JP6686938B2 - 駆動回路及びインクジェット記録装置 - Google Patents
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Description
2以上の所定数のノズルから各々インクを吐出させるための前記所定数の負荷を各々駆動する動作信号を出力する駆動回路であって、
前記所定数の負荷に対して各々動作信号を生成して出力する出力回路と、
前記所定数の動作信号の出力タイミングを複数の異なるタイミングにずらす遅延動作を行う遅延回路と、
不可逆的に無効とされることで前記遅延回路における前記遅延動作の有無に係る設定を切り替える遅延設定素子と、
前記遅延設定素子を無効にする設定信号を送信する設定回路と、
を備えることを特徴としている。
前記設定回路は、外部からの入力信号を入力させる入力端部を有し、当該入力端部からの所定の入力信号に応じて前記遅延設定素子を無効にすることを特徴としている。
前記設定回路は、所定の検査信号が入力されることで前記遅延設定素子が無効か否かを検出可能に形成されていることを特徴としている。
前記遅延設定素子が無効か否かを検出するための検出回路を有することを特徴としている。
前記検出回路には、所定の検査信号が入力された場合に前記遅延設定素子が無効か否かのうち少なくとも一方に応じて所定の報知動作を行う報知動作部が設けられていることを特徴としている。
前記出力回路は、複数の駆動波形データを時系列に従って取得する駆動波形入力部と、
インクの吐出データに従って、取得された前記複数の駆動波形データからいずれかを選択する波形選択部と、
前記選択された波形を当該波形に各々応じたアナログ信号に変換して前記動作信号として出力する動作信号生成部と、
を備え、
前記遅延回路は、前記駆動波形入力部により取得される駆動波形データの入力タイミングを遅延させることで、前記動作信号生成部から出力される前記動作信号の出力タイミングを遅延させる
ことを特徴としている。
前記遅延設定素子は、切断されることにより前記遅延回路のうち一部を分離させることで前記遅延動作を行わせない分離素子であり、前記設定回路に入力された前記設定信号に応じて前記遅延設定素子を切断することを特徴としている。
前記遅延回路はRC回路であり、
前記分離素子は、切断されることで当該RC回路からキャパシターを分離させることを特徴としている。
前記所定数の負荷は、それぞれ複数のブロックのいずれかに属し、
前記遅延回路は、当該複数のブロック間で前記出力タイミングを互いに異ならせる
ことを特徴としている。
請求項1〜9のいずれか一項に記載の駆動回路と、
前記駆動回路から各々出力される前記動作信号が入力されて駆動される複数の負荷と、当該負荷の動作によってインクを吐出する複数のノズルとを有する記録部と、
を備えることを特徴とするインクジェット記録装置である。
インクジェット記録装置1は、本体部2と、インクジェットヘッド3とを備える。ここでは、インクジェットヘッド3として1つのみが示されているが、インクジェット記録装置1が複数のインク色を吐出させるカラープリンターである場合には、インクジェットヘッド3は、当該複数のインク色(例えば、イエロー、マゼンタ、シアン、ブラックの4色)にそれぞれ対応して設けられる。また、同色のインク吐出に係るインクジェットヘッド3を複数設けて更にノズル数を増やしても良い。本体部2とインクジェットヘッド3との間は、例えば、FPC(Flexible Printed Circuit)などで接続されている。
駆動パルス生成部33及び遅延部34は、まとめて本発明の実施形態の駆動回路30として半導体基板などに配置、形成される。
なお、ここでは、シフトレジスター331、ラッチ回路332、波形選択部333及びバッファーアンプ334を互いに接続する配線、並びにバッファーアンプ334から第4動作部32dに駆動電圧信号を出力する出力端子は、一部のみが描かれている。
なお、第3遅延部34cの回路構成は第1遅延部34a及び第2遅延部34bの回路構成と同一であるので、記載を省略する。
図8は、遅延部34の外部端子にヒューズ345aの切断有無を検出する構成を接続した場合の構成を示す図である。
図9は、遅延部34の回路構成の変形例を示す図である。
図10(a)の変形例では、ダイオード346aのアノード側を接地せずに直接外部端子に接続している。この場合、当該外部端子に正の電圧を印加し、他方のダイオード347aのカソードが接続される外部端子に負の電圧を印加することで、余裕を持って高電圧をヒューズ345aに印加して大電流を流し、ヒューズ345aを切断させることができる。また、外部端子に印加される正の電圧と負の電圧の絶対値を等しくすることで、信号回路部分には、大きな電圧が印加されない。
この変形例では、図10(b)に示した変形例における機能素子349aがヒューズ345aに置き換えられている。
この場合、ヒューズ345aが切断されていない状態では、信号経路における抵抗素子341aがこのヒューズ345aによってバイパスされる。これにより、駆動信号発生回路25から入力された駆動信号は遅延を伴わずに第1駆動パルス生成部33aに出力される。一方、外部端子に負の電圧のヒューズ切断信号が入力されてヒューズ345aが切断されると、抵抗素子341aが機能することになり、抵抗素子341aとキャパシター342aとにより遅延回路として働くことになる。このように、当初段階では(遅延設定素子が有効な状態では)遅延動作が生じず、ヒューズ345aが切断される(遅延設定素子が無効とされる)ことで、遅延動作が生じる状態に変更される(遅延動作を有効とする)回路を用いることもできる。
このように、切断経路340aを介して遅延設定素子の切替を一度行えば、遅延部34の動作を無効化する設定を行うことができ、その後スイッチング素子などのように電力供給を行わなくても当該設定を維持してユーザーに使用させることができる。したがって、設定検査時やユーザーの使用時に負担をかけず、また、コストの上昇を抑えながら、容易にインク吐出周期の位相ずれ有無のいずれにも対応して設定を行うことができる。
このように、駆動電圧信号の出力タイミングを圧電素子に対して個別に異ならせず、動作部単位で行うことができるので、容易な構成により必要な範囲で瞬間消費電力の低減を図り、また、遅延動作の無効化を簡便に行うことができる。
このようなインクジェット記録装置1により、当該インクジェット記録装置1の使用用途、特に、業務用途などに応じて消費電力と画質のどちらを優先するかを容易に設定することができ、設定後にユーザーに設定維持などにかかる手間や負担をかけない。また、設定に係る構成を設けるコストを低減することができる。すなわち、容易にインク吐出周期の位相ずれ有無のいずれにも対応して設定を行うことができる。
例えば、上記実施の形態では、3サイクル駆動されるチャネルが設けられたインクジェットヘッドを例に挙げて説明したが、インクを吐出するチャネルとインクを吐出しないダミーチャネルとを交互に設けて、全てのチャネルから同時にインクを吐出させる独立駆動が行われるインクジェットヘッドであっても良い。
その他、上記実施の形態で示した構成、回路配置や動作手順などの具体的な細部は、本発明の趣旨を逸脱しない範囲において適宜変更可能である。
2 本体部
3 インクジェットヘッド
21 CPU
22 入出力インターフェイス
23 メモリー
24 制御回路
25 駆動信号発生回路
26 ユニット制御部
30 駆動回路
31 ノズル列
31a 第1ノズル列
31b 第2ノズル列
31c 第3ノズル列
31d 第4ノズル列
32 吐出動作部
32a 第1動作部
32b 第2動作部
32c 第3動作部
32d 第4動作部
33 駆動パルス生成部
33a 第1駆動パルス生成部
33b 第2駆動パルス生成部
33c 第3駆動パルス生成部
33d 第4駆動パルス生成部
331 シフトレジスター
332 ラッチ回路
333 波形選択部
333a カウンター
333b アウトプットパターンレジスター
334 バッファーアンプ
34 遅延部
34a 第1遅延部
34b 第2遅延部
34c 第3遅延部
340a、340b 切断経路
341a、343a、341b、343b 抵抗素子
342a、342b キャパシター
344a、344b バッファー
345a、345b ヒューズ
346a、347a、346b、347b ダイオード
349a 機能素子
501 抵抗素子
502 LED
503 スイッチング素子
PLSTIM0〜PLSTIM2 駆動信号
SI 画素データ
STB−1〜STB−3 ノズル群選択信号
Claims (10)
- 2以上の所定数のノズルから各々インクを吐出させるための前記所定数の負荷を各々駆動する動作信号を出力する駆動回路であって、
前記所定数の負荷に対して各々動作信号を生成して出力する出力回路と、
前記所定数の動作信号の出力タイミングを複数の異なるタイミングにずらす遅延動作を行う遅延回路と、
不可逆的に無効とされることで前記遅延回路における前記遅延動作の有無に係る設定を切り替える遅延設定素子と、
前記遅延設定素子を無効にする設定信号を送信する設定回路と、
を備えることを特徴とする駆動回路。 - 前記設定回路は、外部からの入力信号を入力させる入力端部を有し、当該入力端部からの所定の入力信号に応じて前記遅延設定素子を無効にすることを特徴とする請求項1記載の駆動回路。
- 前記設定回路は、所定の検査信号が入力されることで前記遅延設定素子が無効か否かを検出可能に形成されていることを特徴とする請求項1又は2記載の駆動回路。
- 前記遅延設定素子が無効か否かを検出するための検出回路を有することを特徴とする請求項1又は2記載の駆動回路。
- 前記検出回路には、所定の検査信号が入力された場合に前記遅延設定素子が無効か否かのうち少なくとも一方に応じて所定の報知動作を行う報知動作部が設けられていることを特徴とする請求項4記載の駆動回路。
- 前記出力回路は、複数の駆動波形データを時系列に従って取得する駆動波形入力部と、
インクの吐出データに従って、取得された前記複数の駆動波形データからいずれかを選択する波形選択部と、
前記選択された波形を当該波形に各々応じたアナログ信号に変換して前記動作信号として出力する動作信号生成部と、
を備え、
前記遅延回路は、前記駆動波形入力部により取得される駆動波形データの入力タイミングを遅延させることで、前記動作信号生成部から出力される前記動作信号の出力タイミングを遅延させる
ことを特徴とする請求項1〜5のいずれか一項に記載の駆動回路。 - 前記遅延設定素子は、切断されることにより前記遅延回路のうち一部を分離させることで前記遅延動作を行わせない分離素子であり、前記設定回路に入力された前記設定信号に応じて前記遅延設定素子を切断することを特徴とする請求項1〜6のいずれか一項に記載の駆動回路。
- 前記遅延回路はRC回路であり、
前記分離素子は、切断されることで当該RC回路からキャパシターを分離させることを特徴とする請求項7記載の駆動回路。 - 前記所定数の負荷は、それぞれ複数のブロックのいずれかに属し、
前記遅延回路は、当該複数のブロック間で前記出力タイミングを互いに異ならせる
ことを特徴とする請求項1〜8のいずれか一項に記載の駆動回路。 - 請求項1〜9のいずれか一項に記載の駆動回路と、
前記駆動回路から各々出力される前記動作信号が入力されて駆動される複数の負荷と、当該負荷の動作によってインクを吐出する複数のノズルとを有する記録部と、
を備えることを特徴とするインクジェット記録装置。
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