JP6686701B2 - Air intake structure for construction machinery - Google Patents
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Description
本発明は、建設機械の吸気構造に関する。 The present invention relates to an intake structure for a construction machine.
例えば特許文献1の図1などに、従来の建設機械の吸気構造が記載されている。この吸気構造では、ファンおよび熱交換器がガードに囲まれ、ファンが冷却風を発生させる。この冷却風は、ガード外から開口部を通ってガード内に入り、熱交換器に当たる(通る)。同文献に記載の吸気構造では、ガードの上面に開口部がある。
For example, FIG. 1 of
このような吸気構造では、ガード内から、例えば開口部を介して、ガード外に伝わる騒音が問題となる場合がある。そのため、できるだけ騒音を抑制できるように吸気構造が構成されることが望まれる。 In such an intake structure, noise transmitted from the inside of the guard to the outside of the guard via, for example, the opening may be a problem. Therefore, it is desired that the intake structure be configured so that noise can be suppressed as much as possible.
ガードよりも後側に構造物(後側構造物)が配置される場合がある。この場合、後側構造物によって冷却風の流れが阻害されるおそれがある。そのため、熱交換器に十分に冷却風が当たらないおそれがある。また、特許文献1に記載の技術では、ガードの上面にのみ開口部があるので、熱交換器の下側部分に十分に冷却風が当たらないおそれがある。
A structure (rear structure) may be arranged behind the guard. In this case, the flow of cooling air may be obstructed by the rear structure. Therefore, there is a possibility that the cooling air will not sufficiently hit the heat exchanger. Further, in the technique described in
また、後側構造物に関する作業を容易に行えるようにするために、ガードを足場として活用できることが望まれる。しかし、特許文献1に記載の技術のようにガードの上面に開口部がある場合、ガードの上面を足場として活用できないおそれがある。
In addition, it is desirable that the guard can be used as a scaffold to facilitate the work related to the rear structure. However, if the upper surface of the guard has an opening as in the technique described in
そこで本発明は、ガード外での騒音を抑制でき、熱交換器に冷却風が当たりやすく、ガードの上面を足場として活用しやすい、建設機械の吸気構造を提供することを目的とする。 Therefore, an object of the present invention is to provide an intake structure for a construction machine, which can suppress noise outside the guard, can easily hit the heat exchanger with cooling air, and can easily utilize the upper surface of the guard as a scaffold.
本発明の建設機械の吸気構造は、ファンと、熱交換器と、ガードと、後側構造物と、を備える。前記ファンは、前後方向の回転軸を中心に回転し、冷却風を発生させるものである。前記熱交換器には、前記冷却風が当たる。前記ガードは、前記ファンおよび前記熱交換器を囲う。前記後側構造物は、前記ガードよりも後側に配置され、前記ガードと前後方向に対向する。前記ガードは、ガード後面部と、上部開口部と、下部開口部と、を備える。前記ガード後面部は、前記ガードの後側の面を構成し、前記ファンと前後方向に対向し、前記後側構造物と前後方向に対向し、閉じた構造である。前記上部開口部は、前記ガード後面部よりも上側かつ前記ガードの後側部分に配置され、前記冷却風が通るように形成される。前記下部開口部は、前記ガード後面部よりも下側かつ前記ガードの後側部分に配置され、前記冷却風が通るように形成される。前記上部開口部は、前記後側構造物と前後方向に対向し、前側ほど上側に配置されるように上下方向に対して傾斜する。 An intake structure for a construction machine according to the present invention includes a fan, a heat exchanger, a guard, and a rear structure. The fan rotates around a rotating shaft in the front-rear direction and generates cooling air. The cooling air blows on the heat exchanger. The guard surrounds the fan and the heat exchanger. The rear structure is arranged rearward of the guard and faces the guard in the front-rear direction. The guard includes a guard rear surface portion, an upper opening portion, and a lower opening portion. The guard rear surface portion constitutes a rear surface of the guard, and has a closed structure that faces the fan in the front-rear direction and faces the rear structure in the front-rear direction. The upper opening is disposed above the rear surface of the guard and on the rear side of the guard, and is formed so that the cooling air can pass therethrough. The lower opening is disposed below the rear surface of the guard and on the rear side of the guard, and is formed so that the cooling air can pass therethrough. The upper opening faces the rear structure in the front-rear direction, and is inclined with respect to the vertical direction so that the front opening is disposed on the upper side.
上記構成により、ガード外での騒音を抑制でき、熱交換器に冷却風が当たりやすくでき、ガードの上面を足場として活用しやすくできる。 With the above configuration, noise outside the guard can be suppressed, cooling air can easily hit the heat exchanger, and the upper surface of the guard can be easily used as a scaffold.
図1〜図5を参照して、図1に示す建設機械の吸気構造1について説明する。
The
吸気構造1は、ガード50内に冷却風C(図2参照)を吸い込むための構造である。吸気構造1は、建設機械に設けられる。吸気構造1が設けられる建設機械は、例えばクレーンであり、例えば移動式クレーンである。吸気構造1は、上部フレーム10と、ウインチ21と、キャブ23と、下部スプレッダ25と、ウエイト30と、図2に示すガード内機器(41・42・43・45)と、図1に示すガード50と、を備える。
The
上部フレーム10(旋回フレーム)は、下部本体(図示なし)に旋回ベアリング(図示なし)を介して取り付けられ、下部本体に対して旋回自在である。上部フレーム10には、上部フレーム10に対して起伏自在に、起伏部材(図示なし)が取り付けられる。上部フレーム10に取り付けられる起伏部材には、例えばブーム、および、ブームを起伏させるマストなどがある。上部フレーム10は、上下方向Zから見て枠状である。上部フレーム10の長手方向は、前後方向Xである(方向の定義については後述)。上部フレーム10は、複数の側板11と、前板13と、後側構造物15と、を備える。
The upper frame 10 (swivel frame) is attached to a lower body (not shown) via a swivel bearing (not shown), and is rotatable with respect to the lower body. A hoisting member (not shown) is attached to the
複数の側板11は、横方向Yに間隔をあけて配置され、横方向Yに互いに対向する。複数の側板11それぞれは、板状部材である(前板13についても同様)。前板13は、複数の側板11の前側X1端部どうしを連結する。なお、図2では、上部フレーム10のうち後側構造物15以外の部分を省略した。
The plurality of
後側構造物15は、図1に示すように、複数の側板11の後側X2端部どうしを連結する。後側構造物15は、横方向Yおよび上下方向Zに延びる(図2参照)構造物である。後側構造物15は、箱型(中空の構造物)である。
As shown in FIG. 1, the
ウインチ21は、ワイヤロープの巻取り、および繰出しを行う装置である。ウインチ21は、上部フレーム10の内部に配置される。上部フレーム10の内部とは、複数の側板11と、前板13と、後側構造物15と、に囲まれた部分である。ウインチ21は、複数設けられ、図1に示す例では2つ設けられ、3つ以上設けられてもよい。キャブ23は、操作者が建設機械の操作をするための運転室であり、上部フレーム10の前側X1端部に取り付けられる。
The
下部スプレッダ25は、上部フレーム10に対してマスト(図示なし)を起伏させるための装置である。下部スプレッダ25は、後側構造物15の上面(上側Z1の面)に取り付けられる。下部スプレッダ25が備えるシーブ(滑車)と、マストの先端部に設けられたシーブ(図示なし)と、にワイヤロープが掛け回される。このワイヤロープが、ウインチ21により巻取りおよび繰出しされることで、マストが起伏する。
The
ウエイト30は、建設機械の能力を上げるための、おもり(カウンタウエイト)である。ウエイト30は、クレーンの吊能力を上げるための、おもりである。ウエイト30は、ベースウエイト31(下側構造物)と、上側ウエイト33と、を備える。
The
ベースウエイト31は、上部フレーム10の後側X2部分に固定され、上部フレーム10よりも下側Z2に配置される(図2参照)。ベースウエイト31は、上部フレーム10よりも横方向Y外側(横方向Yにおける外側)に突出する。ベースウエイト31は、前後方向Xおよび横方向Yに延びる、板状(または略板状)の部材である。上側ウエイト33は、上部フレーム10よりも横方向Y外側に配置され、図2に示すように、ベースウエイト31の上面から上側Z1に積み上げられる。
The
ガード内機器(41・42・43・45)には、エンジン41と、ポンプ42と、ファン43と、熱交換器45と、がある。
The in-guard devices (41, 42, 43, 45) include an
エンジン41は、建設機械の駆動源であり、ポンプ42などの駆動源である。エンジン41は、上部フレーム10(図1参照)の内部に配置される。上部フレーム10の内部に配置されることについては、ポンプ42およびファン43も同様である。
The
ファン43は、冷却風Cを発生させ、エンジン41を冷却する。図2では、冷却風Cの流れを一点鎖線で示し、冷却風Cの流れの一部にのみ符号を付した。ファン43は、エンジン41に駆動される。ファン43は、エンジン41以外の駆動源(モータなど)により駆動されてもよい。ファン43は、ファン43の回転軸の方向に流れる冷却風Cを発生させる、軸流ファンである。ファン43の回転軸の方向を、前後方向Xとする。前後方向Xにおいて、後側構造物15からガード50に向かう側(または向き)を、前側X1とする。前後方向Xにおける前側X1とは逆側を後側X2とする。前後方向Xに直交する水平方向を横方向Yとする。上下方向Z(上側Z1、下側Z2)は、鉛直方向である。ファン43の位置では、冷却風Cは、後側X2から前側X1に流れる。ファン43は、エンジン41よりも後側X2に配置される。
The
熱交換器45は、熱媒体を冷却することで、エンジン41を冷却する。熱交換器45には、冷却風Cが当たる(冷却風Cが通る、冷却風Cが流れる)。熱交換器45は、ファン43よりも後側X2に配置される。例えば、熱交換器45は、冷却水を冷却するラジエーターである。例えば、熱交換器45は、空気を冷却するインタークーラーでもよい。熱交換器45は、1つのみ設けられてもよく、複数設けられてもよい。熱交換器45が複数設けられる場合、複数の熱交換器45は、前後方向Xに並べられてもよく、横方向Yに並べられてもよく、上下方向Zに並べられてもよい。例えば、複数の(異なる種類の)熱交換器45が、横方向Yおよび上下方向Zのいずれかの方向に、交互に並べられてもよい。複数の熱交換器45が前後方向Xに並べられる場合の例を図3に示す。この例では、熱交換器45には、前側熱交換器45fと、前側熱交換器45fよりも後側X2(冷却風Cの上流側)に配置される後側熱交換器45rと、がある。前側熱交換器45fは、例えばインタークーラーである。後側熱交換器45rは、例えばラジエーターである。
The
ガード50(ガード構造)は、図2に示すように、ファン43および熱交換器45を囲う(覆う、収容する、格納する)。ガード50は、エンジン41を囲うエンジンガードである。ガード50の内部にエンジンルームが形成される。図1に示すように、ガード50は、固定部材50aや架台(図示なし)などを介して、上部フレーム10に固定される。
As shown in FIG. 2, the guard 50 (guard structure) surrounds (covers, houses, or stores) the
このガード50は、上部フレーム10の内部に配置される。図2に示すように、ガード50は、後側構造物15よりも前側X1に配置され、後側構造物15と前後方向Xに対向する。ガード50は、ベースウエイト31よりも上側Z1に配置され、ベースウエイト31と上下方向Zに対向する。ガード50と後側構造物15との前後方向Xにおける間隔は、固定部材50a(図1参照)の前後方向Xにおける寸法(幅)とほぼ同じであり、具体的には約0.2[m]である。ガード50は、ガード上面部51と、ガード底面部53と、ガード後面部57と、上部傾斜部61と、下部傾斜部63と、開口部70と、を備える。
The
ガード上面部51は、ガード50の上面を構成する部分である。ガード上面部51は、前後方向X、または、ほぼ前後方向Xに延び、横方向Yに延びる。ガード上面部51は、板状である(ガード底面部53も同様)。ガード上面部51の少なくとも後側X2部分は、閉じた構造(上下方向Zに貫通する孔がない構造)である。ガード上面部51のうち閉じた構造の部分は、例えば熱交換器45よりも後側X2の部分であり、例えばファン43よりも後側X2の部分である。ガード上面部51には、足場51aがある。
The guard
足場51aは、足場51aの上側Z1に作業者が乗る(立つ、座る、歩くなど)ことができるように構成される。足場51aは、足場51aと後側構造物15との間で作業者が歩いて移動できるように配置される。例えば、足場51aと、後側構造物15の上面と、の前後方向Xにおける間隔は、1[m]以下であり、好ましくは0.5[m]以下であり、例えば約0.5[m]である。足場51aの後側X2端部から、後側構造物15の上面の前側X1端部までの間隔(最短距離)は、例えば1[m]以下であり、好ましくは0.5[m]以下であり、例えば約0.5[m]である。足場51aは、足場51aに乗っている作業者が、後側構造物15に関する作業をできるように配置されてもよい。
The
ガード底面部53は、ガード50の底面(下側Z2の面)を構成する部分である。ガード前面部55は、ガード50の前面(前側X1の面)を構成する部分である。ガード前面部55には、排気口55aが形成される。排気口55aは、冷却風Cが排気される貫通孔である。排気口55aは、ガード上面部51に形成されてもよく、ガード底面部53に形成されてもよく、ガード前面部55に形成されなくてもよい。
The guard
ガード後面部57は、ガード50の後面(後側X2の面)を構成する部分である。ガード後面部57は、ファン43と前後方向Xに対向する。さらに詳しくは、ガード後面部57の少なくとも一部と、ファン43の少なくとも一部とが、前後方向Xに対向する。好ましくは、ガード後面部57は、ファン43の全体と前後方向Xに対向する。ファン43のうちガード後面部57と前後方向Xに対向する部分は、少なくともファン43の径方向中央部であり、例えばファン43の直径の1/2の径の部分であり、好ましくはファン43の直径の2/3の径の部分である。
The guard
このガード後面部57は、熱交換器45と前後方向Xに対向する。ガード後面部57は、後側構造物15と前後方向Xに対向する。ガード後面部57のほぼ全体が、後側構造物15と前後方向Xに対向する。図2では、ガード後面部57の下側Z2端部およびその近傍は、後側構造物15と前後方向Xに対向しない。ガード後面部57の下側Z2端部が、後側構造物15と前後方向Xに対向してもよい。ガード後面部57は、閉じた構造である。ガード後面部57には、前後方向Xに貫通する貫通孔が形成されない。ガード後面部57は、板状の板部57aと、吸音材57bと、を備える。板部57aは、上下方向Zおよび横方向Yに延びる板状部材である。吸音材57bは、ガード50内の音を吸音する。吸音材57bは、ファン43やエンジン41から後側X2に伝わった音が吸音材57bに当たるように配置される。吸音材57bは、板部57aの前側X1の面に取り付け(貼り付け)られる。
The guard
上部傾斜部61は、ガード50の後側X2部分かつ上側Z1部分を構成する。上部傾斜部61は、ガード後面部57の上側Z1の端と、ガード上面部51の後側X2の端と、に連結される。上部傾斜部61は、上下方向Zに対する上部開口部71の傾斜と同様に(同じ角度で)、上下方向Zに対して傾斜する。
The upper
下部傾斜部63は、ガード50の後側X2部分かつ下側Z2部分を構成する。下部傾斜部63は、ガード後面部57の下側Z2の端と、ガード底面部53の後側X2の端と、に連結される。下部傾斜部63は、上下方向Zに対する下部開口部73の傾斜と同様に、上下方向Zに対して傾斜する。
The lower
開口部70は、冷却風Cが通るように形成される開口(貫通孔)である。開口部70は、熱交換器45に冷却風Cを当て、熱交換器45を冷却することで、エンジン41を冷却するための開口である。開口部70は、ガード50外からガード50内に冷却風Cを吸い込むための吸気口である。開口部70は、上部開口部71と、下部開口部73と、を備える。
The
上部開口部71は、ガード50の後側X2部分かつ上側Z1部分に配置される。上部開口部71は、上部傾斜部61に形成される。上部傾斜部61に直交する方向から見たとき、上部開口部71は、例えば、多角形であり、四角形であり、長方形であり(図6参照)、これらに似た形状でもよい。上部開口部71は、1つ設けられてもよく、複数設けられてもよい。上部開口部71には、冷却風Cが通ることが可能な部材(上部傾斜部61に含まれる部材)が設けられてもよく、例えばカバーなど(図示なし)などが設けられてもよい。このカバーは、例えば複数本のスリットを有する形状でもよく、例えば網状でもよい(下部開口部73に設けられてもよいカバーについても同様)。上部開口部71は、ガード後面部57よりも上側Z1に配置され、ガード上面部51の後側X2端部よりも下側Z2に配置される。上部開口部71は、後側構造物15と前後方向Xに対向する。さらに詳しくは、上部開口部71の少なくとも一部と、後側構造物15の少なくとも一部と、が前後方向Xに対向する。図2では、上部開口部71の下側Z2部分と後側構造物15とが前後方向Xに対向し、上部開口部71の上側Z1部分と後側構造物15とは前後方向Xに対向しない。なお、上部開口部71の全体と、後側構造物15とが、前後方向Xに対向してもよい。
The
この上部開口部71は、熱交換器45と前後方向Xに対向する。上部開口部71が熱交換器45と前後方向Xに対向することにより、上部開口部71を通った冷却風Cが熱交換器45に当たりやすい。図3に示すように、上部開口部71は、後側熱交換器45rおよび前側熱交換器45fと前後方向Xに対向する。なお、図2に示す上部開口部71は、熱交換器45と前後方向Xに対向しなくてもよい。
The
この上部開口部71は、上部開口部71からガード50内に侵入した雨および雪の少なくともいずれか(以下「雨など」)が、熱交換器45に当たることを抑制できるように配置される。具体的には、上部開口部71の前側X1端部の前後方向X位置(前後方向Xにおける位置)は、熱交換器45の後側X2端部の前後方向X位置よりも後側X2である。
The
この上部開口部71は、上部開口部71で冷却風Cを吸気しやすくするなどのために、上下方向Zに対して傾斜する。上部開口部71は、前側X1ほど上側Z1に配置されるように、上下方向Zに対して傾斜する。上部開口部71は、横方向Yから見て直線状に延びる。上下方向Zに対する上部開口部71の(上部傾斜部61の)角度を、傾斜角度θ1とする。傾斜角度θ1は、0°よりも大きく、好ましくは5°以上であり、より好ましくは10°以上である。傾斜角度θ1は、例えば45°以下であり、好ましくは25°以下であり、より好ましくは20°以下である。傾斜角度θ1は、例えば15°である。傾斜角度θ1の上限および下限は、様々に組み合わされてもよい。なお、横方向Yから見たとき、上部開口部71は、直線状に延びなくてもよく、曲線状に延びてもよい。
The
下部開口部73は、ガード50の後側X2部分かつ下側Z2部分に配置される。下部開口部73は、下部傾斜部63に形成される。下部傾斜部63に直交する方向から見たとき、下部開口部73は、例えば、多角形であり、四角形であり、長方形であり(図8参照)、これらに似た形状でもよい。下部開口部73には、冷却風Cが通ることが可能な部材(下部傾斜部63に含まれる)が設けられてもよく、例えばカバーなどが設けられてもよい。下部開口部73は、ガード後面部57よりも下側Z2に配置され、ガード底面部53の後側X2端部よりも上側Z1に配置される。下部開口部73は、図2では後側構造物15と前後方向Xに対向しない。下部開口部73は、後側構造物15と前後方向Xに対向してもよい。
The
この下部開口部73は、ベースウエイト31と上下方向Zに対向する。さらに詳しくは、下部開口部73の少なくとも一部と、ベースウエイト31の少なくとも一部と、が上下方向Zに対向する。図2では、下部開口部73の全体と、ベースウエイト31とが上下方向Zに対向する。下部開口部73の一部のみが、ベースウエイト31と上下方向Zに対向してもよい。
The
この下部開口部73は、図2では、熱交換器45と前後方向Xにほぼ対向しない。下部開口部73は、熱交換器45と前後方向Xに対向してもよい。下部開口部73が熱交換器45と前後方向Xに対向する場合は、対向しない場合に比べ、下部開口部73を通った冷却風Cが熱交換器45に当たりやすい。例えば、下部開口部73の前側X1端部の前後方向X位置は、熱交換器45の後側X2端部の前後方向X位置よりも後側X2である。
The
この下部開口部73の前側X1端部の前後方向X位置は、上部開口部71の前側X1端部の前後方向X位置よりも前側X1であり、上部開口部71の前側X1端部の前後方向X位置と同じ位置でもよい。この配置により、雨などが上部開口部71からガード50内に侵入し真下に落ちたとき、この雨などが下部開口部73を通ってガード50外に確実に排出される。
The front-rear X position of the front X1 end of the
この下部開口部73は、下部開口部73で冷却風Cを吸気しやすくするなどのために、上下方向Zに対して傾斜する。下部開口部73は、前側X1ほど下側Z2に配置されるように、上下方向Zに対して傾斜する。下部開口部73は、横方向Yから見て直線状に延びる。上下方向Zに対する下部開口部73の(下部傾斜部63の)角度を、傾斜角度θ2とする。傾斜角度θ2は、0°よりも大きく、例えば45°以上であり、好ましくは50°以上であり、より好ましくは55°以上である。傾斜角度θ2は、90°未満であり、好ましくは70°以下であり、より好ましくは65°以下である。傾斜角度θ2は、例えば60°である。傾斜角度θ2の上限および下限は様々に組み合わされてもよい。なお、横方向Yから見たとき、下部開口部73は、直線状に延びなくてもよく、曲線状に延びてもよい。
The
(寸法の条件)
熱交換器45の上側Z1部分および下側Z2部分だけでなく、熱交換器45の上下方向Z中央部にも冷却風Cが当たりやすくなるように、開口部70から熱交換器45までの空間(間隔)が確保される。具体的には、下記のように高さhおよび距離Lが設定される。
(Dimension conditions)
A space from the
高さhは、熱交換器45のコア(熱交換器コア)の上下方向Zにおける寸法である。熱交換器45のコアは、冷却風Cが通り、熱交換が行われる部分である。例えば、熱交換器45のコアを支持する枠や台などの寸法は、高さhに含まれない(距離Lについても同様)。なお、図3に示すように熱交換器45が複数設けられる場合、高さh(図2参照)は、すべての熱交換器45のコアの中で最も上側Z1の位置から、すべての熱交換器45のコアの中で最も下側Z2の位置までの、上下方向Zにおける寸法(距離)とする。
The height h is a dimension in the vertical direction Z of the core of the heat exchanger 45 (heat exchanger core). The core of the
距離Lは、図2に示すように、開口部70の後側X2端部から、熱交換器45の後側X2端部までの、前後方向Xにおける寸法である。さらに詳しくは、距離Lは、上部開口部71および下部開口部73のうち、最も後側X2の位置から、熱交換器45の後側X2端部までの、前後方向Xにおける寸法である。
As shown in FIG. 2, the distance L is a dimension in the front-rear direction X from the rear X2 end of the
このとき、距離Lは、高さhの0.3倍以上である。高さhに対して距離Lを大きくすることで、上部開口部71を通った冷却風Cが下側Z2に流れやすくなり、下部開口部73を通った冷却風Cが上側Z1に流れやすくなる。よって、熱交換器45の上下方向Z中央部に冷却風Cが当たりやすくなる。距離Lは、後側構造物15とガード50とが干渉しない範囲内、かつ、ガード50とウインチ21(図1参照)とが干渉しない範囲内に設定される。距離Lを大きくしすぎると、例えば次の問題が生じる場合がある。距離Lを大きくするために、ガード後面部57をより後側X2に配置し、後側構造物15をより後側X2に配置すると、図1に示す上部フレーム10が前後方向Xに長くなり、上部フレーム10の質量が増大する。また、図2に示す距離Lを大きくするために、熱交換器45をより前側X1に配置し、エンジン41をより前側X1に配置すると、ガード前面部55を前側X1に配置する必要がある。すると、ガード50がウインチ21(図1参照)と干渉するおそれがある。
At this time, the distance L is 0.3 times or more of the height h. By increasing the distance L with respect to the height h, the cooling air C passing through the
(冷却風Cの流れ)
冷却風Cは、次のように流れる。冷却風Cは、ガード50外の後側構造物15の近傍(後側構造物15よりも上側Z1および前側X1)を流れ、上部開口部71を通り、ガード50内に入る。また、冷却風Cは、ガード50外のベースウエイト31の上面に沿うように流れ、下部開口部73を通り、ガード50内に入る。ガード50内に入った冷却風Cは、熱交換器45を通り、エンジン41の周囲を通り、排気口55aを通り、ガード50外に排出される。図3に示す吸気構造1において、前側熱交換器45fおよび後側熱交換器45rを通る冷却風Cの流量を調べた。図4に、後側熱交換器45rを通る冷却風Cの風速[m/s]の概数を示す。図5に、前側熱交換器45fを通る冷却風Cの風速[m/s]の概数を示す。図4および図5では、同じ風速の部位を線でつなぎ、周囲よりも風速が速い部分を「F」とし、周囲よりも風速が遅い部分を「S」とした。線の間隔は約1[m/s]である。図4および図5のように、熱交換器45の、上側Z1および下側Z2部分だけでなく、上下方向Z中央部にも、冷却風Cが通ることが示された。なお、図3に示すように、後側熱交換器45rと前側熱交換器45fとは、前後方向Xに重なるように配置されている。そのため、図5に示すように、前側熱交換器45fのうち後側熱交換器45r(図3参照)と前後方向Xに重なる部分(中央部)の風速が、後側熱交換器45rと前後方向Xに重ならない部分(中央部の周囲)の風速よりも遅くなっている。
(Flow of cooling air C)
The cooling air C flows as follows. The cooling air C flows in the vicinity of the
(比較例との比較)
図9に、第1の比較例の吸気構造301を示す。吸気構造301では、本実施形態のガード後面部57(図2参照)の位置に、開口部370がある。開口部370は、ファン43よりも後側X2、かつ、ファン43と前後方向Xに対向する位置に配置される。そのため、ファン43やエンジン41の音が、後側X2に直線的に開口部370まで伝わり、開口部370を通ってガード50外に抜け、ガード50外での騒音が大きくなるおそれがある(この騒音を「ファン43正面の開口部370による騒音」とする)。一方、図2に示すように、本実施形態の吸気構造1は、閉じた構造のガード後面部57を備える。よって、ファン43などから後側X2に伝わった音は、ガード後面部57に当たる。よって、ファン43正面の開口部370による騒音を抑制できる。
(Comparison with Comparative Example)
FIG. 9 shows an
図9に示す比較例の吸気構造301は、ファン43正面の開口部370による騒音を抑制するために、吸音ルーバー380を備える。吸音ルーバー380は、例えば、L字状断面の板状部材に吸音材が貼り付けられたものなどである。吸音ルーバー380があることにより、吸音ルーバー380がない場合に比べ、開口部370での冷却風Cの空気抵抗が大きくなる。そのため、冷却風Cが開口部370を通りにくくなり、熱交換器45での熱交換がされにくくなる。一方、図2に示すように、本実施形態の吸気構造1は、上記のようにガード後面部57により騒音を抑制できる。よって、上部開口部71および下部開口部73に吸音ルーバーを設ける必要がない。または、上部開口部71および下部開口部73に吸音ルーバーを設けるとしても、図9に示す開口部370の吸音ルーバー380に比べ、吸音ルーバーを小さくできる。よって、吸音ルーバーによって冷却風Cの流れが阻害される、という問題を抑制できる。
The
また、図9に示す吸音ルーバー380を設けるためには、吸音ルーバー380を製作する作業が必要になる。また、吸音ルーバー380があることにより、吸音ルーバー380がない場合に比べ、吸気構造301の部品数が増え、コストが増える。一方、図2に示す本実施形態の吸気構造1では、吸音ルーバーをなくすことができる、または小さくできる。よって、吸音ルーバーを製作する作業の手間を抑制でき、吸音ルーバーによるコストを抑制できる。
Further, in order to provide the
図10に、第2の比較例の吸気構造401を示す。吸気構造401は、ガード上面部51に形成される上面開口部470を備える。上面開口部470は、上下方向Zに対して傾斜しておらず、前後方向Xに延びる。この上面開口部470と、上下方向Zに対して傾斜する上部開口部71(図2参照)とを比べる(開口面積は同じとする)。すると、図2に示す上部開口部71の方が、上下方向Zから見たときの面積が狭いので、上部開口部71からガード50内に侵入する雨などの量を抑制できる。よって、ガード50内の、さびを抑制できる。また、上部開口部71からガード50内に侵入する雨などの量を抑制できるので、熱交換器45に当たる雨などの量を抑制できる。よって、熱交換器45を通る冷却風Cの流れが、雨などによって阻害されることを抑制できる。図2に示す例では、ガード上面部51は閉じた構造であり、ガード上面部51に開口部は設けられない。なお、ガード上面部51に開口部が設けられてもよい。この場合でも、上部開口部71があることにより、ガード上面部51に設けられる開口部を小さくできる。よって、上部開口部71がない場合に比べ、ガード50内に侵入する雨などの量を抑制できる。
FIG. 10 shows an
上部開口部71は、上下方向Zに対して傾斜する。よって、第2の比較例の上面開口部470(図10参照)付近に比べ、図2に示す上部開口部71付近では、雪が積もりにくい(雪が落下しやすい)。上記「上部開口部71付近」は、上部傾斜部61であり、具体的には例えば、上部開口部71の周辺、および、上部開口部71に設けられたカバーなどである。
The
図10に示す第2の比較例の吸気構造401では、ガード50の下側Z2部分かつ後側X2部分に開口部が設けられない。そのため、熱交換器45の下側Z2部分に冷却風Cが当たりにくい。一方、図2に示す本実施形態の吸気構造1では、ガード50の下側Z2部分かつ後側X2部分に下部開口部73が設けられる。よって、吸気構造401(図10参照)に比べ、熱交換器45の下側Z2部分に冷却風Cが当たりやすい。
In the
(効果1)
図2に示す吸気構造1による効果は次の通りである。吸気構造1は、ファン43と、熱交換器45と、ガード50と、後側構造物15と、を備える。ファン43は、前後方向Xの回転軸を中心に回転し、冷却風Cを発生させる。熱交換器45は、冷却風Cが当たるものである。ガード50は、ファン43および熱交換器45を囲う。後側構造物15は、ガード50よりも後側X2に配置され、ガード50と前後方向Xに対向する。ガード50は、ガード後面部57と、上部開口部71と、下部開口部73と、を備える。
[構成1−1]ガード後面部57は、ガード50の後側X2の面を構成し、ファン43と前後方向Xに対向し、後側構造物15と前後方向Xに対向し、閉じた構造である。
[構成1−2]上部開口部71は、ガード後面部57よりも上側Z1かつガード50の後側X2部分に配置され、冷却風Cが通るように形成される。
[構成1−3]下部開口部73は、ガード後面部57よりも下側Z2かつガード50の後側X2部分に配置され、冷却風Cが通るように形成される。
[構成1−4]上部開口部71は、後側構造物15と前後方向Xに対向する。
[構成1−5]上部開口部71は、前側X1ほど上側Z1に配置されるように、上下方向Zに対して傾斜する。
(Effect 1)
The effects of the
[Configuration 1-1] The guard
[Structure 1-2] The
[Structure 1-3] The
[Configuration 1-4] The
[Structure 1-5] The
上記[構成1−1]では、ガード後面部57は、ガード50の後側X2の面を構成し、ファン43と前後方向Xに対向し、閉じた構造である。よって、ファン43側からガード後面部57側(前側X1から後側X2)に伝わる音が、ガード後面部57に当たる。よって、ガード後面部57の位置に開口部が形成される場合(図9参照)に比べ、ガード50外での騒音が抑制される。ここで、音がガード後面部57に当たることで、ガード後面部57が振動し、ガード後面部57から後側X2のガード50外に音が伝わることが考えられる。そこで、上記[構成1−1]では、ガード後面部57は、後側構造物15と前後方向Xに対向する。よって、ガード後面部57から後側X2に伝わる音が、後側構造物15に当たる。よって、後側構造物15に当たることなく直接、吸気構造1の外部に、音が放出されることを抑制できる。例えば、ガード50と後側構造物15との間で、音が反射を繰り返すことで、音が抑制される。よって、ガード50から後側X2に伝わる騒音を抑制できる。よって、ガード50外での騒音を抑制できる。
In the above [Structure 1-1], the guard
上記[構成1−1]では、ガード後面部57は閉じた構造であるため、ガード後面部57の位置では冷却風Cを吸気できない。そこで、吸気構造1は、上記[構成1−2]および上記[構成1−3]を備える。よって、ガード後面部57よりも上側Z1および下側Z2の位置で、冷却風Cを吸気できる。よって、熱交換器45の上側Z1部分および下側Z2部分に冷却風Cを当てることができる。
In the above [Structure 1-1], since the guard
上記[構成1−4]により、上部開口部71から後側X2に伝わる音が、後側構造物15に当たる。よって、上部開口部71から後側X2に伝わる騒音を抑制できる。よって、ガード50外での騒音を抑制できる。
With [Structure 1-4] described above, the sound transmitted from the
上記[構成1−4]では、上部開口部71と後側構造物15とが前後方向Xに対向する。そのため、後側構造物15によって、上部開口部71周辺の冷却風Cの流れが阻害される場合がある。そこで、吸気構造1は、上記[構成1−5]を備える。よって、上部開口部71が上下方向Zに対して傾斜することなく上下方向Zに延びる場合に比べ、後側構造物15と上部開口部71との間の空間を広くできる。よって、冷却風Cが上部開口部71周辺で流れやすくなるので、冷却風Cが上部開口部71を通りやすくなる。その結果、熱交換器45に冷却風Cが当たりやすい。
In the above [Structure 1-4], the
吸気構造1は、上記[構成1−5]を備える。よって、上部開口部71が、上下方向Zに対して傾斜することなく前後方向Xに延びる場合に比べ、上部開口部71の開口面積を確保しつつ、上部開口部71の前側X1端部から後側構造物15までの前後方向X距離を短くできる。よって、ガード50の上面(ガード上面部51)のうち、上部開口部71の前側X1端部よりも前側X1の部分を、足場51aとして活用しやすい。作業者が足場51aを用いた場合、後側構造物15に関する作業を容易に行える。
The
ガード上面部51を足場51aとして活用した場合、次の効果が得られる場合がある。例えば、作業者が、足場51aから後側構造物15に移動しやすい。また、足場51a上の作業者が、後側構造物15に関する作業をしやすい。具体的には例えば、作業者が、足場51aから後側構造物15に移動し、下部スプレッダ25への給脂作業を行いやすい。また、足場51a上の作業者が、下部スプレッダ25への給脂作業を行いやすい。なお、ガード上面部51を足場51aとして利用できない場合は、作業者は、脚立を用いて下部スプレッダ25への給脂の作業を行うことが考えられる。一方、本実施形態ではガード上面部51を足場51aとして活用した場合、この脚立を用いる必要がない。
When the guard
(効果2)
吸気構造1は、ベースウエイト31を備える。ベースウエイト31は、ガード50よりも下側Z2に配置され、ガード50と上下方向Zに対向する。
[構成2−1]下部開口部73は、ベースウエイト31と上下方向Zに対向する。
[構成2−2]下部開口部73は、前側X1ほど下側Z2に配置されるように上下方向Zに対して傾斜する。
(Effect 2)
The
[Configuration 2-1] The
[Structure 2-2] The
上記[構成2−1]により、下部開口部73から下側Z2に伝わる音が、ベースウエイト31に当たる。よって、ベースウエイト31に当たることなく直接、吸気構造1の外部に、音が放出されることを抑制できる。例えば、ガード50とベースウエイト31との間で、音が反射を繰り返すことで、音が抑制される。例えば、ベースウエイト31と後側構造物15との間で、音が反射を繰り返すことで、音が抑制される。よって、下部開口部73から下側Z2に伝わる騒音を抑制できる。
With the above [Configuration 2-1], the sound transmitted from the
上記[構成2−1]では、下部開口部73とベースウエイト31とが上下方向Zに対向する。そのため、ベースウエイト31によって、下部開口部73周辺の冷却風Cの流れが阻害される場合がある。そこで、吸気構造1は、上記[構成2−2]を備える。よって、下部開口部73が上下方向Zに対して傾斜することなく前後方向Xに延びる場合に比べ、ベースウエイト31と下部開口部73との間の空間を広くできる。よって、冷却風Cが下部開口部73周辺で流れやすくなるので、冷却風Cが下部開口部73を通りやすくなる。その結果、熱交換器45に冷却風Cが当たりやすい。
In the above [Structure 2-1], the
ガード後面部57に吸音材57bが設けられる場合は、上記[構成2−1]により、次の効果が得られる場合がある。下部開口部73が上下方向Zに対して傾斜することなく上下方向Zに延びる場合に比べ、同じ開口面積でも、上記[構成2−1]では、下部開口部73の上側Z1端部の位置を下側Z2にできる。よって、ガード後面部57の上下方向Zの寸法を大きくできる。よって、ガード後面部57に設けられる吸音材57bの面積を大きくできる。よって、ファン43側からガード後面部57側(前側X1から後側X2)に向かう音を、吸音材57bで吸音しやすい。その結果、ガード50外の騒音をより抑制できる。
When the
(効果3)
熱交換器45の上下方向Zにおける寸法を高さhとする。上部開口部71および下部開口部73のうち最も後側X2の位置(開口部70の後側X2端部)から、熱交換器45の後側X2端部までの、前後方向Xにおける寸法を距離Lとする。
[構成3]距離Lは、高さhの0.3倍以上である。
(Effect 3)
The dimension of the
[Configuration 3] The distance L is 0.3 times or more the height h.
上記[構成3]により、距離Lが高さhの0.3倍未満の場合に比べ、開口部70の後側X2端部と熱交換器45との間の空間が広い。よって、上部開口部71の近傍(ガード50の上部の近傍)および下部開口部73の近傍(ガード50の下部の近傍)だけでなく、上部開口部71から下側Z2により離れた位置、および下部開口部73から上側Z1により離れた位置に冷却風Cが当たりやすくなる。例えば、熱交換器45の上下方向Z中央部に冷却風Cが当たりやすくなる。
With [Structure 3] described above, the space between the rear X2 end of the
(効果4)
[構成4]上部開口部71の前側X1端部の前後方向X位置は、熱交換器45の後側X2端部の前後方向X位置よりも後側X2である。
(Effect 4)
[Structure 4] The front-rear X position of the front X1 end of the
上記[構成4]により、上部開口部71からガード50内に侵入した雨などが、熱交換器45に当たりにくい。よって、熱交換器45による熱交換が雨などにより阻害されることを抑制できる。
With the above [Structure 4], rain entering the
(効果5)
[構成5]下部開口部73の前側X1端部の前後方向X位置は、上部開口部71の前側X1端部の前後方向X位置と同じ位置、または、上部開口部71の前側X1端部の前後方向X位置よりも前側X1である。
(Effect 5)
[Configuration 5] The front-rear X position of the front X1 end of the
上記[構成5]により、上部開口部71からガード50内に侵入した雨などが、下部開口部73からガード50外に出やすい。よって、ガード50内に水たまりができること、を抑制できる。また、ガード50が金属製の場合、ガード50の、さびを抑制できる。
With the above [Structure 5], rain or the like that has entered the inside of the
(第1変形例)
図6を参照して、上部開口部71などの変形例について、第1実施形態との相違点を説明する。相違点は、上部開口部71に上部シャッター181が設けられる点である。
(First modification)
Differences from the first embodiment will be described with reference to FIG. 6 regarding modifications of the
上部シャッター181は、上部開口部71を開閉する(開状態と閉状態とに切り替える)。以下では、上部シャッター181が上部開口部71を開閉することを、上部シャッター181が開閉する、などともいう。上部シャッター181は、板部材181aと、開閉装置182と、を備える。板部材181aは、上部開口部71を閉じる部材である。ただし、上部シャッター181が閉状態のときでも、板部材181aは、上部開口部71を完全には閉じない(密閉はしない)。上部シャッター181が閉状態のとき、板部材181aと上部傾斜部61との間には隙間(上部開口部71)がある。上部シャッター181が開状態のとき、板部材181aは、例えば冷却風C(図2参照)の流れに沿うように配置される。上部開口部71は、横方向Yに並ぶように2か所に設けられる。板部材181aは、2か所の上部開口部71それぞれに、略上下方向Zに並ぶように2枚ずつ(合計4枚)設けられる。なお、上部開口部71、板部材181a、および開閉装置182の構成要素それぞれの、配置および数は様々に変更されてもよい。以下では板部材181aが上記のように4枚設けられる場合について説明する。
The
開閉装置182は、板部材181aを動かす装置である。図7に示すように、開閉装置182は、軸部材支持フレーム182aと、駆動部支持フレーム182bと、第1軸部材182eと、第2軸部材182fと、リンク部182iと、アーム182jと、駆動部182mと、を備える。
The opening /
軸部材支持フレーム182aおよび駆動部支持フレーム182bそれぞれは、図6に示すガード50の、ガード50内部側の面(前側X1の面)に固定される。図7に示すように、軸部材支持フレーム182aおよび駆動部支持フレーム182bそれぞれは、上部傾斜部61に固定される。
Each of the shaft
第1軸部材182eは、横方向Yに延びる棒状部材である。第1軸部材182eは、第1軸部材182eの中心軸を回転軸として(横方向Yの回転軸回りに)、軸部材支持フレーム182aに回転自在に支持される。以下の「回転」の回転軸の方向は、例えば横方向Yである。第1軸部材182eは、4枚の板部材181aのうち上側Z1の2枚の板部材181aに固定される(取り付けられる)。第2軸部材182fは、第1軸部材182eとほぼ同様に構成され、第1軸部材182eとの相違点は次の通りである。第2軸部材182fは、第1軸部材182eよりも下側Z2に配置され、第1軸部材182eとの間に略上下方向Zに間隔をあけて配置される。第2軸部材182fは、4枚の板部材181aのうち下側Z2の2枚の板部材181aに固定される。
The
リンク部182iは、第1軸部材182eと第2軸部材182fとに(複数本の軸部材に)接続され、第1軸部材182eと第2軸部材182fとを連動させる。リンク部182iは、軸部材支持フレーム182aに対する第1軸部材182eの回転と、軸部材支持フレーム182aに対する第2軸部材182fの回転とを連動させる。その結果、リンク部182iは、4枚の板部材181aのうち上側Z1の2枚の板部材181aの動きと、下側Z2の2枚の板部材181aの動きと、を互いに連動させる。
The
アーム182jは、第1軸部材182e(1本の軸部材)と駆動部182mとに接続される。アーム182jは、第1軸部材182eに固定される。
The
駆動部182mは、第1軸部材182eを回転させることで、板部材181aを回転させる。駆動部182mは、駆動部182mの長手方向に伸縮する伸縮シリンダであり、例えば流体圧シリンダであり、例えば電動シリンダでもよい。駆動部182mの基端部182mf(シリンダチューブの基端部)は、駆動部支持フレーム182bに回転自在に支持される。駆動部182mの先端部182mt(シリンダロッドの先端部)は、アーム182jに回転自在に接続される。
The
(上部シャッター181の作動)
図6に示す上部シャッター181は、例えば次のように作動する。エンジン41(図2参照)を暖機するとき、上部シャッター181が閉じられる。エンジン41の暖機が完了すると、上部シャッター181が開かれる。また、雨などがガード50内に侵入することを防ぐとき、上部シャッター181が閉じられる。
(Operation of the upper shutter 181)
The
図7に示す上部シャッター181の作動の詳細は次の通りである。駆動部182mが、アーム182jを介して、軸部材支持フレーム182aに対して(ガード50に対して)第1軸部材182eを回転させる。具体的には、伸縮シリンダである駆動部182mが伸縮する。このとき、アーム182jが固定長なので、先端部182mtが、第1軸部材182eの中心軸を中心に回転する(先端部182mtが円弧状の軌跡を描く)。このとき、駆動部182mが、基端部182mfと駆動部支持フレーム182bとの接続部を支点(回転中心)として回転する。ガード50に対して第1軸部材182eが回転すると、第1軸部材182eが、リンク部182iを介して、ガード50に対して第2軸部材182fを回転させる。その結果、第1軸部材182eおよび第2軸部材182fに固定された板部材181aが、ガード50に対して回転する。このように、上部シャッター181が、上部開口部71を開閉する。
Details of the operation of the
図6に示す上部シャッター181は、エンジン41(図2参照)の状態(例えば温度)などに応じて、自動的に開閉する。上部シャッター181は、手動で開閉されてもよい。この場合、駆動部182mは設けられなくてもよい。ただし、上部シャッター181は、地面上の作業者から直接には届かない位置に配置される場合がある。そのため、上部シャッター181は、遠隔から手動で開閉される。例えば、作業者が回転式の入力装置(ダイヤル)を回転させることで、第1軸部材182eおよび第2軸部材182fが回転し、上部シャッター181が開閉する。例えば、作業者が棒や紐を用いて、板部材181aなどを回転させることで、上部シャッター181が開閉してもよい。
The
(効果6)
図6に示す吸気構造201による効果は次の通りである。
[構成6]吸気構造201は、上部シャッター181を備える。上部シャッター181は、上部開口部71に設けられ、上部開口部71を開閉する。
(Effect 6)
The effects of the intake structure 201 shown in FIG. 6 are as follows.
[Configuration 6] The intake structure 201 includes an
上記[構成6]により、次の効果が得られる。上部シャッター181が上部開口部71を閉じることで、雪、雨、砂、および埃などが上部開口部71からガード50内に侵入することを抑制できる。上部シャッター181が上部開口部71を閉じることで、図2に示す上部開口部71を通る冷却風Cが流れにくくなり、熱交換器45での熱交換が行われにくくなる。よって、熱交換器45による冷却対象の温度が上がりやすい。具体的には例えば、上部シャッター181(図6参照)が上部開口部71を閉じることで、エンジン41の温度が上がりやすくなり、エンジン41の暖機に要する時間を短縮できる。
With the above [Configuration 6], the following effects can be obtained. Since the
(第2変形例)
図8を参照して、下部開口部73などの変形例について、第1実施形態との相違点を説明する。相違点は、下部開口部73に下部シャッター283が設けられる点である。
(Second modified example)
Differences between the first embodiment and the modified example of the
下部シャッター283は、上部シャッター181(図6参照)とほぼ同様に構成される。下部シャッター283は、下部開口部73に設けられ、下部開口部73を開閉する。下部シャッター283は、図6に示す上部シャッター181の板部材181aおよび開閉装置182と同様に、図8に示す板部材283aおよび開閉装置182を備える。図7に示す軸部材支持フレーム182aおよび駆動部支持フレーム182bそれぞれは、上部シャッター181では例えば上部傾斜部61に固定されたが、図8に示す下部シャッター283では例えば下部傾斜部63に固定される。
The
(効果7)
[構成7]吸気構造201は、下部シャッター283を備える。下部シャッター283は、下部開口部73に設けられ、下部開口部73を開閉する。
(Effect 7)
[Structure 7] The intake structure 201 includes a
上記[構成7]により、次の効果が得られる。下部シャッター283が下部開口部73を閉じることで、砂および埃などが下部開口部73からガード50内に侵入することを抑制できる。下部シャッター283が下部開口部73を閉じることで、図2に示す下部開口部73を通る冷却風Cが流れにくくなる。よって、熱交換器45による冷却対象の温度が上がりやすい。具体的には例えば、上部シャッター181(図6参照)が上部開口部71を閉じることで、エンジン41の温度が上がりやすくなり、エンジン41の暖機に要する時間を短縮できる。
With the above [Configuration 7], the following effects can be obtained. Since the
(他の変形例)
上記実施形態の構成要素の配置や形状などは変更されてもよい。上記実施形態の構成要素の一部が設けられなくてもよい。例えば、図2に示すガード上面部51には、前後方向Xに延びる部分と、前後方向Xに対して傾斜する部分と、があるが、前後方向Xに対して傾斜する部分はなくてもよい。下部スプレッダ25は設けられなくてもよい。上記実施形態の構成要素の数が変更されてもよい。例えば、熱交換器45の数は、1以上であればよい。
(Other modifications)
The arrangement and shape of the constituent elements of the above embodiment may be changed. Some of the constituent elements of the above embodiment may not be provided. For example, the guard
後側構造物15は、上記実施形態では、図1に示すように上部フレーム10の一部であったが、上部フレーム10以外の構造物でもよい。後側構造物15は、上記実施形態では箱型であったが、中実でもよい。後側構造物15は、例えばカウンタウエイトなどでもよい。後側構造物15に取り付けられ、足場51aを活用した作業の対象となる物は、下部スプレッダ25でなくてもよい。
Although the
下部開口部73と上下方向Zに対向する物(下側構造物)は、ベースウエイト31以外の構造物でもよい。下部開口部73は、上下方向Zに対して傾斜することなく上下方向Zに延びてもよい(前後方向Xに直交してもよい)。下部開口部73は、前後方向Xに対して傾斜することなく前後方向Xに延びてもよい(上下方向Zに直交してもよい)。
The object (lower structure) facing the
図6に示す上部シャッター181、および図8に示す下部シャッター283の、両方が設けられてもよく、一方のみが設けられてもよい。図7に示す開閉装置182の構成要素の数は変更されてもよい。例えば、第1軸部材182eおよび第2軸部材182fのような軸部材の本数は、板部材181aの数や配置に応じて設定され、1本でもよく、3本以上でもよい。駆動部182mは、第1軸部材182eを回転させるモータでもよい。
Both the
1 吸気構造(建設機械の吸気構造)
15 後側構造物
31 ベースウエイト(下側構造物)
43 ファン
45 熱交換器
50 ガード
57 ガード後面部
71 上部開口部
73 下部開口部
181 上部シャッター
283 下部シャッター
C 冷却風
X 前後方向
1 Air intake structure (air intake structure for construction machinery)
15
43
Claims (7)
前記冷却風が当たる熱交換器と、
前記ファンおよび前記熱交換器を囲うガードと、
前記ガードよりも後側に配置され、前記ガードと前後方向に対向する後側構造物と、
を備え、
前記ガードは、
前記ガードの後側の面を構成し、前記ファンと前後方向に対向し、前記後側構造物と前後方向に対向し、前記冷却風が通らないように構成されたガード後面部と、
前記ガード後面部よりも上側かつ前記ガードの後側部分に配置され、前記冷却風が通るように形成される上部開口部と、
前記ガード後面部よりも下側かつ前記ガードの後側部分に配置され、前記冷却風が通るように形成される下部開口部と、
を備え、
前記上部開口部は、前記後側構造物と前後方向に対向し、前側ほど上側に配置されるように上下方向に対して傾斜する、
建設機械の吸気構造。 A fan that rotates around the rotation axis in the front-back direction and generates cooling air,
A heat exchanger hit by the cooling air,
A guard surrounding the fan and the heat exchanger,
A rear structure that is arranged on the rear side of the guard and faces the guard in the front-rear direction,
Equipped with
The guard is
A rear surface portion of the guard, which constitutes a rear surface of the guard, faces the fan in the front-rear direction, faces the rear structure in the front-rear direction, and is configured so that the cooling air does not pass therethrough.
An upper opening portion that is arranged above the guard rear surface portion and on the rear side portion of the guard, and is formed so that the cooling air flows therethrough,
A lower opening portion that is arranged below the guard rear surface portion and on the rear side portion of the guard, and is formed so that the cooling air passes therethrough,
Equipped with
The upper opening is opposed to the rear structure in the front-rear direction, and is inclined with respect to the vertical direction so that the front side is arranged on the upper side.
Air intake structure for construction machinery.
前記ガードよりも下側に配置され、前記ガードと上下方向に対向する下側構造物を備え、
前記下部開口部は、前記下側構造物と上下方向に対向し、前側ほど下側に配置されるように上下方向に対して傾斜する、
建設機械の吸気構造。 An intake structure for a construction machine according to claim 1, wherein
Arranged below the guard, comprising a lower structure facing the guard in the vertical direction,
The lower opening is opposed to the lower structure in the vertical direction, and is inclined with respect to the vertical direction such that the front side is arranged on the lower side.
Air intake structure for construction machinery.
前記熱交換器のコアの上下方向における寸法を高さhとし、
前記上部開口部および前記下部開口部のうち最も後側X2の位置から、前記熱交換器の後側端部までの、前後方向における寸法を距離Lとしたとき、
距離Lは、高さhの0.3倍以上である、
建設機械の吸気構造。 An intake structure for a construction machine according to claim 1 or 2, wherein
The height of the heat exchanger core in the vertical direction is defined as height h,
When the dimension in the front-rear direction from the position of the rearmost X2 of the upper opening and the lower opening to the rear end of the heat exchanger is a distance L,
The distance L is 0.3 times or more the height h,
Air intake structure for construction machinery.
前記上部開口部の前側端部の前後方向位置は、前記熱交換器の後側端部の前後方向位置よりも後側である、
建設機械の吸気構造。 An air intake structure for a construction machine according to any one of claims 1 to 3,
The front-rear position of the front end of the upper opening is rearward of the front-rear position of the rear end of the heat exchanger,
Air intake structure for construction machinery.
前記下部開口部の前側端部の前後方向位置は、前記上部開口部の前側端部の前後方向位置と同じ位置、または、前記上部開口部の前側端部の前後方向位置よりも前側である、
建設機械の吸気構造。 The intake structure for a construction machine according to claim 4,
The front-rear position of the front end of the lower opening is the same position as the front-rear position of the front end of the upper opening, or is the front side of the front-rear position of the front end of the upper opening,
Air intake structure for construction machinery.
前記上部開口部に設けられ、前記上部開口部を開閉する上部シャッターを備える、
建設機械の吸気構造。 An intake structure for a construction machine according to any one of claims 1 to 5,
An upper shutter that is provided in the upper opening and that opens and closes the upper opening is provided.
Air intake structure for construction machinery.
前記下部開口部に設けられ、前記下部開口部を開閉する下部シャッターを備える、
建設機械の吸気構造。 An air intake structure for a construction machine according to any one of claims 1 to 6,
A lower shutter that is provided in the lower opening and that opens and closes the lower opening,
Air intake structure for construction machinery.
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