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JP6694777B2 - ウェビング巻取装置 - Google Patents
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JP6694777B2 - ウェビング巻取装置 - Google Patents

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Description

本発明は、ウェビング巻取装置に関する。
下記特許文献1には、車両の緊急時に、スプールがフォースリミッタ荷重以上で引出方向へ回転されることが可能とされたウェビング巻取装置が開示されている。この文献に記載されたウェビング巻取装置では、ロックリングの回転が規制された状態と許容された状態とが切替えられることで、フォースリミッタ荷重が切替えられるようになっている。
ところで、フォースリミッタ荷重を切替えることが可能とされたウェビング巻取装置では、構成部品の点数の削減が望まれている。
特開2013−216160号公報
本発明は上記事実を考慮し、構成部品の点数を削減することができるウェビング巻取装置を得ることが目的である。
請求項1記載のウェビング巻取装置は、乗員に装着されるウェビングが巻取られ、前記ウェビングが引出されることで引出方向へ回転されるスプールと、車両の緊急時に回転が規制されることで前記スプールの引出方向への回転が制限されるロック部と、前記ロック部に対する前記スプールの引出方向への回転が制限されている際に、前記スプールのフォースリミッタ荷重以上での引出方向への回転を許容するフォースリミッタ機構と、回転が規制された状態と回転可能とされた状態とが切替えられることで前記フォースリミッタ荷重の荷重値が切替えられる切替部材と、前記切替部材が配置される切替部材配置部と、前記切替部材に係合されることで前記切替部材配置部に配置された前記切替部材の回転軸方向への変位を規制する規制部と、を有し、前記規制部と一体に形成された配置部材と、を備えている。
請求項2記載のウェビング巻取装置は、請求項1記載のウェビング巻取装置において、前記規制部が、前記切替部材と離間する方向へ弾性変形されることで生じた復元力によって前記切替部材側を付勢する。
請求項3記載のウェビング巻取装置は、請求項1又は請求項2記載のウェビング巻取装置において、前記規制部には、回転された前記切替部材の一部に押圧されることで前記規制部が前記切替部材と離間する方向へ変形される被押圧部が設けられている。
請求項1記載のウェビング巻取装置によれば、ウェビングがスプールから引出されることで、スプールが引出方向へ回転される。また、車両の緊急時にロック部の回転が規制されると、スプールの引出方向への回転が制限されて、ウェビングのスプールからの引出が制限される。さらに、フォースリミッタ機構へ作用する荷重がフォースリミッタ荷重以上となると、スプールの引出方向への回転が許容されて、ウェビングのスプールからの引出が許容される。ここで、請求項1記載の発明では、切替部材が配置部材の切替部材配置部に配置されている。そして、切替部材の回転が規制された状態と回転可能とされた状態とが切替えられることで上記フォースリミッタ荷重の荷重値を切替えることができる。また、請求項1記載の発明では、切替部材に係合されることで切替部材配置部に配置された切替部材の変位を規制する規制部が配置部材に設けられている。このように、請求項1記載の発明では、切替部材の変位を規制する部材を配置部材とは別に設けることが不要となり、ウェビング巻取装置を構成する部品の点数を削減することができる。
請求項2記載のウェビング巻取装置によれば、弾性変形された規制部に作用する復元力により、当該規制部を切替部材側へ付勢することができる。これにより、切替部材が切替部材配置部内で変位することによる異音の発生を抑制することができる。
請求項3記載のウェビング巻取装置によれば、規制部の被押圧部が、回転された切替部材の一部に押圧されると、規制部が、切替部材と離間する方向へ変形される。これにより、切替部材の回転が、規制部によって妨げられることを抑制することができる。
本実施形態に係るウェビング巻取装置の主要部の構成を示す分解斜視図である。 図1に示されたウェビング巻取装置のクラッチ機構の構成を示す分解斜視図である。 図1に示されたウェビング巻取装置のクラッチ機構をスプールとは反対側から見た分解斜視図である。 図2及び図3に示されたウェビング巻取装置のクラッチ機構をスプールとは反対側から見た正面図である。 (A)は、図4に示されたクラッチ機構のクラッチプレートがロックリング側へ回動し始めた状態を示す図であり、(B)は、クラッチプレートがロックリングに噛合った状態を示す図である。 図1に示されたウェビング巻取装置のフォースリミッタ荷重切替機構を示す分解斜視図である。 図6に示されたフォースリミッタ荷重切替機構の組立完了時の状態を示す斜視図である。 (A)(B)(C)及び(D)は、ボディに設けられたロックリング係合爪を各方向から見た拡大図である。 (A)は回転される前のロックリングに係合されたロックリング係合爪等を示す拡大図であり、(B)及び(C)は(A)に示された矢印9B及び矢印9Cで示された方向から見たロックリング係合爪等をそれぞれ示す拡大図である。 (A)はロックリングが回転されることで当該ロックリングの切欠部内に配置されたロックリング係合爪等を示す拡大図であり、(B)及び(C)は(A)に示された矢印10B及び矢印10Cで示された方向から見たロックリング係合爪等をそれぞれ示す拡大図である。 (A)は図10(A)に示された状態からロックリングがさらに回転された際のロックリング係合爪等を示す拡大図であり、(B)及び(C)は(A)に示された矢印11B及び矢印11Cで示された方向から見たロックリング係合爪等をそれぞれ示す拡大図である。
図1〜図9を用いて、本発明の実施形態に係るウェビング巻取装置について説明する。
図1に示されるように、本発明の実施形態に係るウェビング巻取装置10は、フレーム12と、スプール20と、ウェビング22と、ロック部としてのロックギヤ24と、フォースリミッタ機構31を構成するメイントーションシャフト32、トリガワイヤ40、サブトーションシャフト44及びクラッチ機構52と、を備えている。また、図6に示されるように、ウェビング巻取装置10は、フォースリミッタ荷重切替機構120を備えている。以下、先ずフレーム12について説明し、次いでスプール20、ウェビング22、ロックギヤ24、メイントーションシャフト32、トリガワイヤ40、サブトーションシャフト44、クラッチ機構52及びフォースリミッタ荷重切替機構120についてこの順で説明する。
図1に示されるように、フレーム12は、平面視で略凹形状に形成されていると共に、車体に固定される板状の背板14を備えている。また、背板14の幅方向両端部からは脚片16,18が略直角に延出されている。なお、脚片18の外側には、周知のロック機構(図示省略)が取付けられている。
スプール20は、軸方向に貫通する貫通孔21を有する円筒状に形成されており、フレーム12の脚片16と脚片18との間に配置されている。スプール20は、軸線方向が脚片16と脚片18との対向方向に沿う状態で配置されており、後述するメイントーションシャフト32、サブトーションシャフト44等を介してフレーム12に回転可能に支持されている。
ウェビング22は、乗員の身体に装着されるものであり、その長手方向一端部である基端部がスプール20に係止されている。スプール20は、一方の回転方向である巻取方向(図1等の矢印Aの方向)へ回転することでウェビング22を基端側から巻取って収納する構成となっている。
ロックギヤ24は、スプール20の軸方向一方側にスプール20と同軸上に配置されている。このロックギヤ24の外周部にはギヤ部26が形成されている。また、このロックギヤ24の軸心部には、軸方向に貫通する貫通孔28が形成されており、当該貫通孔28の内周部には、スプライン状の被係合部30が形成されている。
ロックギヤ24は、車両の急減速時及びスプール20が急激に引出方向へ回転した際に、ロック部材(図示省略)と係合する。その結果、ロックギヤ24の引出方向(図1等の矢印Bの方向)への回転が規制(ロック)され、スプール20の引出方向への回転が規制される。
メイントーションシャフト32は、スプール20及びロックギヤ24と同軸上に配置されていると共に、スプール20の貫通孔21及びロックギヤ24の貫通孔28にそれぞれ挿入されている。このメイントーションシャフト32には、その長手方向中央部にスプライン状の第一係合部34が形成されると共に、その先端部に同じくスプライン状の第二係合部36が形成されている。そして、この第一係合部34がロックギヤ24の被係合部30と係合されることにより、メイントーションシャフト32は、ロックギヤ24に一体回転可能に固定されている。また、第二係合部36が、スプール20の内周部における軸線方向中間部に形成された図示しない被係合部と係合されることにより、メイントーションシャフト32がスプール20に一体回転可能に固定されている。このメイントーションシャフト32における第一係合部34と第二係合部36との間の部分は、後述する如くウェビング22の引張りに供される乗員の運動エネルギを吸収するための第一エネルギ吸収部38として構成されている。
トリガワイヤ40の基端部40Aは、ロックギヤ24における貫通孔28よりも径方向外側の位置に形成された孔部29に挿入されて、ロックギヤ24に係止されている。一方、トリガワイヤ40における基端部40Aよりも先端側は、貫通孔21と並行してスプール20に形成された孔部42に挿入されており、その先端部40Bは、スプール20から軸方向他方側に突出されている。
サブトーションシャフト44は、メイントーションシャフト32と同軸上に配置されており、その長手方向中央部よりも基端側は、スプール20の貫通孔21に挿入されている。一方、このサブトーションシャフト44の長手方向中央部よりも先端側は、スプール20から軸方向他方側に突出されている。このサブトーションシャフト44には、その基端部に少なくとも一部がスプライン状の第一係合部46が形成されると共に、その先端部には、同じくスプライン状の第二係合部48が形成されている。また、第一係合部46は、スプール20の内周部における軸線方向中間部に形成された図示しない被係合部と係合されており、これにより、サブトーションシャフト44は、スプール20に一体回転可能に固定されている。さらに、このサブトーションシャフト44における第一係合部46と第二係合部48との間の部分は、後述する如くウェビング22の引張りに供される乗員の運動エネルギを吸収するための第二エネルギ吸収部50として構成されている。
図2及び図3に示されるように、クラッチ機構52は、スリーブ54と、クラッチガイド64と、クラッチベース82と、クラッチカバー88と、一対のクラッチプレート100と、スクリュー108と、一対のコイルスプリング98とを備えている。なお、図5(A)には、このクラッチ機構52の作動途中の状態が示されており、図5(B)には、このクラッチ機構52の作動が完了した状態が示されている。
図3に示されるように、スリーブ54は、サブトーションシャフト44と同軸上に配置されている。このスリーブ54の軸心部には、軸方向に貫通する貫通孔56が形成されており、この貫通孔56には、上述のサブトーションシャフト44が遊挿されている。また図2に示されるように、このスリーブ54の内周部における先端側には、スプライン状の被係合部58が形成されている。そして、この被係合部58にサブトーションシャフト44の第二係合部48(図3参照)が係合されることにより、スリーブ54は、サブトーションシャフト44に一体回転可能に固定されている。また、このスリーブ54における基端側は、円形状の外形を有する支持部60とされており、このスリーブ54における支持部60よりも先端側は、六角形状の外形を有する嵌合部62とされている。
クラッチガイド64は、樹脂製とされており、軸方向に貫通する貫通孔66を有する環状に形成されている。この貫通孔66には、上述の支持部60が挿入されており、これにより、クラッチガイド64は、スリーブ54に相対回転可能に支持されている。このクラッチガイド64における周方向の二箇所の位置には、コイルスプリング98を収容する一対のコイルスプリング収容部68が形成されている。これらのコイルスプリング収容部68は、クラッチガイド64の中央部を中心とする点対称状に配置されており、それぞれ、クラッチガイド64の周方向に延びる外側壁部70及び内側壁部72と、クラッチガイド64の径方向に延びて外側壁部70と内側壁部72の各端部を連結する連結壁部74とを有する略J字形状に形成されている。また、外側壁部70には、周方向を長手方向とする長孔状のガイド孔70Aが形成されている。
また、このクラッチガイド64には、クラッチプレート100を収容する一対のクラッチプレート収容部76が各コイルスプリング収容部68に隣接して形成されている。これらのクラッチプレート収容部76には、連結壁部74から内側壁部72と反対側に向けて延びる第一支持壁部78と、連結壁部74に対する外側壁部70とは反対側に連結壁部74と離間して第二支持壁部80と、が立設されている。
クラッチベース82は、環状の被嵌合部84を有して構成されている。この被嵌合部84の内側には、スリーブ54の嵌合部62が嵌合(圧入)されており、これにより、クラッチベース82は、スリーブ54に一体回転可能に固定されている。なお、他の実施形態では、スリーブ54とクラッチベース82を一体に形成してもよい。また、このクラッチベース82には、被嵌合部84から外側に突出する一対の係止部86が形成されている。これらの係止部86は、後述するクラッチプレート100に形成されたアーム部102の基端部と係止されている。
クラッチカバー88は、スリーブ54と同軸上に配置されると共に、クラッチガイド64に対してスプール20とは反対側に配置され、かつクラッチガイド64と対向して配置されている。このクラッチカバー88は、軸方向に貫通する貫通孔90を有する環状に形成されており、その内周部には、径方向内側に突出する嵌合爪92が複数形成されている。そして、貫通孔90にスリーブ54の嵌合部62が挿入されると共に、複数の嵌合爪92が嵌合部62と嵌合されることにより、クラッチカバー88は、スリーブ54、ひいては、サブトーションシャフト44に一体回転可能に固定されている。
また、このクラッチカバー88における周方向の二箇所の位置には、一対のスプリング係止爪部94が設けられており、これら一対のスプリング係止爪部94は、クラッチカバー88の中央部を中心とする点対称状に配置されている。そして、これら一対のスプリング係止爪部94には、クラッチガイド64のコイルスプリング収容部68に配置されたコイルスプリング98の一端部がそれぞれ係止されている。また、一方のスプリング係止爪部94の外周部には、ガイド爪部96が設けられている。そして、このガイド爪部96が、クラッチガイド64に設けられたガイド孔70A内に配置されると共に当該ガイド孔70Aに沿って移動されることにより、クラッチガイド64が、クラッチカバー88に対して、図5(B)に示される作動位置と、図4に示される非作動位置との間で相対回転可能とされている。
図2に示されるように、クラッチプレート100は、クラッチカバー88とクラッチガイド64との間に配置されている。このクラッチプレート100は、アーム部102と、このアーム部102の先端部に形成された円弧部104とを有している。アーム部102の基端部には、クラッチカバー88側に突出すると共にサブトーションシャフト44の軸方向に沿って延びる回動軸106が形成されている。そして、この回動軸106がクラッチカバー88に形成された孔部89に挿入されることにより、クラッチプレート100は、クラッチカバー88に回動可能に支持されている。また、円弧部104の外周部(クラッチプレート100の先端部)には、平歯状のローレット歯104Aが形成されている。
図3に示されるように、スクリュー108は、ネジ部110と、このネジ部110よりも大径の押え部112とを有して構成されている。ネジ部110は、サブトーションシャフト44の先端部に形成されたネジ孔45(図1参照)に螺合されており、これにより、スクリュー108は、サブトーションシャフト44の先端部に固定されている。また、このように、スクリュー108がサブトーションシャフト44の先端部に固定された状態では、スリーブ54の先端部に押え部112が当接される。そして、これにより、スリーブ54のサブトーションシャフト44に対する抜き方向への移動が制限されている。なお、この状態では、クラッチガイド64は、クラッチカバー88とスプール20とによって軸方向の移動を制限されている。
また、図2及び図3に示されるように、上述のクラッチガイド64及びクラッチカバー88には、孔部65,91がそれぞれ形成されている。これらの孔部65,91は、クラッチガイド64がクラッチカバー88に対して非作動位置に配置された状態で互いに対向するように形成されており、これらの孔部65,91には、トリガワイヤ40の先端部40B(図1参照)がそれぞれ挿入されている。これにより、クラッチガイド64は、非作動位置に配置された状態でスプール20及びクラッチカバー88に対する相対回転を制限されている(クラッチガイド64が非作動位置に拘束されている)。
またさらに、上述の如くクラッチガイド64が非作動位置に拘束された状態では、コイルスプリング98が、クラッチガイド64のコイルスプリング収容部68(連結壁部74)とクラッチカバー88のスプリング係止爪部94との間で圧縮されている。
一方、この状態では、クラッチカバー88の孔部89(クラッチプレート100の回動軸106)と連結壁部74との間隔が十分に確保された状態となり、クラッチプレート100は、ローレット歯104Aがクラッチガイド64の外周部よりも内側に納まるように、クラッチプレート収容部76に収容される。また、この状態では、円弧部104の先端に連結壁部74が当接されている。
図6及び図7に示されるように、フォースリミッタ荷重切替機構120は、箱状に形成された配置部材としてのボディ122と、ガス発生装置としてのガスジェネレータ194と、このガスジェネレータ194によって発生したガスの圧力を受けて作動するピストン部160と、ピストン部160の一部を内部に収容するシリンダ部204と、を備えている。また、フォースリミッタ荷重切替機構120は、ピストン部160に押圧されることで変位される切替部材としてのパウル150と、このパウル150によって回転が規制され又はこの規制が解除される切替部材としてのロックリング190と、を備えている。
ボディ122は、樹脂材料を用いて形成されていると共に、フレーム12の脚片16側(図1参照)へ開口するように形成されている。具体的には、ボディ122は、後述するパウル150、ピストン部160の一部が収容される第1収容部124と、ロックリング190が回転可能に収容される切替部材配置部としての第2収容部125と、を備えている。
第1収容部124には、ピストン部160を移動可能に収容する収容溝130がフレーム12の脚片16側(図1参照)へ開口するように形成されている。さらに、第1収容部124には、パウル150が収容されると共に、上記の収容溝130と接続された凹部132がフレーム12の脚片16側(図1参照)へ開口するように形成されている。また、凹部132には、パウル150の軸部152を回転可能に支持する軸支部132Aが立設置されていると共にパウル150の支持部132A回りの回転を規制するシェアピン132Bが立設されている。
第2収容部125には、ロックリング190が収容される凹部138がフレーム12の脚片16側(図1参照)へ開口するように形成されている。また、この凹部138には、スプール20(図1参照)の軸芯と同芯となる円形の開口140が形成されおり、この開口140の縁部には、ロックリング190側へ向けて突出すると共に当該ロックリング190の回転軸方向他方側(脚片16(図1参照)側とは反対側)の面190Cに当接する突起部143(図9(C)も参照)が形成されている。また、第2収容部125には、凹部138内に配置されたロックリング190に係合することで当該ロックリング190の脚片16側への移動を規制する規制部としての3つのロックリング係合爪139が設けられている。
以上説明したボディ122は、脚片16外側(図1参照)に固定されている。
ガスジェネレータ194は、略円柱状に形成されていると共に、一端部はガスが噴出するガス噴出部194Aとされていると共に、他端部は配線が接続される配線接続部194Bとされている。このガスジェネレータ194は、ガス噴出部194A側から後述するシリンダ部204の第2筒状部204Bに挿入されると共に、固定部材195を用いてシリンダ部204に固定されている。
パウル150は、金属製の材料を用いてブロック状に形成されていると共に、断面略円形状の軸部152と、この軸部152の径方向外側へ延出するように形成されたアーム部154及び係合部156と、を備えている。また、軸部152は、ボディ122の第1収容部124に設けられた軸支部132Aに回転可能に支持されている。また、パウル150には、断面円形状の係止孔158が形成されている。そして、ボディ122の第1収容部124に設けられたシェアピン132Bが係止孔158に挿入されることで、パウル150の支持部132A回りの回転が規制されるようになっている。また、シェアピン132Bが係止孔158に挿入された状態では、係合部156が後述するロックリング190の切欠部192に係合している。なお、この状態のパウル150の位置を「ロック位置」というものとする。また、パウル150がロック位置に位置している状態では、アーム部154が後述するピストン部160の押圧部160Cと近接して配置されるようになっている。
図4に示されるように、ロックリング190は、金属製の材料を用いて略環状に形成されており、このロックリング190は、クラッチ機構52の外周側において、クラッチ機構52と同軸上に配置されている。また、図6に示されるように、ロックリング190の内周部には、平歯状のローレット歯190Aが形成されている。さらに、ロックリング190の外周部には、断面略三角形状の切欠部192が形成されており、この切欠部192はロックリング190の径方向外側へ開口されている。以上説明したロックリング190は、ボディ122の第2収容部125に形成された凹部138に収容された状態で、当該ボディ122に対して回転可能に支持されている。
図6に示されるように、ピストン部160は、樹脂材料を用いて形成されており、このピストン部160の基端側は、略円柱状に形成されていると共に後述するシリンダ部204の第1筒状部204Aに挿入される挿入部160Aとされている。また、挿入部160Aの軸方向の中間部の外周部には、その周方向に沿って凹溝としてのOリング取付溝160Bが形成されている。そして、ゴム等の粘弾性を有する材料を用いて形成されたOリング208が、Oリング取付溝160Bに係合されることで、Oリング208が、ピストン部160に取付けられている。
また、挿入部160Aにおいて後述する押圧部160Cが設けられた側とは反対側の端部は、すなわち、挿入部160AにおいてOリング取付溝160Bが形成された部位よりも基端側の部位は、押圧部160Cとは反対側に向かうにつれて次第に窄まるように形成された窄み部160Dとされている。また、窄み部160Dには、縁部が略V字状とされた4つのV字溝160Eが形成されており、このV字溝160Eの一端部は、Oリング取付溝160Bに接続されている。
また、ピストン部160の先端側には、パウル150のアーム部154(図6参照)を押圧する押圧部160Cが設けられている。さらに、ピストン部160の先端側には、ボディ122の第1収容部124に設けられた収容溝130(図6参照)内に配置されると共に当該収容溝130に沿って移動するガイドブロック部160Gが押圧部160Cと隣合って設けられている。
シリンダ部204は、金属製の材料を用いて形成されている。具体的には、シリンダ部204は、筒状に形成されていると共に前述のピストン部160の挿入部160Aが挿入される第1筒状部と、当該第1筒状部に連通されていると共に内部にガスジェネレータ194のガスが供給される第2筒状部204Bと、を備えている。第1筒状部の内周面は、前述のOリング208の形状に対応して円筒面状に形成されている。第2筒状部204Bにおける第1筒状部とは反対側の端部は、ガスジェネレータ194が係合される被係合部204Fとされている。
また、シリンダ部204は、舌片状に形成された固定フランジ部204Hを備えている。そして、このフランジ部204Hがボディ122に固定されることで、シリンダ部204がボディ122に取付けられるようになっている。
次に、本実施形態の要部であるボディ122に設けられたロックリング係合爪139の細部の構成について説明する。なお、以下の説明において軸方向、径方向、周方向を用いる場合は、ロックリング190の回転軸方向、回転周方向、回転径方向を示すものとする。なお、ロックリング190の回転軸方向、回転周方向、回転径方向は、スプール20の回転軸方向、回転周方向、回転径方向と一致している。
図6及び図8に示されるように、ロックリング係合爪139は、ボディ122と一体に形成されている。図9(C)に示されるように、ロックリング係合爪139は、ボディ122に設けられた図示しないロックリング係合歯支持部から径方向内側に向けて延びる第1延在部139Aと、第1延在部139Aの径方向内側の端部から軸方向一方側(脚片16(図1参照)側)へ向けて延びる第2延在部139Bと、を備えている。第2延在部139Bは、ボディ122に形成された開口145に挿通されており、これにより、第2延在部139Bにおける第1延在部139Aとは反対側の部分が、ボディ122においてロックリング190が配置される側(第2収容部125側)へ突出されている。
また、ロックリング係合爪139は、第2延在部139Bの軸方向一方側の端部から径方向内側に向かうにつれて軸方向他方側へ傾斜して延びる第3延在部139Cと、第3延在部139Cの径方向内側の端部から軸方向他方側へ向けて突出する先端部139Dと、を備えている。そして、この先端部139Dが、ロックリング190の軸方向一方側の面190Bに当接して、当該ロックリング190が先端部139Dと突起部143との間に挟込まれることで、ロックリング190の軸方向への移動が規制されている。ここで、本実施形態では、ロックリング係合爪139の第1延在部139A、第2延在部139B及び第3延在部139Cが撓み変形(弾性変形)可能とされている。これにより、ロックリング係合爪139の先端部139Dが、ロックリング190と離間する方向へ変位可能となっている。また、ロックリング係合爪139の第1延在部139A、第2延在部139B及び第3延在部139Cが撓み変形することによって生じる復元力によって、当該ロックリング係合爪139の先端部139Dがロックリング190の軸方向一方側の面190Bを付勢している。
図8(A)〜(D)に示されるように、第3延在部139Cの周方向他方側(矢印A方向側)の端面は、軸方向一方側から見て径方向内側に向かうにつれて周方向一方側(矢印B方向側)へ傾斜された被押圧部としての第1被押圧面139Eとされている。また、先端部139Dの周方向他方側(矢印A方向側)の端面は、径方向内側から見て軸方向他方側に向かうにつれて周方向一方側(矢印B方向側)へ傾斜された被押圧部としての第2被押圧面139Fとされている。
(本実施形態の作用並びに効果)
次に、本実施形態の作用並びに効果について説明する。
図1に示されるように、本実施形態に係るウェビング巻取装置10では、スプール20、ロックギヤ24、メイントーションシャフト32、サブトーションシャフト44、及びクラッチ機構52(スリーブ54、クラッチベース82、クラッチプレート100及びスクリュー108を含む)が一体に巻取方向及び引出方向へ回転可能に構成されている。そのため、ウェビング22がスプール20から引出されることで、ウェビング22が車両の乗員の身体に装着されるようになっている。また、ウェビング22が車両の乗員の身体に装着された状態で、例えば、車両が急減速状態になり、ロック機構が作動すると、ロックギヤ24の引出方向への回転が阻止される。その結果、このロックギヤ24にメイントーションシャフト32を介して連結されたスプール20の引出方向への回転が制限されて、スプール20からのウェビング22の引出しが制限される。したがって、車両前方へ移動しようとする乗員の身体がウェビング22によって拘束される。
また、ロックギヤ24の引出方向への回転が阻止された状態で、更に大きな力で乗員の身体がウェビング22を引張り、この引張力に基づく引出方向へのスプール20の回転力がメイントーションシャフト32の第一エネルギ吸収部38の耐捩れ荷重(耐変形荷重)を上回ると、フォースリミッタ機構31が作動されて、第一エネルギ吸収部38の捩れ(変形)により、スプール20のフォースリミッタ荷重(第一エネルギ吸収部38の耐捩れ荷重)以上での引出方向への回転が許容される。
したがって、第一エネルギ吸収部38の捩れによりスプール20が引出方向へ回転されてスプール20からウェビング22が引出されることで、ウェビング22による乗員の胸部への負荷(負担)が軽減される。また第一エネルギ吸収部38の捩れ分だけウェビング22の引張りに供される乗員の運動エネルギが吸収される。
一方、上述のように、ロックギヤ24に対してスプール20が引出方向に回転されるということは、ロックギヤ24がスプール20に対して相対的に巻取方向へ回転されると言うことである。したがって、ロックギヤ24がスプール20に対して巻取方向へ相対回転されると、トリガワイヤ40における基端部40Aよりも先端側がスプール20の孔部42に挿入されたまま、このトリガワイヤ40の基端部40Aがメイントーションシャフト32の周方向に移動されるので、このトリガワイヤ40における基端部40Aよりも先端側が孔部42に対してロックギヤ24側に引張られる。
これにより、トリガワイヤ40の先端部40Bがクラッチガイド64の孔部65とクラッチカバー88の孔部91から引抜かれて、スプール20及びクラッチカバー88に対するクラッチガイド64の相対回転の阻止状態が解消される。
そして、コイルスプリング98の付勢力により、クラッチガイド64が非作動位置から作動位置へと回転されると、クラッチカバー88の孔部89(クラッチプレート100の回動軸106)とクラッチガイド64の連結壁部74との間隔が短くなり、クラッチプレート100の円弧部104の先端が連結壁部74によってクラッチガイド64の接線方向に押圧(案内)される。これにより、クラッチプレート100がロックリング190側へ回動され(図5(A)の矢印R参照)、クラッチプレート100のローレット歯104Aがロックリング190のローレット歯190Aと噛合う(図5(B)図示状態)。これにより、クラッチプレート100とロックリング190とが結合される。また、このときには、クラッチベース82に形成された係止部86がクラッチプレート100のアーム部102の基端部を引出方向へ押すことにより、クラッチプレート100がロックリング190に押付けられ、両者の結合状態が維持される。これにより、クラッチ機構52(スリーブ54、クラッチベース82及びクラッチプレート100)の引出方向への回転と一体に、ロックリング190が引出方向へ回転しようとする。
また、図示しない制御装置は、体格検出手段からの信号に基づいて、乗員の体格が予め定められた基準値以上であるか否かを判定すると共に、衝突検出手段からの信号に基づいて、車両が衝突したか否かを判定している。そして、制御装置が、乗員の体格が予め定められた基準値以上であると判定した場合では、図6及び図7に示されたガスジェネレータ194が作動されないため、パウル150の係合部156が、ロック位置に配置されて、ロックリング190の切欠部192に係合している。このため、ロックリング190の引出方向への回転がロック(阻止)されることで、クラッチ機構52(スリーブ54、クラッチベース82及びクラッチプレート100)の引出方向への回転が阻止される。
そして、図1に示されるように、スリーブ54の引出方向への回転が阻止された状態で、更に大きな力で乗員の身体がウェビング22を引張り、この引張力に基づく引出方向へのスプール20の回転力がメイントーションシャフト32の第一エネルギ吸収部38の耐捩れ荷重(耐変形荷重)とサブトーションシャフト44の第二エネルギ吸収部50の耐捩れ荷重(耐変形荷重)との合計を上回ると、第一エネルギ吸収部38及び第二エネルギ吸収部50の捩れ(変形)により、スプール20のフォースリミッタ荷重(第一エネルギ吸収部38の耐捩れ荷重と第二エネルギ吸収部50の耐捩れ荷重との合計)以上での引出方向への回転が許容される。
したがって、第一エネルギ吸収部38及び第二エネルギ吸収部50の捩れによりスプール20が引出方向へ回転されてスプール20からウェビング22が引出されることで、ウェビング22による乗員の胸部への負荷(負担)が軽減されると共に、第一エネルギ吸収部38及び第二エネルギ吸収部50の捩れ分だけウェビング22の引張りに供される乗員の運動エネルギが吸収される。
一方、制御装置が、体格検出手段からの信号に基づいて、乗員の体格が予め定められた基準値未満であると判定すると共に、衝突検出手段の信号に基づいて、車両が衝突したと判定した場合には、制御装置の制御により図6及び図7に示されたガスジェネレータ194が作動される。
ガスジェネレータ194が作動されると、ガスジェネレータ194のガス噴出部194Aから噴出したガスが、シリンダ部204の第2筒状部204B内に供給され、第2筒状部204B内及び当該第2筒状部204Bと連通された第1筒状部204A内の圧力が高まる。これにより、第1筒状部204A内に設けられたピストン部160が、第1筒状部204A内に沿って移動される。そして、移動されたピストン部160の押圧部160Cがパウル150のアーム部154を押圧する。その結果、パウル150の係止孔158に挿通されたシェアピン132Bがせん断され、パウル150が軸支部132Aを軸中心として回転される。そして、パウル150の係合部156とロックリング190の切欠部192との係合が外れる(この状態のパウル150の位置を「解除位置」という)。その結果、ロックリング190の引出方向への回転が許容されることで、クラッチ機構52(スリーブ54、クラッチベース82及びクラッチプレート100)及びスプール20と共にロックリング190が引出方向へ回転可能にされる。このため、第二エネルギ吸収部50に捩れは生じないため、第一エネルギ吸収部38の捩れ(変形)により、スプール20のフォースリミッタ荷重(第一エネルギ吸収部38の耐捩れ荷重)以上での引出方向への回転が許容される。
すなわち、乗員の体格が予め定められた基準値以上である場合では、フォースリミッタ荷重が第一エネルギ吸収部38の耐捩れ荷重と第二エネルギ吸収部50の耐捩れ荷重との合計にされて、フォースリミッタ荷重の荷重値が高荷重にされる。一方、乗員の体格が予め定められた基準値未満であり、車両の衝突が検出された場合には、フォースリミッタ荷重が第一エネルギ吸収部38の耐捩れ荷重にされて、フォースリミッタ荷重の荷重値が低荷重にされる。このため、乗員を体格に応じて適切に保護することができる。
ここで、本実施形態のウェビング巻取装置10では、図9(A)〜(C)に示されるように、ボディ122のロックリング係合爪139の先端部139Dが、ロックリング190の軸方向一方側の面190Bに当接することで、当該ロックリング190が、先端部139Dとボディ122に設けられた突起部143との間に挟込まれている。これにより、ロックリング190の軸方向への移動を規制することができる。このように、本実施形態では、ロックリング190の軸方向への変位を規制する部材をボディ122とは別に設けることが不要となり、ウェビング巻取装置10を構成する部品の点数を削減することができる。また、本実施形態では、ロックリング係合爪139の第1延在部139A、第2延在部139B及び第3延在部139Cが撓み変形することによって生じる復元力により、ロックリング係合爪139の先端部139Dがロックリング190側を付勢することにより、当該ロックリング190がボディ122の第2収容部125(凹部138)内で変位することによる異音の発生を抑制することができる。
また、ロックリング190が回転される際においては、当該ロックリング190は、ボディ122に設けられたロックリング係合爪139の先端部139D及びボディ122に設けられた突起部143と摺動する。このように、ロックリング190が摺動する部分(先端部139D及び突起部143)を樹脂製とすることにより、ロックリング190が回転される際の摺動抵抗を低減することができる。
また、図10(A)〜(C)に示されるように、ロックリング190が回転されることにより、ロックリング190に形成された切欠部192が、ロックリング係合爪139と対応する部位に配置されると、ロックリング係合爪139の先端部139Dが、ロックリング190の切欠部192内に配置される。そして、ロックリング190がさらに回転されると、当該ロックリング190の切欠部192の縁部192Aが、ロックリング係合爪139の先端部139Dの第2被押圧面139Fを周方向一方側(矢印B方向側)へ向けて押圧する。ここで、第2被押圧面139Fは、径方向内側から見て軸方向他方側に向かうにつれて周方向一方側(矢印B方向)へ傾斜されている。そのため、ロックリング190の切欠部192の縁部192Aが、ロックリング係合爪139の先端部139Dの第2被押圧面139Fを周方向一方側(矢印B方向側)へ向けて押圧すると、ロックリング係合爪139の先端部139Dが軸方向一方側へ向けて移動される(矢印H1方向側へ向けて移動される)。これにより、ロックリング係合爪139の先端部139Dがロックリング190の切欠部192内から排出されて、ロックリング190の回転がロックリング係合爪139によって妨げられることを抑制することができる。
また、図11(A)〜(C)に示されるように、先端部139Dがロックリング190の切欠部192内に配置されたロックリング係合爪139は、ロックリング190を軸方向他方側へ付勢していないため、当該ロックリング係合爪139と対応する部分においては、ロックリング190が軸方向一方側へ移動することが考えられる。この場合、ロックリング係合爪139の先端部139Dに加えて第3延在部139Cの一部がロックリング190の切欠部192内に配置されることがある。この状態で、ロックリング190がさらに回転されると、当該ロックリング190の切欠部192の縁部192Aが、ロックリング係合爪139の第3延在部139Cの第1被押圧面139Eを周方向一方側(矢印B方向側)へ向けて押圧する。ここで、第1被押圧面139Eは、軸方向一方側から見て径方向内側に向かうにつれて周方向一方側(矢印B方向)へ傾斜されている。そのため、ロックリング190の切欠部192の縁部192Aが、ロックリング係合爪139の第3延在部139Cの第1被押圧面139Eを周方向一方側(矢印B方向側)へ向けて押圧すると、ロックリング係合爪139の第3延在部139Cが先端部139Dと共に径方向外側へ向けて移動される(矢印H2方向側へ向けて移動される)。これにより、ロックリング係合爪139の第3延在部139C及び先端部139Dがロックリング190の切欠部192内から排出されて、ロックリング190の回転がロックリング係合爪139によって妨げられることを抑制することができる。
なお、本実施形態では、ロックリング係合爪139の第1延在部139A、第2延在部139B及び第3延在部139Cが撓み変形することによって生じる復元力により、ロックリング係合爪139の先端部139Dがロックリング190を付勢した例について説明したが、本発明はこれに限定されない。ロックリング係合爪139の先端部139Dがロックリング190を付勢するか否かについては、要求される異音のレベルやロックリング係合爪139の先端部139Dとロックリング190との摩擦力等を考慮して適宜設定すればよい。
また、本実施形態では、ロックリング係合爪139の第3延在部139C及び先端部139Dをロックリング190の切欠部192内から排出させるための第1被押圧面139E及び第2被押圧面139Fを設けた例について説明したが、本発明はこれに限定されない。第1被押圧面139E及び第2被押圧面139Fを設けるか否かについては、ロックリング190の切欠部192の縁部192Aがロックリング係合爪139に引掛かることによって当該ロックリング190に生じるフリクション等を考慮して適宜設定すればよい。また、第1被押圧面139E及び第2被押圧面139Fの一方のみを設けた構成としてもよい。
以上、本発明の一実施形態について説明したが、本発明は、上記に限定されるものでなく、その主旨を逸脱しない範囲内において上記以外にも種々変形して実施することが可能であることは勿論である。
10 ウェビング巻取装置
20 スプール
22 ウェビング
24 ロックギヤ(ロック部)
31 フォースリミッタ機構
122 ボディ(配置部材)
125 第2収容部(切替部材配置部)
139 ロックリング係合爪(規制部)
139E 第1被押圧面(被押圧部)
139F 第2被押圧面(被押圧部)
190 ロックリング(切替部材)

Claims (3)

  1. 乗員に装着されるウェビングが巻取られ、前記ウェビングが引出されることで引出方向へ回転されるスプールと、
    車両の緊急時に回転が規制されることで前記スプールの引出方向への回転が制限されるロック部と、
    前記ロック部に対する前記スプールの引出方向への回転が制限されている際に、前記スプールのフォースリミッタ荷重以上での引出方向への回転を許容するフォースリミッタ機構と、
    回転が規制された状態と回転可能とされた状態とが切替えられることで前記フォースリミッタ荷重の荷重値が切替えられる切替部材と、
    前記切替部材が配置される切替部材配置部と、前記切替部材に係合されることで前記切替部材配置部に配置された前記切替部材の回転軸方向への変位を規制する規制部と、を有し、前記規制部と一体に形成された配置部材と、
    を備えたウェビング巻取装置。
  2. 前記規制部が、前記切替部材と離間する方向へ弾性変形されることで生じた復元力によって前記切替部材側を付勢する請求項1記載のウェビング巻取装置。
  3. 前記規制部には、回転された前記切替部材の一部に押圧されることで前記規制部が前記切替部材と離間する方向へ変形される被押圧部が設けられている請求項1又は請求項2記載のウェビング巻取装置。
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