JP6669593B2 - ハニカム構造体 - Google Patents
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Description
この構成によれば、リング状凸部の強度をさらに向上させることができる。
この構成によれば、部分的に接合層と外装材層が接するため、セラミックブロックと外層材層及びリング状凸部との密着性が向上する。
この構成によれば、ハニカム構造体の圧力損失を低減させつつ、リング状凸部の強度向上の効果を最大限に発揮できる。
セラミックブロックと外装材層との間に、充填層を形成することで、外装材層の剥離を抑制することができる。
この構成によれば、充填層と外装材層およびリング状凸部との密着性が向上する。また、充填層形成工程が不要となる。
図1(a)(b)に示すように、本実施形態のハニカム構造体10は、円柱状をなすセラミックブロック11を有している。セラミックブロック11は、柱状をなすハニカム部材12が複数、接合層13によって接合されていることによって構成している。接合層は、ハニカム構造体の製造に使用される公知の材料、例えば無機粒子、無機バインダ、無機繊維等を含有するものを適宜採用することができる。また、後述する充填層及び外装材層の形成に用いられる材料を選択してもよい。これらは、一種のみが単独で使用されてもよいし、二種以上が組み合わされて使用されてもよい。
セラミックブロック形成工程は、成形工程、接合工程、及び研削工程を有する。
[成形工程]
ハニカム成形体は、4つの周壁から構成される四角柱状をなしていて、周壁の内部を周壁の軸方向に延びる複数のセルに区画する断面ハニカム形状の隔壁と備えている。セラミック粉末及びバインダを含む原料組成物を、押出成形機を用いて押出成形することでハニカム成形体となる。押出成形されたハニカム成形体は、乾燥機を用いて乾燥する。原料組成物としては、上述したハニカム構造体に用いられる材料を用いることができる。乾燥処理は、ハニカム構造体の製造工程で用いられる公知の処理を採用することができる。
ハニカム部材の接合工程では、16本のハニカム部材を互いに接合する。ハニカム部材は、軸方向が互いに平行となるとともに、隣り合うハニカム部材同士であって、対向する周壁同士は、面方向が平行となるように所定の間隔をおいて配置される。周壁同士の間には接合層が形成され、ハニカム部材は、その接合層によって四角柱状をなすように接合される。
ダイヤモンドカッターのついた研削装置を用いてハニカム集合体32の形状が円柱状となるように研削することで、図5に示される円柱状をなすセラミックブロック11が作製される。
配置工程では、セラミックブロック11について、リング状凸部及び外装材層を形成するための充填装置に配置する工程である。図6(a)(b)及び図7に示すように、充填装置80は、円板状に形成された型枠としての載置プレート81を有し、この載置プレート81の上方には、載置プレート81と同じ形成に形成された型枠としての押圧プレート82を有している。これら載置プレート81と押圧プレート82とは、それら中心軸線が互いに同軸となるように配置されている。載置プレート81の載置面81aと押圧プレート82の押圧面82aとは、面方向が互いに平行となるように設定されている。載置プレート81には弁機能を有する充填部81bを有している。押圧プレート82は、内外を連通する連通部82bを有している。充填装置80は、押圧プレート82を垂直方向に往復動させる第1駆動部E1を有している。押圧プレート82は、第1駆動部E1の駆動が制御されることによって、載置プレート81に対して接近及び離間する。
充填工程は、充填装置内に収納されたセラミックブロックと側方プレートの円弧凹面の間の間隙に外装材層用ペーストが充填される工程である。図8に示されるように、外装材層用ペーストは、載置プレート81の充填部81bを介して充填される。充填空間内に充填された外装材層用ペーストは、セラミックブロック11の周面と側方プレート83、84の円弧凹面83a、84aの間の間隙に行き渡る。この外装材層用ペーストの充填に伴って充填空間内の空気は、押圧プレート82の連通部82bを介して外部へ放出される。なお、外装材層用ペースト、離型シートとしては、ハニカム構造体の製造で用いられている従来のものを採用することができる。
乾燥工程は、充填空間内に充填された外装材層用ペーストが乾燥固化される工程である。セラミックブロックの周面と側方プレートの円弧凹面の間の間隙に外装材層用ペーストが充填された後、各プレートは加熱される。この加熱によって外装材層用ペーストが乾燥固化されて、図9に示されるように、セラミックブロック11の周面にリング状凸部20及び外装材層30が形成されたハニカム構造体10が作製される。
(1)セラミックブロックの周面は、その全面が一体物として構成される外装材層とリング状凸部とによって被覆される。ここでリング状凸部は、セラミックブロックが備えるようなセルを有して構成されていない。したがって、リング状凸部にセルが形成されている構成に比べて、リング状凸部の強度向上が可能となる。
(4)セラミックブロックは、複数のハニカム部材が接合層を介して結束されている。したがって、部分的に接合層と外装材層が接するため、セラミックブロックと外層材層及びリング状凸部との密着性が向上する。
・ハニカム構造体の形状は円柱状に限定されない。たとえば、多角形状に形成することも可能である。こうしたハニカム構造体の形状変更に合わせて、充填装置の各プレートの形状も変更される。
Claims (7)
- 断面ハニカム形状の隔壁によって区画された複数のセルが並設されている柱状のセラミックブロックと、前記セラミックブロックの周面を被覆する外装材層と、前記セラミックブロックの外周面を全周に亘って外方へ突出するとともに前記外装材層と一体物として構成されたリング状凸部とを有し、
前記リング状凸部は、断面台形状をなし、前記セラミックブロックの一端側に第1傾斜面を有するとともに他端側に第2傾斜面を有し、頂面からの前記第1傾斜面の下り傾斜角と頂面からの前記第2傾斜面の下り傾斜角とが等しいハニカム構造体。 - 前記リング状凸部は、無機粒子、無機繊維、及び無機バインダを含んで形成される請求項1に記載のハニカム構造体。
- 前記セラミックブロックは、複数のハニカム部材が接合層を介して結束されてなる請求項1又は2に記載のハニカム構造体。
- 前記隔壁の気孔率が、60〜75%である請求項1〜3の何れか一項に記載のハニカム構造体。
- 前記セラミックブロックの外周面に充填層が形成されている請求項3又は4に記載のハニカム構造体。
- 前記充填層は、前記セラミックブロックの最外周を構成するハニカム部材のうち、相対的に断面積の大きいハニカム部材の外周面に形成されている請求項5に記載のハニカム構造体。
- 前記充填層は、前記外装材層及び前記リング状凸部と一体物として構成されることを特徴とする請求項5又は6に記載のハニカム構造体。
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