Deprecated: The each() function is deprecated. This message will be suppressed on further calls in /home/zhenxiangba/zhenxiangba.com/public_html/phproxy-improved-master/index.php on line 456
JP6710990B2 - 地中孔壁の洗浄方法 - Google Patents
[go: Go Back, main page]

JP6710990B2 - 地中孔壁の洗浄方法 - Google Patents

地中孔壁の洗浄方法 Download PDF

Info

Publication number
JP6710990B2
JP6710990B2 JP2016019208A JP2016019208A JP6710990B2 JP 6710990 B2 JP6710990 B2 JP 6710990B2 JP 2016019208 A JP2016019208 A JP 2016019208A JP 2016019208 A JP2016019208 A JP 2016019208A JP 6710990 B2 JP6710990 B2 JP 6710990B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
hole
hole wall
underground
cleaning
injection
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2016019208A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2017137693A (ja
Inventor
眞弘 佐藤
眞弘 佐藤
真 荒川
真 荒川
太志 藤井
太志 藤井
義彦 森尾
義彦 森尾
祐樹 山田
祐樹 山田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Obayashi Corp
Original Assignee
Obayashi Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Obayashi Corp filed Critical Obayashi Corp
Priority to JP2016019208A priority Critical patent/JP6710990B2/ja
Publication of JP2017137693A publication Critical patent/JP2017137693A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6710990B2 publication Critical patent/JP6710990B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Landscapes

  • Bulkheads Adapted To Foundation Construction (AREA)

Description

本発明は、地盤を掘削して構築した地中孔を井戸として利用するための、地中孔壁の洗浄方法に関する。
従来より、掘削工事を行う際には、施工中の掘削対象領域内への湧水や、掘削底面の盤膨れ等が生じることのないよう、事前に地下水位低下工法を実施して、掘削対象領域の地下水位を周辺地盤より低下させている。地下水位低下工法の中でも、井戸の底部近傍に設置した水中ポンプにて井戸内に流入した地下水を揚水するディープウェル工法は、透水性の高い地盤であれば、数十mの水位低下が可能な方法として知られている。
ディープウェル工法に用いられる井戸は、例えば特許文献1に記載されているように、削孔泥水を用いて地中を削孔し、孔内の底浚いを行った後、スクリーンを備えたケーシングを建て込み、当該ケーシングと孔壁との間にフィルター材を充填する。この後、孔壁を洗浄したうえで、先端に水中ポンプが設置された揚水管を孔内に据え付けるとともに、ケーシングに井戸蓋を設置することで構築される。
ここで、孔壁の洗浄は、フィルター材の充填後であって水中ポンプの据え付け前にケーシングの底部に洗浄用ポンプを設置し、洗浄用ポンプにてケーシング内の削孔泥水を汲み上げることにより行われる。この洗浄方法は、洗浄用ポンプを稼働させることにより、ケーシング内の削孔泥水と地盤中の地下水との間に水頭差が生じるため、地下水が孔壁を透過してケーシングに流入するが、このとき、地下水が、孔壁に付着しているマッドケーキとともに流入することを利用したものである。
特開2015−83732号公報
しかし、上記の方法では、孔壁から除去されたマッドケーキが洗浄用ポンプにて排出される前にフィルター材やケーシングに備えたスクリーンに付着してしまい、これらに目詰まりを生じさせやすい。また、ケーシング内の削孔泥水と地盤中の地下水との間に必要な水頭差を確保できない場合には、孔壁からマッドケーキを十分除去できず、また、マッドケーキが除去されたか否かを確認することも困難である。
本発明は、かかる課題に鑑みなされたものであって、その主な目的は、井戸として利用するべく地盤を掘削して構築した地中孔の孔壁から、付着物を効率よく除去するための、地中孔壁の洗浄方法を提供することである。
かかる目的を達成するため、本発明の地中孔壁の洗浄方法は、安定液を注入しながら地盤を掘削して構築した地中孔を井戸として利用するための、地中孔壁の洗浄方法であって、前記地中孔に対して、スクリーンを備えたケーシングを建て込む前に、前記安定液が内部に供給されると姿勢が直線状となり先端を孔壁に向ける屈曲自在なホースよりなる噴射部材を備えた噴射装置を前記地中孔に挿入し、前記噴射部材の先端から孔壁に向けて噴射される安定液の水流により、前記地中孔壁の付着物を除去することを特徴とする。
上述する本発明の地中孔壁の洗浄方法によれば、スクリーンを備えたケーシングを建て込む前の地中孔の孔壁を、噴射装置を利用して直接洗浄するため、孔壁に付着した付着物を確実に除去することが可能になるとともに、除去した付着物によってスクリーンやフィルター材に目詰まりを生じさせることもない。
また、孔壁の洗浄は、噴射装置から噴射される安定液の噴流が孔壁に衝突して上昇もしくは下降することに伴って、地中孔壁近傍に滞留する安定液に発生する上昇もしくは下降する水流を利用して行うため、孔壁を崩落させることなく、効率よく孔壁の付着物を除去することが可能となる。
さらに、噴射装置から噴射される安定液の流速を適宜調整できることから、地中孔の孔径、孔壁に付着する付着物の付着厚や付着状況等に応じた、最適な噴流によって孔壁の付着物を除去することが可能となる。
本発明の地中孔壁の洗浄方法は、前記噴射装置に、平面視で放射状に突出する複数の突起部を備えた清掃具を設置し、前記突起部の先端部を前記地中孔壁に当接させて、該地中孔壁の付着物を掻き取ることを特徴とする。
上述する本発明の地中孔壁の洗浄方法によれば、孔壁に付着する付着物の付着力が高いまたは付着圧が大きい等の付着状況により、噴射装置から噴射される安定液の噴流にて付着物を除去できない場合にも、清掃具に備えた突起部にて付着物を掻き取ることができるため、より確実に孔壁を洗浄することが可能となる。
本発明によれば、噴射装置を利用して地中孔壁を直接洗浄することにより、孔壁に付着した付着物を確実に除去することができるため、当該孔壁を利用して井戸を構築した場合には、効率よく地下水を流入させて集水することが可能となる。
本発明の地盤に地中孔を構築する様子を示す図である。 本発明の噴射装置を利用した孔壁の洗浄方法を示す図である。 本発明の洗浄後の地中孔を利用して深井戸を構築する様子を示す図である(その1)。 本発明の洗浄後の地中孔を利用して深井戸を構築する様子を示す図である(その2)。 本発明の地中孔壁の洗浄方法に使用する噴射装置の詳細を示す図である。 本発明の噴射装置の他の事例の詳細を示す図である(その1)。 本発明の噴射装置の他の事例の詳細を示す図である(その2)。 本発明の噴射装置の他の事例の詳細を示す図である(その3)。 本発明の噴射装置の他の事例の詳細を示す図である(その4)。 本発明の噴射装置の他の事例の詳細を示す図である(その5)。
本発明の地中孔壁の洗浄方法は、井戸として利用するべく地盤中に構築した地中孔の孔壁を洗浄するために用いる方法であり、孔壁に付着した付着物を除去して、地下水の地中孔への流入を容易にするものである。本実施の形態では、ディープウェル工法に用いる深井戸を構築する場合を事例として、本発明の地中孔壁の洗浄方法を以下に図1〜図6を参照して詳述する。
深井戸1は、図4(b)で示すように、帯水層83に到達するまで地盤を掘削して構築された地中孔2に、ケーシング3を建て込み、また、ケーシング3と孔壁との間に砕石等のフィルター材4を充填するともに、ケーシング3の内方であって地中孔2の底部近傍に、揚水管5と接続された水中ポンプ6を設置することで構築されるものであり、地中孔2の深度と略同一の長さを有するケーシング3には、帯水層1の深度範囲内にスクリーン31が設けられている。
上述する構成の深井戸1は、孔壁を透過して地中孔2に流入し、フィルター材4およびスクリーン31を流下した帯水層83中の地下水が、ケーシング3内に集水される。集水された地下水は、水中ポンプ6にて揚水され、揚水管5を介して孔外に排水される。したがって、地中孔2の孔壁が十分洗浄されておらず、掘削時に付着したマッドケーキ等の付着物7が残存していると、これらが障害となって地下水が地中孔2に流入できず、深井戸1は設計に見合った井戸能力を発揮することができない。
そこで、本実施の形態では、図5(a)で示すように、スクリーン31を備えたケーシング3を建て込む前の地中孔2の孔壁に向かって、安定液Bを噴射する噴射装置14を地中孔2に挿入し、噴射装置14から噴射される安定液Bの水流により、孔壁の付着物7を除去することとした。以下に、深井戸1の構築方法と併せて、地中孔2における孔壁の洗浄方法の手順を示す。
まず、図1(a)で示すように、盛土層81に釜場9を構築してサンドポンプ10を設置するとともに、地中孔2の構築位置を挟んだ釜場9の他方側に、ボーリングマシン11を据え付ける。なお、ボーリングマシン11は、いずれを採用してもよいが、本実施の形態では、安定液Bの供給管を兼用するロッド111の先端に、掘削翼112と図示しない安定液吐出口を備えた小型掘削機を採用している。
次に、ボーリングマシン11のロッド111を回転させて、安定液Bを吐出しつつ掘削翼112にて地盤を掘削し、地中孔2を構築する。なお、本実施の形態では、地中孔2の孔口近傍において孔壁の崩落を抑止するべく、ガイドパイプ12を建て込んでいる。また、地盤を掘削することにより発生する掘削土砂は、ロッド111の先端から安定液Bを吐出することにより生じる地中孔2内の上昇流によって孔口まで搬送され、釜場9に設置されたサンドポンプ10を介して孔外へ排出される。
こうして構築された地中孔2には、図1(b)で示すように、その孔壁にマッドケーキ等の付着物7が付着している。そこで、地中孔2を満たす安定液Bに希釈液注入管13を介して希釈液Dを注入し、地中孔2の孔壁保護機能を失わない程度に安定液Bの比重および粘性を低下させて、希釈前の安定液Bの粘性により孔壁に保持されていた付着物7を沈降させる。
なお、希釈液Dは、安定液Bの比重および粘性を低下させることのできるものであれば、水等いずれを用いてもよい。また、希釈液Dを注入するのみでは安定液Bの比重及び粘性を十分に低下できない場合には、希釈液Dを注入する方法に代えて、地中孔2内にて良液置換を行ってもよい。良液置換を行うと、希釈液Dを注入する場合と同様に、置換前の安定液Bの粘性により孔壁に保持されていた付着物7を沈降させることができる。
このような、安定液Bの比重および粘性を低下させる作業を行っても、孔壁には付着物7が残存している場合が多いことから、これら孔壁に残存している付着物7を、本実施の形態の噴射装置14を用いた孔壁の洗浄方法にて除去する。
噴射装置14は、図5(a)で示すように、地中孔2を満たす安定液Bを吸引するサンドポンプ141と、サンドポンプ141に接続される噴射管142および排泥管143を備えている。
噴射管142は、図5(b)で示すように、サンドポンプ141を囲うような平面視リング状に形成されており、サンドポンプ141にて吸引した安定液Bを孔壁に向けて放射状に噴射するべく、外側面に径の小さい複数の噴射口1421が間隔を有して配置されている。一方、排泥管143は、図5(c)で示すように、サンドポンプ141にて吸引した安定液Bを孔外へ排泥する際に用いられるものであり、図2(b)で示すように、途中にバルブ1431が備えられている。
そして、サンドポンプ141を稼働させた状態でバルブ1431を開状態にすると、図5(c)で示すように、地中孔2を満たす安定液Bが排泥管143を介して孔外に排泥され、バルブ1431を閉状態にすると、図5(a)で示すように、地中孔2を満たす安定液Bが噴射管142に供給されて、噴射口1421より孔壁に向けて噴射されるように構成されている。
上述する構成の噴射装置14を用いた孔壁の洗浄方法では、まず、地中孔2にケーシング3を建て込んだ場合の、スクリーン31の設置深度をあらかじめ測定し、この深度範囲を付着物7の除去対象範囲Lとして設定しておく。そして、安定液Bの比重および粘性を低下させる作業を行った後、沈降した付着物7及び掘削土砂を底浚いした地中孔2に、噴射装置14を、付着物7の除去対象範囲Lの上端に噴射管142の噴射口1421が到達するまで挿入する。
次に、排泥管143のバルブ1431を閉状態にするとともにサンドポンプ141を稼働し、図2(a)で示すように、噴射口1421より孔壁に向けて安定液Bを噴射しながら、噴射装置14を下降させる。こうすると、図5(a)で示すように、噴射口1421より噴射された安定液Bの水流が孔壁に衝突して上昇もしくは下降し、孔壁付近に滞留する安定液Bに対して上昇もしくは下降する水流を発生させる。この水流により、孔壁に付着する付着物7は除去され、孔底に沈降する。したがって、孔壁を崩落させることなく、効率よく孔壁の付着物7を除去することが可能となる。
上記の作業を、付着物7の除去対象範囲L全長に対して実施する。なお、付着物7の除去作業は、噴射装置14を一定速度で下降させながら行ってもよいし、上下動させつつ下降しながら行ってもよく、さらには、排泥管143を軸として回転させてもよい。
この後、排泥管143のバルブ1431を開状態にして、図2(b)で示すように、地中孔2に沈降した付着物7を安定液Bと共に孔外へ排泥する。これと同時に、地中孔2の孔口から安定液注入管15を介して安定液Bを追加注入し、地中孔2における安定液Bの液面を一定に保持する。なお、追加注入する安定液Bは、新たに安定液として作液した新液、もしくは地上に排出した掘削土砂を含んだ安定液を、図示しない安定液プラントにて再生したリサイクル液のいずれを採用したものでもよい。
こうして沈降した付着物7をすべて孔外に排泥したことを確認した後、サンドポンプ141の稼働を停止して噴射装置14を撤去し、本実施の形態における孔壁の洗浄方法を終了する。なお、本実施の形態では、排泥管143にバルブ1431にてサンドポンプ141から供給される安定液Bの供給先の切り替えが行えるよう構成したが、必ずしもこれに限定されるものではなく、他の手段にて、安定液Bの供給先の切り替えを行ってもよい
上述する本発明の地中孔壁の洗浄方法は、安定液Bの比重および粘性を低下させる作業を行った後であって、スクリーン31を備えたケーシング3を建て込む前の地中孔2の孔壁を、噴射装置14を利用して直接洗浄するため、孔壁に付着した付着物7を確実に除去できる。
また、噴射装置14から噴射する安定液Bの流速は、地中孔2の孔径や孔壁に付着する付着物7の付着厚や付着状況等に応じて適宜調整できるため、最適な安定液Bの水流によって孔壁を洗浄することが可能となる。
噴射装置14を用いた孔壁の洗浄方法が終了した後、図3(a)で示すように、地中孔2にスクリーン31を備えたケーシング3を建て込み、図3(b)で示すように、ケーシング3と地中孔2の孔壁との間にフィルター材4を充填する。なお、地中孔2が大深度である場合には、ケーシング3を継ぎ足しつつ地中孔2内に挿入するとよい。
そして、図4(a)で示すように、地中孔2を構築する際に使用したボーリングマシン11のロッド111に、掘削翼112に代えてサンドポンプ113を取り付け、ケーシング3の内方に挿入する。サンドポンプ113が地中孔2の孔底に到達したところで、サンドポンプ113を稼働させて、ケーシング2内の安定液Bを吸引し、ロッド11を介して釜場9に排出し、釜場9に設置したサンドポンプ10を利用して孔外に排出する。こうして、ケーシング3内の安定液Bと帯水層3中の地下水との間に水頭差を生じさせると、地下水は、いまだ孔壁に付着していた付着物7を伴って、地中孔2内に流入する。しかし、付着物7の多くはすでに除去されているため、地下水の流入によって除去される付着物7は少量であり、フィルター材4やスクリーン31に目詰まりを生じることはない。
上記のケーシング3内の安定液Bを孔外に排泥する作業を、断続的に繰り返し、地中孔2内が地下水で満たされたことを確認した後、サンドポンプ113を撤去し、図4(b)で示すように、ケーシング3内に水中ポンプ6を設置する。この後、ケーシングの上端部に井戸蓋を設置して、深井戸1の構築が終了する。
このように、噴射装置14を用いて孔壁を直接洗浄した地中孔2を利用して構築した深井戸1は、地下水が流入する際の障害となる付着物7が孔壁から確実に除去されているため、効率よく地下水を流入させて集水することが可能となる。
なお、本発明の孔壁2の洗浄方法は、上記実施形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で、種々の変更が可能であることはいうまでもない。
例えば、本実施の形態では、噴射装置14に備えた噴射管142にて孔壁の付着物7を除去したが、付着物7の除去は必ずしもこれに限定されるものではない。以下に、図6〜図10を参照して、他の事例を説明する。
図6では、噴射装置14に清掃具16を追加設置し、清掃具16にて付着物7を除去している。
清掃具16は、図6(a)(b)で示すように、噴射管142の上方に設置された平面視リング状の枠材161と、枠材161の外周面から放射状に突出する複数の突起部162とにより構成される。突起部162は、噴射装置14を地中削2内に配置した際に、孔壁と当接しない長さに形成され、また、枠材161の高さ方向にも複数段配置されている。
これら突起部162は、地中孔2の孔壁面上を摺動させた場合に、摩耗しない程度の耐摩耗性と、孔壁を削り取ることがないものの、鉤状にまで折れ曲がることのない耐屈曲性とを有している。また、その材質は、いずれでもよいが、本実施の形態では、機械的物性を有するとともに耐水性および高耐久性を有する、ポリエーテル系ポリオールにポリプロピレングリコールを用いたエーテル系ポリウレタンゴムを採用している。そして、突起162は先端が平面の円筒状に形成されており、この平面を孔壁に当接もしくは押し当てた状態で摺動させることにより、孔壁の付着物7を掻き落とす。
本実施の形態では、図6(c)で示すように、噴射管142における一部の領域に位置する噴射口1421から安定液Bを噴射させることにより、噴射装置14を振り子のように揺動させて、突起部162を地中孔2の孔壁に当接させ、かつ摺動する。したがって、例えば、安定液Bを噴射管142の噴射口1421より時計回りに順に噴射させると、噴射装置14は円錐振り子のごとく挙動し、地中孔2の孔壁全周に突起部162を当接させて、付着物7を効率よく掻き取ることが可能となる。
このとき、噴射口1421より噴射される安定液Bの水流により、地中孔2内の安定液Bには前述した水流が生じているため、孔壁の付着物7は突起部162による掻き取りと安定液Bの水流の両者の作用により、効率よく除去される。
なお、清掃具16の突起部162は、必ずしも上記の方法にて地中孔2の孔壁に当接させなくてもよく、噴射管142による安定液Bの噴射を停止し、噴射装置14に対していずれかの外力を作用させて、突起部162を地中孔2の孔壁に当接・摺動させて、付着物7を掻き取ってもよい。
また、図7〜図10では、噴射管142に代えて、噴射装置14に備えたサンドポンプ141と排泥管143との間に噴射治具144を介装し、これに設置した噴射部材145にて付着物7を除去する。
噴射治具144は、図7(a)で示すように、サンドポンプ141および排泥管143に連通する接続管1441と、その外周面に放射方向に突出するように配置された複数の噴射基端部1442と、噴射基端部1442の先端に取り付けられた接続具1443を備えている。噴射基端部1442は、接続管1441と連通するとともに先端が開口されており、接続具1443を介して噴射部材145が着脱自在に設置されている。
噴射部材145はその先端から、サンドポンプ141より噴射基端部1442および接続具1443を介して供給される安定液Bを噴射できる構造を有していればいずれでもよい。例えば、図7(a)では、噴射部材145に中空管を採用しており、その先端の開口がを図7(b)で示すような扁平形状となるよう形成され、安定液Bの噴射圧を高める構造を有している。
一方、図8(a)(b)では、噴射部材145に屈曲自在なホースを採用しており、姿勢が直線状となった状態で、その先端が地中孔2の孔壁に近接する長さを有している。その先端の開口形状は、安定液Bの噴射圧を高める構造を有しているばいずれでもよく、ホースを押し潰して扁平形状としてもよいし、口金具を取り付けて、開口形状を窄めてもよい。このような噴射部材145を採用すると、地中孔2における付着物7の除去対象範囲7が拡径されている場合に有効である。
つまり、図8(a)で示すように、噴射装置14を付着物7の除去対象範囲Lへ到達させるべく地中孔2内を下降させる際には、サンドポンプ141が作動していないから噴射部材145に安定液Bが供給されない。これにより、噴射部材145が噴射基端部1442から倒れ伏す姿勢となるため、噴射装置14は地中孔2の軸部をスムーズに通過することが可能となる。
一方で、図8(b)で示すように、噴射装置14が付着物7の除去対象範囲Lへ到達した後、サンドポンプ141を作動させて噴射部材145に安定液Bを供給すると、安定液Bの圧力により噴射部材145は排泥管143の放射方向に張り出す姿勢となる。これにより、噴射部材145の先端部を地中孔2の孔壁に近接させた状態で安定液Bを噴射できるため、効率よく付着物7を除去することが可能となる。
なお、噴射治具144および噴射部材145は上記の構成に限定されるものではない。例えば、本実施の形態では噴射基端部1442を、接続管1441の外周面に対して放射方向に4方向かつ高さ方向に2段設置しているが、その数量はいずれとしてもよい。そして、噴射基端部1442を放射方向に突出させる方向も、例えば図9で示すように、下方に向けて傾斜するように設置してもよい。こうすると、噴射部材145に屈曲自在なホースを採用した場合において、上向きの外力が作用しても、噴射部材145の先端部が上方を向く挙動を抑制できる。
また、図10で示すように、噴射治具144を複数積層してサンドポンプ141と排泥管143との間に介装してもよい。その場合には、噴射部材145の放射方向が平面視で同一となるように、複数の噴射治具144を積層してもよいし、噴射部材145の放射方向が平面視で互いにずれるようにして、複数の噴射治具144を積層してもよい。
さらに、噴射部材145の先端部には、図8(a)(b)で示すように、複数の突起部162を設けてもよい。これは、図6で示した清掃具16の突起部162と同様の部材であり、例えば通水孔を設けた板材の表面に突起部162を複数固着し、裏面を噴射部材145の先端部に固定する。こうすると、安定液Bの水流による作用と併せて、突起部162によって孔壁の付着物7を掻き落とすことができる。なお、図10で示すように、上記の突起部162を先端に設置した噴射部材145と突起部162を設置しない噴射部材145とを混在させて、噴射治具144に取り付けてもよい。
1 深井戸
2 地中孔
3 ケーシング
31 スクリーン
4 フィルター材
5 揚水管
6 水中ポンプ
7 付着物
81 盛土層
82 粘性土層
83 帯水層
9 釜場
10 サンドポンプ
11 ボーリングマシン
111 ロッド
112 掘削翼
113 サンドポンプ
12 ガイドパイプ
13 注入管
14 噴射装置
141 サンドポンプ
142 噴射管
1421 噴射口
143 排泥管
1431 バルブ
144 噴射治具
1441 接続管
1442 噴射基端部
1443 接続具
145 噴射部材
15 安定液注入管
16 清掃具
161 枠材
162 突起部
B 安定液
D 希釈液

Claims (2)

  1. 安定液を注入しながら地盤を掘削して構築した地中孔を井戸として利用するための、地中孔壁の洗浄方法であって、
    前記地中孔に対して、スクリーンを備えたケーシングを建て込む前に、前記安定液が内部に供給されると姿勢が直線状となり先端を孔壁に向ける屈曲自在なホースよりなる噴射部材を備えた噴射装置を前記地中孔に挿入し、
    前記噴射部材の先端から孔壁に向けて噴射される安定液の水流により、前記地中孔壁の付着物を除去することを特徴とする地中孔壁の洗浄方法。
  2. 請求項1に記載の地中孔壁の洗浄方法において、
    前記噴射装置に、平面視で放射状に突出する複数の突起部を備えた清掃具を設置し、
    前記突起部の先端部を前記地中孔壁に当接させて、該地中孔壁の付着物を掻き取ることを特徴とする地中孔壁の洗浄方法。
JP2016019208A 2016-02-03 2016-02-03 地中孔壁の洗浄方法 Active JP6710990B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2016019208A JP6710990B2 (ja) 2016-02-03 2016-02-03 地中孔壁の洗浄方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2016019208A JP6710990B2 (ja) 2016-02-03 2016-02-03 地中孔壁の洗浄方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2017137693A JP2017137693A (ja) 2017-08-10
JP6710990B2 true JP6710990B2 (ja) 2020-06-17

Family

ID=59566740

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2016019208A Active JP6710990B2 (ja) 2016-02-03 2016-02-03 地中孔壁の洗浄方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6710990B2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2023019276A (ja) * 2021-07-29 2023-02-09 清水建設株式会社 井戸の洗浄方法及び泥膜の除去方法

Family Cites Families (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2627866B2 (ja) * 1994-05-16 1997-07-09 株式会社日さく 井戸の洗浄方法
JP3032597U (ja) * 1996-06-18 1996-12-24 株式会社明間ボーリング 坑内洗浄装置
GB2353809B (en) * 1999-08-31 2003-08-06 Anthony Allen A drillable casing brush
JP2002035708A (ja) * 2000-07-21 2002-02-05 Shinkyo Chisui Kk 洗浄装置
JP3560943B2 (ja) * 2001-09-28 2004-09-02 有限会社藤原設備工業所 井戸洗浄工法および井戸洗浄装置
JP3996462B2 (ja) * 2002-07-23 2007-10-24 鹿島建設株式会社 孔壁の洗浄装置
US9371716B2 (en) * 2014-05-09 2016-06-21 Chevron U.S.A. Inc. Self-extendable hydraulic wellbore cleaning tool
CN204851179U (zh) * 2015-07-13 2015-12-09 中国石油天然气股份有限公司 一种连续油管多相位清洗工具

Also Published As

Publication number Publication date
JP2017137693A (ja) 2017-08-10

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR101711633B1 (ko) 브러쉬 가변이 가능한 지하수 심정 내부 청소장치
KR100880439B1 (ko) 현장타설말뚝 천공기의 슬라임 제거장치 및 방법
CA2920967C (en) Method for establishment of a new well path from an existing well
CN107511371A (zh) 一种管状监测仪器清淤设备
CA3026613A1 (en) A method of plugging and abandoning a well
JP4778921B2 (ja) 基礎杭施工装置
JP5543421B2 (ja) 井戸の構築方法
JP4876020B2 (ja) 井戸の構築方法及び有孔管材
JP6725722B2 (ja) 土壌に掘削トレンチを形成するためのトレンチ・カッター及び方法
JP6661101B2 (ja) 中空杭内面の付着物除去装置および付着物除去方法
JP6710990B2 (ja) 地中孔壁の洗浄方法
JPH07305382A (ja) 井戸の洗浄方法及び装置
KR101311000B1 (ko) 지하수 굴착공 국소배출 및 침전 토사 제거를 위한 장치 및 방법
JP6313113B2 (ja) 井戸底の堆積物吸上げ方法及び吸上げ装置
JP4521626B2 (ja) 井戸の揚水ポンプ装置
CN103924957A (zh) 油井酸化负压返排解堵工艺
JP3873007B2 (ja) 鋼管矢板の継手構造の施工方法
JP6166218B2 (ja) 井戸底の堆積物吸上げ方法及び吸上げ装置
JP5391256B2 (ja) 井戸の構築方法
KR840000824B1 (ko) 지반주입재(地盤注入材)의 주입방법과 그 장치
JP2006291467A (ja) 既存井における目詰り清掃法
KR100484793B1 (ko) 취수관 세정방법
KR101635913B1 (ko) 굴착공 슬라임 배출장치
US1289320A (en) Well construction.
JPH0274720A (ja) 場所打ち杭工法におけるスライム処理方法およびその装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20190118

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20191024

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20191029

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20191223

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20200428

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20200511

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6710990

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150