JP6694849B2 - Precast reinforced concrete pressure plate for ground anchor - Google Patents
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Description
本発明は、グラウンドアンカー工法に用いられるグラウンドアンカー用のプレキャスト鉄筋コンクリート受圧板に関する。 The present invention relates to a precast reinforced concrete pressure receiving plate for a ground anchor used in a ground anchor construction method.
法面の安定化を図る工法の一例として、グラウンドアンカー工法が従来から広く知られている。このグラウンドアンカー工法は、地盤斜面に定着させたアンカーに緊張力を与え、この緊張力を地盤斜面上に設置した受圧板を介して地盤斜面側に伝達させることにより、地盤斜面の安定化を図る工法である。そして、従来からこの工法に用いられる受圧板として、グラウンドアンカー工法の工期短縮を図るため、下記のプレキャスト鉄筋コンクリート製の受圧板が提案されている。 The ground anchor construction method has been widely known as an example of a construction method for stabilizing the slope. This ground anchor construction method stabilizes the ground slope by applying tension to the anchor anchored on the ground slope and transmitting this tension to the ground slope via a pressure plate installed on the ground slope. It is a construction method. The pressure receiving plate made of precast reinforced concrete described below has been proposed as a pressure receiving plate used in this method in order to shorten the construction period of the ground anchor method.
しかし、上記従来のプレキャスト鉄筋コンクリート製の受圧板は、受圧面積が大きい場合には受圧板の寸法や重量も大きくなるため、斜面等の作業性の悪い現場では運搬や吊り上げの作業効率が悪くなるため、工期を思うように短縮できない場合が多かった。 However, since the pressure receiving plate made of the above-mentioned conventional precast reinforced concrete has large dimensions and weight when the pressure receiving area is large, the work efficiency of transportation and hoisting becomes poor at a site with poor workability such as a slope. In many cases, the construction period could not be shortened as desired.
また、グラウンドアンカー工法においては、アンカーを地盤斜面に対して垂直方向に打設するのが一般的であるが、地盤斜面の傾斜角度やすべり面の角度等によって地盤斜面に対して垂直方向から所定の角度(例えば−20°ないし+20°傾斜した角度)をつけてアンカーを打設することがある。 In addition, in the ground anchor method, it is common to place anchors in a direction perpendicular to the ground slope, but it is possible to set the anchor from the vertical direction to the ground slope depending on the slope angle of the ground slope and the angle of the slip surface. The anchor may be driven at an angle (for example, an angle inclined from -20 ° to + 20 °).
このように、アンカーが地盤斜面に対して垂直方向に打設されておらず、アンカーが地盤斜面に設置した受圧板に対して垂直となる位置関係にない場合には、上記従来の受圧板ではその中心に形成されたアンカーの通し孔を、アンカーの受圧板に対する角度に応じてその都度掘削して拡げるなどして対応する必要があるため、受圧板の支圧応力が不足してクラックが生じたり、受圧板が割れる事態も生じていた。 In this way, when the anchor is not driven vertically to the ground slope and the anchor is not in a vertical position relative to the pressure plate installed on the ground slope, the conventional pressure plate described above is used. Since the through hole of the anchor formed in the center must be drilled and expanded each time according to the angle of the anchor with respect to the pressure receiving plate, the bearing pressure stress of the pressure receiving plate is insufficient and cracks occur. In some cases, the pressure receiving plate cracked.
本発明は、上記のような従来技術の欠点を解消するものであり、運搬や地盤斜面への設置が容易でグラウンドアンカー工法の工期短縮を図ることができ、アンカーが地盤斜面に対する垂直方向から所定の角度を有する場合であっても、受圧板を掘削等することなく地盤斜面に設置することができるとともに、クラックや割れが生じにくいグラウンドアンカー用プレキャスト鉄筋コンクリート受圧板を提供することを目的とする。 The present invention solves the above-mentioned drawbacks of the prior art, can be easily transported and installed on the ground slope, and can shorten the construction period of the ground anchor construction method. It is an object of the present invention to provide a precast reinforced concrete pressure receiving plate for a ground anchor, which can be installed on a ground slope without excavating even if the angle of the precast reinforced concrete pressure receiving plate is small.
上記目的を達成するため、本願請求項1に係る発明は、中心にアンカーを挿通させるための上部貫通孔が形成された定着部を備え該定着部から少なくとも三方向に突出するアーム部を備えた上部部材と、該上部部材の下方に組み合わせて一体化可能な板状体であって中心にアンカーを挿通させるための下部貫通孔が形成された下部部材と、開口部を備えた略円筒状の胴体部と該胴体部の上端に設けられ切欠き部を備えた略円形状の天板部からなる嵌め合わせ部材とを有し、前記開口部は前記胴体部の上端から下端にかけて形成され、前記切欠き部は前記天板部の外周縁から中心付近まで形成されるとともに前記開口部と通じており、前記下部部材の前記下部貫通孔に前記嵌め合わせ部材の前記胴体部を挿入することで、前記嵌め合わせ部材が前記下部部材に対して回動可能となることを特徴とする。
In order to achieve the above-mentioned object, the invention according to
また、本願請求項2に係る発明は、前記嵌め合わせ部材の前記天板部の上面に開口部を備えた略円筒状の誘導部を有し、前記開口部は前記誘導部の上端から下端にかけて形成され前記天板部の前記切欠き部と通じていることを特徴とする。
The invention according to
また、本願請求項3に係る発明は、前記下部部材が、地盤斜面と一体化するための裏込め材または袋部材を有することを特徴とする。
Further, the invention according to
また、本願請求項4に係る発明は、前記下部部材が、長繊維補強シートによって被覆されることにより形成されているか、長繊維補強シートをコンクリートによって挟むことにより形成されているか、短繊維補強コンクリートによって形成されているか、または高強度コンクリートによって形成されているか、若しくはこれらの組み合わせにより形成されていることを特徴とする。
The invention according to
また、本願請求項5に係る発明は、前記上部部材の側面及び前記下部部材の側面にインサートが設けられていることを特徴とする。
The invention according to
上記より、請求項1に係る発明によれば、受圧板を分割して運搬することができるため、運搬を含めたの設置作業が容易となり、グラウンドアンカー工法の工期短縮を図ることができる。また、アンカーが地盤斜面における垂直方向に対し傾きを持つ場合であっても、受圧板を掘削等することなく地盤斜面に容易に設置することができる。
As described above, according to the invention of
また、下部部材の下部貫通孔に挿入した嵌め合わせ部材の胴体部の開口部等にアンカーを挿通させながら下部部材を設置することで、受圧板の位置決め作業が容易となり、受圧板の設置作業の工期を短縮することができるとともに、アンカーを上部部材及び下部部材に当接させる事無く受圧板を設置できるため、アンカーを傷めずに設置作業を行うことができる。 Also, by installing the lower member while inserting the anchor into the opening of the body of the fitting member inserted into the lower through hole of the lower member, positioning work of the pressure receiving plate becomes easy, and installation work of the pressure receiving plate can be performed. Since the construction period can be shortened and the pressure receiving plate can be installed without contacting the upper member and the lower member with the anchor, installation work can be performed without damaging the anchor.
また、下部部材の下部貫通孔に嵌め合わせ部材の胴体部を挿入しながら下部部材を設置することで、下部部材に大きさの大きな下部貫通孔を形成することになる場合であっても、下部部材にクラックや割れが生じるのを防止することができる。 Further, even when the lower through-hole having a large size is formed in the lower member by installing the lower member while inserting the body portion of the fitting member into the lower through-hole of the lower member, It is possible to prevent the member from cracking or breaking.
また、請求項2に係る発明によれば、下部部材の下部貫通孔に挿入した嵌め合わせ部材の誘導部の開口部にもアンカーを挿通させながら下部部材を設置することで、受圧板の位置決め作業が更に容易となるため、受圧板の設置作業の工期をより短縮することができる。
According to the invention of
また、請求項3に係る発明によれば、受圧板を設置する地盤斜面に不陸がある場合であっても、受圧板(下部部材)にクラックや割れが発生することを防止することができる。
Further, according to the invention of
また、請求項4に係る発明によれば、下部部材が長繊維補強シートや短繊維補強コンクリートや高強度コンクリートによって補強されているため、受圧板(下部部材)に局部的な集中荷重が生じた場合であっても、受圧板(下部部材)にクラックや割れが生じるのを防止することができる。
Further, according to the invention of
また、請求項5に係る発明によれば、インサートにチェーン等の連結部材が繋がれたボルトを螺合することで、上部部材及び下部部材をクレーン等で吊り上げて運搬することができる。また、受圧板を地盤斜面に複数設置したときは、上記ボルト及びチェーンを介して受圧板同士を連結することができる。そのため、地盤斜面において地滑り等が生じて一部の受圧板を固定したアンカーが切断された場合であっても、そのアンカーが切断された受圧板は周囲の受圧板によって支持されるため、受圧板の落下を防止することができる。
According to the invention of
以下、本発明を図1ないし図8に従って説明する。尚、以下では本発明に係る実施形態を詳細に説明するが、本発明はこれに限定されるものではない。本発明に係るグラウンドアンカー用プレキャスト鉄筋コンクリート受圧板(以下「受圧板」という。)1は、上部部材2、下部部材3及び嵌め合わせ部材4からなる。
Hereinafter, the present invention will be described with reference to FIGS. The embodiments of the present invention will be described in detail below, but the present invention is not limited thereto. A precast reinforced concrete pressure receiving plate for ground anchor (hereinafter referred to as “pressure receiving plate”) 1 according to the present invention includes an
上部部材2は、図1及び図2に示すように、略八角柱状の定着部5を中央に有し、その定着部5から四方向に延びる略直方体状のアーム部6を有する略十字状で厚さの厚い板状のプレキャスト鉄筋コンクリート部材である。尚、上部部材2の厚さは定着部5が一番厚く、アーム部6の先端に行くにつれて徐々に薄くなるように形成されている。
As shown in FIGS. 1 and 2, the
尚、本実施例においてはアーム部6が四本設けられているが、三本以上であれば何本であってもよい。上記構造とすることで、上部部材2を略正方形状とした場合に比べて軽量化を図ることができるため、運搬を含めた設置作業が容易となる。また、アーム部6を定着部5の外周方向等間隔に三本以上設けることで、アンカー9から上部部材2の定着部5に伝わる緊張力(圧力)を下方部材3の広範囲に分散させることができる。
Although four
定着部5の中心には、後述するアンカー9を挿通するための略円錐台形状の上部貫通孔10が形成されている。また、定着部5の上面5a中央部には略正方形状に窪んだ凹部8が設けられ、その凹部8の底面8aの中心には上部貫通孔10の上端開口部が形成されている。そして上部貫通孔10の側面は、上部部材2の底面2bにおける垂直方向に対して20°の傾斜角を有する。尚、本実施例における上部貫通孔10の側面の上記傾斜角は20°であるが、その傾斜角は20°以下であっても良い。
At the center of the
一方、アーム部6には、上部部材2と下部部材3を一体化させるために使用するボルト12を挿通するためのボルト孔13が形成されている。また、アーム部6の上面6aには略正方形状に窪んだ凹部11が設けられ、、その中心には、ボルト孔13の上端開口部が形成されている。
On the other hand, a
定着部5の側面5bの中心にはそれぞれインサート14が埋め込まれている。そのため、このインサート14にチェーン等の連結部材が繋がれたボルト(図示せず)を螺合することで、上部部材2をクレーン等で吊り上げて運搬することができる。
また、アーム部6の先端面6bの中心にもそれぞれインサート17が設けられている。このインサート17により、上記と同様にクレーン等で吊り上げて運搬する作業や、後述するように下部部材3を地盤斜面101に密着固定させ、地盤斜面101と一体化させる作業を行うことができる。
An
更に、上部部材2を下部部材3と一体化させて受圧板1を形成し地盤斜面101に設置した後に、インサート17にチェーン15等の連結部材が繋がれたボルト25を螺合することで受圧板1同士を連結することができる。
Further, the
そのため、受圧板1を複数設置した地盤斜面101において、そのうちの一つの受圧板1を固定していたアンカー9が地滑り等により切断されてしまった場合であっても、その周囲に位置しチェーン15等の連結部材で連結された他の受圧板1,1・・・により、アンカー9が切断された受圧板1の落下を防止することができる。
Therefore, in the
下部部材3は、図1及び図2に示すように、略正方形状であって四隅が切り欠かれ、全体の厚さがほぼ均一で厚さの厚い板状の部材である。この下部部材4はプレキャスト鉄筋コンクリート部材であり、その中心には後述するアンカー9を挿通するための略円錐台形状の下部貫通孔20が形成されている。そしてその下部貫通孔20の側面は、下部部材3の底面3bにおける垂直方向に対して20°の傾斜角を有する。尚、本実施例における下部貫通孔20の側面の上記傾斜角は20°であるが、その傾斜角は20°以下であっても良い。そしてその傾斜角は、上部貫通孔10の側面の上記傾斜角と等しい事が望ましい。また、本実施例の下部部材3は略正方形状であるが、略円形状であってもよい。
As shown in FIGS. 1 and 2, the
尚、下部部材3の上面3aにおける下部貫通孔20の上端開口部の直径Bは、上部部材2の底面2bにおける上部貫通孔10の下端開口部の直径とほぼ等しい大きさに形成されている。
The diameter B of the upper end opening of the lower through
また、下部部材3の上面3aにおける下部貫通孔20の上端開口部の周囲には、その上端開口部を内径とする円環状の凹みである環状凹部21が形成されている。この環状凹部21は、後述する嵌め合わせ部4を嵌合させるための凹みである。
Further, on the
また、下部部材3の上面3aには、上部部材2を下部部材3の上面3aに固定し一体化するためのボルト12を螺合するためのインサート22が埋め込まれている。このインサート22は、下部部材3の上面3aに上部部材2を設置した際に、上部部材2のボルト孔13の位置に相当する位置に形成されている。
Further, an
上記構造により、下部部材3の上面3aに上部部材2をボルト12で固定して一体化させることにより、上部部材2の上部貫通孔10と下部部材3の下部貫通孔20が通じた状態となるとともに連続した一つ略円錐台形状の貫通孔23を形成した状態となる。また、上部部材2は、下部部材3の上面3a内に収まった状態となる。
With the above structure, the
下部部材3の側面3cであって四隅の切欠かれた箇所には、それぞれインサート24が設けられている。このインサート24にチェーン等の連結部材が繋がれたボルト(図示せず)を螺合することで、下部部材3をクレーン等で吊り上げて運搬することができる。また、上部部材2を下部部材3と一体化させて受圧板1を形成し地盤斜面101に設置した後は、インサート24にチェーン15等の連結部材が繋がれたボルト25を螺合して受圧板1同士を連結することで、上記の場合と同様に受圧板1の落下を防止することができる。
尚、アンカー9に受圧板1を固定する際に、地盤斜面101が不陸であると、下部部材3への局部的な集中荷重により下部部材3にクラックや割れが発生する場合がある。そのため、アラミド繊維、カーボン繊維、ポリアリレート繊維等の長繊維補強シートによって下部部材3を被覆して補強してもよい。また、長繊維補強シートをコンクリートで挟むことによって下部部材3を形成したり、コンクリートに短繊維を混合して下部部材3を形成したり、高強度コンクリートを用いて下部部材3を形成したりすることにより補強してもよい。更には、上記補強を組み合わせて下部部材3を形成してもよい(図示せず)。
When the
嵌め合わせ部材4は、厚さの薄い鋼板等からなる金属製の部材であって、図1に示すように、胴体部26と天板部28からなる。胴体部26は、略円筒状であって、その長さは下部部材3の厚さよりやや短く形成されている。また、胴体部26には、その上端から下端にかけて延びる隙間である開口部26aが形成されている。この開口部26aの幅は、アンカー9の外径よりも広く形成されている。また、胴体部26の外径の大きさは、下部部材3の上面3aにおける下部貫通孔20の上端開口部の直径Bの大きさとほぼ等しいかやや小さく形成されている。
The
天板部28は、略円形状の板状体であって胴体部26の上端に設けられている。この天板部28の外径は、胴体部26の外径よりも大きく形成され、略円筒状の胴体部26の中心軸上に略円形状の天板部28の中心が位置するように固定されているため、天板部28の周縁部が胴体部26の上端から外側に向けてほぼ均等に突出した状態となっている。また、天板部28の外径の大きさは、下部部材3の環状凹部21の外径とほぼ同じかやや小さく形成されている。
The
また、天板部28には、その外周縁から中心を越えて少し先まで切欠かれた切欠き部28aが形成されている。この切欠き部28aの幅は、胴体部26の開口部26aの幅とほぼ等しい幅であって、アンカー9の外径よりも広く形成されている。また、切欠き部28aは、開口部26aと通じる位置に形成されている。
Further, the
上記構造により、下部部材3の下部貫通孔20に嵌め合わせ部材4の胴体部26を挿入することができる。また、胴体部26を奥まで挿入することで、嵌め合わせ部材4の天板部28と下部部材3の環状凹部21とを嵌合させることができるとともに、下部部材3の上面3aと嵌め合わせ部材4の天板部28の上面28bを面一にすることができる。また、上記のように嵌合させることで、嵌め合わせ部材4が下部部材3に対して水平方向に回動可能な状態となる。
With the above structure, the
また、下部部材3の下部貫通孔20に嵌め合わせ部材4の胴体部26を挿入して、嵌め合わせ部材4の天板部28と下部部材3の環状凹部21とを嵌合させた状態で下部部材3を設置することで、図3−1等に示すように、胴体部26の下端部が後述する地盤斜面101の上に施工された裏込め材等と接する状態となる。
Further, the
そのため、下部部材3に大きさの大きな略円錐台形状の下部貫通孔20を形成することにより下部部材3の支圧応力が低下しても、受圧板1をアンカー9に固定することによりアンカー9から下部部材3に伝わる緊張力(圧力)の一部を嵌め合わせ部材4によって支持することとなるため、下部部材3にクラックや割れが生じるのを防止することができる。
Therefore, even if the bearing stress of the
また、嵌め合わせ部材4の長さ方向Cに対して傾きを持つアンカー9であっても、その傾きが20°以下である場合は、嵌め合わせ部材4の切欠き部28aやそれに通じる開口部26aに通すことでアンカー9を嵌め合わせ部材4に挿通させることができる。
Further, even if the
そのため、下部部材3の下部貫通孔20に挿通させたアンカー9を嵌め合わせ部材4に挿通させた状態で、下部部材3の下部貫通孔20に嵌め合わせ部材4の胴体部26を挿入し、下部部材3を地盤斜面101に設置することで、下部部材3の上面3aに固定する上部部材2の上部貫通孔10にもアンカー9を挿通できる状態となるため、受圧板1の位置決め作業が容易となり、受圧板1の設置作業の工期を短縮することができる。
Therefore, the
また、上記受圧板1の構造により、上部部材2と、嵌め合わせ部材4を嵌合させた状態の下部部材3とを一体化させることで、連続した一つの略円錐台形状の貫通孔23が形成される(図2参照)。そのため、アンカー9が地盤斜面101における垂直方向に対し傾きを持つ場合であっても、その角度が20°以下である場合は、受圧板1の貫通孔23を掘削等することなくアンカー9を貫通孔23に挿通させながら受圧板1を地盤斜面101に設置することができる。また、受圧板1を設置する際に、アンカー9を貫通孔23に接触させる事無く上部部材2の凹部8へ導くことができるため、アンカー9を傷めることなく受圧板1を地盤斜面101に設置することができる。
Further, by the structure of the
尚、上記の様に受圧板1は上部部材2、下部部材3及び嵌め合わせ部材4に分解して運搬し設置することができるため、斜面のように作業性の悪い現場であっても、受圧板1の設置作業が容易となり、グラウンドアンカー工法の工期を短縮することができる。
As described above, since the
39は、他の実施例に係る受圧板であって、上部部材2と下部部材3と嵌め合わせ部材29からなる。嵌め合わせ部材29は、厚さの薄い鋼板等からなる金属製の部材であって、図6に示すように、胴体部30と天板部31と誘導部32からなる。尚、胴体部30と天板部31は、上記実施例の嵌め合わせ部材4の胴体部26及び天板部28と同様の構造であるため、その説明は省略する。また、上部部材2及び下部部材3についても上記実施例と同様な構造であるため、その説明も省略する。
天板部31の上面31bには誘導部32が固定されている。この誘導部32は、その外径が胴体部30の外径よりも小さい略円筒状であって、その中心軸が胴体部30の中心軸と一致する位置に固定されている。そして、誘導部32の外径の大きさは、上部部材2の凹部8の上面8aにおける上部貫通孔10の上端開口部の直径Dの大きさとほぼ等しいかやや大きく形成されている。また、誘導部32の長さは、上部部材2の定着部5の厚さよりも短く形成されている。
A
また、誘導部32には、その上端から下端にかけて延びる隙間である開口部32aが形成されている。この開口部32aの幅は、アンカー9の外径よりも広く形成されているとともに、天板部31の切欠き部31aの幅及び胴体部30の開口部30aの幅とほぼ等しい幅に形成されている。そして、開口部32aは天板部31の切欠き部31aと通じる位置に形成されている。
Further, the
尚、天板部31の中央付近に形成されている切欠き部31aの端部は、略円筒状の誘導部32の内側に納まるように形成されている。
The end of the
上記構造により、図6及び図7に示すように、下部部材3の下部貫通孔20に嵌め合わせ部材29の胴体部30を挿入することができる。また、胴体部30を奥まで挿入することで嵌め合わせ部材29の天板部31と下部部材3の環状凹部21とを嵌合させることができるとともに、下部部材3の上面3aと嵌め合わせ部材29の天板部31の上面31bを面一にすることができる。また、嵌合させることで、嵌め合わせ部材29が下部部材3に対して水平方向に回動可能な状態となる。
With the above structure, as shown in FIGS. 6 and 7, the
そして、上部部材2の上部貫通孔10に嵌め合わせ部材29の誘導部32を挿入しながら下部部材3の上面3aに上部部材2をボルト12で固定することで一体化させることができる。このとき、誘導部32の上端が上部部材2の凹部8の底面8aとほぼ同じ高さか、底面8aよりやや低い高さとなる。
Then, the
また、下部部材3の下部貫通孔20に嵌め合わせ部材29の胴体部30を挿入して、嵌め合わせ部材29の天板部31と下部部材3の環状凹部21とを嵌合させた状態で下部部材3を設置することで、図8に示すように、胴体部30の下端部が後述する地盤斜面101の上に施工された裏込め材等と接する状態となる。
Further, the
そのため、下部部材3に大きさの大きな略円錐台形状の下部貫通孔20を形成することにより下部部材3の支圧応力が低下しても、受圧板39をアンカー9に固定することによりアンカー9から下部部材3に伝わる緊張力(圧力)の一部を嵌め合わせ部材29によって支持することとなるため、下部部材3にクラックや割れが生じるのを防止することができる。
Therefore, even if the bearing stress of the
また、嵌め合わせ部材29の長さ方向Eに対して傾きを持つアンカー9であっても、その角度が20°以下である場合は、嵌め合わせ部材29の切欠き部31aやそれに通じる開口部30a,32a内に通すことでアンカー9を嵌め合わせ部材29に挿通させることができる。
Further, even if the
そのため、下部部材3の下部貫通孔20に挿通させたアンカー9を嵌め合わせ部材29に挿通させた状態で、下部部材3の下部貫通孔20に嵌め合わせ部材29の胴体部30を挿入し、下部部材3を地盤斜面101に設置することで、下部部材3の上面3aに固定する上部部材2の上部貫通孔10にもアンカー9をより正確且つ容易に挿通できる状態となるため、受圧板39の位置決め作業が更に容易となり、受圧板39の設置作業の工期を短縮することができる。
Therefore, with the
また、上記受圧板39の構造により、アンカー9が地盤斜面101における垂直方向に対し20°以下の傾きを持つ場合は、受圧板39を設置する際にアンカー9を貫通孔23に接触させる事無く上部部材2の凹部8へ導くことができるため、アンカー9を傷めることなく受圧板39を地盤斜面101に設置することができる。
Further, due to the structure of the
尚、上記のように受圧板39は上部部材2、下部部材3及び嵌め合わせ部材29に分解して運搬し設置することができるため、斜面のように作業性の悪い現場であっても、受圧板39の設置作業が容易となり、グラウンドアンカー工法の工期を短縮することができる。
As described above, the
以下、本発明に係る受圧板1の施工方法について説明する。まず、受圧板1を設置する傾斜した地盤斜面101を削孔して削孔穴102を形成し、その削孔穴102内にアンカー9を挿入するとともにグラウト材(図示せず)を注入打設してアンカー9の一端を削孔穴102内に固着させる。そして、アンカー9の他端は地盤斜面101から露出させる。
Hereinafter, a method of constructing the
次に、上部部材2と下部部材3と嵌め合わせ部材4をそれぞれトラック等により現場まで運ぶ。そして、下部部材3の側面3cのインサート24にチェーン等の連結部材が繋がれたボルト(図示せず)を螺合して下部部材3をクレーン等で吊り上げ、下部貫通孔20にアンカー9を挿通しながら地盤斜面101に設置する。
Next, the
尚、この下部部材3はプレキャスト鉄筋コンクリート製のものを使用するが、上記アラミド繊維等の長繊維補強シートによって被覆して補強したものを使用してもよい。また、長繊維補強シートをコンクリートによって挟んで形成することにより補強した下部部材3や、コンクリートに短繊維を混合して形成することにより補強した下部部材3や、高強度コンクリートを用いて形成することにより補強した下部部材3を使用してもよい。更には、上記補強を組み合わせて形成した下部部材3を使用してもよい。
Although the
下部部材3を設置する際、アンカー9が地盤斜面101に対して略垂直方向に延びる場合であれば、下部貫通孔20に挿通させたアンカー9を嵌め合わせ部材4に挿通させながら、その胴体部26を下部部材3の下部貫通孔20に挿入し、天板部28と下部部材3の環状凹部21とを嵌合させることができる位置、具体的にはアンカー9を嵌め合わせ部材4における天板部28の切欠き部28aの端部付近(天板部28の中心付近)に挿通させながら嵌め合わせ部材4の天板部28と下部部材3の環状凹部21とを嵌合させることができる位置に下部部材3を設置する。
When installing the
一方、図3−1に示すように、アンカー9が地盤斜面101の垂直方向に対して20°以下の傾きを持つ場合であれば、アンカー9を嵌め合わせ部材4の胴体部26の開口部26a内や天板部28の切欠き部28a内に挿通させながら嵌め合わせ部材4の天板部28と下部部材3の環状凹部21とを嵌合させることができる位置に下部部材3を設置する。
On the other hand, as shown in FIG. 3A, when the
尚、嵌め合わせ部材4の胴体部26を下部部材3の下部貫通孔20に挿入するときは、アンカー9の地盤斜面101の垂直方向に対する傾き及びその方向に合わせて嵌め合わせ部材4を水平方向に回転させて開口部26aや切欠き部28aの位置を調節し、アンカー9を開口部26aや切欠き部28a内に挿通させながら胴体部26を下部貫通孔20に挿入する。
When inserting the
そして、上部部材2の定着部5の側面5bのインサート14またはアーム部6の先端面6aのインサート17にチェーン等の連結部材が繋がれたボルト(図示せず)を螺合して上部部材2をクレーン等で吊り上げ、上部貫通孔10にアンカー9を挿通した状態で下部部材3の上面3aに上部部材2を設置する。このとき、上部部材2のボルト孔13の位置が下部部材3のインサート22の位置と一致するように設置する。そして、上部部材2のボルト孔13にボルト12を挿通して下部部材3のインサート22に螺合することで上部部材2と下部部材3を一体化させて受圧板1を形成する。その後、アンカー9を仮緊張させて定着具36により受圧板1をアンカー9に仮固定する。
Then, a bolt (not shown) having a connecting member such as a chain connected to the
次に、下部部材3の底面3bと地盤斜面101との間の隙間18をゴムチューブ33で塞ぐ。具体的には、図3−1及び図3−2に示すように、下部部材3の底面3bの外周縁と地盤斜面101との間に生じる隙間18であって、地盤斜面101に設置された下部部材3の一番高い位置にある角部F付近以外の隙間18を、円柱状の連続したゴムチューブ33で塞いで設置する。こうすることで、下部部材3の底面3bと地盤斜面101との間の隙間18に流し込んだ裏込め材であるモルタル19等の流出を防止することができる。
Next, the
そして、断面略L字状のアングル材34のネジ孔34aにボルト35を挿通しつつ上部部材2のインサート17に螺合して、アングル材34を上部部材2に固定する。このとき、アングル材34によってゴムチューブ33を上から押さえつけた状態となるようにアングル材34を固定する。こうすることで、ゴムチューブ33の位置のずれを防止することができるとともに、受圧板1自身がアンカー9を中心に回転して設置位置がずれるのを防止することができる。尚、このゴムチューブ33の径は、下部部材3の底面3bの外周縁と地盤斜面101との間に生じる隙間18の最大幅よりも大きいものを使用する。
Then, the
そして、角部F付近の隙間18から、下部部材3の底面3bと地盤斜面101との間の隙間18が無くなるまで裏込め材であるモルタル19等を流し込み、受圧板1と地盤斜面101を密着固定させ一体化させる。その後、モルタル19等が所定の強度にまで固まったら、アングル材34及びゴムチューブ33を撤去し、最後にアンカー9を緊張させて、定着部5の凹部8において定着具36により受圧板1をアンカー9に固定することで地盤斜面101に設置する。
Then,
上記施工により、受圧板1を設置する地盤斜面101に不陸がある場合であっても、下部部材3の底面3bと地盤斜面101との間の隙間18に裏込め材であるモルタル19等を施工して、下部部材3がその底面3b側に裏込め材を有する構造とすることで、下部部材3の底面3bと地盤斜面101との接触面積が裏込め材(モルタル19等)を介して大きくなるため、下部部材3への局部的な集中荷重を回避することができ、下部部材3にクラックや割れが生ずるのを防止することができる。
By the above-mentioned construction, even when the
また、下部部材3の下部貫通孔20に嵌め合わせ部材4の胴体部26を挿入して、嵌め合わせ部材4の天板部28と下部部材3の環状凹部21とを嵌合させることで、図3−1等に示すように、胴体部26の下端部が地盤斜面101の上に施工された裏込め材(モルタル19等)と接する状態となる。
Further, by inserting the
そのため、下部部材3に大きさの大きな略円錐台形状の下部貫通孔20を形成することにより下部部材3の支圧応力が低下しても、受圧板1をアンカー9に固定することによりアンカー9から下部部材3に伝わる緊張力(圧力)の一部を嵌め合わせ部材4によって支持することとなるため、下部部材3にクラックや割れが生じるのを防止することができる。
Therefore, even if the bearing stress of the
一方、上記のように受圧板1の下部部材3の底面3bと地盤斜面101との間の隙間18に裏込め材であるモルタル19等を流し込む方法により受圧板1を地盤斜面101に施工するのではなく、地盤斜面101にモルタル19等の充填材を収容可能であって下部部材3の形状に合わせた袋部材38を設置し、その上に受圧板1を設置する方法により受圧板1を地盤斜面101に施工してもよい。具体的には、図4に示すように、地盤斜面101の受圧板1を設置する位置に、下部部材3とほぼ同様な外形及び大きさであって中央にアンカー9を挿通するための孔が形成された袋部材38を設置する。
On the other hand, as described above, the
この袋部材38は、通気性を有するがモルタル19等の充填材は通さない変形自在な不織布等の部材で形成されている。また、内部に充填材を充填するための注入ノズル38aが、袋部材38の複数箇所に設けられている。
The
袋部材38の設置後、アンカー9が地盤斜面101の垂直方向に対して20°以下の傾きを持つ場合であれば、上記施工方法の場合と同様にして下部部材3をクレーン等で吊り上げ、下部貫通孔20にアンカー9を挿通しながら袋部材38の上に設置する。このとき、下部貫通孔20に挿通させたアンカー9を嵌め合わせ部材4の胴体部26の開口部26a内や天板部28の切欠き部28a内に挿通させながら、その胴体部26を下部部材3の下部貫通孔20に挿入し、天板部28と下部部材3の環状凹部21とを嵌合させることができる位置に下部部材3を吊り上げながら移動させ、既に設置してある袋部材38の位置が下部部材3の真下にくるように調整し、その上に下部部材3を設置する。
After the
そして、上記施工方法の場合と同様にして上部部材2をクレーン等で吊り上げ、上部部材2の上部貫通孔10にアンカー9を挿通した状態で下部部材3の上面3aに上部部材2を設置し、上部部材2のボルト孔13にボルト12を挿通して下部部材3のインサート22に螺合することで上部部材2と下部部材3を一体化させて受圧板1を形成する。その後、アンカー9を仮緊張させて定着具36により受圧板1をアンカー9に仮固定する。
Then, similarly to the case of the above-mentioned construction method, the
その後、下部部材3の底面3bと地盤斜面101との間の隙間18をゴムチューブ33で塞ぐ。具体的には、図4に示すように、下部部材3の底面3bの外周縁と地盤斜面101との間に生じる隙間18であって、地盤斜面101に設置された下部部材3の一番高い位置にある角部F付近以外の隙間18を、円柱状の連続したゴムチューブ33で塞いで設置する(図3−2参照)。
Then, the
具体的には、断面略L字状のアングル材34のネジ孔34aにボルト35を挿通しつつ上部部材2のインサート17に螺合してアングル材34を上部部材2に固定する。このとき、アングル材34によってゴムチューブ33を上から押さえつけた状態となるようにアングル材34を固定することで、ゴムチューブ33の位置のずれを防止することができるとともに、受圧板1自身がアンカー9を中心に回転して設置位置がずれるのを防止することができる。また、下部部材3の底面3bの外周縁から袋部材38のはみ出しを防止することができる。
Specifically, the
尚、注入ノズル38aから袋部材38の内部にモルタル19等の充填剤を充填しやすいように、注入ノズル38aは下部部材3の角部F付近に位置させておく。
The
そして、複数箇所の注入ノズル38aから袋部材38の内部にモルタル19等の充填材を充填し、受圧板1の下部部材3の底面3bと地盤斜面101との間の隙間18が無くなるまで袋部材38を膨らませ、受圧板1と地盤斜面101とを密着させて一体化させる。
Then, a filling material such as
そして、モルタル19等の充填材が所定の強度にまで固まったら、アングル材34及びゴムチューブ33を撤去し、最後にアンカー9を緊張させて、定着部5の凹部8において定着具36により受圧板1をアンカー9に固定することで地盤斜面101に設置する。
Then, when the filling material such as the
上記施工により、受圧板1を設置する地盤斜面101に不陸がある場合であっても、下部部材3の底面3bと地盤斜面101との間の隙間18に不織布等の部材により形成された袋部材38を設置して、下部部材3がその底面3b側に袋部材38を有する構造とすることで、下部部材3の底面3bと地盤斜面101との接触面積が袋部材38を介して大きくなるため、下部部材3への局部的な集中荷重を回避することができ、下部部材3にクラックや割れが生ずるのを確実に防止することができる。
Even if the
また、図4に示すように、胴体部26の下端部が地盤斜面101の上に施工された袋部材38と接する状態となるため、下部部材3に大きさの大きな略円錐台形状の下部貫通孔20を形成することにより下部部材3の支圧応力が低下しても、受圧板1をアンカー9に固定することによりアンカー9から下部部材3に伝わる緊張力(圧力)の一部を嵌め合わせ部材4によって支持することとなるため、下部部材3にクラックや割れが生じるのを防止することができる。
Further, as shown in FIG. 4, since the lower end of the
また、袋部材38によって、モルタル19等の充填材が下部部材3の底面3bと地盤斜面101との間の隙間18から流出するのを確実に防止することができ、モルタル19等の充填材の無駄を省くことができるため、受圧板1の設置コストを削減することができる。
Further, the
次に、他の実施例に係る受圧板39の施工方法について説明する。尚、上記実施例で使用する部材と同じ部材については同じ符号を付して説明する。まず、上記実施例の場合と同様に、受圧板39を設置する傾斜した地盤斜面101を削孔して削孔穴102を形成し、その削孔穴102内にアンカー9を挿入するとともにグラウト材(図示せず)を注入打設してアンカー9の一端を削孔穴102内に固着させる。そして、アンカー9の他端を地盤斜面101から露出させる。
Next, a method of constructing the
そして、上部部材2と下部部材3と嵌め合わせ部材29をそれぞれトラック等により現場まで運び、上記実施例の場合と同様にして下部部材3をクレーン等で吊り上げ、下部貫通孔20にアンカー9を挿通しながら地盤斜面101に設置する。
Then, the
このとき、アンカー9が地盤斜面101に対して略垂直方向に延びる場合であれば、下部貫通孔20に挿通させたアンカー9を嵌め合わせ部材29に挿通させながら、その胴体部30を下部部材3の下部貫通孔20に挿入し、天板部31と下部部材3の環状凹部21とを嵌合させることができる位置、具体的にはアンカー9を嵌め合わせ部材29における天板部31の切欠き部31aの端部付近(天板部31の中心付近)に挿通させながら嵌め合わせ部材29の天板部31と下部部材3の環状凹部21とを嵌合させることができる位置に下部部材3を設置する。
At this time, if the
一方、図8に示すように、アンカー9が地盤斜面101の垂直方向に対して20°以下の傾きを持つ場合であれば、アンカー9を嵌め合わせ部材29の胴体部30の開口部30a内や誘導部32の開口部32a内や天板部31の切欠き部31a内に挿通させながら嵌め合わせ部材29の天板部31と下部部材3の環状凹部21とを嵌合させることができる位置に下部部材3を設置する。
On the other hand, as shown in FIG. 8, when the
尚、嵌め合わせ部材29の胴体部30を下部部材3の下部貫通孔20に挿入するときは、アンカー9の地盤斜面101の垂直方向に対する傾き及びその方向に合わせて嵌め合わせ部材29を水平方向に回転させて開口部30a,32aや切欠き部31aの位置を調節し、アンカー9を開口部30a,32aや切欠き部31a内に挿通させながら胴体部30を下部貫通孔20に挿入する。
When the
そして、上記実施例の場合と同様にして上部部材2をクレーン等で吊り上げ、上部貫通孔10にアンカー9を挿通した状態で下部部材3の上面3aに上部部材2を設置する。このとき、上部部材2の上部貫通孔10に嵌め合わせ部材29の誘導部32を挿入しながら、上部部材2のボルト孔13の位置が下部部材3のインサート22の位置と一致するように設置する。そして、上部部材2のボルト孔13にボルト12を挿通して下部部材3のインサート22に螺合することで上部部材2と下部部材3を一体化させて受圧板39を形成する。その後、アンカー9を仮緊張させて定着具36により受圧板39をアンカー9に仮固定する。
Then, similarly to the case of the above embodiment, the
次に、上記実施例の場合と同様に、下部部材3の底面3aと地盤斜面101との間の隙間18をゴムチューブ33で塞ぎつつその隙間18に裏込め材であるモルタル19等を流し込んで、受圧板39と地盤斜面101を密着固定させて一体化させる。そして、ゴムチューブ33を撤去した後、最後にアンカー9を緊張させて、定着部5の凹部8において定着具36により受圧板39をアンカー9に固定することで地盤斜面101に設置する。
Next, as in the case of the above-described embodiment, the
一方、上記袋部材38を使用する場合には、上記実施例の場合と同様にして、受圧板39の下部部材3を設置する地盤斜面101に受圧板39の下部部材3の形状に合わせた袋部材38を設置し、その上に受圧板39を設置する。そして、アンカー9を仮緊張させて定着具36により受圧板39をアンカー9に仮固定する。
On the other hand, when the
その後、上記実施例の場合と同様に、下部部材3の底面3bと地盤斜面101との間の隙間18をゴムチューブ33で塞ぎ、複数箇所の注入ノズル38aから袋部材38の内部にモルタル19等の充填材を充填し、受圧板39の下部部材3の底面3bと地盤斜面101との間の隙間18がなくなるまで袋部材38を膨らませ、受圧板39と地盤斜面101とを密着させて一体化させる。
After that, as in the case of the above-described embodiment, the
そして、モルタル19等の充填材が所定の強度にまで固まったら、アングル材34及びゴムチューブ33を撤去し、最後にアンカー9を緊張させて、定着部5の凹部8において定着具36により受圧板39をアンカー9に固定することで地盤斜面101に設置する。
Then, when the filling material such as the
上記の様にして地盤斜面101に受圧板1,39を複数個設置した後は、図5に示すように、チェーン15等の連結部材が繋がれたボルト25を上部部材2や下部部材3に埋め込まれたインサート17,24に螺合することで、受圧板1,39同士を連結する。こうすることで、受圧板1,39を複数個設置した地盤斜面101において、一部の受圧板1,39を固定していたアンカー9が地滑り等により切断されてしまった場合であっても、そのアンカー9の周囲に設置されチェーン15等で連結された他の受圧板1,39によって、切断されたアンカー9に固定されていた受圧板1,39を支持することができるため、その受圧板1,39の落下を防止することができる。
After installing a plurality of
1 受圧板 28 天板部
2 上部部材 29 嵌め合わせ部材
3 下部部材 30 胴体部
4 嵌め合わせ部材 31 天板部
5 定着部 32 誘導部
6 アーム部 33 ゴムチューブ
8 凹部 34 アングル材
9 アンカー 35 ボルト
10 上部貫通孔 36 定着具
11 凹部 38 袋部材
12 ボルト 39 受圧板
13 ボルト孔 101 地盤斜面
14 インサート 102 削孔穴
15 チェーン B 直径
17 インサート C 長さ方向
18 隙間 D 直径
19 モルタル E 長さ方向
20 下部貫通孔 F 角部
21 環状凹部
22 インサート
23 貫通孔
24 インサート
25 ボルト
26 胴体部
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