JP6694833B2 - 樹脂組成物 - Google Patents
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Description
〔1〕 (A)ラジカル重合性化合物、(B)エポキシ樹脂、(C)硬化剤及び(D)粗化成分を含有することを特徴とする樹脂組成物。
〔2〕 前記(A)ラジカル重合性化合物が、スチリル基、アリル基、ビニル基、アクリル基、メタクリル基及びプロペニル基から選択される1種以上を有することを特徴とする〔1〕記載の樹脂組成物。
〔3〕 前記(A)ラジカル重合性化合物が、下記式(1)で表される化合物であることを特徴とする〔1〕又は〔2〕記載の樹脂組成物。
〔4〕 前記(A)ラジカル重合性化合物の数平均分子量が、100〜10000の範囲であることを特徴とする〔1〕〜〔3〕のいずれか記載の樹脂組成物。
〔5〕 樹脂組成物中の不揮発成分を100質量%とした場合、前記(A)ラジカル重合性化合物の含有量が、5〜40質量%であることを特徴とする〔1〕〜〔4〕のいずれか記載の樹脂組成物。
〔6〕 前記(B)エポキシ樹脂が、ビスフェノールA型エポキシ樹脂、ビスフェノールF型エポキシ樹脂、ナフトール型エポキシ樹脂、ナフタレン型エポキシ樹脂、ビフェニル型エポキシ樹脂、ナフチレンエーテル型エポキシ樹脂、グリシジルエステル型エポキシ樹脂及びアントラセン型エポキシ樹脂より選択される1種以上であることを特徴とする〔1〕〜〔5〕のいずれか記載の樹脂組成物。
〔7〕 樹脂組成物中の不揮発成分を100質量%とした場合、前記(B)エポキシ樹脂の含有量が、1〜30質量%であることを特徴とする〔1〕〜〔6〕のいずれか記載の樹脂組成物。
〔8〕 前記(C)硬化剤が、活性エステル型硬化剤及び/又はシアネートエステル型硬化剤を含有することを特徴とする〔1〕〜〔7〕のいずれか記載の樹脂組成物。
〔9〕 前記(C)硬化剤が、活性エステル型硬化剤を含有することを特徴とする〔1〕〜〔8〕のいずれか記載の樹脂組成物。
〔10〕 樹脂組成物中の不揮発成分を100質量%とした場合、前記(C)硬化剤の含有量が、1〜30質量%であることを特徴とする〔1〕〜〔9〕のいずれか記載の樹脂組成物。
〔11〕 前記(D)粗化成分が、ポリブタジエン樹脂、ポリアミド樹脂、ポリアミドイミド樹脂、ポリイミド樹脂、ポリアセタール樹脂、ポリカーボネート樹脂、ポリメタクリル酸メチル樹脂、ポリエステル樹脂、ポリウレタン樹脂から選択される1種以上を含有することを特徴とする〔1〕〜〔10〕のいずれか記載の樹脂組成物。
〔12〕 前記(D)粗化成分が、ポリブタジエン樹脂を含有することを特徴とする〔1〕〜〔11〕のいずれか記載の樹脂組成物。
〔13〕 前記(D)粗化成分が、ブタジエン骨格と、反応性基とを有するポリブタジエン樹脂を含有することを特徴とする〔1〕〜〔12〕のいずれか記載の樹脂組成物。
〔14〕 前記(D)粗化成分の数平均分子量が、300〜30000の範囲であることを特徴とする〔1〕〜〔13〕のいずれか記載の樹脂組成物。
〔15〕 樹脂組成物中の不揮発成分を100質量%とした場合、前記(C)粗化成分の含有量が、0.5〜20質量%であることを特徴とする〔1〕〜〔14〕のいずれか記載の樹脂組成物。
〔16〕 (E)無機充填材を含有することを特徴とする〔1〕〜〔15〕のいずれか記載の樹脂組成物。
〔17〕 前記(E)無機充填材がスチリルシラン系カップリング剤で表面処理されていることを特徴とする〔16〕記載の樹脂組成物。
〔18〕 樹脂組成物を硬化して絶縁層を形成し、その絶縁層表面を粗化処理した後の算術平均粗さが10〜300nmであり、二乗平均平方根粗さが15〜450nmであることを特徴とする〔1〕〜〔17〕のいずれか記載の樹脂組成物。
〔19〕 樹脂組成物を硬化して絶縁層を形成し、その絶縁層表面を粗化処理し、メッキして得られる導体層と絶縁層とのピール強度が0.3〜1.2kgf/cmであることを特徴とする〔1〕〜〔18〕のいずれか記載の樹脂組成物。
〔20〕 樹脂組成物の硬化物の誘電正接が0.003以下であることを特徴とする〔1〕〜〔19〕のいずれかに記載の樹脂組成物。
〔21〕 多層プリント配線板の絶縁層用樹脂組成物であることを特徴とする〔1〕〜〔20〕のいずれか記載の樹脂組成物。
〔22〕 多層プリント配線板のビルドアップ層用樹脂組成物であることを特徴とする〔1〕〜〔21〕のいずれか記載の樹脂組成物。
〔23〕 〔1〕〜〔22〕のいずれか記載の樹脂組成物を含有することを特徴とするシート状積層材料。
〔24〕 〔23〕記載のシート状積層材料を用いることを特徴とする多層プリント配線板。
〔25〕 〔24〕記載の多層プリント配線板を用いることを特徴とする半導体装置。
本発明に使用するラジカル重合性化合物としては、ラジカル重合性基を有していれば、特に限定されない。ラジカル重合性化合物を使用することで、硬化物の誘電正接を低下させることができる。ラジカル重合性基としては、スチリル基、アリル基、ビニル基、アクリル基、メタクリル基、プロペニル基等が挙げられ、保存安定性が優れるという観点から、スチリル基、アリル基、ビニル基、アクリル基、メタクリル基及びプロペニル基から選択される1種以上を有することが好ましく、耐熱性に優れるという観点からスチリル基を有することがより好ましい。
本発明に使用するエポキシ樹脂としては、特に限定されないが、ビスフェノールA型エポキシ樹脂、ビスフェノールF型エポキシ樹脂、ビスフェノールS型エポキシ樹脂、ビスフェノールAF型エポキシ樹脂、フェノールノボラック型エポキシ樹脂、tert-ブチル-カテコール型エポキシ樹脂、ナフトール型エポキシ樹脂、ナフタレン型エポキシ樹脂、ナフチレンエーテル型エポキシ樹脂、グリシジルアミン型エポキシ樹脂、グリシジルエステル型エポキシ樹脂、クレゾールノボラック型エポキシ樹脂、ビフェニル型エポキシ樹脂、アントラセン型エポキシ樹脂、線状脂肪族エポキシ樹脂、ブタジエン構造を有するエポキシ樹脂、脂環式エポキシ樹脂、複素環式エポキシ樹脂、スピロ環含有エポキシ樹脂、シクロヘキサンジメタノール型エポキシ樹脂、トリメチロール型エポキシ樹脂、ハロゲン化エポキシ樹脂等が挙げられる。これらは1種又は2種以上組み合わせて使用してもよい。
本発明に使用する硬化剤としては、特に限定されないが、活性エステル型硬化剤、シアネートエステル型硬化剤、フェノール型硬化剤、ベンゾオキサジン型硬化剤等が挙げられ、表面粗さをより低下させ、かつ誘電正接を低下させることができるという観点から、活性エステル型硬化剤及び/又はシアネートエステル型硬化剤を用いることが好ましく、活性エステル型硬化剤を用いることがより好ましい。これらは1種又は2種以上組み合わせて使用してもよい。
本発明に使用する粗化成分としては、デスミア処理により粗化されることで、ピール強度を付与することができるものであれば、特に限定されない。例えば、粗化成分としては、ポリブタジエン樹脂、ポリアミド樹脂、ポリアミドイミド樹脂、ポリイミド樹脂、ポリアセタール樹脂、ポリカーボネート樹脂、ポリメタクリル酸メチル樹脂、ポリエステル樹脂、ポリウレタン樹脂から選択される1種以上を用いることが好ましく、なかでも低誘電正接と粗化性とを有する点からポリブタジエン樹脂がより好ましい。また、粗化成分は反応性基を有することが好ましく、反応性基を有することで均一な硬化物となり、粗化処理後の表面粗さを低く抑えつつ十分なピール強度を得ることが出来るようになる。反応性基としては、カルボン酸基、酸無水物基、水酸基、エポキシ基などが挙げられ、なかでも低誘電正接という点から酸無水物基が好ましい。従って、一実施態様として、ブタジエン骨格と、反応性基とを有するポリブタジエン樹脂が好ましく、ブタジエン骨格と、反応性基と、ポリイミド骨格とを有するポリブタジエン樹脂が好ましい。なお、ポリイミド骨格を有することで、耐熱性を損なわない粗化成分とすることができる。
本発明の樹脂組成物は、さらに無機充填材を含有させることにより、誘電正接を低下させることができる。無機充填材としては、例えば、シリカ、アルミナ、硫酸バリウム、タルク、クレー、雲母粉、水酸化アルミニウム、水酸化マグネシウム、炭酸カルシウム、炭酸マグネシウム、酸化マグネシウム、窒化ホウ素、ホウ酸アルミニウム、チタン酸バリウム、チタン酸ストロンチウム、チタン酸カルシウム、チタン酸マグネシウム、チタン酸ビスマス、酸化チタン、ジルコン酸バリウム、ジルコン酸カルシウムなどが挙げられる。なかでも、シリカが好ましい。また、無定形シリカ、粉砕シリカ、溶融シリカ、結晶シリカ、合成シリカ、中空シリカ、メソポーラスシリカ等のシリカが好ましく、溶融シリカがより好ましい。また、シリカとしては球状のものが好ましい。これらは1種または2種以上組み合わせて使用してもよい。市販されている球状溶融シリカとして、(株)アドマテックス製「SO−C2」、「SO−C1」が挙げられる。
本発明の樹脂組成物は、さらに硬化促進剤を含有させることにより、エポキシ樹脂と硬化剤を効率的に硬化させることができる。硬化促進剤としては、特に限定されないが、アミン系硬化促進剤、グアニジン系硬化促進剤、イミダゾール系硬化促進剤、ホスホニウム系硬化促進剤、金属系硬化促進剤等が挙げられる。これらは1種又は2種以上組み合わせて使用してもよい。
本発明の樹脂組成物は、さらに重合開始剤を含有させる事により、効率的にラジカル重合性化合物の硬化を行うことができる。重合開始剤の種類は、特に限定されないが、シクロヘキサノンパーオキサイド、tert-ブチルパーオキシベンゾエート、メチルエチルケトンパーオキサイド、ジクミルパーオキサイド、tert-ブチルクミルパーオキサイド、ジ−tert−ブチルパーオキシド、ジイソプロピルベンゼンハイドロパーオキサイド、クメンハイドロパーオキシド、tert−ブチルハイドロパーオキサイド、2,3−ジメチル−2,3−ジフェニルブタンなどのラジカル発生剤が挙げられる。これらは1種または2種以上組み合わせて使用してもよい。
本発明の樹脂組成物には、さらにゴム粒子を含有させることにより、メッキピール強度を向上させることができ、ドリル加工性の向上、誘電正接の低下、応力緩和効果を得ることもできる。本発明において使用され得るゴム粒子は、例えば、当該樹脂組成物のワニスを調製する際に使用する有機溶剤にも溶解せず、エポキシ樹脂などとも相溶しないものである。従って、該ゴム粒子は、本発明の樹脂組成物のワニス中では分散状態で存在する。このようなゴム粒子は、一般には、ゴム成分の分子量を有機溶剤や樹脂に溶解しないレベルまで大きくし、粒子状とすることで調製される。
本発明の樹脂組成物には、本発明の効果を阻害しない範囲で、必要に応じて他の成分を配合することができる。他の成分としては、ビニルベンジル化合物、アクリル化合物、マレイミド化合物、ブロックイソシアネート化合物のような熱硬化性樹脂、シリコンパウダー、ナイロンパウダー、フッ素パウダー等の有機充填剤、オルベン、ベントン等の増粘剤、シリコーン系、フッ素系、高分子系の消泡剤又はレベリング剤、イミダゾール系、チアゾール系、トリアゾール系、シランカップリング剤等の密着性付与剤、フタロシアニン・ブルー、フタロシアニン・グリーン、アイオジン・グリーン、ジスアゾイエロー、カーボンブラック等の着色剤、有機リン系難燃剤、有機系窒素含有リン化合物、窒素化合物、シリコーン系難燃剤、金属水酸化物等の難燃剤、等を挙げることができる。
(接着フィルム)
本発明の接着フィルムは、当業者に公知の方法、例えば、有機溶剤に樹脂組成物を溶解した樹脂ワニスを調製し、この樹脂ワニスを、ダイコーターなどを用いて、支持体に塗布し、更に加熱、あるいは熱風吹きつけ等により有機溶剤を乾燥させて樹脂組成物層を形成させることにより製造することができる。
本発明のプリプレグは、本発明の樹脂組成物をシート状補強基材にホットメルト法又はソルベント法により含浸させ、加熱して半硬化させることにより製造することができる。すなわち、本発明の樹脂組成物がシート状補強基材に含浸した状態となるプリプレグとすることができる。シート状補強基材としては、例えば、ガラスクロスやアラミド繊維等のプリプレグ用繊維として常用されている基材を用いることができる。そして支持体上にプリプレグが形成されたものが好適である。
次に、上記のようにして製造したシート状積層材料を用いることで多層プリント配線板を製造することができる。以下、その一例を説明する。
本発明の多層プリント配線板を用いることで半導体装置を製造することができる。本発明の多層プリント配線板の導通箇所に、半導体チップを実装することにより半導体装置を製造することができる。「導通箇所」とは、「多層プリント配線板における電気信号を伝える箇所」であって、その場所は表面であっても、埋め込まれた箇所であってもいずれでも構わない。また、半導体チップは半導体を材料とする電気回路素子であれば特に限定されない。
まずは各種測定方法・評価方法について説明する。
(1)内層回路基板の下地処理
内層回路を形成したガラス布基材エポキシ樹脂両面銅張積層板(銅箔の厚さ18μm、基板厚み0.3mm、松下電工(株)製R5715ES)の両面をメック(株)製CZ8100にて1μmエッチングして銅表面の粗化処理をおこなった。
実施例及び比較例で作成した接着フィルムを、バッチ式真空加圧ラミネーターMVLP-500(名機(株)製商品名)を用いて、内層回路基板の両面にラミネートした。ラミネートは、30秒間減圧して気圧を13hPa以下とし、その後30秒間、100℃、圧力0.74MPaで圧着することにより行った。
ラミネートされた接着フィルムを200℃、60分の硬化条件で樹脂組成物を硬化して絶縁層を形成し、その後PETフィルムを剥離した。
絶縁層を形成した内層回路基板を、膨潤液である、アトテックジャパン(株)のジエチレングリコールモノブチルエーテル含有のスエリングディップ・セキュリガントPに60℃で10分間浸漬し、次に粗化液として、アトテックジャパン(株)のコンセントレート・コンパクトP(KMnO4:60g/L、NaOH:40g/Lの水溶液)に80℃で20分間浸漬、最後に中和液として、アトテックジャパン(株)のリダクションショリューシン・セキュリガントPに40℃で5分間浸漬した。80℃で30分乾燥後、この粗化処理後の絶縁層表面について、算術平均粗さ(Ra値)、二乗平均平方根粗さ(Rq値)の測定を行った。
絶縁層表面に回路を形成するために、内層回路基板を、PdCl2 を含む無電解メッキ用溶液に40℃で5分間浸漬し、次に無電解銅メッキ液に25℃で20分間浸漬した。150℃にて30分間加熱してアニール処理を行った後に、エッチングレジストを形成し、エッチングによるパターン形成の後に、硫酸銅電解メッキを行い、25μmの厚さで導体層を形成した。次に、アニール処理を180℃にて30分間行った。この回路基板についてメッキ導体層の引き剥がし強さ(ピール強度)の測定を行った。
非接触型表面粗さ計(ビーコインスツルメンツ社製WYKO NT3300)を用いて、VSIコンタクトモード、50倍レンズにより測定範囲を121μm×92μmとして得られる数値によりRa値を求めた。そして、10点の平均値を求めることにより測定値とした。
回路基板の導体層に、幅10mm、長さ100mmの切込みをいれ、この一端を剥がしてつかみ具(株式会社ティー・エス・イー、オートコム型試験機 AC−50CSL)で掴み、室温中にて、50mm/分の速度で垂直方向に35mmを引き剥がした時の荷重(kgf/cm)を測定した。
実施例及び比較例において得られた樹脂ワニスを、離型処理されたPETフィルム(リンテック(株)製、「PET501010」)上に、乾燥後の樹脂組成物層の厚みが40μmとなるようにダイコーターにて均一に塗布し、80〜110℃(平均95℃)で6分間乾燥した。その後、窒素雰囲気下にて200℃で90分間熱処理し、支持体から剥離することで硬化物フィルムを得た。該硬化物フィルムを長さ80mm、幅2mmに切り出し評価サンプルとした。この評価サンプルについてアジレントテクノロジーズ(Agilent Technologies)社製HP8362B装置を用い空洞共振摂動法により測定周波数5.8GHz、測定温度23℃にて誘電正接を測定した。2本の試験片について測定を行い、平均値を算出した。
反応容器にG−3000(2官能性ヒドロキシル基末端ポリブタジエン、数平均分子量=5047(GPC法)、ヒドロキシル基当量=1798g/eq.、固形分100w%:日本曹達(株)製)50gと、イプゾール150(芳香族炭化水素系混合溶媒:出光石油化学(株)製)23.5g、ジブチル錫ジラウレート0.005gを混合し均一に溶解させた。均一になったところで50℃に昇温し、更に撹拌しながら、トルエン−2,4−ジイソシアネート(イソシアネート基当量=87.08g/eq.)4.8gを添加し約3時間反応を行った。次いで、この反応物を室温まで冷却してから、これにベンゾフェノンテトラカルボン酸二無水物(酸無水物当量=161.1g/eq.)8.96gと、トリエチレンジアミン0.07gと、エチルジグリコールアセテート(ダイセル化学工業(株)社製)40.4gを添加し、攪拌しながら130℃まで昇温し、約4時間反応を行った。FT−IRより2250cm−1のNCOピークの消失の確認を行った。NCOピーク消失の確認をもって反応の終点とみなし、反応物を室温まで降温してから100メッシュの濾布で濾過してブタジエン骨格と酸無水物基とポリイミド骨格を有するポリブタジエン樹脂(ポリブタジエン樹脂A)を得た。
該ポリブタジエン樹脂Aの性状:
粘度=7.5Pa・s(25℃、E型粘度計)
酸価=16.9mgKOH/g
固形分=50wt%
数平均分子量=13723
ポリブタジエン構造部分の含有率=50/(50+4.8+8.96)*100
=78.4質量%
(樹脂ワニスの調整)
スチレン変性ポリフェニレンエーテル樹脂(三菱瓦斯化学(株)製「OPE−2St(数平均分子量1200)」)48部、ビキシレノールジアリルエーテル樹脂(三菱化学(株)製「YL7776(数平均分子量331)」)24部、ビフェニル型エポキシ樹脂(日本化薬(株)製「NC3000L」)18部、活性エステル型硬化剤(DIC(株)製「EXB9416−70BK」、固形分70質量%のメチルイソブチルケトン溶液)26部、ポリブタジエン樹脂A20部、ソルベントナフサ30部、トルエン25部の混合溶液を撹拌しながら加熱溶解させた。混合溶液を室温まで冷却後、硬化促進剤(四国化成(株)製「1B2PZ」の40質量%MEK溶液)3部、重合開始剤(日油(株)製「パーヘキシン25B」)4.8部、ゴム粒子(ガンツ化成(株)製、スタフィロイドAC3816N)1.58部、スチリルシラン系カップリング剤(信越化学工業(株)製、「KBM1403」)で表面処理された球形シリカ(平均粒径0.5μm、(株)アドマテックス製「SOC2」)158部を混合し、高速回転ミキサーで均一に分散して、樹脂ワニスを作製した。
次に、上記の樹脂ワニスを、離型処理されたPETフィルム(リンテック(株)製、「PET501010」)上に、乾燥後の樹脂組成物層の厚みが40μmとなるようにダイコーターにて均一に塗布し、80〜110℃(平均95℃)で6分間乾燥し、接着フィルムを作製した。
スチレン変性ポリフェニレンエーテル樹脂(三菱瓦斯化学(株)製「OPE−2St(数平均分子量1200)」)48部、ビキシレノールジアリルエーテル樹脂(三菱化学(株)製「YL7776(数平均分子量331)」)24部、ビフェニル型エポキシ樹脂(日本化薬(株)製「NC3000L」)36部、活性エステル型硬化剤(DIC(株)製「EXB9416−70BK」、固形分70質量%のメチルイソブチルケトン溶液)52部、ポリブタジエン樹脂A75部、ソルベントナフサ35部、トルエン50部の混合溶液を撹拌しながら加熱溶解させた。混合溶液を室温まで冷却後、硬化促進剤(四国化成(株)製「1B2PZ」の40質量%MEK溶液)4.7部、重合開始剤(日油(株)製「パーヘキシン25B」)7.5部、ゴム粒子(ガンツ化成(株)製、スタフィロイドAC3816N)2.42部、スチリルシラン系カップリング剤(信越化学工業(株)製、「KBM1403」)で表面処理された球形シリカ(平均粒径0.5μm、(株)アドマテックス製「SOC2」)242部を混合し、高速回転ミキサーで均一に分散して、樹脂ワニスを作製した。その後、実施例1と同様にして接着フィルムを作製した。
スチレン変性ポリフェニレンエーテル樹脂(三菱瓦斯化学(株)製「OPE−2St(数平均分子量1200)」)48部、ビキシレノールジアリルエーテル樹脂(三菱化学(株)製「YL7776(数平均分子量331)」)24部、ビフェニル型エポキシ樹脂(日本化薬(株)製「NC3000L」)18部、活性エステル型硬化剤(DIC(株)製「HPC8000−65T」、固形分65質量%のトルエン溶液)23部、ポリブタジエン樹脂A20部、ソルベントナフサ30部、トルエン25部の混合溶液を撹拌しながら加熱溶解させた。混合溶液を室温まで冷却後、硬化促進剤(四国化成(株)製「1B2PZ」の40質量%MEK溶液)3部、重合開始剤(日油(株)製「パーヘキシン25B」)4.7部、ゴム粒子(ガンツ化成(株)製、スタフィロイドAC3816N)1.54部、スチリルシラン系カップリング剤(信越化学工業(株)製、「KBM1403」)で表面処理された球形シリカ(平均粒径0.5μm、(株)アドマテックス製「SOC2」)154部を混合し、高速回転ミキサーで均一に分散して、樹脂ワニスを作製した。その後、実施例1と同様にして接着フィルムを作製した。
スチレン変性ポリフェニレンエーテル樹脂(三菱瓦斯化学(株)製「OPE−2St(数平均分子量1200)」)48部、ビキシレノールジアリルエーテル樹脂(三菱化学(株)製「YL7776(数平均分子量331)」)24部、ポリブタジエン樹脂A37部、ソルベントナフサ30部、トルエン40部の混合溶液を撹拌しながら加熱溶解させた。混合溶液を室温まで冷却後、重合開始剤(日油(株)製「パーヘキシン25B」)3.7部、ゴム粒子(ガンツ化成(株)製、スタフィロイドAC3816N)1.2部、スチリルシラン系カップリング剤(信越化学工業(株)製、「KBM1403」)で表面処理された球形シリカ(平均粒径0.5μm、(株)アドマテックス製「SOC2」)120部を混合し、高速回転ミキサーで均一に分散して、樹脂ワニスを作製した。その後、実施例1と同様にして接着フィルムを作製した。
スチレン変性ポリフェニレンエーテル樹脂(三菱瓦斯化学(株)製「OPE−2St(数平均分子量1200)」)48部、ビキシレノールジアリルエーテル樹脂(三菱化学(株)製「YL7776(数平均分子量331)」)24部、ビフェニル型エポキシ樹脂(日本化薬(株)製「NC3000L」)18部、活性エステル型硬化剤(DIC(株)製「EXB9416−70BK」、固形分70質量%のメチルイソブチルケトン溶液)26部、ソルベントナフサ30部、トルエン15部の混合溶液を撹拌しながら加熱溶解させた。混合溶液を室温まで冷却後、硬化促進剤(四国化成(株)製「1B2PZ」の40質量%MEK溶液)2.8部、重合開始剤(日油(株)製「パーヘキシン25B」)4.5部、ゴム粒子(ガンツ化成(株)製、スタフィロイドAC3816N)1.44部、スチリルシラン系カップリング剤(信越化学工業(株)製、「KBM1403」)で表面処理された球形シリカ(平均粒径0.5μm、(株)アドマテックス製「SOC2」)144部を混合し、高速回転ミキサーで均一に分散して、樹脂ワニスを作製した。その後、実施例1と同様にして接着フィルムを作製した。
スチレン変性ポリフェニレンエーテル樹脂(三菱瓦斯化学(株)製「OPE−2St(数平均分子量1200)」)48部、ビキシレノールジアリルエーテル樹脂(三菱化学(株)製「YL7776(数平均分子量331)」)24部、ビフェニル型エポキシ樹脂(日本化薬(株)製「NC3000L」)18部、活性エステル型硬化剤(DIC(株)製「EXB9416−70BK」、固形分70質量%のメチルイソブチルケトン溶液)26部、フェノキシ樹脂(三菱化学(株)製「YL7553BH30」、固形分30質量%のMEK溶液)34部、ソルベントナフサ30部、トルエン25部、メチルエチルケトン10部の混合溶液を撹拌しながら加熱溶解させた。混合溶液を室温まで冷却後、硬化促進剤(四国化成(株)製「1B2PZ」の40質量%MEK溶液)3部、重合開始剤(日油(株)製「パーヘキシン25B」)4.9部、ゴム粒子(ガンツ化成(株)製、スタフィロイドAC3816N)1.58部、スチリルシラン系カップリング剤(信越化学工業(株)製、「KBM1403」)で表面処理された球形シリカ(平均粒径0.5μm、(株)アドマテックス製「SOC2」)158部を混合し、高速回転ミキサーで均一に分散して、樹脂ワニスを作製した。その後、実施例1と同様にして接着フィルムを作製した。
Claims (21)
- (A)ラジカル重合性化合物、(B)エポキシ樹脂、(C)硬化剤及び(D)粗化成分を含有し、
前記(A)ラジカル重合性化合物が、スチリル基、アリル基、アクリル基、及びメタクリル基から選択される1種以上を有し、
前記(C)硬化剤が、活性エステル型硬化剤及び/又はシアネートエステル型硬化剤を含有し、
前記(D)粗化成分が、数平均分子量が300〜30000であり、または、反応性基を有する、ポリブタジエン樹脂、ポリアミド樹脂、ポリアミドイミド樹脂、ポリイミド樹脂、ポリカーボネート樹脂、ポリエステル樹脂、ポリウレタン樹脂から選択される1種以上を含有することを特徴とするメッキ導体層を形成するための樹脂組成物。 - 前記(A)ラジカル重合性化合物の数平均分子量が、100〜10000の範囲であることを特徴とする請求項1に記載の樹脂組成物。
- 樹脂組成物中の不揮発成分を100質量%とした場合、前記(A)ラジカル重合性化合物の含有量が、5〜40質量%であることを特徴とする請求項1又は2に記載の樹脂組成物。
- 前記(B)エポキシ樹脂が、ビスフェノールA型エポキシ樹脂、ビスフェノールF型エポキシ樹脂、ナフトール型エポキシ樹脂、ナフタレン型エポキシ樹脂、ビフェニル型エポキシ樹脂、ナフチレンエーテル型エポキシ樹脂、グリシジルエステル型エポキシ樹脂及びアントラセン型エポキシ樹脂より選択される1種以上であることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の樹脂組成物。
- 樹脂組成物中の不揮発成分を100質量%とした場合、前記(B)エポキシ樹脂の含有量が、1〜30質量%であることを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載の樹脂組成物。
- 前記(C)硬化剤が、活性エステル型硬化剤を含有することを特徴とする請求項1〜5のいずれか1項に記載の樹脂組成物。
- 樹脂組成物中の不揮発成分を100質量%とした場合、前記(C)硬化剤の含有量が、1〜30質量%であることを特徴とする請求項1〜6のいずれか1項に記載の樹脂組成物。
- 前記(D)粗化成分が、数平均分子量が300〜30000のポリブタジエン樹脂を含有することを特徴とする請求項1〜7のいずれか1項に記載の樹脂組成物。
- 前記(D)粗化成分が、ブタジエン骨格と、反応性基とを有するポリブタジエン樹脂を含有し、
前記反応性基が、カルボン酸基、酸無水物基、水酸基及びエポキシ基から選択されることを特徴とする請求項1〜8のいずれか1項に記載の樹脂組成物。 - 樹脂組成物中の不揮発成分を100質量%とした場合、前記(D)粗化成分の含有量が、0.5〜20質量%であることを特徴とする請求項1〜9のいずれか1項に記載の樹脂組成物。
- (E)無機充填材を含有することを特徴とする請求項1〜10のいずれか1項に記載の樹脂組成物。
- 前記(E)無機充填材がスチリルシラン系カップリング剤で表面処理されていることを特徴とする請求項11に記載の樹脂組成物。
- 樹脂組成物中の不揮発成分を100質量%とした場合、前記(E)無機充填材の含有量が、40〜85質量%であることを特徴とする請求項11又は12に記載の樹脂組成物。
- 樹脂組成物を硬化して絶縁層を形成し、その絶縁層表面を粗化処理した後の算術平均粗さが10〜300nmであり、二乗平均平方根粗さが15〜450nmであることを特徴とする請求項1〜13のいずれか1項に記載の樹脂組成物。
- 樹脂組成物を硬化して絶縁層を形成し、その絶縁層表面を粗化処理し、メッキして得られる導体層と絶縁層とのピール強度が0.3〜1.2kgf/cm(2.94〜11.8N/cm)であることを特徴とする請求項1〜14のいずれか1項に記載の樹脂組成物。
- 樹脂組成物の硬化物の誘電正接が0.003以下であることを特徴とする請求項1〜15のいずれか1項に記載の樹脂組成物。
- 多層プリント配線板の絶縁層用樹脂組成物であることを特徴とする請求項1〜16のいずれか1項に記載の樹脂組成物。
- 多層プリント配線板のビルドアップ層用樹脂組成物であることを特徴とする請求項1〜17のいずれか1項に記載の樹脂組成物。
- 請求項1〜18のいずれか1項に記載の樹脂組成物を含有することを特徴とするシート状積層材料。
- 請求項19に記載のシート状積層材料を用いることを特徴とする多層プリント配線板。
- 請求項20に記載の多層プリント配線板を用いることを特徴とする半導体装置。
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