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JP6669441B2 - 釣り竿用のグリップ構造及び釣り竿 - Google Patents
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Description

本発明は、ジギング釣り等に使用される釣り竿用のグリップ構造及び釣り竿に関する。
ジギング釣りにおいては、竿先から垂らしたルアーを海中において上下させることによって、魚を誘って釣り上げるものである。したがって、釣り竿は、ルアーを持ち上げる場合には、釣り人に保持されている手元側竿体部分を中心にして大きな弧を描く曲り状態となり、ルアーを沈降させる際には弧を緩めながら曲りの緩い状態に戻る。このような変化をルアーの上下動に従って繰り返している。
したがって、釣り竿を煽る場合に釣り竿全体が突っ張りなく曲がると、手元側竿体を握る釣り人の負担が少なく、釣り感覚も良好になる。
上記した釣り竿において、リールシートを取り付けている手元側竿体部分の強度向上を図る為に、手元側竿体の所定位置に取付座を形成している。この取付座としては、プリプレグ製の台座シートを竿体の外周面に複数プライに亘って巻き付けて形成したものがあった。
特開2006−166841号公報
上記した取付座においては、リールシート部分に限定したものであるが、リアグリップ部分の強化も併せて図る目的より、図4に示すように、手元側竿体1の略全域に亘ってプリプレグ製の台座シート12を巻回し、シート面12Cをセンタレス加工によって竿元端に至るまで、同一径で直線状に形成したものがあった。
この釣り竿を使用して、釣り操作を行った場合に、長期に亘る使用によって、台座シートを巻回して形成した取付座の竿先側端と竿体の外周面との段差が形成されている先側部分12aに亀裂dが発生することがあった。
このような場合に、亀裂発生部位にガラス繊維製のプリプレグ補強シートを施すことも考えられるが、構造が複雑で重量が嵩む虞れもあり、軽量化の要請に反するものとなる。
一方、リールシート装着部分の強化という面からの技術を適用する観点も重要ではあるが、もう一つの面としては、釣り竿を上下させて魚を誘う操作を行う場合や魚を抜き上げる場合には、釣り竿の姿勢として、角張らない円滑な円弧を描けることが必要である。その円弧はリールシートの部分も同様である。例えば、リールシート部分だけが、六角形の一辺のように直線状を呈すると、その部分が突っ張った状態になり、円滑な釣り操作ができにくくなる。
このような場合に、亀裂の発生の原因となったと考えられる段差をなくす為に、前記したように、マンドレルに巻回した後焼成した状態の竿素材1A(図5に示す)そのものを手元側竿体1として使用することも考えられる。この場合には確かに取付座と称する大径の膨出部がなく手元側竿体の全長に亘ってマンドレルに巻回された状態での緩いテーパ(1〜2mm/1000)の外周面を有しているところから、上記したような亀裂が発生することは抑制されている。
しかし、リールシートの取付部においては、釣り竿を釣り人が支える支点となるので、荷重が集中するところから、その取付部において、強度不足を来たすことは十分考えられるところから、何らかの対応を必要としていた。
本発明の目的は、上記したような不都合を回避しながら、ジギング操作を軽快に行え、長期に亘る使用にも安定した性能を発揮し得る釣り竿用のグリップを提供する点にある。
[構成]
請求項1に記載の本願発明の特徴構成は、リールシート装着部位から竿元端に亘って、竿素材に台座シートを巻回し、前記リールシート装着部位においては、竿先側から竿元側に至る範囲に亘って大径化するように研磨加工を施したテーパ面を有するリールシート用テーパ状取付座に形成し、前記テーパ状取付座の竿元端部から手元側竿体の竿元端までは、前記リールシート用テーパ状取付座の竿元側端部の外形と同じ外径が維持されるグリップ取付用直線状取付座に形成してある点にあり、その作用効果は次の通りである。
また、請求項2における特徴構成は、前記テーパ面のテーパが、6.49/1000〜14.41/1000である点にあり、その作用効果は次の通りである。
〔作用〕
上記のようにリールシート用テーパ状取付座を形成することによって、取付座の竿先端と竿体外周面との段差部分が緩和されて、従来のように、その部分での亀裂の発生等を抑制できる。
また、テーパ状取付座では、竿先側から竿元側に掛けて徐々に大径化するものであるので、そのテーパ状態に応じた曲りを呈することになり、突っ張り感が抑制されて、釣り操作が容易になる。
[効果]
したがって、亀裂発生部位にガラス繊維製のプリプレグ補強シート等を手当てする、重量化を招来し易い方法を採ることなく、部品取付も容易で、釣り操作を円滑に行うことのできる釣り竿用握り部を設けることができた。
また、リールシート用テーパ状取付座の竿元側には、グリップ取付用直線状取付座が形成されており、リアグリップ等を取り付ける場合には、テーパ状取付座のように竿先側から取り付けるだけでなく竿元側からも装着することができる。
[構成]
請求項に記載の本願発明の特徴構成は、前記台座シートがプリプレグシートであり、かつ、そのプリプレグシートにおける強化繊維の向きは竿軸線に対して傾斜する状態に設定してあり、前記プリプレグシートを竿素材に複数プライ巻回して取付座を形成している点にあり、その作用効果は次の通りである。
〔作用効果〕
台座シートとして樹脂同様に軽量なプリプレグシートを採用し、複数プライ巻回することによっても、重量増にはならず、かつ、十分な研磨代を設けて、テーパ加工を容易にしてある。
[構成]
請求項に記載の本願発明の特徴構成は、請求項1〜のうちのいずれか一項に記載の釣り竿用グリップ構造を備えた釣り竿である点にあり、その作用効果は次の通りである。
〔作用効果〕
釣り竿のグリップ部も曲り易い構造となっているので、釣り操作が一層容易になった釣り竿を提供できるに至った。
図1(a)は、主として手元側竿体を示す側面図、(b)はナット体と可動フードを断面にしたリールシートを示す側面図である。 図2は、竿素材に台座シートを巻回し、リールシート装着部分にテーパ加工をほどこした、第1実施形態の竿体を示す側面図である。 図3は、ナット体と可動フード、リールシート、中間グリップ体、リア装飾用リング体、リアグリップ体の手元側竿体に取り付ける前の分解縦断側面図である。 図4は、竿素材に台座シートを巻回し、リールシート装着部分のみならず全体に亘って同一外径に加工をほどこした、従来技術の竿体を示す側面図である。 図5は、台座シートを施してはいない、竿素材そのものの側面図である。 図6は、竿素材に台座シートを巻回し、リールシート装着部分のみならず全体に亘ってテーパ加工をほどこした、第2実施形態の竿体を示す側面図である。 図7は、竿素材に台座シートを施す前の状態を示す説明図である。 図8は、竿素材に台座シートを巻回し、リールシート装着部分にテーパ加工をほどこした、第1実施形態の竿体を示す説明図である。 図9は、図8に記載した部分の諸寸法を示す図表である。
〔第1実施形態〕
ジギング用に使用される釣り竿Aについて説明する。
図1に示すように、釣り竿Aは、グリップ部B及びリールシート3を有する手元側竿体1と、手元側竿体1に並継式に連結される穂先側竿体2とを備えて、構成されている。
手元側竿体1は、後記するようにプリプレグ製の筒状体であり、竿先端から竿元端までの単一の竿素材1Aで構成される。
リールシート3は、ナイロン、PE、PET等のエンジニアリング樹脂等をインジェクション成形して形成される。
グリップ部Bは、リールシート3より竿先側に位置するフロントグリップ部B1と、リールシート3より竿元側に配置された中間グリップ部B2と、竿元端部に配置されたリアグリップ部B3とでなる。
これらのグリップ部Bにおける中間グリップ部B2とリアグリップ部B3は、EVA、NBR等の軟質材で構成され、手元側竿体1を構成する単一竿素材1Aに外嵌装着されている。各グリップ部Bにおける軟質材は、同一材でもよく、または、設置位置によって異なる材質のものを使用してもよい。また、表面に対しても滑り難い梨地模様等を施してもよい。
図1に示すように、リールシート3は、竿素材1Aに外嵌固定される筒状本体3Aと、状本体3Aに一体形成されているリール脚取付部3Bと、リール脚取付部3Bと竿軸線を挟んで反対側に延出されたトリガー3Cとを備えている。
リール脚取付部3Bは、竿元側に位置する固定フード3aと、固定フード3aに対向する可動フード3bとの間に形成されている。図中8は、可動フード3bを竿軸線方向に沿ってスライド往復移動させるナット体である。
図3に示すように、筒状本体3Aにおける竿先側にはネジ部3Dが形成してあり、ナット体8を螺合させて可動フード3bを移動させる構成がとられている。筒状本体3Aの軸芯位置には、貫通孔3Eが形成されており、この貫通孔3E内に竿素材1Aを内嵌して、リールシート3を竿素材1Aに装着するように構成してある。
次に、リアグリップ部B3について説明する。図1〜図3に示すように、リアグリップ部B3は、手元側竿体1に外嵌するリア装飾用リング体4と、リア装飾用リング体4より柔軟性が高くその装飾用リング体4を竿先側端に嵌合保持するリアグリップ体5と、リアグリップ体5の後端部に装着される装飾用連結リング体6と、装飾用連結リング体6を挟んで後端に位置する元側尻リング体7を備えて構成される。リアグリップ体5の軸芯位置には、貫通孔5Eが形成されており、この貫通孔5E内に竿素材1Aを内嵌して、リアグリップ体5を竿素材1Aに装着するように構成してある。
リア装飾用リング体4及び装飾用連結リング体6は、アルミニュウム、チタン等の軽量金属か、又は、ナイロン、PE、PET等のエンジニアリング樹脂等で形成される。これらについては、いずれも、装飾性を向上させる為に、光沢のある金属メッキ等が施されてもよい。
リアグリップ体5の構造について説明する。
リアグリップ体5は、図3に示すように、軸芯長の長い筒状体であり、軸芯長の中間位置において一定の外径を呈する筒状部5Aと、その筒状部5Aの竿先側に先側ほど縮径する先細部5Bと筒状部5Aの竿元側に元側程拡径する拡大部5Cとを形成し、先側と元側の開口部に、リア装飾用リング体4及び装飾用連結リング体6とを嵌合装着する係合凹部5a、5bを設けてある。
元側尻リング体7は、図3に示すように、竿元端が閉塞端となっているリング体であり、軸芯位置に竿素材1Aの竿元端部を内嵌する係合穴7aが形成してある。この係合穴7aを竿素材1Aに外嵌することによって、元側尻リング体7を竿素材1Aに装着する。元側尻リング体7を竿素材1Aに装着することによって、装飾用連結リング体6をリアグリップ体5とで挟み込み固定する。
図1及び図3に示すように、可動フード3bとナット体8とは、一体で軸芯方向に移動し、円周方向には相対的に回動する係合機構8aによって連結されている。図示してはいないが、リールシート3のネジ部3Dには、軸芯方向に沿って可動フード3bを案内する係合溝が形成してあり、可動フード3bには、係合溝に係合する係合片が形成してある。
ナット体8は、ナイロンやポリエチレン等の樹脂で形成されており、軸芯方向に長い筒状体であり、内部に竿素材1Aを内挿する内部空間を形成してある。内部空間の内周面にリールシート3のネジ部3Dに螺合する雌ネジ部8Aを形成してあり、ナット体8をリールシート3のネジ部3Dに雌ネジ部8Aを介して螺着することによって、ナット体8で可動フード3bを軸芯方向に沿って移動可能に構成する。
ナット体8は、雌ネジ部8Aの形成位置より竿先側に延出された長尺状のものであり、図示してはいないが、外周面にEVA等の柔軟性部材を装着してフロントグリップ部B1に兼用してもよい。
次に、中間グリップ部B2について説明する。図3に示すように、中間グリップ部B2は、手元側竿体1に外嵌する中間装飾用リング体9と、中間装飾用リング体9より柔軟性が高くその中間装飾用リング体9を竿元端に嵌合保持する中間グリップ体10とを備えて構成される。
中間グリップ体10の軸芯位置には、貫通孔10Eが形成されており、この貫通孔10E内に竿素材1Aを内嵌して、中間グリップ体10を竿素材1Aに装着するように構成してある。
中間グリップ体10は、図1〜図3に示すように、軸芯長の長い筒状体であり、軸芯長の中間位置において一定の外径を呈する筒状部10Aと、その筒状部10Aの竿元側に尻側に縮径する先細部10Bと筒状部10Aの竿先側に先側程拡径する拡大部10Cを形成し、元側の開口部に、中間装飾用リング体9を嵌合装着する係合凹部10aを設けてある。
以上、リールシート等を装着する竿素材1Aは次のようになっている。図示してはいないが、炭素繊維等の強化繊維を一方向に引き揃えた強化繊維群に、エポキシ樹脂やフェノール樹脂等の熱硬化性樹脂を含浸させてプリプレグシートを形成する。例えば、3層にプリプレグシートを巻回して竿素材1Aを作成する場合には、周方向に強化繊維を引き揃えたプリプレグシートをマンドレルに巻回し、その上から、軸芯方向に強化繊維を引き揃えたプリプレグシートを巻回し、更に、周方向又は軸芯方向に強化繊維を引き揃えたプリプレグシートを巻回する。
その上からポリエステルテープ(図示せず)を螺旋状に隙間なく巻回し、マンドレルに巻回した状態で焼成炉とで焼成した後に、ポリエステルテープを剥離し、マンドレルを外して、竿素材1Aを取り出す。
このようにして成形した竿素材1Aは、竿先側端から竿元端まで、略1〜2mm/1000mm位のテーパ状外周面を有している。
リールシート用テーパ状取付座11について説明する。図7に示すように、手元側竿体1を形成する竿素材1Aに対して、プリプレグ製の台座シート12を巻回する。台座シート12は、台形状を呈しており、竿先側の一辺12Aが軸線に対して傾斜する状態に切断され、竿元側の他辺12Bは軸線に対して直交する状態に切断されている。
このような台座シート12をリールシート装着部位から竿元端に亘って竿素材1Aに巻回する。巻回回数は、2〜5プライであるが、竿径が大きい程プライ数が多くなる傾向にある。
台座シート12における強化繊維cの向きは竿軸線Xに対して傾斜する状態に設定してある。これによって、軸線方向に沿った場合に比べて、竿が曲りを生じた場合に、この台座シート12の部分が曲げの抵抗となる状態を緩和でき、より柔軟性の高い竿とすることができる。
竿軸線Xに対して傾斜する状態であれば、強化繊維cをクロスに編み込んだものであってもよく、又は、一方向に強化繊維cを引き揃えたプリプレグシートを、強化繊維cが互いに交差するように、重ね合わせたバイアス式のものを使用してもよい。
更には、強化繊維cの向きは、竿軸線Xに沿って引き揃えたものでもよく、又は、竿軸線Xに直交する円周方向に沿ったものでもよい。
また、台座シート12として、強化繊維c群に樹脂を含浸させてプリプレグを使用しているが、樹脂繊維cをランダムに絡み合わせた不織布等を使用することも可能である。
そして、この台座シート12を巻回した竿素材1Aに対して、加工を施す。つまり、図示していないが、センタレス研磨機によって、この外周面を研磨する。図2に示すように、リールシート装着部位においては、外径が徐々に大径化するテーパ面L1に形成する。このテーパ面L1をリールシート用テーパ状取付座11と称する。
一方、リールシート用テーパ状取付座11の後端側においては、リールシート用テーパ状取付座11の後端外径と同じ外径に維持されるグリップ取付用直線状取付座13が形成される。
このようにして作成されるリールシート用テーパ状取付座11とグリップ取付用直線状取付座13との寸法関係については、例えば、図9に示すようになっている。
(1)小径竿について
リールシート用テーパ状取付座11における竿先側径Bは8.70mm、竿元側径Aは9.70mmで長さLbは154mmで、テーパは6.49/1000である。なお、以後提示するLb寸法は、最低長さを表示したものであり、その長さより長くてもよい。
(2)中径竿について
リールシート用テーパ状取付座11における竿先側径Bは11.50mm、竿元側径Aは12.80mmで長さLbは111mmで、テーパは11.71/1000である。
(3)大径竿について
リールシート用テーパ状取付座11における竿先側径Bは12.30mm、竿元側径Aは13.90mmで長さLbは111mmで、テーパは14.41/1000である。
(4)なお、グリップ取付用直線状取付座13においては、限りなく、テーパの無い状態に製作されているが、1mm/1000以下であれば十分である。
以上のように形成したリールシート用テーパ状取付座11に対して、図2の二点鎖線で示すように、リールシート3を外嵌装着し、接着剤で取付固定する。また、グリップ取付用直線状取付座13には中間グリップ体10とリアグリッ体5、及び、元側尻リング体7とが外嵌装着固定される。
尚、リールシート用テーパ状取付座11にリールシート3を取付る場合に、従来ならばリールシート3は必ず、外径の小さな竿先側から装着する必要があったが、リールシート3とリアグリップ体5等は、竿元側からも取り付けることができ、組み付け方法の自由度が大である。
なお、図示しないがリールシート3と竿素材1Aの間に竿剛性に影響しないスペーサを入れても良い。
このように、リールシート装着部をテーパ加工することによって、ジギング操作を行って魚を誘う際に、竿の曲りがリールシート装着部においても見られ、この部分が突っ張ることが抑制されて釣り人が違和感を感じることが少なくなり、操作感が良好なものとなる。
〔第2実施形態〕
この第2実施形態では、第1実施形態でリールシート用テーパ状取付座11の後端側に形成したグリップ取付用直線状取付座13の部分も、テーパ状に形成することについて説明する。
図7に示すように、手元側竿体1を形成する竿素材1Aに対して、プリプレグ製の台座シート12を巻回する。台座シート12は、台形状を呈しており、竿先側の一辺12Aが軸線に対して傾斜する状態に切断され、竿元側の他辺12Bは軸線に対して直交する状態に切断されている。
このような台座シート12をリールシート装着部位から竿元端に亘って竿素材1Aに巻回する。巻回回数は、2〜5プライであるが、竿径が大きい程プライ数が多くなる傾向にある。
そして、この台座シート12を巻回した竿素材1Aに対して、加工を施す。つまり、センタレス研磨機によって、この外周面を研磨する。図6に示すように、リールシート装着部位からリアグリップ体装着部位に至る全長Lにおいて、外径が徐々に大径化するテーパ面に形成する。このテーパ面を全長テーパ状取付座14と称する。
この全長テーパ状取付座14においては、図9に於いて記載したように、テーパを、小径竿では6.49mm/1000、中径竿では11.71mm/1000、大径竿では14.41mm/1000、に設定するものであるが、これらのテーパに限定されるものではなく、20mm/1000までのテーパを採用することができる。
このように、リールシート装着部位だけでなく、リアグリップ装着部位までテーパ状に形成してあるので、釣り竿の全体の曲りが更に良好になり、一層、釣り操作が好ましいものとなる。
〔別実施形態〕
(1)摘要する釣り竿としては、トリガー3Cのないスピニングリール装着用のリールシートを持つものにも適用できる。
(2)ジギング用釣り竿に限定されず、他の釣り竿に適用してもよい。
本発明は、ジギング用として主として船竿等に使用され、手元のリールシート部分及びグリップ部分の曲りがよく、良好な釣り操作感を与える釣り竿を構築できた。
A 釣り竿
B グリップ部
B1 フロントグリップ部
B2 中間グリップ部
B3 リアグリップ部
1 手元側竿体
1A 竿素材
2 穂先側竿体
3 リールシート
3A 筒状本体
3B リール脚取付部
3C トリガー
3D ネジ部
3E 貫通孔
3a 固定フード
3b 可動フード
4 リア装飾用リング体
5 リアグリップ体
5A 筒状部
5B 先細部
5C 拡大部
5E 貫通孔
5a 係合凹部
5b 係合凹部
6 装飾用連結リング
7 元側尻リング体
7a 係合穴
8 ナット体
8A 雌ネジ部
8a 係合機構
9 中間装飾用リング体
10 中間グリップ体
10A 筒状部
10B 先細部
10C 拡大部
10E 貫通孔
10a 係合凹部
11 リールシート用テーパ状取付座
12 台座シート
12A 竿先側の一辺
12B 竿元側の他辺
12C シート面
13 グリップ取付用直線状取付座
14 全長テーパ状取付座
c 強化繊維
X 竿軸線
L1 テーパ面
L 全長

Claims (4)

  1. リールシート装着部位から竿元端に亘って、竿素材に台座シートを巻回し、前記リールシート装着部位においては、竿先側から竿元側に至る範囲に亘って大径化するように研磨加工を施したテーパ面を有するリールシート用テーパ状取付座に形成し
    前記テーパ状取付座の竿元端部から手元側竿体の竿元端までは、前記リールシート用テーパ状取付座の竿元側端部の外形と同じ外径が維持されるグリップ取付用直線状取付座に形成してある釣り竿用のグリップ構造。
  2. 前記テーパ面のテーパが、6.49/1000〜14.41/1000である請求項1記載の釣り竿用のグリップ構造。
  3. 前記台座シートがプリプレグシートであり、かつ、そのプリプレグシートにおける強化繊維の向きは竿軸線に対して傾斜する状態に設定してあり、前記プリプレグシートを竿素材に複数プライ巻回して取付座を形成している請求項1または2に記載の釣り竿用のグリップ構造。
  4. 請求項1〜のうちのいずれか一項に記載の釣り竿用グリップ構造を備えた釣り竿。
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