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JP6695421B2 - 行動判定装置および行動判定方法 - Google Patents
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JP6695421B2 - 行動判定装置および行動判定方法 - Google Patents

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Description

本発明は、行動判定装置および行動判定方法に関する。
現在、歩いた時の歩数をカウントするだけでなく、歩行、走行など行動状態を判別してそれぞれの消費カロリーを求め、正確な総消費カロリーを算出する活動量計が多数存在する。
従来の活動量計において、例えば、使用者が比較的遅い速度で走行すると、行動種類の特定において歩行との区別がつきにくい場合が生じる。
上記の問題点を解決するための技術として、特許文献1に記載されている活動量計が挙げられる。特許文献1に記載されている活動量計では、加速度センサの検出出力に基づいて、予め定められた一定の期間が経過する毎に、歩数の計測が行なわれる。また、各「1歩の体動による信号の変化を表わす区分」について、加速度センサの検出出力の最大値と最小値の差の振幅が検出される。そして、当該振幅が閾値v以上であるか否かによって、処理対象となっている1歩分の体動が、活動量計によって歩行によるものか走行によるものかが特定される。加速度センサの検出信号に対して、第1の閾値THと第2の閾値TLが設定されている。加速度センサの検出信号が、第1の閾値THを超えてから第2の閾値TL以下となるまでの検出信号の変化が、1歩の体動による信号の変化とされる。「1歩の体動による信号の変化を表わす区分」とは、この第1の閾値THを超えてから第2の閾値TL以下となるまでの間のことである。
このように、特許文献1に記載されている活動量計によれば、行動種類の特定が不正確になることを防ぐことができる。
日本国公開特許公報「特開2011−200390号公報(2011年10月13日公開)」
特許文献1に記載されている活動量計では、加速度センサの最大値と最小値との差が閾値vによって判定される。歩行と走行とで、この差が比較的大きいため、ゆっくりとした走行であっても歩行と判別が可能である。
しかしながら、膝を深く折り曲げた上下振動の激しい歩行を行うと、加速度の最大値と最小値との差が大きくなり、上記閾値vを超えると、走行と誤認識されてしまう。
本発明は、前記の問題点に鑑みてなされたものであり、その目的は、より精度よく行動の判定を行うことができる行動判定装置を実現することにある。
上記の課題を解決するために、本発明の一態様に係る行動判定装置は、3軸の加速度Sx、Sy、Szを測定する3軸加速度センサと、3軸の加速度Sx、Sy、Szから人体における3軸の加速度Gx、Gy、Gzを算出するマイクロコンピュータとを備え、前記マイクロコンピュータにより算出される前記3軸の加速度Gx、Gy、Gzのうち、1軸の加速度は、地面に対して垂直方向の加速度であり、他の2軸は地面に対して水平であり、且つ、互いに垂直な方向の加速度であり、前記マイクロコンピュータは、所定期間において、前記垂直方向の加速度とゼロとを比較することにより、前記所定期間内における前記人体の行動の種類を判定し、前記マイクロコンピュータは、前記所定期間において、前記3軸の加速度Gx、Gy、Gzの合成加速度とゼロとを比較することにより、前記人体の行動の種類を判定し、前記マイクロコンピュータは、前記所定期間において、前記垂直方向の加速度がゼロ以下、かつ、前記合成加速度がゼロになることを検出することにより、前記人体の行動は、ジャンプであると判定し、前記所定期間において、前記垂直方向の加速度がゼロ以下、かつ、前記合成加速度が常にゼロより大きくなることを検出することにより、前記人体の行動は、走行しながらのジャンプを含んだ走行であると判定する。また、本発明の一態様に係る行動判定方法は、3軸加速度センサにより3軸の加速度Sx、Sy、Szを測定する測定工程と、マイクロコンピュータにより3軸の加速度Sx、Sy、Szから人体における3軸の加速度Gx、Gy、Gzを算出する算出工程と、前記マイクロコンピュータにより算出される前記3軸の加速度Gx、Gy、Gzのうち、1軸の加速度は、地面に対して垂直方向の加速度であり、他の2軸は地面に対して水平であり、且つ、互いに垂直な方向の加速度であり、前記マイクロコンピュータにより、所定期間において、前記垂直方向の加速度とゼロとを比較する比較工程と、前記所定期間内における前記人体の行動の種類を判定する第1判定工程とを含み、前記第1判定工程は、前記マイクロコンピュータが、前記3軸の加速度Gx、Gy、Gzの合成加速度とゼロとを比較することにより、前記人体の行動の種類を判定する第4判定工程と、前記マイクロコンピュータが、前記所定期間において、前記垂直方向の加速度がゼロ以下、かつ、前記合成加速度がゼロになることを検出することにより、前記人体の行動は、ジャンプであると判定する第6判定工程と、前記マイクロコンピュータが、前記所定期間において、前記垂直方向の加速度がゼロ以下、かつ、前記合成加速度が常にゼロより大きくなることを検出することにより、前記人体の行動は走行しながらのジャンプを含んだ走行であると判定する第5判定工程と、を含む。
本発明の一態様によれば、膝を深く折り曲げた上下振動の激しい歩行を行う場合であっても、走行と誤認識することなく、より精度よく行動の判定を行うことができる効果を奏する。
本発明の実施形態1に係る行動判定装置が判定する人体の行動の種類の一例を示した模式図である。(a)は歩行時の状態、(b)は走行時の状態、(c)はジャンプ時の状態を示す。 図1の(a)に示す人体の歩行時の状態において、人体にかかる力を図示した模式図である。(a)は踏み上げ時の状態、(b)は踏み込み時の状態を示す。 歩行時における、地面に対して垂直方向の加速度の一例を示した波形図である。 図1の(b)に示す人体の走行時の状態において、人体にかかる力を図示した模式図である。(a)は上昇時の状態、(b)は下降時の状態を示す。 走行時における、地面に対して垂直方向の加速度の一例を示した波形図である。 (a)は歩行時または走行時、(b)はジャンプ時において3軸加速度における合成加速度を示す模式図である。 (a)は歩行時または走行時、(b)はジャンプ時において合成加速度を示す波形図である。 本発明の実施形態2に係る行動判定装置の一例の概略図である。 本発明の実施形態3に係る行動判定装置の一例の概略図である。
本発明の実施形態について、図1〜図9を参照して以下に説明する。
〔実施形態1〕
図1の(a)〜(c)は、本発明の実施形態1に係る行動判定装置が判定する人体1の行動の種類の一例を示した模式図である。図1の(a)に歩行時の状態、図1の(b)に走行時の状態、図1の(c)にジャンプ時の状態を示す。ここでは、単にジャンプと記載しているところについては、ジャンプは、その場でのジャンプ、つまり、垂直方向のみのジャンプを意味するものとする。
図2の(a)および(b)は、図1の(a)に示す人体1の歩行時の状態において、人体1にかかる力を図示した模式図である。図2の(a)に踏み上げ時の状態、図2の(b)に踏み込み時の状態を示す。
行動判定装置が判定する人体1の行動の種類は、歩行、走行、ジャンプの3種類である。行動判定装置は、3軸の加速度Sx、Sy、Szを測定する3軸加速度センサと、3軸の加速度Sx、Sy、Szから人体における3軸の加速度Gx、Gy、Gzを算出するマイクロコンピュータとを備え、前記マイクロコンピュータにより算出される前記3軸の加速度Gx、Gy、Gzのうち、1軸の加速度は、地面に対して垂直方向の加速度であり、他の2軸は地面に対して水平であり、且つ、互いに垂直な方向の加速度の加速度であり、前記マイクロコンピュータは、所定期間において、前記垂直方向の加速度と所定の閾値とを比較することにより(比較工程)、前記所定期間内における前記人体の行動の種類を判定する(第1判定工程)。
ここでは、3軸の加速度Gx、Gy、Gzの3軸のうち、1軸の加速度は地面に対して垂直方向の加速度に完全に一致しているものとする。また、他の2軸の加速度を地面に対して水平であり、且つ、互いに垂直な方向の加速度とする。具体的には、加速度Gzは地面に対して垂直方向の加速度に一致し、加速度Gx、Gyを地面に対して水平であり、且つ、互いに垂直な方向の加速度に一致しているものとする。加速度Gzは地面2に向かう方向に、加速度Gxは人体1の進行方向に、加速度Gyは人体1の進行方向から見て左方向に一致しているものとする。また、3軸加速度センサの加速度Sx、Sy、Szの3軸と、人体1における3軸の加速度Gx、Gy、Gzの3軸とはそれぞれ一致しない。つまり、SxとGxの軸は一致せず、SyとGyの軸は一致せず、SzとGzの軸は一致しない。
また、所定の閾値とは、静止時の加速度1Gに比べて十分に小さい値のことである。実際の3軸加速度センサでは測定誤差があるため、正確に垂直方向の加速度がゼロ以下になるとは限らない。そのため、静止時の加速度1Gに比べて十分に小さい値、例えば0.1Gを判定基準として使用するのが実用的である。ただし、以下では、3軸加速度センサの測定誤差がないものとして説明している。所定期間とは、予め定められた一定の時間であり、その所定期間内において、垂直方向の加速度がゼロ以下になることをマイクロコンピュータが検出することにより、行動判定装置が、その所定期間内における人体1の行動の種類を判定する。また、行動判定装置は、例えば、人体1の腰部に取り付けることで、人体1の行動の種類を判定する。行動判定装置を取り付ける場所は、人体1の胴体、首、頭部であってもよい。
(歩行時)
図1の(a)に示すように、歩行時では、人体1が常に地面2と接している状態になる。これにより、歩行時では、図2の(a)および(b)に示すように、人体1に垂直抗力3がかかる。
図2の(a)に示すように、踏み上げ時には、人体1に垂直抗力3、床反力4a、重力5がかかる。垂直抗力3は地面2から人体1にかかる力なので、垂直抗力3の力の方向は、地面2に向かう方向とは反対方向になっている。歩行時には必ず人体1の片足が接しているため、垂直抗力3が存在する。
床反力4aとは、ここでは人体1が地面2から受けて上昇する力とする。また、床反力4aは、人体1が足を踏み上げた時に生じる。踏み上げ時には、人体1は地面2に向かう方向とは反対方向に地面2からの床反力4aを受ける。これにより、床反力4aの力の方向は、地面2に向かう方向とは反対方向になる。
重力5は、地球による人体1にかかる引力なので、重力5の力の方向は、人体1において地面2に向かう方向になっている。作用反作用の法則により、重力5は、垂直抗力3の大きさと床反力4aの大きさとの合計に等しくなる。
また、人体1の加速度を求めるのに、3軸加速度センサを用いる。垂直方向の加速度は、床反力4aと重力5との合力から、人体1の質量を割った値になる。3軸加速度センサを用いて加速度を求めるときは、人体1の加速度を、地面2に対して垂直方向の加速度と、地面2に対して水平方向の加速度とに分離する。垂直方向の加速度は、ここでは、地面2に向かう方向を正とする。
踏み上げ時は、床反力4aの力の方向が、地面2に向かう方向とは反対方向になるので、床反力4aと重力5の力の方向は反対になる。よって、踏み上げ時は、人体1における垂直方向の加速度が1Gより小さくなる。G(m/s)は、重力加速度の単位である。これについて、踏み上げ時における垂直方向の加速度が1Gの状態とは、床反力4aがゼロ、つまり、人体1に床反力4aがかかっていない状態である。床反力4aと重力5との力の方向が反対であると、床反力4aと重力5との力の合計は、床反力4aがゼロのときより小さくなる。つまり、床反力4aと重力5の力の方向が反対であると、人体1における垂直方向の加速度が1Gより小さくなる。
行動判定装置は、3軸加速度センサの測定軸の1つを垂直方向に合わせて装着してもよく、静止時の重力加速度の方向を基に3軸の加速度Gx、Gy、Gzから重力5の方向を算出してもよい。ただし、実際には重力5の方向と、3軸加速度センサの測定軸の1つを完全に合わせるのは困難である。そのため、人体1に行動判定装置を装着すると、人体1における3軸の加速度Gx、Gy、Gzの軸と3軸加速度センサの加速度Sx、Sy、Szの軸とがずれる。そこで、3軸加速度センサの加速度Sx、Sy、Szを、人体1における3軸の加速度Gx、Gy、Gzに補正する演算を行う。
まず人体1を静止させ、人体1が静止している時の重力加速度の測定結果を基に、人体1における3軸の加速度Gx、Gy、Gzの軸の方向を決める。次に、行動判定装置を人体1に装着することで、3軸加速度センサの加速度Sx、Sy、Szの軸の方向が決まる。
次に、人体1における3軸の加速度Gx、Gy、Gzの軸の方向、および、3軸加速度センサの加速度Sx、Sy、Szの軸の方向から、角度φ、θおよびψを算出する。角度θは、加速度Gzの軸と加速度Szの軸とのなす角度である。また、角度θが0度または180度ではない場合は、GxGy平面とSxSy平面とは、1つの直線で交わる。その直線をNとする。角度φは、加速度Sxの軸と直線Nとのなす角度である。角度ψは、加速度Gxの軸と直線Nとのなす角度である。
次に、3軸加速度センサが3軸の加速度Sx、Sy、Szをそれぞれ測定する(測定工程)。また、マイクロコンピュータが、3軸加速度センサの加速度Sx、Sy、Szから、以下の(1)式(オイラーの公式)を用いて、人体1における3軸の加速度Gx、Gy、Gzを算出する(算出工程)。
Figure 0006695421
図2の(b)に示すように、踏み込み時には、人体1に垂直抗力3、押圧力4b、重力5がかかる。押圧力4bとは、ここでは人体1が地面2に加える力とする。また、押圧力4bは、人体1が足を踏み込む時に生じる。
踏み上げ時との違いは、人体1にかかる押圧力4bの力の方向が、床反力4aの力の方向とは反対になっているところである。踏み上げ時では、人体1は地面2に向かう方向とは反対方向に自身を動かそうとしているのに対し、踏み込み時では、人体1は地面2に向かう方向に力を加えている。これにより、踏み込み時では、押圧力4bの力の方向は地面2に向かう方向になる。
作用反作用の法則により、重力5は、垂直抗力3の大きさから押圧力4bの大きさを引いたものに等しくなる。3軸加速度センサで測定できる垂直方向の加速度は、押圧力4bと重力5との合力から、人体1の質量を割った値になる。
また、踏み込み時は、押圧力4bの力の方向が、地面2に向かう方向になるので、押圧力4bと重力5の力の方向は同じ方向になる。つまり、踏み込み時は、人体1における垂直方向の加速度が1Gより大きくなる。これについて、踏み込み時における垂直方向の加速度が1Gの状態とは、押圧力4bがゼロ、つまり、人体1に押圧力4bがかかっていない状態である。押圧力4bと重力5との力の方向が同じであると、押圧力4bと重力5との力の合計は、押圧力4bがゼロのときより大きくなる。つまり、押圧力4bと重力5の力の方向が同じであると、人体1における垂直方向の加速度が1Gより大きくなる。
図3は、歩行時における、地面2に対して垂直方向の加速度の一例を示した波形図である。図3において、縦軸は、人体1における垂直方向の加速度である。横軸は時間Tを示している。
図3に示すように、歩行時では、時間Tが経過するにつれて、重力加速度1Gを中心に垂直方向の加速度が1Gより大きくなったり、小さくなったりすることを連続して繰り返す。また、人体1が地面2に接している限りは垂直抗力3がゼロより大きい値になるので、3軸加速度センサの測定における人体1の垂直方向の加速度もゼロになることはない。
よって、歩行時では、図2および図3から、加速度1Gを中心に踏み上げ時に、人体1の垂直方向の加速度が1Gより小さくなり、踏み込み時に人体1の垂直方向の加速度が1Gより大きくなることを連続して繰り返す。人体1の垂直方向の加速度における振幅の大きさは、歩行の仕方または個人差により変わってくるが、歩行時では、人体1の垂直方向の加速度は常にゼロより大きくなる。よって、行動判定装置は、垂直方向の加速度が所定期間において常にゼロ(所定の閾値)より大きくなることを検出することで、人体1の行動が歩行であると判定することができる(第3判定工程)。所定の閾値とは、静止時の加速度1Gに比べて十分に小さい値のことである。実際の3軸加速度センサでは測定誤差があるため、正確に垂直方向の加速度が常にゼロより大きくなるとは限らない。そのため、静止時の加速度1Gに比べて十分に小さい値、例えば0.1Gを判定基準として使用するのが実用的である。前述では、3軸加速度センサの測定誤差がないものとして説明している。
(走行時)
図4の(a)および(b)は、図1の(b)に示す人体1の走行時の状態において、人体1にかかる力を図示した模式図である。図4の(a)に走行時における上昇時の状態、図4の(b)に走行時における下降時の状態を示す。図4の(a)および(b)は、どちらも、人体1が地面2から離れている状態を示している。走行時では、人体1が地面2に接しているときは、歩行時と同様に作用反作用の法則が成立する。しかし、人体1の両足が地面2から離れている瞬間は、垂直抗力3が失われて慣性力が働く。慣性力は、以下の(2)の式で表される。
F=mg−F=ma・・・(2)
ここで、F:慣性力、mg:重力、F:床反力、m:質量、a:垂直方向の加速度である。
3軸加速度センサで測定できる人体1の垂直方向の加速度は、この加速度aになる。慣性力の方向において、地面2に向かう方向を正としたとき、人体1が地面2から離れて上昇する時は、慣性力の値がゼロより小さくなる。ここでは、3軸加速度センサの測定誤差がないものとして説明している。人体1が最高到達点に達した時に慣性力がゼロになり、下降時は、人体1の垂直方向の加速度が1Gになる。具体的には、上昇時は、重力5よりも床反力4aの方が大きくなるため、慣性力の値がゼロより小さくなる。また、人体1が最高到達点に達した時は、床反力4aと重力5とがつり合っているため、慣性力がゼロになる。下降時において、人体1が地面2から離れている間は、床反力4aおよび押圧力4bのどちらも人体1にかかっていないため、人体1の垂直方向の加速度が1Gになる。
走行時では、人体1は、地面2に接している状態と離れている状態とを繰り返す。また、人体1が地面2から離れている間は、垂直方向の加速度がゼロ以下になる。これにより、人体1にかかる力は、走行時では、垂直方向の加速度がゼロより大きくなったり、ゼロより小さくなったりすることを連続して繰り返す。振幅の大きさは歩行の仕方、個人差により変わってくるが、走行時では、垂直方向の加速度がゼロ以下になるタイミングが存在する。
図4の(a)に示すように、上昇時には、人体1に床反力4aおよび重力5がかかる。人体1は地面2から離れているので、人体1には垂直抗力3がかからない。また、人体1は地面2から離れる直前に、上向きに地面2からの床反力4aを受けるので、上昇時には、人体1に床反力4aが上向きにかかる。このとき、床反力4aの力の方向が、地面2に向かう方向とは反対方向になるので、床反力4aと重力5の力の方向は反対になる。つまり、上昇時は、人体1における垂直方向の加速度が1Gより小さくなる。
図4の(b)に示すように、下降時には、人体1に重力5のみがかかる。図4の(a)の場合と同様に、人体1は地面2から離れているので、人体1には垂直抗力3がかからない。また、走行時における下降時では、人体1が地面2から離れている間は、人体1が地面2に加えている力である押圧力4bは、人体1にはかからない。このとき、人体1には、重力5が地面2に向かう方向にかかっているだけなので、人体1の垂直方向の加速度は1Gになる。人体1が下降して踏み込んだ時は、地面2に向かう方向に押圧力4bがかかるので、垂直方向の加速度は1Gより大きくなる。
図5は、走行時における、地面2に対して垂直方向の加速度の一例を示した波形図である。図5において、縦軸は、人体1における垂直方向の加速度である。横軸は時間Tを示している。
図5に示すように、走行時では、時間Tが経過するにつれて、歩行時と同様に加速度1Gを中心に垂直方向の加速度が1Gより大きくなったり、小さくなったりすることを連続して繰り返す。走行時において、歩行時との違いは垂直方向の加速度において、ゼロ以下になるタイミングがある点である。図1の(c)における、ジャンプ時においても、垂直方向の加速度がゼロ以下になるタイミングがある。よって、行動判定装置は、垂直方向の加速度が所定期間において常にゼロ(所定の閾値)より大きくなることを検出することで、人体1の行動が歩行と判定する。また、行動判定装置は、垂直方向の加速度が所定期間においてゼロ(所定の閾値)以下になることを検出することで、人体1の行動が走行またはジャンプと判定する(第2判定工程)。所定の閾値とは、静止時の加速度1Gに比べて十分に小さい値のことである。実際の3軸加速度センサでは測定誤差があるため、正確に垂直方向の加速度がゼロ以下になるタイミングがあるとは限らない。そのため、静止時の加速度1Gに比べて十分に小さい値、例えば0.1Gを判定基準として使用するのが実用的である。前述では、3軸加速度センサの測定誤差がないものとして説明している。これにより、行動判定装置は、垂直方向の加速度が所定期間において常にゼロより大きくなることを検出することで、歩行と、走行またはジャンプとを区別することができる。図4および図5から、加速度1Gを中心に踏み上げ時に垂直方向の加速度が1Gより小さくなり、人体1が地面2から離れた瞬間、つまり、上昇時には垂直方向の加速度はゼロより小さくなる。また、人体1が地面2から離れて最高到達点に達した瞬間には、垂直方向の加速度はゼロになる。その後、下降時には垂直方向の加速度が1Gになり、踏み込み時に垂直方向の加速度が1Gより大きくなる。
つまり、走行時では、人体1が地面2から離れたとき、垂直方向の加速度がゼロ以下になる。また、ジャンプ時においても、人体1が地面2から離れたとき、垂直方向の加速度がゼロ以下になる。これにより、膝を深く折り曲げた上下振動の激しい歩行を行う場合であっても、人体1が地面2から離れないため、行動判定装置が人体1の歩行を走行であると誤認識することがなく、より精度よく行動の判定を行うことができる。
(合成加速度Gmによる行動の判定)
図6の(a)および(b)は、歩行時、走行時およびジャンプ時において3軸加速度における合成加速度Gmを示す模式図である。図6の(a)に歩行時または走行時における合成加速度Gmを示す。図6の(b)に、図1の(c)におけるジャンプ時の合成加速度Gmを示す。合成加速度Gmは、以下の(3)の式で求められる。
Gm=(Gx+Gy+Gz1/2・・・(3)
マイクロコンピュータが、上記(3)の式を用いることで3軸の加速度Gx、Gy、Gzの合成加速度Gmを求めることにより、行動判定装置は合成加速度Gmがゼロになることを検出する。これにより、行動判定装置は、人体1の行動の種類を判定するのに、垂直方向の加速度と、合成加速度Gmとを用いることで、人体1の行動の種類を容易に判定することができる。
走行時に人体1が地面2から離れて最高到達点に達したときに、垂直方向の加速度はゼロになる。しかし、図6の(a)に示すように、走行時には進行方向に対して逆方向に空気抵抗6の力を受ける。よって、空気抵抗6の力を人体1が受けることで、人体1の進行方向の加速度が小さくなる。つまり、走行時では、人体1に、地面2に対して水平方向の加速度が存在する。これにより、走行時では、合成加速度Gmはゼロになることがなく、常にゼロより大きくなる。また、走行時では、進行方向に対して左右方向にも人体1が動く場合があるので、合成加速度Gmはゼロになることがなく、常にゼロより大きくなる。
一方で、図6の(b)に示すように、ジャンプ時では、水平方向に空気抵抗6の力を受けないので、人体1の加速度は、垂直方向の加速度のみであり、最高到達点では垂直方向の加速度がゼロになるため、合成加速度Gmもゼロになる。これにより、行動判定装置は、所定期間において、垂直方向の加速度がゼロ(所定の閾値)以下、かつ、合成加速度Gmがゼロ(所定の閾値以下)になることを検出したときは、ジャンプと判定する(第6判定工程)。所定の閾値とは、静止時の加速度1Gに比べて十分に小さい値のことである。実際の3軸加速度センサでは測定誤差があるため、正確に合成加速度Gmがゼロになるとは限らない。そのため、静止時の加速度1Gに比べて十分に小さい値、例えば0.1Gを判定基準として使用するのが実用的である。前述では、3軸加速度センサの測定誤差がないものとして説明している。以上により、行動判定装置は、所定期間において、3軸の加速度Gx、Gy、Gzの合成加速度Gmと所定の閾値とを比較することにより、人体1の行動の種類を判定する(第4判定工程)。よって、行動判定装置は、合成加速度Gmがゼロ(所定の閾値以下)になることを検出することで、歩行または走行と、ジャンプとを区別することができる。
一方、走行時のジャンプ、つまり、走行しながらジャンプをする場合は、進行方向に進みながらジャンプをするので、進行方向に対して逆方向に空気抵抗6の力を受ける。よって、合成加速度Gmはゼロ(所定の閾値以下)にならないので、走行しながらジャンプをする場合は、行動判定装置は、人体1の行動が走行であると判定する。したがって、行動判定装置は、所定期間において、垂直方向の加速度が前記所定の閾値以下、かつ、3軸の加速度Gx、Gy、Gzの合成加速度Gmが常にゼロ(所定の閾値)より大きくなることを検出したときは、人体1の行動が走行しながらのジャンプを含んだ走行であると判定する(第5判定工程)。
図7の(a)および(b)は、歩行時、走行時およびジャンプ時において合成加速度Gmを示す波形図である。図7の(a)に歩行時または走行時における合成加速度Gmの波形、図7の(b)に、ジャンプ時における合成加速度Gmの波形を示す。図7において、縦軸は、人体1における合成加速度Gmである。横軸は時間Tを示している。
図7の(a)および(b)に示すように、時間Tが経過するにつれて、垂直方向の加速度と同様に、合成加速度Gmは大きくなったり、小さくなったりすることを連続して繰り返す。
図7の(a)に示すように、歩行時または走行時における合成加速度Gmは常にゼロより大きくなる。
図7の(b)に示すように、ジャンプ時における合成加速度Gmには、ゼロになるタイミングがある。
よって、歩行時または走行時における合成加速度Gmと比較して、ジャンプ時における合成加速度Gmには、ゼロになるタイミングがある。つまり、行動判定装置は、合成加速度Gmがゼロになるタイミングを検出することで、ジャンプ時であると判定することができる。
以下の表1に、歩行、走行およびジャンプにおける判定基準をまとめて示す。垂直方向の加速度と合成加速度Gmを組み合わせて判定に用いることにより、行動判定装置は、歩行、走行およびジャンプの状態をそれぞれ区別することが可能である。なお、ここでは、3軸加速度センサの測定誤差がないものとして説明している。
歩行時では、垂直方向の加速度が常にゼロより大きくなり、合成加速度Gmも常にゼロより大きくなる。走行時では、垂直方向の加速度には、ゼロ以下になるタイミングがあり、合成加速度Gmは常にゼロより大きくなる。ジャンプ時では、垂直方向の加速度には、ゼロ以下になるタイミングがあり、合成加速度Gmには、ゼロになるタイミングがある。よって、行動判定装置は、所定期間において、垂直方向の加速度および合成加速度Gmがゼロより大きくなることを検出して歩行と判定する。また、行動判定装置は、所定期間において、垂直方向の加速度がゼロ以下かつ合成加速度Gmが常にゼロより大きくなることを検出して、走行しながらのジャンプを含んだ走行と判定する。行動判定装置は、垂直方向の加速度がゼロ以下かつ合成加速度Gmがゼロになることを検出してジャンプと判定する。
したがって、歩行時、走行時およびジャンプ時のそれぞれの状態は、行動判定装置により、垂直方向の加速度および合成加速度Gmにおいて、区別することができる。つまり、行動判定装置は、人体1の行動が歩行、走行およびジャンプのうち、どの状態であるかを判断することができる。
Figure 0006695421
〔実施形態2〕
本発明の他の実施形態について、図8に基づいて説明すれば、以下のとおりである。
図8は、本発明の実施形態2に係る行動判定装置の一例の概略図である。
図8に示すように、行動ロガー10(行動判定装置)は、マイクロコンピュータ11、3軸加速度センサ12、メモリ13、外部接続ポート14および表示装置15を備えている。
マイクロコンピュータ11は、3軸加速度センサ12で測定した3軸の加速度Sx、Sy、Szから人体1における3軸の加速度Gx、Gy、Gzを算出し、人体1の行動の種類を判定する。3軸加速度センサ12は、3軸の加速度Sx、Sy、Szを測定する。メモリ13は、マイクロコンピュータ11により人体1の行動の種類を判定した結果を記録する。メモリ13については、マイクロコンピュータ11に内蔵されているメモリで代用してもよく、取り外し可能なSDカードなどの記録媒体を用いてもよい。外部接続ポート14は、行動ロガー10に外部機器20を接続するためのものである。外部接続ポート14については、USBポートやシリアルケーブルの接続口などのポートを用いてもよい。表示装置15は、マイクロコンピュータ11により人体1の行動の種類を判定した結果を画面に表示するものである。表示装置15については、判定結果を画面に表示する必要がなければ、設けなくてもよい。
PCなどの外部機器20は、行動ロガー10の外部接続ポート14に接続して、人体1の行動の種類を判定した結果を読み出すときに用いる。
行動ロガー10は、行動ロガー10の装着者の一定期間(例えば、起きている間)の行動を記録して、後で読み出すことを想定している。つまり、行動ロガー10は、3軸加速度センサ12の検出結果からマイクロコンピュータ11が判定した行動の種類をデータとして記録し、外部接続ポート14を外部機器20と接続することによりデータを外部機器20へ送信する(第1通信工程)。また、行動ロガー10が、歩行の回数、走行の回数およびジャンプの回数を記録し、行動ロガー10に外部機器20を接続することにより、測定した期間で消費した総カロリーを計算することができる。よって、行動ロガー10は、人体1の加速度を測定することができ、歩行の回数、走行の回数およびジャンプの回数を記録したデータを外部へ出力することができる。以上により、行動ロガー10は、人体1が行動している間にメモリ13が記録したデータを、後で外部機器20に読み出すことができる。したがって、行動ロガー10は、人体1が広範囲に亘って行動した結果のデータを記録し、そのデータを後で外部機器20に読み出すことができる。
〔実施形態3〕
本発明の他の実施形態について、図9に基づいて説明すれば、以下のとおりである。なお、説明の便宜上、前記実施形態にて説明した部材と同じ機能を有する部材については、同じ符号を付記し、その説明を省略する。
図9は、本発明の実施形態3に係る行動判定装置の一例の概略図である。
図9に示すように、行動ロガー30(行動判定装置)は、マイクロコンピュータ11、3軸加速度センサ12、メモリ13、表示装置15および無線装置16を備えている。
マイクロコンピュータ11により人体1の行動の種類を判定した結果を記録するメモリ13は、マイクロコンピュータ11に内蔵されていてもよい。また、メモリ13については、取り外し可能なSDカードなどの記録媒体を用いてもよい。無線装置16は、外部機器40と通信を行う(第2通信工程)。無線装置16は、無線により外部機器40に、人体1の行動の種類を判定した結果のデータを送信するための装置である。また、無線装置16には、Wi−Fi(登録商標)やBluetooth(登録商標)などを用いてもよいが、特定の方式に限定されるものではない。表示装置15については、判定結果を画面に表示する必要がなければ、設けなくてもよい。
外部機器40は、行動ロガー30と通信を行うことで、人体1の行動の種類を判定した結果のデータを受信する。
行動ロガー30は、行動ロガー30の装着者の現在の状態をリアルタイムで把握するために用いられることを想定している。したがって、行動ロガー30は、リアルタイムに人体1の行動の種類を判定することにより、人体1の行動を監視することができる。
〔まとめ〕
本発明の態様1に係る行動判定装置は、3軸の加速度Sx、Sy、Szを測定する3軸加速度センサと、3軸の加速度Sx、Sy、Szから人体における3軸の加速度Gx、Gy、Gzを算出するマイクロコンピュータとを備え、前記マイクロコンピュータにより算出される前記3軸の加速度Gx、Gy、Gzのうち、1軸の加速度は、地面に対して垂直方向の加速度であり、他の2軸は地面に対して水平であり、且つ、互いに垂直な方向の加速度の加速度であり、前記マイクロコンピュータは、所定期間において、前記垂直方向の加速度と所定の閾値とを比較することにより、前記所定期間内における前記人体の行動の種類を判定する。
上記の構成によれば、人体1の垂直方向の加速度と所定の閾値とが比較される。これにより、膝を深く折り曲げた上下振動の激しい歩行を行う場合であっても、行動判定装置が人体1の歩行を走行であると誤認識することなく、行動判定装置がより精度よく行動の判定を行うことができる。
本発明の態様2に係る行動判定装置は、上記態様1において、前記マイクロコンピュータは、前記所定期間において、前記垂直方向の加速度が前記所定の閾値以下になることを検出することにより、前記人体の行動は走行またはジャンプと判定する。
上記の構成によれば、行動判定装置は、垂直方向の加速度が所定期間において、所定の閾値以下になることを検出することで、歩行と、走行またはジャンプとを区別することができる。
本発明の態様3に係る行動判定装置は、上記態様1において、前記マイクロコンピュータは、前記所定期間において、前記垂直方向の加速度が常に前記所定の閾値より大きくなることを検出することにより、前記人体の行動は歩行であると判定する。
上記の構成によれば、行動判定装置は、上記態様2と同様の効果を奏する。
本発明の態様4に係る行動判定装置は、上記態様1から3のいずれかにおいて、前記マイクロコンピュータは、前記所定期間において、前記3軸の加速度Gx、Gy、Gzの合成加速度と前記所定の閾値とを比較することにより、前記人体の行動の種類を判定する。
上記の構成によれば、行動判定装置は、人体1の行動の種類を判定するのに、垂直方向の加速度と、合成加速度Gmとを用いることで、人体1の行動の種類を容易に判定することができる。
本発明の態様5に係る行動判定装置は、上記態様4において、前記マイクロコンピュータは、前記所定期間において、前記垂直方向の加速度が前記所定の閾値以下、かつ、前記合成加速度が常に前記所定の閾値より大きくなることを検出することにより、前記人体の行動は、走行しながらのジャンプを含んだ走行であると判定する。
上記の構成によれば、行動判定装置は、人体1の行動が走行であると判断することができる。
本発明の態様6に係る行動判定装置は、上記態様4において、前記マイクロコンピュータは、前記所定期間において、前記垂直方向の加速度が前記所定の閾値以下、かつ、前記合成加速度が前記所定の閾値以下になることを検出することにより、前記人体の行動はジャンプであると判定する。
上記の構成によれば、行動判定装置は、人体1の行動がジャンプであると判断することができる。
本発明の態様7に係る行動判定装置は、上記態様1から6のいずれかにおいて、外部接続ポートを備え、外部機器と接続される前記外部接続ポートを介して、前記外部機器と通信する。
上記の構成によれば、行動判定装置は、歩行の回数、走行の回数およびジャンプの回数などの人体1の行動の種類を判定した結果について記録したデータを外部へ出力することができる。また、行動判定装置は、人体1が行動している間にメモリ13が記録したデータを、後で外部機器20に読み出すことができる。したがって、行動判定装置は、人体1が広範囲に亘って行動した結果のデータを記録し、そのデータを後で外部機器20に読み出すことができる。
本発明の態様8に係る行動判定装置は、上記態様1から6のいずれかにおいて、無線装置を備え、前記無線装置を介して、外部と通信する。
上記の構成によれば、行動判定装置は、リアルタイムに人体1の行動の種類を判定することにより、人体1の行動を監視することができる。
本発明の態様9に係る行動判定方法は、3軸加速度センサにより3軸の加速度Sx、Sy、Szを測定する測定工程と、マイクロコンピュータにより3軸の加速度Sx、Sy、Szから人体における3軸の加速度Gx、Gy、Gzを算出する算出工程と、前記マイクロコンピュータにより算出される前記3軸の加速度Gx、Gy、Gzのうち、1軸の加速度は、地面に対して垂直方向の加速度であり、他の2軸は地面に対して水平であり、且つ、互いに垂直な方向の加速度の加速度であり、前記マイクロコンピュータにより、所定期間において、前記垂直方向の加速度と所定の閾値とを比較する比較工程と、前記所定期間内における前記人体の行動の種類を判定する第1判定工程とを含む。
上記の構成によれば、行動判定方法は、上記態様1と同様の効果を奏する。
本発明の態様10に係る行動判定方法は、上記態様9において、前記第1判定工程は、前記垂直方向の加速度が、前記所定期間において、前記所定の閾値以下になるときは、前記人体の行動は走行またはジャンプであると判定する第2判定工程を含む。
上記の構成によれば、行動判定方法は、上記態様2と同様の効果を奏する。
本発明の態様11に係る行動判定方法は、上記態様9において、前記第1判定工程は、前記垂直方向の加速度が、前記所定期間において、常に前記所定の閾値より大きいときは前記人体の行動は歩行であると判定する第3判定工程を含む。
上記の構成によれば、行動判定方法は、上記態様3と同様の効果を奏する。
本発明の態様12に係る行動判定方法は、上記態様9から11のいずれかにおいて、前記第1判定工程は、前記マイクロコンピュータが、前記3軸の加速度Gx、Gy、Gzの合成加速度と前記所定の閾値とを比較することにより、前記人体の行動の種類を判定する第4判定工程を含む。
上記の構成によれば、行動判定方法は、上記態様4と同様の効果を奏する。
本発明の態様13に係る行動判定方法は、上記態様12において、前記第1判定工程は、前記マイクロコンピュータが、前記所定期間において、前記垂直方向の加速度が前記所定の閾値以下、かつ、前記合成加速度が常に前記所定の閾値より大きくなることを検出することにより、前記人体の行動は走行しながらのジャンプを含んだ走行であると判定する第5判定工程を含む。
上記の構成によれば、行動判定方法は、上記態様5と同様の効果を奏する。
本発明の態様14に係る行動判定方法は、上記態様12において、前記第1判定工程は、前記マイクロコンピュータが、前記所定期間において、前記垂直方向の加速度が前記所定の閾値以下、かつ、前記合成加速度が前記所定の閾値以下になることを検出することにより、前記人体の行動はジャンプであると判定する第6判定工程を含む。
上記の構成によれば、行動判定方法は、上記態様6と同様の効果を奏する。
本発明の態様15に係る行動判定方法は、上記態様9から14のいずれかにおいて、外部機器と接続される外部接続ポートを介して、前記外部機器と通信する第1通信工程を含む。
上記の構成によれば、行動判定方法は、上記態様7と同様の効果を奏する。
本発明の態様16に係る行動判定方法は、上記態様9から14のいずれかにおいて、無線装置を介して、外部と通信する第2通信工程を含む。
上記の構成によれば、行動判定方法は、上記態様8と同様の効果を奏する。
1 人体
2 地面
3 垂直抗力
4a 床反力
4b 押圧力
5 重力
6 空気抵抗
10、30 行動ロガー(行動判定装置)
11 マイクロコンピュータ
12 3軸加速度センサ
13 メモリ
14 外部接続ポート
15 表示装置
16 無線装置
20、40 外部機器
Gm 合成加速度

Claims (6)

  1. 3軸の加速度Sx、Sy、Szを測定する3軸加速度センサと、
    3軸の加速度Sx、Sy、Szから人体における3軸の加速度Gx、Gy、Gzを算出するマイクロコンピュータとを備え、
    前記マイクロコンピュータにより算出される前記3軸の加速度Gx、Gy、Gzのうち、1軸の加速度は、地面に対して垂直方向の加速度であり、他の2軸は地面に対して水平であり、且つ、互いに垂直な方向の加速度であり、
    前記マイクロコンピュータは、所定期間において、前記垂直方向の加速度とゼロとを比較することにより、前記所定期間内における前記人体の行動の種類を判定し、
    前記マイクロコンピュータは、前記所定期間において、前記3軸の加速度Gx、Gy、Gzの合成加速度とゼロとを比較することにより、前記人体の行動の種類を判定し、
    前記マイクロコンピュータは、
    前記所定期間において、前記垂直方向の加速度がゼロ以下、かつ、前記合成加速度がゼロになることを検出することにより、前記人体の行動は、ジャンプであると判定し、
    前記所定期間において、前記垂直方向の加速度がゼロ以下、かつ、前記合成加速度が常にゼロより大きくなることを検出することにより、前記人体の行動は、走行しながらのジャンプを含んだ走行であると判定することを特徴とする行動判定装置。
  2. 外部接続ポートを備え、
    外部機器と接続される前記外部接続ポートを介して、前記外部機器と通信することを特徴とする請求項1に記載の行動判定装置。
  3. 無線装置を備え、
    前記無線装置を介して、外部と通信することを特徴とする請求項1に記載の行動判定装置。
  4. 3軸加速度センサにより3軸の加速度Sx、Sy、Szを測定する測定工程と、
    マイクロコンピュータにより3軸の加速度Sx、Sy、Szから人体における3軸の加速度Gx、Gy、Gzを算出する算出工程と、
    前記マイクロコンピュータにより算出される前記3軸の加速度Gx、Gy、Gzのうち、1軸の加速度は、地面に対して垂直方向の加速度であり、他の2軸は地面に対して水平であり、且つ、互いに垂直な方向の加速度であり、前記マイクロコンピュータにより、所定期間において、前記垂直方向の加速度とゼロとを比較する比較工程と、
    前記所定期間内における前記人体の行動の種類を判定する第1判定工程とを含み、
    前記第1判定工程は、
    前記マイクロコンピュータが、前記3軸の加速度Gx、Gy、Gzの合成加速度とゼロとを比較することにより、前記人体の行動の種類を判定する第4判定工程と、
    前記マイクロコンピュータが、前記所定期間において、前記垂直方向の加速度がゼロ以下、かつ、前記合成加速度がゼロになることを検出することにより、前記人体の行動は、ジャンプであると判定する第6判定工程と、
    前記マイクロコンピュータが、前記所定期間において、前記垂直方向の加速度がゼロ以下、かつ、前記合成加速度が常にゼロより大きくなることを検出することにより、前記人体の行動は走行しながらのジャンプを含んだ走行であると判定する第5判定工程と、を含むことを特徴とする行動判定方法。
  5. 外部機器と接続される外部接続ポートを介して、前記外部機器と通信する第1通信工程を含むことを特徴とする請求項に記載の行動判定方法。
  6. 無線装置を介して、外部と通信する第2通信工程を含むことを特徴とする請求項に記載の行動判定方法。
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