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JP6700918B2 - バーハンガー - Google Patents
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Description

本発明は、物品を掛けるバーハンガーに関する。
従来から、例えば特許文献1に開示されているように、物干し用のハンガーとして洗濯物を掛けるための棒状の腕部を複数有するハンガー(バーハンガー)が知られている。このようなバーハンガーでは、ピンチを用いず、腕部に洗濯物を掛けて保持することができるため非常に使い勝手がよい。
実用新案登録第3192582号公報
しかしながら、特許文献1に開示された従来のバーハンガーでは、腕部に重量の大きな物を掛けると、腕部の基端部に大きな荷重とモーメントが作用する。この結果、腕部を支持する本体部(枠)に撓み変形等が生じて、洗濯物等を腕部に安定して保持することが難しくなってしまう。即ち、腕部が片持ち式のバーハンガーでは、十分な耐荷重性を得ることができない。
そこで本発明では、変形を抑制し、腕部に掛けられた物を安定して保持することのできるバーハンガーを提供する。
即ち、本発明の第一の態様に係るバーハンガーは、被吊り下げ物に支持された状態で水平方向に沿って延在し、延在方向に間隔をあけて下方に凹む凹部が設けられた本体部と、前記凹部における前記延在方向の一方側に配置されて、前記延在方向の一方側に向かって突出する第一凸部を有して、該第一凸部を支点として前記本体部に対して前記延在方向に延びる軸線を中心に回動可能な第一支持部と、前記第一支持部から前記延在方向に交差する突出方向に延びる第一腕部と、前記凹部における前記延在方向の他方側で前記第一支持部に隣接して配置されて、前記延在方向の他方側に向かって突出する第二凸部を有して、該第二凸部を支点として前記本体部及び前記第一支持部に対して前記軸線を中心に回動可能な第二支持部と、前記第二支持部から前記延在方向に交差する突出方向に延びる第二腕部と、を備え、前記本体部は、前記凹部から前記延在方向に向かって凹むように設けられて前記第一凸部及び前記第二凸部に係合する係合部を有し、前記第一支持部及び前記第二支持部のうちのいずれか一方は、いずれか他方に向かって前記延在方向に突出する支持部間凸部を有し、前記他方は前記支持部間凸部が挿入されるように前記延在方向に延びる支持部間穴部を有し、前記支持部間凸部は、前記第一腕部と第二腕部とが近接した折り畳み状態で前記延在方向から前記支持部間穴部に挿入可能であり、かつ、前記支持部間穴部に挿入されて前記第一腕部と前記第二腕部とが反対方向に延びる使用状態で、前記支持部間穴部からの脱落及び前記延在方向への離間を規制する離間規制部を有している。
このようなバーハンガーによれば、本体部の凹部に、第一腕部が設けられた第一凸部を有する第一支持部と、第二腕部が設けられた第二凸部を有する第二支持部とが配置されている。そして第一凸部及び第二凸部に係合する係合部が本体部に設けられていることで、第一支持部及び第二支持部が凹部から脱落することなく本体部との間で回動し、第一腕部と第二腕部とが使用状態と折り畳み状態との間で動作可能となる。
さらに、折り畳み状態で第一支持部及び第二支持部の支持部間凸部を支持部間穴部に挿入することで、第一支持部と第二支持部とを互いに組み合せ、一体の部材にした後に、本体部の凹部に第一支持部及び第二支持部を配置することができる。さらに第一腕部及び第二腕部を使用状態にすると、即ち、第一腕部と第二腕部とを離間するように第一支持部と第二支持部とを回動させると、第一支持部と第二支持部とでは、離間規制部によって支持部間穴部からの支持部間凸部の脱落が規制される。従って、使用状態で第一腕部と第二腕部とに物を掛けた際の荷重によって、支持部間凸部が支持部間穴部から脱落して第一支持部と第二支持部とが突出方向に互いに離れるように相対移動してしまうことがなくなる。
さらに、使用状態では、第一腕部と第二腕部に物を掛けた際の荷重によって第一支持部と第二支持部とが本体部の延在方向に撓むように変形しようとした際にも、離間規制部によって第一支持部と第二支持部とが互いに延在方向に離間することを規制できる。従って、荷重による凹部からの第一支持部及び第二支持部の脱落を抑制でき、バーハンガーの剛性を高め、耐荷重性を向上できる。
また、本発明の第二の態様に係るバーハンガーでは、上記第一の態様に係る前記第一凸部及び前記第二凸部は、前記使用状態で、前記凹部の底面に向かうに従って前記延在方向の厚さ寸法が小さくなっている面取り部を有し、前記係合部は、前記第一凸部及び前記第二凸部が挿入される穴部であってもよい。
このような第一凸部と第二凸部を設けることで、第一支持部と第二支持部とを組み合わせて、これらを一体として凹部に向かって挿入する際、面取り部が凹部の内面に接触するようにして、第一凸部と第二凸部を本体部の係合部である穴部にスムーズに押し込むようにして係合させることができる。この結果、第一支持部と第二支持部とを本体部に容易に組み込むことができる。
また、本発明の第三の態様に係るバーハンガーでは、上記第一又は第二の態様に係る前記第一支持部及び前記第二支持部は前記延在方向に複数並んで設けられ、複数の前記第一支持部同士を接続する第一接続部と、複数の前記第二支持部同士を接続する第二接続部とをさらに備えていてもよい。
このような第一接続部と第二接続部とによって、第一支持部同士及び第二支持部同士を接続することでバーハンガー全体の剛性をさらに向上でき、バーハンガーの変形を抑制でき、さらに耐荷重性を向上できる。
上記のバーハンガーによると、第一腕部及び第二腕部に洗濯物等を掛けた際に第一腕部及び第二腕部の基端部に荷重やモーメントが作用しても、離間規制部によって変形を抑制することができ、腕部に掛けられた物を安定して保持することが可能となる。
本発明の実施形態に係るバーハンガー使用状態を示す全体斜視図である。 本発明の実施形態に係るバーハンガーの本体部と、第一支持部及び第二支持部の延在方向に沿う断面図であって、図1のA−A断面を示す図である。 本発明の実施形態に係るバーハンガーの本体部を延在方向の他方側から見た図であって、図1のB−B断面を示す模式図である。 本発明の実施形態に係るバーハンガーの本体部を延在方向の他方側から見た図であって、図1のC−C断面を示す模式図である。 本発明の実施形態に係るバーハンガーの折り畳み状態を示す全体斜視図である。 本発明の実施形態に係るバーハンガーの第一支持部と第二支持部と本体部との組み立て手順を時系列に(a)、(b)、(c)、及び(d)に示す図である。
以下、本発明の実施形態に係るバーハンガー1について図1から図6を参照して説明する。
バーハンガー1は、例えば物干し竿等の被吊り下げ物100に吊り下げられ、洗濯物を引っ掛けて保持することで、洗濯物を乾燥させる物干しである。
ここで以下では、バーハンガー1が被吊り下げ物100に吊り下げられた状態を基準として説明する。
図1に示すように、バーハンガー1は、棒状に延びる本体部2と、本体部2に支持された第一支持部3及び第二支持部4と、第一支持部3に設けられた第一腕部5と、第二支持部4に設けられた第二腕部6とを備えている。以下、本体部2の延びる方向を延在方向D1とする。
以下、図1に示すように第一腕部5と第二腕部6とが互いに反対方向に本体部2から突出している状態を使用状態とし、図5に示すように第一腕部5と第二腕部6とが近接して配置され、同じ方向に本体部2から突出している状態を折り畳み状態とする。
本体部2は、バーハンガー1が被吊り下げ物100に吊り下げられた状態で、上下方向D2に交差するように水平方向に沿って延びる棒状をなす。本実施形態では、この本体部2は樹脂製であって、延在方向D1から見て上部が円弧状をなし、下部が矩形状をなしている。本体部2は中空となっており下方に向かって開口している。
さらに本体部2には、その下部で、延在方向D1に交差(本実施形態では直交)し、かつ、上下方向D2にする交差する方向である突出方向D3の両側に突出するように、移動規制部11が設けられている。移動規制部11は、外形が直方体形状をなしている。
また、本体部2には、延在方向D1に等間隔をあけて上面から下方に上下方向D2の中途位置まで凹む凹部12が複数設けられている。
このように凹部12が設けられていることで、図2に示すように本体部2には、凹部12における延在方向D1の一方側D1a(図1の紙面手前側)と他方側D1b(図1の紙面奥側)に位置する壁面12bが設けられている。
そして図2及び図3に示すように、壁面12bには、壁面12bを延在方向D1に貫通して凹部12内と本体部2の中空部分とを連通する貫通孔(係合部、穴部)12cが設けられている。即ち、貫通孔12cは、凹部12から延在方向D1に向かって凹むように設けられている。また貫通孔12cは、延在方向D1から見て上部が円弧状をなし、下部が矩形状をなしている。
さらに本体部2には、その延在方向D1の中央部に、凹部12に干渉しない位置で上部に突出するように上部フック13が設けられている。この上部フック13は被吊り下げ物100に本体部2を吊り下げ可能としている。また本体部2には、上部フック13とは反対方向となる下方に突出するように下部フック14が設けられている。この下部フック14も、被吊り下げ物100に本体部2を吊り下げ可能としている。
第一支持部3は、本実施形態では延在方向D1に並んで複数設けられて、一つずつ凹部12に配置されている。
各々の第一支持部3は、凹部12における延在方向D1の一方側D1aで凹部12内に配置された基部17と、基部17から凹部12の外へ向かって、突出方向D3に本体部2から離れる方向に突出する基端押さえ部18とを有している。
基部17は中空の円柱状をなしており、基部17の外形は凹部12における上方を向く底面に沿った形状となっている。この基部17には延在方向D1の一方側D1aに向かって突出する第一凸部19が設けられている。第一凸部19は、上記使用状態で、延在方向D1からみて下方に開口するC字状をなしている(図3参照)。そしてこの第一凸部19の外周面は、本体部2の貫通孔12cの上部の円弧状の内面に沿った形状をなしており、第一凸部19の外周面が貫通孔12cの上部の円弧状の内面に係合することで、第一凸部19が貫通孔12cに係合している。
さらに、第一凸部は、上記使用状態で、延在方向D1からみて下方に開口する側の端部で、凹部12における上方を向く底面に向かうに従って、延在方向D1の厚さ寸法が小さくなっている面取り部19aを有している。
また、基部17は本体部2の凹部12を形成する上記の壁面12bに、延在方向D1の他方側D1bから対向する対向面21を有している。
ここで本実施形態では、第一支持部3は凹部12と同じ数量設けられており、延在方向D1の一方側D1aから他方側D1bに向かって交互に二種の基部17が設けられている。即ち、延在方向D1の一方側D1aから他方側D1bに向かって基部17A、基部17B、基部17A、基部17B、基部17A、基部17Bの順で基部17が設けられている。
図2及び図4に示すように、第一支持部3における基部17Aには、延在方向D1の他方側D1bを向く面を貫通する基部貫通孔(支持部間穴部)22が設けられている。基部貫通孔22は、上部が円弧状をなし、下部が矩形状をなしている。
さらに基部貫通孔22は、上記折り畳み状態で延在方向D1、及び突出方向D3に直交する方向のみに開口している。即ち、基部貫通孔22は、上記使用状態では下方のみに開口する開口部22aを有している(図4参照)。
第一支持部3における基部17Bには、延在方向D1の他方側D1bを向く面から、延在方向D1の他方側D1bに突出する基部凸部(支持部間凸部)23が設けられている。基部凸部23は、第一凸部19と同様に、使用状態で延在方向D1から見て下方に開口するC字状をなしている(図4参照)。この基部凸部23は、断面C字状をなす略筒状の筒部24と、筒部24の延在方向D1の端部で筒部24の径方向外側に突出するように設けられたフランジ部(離間規制部)25とを有している。
そしてこの基部凸部23における筒部24の外周面は、基部貫通孔22の上部の円弧状の内面に沿った形状をなしており、筒部24の外周面が貫通孔12cの上部の円弧状の内面に対向することで、基部凸部23が基部貫通孔22に係合している。また、基部凸部23のフランジ部25は、上記使用状態で、上部のみが基部貫通孔22に延在方向D1から引っ掛かるように設けられている(図4参照)。フランジ部25の外周面は基部17の内面に沿っている。これにより、上記折り畳み状態でフランジ部25は、基部貫通孔22に延在方向D1から挿入可能であるとともに、フランジ部25は基部貫通孔22に挿入されて上記使用状態で、基部貫通孔22からの基部凸部23の脱落を規制可能であり、かつ、基部貫通孔22からの基部凸部23の延在方向D1への離間を規制可能である。
即ち、このような動作が可能となるように、基部貫通孔22の大きさ及び形状と、フランジ部25の大きさ及び形状とが決定されている。よって、基部凸部23及び基部貫通孔22の形状は、本実施形態の場合に限定されない。
図1に示すように、基端押さえ部18は、凹部12の外部に配置され、突出方向D3に向かって延びている。より具体的には、基端押さえ部18は、本体部2側に設けられて延在方向D1から見て矩形状をなす土台部31と、土台部31から上方に延びた後に、突出方向D3に本体部2から離れる方向に突出しているクリップ部32とを有している。
図1及び図2に示すように、クリップ部32では、上面32aが水平面に沿った平面形状をなしている。
ここで、複数の第一支持部3における土台部31同士の間には、延在方向D1に棒状をなして延びてこれら土台部31同士を接続して固定する第一接続部33が設けられている。また第一接続部33は、バーハンガー1の使用状態(図1参照)で、一方の移動規制部11によって下方から支持されて下方への移動が規制される。また、第一接続部33は延在方向D1に直交する断面形状が矩形状をなしている。
そして本実施形態では、複数の第一支持部3と第一接続部33とは樹脂の一体成形品であるため、バーハンガー1の使用状態では、移動規制部11によって複数の第一支持部3の下方への移動が規制されている。
第一腕部5は、各々の第一支持部3における土台部31に一つずつ設けられ、突出方向D3に土台部31から離なれる方向に延びる丸棒状をなしている。よって第一腕部5は、延在方向D1に等間隔に設けられている。また第一腕部5はクリップ部32に沿って設けられている。これら第一腕部5は例えばアルミニウム等の金属製である。
さらに第一腕部5には、本体部2及び第一支持部3から離なれる側の先端で、先端押さえ部41が設けられている。先端押さえ部41は、第一腕部5に対して外周から嵌め込まれるキャップ部42と、キャップ部42における本体部2から離なれる側の端部から上方に延びた後に、突出方向D3に本体部2に近接する方向に延びるクリップ部43とを有している。
このクリップ部43は第一支持部3のクリップ部32と略同一形状をなしている。即ち、クリップ部43は、上面43aが水平面に沿った平面形状をなしている。クリップ部43は第一腕部5に沿って設けられている。
第二支持部4は、第一支持部3と同一形状をなして、第一支持部3とは本体部2を挟んで突出方向D3の反対側に配置されている。本実施形態では、第二支持部4は、本体部2の延在方向D1の中央部を中心にして、上下方向D2に延びる仮想線を中心に、第一支持部3を180度回転させたものと同一である。
第二支持部4は、延在方向D1に並んで複数設けられて一つずつ凹部12に配置されている。また、各々の第二支持部4は基部17と基端押さえ部18とを有している。
そして第二支持部4における基部17は、凹部12における延在方向D1の他方側D1bで第一支持部3における基部17と隣接して凹部12内に配置されている。また、第二支持部4の基部17は本体部2の壁面12bに延在方向D1の一方側D1aから対向する対向面21と、第一支持部3に延在方向D1の他方側D1bから対向する対向面21Aとを有している。
第二支持部4における基部17には延在方向D1の他方側D1bに向かって突出する第一凸部19と同一形状をなす第二凸部20が設けられている。そして第二凸部20の外周面が貫通孔12cの上部の円弧状の内面に対向することで、第二凸部20が貫通孔12cに係合している。
ここで本実施形態では、第一支持部3と同数の第二支持部4が設けられており、第二支持部4では、延在方向D1の一方側D1aから他方側D1bに向かって交互に二種の基部17が設けられている。即ち、延在方向D1の一方側D1aから他方側D1bに向かって基部17B、基部17A、基部17B、基部17A、基部17B、基部17Aの順で基部17が設けられている。
第二支持部4における基部17Bには、延在方向D1の一方側D1aを向く面(対向面21A)から、延在方向D1の一方側D1aに突出する基部凸部(支持部間凸部)23が設けられている。
第二支持部4における基部17Aには、延在方向D1の一方側D1aを向く面(対向面21A)を延在方向D1に貫通する基部貫通孔(支持部間穴部)22が設けられている。
基端押さえ部18のクリップ部32の下面32bは、後述する第二腕部6との間の隙間が土台部31側で大きく、土台部31から離れる側で小さくなっている。
ここで、複数の第二支持部4における土台部31同士に間には、延在方向D1に棒状をなして延びてこれら土台部31同士を接続して固定する第一接続部33と同形状をなす第二接続部51が設けられている。第二接続部51は、バーハンガー1の使用状態(図1参照)で、他方の移動規制部11によって下方から支持されて下方への移動が規制される。
そして本実施形態では、複数の第二支持部4と第二接続部51とは樹脂の一体成形品である。
第二腕部6は、第一腕部5と同一の部材であり、各々の第二支持部4における土台部31に一つずつ設けられ、突出方向D3に土台部31から離なれる方向に、第一腕部5とは反対方向に延びている。第二腕部6は延在方向D1に等間隔に設けられ、延在方向D1に第一腕部5と交互に第一腕部5と延在方向D1に等間隔を空けて設けられている。
さらに第二腕部6には、第一腕部5と同様に先端押さえ部41が設けられている。
ここで本実施形態では、バーハンガー1は折り畳みが可能となっている。
具体的には、図1に示す使用状態から、第一支持部3及び第二支持部4は、延在方向D1に延びる仮想軸線回りに本体部2に対して第一凸部19、第二凸部20、及び基部凸部23を支点として回動可能となっている。
折り畳みの際には、図1に示す使用状態から第一腕部5と第二腕部6とが近接するように、第一支持部3と第二支持部4とを上方に回動させる。第一支持部3と第二支持部4が回動する際、第一凸部19及び第二凸部20は貫通孔12cに支持され、基部凸部23が基部貫通孔22に支持される。
この結果、図5に示す折り畳み状態となる。折り畳み状態では、下部フック14が上部に位置するようにバーハンガー1を反転させて配置することで下部フック14を被吊り下げ物100に掛けることが可能となっている。
さらに、図6を参照して、第一支持部3と第二支持部4とを本体部2に組み込む手順について説明する。
図6(a)に示すように、まず、第一腕部5を第一支持部3に設けた状態で、かつ、第二腕部6を第二支持部4に設けた状態で、第一腕部5と第二腕部6とが近接して同じ方向の延びるように、第一支持部3と第二支持部4とを対向して配置する。
この状態から、延在方向D1に互いに隣接する基部貫通孔22に基部凸部23を挿入する。具体的には、第一支持部3及び第二支持部4の各部位が干渉しないように、第一支持部3及び第二支持部4を移動させ、第一支持部3の基部17と第二支持部4の基部17とを延在方向D1に隣接するように配置する。この状態から、第一支持部3の基部17と第二支持部4の基部17とを延在方向D1に沿って近接させ、基部凸部23を基部貫通孔22内に挿入する。このようにして図6(b)に示すように、第一支持部3と第二支持部4とを組み合せる。
さらに図6(b)の状態から、第一腕部5と第二腕部6とが互いに反対方向に延びるように第一支持部3と第二支持部4とを回動させ、図6(c)の状態となる。
さらに図6(c)の状態から、第一支持部3の基部17と第二支持部4の基部17とを本体部2の凹部12に押し込むようにして配置し、第一支持部3、第二支持部4、及び、本体部2を組み立て、図6(d)の状態となる。
以上説明した本実施形態のバーハンガー1によれば、本体部2の凹部12に、第一腕部5が設けられた第一支持部3の基部17と、第二腕部6が設けられた第二支持部4の基部17とが凹部12に配置されている。そして基部17における第一凸部19及び第二凸部20に係合する貫通孔12cが本体部2に設けられている。これにより、第一支持部3及び第二支持部4が凹部12から脱落することなく、本体部2との間で回動し、第一腕部5と第二腕部6とが使用状態と折り畳み状態との間で動作可能となる。
さらに、折り畳み状態で第一支持部3及び第二支持部4の基部凸部23を基部貫通孔22に延在方向D1から挿入することで、第一支持部3と第二支持部4とを互いに組み合せ、一体の部材にした後に、本体部2の凹部12に第一支持部3の基部17及び第二支持部4の基部17を配置することができる。
さらに第一腕部5及び第二腕部6を使用状態にすると、即ち、第一腕部5と第二腕部6とを離間するように、第一支持部3と第二支持部4とを回動させると、フランジ部25によって基部凸部23の基部貫通孔22からの脱落が規制される。従って、上記使用状態で第一腕部5と第二腕部6とに物を掛けた際の荷重によって、基部凸部23が基部貫通孔22から脱落して第一支持部3と第二支持部4とが突出方向D3に互いに離れるように相対移動してしまうことがなくなる。即ち、基部凸部23のフランジ部25によって、凹部12から基部17が脱落しないようにすることができる。
さらに、使用状態では、第一腕部5と第二腕部6に物を掛けた際の荷重によって、第一支持部3と第二支持部4とが本体部2の延在方向D1に撓むように変形しようとした際にも、基部凸部23のフランジ部25によって第一支持部3と第二支持部4とが互いに延在方向D1に離間してしまうことを規制できる。従って、荷重による凹部12からの基部17の脱落を抑制でき、バーハンガー1の剛性を高め、耐荷重性を向上できる。
さらに本実施形態では、第一凸部19と第二凸部20を設けることで、第一支持部3と第二支持部4とを組み合わせて、これらを一体として凹部12に向かって基部17を挿入する際、面取り部19aが凹部12の壁面12bに接触するようにして、第一凸部19及び第二凸部20を、本体部2の貫通孔12cにスムーズに押し込むようにして挿入することができる。この結果、第一支持部3と第二支持部4とを本体部2に容易に組み込むことができる。
さらに、第一接続部33と第二接続部51とによって、第一支持部3同士及び第二支持部4同士を接続することで、バーハンガー1の全体の剛性をさらに向上でき、バーハンガー1の変形をさらに抑制でき、さらなる耐荷重性の向上が期待できる。
さらに、使用状態で、第一腕部5と第二腕部6に物を掛けた際の荷重を、移動規制部11によって受けることができ、荷重によって第一腕部5と第二腕部6とが回動してしまわない。よってバーハンガー1の耐荷重性をさらに向上できる。
また、第一支持部3と第二支持部4には全く同一の部材を用いることができるため、金型を共通化でき、製造コストを抑えることができる。
さらに本実施形態では、クリップ部32、43が設けられているため、洗濯物をこれらにクリップ部32、43よって第一腕部5、及び第二腕部6上にしっかりと固定することができる。
また、仮にクリップ部32、43を用いず、これらクリップ部32、43の上面32a、43aに洗濯物を載置した場合であっても、上面32a、43aが平面形状をなしているため洗濯物にクリップ部32、43の干し痕が付きにくい。
以上、本発明の実施形態について詳細を説明したが、本発明の技術的思想を逸脱しない範囲内において、多少の設計変更も可能である。
例えば、凹部12の数は上述の場合に限定されず、一つだけ設けられてもよいし、さらに多く設けられていてもよい。即ち第一腕部5と第二腕部6の数量は上述の場合に限定されない。
また、貫通孔12cに代えて、第一凸部19及び第二凸部20が係合可能に、壁面12bから延在方向D1に凹む凹部を設けてもよい。基部貫通孔22についても貫通する孔ではなく、基部17の延在方向D1に凹む凹部であってもよい。
さらに、貫通孔12cの内面は、凹部12から延在方向D1に離れる側に向かって、貫通孔12cの内径が徐々に拡径するように形成された傾斜面であってもよい。この傾斜面は、例えばバーハンガー1が被吊り下げ物100に吊り下げられた状態を基準として、貫通孔12cの下部のみに形成されていてもよい。このように貫通孔12cの内面を傾斜面とし、さらに貫通孔12cの傾斜面に対応するように、第一凸部19及び第二凸部20の外周面にも傾斜面を形成し、貫通孔12cとの傾斜面と、第一凸部19及び第二凸部20の互いの傾斜面とを係合させることで、貫通孔12cからの第一凸部19及び第二凸部20の脱落をさらに抑制することができる。
1…バーハンガー
2…本体部
3…第一支持部
4…第二支持部
5…第一腕部
6…第二腕部
11…移動規制部
12…凹部
12b…壁面
12c…貫通孔(係合部、穴部)
13…上部フック
14…下部フック
17、17A、17B…基部
18…基端押さえ部
19…第一凸部
19a…面取り部
20…第二凸部
21、21A…対向面
22…基部貫通孔(支持部間穴部)
22a…開口部
23…基部凸部(支持部間凸部)
24…筒部
25…フランジ部(離間規制部)
31…土台部
32…クリップ部
32a…上面
33…第一接続部
41…先端押さえ部
42…キャップ部
43…クリップ部
43a…上面
51…第二接続部
100…被吊り下げ物
D1…延在方向
D2…上下方向
D3…突出方向
D1a…一方側
D1b…他方側

Claims (3)

  1. 被吊り下げ物に支持された状態で水平方向に沿って延在し、延在方向に間隔をあけて下方に凹む凹部が設けられた本体部と、
    前記凹部における前記延在方向の一方側に配置されて、前記延在方向の一方側に向かって突出する第一凸部を有して、該第一凸部を支点として前記本体部に対して前記延在方向に延びる軸線を中心に回動可能な第一支持部と、
    前記第一支持部から前記延在方向に交差する突出方向に延びる第一腕部と、
    前記凹部における前記延在方向の他方側で前記第一支持部に隣接して配置されて、前記延在方向の他方側に向かって突出する第二凸部を有して、該第二凸部を支点として前記本体部及び前記第一支持部に対して前記軸線を中心に回動可能な第二支持部と、
    前記第二支持部から前記延在方向に交差する突出方向に延びる第二腕部と、
    を備え、
    前記本体部は、前記凹部から前記延在方向に向かって凹むように設けられて前記第一凸部及び前記第二凸部に係合する係合部を有し、
    前記第一支持部及び前記第二支持部のうちのいずれか一方は、いずれか他方に向かって前記延在方向に突出する支持部間凸部を有し、前記他方は前記支持部間凸部が挿入されるように前記延在方向に延びる支持部間穴部を有し、前記支持部間凸部は、前記第一腕部と第二腕部とが近接した折り畳み状態で前記延在方向から前記支持部間穴部に挿入可能であり、かつ、前記支持部間穴部に挿入されて前記第一腕部と前記第二腕部とが反対方向に延びる使用状態で、前記支持部間穴部からの脱落及び前記延在方向への離間を規制する離間規制部を有するバーハンガー。
  2. 前記第一凸部及び前記第二凸部は、前記使用状態で、前記凹部の底面に向かうに従って前記延在方向の厚さ寸法が小さくなっている面取り部を有し、
    前記係合部は、前記第一凸部及び前記第二凸部が挿入される穴部である請求項1に記載のバーハンガー。
  3. 前記第一支持部及び前記第二支持部は前記延在方向に複数並んで設けられ、複数の前記第一支持部同士を接続する第一接続部と、複数の前記第二支持部同士を接続する第二接続部とをさらに備える請求項1又は2に記載のバーハンガー。
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