吸入される。圧縮機3に吸入された冷媒は、圧縮されて高温高圧のガス冷媒となる。除霜運転では、以上のサイクルが連続的に繰り返される。
次に、水回路210について説明する。本実施の形態の水回路210は、水を循環させる閉回路である。図1では、水の流れ方向を白抜き太矢印で表している。水回路210は、室外機100側の水回路と室内機200側の水回路とが接続されることによって構成されている。水回路210は、主回路220と、給湯回路を構成する枝回路221と、暖房回路の一部を構成する枝回路222とを有している。主回路220は、閉回路の一部を構成している。枝回路221、222は、それぞれ主回路220に対して分岐して接続されている。枝回路221、222は、互いに並列に設けられている。枝回路221は、主回路220と共に閉回路を構成している。枝回路222は、主回路220、及び当該枝回路222に接続される暖房機器300等と共に、閉回路を構成している。暖房機器300は、室内機200とは別に室内に設けられている。暖房機器300としては、ラジエータ又は床暖房装置などが用いられる。
本実施の形態では、水回路210を流通する熱媒体として水を例に挙げているが、熱媒体としては、ブライン等の他の液状熱媒体を用いることができる。
主回路220は、ストレーナ56、フロースイッチ57、負荷側熱交換器2、ブースタヒータ54及びポンプ53等が水配管を介して接続された構成を有している。主回路220を構成する水配管の途中には、水回路210内の水を排水するための排水口62が設けられている。主回路220の下流端は、1つの流入口と2つの流出口とを備えた三方弁55(分岐部の一例)の流入口に接続されている。三方弁55では、枝回路221、222が主回路220から分岐している。主回路220の上流端は、合流部230に接続されている。合流部230では、枝回路221、222が主回路220に合流している。合流部230から負荷側熱交換器2等を経由して三方弁55に至るまでの水回路210が、主回路220となる。
主回路220の負荷側熱交換器2は、室外機100に設けられている。主回路220のうち負荷側熱交換器2以外の機器は、室内機200に設けられている。すなわち、水回路210の主回路220は、室外機100と室内機200とに跨がって設けられている。主回路220の一部は室外機100に設けられ、主回路220の他の一部は室内機200に設けられている。室外機100と室内機200との間は、主回路220の一部を構成する2本の接続配管211、212を介して接続されている。
ポンプ53は、水回路210内の水を加圧して水回路210内を循環させる装置である。ブースタヒータ54は、室外機100の加熱能力が足りない場合等に、水回路210内の水をさらに加熱する装置である。三方弁55は、水回路210内の水の流れを切り替えるための装置である。例えば、三方弁55は、主回路220内の水を枝回路221側で循環させるか枝回路222側で循環させるかを切り替える。ストレーナ56は、水回路210内のスケールを取り除く装置である。フロースイッチ57は、水回路210内を循環する水の流量が一定量以上であるか否かを検出するための装置である。フロースイッチ57に代えて流量センサを用いることもできる。
ブースタヒータ54には、圧力逃がし弁70(圧力保護装置の一例)が接続されている。すなわち、ブースタヒータ54は、圧力逃がし弁70(圧力保護装置の一例)の接続部となる。以後、圧力逃がし弁70の接続部のことを、単に「接続部」と表現する場合がある。圧力逃がし弁70は、水の温度変化に伴う水回路210内の圧力の過上昇を防ぐ保護装置である。圧力逃がし弁70は、水回路210内の圧力に基づいて水回路210の外部に水を放出する。例えば、水回路210内の圧力が膨張タンク52(後述)の圧力制御範囲を超えて高くなった場合には、圧力逃がし弁70が開放され、水回路210内の水が圧力逃がし弁70から外部に放出される。圧力逃がし弁70は、室内機200に設けられている。圧力逃がし弁70が室内機200に設けられているのは、室内機200内の水回路210での圧力保護を行うためである。
ブースタヒータ54の筐体には、主回路220から分岐した水流路となる配管72の一端が接続されている。配管72の他端には、圧力逃がし弁70が取り付けられている。すなわち、圧力逃がし弁70は、配管72を介してブースタヒータ54に接続されている。ブースタヒータ54は、圧力逃がし弁70が主回路220に接続される接続部となる。主回路220内で水温が最も高くなるのは、ブースタヒータ54内である。このため、ブースタヒータ54は、圧力逃がし弁70が接続される接続部として最適である。また、仮に、圧力逃がし弁70が枝回路221、222に接続される場合、圧力逃がし弁70は個々の枝回路221、222毎に設けられる必要がある。本実施の形態では、圧力逃がし弁70が主回路220に接続されているため、圧力逃がし弁70の数は1つでよい。
配管72の途中には、分岐部72aが設けられている。分岐部72aには、配管75の一端が接続されている。配管75の他端には、膨張タンク52が接続されている。すなわち、膨張タンク52は、配管75、72を介してブースタヒータ54に接続されている。膨張タンク52は、水の温度変化に伴う水回路210内の圧力変化を一定範囲内に制御するための装置である。
負荷側熱交換器2の下流側には、第1遮断装置として、遮断装置77が設けられている。遮断装置77は、主回路220のうち、負荷側熱交換器2とブースタヒータ54(すなわち、圧力逃がし弁70が接続される接続部)との間に設けられている。遮断装置77としては、電磁弁、流量調整弁又は電子膨張弁などの開閉弁が用いられる。遮断装置77は、通常の運転時には開状態にある。遮断装置77は、閉状態になると、負荷側熱交換器2からブースタヒータ54に向かう流れを遮断する。遮断装置77は、後述する制御装置201によって制御される。仮に、圧力逃がし弁70の接続される接続部が負荷側熱交換器2と合流部230との間に設けられている場合には、遮断装置77は、第2遮断装置として、主回路220のうち負荷側熱交換器2と三方弁55(分岐部)との間に設けられる。
負荷側熱交換器2の上流側には、第2遮断装置として、遮断装置78が設けられている。遮断装置78は、主回路220のうち、負荷側熱交換器2と合流部230との間に設けられている。遮断装置78としては、合流部230から負荷側熱交換器2に向かう水の流れを許容し、負荷側熱交換器2から合流部230に向かう流れを遮断する逆止弁を用いることができる。また、遮断装置78としては、電磁弁、流量調整弁又は電子膨張弁などの開閉弁を用いることもできる。遮断装置78として開閉弁が用いられる場合、遮断装置78は、後述する制御装置201によって制御されるか、又は遮断装置77と連動して動作する。仮に、圧力逃がし弁70の接続される接続部が負荷側熱交換器2と合流部230との間に設けられている場合には、遮断装置78は、第1遮断装置として、主回路220のうち負荷側熱交換器2と当該接続部との間に設けられる。
遮断装置77の下流側には、冷媒漏洩検知装置98が設けられている。冷媒漏洩検知装置98は、主回路220のうち、遮断装置77とブースタヒータ54(接続部)との間に接続されている。冷媒漏洩検知装置98は、冷媒回路110から水回路210への冷媒の漏洩を検知する装置である。冷媒回路110から水回路210に冷媒が漏洩すると、水回路210内の圧力が上昇する。したがって、冷媒漏洩検知装置98は、水回路210内の圧力(圧力の値又は圧力の時間変化)に基づいて、水回路210への冷媒の漏洩を検知することができる。冷媒漏洩検知装置98としては、例えば、水回路210内の圧力を検知する圧力センサ又は圧力スイッチ(高圧スイッチ)が用いられる。例えば圧力スイッチは、電気式であってもよいし、ダイヤフラムを用いた機械式であってもよい。冷媒漏洩検知装置98は、検知信号を制御装置201に出力する。
本例では、遮断装置77、78及び冷媒漏洩検知装置98がいずれも室内機200に設けられている。これにより、制御線を介して制御装置201と遮断装置77、78及び冷媒漏洩検知装置98とを室内機200内で接続できるため、コスト低減が可能となる。遮断装置77、78及び冷媒漏洩検知装置98は、いずれも室外機100に設けられていてもよい。これにより、制御線を介して制御装置101と遮断装置77、78及び冷媒漏洩検知装置98とを室外機100内で接続できるため、コスト低減が可能となる。
給湯回路を構成する枝回路221は、室内機200に設けられている。枝回路221の上流端は、三方弁55の一方の流出口に接続されている。枝回路221の下流端は、合流部230に接続されている。枝回路221には、コイル61が設けられている。コイル61は、内部に水を溜める貯湯タンク51に内蔵されている。コイル61は、水回路210の枝回路221を循環する水(温水)との熱交換によって、貯湯タンク51内部に溜められた水を加熱する加熱手段である。また、貯湯タンク51は、浸水ヒータ60を内蔵している。浸水ヒータ60は、貯湯タンク51内部に溜められた水をさらに加熱するための加熱手段である。
貯湯タンク51内の上部には、例えばシャワー等に接続されるサニタリー回路側配管81a(例えば、給湯配管)が接続されている。貯湯タンク51内の下部には、サニタリー回路側配管81b(例えば、補給水配管)が接続されている。貯湯タンク51の下部には、貯湯タンク51内の水を排水するための排水口63が設けられている。貯湯タンク51は、外部への放熱によって内部の水の温度が低下するのを防ぐため、断熱材(図示せず)で覆われている。断熱材には、例えばフェルト、シンサレート(登録商標)、VIP(Vacuum Insulation Panel)等が用いられる。
暖房回路の一部を構成する枝回路222は、室内機200に設けられている。枝回路222は、往き管222a及び戻り管222bを有している。往き管222aの上流端は、三方弁55の他方の流出口に接続されている。往き管222aの下流端及び戻り管222bの上流端は、それぞれ暖房回路側配管82a、82bに接続されている。戻り管222bの下流端は、合流部230に接続されている。これにより、往き管222a及び戻り管222bは、それぞれ暖房回路側配管82a、82bを介して暖房機器300に接続される。暖房回路側配管82a、82b及び暖房機器300は、室内ではあるが室内機200の外部に設けられている。枝回路222は、暖房回路側配管82a、82b及び暖房機器300と共に、暖房回路を構成する。
暖房回路側配管82aには、圧力逃がし弁301が接続されている。圧力逃がし弁301は、水回路210内の圧力の過上昇を防ぐ保護装置であり、例えば、圧力逃がし弁70と同様の構造を有している。例えば、暖房回路側配管82a内の圧力が設定圧力よりも高くなった場合には、圧力逃がし弁301が開放され、暖房回路側配管82a内の水が圧力逃がし弁301から外部に放出される。圧力逃がし弁301は、室内ではあるが室内機200の外部に設けられている。
本実施の形態における暖房機器300、暖房回路側配管82a、82b及び圧力逃がし弁301は、ヒートポンプ給湯暖房装置1000の一部ではなく、物件毎の事情に応じて現地施工業者により施工される設備である。例えば、暖房機器300の熱源機としてボイラが用いられている既存の設備において、熱源機がヒートポンプ給湯暖房装置1000に更新される場合がある。このような場合、特に不都合がなければ、暖房機器300、暖房回路側配管82a、82b及び圧力逃がし弁301はそのまま利用される。したがって、ヒートポンプ給湯暖房装置1000は、圧力逃がし弁301の有無に関わらず、種々の設備に接続できることが望ましい。
室内機200には、主に水回路210(例えば、ポンプ53、ブースタヒータ54、三方弁55、遮断装置77等)の動作を制御する制御装置201が設けられている。制御装置201は、CPU、ROM、RAM、I/Oポート等を備えたマイクロコンピュータを有している。制御装置201は、制御装置101及び操作部202と相互に通信できるようになっている。制御装置201は、例えば、冷媒漏洩検知装置98からの検知信号に基づき水回路210への冷媒の漏洩を検知したときには、遮断装置77を閉状態に設定する。なお、冷媒漏洩検知装置98が冷媒漏洩時に接点信号を出力する場合、冷媒漏洩検知装置98と遮断装置77とは、制御装置201を介さずに直結されていてもよい。
操作部202は、ヒートポンプ給湯暖房装置1000の操作や各種設定をユーザが行うことができるようになっている。本例の操作部202は、表示部203を備えている。表示部203では、ヒートポンプ給湯暖房装置1000の状態等の各種情報を表示することができる。操作部202は、例えば室内機200の筐体表面に設けられている。
次に、負荷側熱交換器2において、冷媒流路と水流路とを隔離する隔壁が破損した場合の動作について説明する。負荷側熱交換器2は、除霜運転時に蒸発器として機能する。このため、負荷側熱交換器2の隔壁は、特に除霜運転時には、水の凍結等により破損してしまう場合がある。一般に、負荷側熱交換器2の冷媒流路を流れる冷媒の圧力は、通常運転時及び除霜運転時のいずれにおいても、負荷側熱交換器2の水流路を流れる水の圧力よりも高い。このため、負荷側熱交換器2の隔壁が破損した場合、通常運転時及び除霜運転時のいずれにおいても冷媒流路の冷媒が水流路に流出し、水流路の水に冷媒が混入する。このとき、水に混入した冷媒は、圧力の低下によりガス化する。また、水よりも圧力の高い冷媒が水に混入することによって、水回路210内の圧力は上昇する。
負荷側熱交換器2で水回路210の水に混入した冷媒は、通常の水の流れに沿う方向(すなわち、負荷側熱交換器2からブースタヒータ54に向かう方向)に流れるだけでなく、圧力差によって通常の水の流れとは逆方向(すなわち、負荷側熱交換器2から合流部230に向かう方向)にも流れる。本例のように、水回路210の主回路220に圧力逃がし弁70が設けられている場合、水に混入した冷媒は、圧力逃がし弁70から室内に水と共に放出され得る。また、本例のように、暖房回路側配管82a又は暖房回路側配管82bに圧力逃がし弁301が設けられている場合、水に混入した冷媒は、圧力逃がし弁301から室内に水と共に放出され得る。すなわち、圧力逃がし弁70、301はいずれも、水回路210内の水に混入した冷媒を水回路210の外部に放出する弁として機能する。冷媒が可燃性を有している場合には、室内に冷媒が放出されると、室内に可燃濃度域が生成されるおそれがある。
しかしながら、本実施の形態では、負荷側熱交換器2とブースタヒータ54との間に遮断装置77が設けられているため、負荷側熱交換器2からブースタヒータ54に向かう冷媒の流れを遮断することができる。したがって、冷媒が圧力逃がし弁70から室内に漏洩してしまうのを防ぐことができる。また、本実施の形態では、負荷側熱交換器2と合流部230との間に遮断装置78が設けられているため、負荷側熱交換器2から合流部230に向かう冷媒の流れを遮断することができる。したがって、冷媒が圧力逃がし弁301から室内に漏洩してしまうのを防ぐことができる。
図2は、本実施の形態の変形例に係るヒートポンプ利用機器の概略構成を示す回路図である。図2に示すように、本変形例は、負荷側熱交換器2が室内機200に収容されている点で、図1に示した構成と異なっている。冷媒回路110は、室外機100と室内機200とに跨がって設けられている。冷媒回路110の一部は室外機100に設けられ、冷媒回路110の他の一部は室内機200に設けられている。室外機100と室内機200との間は、冷媒回路110の一部を構成する2本の接続配管111、112を介して接続されている。本変形例によっても、図1に示した構成と同様の効果を得ることができる。また、本変形例では、遮断装置77、78及び冷媒漏洩検知装置98がいずれも室内機200に設けられている。これにより、制御線を介して制御装置201と遮断装置77、78及び冷媒漏洩検知装置98とを室内機200内で接続できるため、コスト低減が可能となる。
次に、冷媒漏洩検知装置98の配置位置について説明する。図3〜図6は、本実施の形態に係るヒートポンプ利用機器における冷媒漏洩検知装置98の配置位置の例を示す説明図である。図3では、冷媒漏洩検知装置98の配置位置の例として、4つの配置位置A〜Dを示している。配置位置A及びBの場合、冷媒漏洩検知装置98は、配管72に接続されている。すなわち、冷媒漏洩検知装置98は、圧力逃がし弁70と同様に、ブースタヒータ54(接続部)で主回路220に接続されている。このような場合、負荷側熱交換器2で水回路210に漏洩した冷媒が圧力逃がし弁70から放出される前に、冷媒漏洩検知装置98によって冷媒の漏洩を確実に検知することができる。同様の効果は、冷媒漏洩検知装置98が、主回路220のうち、負荷側熱交換器2、負荷側熱交換器2とブースタヒータ54との間、又はブースタヒータ54に接続されている場合にも得られる。
また、冷媒は、水回路210に漏洩した時点でガス化する。このため、ガスと液の比容積の違いにより、圧力逃がし弁70から冷媒が漏洩する際の質量速度は、液冷媒が漏洩する場合の1000分の1程度まで低減される。したがって、冷媒の漏洩が検知されてから遮断装置77で流れが遮断されるまでの時間に圧力逃がし弁70から放出され得る冷媒量は、可燃濃度域が室内に生成されるほどの量には至らない。
一方、配置位置C及びDの場合、冷媒漏洩検知装置98は、主回路220のうちブースタヒータ54(接続部)と三方弁55との間に接続されている。この場合、冷媒漏洩検知装置98によって冷媒の漏洩が検知される前に、冷媒が圧力逃がし弁70から放出されてしまうことがある。ただし、上記のようなガスと液の比容積の違いから、圧力逃がし弁70から放出され得る冷媒量は、可燃濃度域が室内に生成されるほどの量には至らない。
また、図4に示すように、冷媒漏洩検知装置98が負荷側熱交換器2と遮断装置77との間に設けられていれば、冷媒の漏洩が検知された直後に遮断装置77を閉状態とすることにより、圧力逃がし弁70からの冷媒の放出量をほぼゼロにすることができる。同様に、図5に示すように、冷媒漏洩検知装置98が負荷側熱交換器2と遮断装置78との間に設けられていれば、圧力逃がし弁301からの冷媒の放出量をほぼゼロにすることができる。すなわち、室内への冷媒の放出量をほぼゼロにするためには、冷媒漏洩検知装置98は、主回路220のうち遮断装置77と遮断装置78との間に接続されるのが望ましい。
また、図6に示すように、遮断装置78が逆止弁ではなく開閉弁である場合には、冷媒漏洩検知装置98は、主回路220のうち遮断装置78と合流部230との間に接続されていてもよい。
図1〜図6に示した全ての構成では、冷媒漏洩検知装置98が、現地施工業者により施工される枝回路(例えば、暖房回路側配管82a、82b及び暖房機器300)ではなく、主回路220に接続されている。このため、冷媒漏洩検知装置98の取付け、及び、冷媒漏洩検知装置98と制御装置201との接続は、室内機200の製造メーカが行うことができる。したがって、冷媒漏洩検知装置98の取付け忘れ及び冷媒漏洩検知装置98の接続忘れといったヒューマンエラーも回避できる。
以上説明したように、本実施の形態に係るヒートポンプ給湯暖房装置1000(ヒートポンプ利用機器の一例)は、冷媒を循環させる冷媒回路110と、水(熱媒体の一例)を流通させる水回路210(熱媒体回路の一例)と、冷媒と水との熱交換を行う負荷側熱交換器2(熱交換器の一例)と、を備えている。水回路210は、負荷側熱交換器2を経由する主回路220を有している。主回路220は、主回路220の下流端に設けられ、主回路220から分岐する複数の枝回路221、222が接続される三方弁55(分岐部の一例)と、主回路220の上流端に設けられ、主回路220に合流する複数の枝回路221、222が接続される合流部230と、を有している。主回路220には、水回路210内の圧力に基づいて水回路210の外部に水を放出する圧力逃がし弁70(圧力保護装置の一例)と、冷媒回路110から水回路210への冷媒の漏洩を検知する冷媒漏洩検知装置98と、が接続されている。圧力逃がし弁70は、主回路220のうち、負荷側熱交換器2と三方弁55又は合流部230の一方との間に位置するブースタヒータ54(接続部の一例)に接続されている。主回路220のうち負荷側熱交換器2とブースタヒータ54との間には、負荷側熱交換器2からブースタヒータ54に向かう流れを遮断可能な遮断装置77(第1遮断装置の一例)が設けられている。主回路220のうち負荷側熱交換器2と三方弁55又は合流部230の他方との間には、負荷側熱交換器2から当該他方に向かう流れを遮断可能な遮断装置78(第2遮断装置の一例)が設けられている。
この構成によれば、負荷側熱交換器2で冷媒が水回路210に漏洩したとしても、水に混入した冷媒の流れを遮断装置77、78によって遮断することができる。したがって、圧力逃がし弁70から冷媒が室内に漏洩してしまうのを防止することができる。さらに、分岐部よりも先の回路(例えば、暖房回路側配管82a、82b)に設けられる可能性がある圧力逃がし弁301から、冷媒が室内に漏洩してしまうのも防止することができる。
本実施の形態に係るヒートポンプ給湯暖房装置1000において、遮断装置77、78は、水回路210への冷媒の漏洩が検知されたときに閉となる開閉弁である。この構成によれば、水回路210に冷媒が漏洩した場合に、水に混入した冷媒の流れをより確実に遮断することができる。
本実施の形態に係るヒートポンプ給湯暖房装置1000において、冷媒漏洩検知装置98は、主回路220のうち、合流部230、合流部230とブースタヒータ54との間、又はブースタヒータ54に接続されている。この構成によれば、水回路210に漏洩した冷媒が室内に放出される前に、冷媒の漏洩を確実に検知することができる。
本実施の形態に係るヒートポンプ給湯暖房装置1000において、遮断装置77、78のうち負荷側熱交換器2と合流部230との間に設けられた遮断装置78は逆止弁である。また、冷媒漏洩検知装置98は、主回路220のうち、逆止弁とブースタヒータ54との間、又はブースタヒータ54に接続されている。この構成によれば、水回路210に漏洩した冷媒が室内に放出される前に、冷媒の漏洩を確実に検知することができる。
本実施の形態に係るヒートポンプ給湯暖房装置1000において、冷媒漏洩検知装置98は、主回路220のうち、遮断装置77と遮断装置78との間に接続されている。この構成によれば、圧力逃がし弁からの冷媒の放出量をほぼゼロにすることができる。
本実施の形態に係るヒートポンプ給湯暖房装置1000において、冷媒漏洩検知装置98は、水回路210内の圧力に基づいて水回路210への冷媒の漏洩を検知する。この構成によれば、冷媒の漏洩を確実に検知することができる。
本実施の形態に係るヒートポンプ給湯暖房装置1000は、冷媒回路110、水回路210の一部及び負荷側熱交換器2を収容する室外機100と、水回路210の他部を収容する室内機200と、をさらに備えている。室外機100又は室内機200の一方は、遮断装置77、78及び冷媒漏洩検知装置98を収容している。この構成によれば、制御装置101又は制御装置201と、遮断装置77、78及び冷媒漏洩検知装置98のそれぞれと、を室外機100内又は室内機200内で接続できるため、コスト低減が可能となる。
本実施の形態に係るヒートポンプ給湯暖房装置1000は、冷媒回路110の一部を収容する室外機100と、冷媒回路110の他部、水回路210及び負荷側熱交換器2を収容する室内機200と、をさらに備えている。室内機200は、遮断装置77、78及び冷媒漏洩検知装置98を収容している。この構成によれば、制御装置201と遮断装置77、78及び冷媒漏洩検知装置98とを室内機200内で接続できるため、コスト低減が可能となる。
本実施の形態に係るヒートポンプ給湯暖房装置1000において、冷媒は、可燃性冷媒又は有毒性冷媒であってもよい。
実施の形態2.
本発明の実施の形態2に係るヒートポンプ利用機器について説明する。図7は、本実施の形態に係るヒートポンプ利用機器の概略構成を示す回路図である。図7では、主に室内機200の構成を示している。なお、実施の形態1と同一の機能及び作用を有する構成要素については、同一の符号を付してその説明を省略する。図7に示すように、本実施の形態では、貯湯タンク51内部に溜められた水を加熱する沸上げ回路240が貯湯タンク51の外部に設けられている。沸上げ回路240は、貯湯タンク51の下部と上部とを接続する水流路を有している。沸上げ回路240には、沸上げポンプ241と、沸上げ回路240を流れる水と枝回路221を流れる水との熱交換を行う沸上げ熱交換器242と、が設けられている。沸上げポンプ241が動作すると、貯湯タンク51の下部の水が沸上げ回路240に流入する。沸上げ回路240に流入した水は、沸上げ熱交換器242での熱交換によって加熱され、貯湯タンク51の上部に戻る。本実施の形態によっても、実施の形態1と同様の効果を得ることができる。
本発明は、上記実施の形態に限らず種々の変形が可能である。
例えば、上記実施の形態では、負荷側熱交換器2としてプレート式熱交換器を例に挙げたが、負荷側熱交換器2は、冷媒と熱媒体との熱交換を行うものであれば、二重管式熱交換器など、プレート式熱交換器以外のものであってもよい。
また、上記実施の形態では、ヒートポンプ利用機器としてヒートポンプ給湯暖房装置1000を例に挙げたが、本発明は、チラー等の他のヒートポンプ利用機器にも適用可能である。
また、上記実施の形態では、貯湯タンク51を備えた室内機200を例に挙げたが、貯湯タンクは室内機200とは別に設けられていてもよい。
上記の各実施の形態や変形例は、互いに組み合わせて実施することが可能である。
1 熱源側熱交換器、2 負荷側熱交換器、3 圧縮機、4 冷媒流路切替装置、5 中圧レシーバ、6 第1減圧装置、7 第2減圧装置、11 吸入配管、51 貯湯タンク、52 膨張タンク、53 ポンプ、54 ブースタヒータ、55 三方弁、56 ストレーナ、57 フロースイッチ、60 浸水ヒータ、61 コイル、62、63 排水口、70 圧力逃がし弁、72 配管、72a 分岐部、75 配管、77、78 遮断装置、81a、81b サニタリー回路側配管、82a、82b 暖房回路側配管、98 冷媒漏洩検知装置、100 室外機、101 制御装置、102 制御線、110 冷媒回路、111、112 接続配管、200 室内機、201 制御装置、202 操作部、203 表示部、210 水回路、211、212 接続配管、220 主回路、221、222 枝回路、222a 往き管、222b 戻り管、230 合流部、240 沸上げ回路、241 沸上げポンプ、242 沸上げ熱交換器、300 暖房機器、301 圧力逃がし弁、1000 ヒートポンプ給湯暖房装置。

Claims (9)

  1. 冷媒を循環させる冷媒回路と、
    熱媒体を流通させる熱媒体回路と、
    前記冷媒と前記熱媒体との熱交換を行う熱交換器と、を備え、
    前記熱媒体回路は、前記熱交換器を経由する主回路を有しており、
    前記主回路は、
    前記主回路の下流端に設けられ、前記主回路から分岐する複数の枝回路が接続される分岐部と、
    前記主回路の上流端に設けられ、前記主回路に合流する前記複数の枝回路が接続される合流部と、を有しており、
    前記主回路には、圧力保護装置と、冷媒漏洩検知装置と、が接続されており、
    前記圧力保護装置は、前記主回路のうち、前記熱交換器と前記分岐部又は前記合流部の一方との間に位置する接続部に接続されており、
    前記主回路のうち前記熱交換器と前記接続部との間には、前記熱交換器から前記接続部に向かう流れを遮断可能な第1遮断装置が設けられており、
    前記主回路のうち前記熱交換器と前記分岐部又は前記合流部の他方との間には、前記熱交換器から前記他方に向かう流れを遮断可能な第2遮断装置が設けられているヒートポンプ利用機器。
  2. 前記第1遮断装置及び前記第2遮断装置は、前記熱媒体回路への前記冷媒の漏洩が検知されたときに閉となる開閉弁である請求項1に記載のヒートポンプ利用機器。
  3. 前記冷媒漏洩検知装置は、前記主回路のうち、前記分岐部若しくは前記合流部の前記他方前記他方と前記接続部との間、又は前記接続部に接続されている請求項1又は請求項2に記載のヒートポンプ利用機器。
  4. 前記第1遮断装置及び前記第2遮断装置のうち前記熱交換器と前記合流部との間に設けられた遮断装置は逆止弁であり、
    前記冷媒漏洩検知装置は、前記主回路のうち、前記逆止弁と前記接続部との間、又は前記接続部に接続されている請求項1に記載のヒートポンプ利用機器。
  5. 前記冷媒漏洩検知装置は、前記主回路のうち、前記第1遮断装置と前記第2遮断装置との間に接続されている請求項1〜請求項4のいずれか一項に記載のヒートポンプ利用機器。
  6. 前記冷媒漏洩検知装置は、前記熱媒体回路内の圧力に基づいて前記熱媒体回路への前記冷媒の漏洩を検知する請求項1〜請求項5のいずれか一項に記載のヒートポンプ利用機器。
  7. 前記冷媒回路、前記熱媒体回路の一部及び前記熱交換器を収容する室外機と、
    前記熱媒体回路の他部を収容する室内機と、をさらに備え、
    前記室外機又は前記室内機の一方は、前記第1遮断装置、前記第2遮断装置及び前記冷媒漏洩検知装置を収容している請求項1〜請求項6のいずれか一項に記載のヒートポンプ利用機器。
  8. 前記冷媒回路の一部を収容する室外機と、
    前記冷媒回路の他部、前記熱媒体回路及び前記熱交換器を収容する室内機と、をさらに備え、
    前記室内機は、前記第1遮断装置、前記第2遮断装置及び前記冷媒漏洩検知装置を収容している請求項1〜請求項6のいずれか一項に記載のヒートポンプ利用機器。
  9. 前記冷媒は、可燃性冷媒又は有毒性冷媒である請求項1〜請求項8のいずれか一項に記載のヒートポンプ利用機器。
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