JP6675835B2 - 継手部の構造および管の敷設方法 - Google Patents
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Description
ロックリング収容溝107の受口開口側の面は、挿口105の離脱方向Aにおいて縮径するテーパー面109として形成されている。
これによると、受口104の内周と挿口105の外周との間がゴム輪108でシールされているため、両管101,102内を流れる流体が継手部分から外部に漏出するのを防止している。
受口の内面に形成されたロックリング収容溝にロックリングが収容され、
挿口の外表面に形成された突部が挿口の離脱方向において受口奥側からロックリングに当接することにより、挿口が受口から離脱することを防止可能な継手部の構造であって、
ロックリング収容溝の受口開口側の面が挿口の離脱方向において縮径するテーパー面として形成され、
ロックリング収容溝はテーパー面の径方向外周端部につながる溝底面を有し、
ロックリングがロックリング収容溝のテーパー面と挿口の突部との間に挟まれた状態で、ロックリングの外周とロックリング収容溝の溝底面との間に空間が形成され、
ロックリングがロックリング収容溝のテーパー面と挿口の突部との間に挟まれたとき、ロックリングと突部とが当接する第1当接箇所は、挿口の外表面よりも径方向外方に位置し、
第1当接箇所では、ロックリングと突部とが円周方向において線接触し、
ロックリングの内周と挿口の外表面とが当接する箇所を第3当接箇所とすると、第3当接箇所から第1当接箇所までの間に、ロックリングと突部とが当接しない非接触空間が形成され、
第3当接箇所では、ロックリングの内周と挿口の外表面とが円周方向において線接触し、
継手部において受口と挿口とのいずれか一方が他方に対して屈曲可能であり、
受口と挿口とのいずれか一方が他方に対して屈曲した際、ロックリングがロックリング収容溝内の空間を径方向に変位可能であるものである。
これによると、挿口を受口に挿入して管同士を接続する接続作業が容易に行える。
(第1の実施の形態)
第1の実施の形態では、図1に示すように、1は一方の管2と他方の管3とを接続する継手部であり、以下のような構成を有している。尚、各管2,3には例えばダクタイル鋳鉄管を用いているが、ダクタイル鋳鉄以外の材質の管を用いてもよい。
ロックリング収容溝7には、ロックリング10が収容されている。図2に示すように、ロックリング10は、一箇所が切断された一つ割りの円環状の部材であり、横断面(円周方向に垂直な断面)が円形状を有している。
突部11の受口開口側の端面11a(以下、手前端面11aと言う)は管軸心14に垂直な面である。
図3,図4に示すように、ロックリング10がロックリング収容溝7のテーパー面9と挿口5の突部11との間に挟まれたとき、ロックリング10と突部11とが当接する第1当接箇所P1は、挿口5の外表面5a(外周面)よりも径方向外方に位置している。挿口5の外表面5aから第1当接箇所P1までの間には、ロックリング10と突部11とが当接しない非接触空間15が形成されている。
また、図3に示すように、ロックリング10がロックリング収容溝7のテーパー面9と挿口5の突部11との間に挟まれた状態で、ロックリング10の外周とロックリング収容溝7の溝底面26との間に空間27が形成される。
図1に示すように、受口4の内周と挿口5の外周との間がシール部材8でシールされているため、両管2,3内を流れる流体が継手部1から外部に漏出するのを防止している。
上記第1の実施の形態では、図3に示すように、ロックリング10の横断面を円形状にしたが、第2の実施の形態では、図6示すように、ロックリング10の横断面を長円形状又は楕円形状にしている。
また、本発明の参考例として、図7示すように、ロックリング21は、外周部の断面形状が長方形であり且つ内周部の断面形状が台形である、六角形の断面形状を有している。すなわち、ロックリング21は、管軸心方向において相対向する一対の端面21a,21bと、管径方向において相対向する一対の内周面21cおよび外周面21dと、一対のテーパー面21e,21fとを有している。このうち、一方のテーパー面21eは、受口開口側の端面21aから受口奥側へ向かって次第に縮径しながら内周面21cに至るように形成されている。また、他方のテーパー面21fは、受口奥側の端面21bから受口開口側へ向かって次第に縮径しながら内周面21cに至るように形成されている。
第3の実施の形態では、以下のような方法で管を敷設する。すなわち、図8(a)に示すように、管の敷設場所の地面23を掘削して、敷設用溝24を形成する。その後、敷設用溝24の外部である地上において、内部にシール部材8およびロックリング10を装着した受口4に、挿口5を挿入して、一方の管2と他方の管3とを接続する。このようにして接続した管2,3同士を、図8(b)に示すように、継手部1において屈曲させながら、下に降ろし、敷設用溝24内に設置する。
2,3 管
4 受口
5 挿口
5a 外表面
6 シール部材収容溝
7 ロックリング収容溝
8 シール部材
9 テーパー面
10,21 ロックリング
11 突部
14 管軸心
15 非接触空間
24 敷設用溝
A 離脱方向
d1 第1距離
d2 第2距離
F 離脱阻止力
f1 第1分力
f2 第2分力
M1 第1モーメント
M2 第2モーメント
P1 第1当接箇所
P2 第2当接箇所
Claims (7)
- 受口に挿口が挿入され、
受口の内面に形成されたロックリング収容溝にロックリングが収容され、
挿口の外表面に形成された突部が挿口の離脱方向において受口奥側からロックリングに当接することにより、挿口が受口から離脱することを防止可能な継手部の構造であって、
ロックリング収容溝の受口開口側の面が挿口の離脱方向において縮径するテーパー面として形成され、
ロックリング収容溝はテーパー面の径方向外周端部につながる溝底面を有し、
ロックリングがロックリング収容溝のテーパー面と挿口の突部との間に挟まれた状態で、ロックリングの外周とロックリング収容溝の溝底面との間に空間が形成され、
ロックリングがロックリング収容溝のテーパー面と挿口の突部との間に挟まれたとき、ロックリングと突部とが当接する第1当接箇所は、挿口の外表面よりも径方向外方に位置し、
第1当接箇所では、ロックリングと突部とが円周方向において線接触し、
ロックリングの内周と挿口の外表面とが当接する箇所を第3当接箇所とすると、第3当接箇所から第1当接箇所までの間に、ロックリングと突部とが当接しない非接触空間が形成され、
第3当接箇所では、ロックリングの内周と挿口の外表面とが円周方向において線接触し、
継手部において受口と挿口とのいずれか一方が他方に対して屈曲可能であり、
受口と挿口とのいずれか一方が他方に対して屈曲した際、ロックリングがロックリング収容溝内の空間を径方向に変位可能であることを特徴とする継手部の構造。 - ロックリングがロックリング収容溝のテーパー面と挿口の突部との間に挟まれたとき、第1当接箇所は、ロックリングとロックリング収容溝のテーパー面とが当接する第2当接箇所よりも、径方向内方に位置していることを特徴とする請求項1記載の継手部の構造。
- 挿口に離脱方向の力が作用して、ロックリングがロックリング収容溝のテーパー面と挿口の突部との間に挟まれたとき、ロックリングに、第1当接箇所を中心とする第1および第2モーメントが発生し、
第1モーメントはロックリングの内周が挿口の外表面から径方向外側に離間する方向のモーメントであり、
第2モーメントは第1モーメントとは逆方向のモーメントであることを特徴とする請求項1又は請求項2記載の継手部の構造。 - 挿口に離脱方向の力が作用して、ロックリングがロックリング収容溝のテーパー面と挿口の突部との間に挟まれたとき、テーパー面に垂直な離脱阻止力Fが第2当接箇所に作用し、
離脱阻止力Fは、管軸心に平行な方向の第1分力f1と、管軸心に垂直な方向の第2分力f2とに分けられ、
第1当接箇所と第2当接箇所との間の径方向における距離を第1距離d1とし、第1当接箇所と第2当接箇所との間の管軸心方向における距離を第2距離d2とすると、
第1モーメントM1はM1=f1×d1で定義され、
第2モーメントM2はM2=f2×d2で定義されることを特徴とする請求項3記載の継手部の構造。 - 第1モーメントは第2モーメント以下となるように設定されていることを特徴とする請求項4記載の継手部の構造。
- 受口の内面にシール部材収容溝が形成され、
受口内周と挿口外周との間をシールする環状のシール部材がシール部材収容溝に収容されていることを特徴とする請求項1から請求項5のいずれか1項に記載の継手部の構造。 - 上記請求項1から請求項6のいずれか1項に記載の継手部の構造を用いた管の敷設方法であって、
管の敷設場所に敷設用溝を形成し、
挿口を受口に挿入して管同士を接続し、
接続した管同士を、継手部において屈曲させながら、敷設用溝内に設置することを特徴とする管の敷設方法。
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|---|---|---|---|
| JP2015106899A JP6675835B2 (ja) | 2015-05-27 | 2015-05-27 | 継手部の構造および管の敷設方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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| JP2015106899A JP6675835B2 (ja) | 2015-05-27 | 2015-05-27 | 継手部の構造および管の敷設方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
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| JP2016223455A JP2016223455A (ja) | 2016-12-28 |
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Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2015106899A Active JP6675835B2 (ja) | 2015-05-27 | 2015-05-27 | 継手部の構造および管の敷設方法 |
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