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JP6686333B2 - 蓄電装置 - Google Patents
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JP6686333B2 - 蓄電装置 - Google Patents

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Description

本発明は、蓄電素子を備える蓄電装置に関する。
蓄電素子を備える蓄電装置において、従来、保持部材により複数の蓄電素子が保持された構成が知られている(例えば、特許文献1参照)。
特開2011−34730号公報
ところで、従来の蓄電装置において、蓄電素子の側方には、仕切板などの部材(以下、「配置物」という。)が設けられる場合がある。この場合、蓄電素子と保持部材とを組み付けた後では、配置物が保持部材又は蓄電素子によって遮られて視認しにくくなり、配置物の有無や配置位置などの配置状態を確認することが難しくなるおそれがある。このため、配置物の配置状態を確認したい場合には、一旦組み立てた蓄電素子および保持部材を分解して配置物の配置状態を確認する必要が生じるなど、蓄電装置の組み立て時の作業性が低下するおそれがある。
本発明は、上記課題を解決するためになされたものであり、組み立て時の作業性を向上させることができる蓄電装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明の一態様に係る蓄電装置は、蓄電素子と、前記蓄電素子を保持する保持部材とを備え、前記保持部材は、前記蓄電素子の側方に設けられた配置物に対向する位置に開口部を有する。
これによれば、保持部材は、蓄電素子の側方に設けられた配置物に対向する位置に開口部を有するため、蓄電装置の組み立て時に、当該開口部から配置物の有無や配置位置などの配置状態を容易に視認できる。このため、蓄電装置の組み立て時の作業性を向上させることができる。
また、前記保持部材は、前記蓄電素子の電極端子側に配置される第一保持部材を有し、前記第一保持部材は、前記配置物の前記電極端子側の面に対向する位置に第一開口部を有してもよい。
これによれば、蓄電素子の電極端子側に配置される第一保持部材は、配置物の、電極端子側の面に対向する位置に第一開口部を有するため、第一保持部材と蓄電素子とを組み付けた後であっても、第一開口部から配置物の有無を容易に視認できる。このため、蓄電装置の組み立て時の作業性を向上させることができる。
また、前記保持部材は、前記蓄電素子の電極端子とは反対側に配置される第二保持部材を有し、前記第二保持部材は、前記配置物の前記反対側の端部の側方に形成される壁部を有し、前記壁部は、前記配置物の前記端部に対向する位置に第二開口部を有してもよい。
これによれば、蓄電素子の電極端子とは反対側に配置される第二保持部材は、配置物の電極端子とは反対側の端部の側方に形成される壁部を有している。そして、壁部は、当該配置物の端部に対向する位置に第二開口部を有する。このため、第二保持部材と配置物とを組み付けた後であっても、第二開口部から配置物の配置位置を容易に視認できる。このため、蓄電装置の組み立て時の作業性を向上させることができる。
また、前記蓄電装置は、前記配置物として、前記蓄電素子の側方に設けられる仕切板を備え、前記壁部は、第一壁部と、前記第一壁部に対向して配置され、前記第一壁部とで前記仕切板が挿入される溝部を形成する第二壁部とを有し、前記第一壁部及び前記第二壁部の少なくとも一方には、前記溝部の、前記仕切板の先端が当接している底面に対応する位置に、前記第二開口部が形成されていてもよい。
これによれば、蓄電素子の側方に設けられる仕切板が挿入される溝部を形成している第一壁部及び第二壁部の少なくとも一方には、当該溝部の、仕切板の先端が当接している底面に対応する位置に第二開口部が形成されている。このため、第二保持部材と仕切板とを組み付けた後であっても、第二開口部から仕切板の溝部への挿入状態を容易に視認できる。このため、蓄電装置の組み立て時の作業性を向上させることができる。
また、前記第一壁部及び前記第二壁部の少なくとも一方には、複数の前記第二開口部が前記溝部の長手方向に並んで形成されていてもよい。
これによれば、第一壁部及び第二壁部の少なくとも一方には、複数の第二開口部が溝部の長手方向に並んで形成されているため、複数の第二開口部から仕切板の溝部への挿入状態を確認することができる。これにより、仕切板が傾いた状態で溝部に挿入されているか否かを確認できるため、仕切板の姿勢を容易に確認できる。このため、蓄電装置の組み立て時の作業性を向上させることができる。
また、前記第一壁部及び前記第二壁部には、前記第一壁部及び前記第二壁部の互いに対向する一対の壁面のそれぞれにおいて、互いに対向する位置とは異なる位置から突出する複数の突出部が形成されていてもよい。
これによれば、第一壁部及び第二壁部の少なくとも一方には、互いに対向する位置とは異なる位置から突出する複数の突出部が形成されている。これにより、仕切板を溝部に挿入する際に、複数の突出部が仕切板に満遍なく当接するため、仕切板を溝部に挿入しやすく、かつ、挿入後の仕切板を溝部内で強固に保持することができる。
本発明によれば、蓄電装置の組み立て時の作業性を向上させることができる。
本発明の実施の形態に係る蓄電装置の外観を示す斜視図である。 本発明の実施の形態に係る蓄電装置を分解した場合の各構成要素を示す分解斜視図である。 本発明の実施の形態に係る蓄電素子の構成を示す斜視図である。 本発明の実施の形態に係る端子側配置部材の構成を示す斜視図である。 本発明の実施の形態に係る底面側配置部材の構成を示す斜視図である。 本発明の実施の形態に係る底面側配置部材の構成を示す平面図である。 本発明の実施の形態に係る底面側配置部材の溝部の所定の位置に仕切板が配置された構成を示す斜視図である。 本発明の実施の形態に係る底面側配置部材の溝部の所定の位置に仕切板が配置されていない構成を示す斜視図である。 本発明の実施の形態に係る底面側配置部材、仕切板、蓄電素子及び端子側配置部材を組み付けた構成を示す斜視図である。 本発明の実施の形態に係る底面側配置部材、蓄電素子及び端子側配置部材を組み付けた構成を示す斜視図である。
以下、図面を参照しながら、本発明の実施の形態に係る蓄電装置について説明する。なお、以下で説明する実施の形態は、本発明の一具体例を示すものである。以下の実施の形態で示される数値、形状、材料、構成要素、構成要素の配置位置及び接続形態などは、一例であり、本発明を限定する主旨ではない。また、以下の実施の形態に係る構成要素のうち、最上位概念を示す独立請求項に記載されていない構成要素については、任意の構成要素として説明される。また、各図は、蓄電装置の説明のための図であり、必ずしも厳密に図示したものではない。
(実施の形態)
まず、蓄電装置1の構成について、説明する。
図1は、本発明の実施の形態に係る蓄電装置1の外観を示す斜視図である。また、図2は、本発明の実施の形態に係る蓄電装置1を分解した場合の各構成要素を示す分解斜視図である。
なお、これらの図では、Z軸方向を上下方向として示しており、以下ではZ軸方向を上下方向として説明するが、使用態様によってはZ軸方向が上下方向にならない場合も考えられるため、Z軸方向は上下方向となることには限定されない。例えば、X軸方向が上下方向になってもかまわない。以下の図においても、同様である。
蓄電装置1は、外部からの電気を充電し、また外部へ電気を放電することができる装置である。例えば、蓄電装置1は、電力貯蔵用途や電源用途などに使用される電池モジュールである。中でも、本実施の形態に係る蓄電装置1は、据置用の電源装置として好適に使用される。
まず、図1に示すように、蓄電装置1は、外装体本体100と蓋体110とからなる外装体10を備えている。また、図2に示すように、蓄電装置1は、外装体10の内方に、底面側配置部材20と、仕切板30と、蓄電素子40と、端子側配置部材50と、バスバー60と、基板70とを備えている。
外装体10は、蓄電装置1の外装体を構成する矩形状(箱型)の容器(モジュールケース)である。外装体10は、蓄電素子40や基板70などを所定の位置に配置し、蓄電素子40や当該基板70などを衝撃などから保護する。外装体10は、例えば、アルミニウムや鉄等の金属などの剛性の高い材料により構成されている。なお、外装体10は、ポリプロピレン(PP)、ポリエチレン(PE)、ポリカーボネート(PC)、ポリブチレンテレフタレート(PBT)又はABS樹脂等の樹脂材料により構成されていてもかまわない。
ここで、外装体10は、外装体本体100と、蓋体110とを有している。外装体本体100は、開口が形成された有底矩形筒状のハウジングであり、底面側配置部材20と、仕切板30と、蓄電素子40と、端子側配置部材50と、バスバー60と、基板70とを収容する。蓋体110は、外装体本体100の開口を閉塞する扁平な矩形状のカバー部材であり、正極外部端子111と負極外部端子112とが設けられている。蓄電装置1は、この正極外部端子111と負極外部端子112とを介して、外部からの電気を充電し、また外部へ電気を放電する。
底面側配置部材20は、蓄電素子40の電極端子とは反対側(つまり蓄電素子40の底面側、下側又はZ軸方向マイナス側、以下、「底面側」と言う。)に配置される扁平な矩形状の部材であり、仕切板30及び蓄電素子40を下方から保持する第二保持部材である。つまり、底面側配置部材20は、外装体本体100の底壁に載置され、仕切板30及び蓄電素子40を外装体10に対して所定位置で保持する。
具体的には、底面側配置部材20は、絶縁性の材料により構成されており、上面に形成された溝部及び凹部に仕切板30及び蓄電素子40が挿入されて、仕切板30及び蓄電素子40を外装体10内で固定する。このようにして、底面側配置部材20は、蓄電素子40が外装体10等の導電性の部材に接触することを回避するとともに、蓄電素子40等を振動や衝撃等から保護する。
なお、底面側配置部材20は、どのような絶縁性の材料で形成されていてもかまわないが、例えばガラス繊維によって強化されたポリブチレンテレフタレート(GF強化PBT)や、ポリフェニレンサルファイド(PPS)等の耐熱性の高い樹脂で形成されるのが好ましい。これにより、蓄電素子40が発熱した場合でも、底面側配置部材20が損傷して他の蓄電素子40に影響を及ぼすのを抑制することができる。なお、蓄電素子40の絶縁性を確保できるのであれば、底面側配置部材20は、絶縁性の材料で形成されていなくともかまわない。底面側配置部材20の構成の詳細については、後述する。
仕切板30は、蓄電装置1が備える蓄電素子40のうちのいずれかの蓄電素子40の側方に配置される配置物である。具体的には、仕切板30は、隣り合う2つの蓄電素子40の間に配置され、当該2つの蓄電素子40間を仕切る矩形状かつ板状の部材である。本実施の形態では、4個の蓄電素子40に対して、3枚の仕切板30が配置されている。
ここで、仕切板30は、断熱性を有する部材(断熱板)であり、例えばマイカから構成される断熱材などによって形成されている。具体的には、仕切板30を形成する断熱材の一例として、マイカ片を集積し、結合することで構成されるダンマ材が挙げられる。つまり、仕切板30は、蓄電素子40から発せられる熱が隣り合う蓄電素子40等に伝わるのを抑制する機能を有している。
蓄電素子40は、電気を充電し、また、電気を放電することのできる二次電池(単電池)であり、より具体的には、リチウムイオン二次電池などの非水電解質二次電池である。蓄電素子40は、2つの仕切板30の間、または仕切板30と外装体10の側壁(外装体本体100の側壁)との間に配置され、外装体10内に収容される。また、蓄電素子40は、非水電解質二次電池には限定されず、非水電解質二次電池以外の二次電池であってもよいし、キャパシタであってもよい。蓄電素子40の構成の詳細については、後述する。
端子側配置部材50は、蓄電素子40の電極端子側に配置される扁平な矩形状の部材であり、蓄電素子40を上方から保持する第一保持部材である。つまり、端子側配置部材50は、蓄電素子40の上方に配置されており、底面側配置部材20とともに、蓄電素子40を上下両側(Z軸方向)から挟み込むことで、蓄電素子40を外装体10に対して所定位置で保持する。
具体的には、端子側配置部材50は、絶縁性の材料により構成されており、下面に形成された凹部に蓄電素子40が挿入されて、蓄電素子40を外装体10内で固定する。このようにして、端子側配置部材50は、蓄電素子40が外装体10等の導電性の部材に接触することを回避するとともに、蓄電素子40等を振動や衝撃等から保護する。なお、端子側配置部材50は、蓄電素子40と同様に仕切板30が挿入される凹部が形成されており仕切板30も保持する構成としてもよいし、仕切板30を保持しない構成でもよい。
また、端子側配置部材50には、バスバー60及び基板70が載置される。つまり、端子側配置部材50は、バスバー60及び基板70を蓄電素子40に取り付ける際の蓄電素子40に対する位置決めの機能も有する。また、端子側配置部材50には、基板70の他にも、リレー、シャント抵抗、ホールセンサ、プリチャージ抵抗等の部品が配置されてもよい。
なお、端子側配置部材50は、どのような絶縁性の材料で形成されていてもかまわないが、コスト面等から、例えばPP、PE、PC又はABS樹脂等の樹脂で形成されるのが好ましい。なお、蓄電素子40やバスバー60等の絶縁性を確保できるのであれば、端子側配置部材50は、絶縁性の材料で形成されていなくともかまわない。この端子側配置部材50の構成の詳細については、後述する。
バスバー60は、端子側配置部材50の上方に配置され、複数の蓄電素子40同士を電気的に接続する金属など導電性の板状部材である。具体的には、バスバー60は、隣接する蓄電素子40において、一の蓄電素子40の正極端子又は負極端子と、他の蓄電素子40の負極端子又は正極端子とを接続する。本実施の形態では、バスバー60は、4個の蓄電素子40を直列に接続する。
基板70は、端子側配置部材50の上方に配置されている。基板70は、配線(リード線)によって蓄電素子40の正極端子または負極端子に接続され、例えば、蓄電素子40の充電状態や放電状態(電圧、温度等の電池状態)等を取得し、監視し、制御する。
次に、蓄電素子40の構成について、詳細に説明する。
図3は、本発明の実施の形態に係る蓄電素子40の構成を示す斜視図である。
同図に示すように、蓄電素子40は、容器410、正極端子430及び負極端子440を備え、容器410は、容器蓋部420を備えている。また、容器410内方には、電極体、正極集電体及び負極集電体等が配置されているが、詳細な説明は省略する。
容器410は、金属からなる矩形筒状で底を備える筐体本体と、当該筐体本体の開口を閉塞する金属製の容器蓋部420とで構成されている。また、容器410は、電極体等を内部に収容後、容器蓋部420と筐体本体とが溶接等されることにより、内部を密封することができるものとなっている。このように、容器410は、同図のY軸方向両側の側面に長側面を有し、X軸方向両側の側面に短側面を有する直方体形状の容器である。なお、容器410の材質は、特に限定されないが、例えばステンレス鋼やアルミニウムなど溶接可能な金属であるのが好ましい。
正極端子430は、正極集電体を介して、電極体の正極に電気的に接続された電極端子であり、負極端子440は、負極集電体を介して、電極体の負極に電気的に接続された電極端子であり、いずれも容器蓋部420に取り付けられている。つまり、正極端子430及び負極端子440は、電極体に蓄えられている電気を蓄電素子40の外部空間に導出し、また、電極体に電気を蓄えるために蓄電素子40の内部空間に電気を導入するための金属製の電極端子である。
次に、端子側配置部材50の構成について、詳細に説明する。
図4は、本発明の実施の形態に係る端子側配置部材50の構成を示す斜視図である。
図4に示すように、端子側配置部材50は、複数の蓄電素子40(本実施の形態では、4個の蓄電素子40)の電極端子側に配置される部材であり、上方に、複数のバスバー60(本実施の形態では、3個のバスバー60)及び基板70が配置される。具体的には、端子側配置部材50は、端子露出部510と、第一開口部520と、基板載置部530とを有している。
端子露出部510は、蓄電素子40の正極端子430及び負極端子440に対向する位置に設けられ、蓄電素子40の正極端子430及び負極端子440を端子側配置部材50から露出させる部位である。具体的には、端子露出部510は、4個の蓄電素子40それぞれの正極端子430及び負極端子440に対応して端子側配置部材50に形成され、端子側配置部材50を端子側配置部材50の厚み方向(Z軸方向)に貫通している8つの矩形状の開口である。つまり、端子露出部510は、X軸方向に並ぶ2つの開口がY軸方向に4組配列されて配置されている。
第一開口部520は、仕切板30の電極端子側(正極端子430側又は負極端子440側、つまり上側あるいはZ軸方向プラス側)の面に対向する位置に形成される部位である。具体的には、第一開口部520は、端子側配置部材50の、3枚の仕切板30それぞれの上側の面に対向する位置に2つずつ形成され、端子側配置部材50を端子側配置部材50の厚み方向(Z軸方向)に貫通している6つの長尺状の貫通孔である。つまり、第一開口部520は、X軸方向に並ぶ2つの開口がY軸方向に3組配列されて配置されている。
基板載置部530は、端子側配置部材50の中央位置に形成され、基板70が載置される平面状の部位である。つまり、基板載置部530と蓋体110との間に空間が形成され、当該空間内に基板70が配置される。
次に、底面側配置部材20の構成について、詳細に説明する。
図5は、本発明の実施の形態に係る底面側配置部材20の構成を示す斜視図である。図6は、本発明の実施の形態に係る底面側配置部材20の構成を示す平面図である。なお、図6の(a)は、底面側配置部材20の全体を示す平面図である。図6の(b)は、底面側配置部材20の一部を拡大した拡大図である。
図5及び図6に示すように、底面側配置部材20は、蓄電素子40の底面側の端部が挿入される凹部210と、複数の蓄電素子40の底面側の端部を仕切る壁部220とを有する。
凹部210は、複数の蓄電素子40のそれぞれに対応して形成されたX軸方向に延びる長尺状の凹部であり、Y軸方向に並んで配置されている。本実施の形態では、4個の蓄電素子40のそれぞれに対応して、底面側配置部材20の上面に4つの凹部210が形成されている。そして、複数の凹部210は、各凹部210に蓄電素子40の底面側の端部が挿入されて、複数の蓄電素子40の底面を下方から支持する。
壁部220は、蓄電素子40の底面側の端部の側方に形成される壁状の部位である。具体的には、壁部220は、隣り合う2つの蓄電素子40の底面側の端部の間に配置され、当該2つの蓄電素子40の底面側の端部を仕切る部位である。本実施の形態では、4個の蓄電素子40に対して、3つの壁部220が形成されている。
また、壁部220には、仕切板30の下側(つまり、電極端子の反対側、底面側又はZ軸方向マイナス側)の端部が挿入される溝部222が形成されている。具体的には、壁部220は、対向して配置された第一壁部220aと第二壁部220bとを有しており、溝部222は、第一壁部220aと第二壁部220bとの間に形成されている。ここで、第一壁部220aは、複数の蓄電素子40の並び方向の一方側(Y軸方向マイナス側)に形成された壁であり、第二壁部220bは、複数の蓄電素子40の並び方向の他方側(Y軸方向プラス側)に形成された壁である。つまり、壁部220は、第一壁部220aと、第一壁部220aとで溝部222を形成している第二壁部220bとを有している。
また、第一壁部220a及び第二壁部220bには、第一壁部220a及び第二壁部220bの互いに対向する一対の壁面のそれぞれにおいて、互いに対向する位置とは異なる位置から突出する複数の突出部223が形成されている。具体的には、図6の(b)に示すように、第一壁部220aに形成されている第一突出部223aは、第二壁部220bに形成されている第二突出部223bとは、X軸方向において異なる位置から突出している。つまり、第一突出部223aと第二突出部223bとは、X軸方向において、互い違いになるように(千鳥状に)配置されている。
本実施の形態では、複数の突出部223は、仕切板30の挿入方向(つまり、上下方向又はZ軸方向)に延びる長尺状のリブである。つまり、複数の突出部223のそれぞれは、溝部222の挿入方向(深さ方向又はZ軸方向)の幅にわたって形成されている。このように、突出部223を溝部222の挿入方向の幅にわたって形成することで、溝部222に挿入された仕切板30の先端部分を当該挿入方向にわたって支持することができる。
なお、複数の突出部223は、挿入方向に長いリブでなくてもよく、略円錐形状、略半円形状などに突出した形状を有する突起であってもよい。この場合の複数の突起は、溝部222の長手方向の異なる位置に形成されているだけでなく、挿入方向の異なる位置に形成されていることが好ましい。
また、壁部220は、上部に、切り欠き状に形成された複数の矩形状の第二開口部221を有している。本実施の形態では、3つの壁部220のそれぞれに、2つの第二開口部221が形成されている。2つの第二開口部221は、壁部220に形成されている溝部222の長手方向に並んで形成されている。また、2つの第二開口部221のそれぞれは、溝部222の底面の位置まで切り欠かれている。つまり、2つの第二開口部221のそれぞれは、溝部222の底面と同一の平面を形成している内面(下側の内面)を有している。
次に、底面側配置部材20の溝部222に仕切板30を配置した構成について、詳細に説明する。
図7は、本発明の実施の形態に係る底面側配置部材20の溝部222の所定の位置に仕切板30が配置された構成を示す斜視図である。図8は、本発明の実施の形態に係る底面側配置部材20の溝部222の所定の位置に仕切板30が配置されていない構成を示す斜視図である。なお、図8は、Y軸方向マイナス側に配置された仕切板30が溝部222の所定の位置に配置されていない構成を示す図である。
図7に示すように、底面側配置部材20において、壁部220に形成された溝部222の所定の位置まで仕切板30の下側の端部が挿入された状態では、2つの第二開口部221は、仕切板30の下側の端部によって閉塞された状態となる。この状態では、上述したように、2つの第二開口部221のそれぞれは、溝部222の底面と同一の平面を形成している下側の内面を有しているため、2つの第二開口部221の下側の内面には、仕切板30の下側の端部が当接している。言い換えると、溝部222を形成している第一壁部220a及び第二壁部220bには、溝部222の、仕切板30の先端が当接している底面に対応する位置に、第二開口部221が形成されている。
これにより、第二開口部221が仕切板30の下側の端部によって閉塞された状態を視認することで、仕切板30が溝部222の底面(つまり、溝部222の所定の位置)まで挿入されていることを確認できる。なお、必ずしも、仕切板30の先端が溝部222の底面に当接していなくてもよい場合もある。つまり、仕切板30が底面に当接するまでは溝部222に挿入されていない場合でも、例えば、第二開口部221から仕切板30が溝部222の8〜9割ほどの深さまで挿入されていることが視認できれば、仕切板30の溝部222への挿入が十分であると判断してもよい。
一方で、図8に示すように、底面側配置部材20において、壁部220に形成された溝部222の所定の位置まで仕切板30の下側の端部が挿入されていない状態では、2つの第二開口部221は、仕切板30の下側の端部によって閉塞されていない状態となる。つまり、この状態では、第二開口部221には、開放されている空間が残った状態となる。さらに、仕切板30が傾いた状態で溝部222に挿入されている場合には、2つの第二開口部221のうちの一方に偏って、開放されている空間が多く残ることになる。
これにより、第二開口部221が仕切板30の下側の端部によって閉塞され切れずに、第二開口部221に開放されている空間が残っている状態を視認することで、仕切板が溝部222の底面(つまり、溝部の所定の位置)まで挿入されていないことを確認できる。また、2つの第二開口部221のうちの一方に偏って、開放されている空間が多く残っている状態を視認することで、仕切板30が傾いた状態で溝部222に挿入されていることを確認できる。
また、溝部222に仕切板30が挿入された状態において、第一突出部223aと第二突出部223bとが仕切板30のY軸方向の両側から当接して配置されている。つまり、第一突出部223a及び第二突出部223bは、第一突出部223aの突出している側の端部と、第二突出部223bの突出している側の端部とのY軸方向における間隔(距離)が、仕切板30の厚みと略等しくなるように形成されている。
次に、底面側配置部材20、仕切板30、蓄電素子40及び端子側配置部材50を組み付けた構成と、当該構成から仕切板30を除いた構成との比較について、詳細に説明する。
図9は、本発明の実施の形態に係る底面側配置部材20、仕切板30、蓄電素子40及び端子側配置部材50を組み付けた構成を示す斜視図である。図10は、本発明の実施の形態に係る底面側配置部材20、蓄電素子40及び端子側配置部材50を組み付けた構成を示す斜視図である。
具体的には、図9の(a)は、底面側配置部材20、仕切板30、蓄電素子40及び端子側配置部材50を組み付けた構成の全体を示す斜視図である。図9の(b)は、当該構成の端子側配置部材50の第一開口部520周辺の領域を拡大した拡大図である。なお、図9の(b)に示す斜線のハッチング箇所は、仕切板30の上面の部分を示している。
また、図10の(a)は、底面側配置部材20、蓄電素子40及び端子側配置部材50を組み付けた構成の全体を示す斜視図である。図10の(b)は、当該構成の端子側配置部材50の第一開口部520周辺の領域を拡大した拡大図であり、図9の(b)に対応する領域の拡大図である。
図9の(b)に示すように、仕切板30が組み付けられている場合には、第一開口部520から仕切板30を視認することができるため、仕切板30が配置されていると判断することができる。一方で、図10の(b)に示すように、仕切板30が組み付けられていない場合には、第一開口部520から仕切板30を視認することができないため、仕切板30が配置されていないと判断することができる。つまり、第一開口部520は、仕切板30の有無を視認可能な開口部である。このことから、底面側配置部材20、仕切板30、蓄電素子40及び端子側配置部材50を組み付けた構成が外装体本体100に収容されており、仕切板30が挿入されたかの確認を側方から行うことができない場合であっても、第一開口部520から仕切板30の有無を視認することができる。
以上のような構成により蓄電装置1は、以下に示す課題を解決できる。
つまり、従来の構成の蓄電装置では、蓄電素子と、蓄電素子の電極端子側の部分を保持する保持部材(端子側配置部材)とを組み付けた後において、蓄電素子の側方の配置物(仕切板)が保持部材又は蓄電素子の陰に隠れてしまう場合がある。このため、蓄電素子の側方に配置物が配置されたか否かを確認することが難しいという課題がある。
本実施の形態に係る蓄電装置1によれば、蓄電素子40の電極端子側に配置される端子側配置部材50は、配置物としての仕切板30の、電極端子側の面に対向する位置に第一開口部520を有する。このため、端子側配置部材50と蓄電素子40とを組み付けた後であっても、第一開口部520から仕切板30の有無を容易に視認できる。このため、蓄電装置1の組み立て時の作業性を向上させることができる。
また、従来の構成の蓄電装置では、蓄電素子の下側の部分を保持する保持部材(底面側配置部材)に配置物(仕切板)を組み付けることにより、蓄電素子の側方の所定の位置に配置物を配置する構成のものがある。この場合、保持部材と配置物とを組み付けた後において、配置物の一部が保持部材の陰に隠れてしまう場合があるため、配置物が蓄電素子の側方の所定の位置に配置されたか否かを確認することが難しいという課題がある。
本実施の形態に係る蓄電装置1によれば、蓄電素子40の電極端子とは反対側に配置される底面側配置部材20は、配置物としての仕切板30の電極端子とは反対側の端部の側方に形成される壁部220を有している。そして、壁部220は、当該仕切板30の端部に対向する位置に第二開口部221を有している。このため、底面側配置部材20と仕切板30とを組み付けた後であっても、第二開口部221から仕切板30の配置位置を容易に視認できる。このため、蓄電装置1の組み立て時の作業性を向上させることができる。
また、蓄電素子40の側方に設けられる仕切板30が挿入される溝部222を形成している第一壁部220a及び第二壁部220bには、当該溝部222の仕切板30の先端が当接している底面に対応する位置に第二開口部221が形成されている。このため、底面側配置部材20と仕切板30とを組み付けた後であっても、第二開口部221から仕切板30の溝部222への挿入状態を容易に視認できる。このため、蓄電装置1の組み立て時の作業性を向上させることができる。
また、以上のような構成から本実施の形態に係る蓄電装置1は、蓄電素子40と、蓄電素子40を保持する保持部材としての端子側配置部材50及び底面側配置部材20とを備えており、これらの端子側配置部材50及び底面側配置部材20は、それぞれ、蓄電素子40の側方に設けられた配置物としての仕切板30に対向する位置に形成されている開口部としての、第一開口部520及び第二開口部221を有すると言える。
つまり、保持部材としての端子側配置部材50及び底面側配置部材20は、それぞれ、蓄電素子40の側方に設けられた仕切板30に対向する位置に、第一開口部520及び第二開口部221を有している。このため、蓄電装置1の組み立て時に、第一開口部520又は第二開口部221から、仕切板30の有無や配置位置などの配置状態を容易に視認できる。このため、蓄電装置1の組み立て時の作業性を向上させることができる。
また、第一壁部220a及び第二壁部220bには、複数の第二開口部221が溝部222の長手方向に並んで形成されているため、複数の第二開口部221から、仕切板30の溝部222への挿入状態を確認することができる。これにより、仕切板30が傾いた状態で溝部222に挿入されているか否かを確認できるため、仕切板の姿勢を容易に確認できる。このため、蓄電装置1の組み立て時の作業性を向上させることができる。
また、第一壁部220a及び第二壁部220bには、第一壁部220a及び第二壁部220bの互いに対向する一対の壁面のそれぞれにおいて、互いに対向する位置とは異なる位置から突出する複数の突出部223が形成されている。これにより、仕切板30を溝部222に挿入する際に、複数の突出部223が仕切板30に満遍なく当接する。また、溝部222の幅方向における、一方の壁面に設けられた第一突出部223aと他方の壁面に設けられた第二突出部223bとの間の間隔よりも、第一突出部223aと第一突出部223aに対向している壁面との間の間隔を広くすることができる。ここで、溝部222の幅方向における、一方の壁面に設けられた第一突出部223aと他方の壁面に設けられた第二突出部223bとの間の間隔は、仕切板30の厚みと略等しい。つまり、仕切板30の厚みよりも、第一突出部223aと第一突出部223aに対向している壁面との間の間隔を広くすることができる。これにより、仕切板30を挿入しやすく、かつ、挿入された状態の仕切板30を複数の突出部223において強固に保持できる構成の溝部222とすることができる。
以上、本発明の実施の形態に係る蓄電装置1について説明したが、本発明は、上記実施の形態に限定されるものではない。つまり、今回開示された実施の形態は全ての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は上記した説明ではなくて特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味及び範囲内での全ての変更が含まれることが意図される。また、上記実施の形態に含まれる構成要素を任意に組み合わせて構築される形態も、本発明の範囲内に含まれる。
例えば、上記実施の形態では、配置物は、隣り合う2つの蓄電素子40を仕切る仕切板30であるとした。しかし、配置物は、仕切板30に限らずに、複数の蓄電素子40の間隔を維持するためのスペーサであってもよい。また、配置物は、複数の蓄電素子40の間、蓄電素子40と外装体との間、又は蓄電素子40と他の電気機器との間などを絶縁する絶縁部材であってもよい。また、配置物は、複数の蓄電素子40の間に配置され、複数の蓄電素子40の側面に対して所定の荷重を加えるための弾性部材であってもよい。また、配置物は、スペーサ、絶縁部材、及び弾性部材の2以上を組み合わせた機能を有する部材であってもよい。また、配置物は、蓄電素子の温度を検出するための温度センサ(サーミスタ)、蓄電素子の電圧値を検出するための電圧センサなどの蓄電素子の状態を検出するための各種センサであってもよい。
また、上記実施の形態では、底面側配置部材20は、仕切板30の下側の端部が溝部222に挿入されている構成であるとした。しかし、底面側配置部材20は、仕切板30の下側の端部が挿入される溝部222が形成されていなくてもよく、仕切板30(又はその他の配置物)の側方を支持する壁部を有している構成であってもよい。
また、上記実施の形態では、底面側配置部材20は、第一壁部220a及び第二壁部220bに第二開口部221が形成されていることとした。しかし、第一壁部220a及び第二壁部220bの一方に第二開口部が形成されている構成としてもよい。つまり、第一壁部220a及び第二壁部220bの少なくとも一方に第二開口部が形成されている構成であればよい。
また、上記実施の形態では、蓄電装置1は、複数の蓄電素子40を備えていることとした。しかし、蓄電装置は、1つの蓄電素子40を備える構成であってもよい。この場合であっても、端子側配置部材が蓄電素子40の電極端子側に配置される場合には、端子側配置部材は蓄電素子40の側方に配置される配置物に対向する位置に開口部を有している構成であればよい。また、配置物が底面側配置部材の壁部の側方に配置される場合には、底面側配置部材は、蓄電素子40の側方に配置される配置物の側方に形成される壁部に、開口部を有している構成であればよい。
本発明は、組み立て時の作業性を向上させることができる蓄電装置等に適用できる。
1 蓄電装置
10 外装体
20 底面側配置部材
40 蓄電素子
50 端子側配置部材
60 バスバー
70 基板
100 外装体本体
110 蓋体
111 正極外部端子
112 負極外部端子
210 凹部
220 壁部
220a 第一壁部
220b 第二壁部
221 第二開口部
222 溝部
223 突出部
223a 第一突出部
223b 第二突出部
410 容器
420 容器蓋部
430 正極端子
440 負極端子
510 端子露出部
520 第一開口部
530 基板載置部

Claims (5)

  1. 複数の蓄電素子と、
    前記複数の蓄電素子を保持する保持部材とを備え、
    前記保持部材は、前記複数の蓄電素子の電極端子とは反対側に配置される第二保持部材を有し、
    前記第二保持部材は、前記複数の蓄電素子の間に設けられた配置物の前記反対側の端部の側方に形成される壁部を有し、
    前記壁部は、前記配置物の前記端部に対向する位置に配置され、かつ、前記配置物の前記端部と対向する第二方向に前記第二保持部材を貫通している第二開口部を有する
    蓄電装置。
  2. 前記保持部材は、前記複数の蓄電素子の電極端子側に配置される第一保持部材を有し、
    前記第一保持部材は、前記配置物の前記電極端子側の面に対向する位置に配置され、かつ、前記配置物の前記電極端子側の前記面と対向する、前記第二方向とは異なる第一方向に前記第一保持部材を貫通している第一開口部を有する
    請求項1に記載の蓄電装置。
  3. 前記蓄電装置は、前記配置物として、前記複数の蓄電素子の間に設けられる仕切板を備え、
    前記壁部は、第一壁部と、前記第一壁部に対向して配置され、前記第一壁部とで前記仕切板が挿入される溝部を形成する第二壁部とを有し、
    前記第一壁部及び前記第二壁部の少なくとも一方には、前記溝部の、前記仕切板の先端が当接している底面に対応する位置に、前記第二開口部が形成されている
    請求項1または2に記載の蓄電装置。
  4. 前記第一壁部及び前記第二壁部の少なくとも一方には、複数の前記第二開口部が前記溝部の長手方向に並んで形成されている
    請求項に記載の蓄電装置。
  5. 前記第一壁部及び前記第二壁部には、前記第一壁部及び前記第二壁部の互いに対向する一対の壁面のそれぞれにおいて、互いに対向する位置とは異なる位置から突出する複数の突出部が形成されている
    請求項またはに記載の蓄電装置。
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