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JP6716111B2 - フレーム一体型電源プラグ変換アダプタ - Google Patents
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JP6716111B2 - フレーム一体型電源プラグ変換アダプタ - Google Patents

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Description

本発明は、所定のタイプの電源プラグを他のタイプの電源プラグに変換するための変換アダプタに関する。
電源コンセントのタイプ(差し込み口の形状)は、世界で統一されておらず、複数のタイプが存在する。タイプとしては、Aタイプ、Oタイプ、O2タイプ、Bタイプ、Cタイプ、SEタイプ、B3タイプ、BFタイプ、CBタイプで概ね網羅される。
そこで、タイプの異なる電源コンセントに対しても電気製品を使用することができるようにするための変換アダプタが用いられている。
特許文献1には、このような変換アダプタに関する従来技術が示されている。
特開2015−230786
特許文献1で開示されている変換アダプタは、第1ケーシング10と第2ケーシング20の2つの分離する部材を有し、電源コンセントのタイプに応じて、一方のみを使用したり、両者を組み合わせて使用したりするものである。各タイプに適合させて使用できるため便利なものではあるが、第1ケーシング10と第2ケーシング20の分解や組み合わせの作業が煩雑であり、人によってはやや難解で常に説明書がないと使用できない可能性がある。この種の商品では、説明書がパッケージの一部となっている場合が多く、購入後説明書を無くして(捨てて)しまうことが生じがちであり、説明書なしでの組み合わせ方法が理解できないと実質的に使用できなくなるおそれがある。
また、分離する部品の何れかを紛失して(忘れて)しまうことも生じ得るものであった。
本発明は、上記の点に鑑み、比較的直観的な操作によって使用をすることができるフレーム一体型電源プラグ変換アダプタを提供することを目的とする。
(構成1)
所定のタイプの電源プラグを他のタイプの電源プラグに変換するための変換アダプタであって、フレームと、前記フレームに対して回動可能に備えられることにより、フレーム内に納まる収納位置とフレームから電極ピンが突出する使用位置に相互に変更可能なプラグ部と、前記プラグ部の回動方向を制限することにより、前記使用位置における電極ピンが突出する方向をフレームの背面側のみとする回動規制部材と、前記フレームの前面側に設けられるプラグ差し込み口と、前記プラグ部と前記プラグ差し込み口とを電気的に接続する導電部と、を備えることを特徴とするフレーム一体型電源プラグ変換アダプタ。
(構成2)
前記プラグ部が、適合可能なタイプをそれぞれ有する第1のプラグ部と第2のプラグ部を備え、前記第1のプラグ部と第2のプラグ部を選択的に回動可能とさせる使用プラグ選択部材を備えることを特徴とする構成1に記載のフレーム一体型電源プラグ変換アダプタ。
(構成3)
前記使用プラグ選択部材が、前記フレームに対して摺動可能に設けられるスライド板によって構成されたことを特徴とする構成2に記載のフレーム一体型電源プラグ変換アダプタ。
(構成4)
前記第1のプラグ部の回動を規制する位置と前記第2のプラグ部の回動を規制する位置のそれぞれにおいて前記スライド板の摺動を係止する係止部を備えることを特徴とする構成3に記載のフレーム一体型電源プラグ変換アダプタ。
(構成5)
前記第1のプラグ部と第2のプラグ部が、収納位置においてそれぞれの電極ピンが重なり合う位置となるように配されており、当該電極ピンが重なり合う位置において前記スライド板の摺動を係止する中間係止部を備えることを特徴とする構成3又は構成4に記載のフレーム一体型電源プラグ変換アダプタ。
(構成6)
前記導電部が、前記プラグ部が収納位置である場合には、前記プラグ部と前記プラグ差し込み口との導通が無く、前記プラグ部が使用位置である場合に、前記プラグ部と前記プラグ差し込み口とが導通するように構成されていることを特徴とする構成1から構成5の何れかに記載のフレーム一体型電源プラグ変換アダプタ。
(構成7)
Aタイプ、Oタイプ、O2タイプの全て若しくは何れか2つに適合可能とするために電極ピンが回動可能とされている前記プラグ部が、回動反転連結機構を備えることにより、一方の電極ピンを回動させると、他方の電極ピンが逆方向に同じ角度だけ回動することを特徴とする構成1から構成6の何れかに記載のフレーム一体型電源プラグ変換アダプタ。
(構成8)
Cタイプ、Bタイプ、SEタイプ、B3タイプ、BFタイプ、CBタイプの全て若しくは何れか複数に適合可能とするために、電極ピンが平行移動することでそのピッチが調整可能とされている前記プラグ部が、前記電極ピンをその移動方向へ付勢する付勢手段と、前記付勢手段による付勢力に抗して前記電極ピンを所定位置で固定するロック機構と、前記固定状態を解除するロック解除機構と、を備えることを特徴とする構成1から構成7の何れかに記載のフレーム一体型電源プラグ変換アダプタ。
(構成9)
前記プラグ部が収納位置となる際に前記固定状態を解除する収納位置ロック解除機構を備えることを特徴とする構成8に記載のフレーム一体型電源プラグ変換アダプタ。
(構成10)
前記プラグ部が、適合可能なタイプをそれぞれ有する第1のプラグ部と第2のプラグ部を備え、前記第1のプラグ部と第2のプラグ部の全体若しくは一部に、それぞれの識別色が付され、前記第1のプラグ部が適合するタイプを表示する表記が、前記第1のプラグ部の識別色で前記フレームに表示され、前記第2のプラグ部が適合するタイプを表示する表記が、前記第2のプラグ部の識別色で前記フレームに表示されたことを特徴とする構成1から構成9の何れかに記載のフレーム一体型電源プラグ変換アダプタ。
(構成11)
前記回動規制部材が、前記フレームの前面で構成されたことを特徴とする構成1から構成10の何れかに記載のフレーム一体型電源プラグ変換アダプタ。
(構成12)
前記フレーム前面に、前記プラグ部の回動を指で操作するための穴が形成されていることを特徴とする構成11に記載のフレーム一体型電源プラグ変換アダプタ。
本発明のフレーム一体型電源プラグ変換アダプタによれば、比較的直観的な操作によってこれを使用することができる。
本発明に係る実施形態のフレーム一体型電源プラグ変換アダプタを示す図 各プラグ部や各アースピンを全て使用位置とした状態を示す説明図 背面側カバーをとった状態を示す斜視図 第1のプラグ部12を起こした状態(使用位置)を示す図 電極ピンのピッチ幅ロック/解除機構について説明するための図 電極ピンの回動反転連結機構について説明するための図 B3タイプの電源コンセントに使用する場合の説明図 CBタイプの電源コンセントに使用する場合の説明図 C、B、SEタイプの電源コンセントに使用する場合の説明図 BFタイプの電源コンセントに使用する場合の説明図 Aタイプの電源コンセントに使用する場合の説明図 Oタイプの電源コンセントに使用する場合の説明図 O2タイプの電源コンセントに使用する場合の説明図
以下、本発明の実施態様について、図面を参照しながら具体的に説明する。なお、以下の実施態様は、本発明を具体化する際の一形態であって、本発明をその範囲内に限定するものではない。
図1は、本発明に係る実施形態のフレーム一体型電源プラグ変換アダプタを示す図であり、(a):前面側斜視図、(b):背面側斜視図である。また、図2は、下記で説明する各プラグ部や各アースピンを全て使用位置とした状態を示す図である。なお、図2は、説明のための図(スライド板14が無い状態の図)であり、実際の使用では図2のような使用形態は無い。
フレーム一体型電源プラグ変換アダプタ1は、Aタイプ、Oタイプ、O2タイプ、Bタイプ、Cタイプ、SEタイプ、B3タイプ、BFタイプ、CBタイプの電源コンセントに対して電気製品を使用することができるようにするための変換アダプタである。このためにフレーム一体型電源プラグ変換アダプタ1は、上記9タイプのプラグ(電気製品の電源プラグ)を受け入れ可能なプラグ差し込み口15を前面側に備え、背面側に、Cタイプ、Bタイプ、SEタイプ、B3タイプ、BFタイプ、CBタイプに適合可能な第1のプラグ部12と、Aタイプ、Oタイプ、O2タイプに適合可能な第2のプラグ部13と、を備える。また、各タイプに適合させるための各アースピン(丸型アースピン16、角型アースピン17、平刃型アースピン18、CB用アースピン123)を備える。
本実施形態のフレーム一体型電源プラグ変換アダプタ1は、背面側が基本的に開口しているフレーム11を有し、当該フレーム11内に各構成が収められた一体型の変換アダプタである。
図1、図2から理解されるように、第1のプラグ部12、第2のプラグ部13、各アースピン(丸型アースピン16、角型アースピン17、平刃型アースピン18)は、フレーム11に対して回動可能に備えられ、フレーム内に納まる収納位置と、フレームからが突出する使用位置、に相互に変更可能に配される。
フレーム11の前面側には前面部115が形成されており、第1のプラグ部12や第2のプラグ部13は前面側には回動することができず、背面側でのみ“使用位置”とすることができる。即ち、前面部115が回動規制部材として機能するものである。
第1のプラグ部12と第2のプラグ部13は、図1、2から理解されるように、“観音開き”するような構成としてフレーム11に軸着され、収納位置においてそれぞれの電極ピンが重なり合う位置となるように配される。
また、フレーム11の前面部115には、第1のプラグ部12の回動を指で操作するための(前面側から押すための)穴116と、第2のプラグ部13の回動を指で操作するための穴117が形成される。
フレーム11には、スライド板14が摺動可能に設けられる。スライド板14は、第1のプラグ部12と第2のプラグ部13を選択的に回動可能(使用位置)とさせる部材(使用プラグ選択部材)である。即ち、スライド板14によって、図2のような第1のプラグ部12と第2とプラグ部13が同時に起こされた状態が防止されるものである。
スライド板14は、両側面を有する断面コ字型に形成され、両側面の内側に段差凹部が形成される。当該両側面の段差凹部を、フレーム11の両側面に形成されたガイドレール113に対して嵌め込む事により、スライド板14がフレーム11に対して摺動可能に設けられる。なお、両側面のガイドレール113(及びこれに対応する段差凹部)は、左右で異なる高さで形成され、これにより、スライド板14の取り付け方向を規定している。即ち、スライド板14が上下反対に取り付けられることが防止される。
フレーム11の両側面には、第1のプラグ部12の回動を規制する位置と第2のプラグ部13の回動を規制する位置のそれぞれにおいてスライド板14の摺動を係止する係止部193と、係止部191が形成される。また、第1のプラグ部12と第2のプラグ部13の電極ピンが重なり合う位置においてスライド板14の摺動を係止する中間係止部192が形成される。
スライド板14の両側面の内側には、これらの係止部(凸部)19に乗り上げて仮止めされる係止受部141が形成される。係止受部141は、スライド板14の両側面において、内側にスロープを有して山状に膨出し、その山頂部において凹部(係止部(凸部)19を軽く受け入れるもの)が形成されたものである。
上記各構成により、スライド板14は基本的にはスムーズにスライドし、上端付近(第2のプラグ部13を引き起こし可能とし、第1のプラグ部12の引き起こし不可の位置)及び下端付近(第1のプラグ部12を引き起こし可能とし、第2のプラグ部13の引き起こし不可の位置)、及び中間付近(両プラグ部の引き起こし不可の位置)において、軽く係止される(カチッと止まる)ものである。
図3は、フレーム11の背面側カバーをとった状態を示す斜視図である。
第1のプラグ部12は、その両側面に形成される軸部125によって、フレーム11に軸着され、図3(a)〜(c)に示されるように起きあがる構成とされる。
第1のプラグ部12には、電極ピン121a、bが備えられ、これとそれぞれ導通する後端電極124a、bが、軸部125に対して電極ピン121a、bの反対側となる位置に形成される。
また、フレーム11内には、プラグ差し込み口15の一方電極を形成する導体111a3と、他方電極を形成する導体111b3がそれぞれ配される。導体111a3、b3は、上記した後端電極124a、bと接する弾性電極111a1、b1と、導体111a、bによって接続される。
図3(a)に示されるように、第1のプラグ部12が収納位置にある状態では、後端電極124a、bが何にも触れない状態となり、第1のプラグ部12は導通しない。図3(b)〜(c)に示されるように第1のプラグ部12が引き起こされるに従い、後端電極124a、bが弾性電極111a1、b1と接し、導通状態となる。即ち、弾性電極111a1、b1と、導体111a、bによって、第1のプラグ部12とプラグ差し込み口15とが電気的に接続されるものである。なお、弾性電極111a1、b1は、板バネ状に形成されることで、後端電極124a、bとの接触をより確実なものとしている。
上記構成により、第1のプラグ部12が収納位置である場合には、第1のプラグ部12とプラグ差し込み口15との導通が無く、第1のプラグ部12が使用位置である場合に、第1のプラグ部12とプラグ差し込み口15とが導通するように構成される。
なお、ここでは、第1のプラグ部12のみについて説明したが、第2のプラグ部13においても同様の構成を有し、収納位置で非導通、使用位置で導通するように構成されている。
図4は、第1のプラグ部12を起こした状態(使用位置)を示す図であり、図4(a)は斜視図、図4(b)は図4(a)において第1のプラグ部12の前面側カバー1222を無くした状態の図である。
第1のプラグ部12は、カバー122(前面側カバー1222、背面側カバー1221)内に、電極ピン121a、bをそれぞれ左右に平行移動可能に支持する移動支持部材125a、bが備えられる。移動支持部材125a、bは、バネ126(付勢手段)によってその間隔を広げるように付勢されている。
移動支持部材125a、bには、ピッチ調節用つまみ125a1、b1がそれぞれ形成される。図4(a)に示されるように、ピッチ調節用つまみ125a1、b1は、カバー122から突出した状態となる。これにより、ピッチ調節用つまみ125a1、b1をつまむことで、バネ126(付勢手段)による付勢力に抗して、電極ピン121a、bのピッチを狭めることができる。なお、図4(a)、(b)では、当該付勢力に抗してピッチが狭い状態に保持(ロック)された状態を示している(当該ロック機構については以下で説明する)。
移動支持部材125a、bには、それぞれ板バネ状羽根部材125a2、b2が形成され、板バネ状羽根部材125a2、b2の先端部分には突起部が形成される。
また、フレーム11には突起112a、bが形成される。当該突起112a、bは、第1のプラグ部12が収納位置となる状態において、板バネ状羽根部材125a2、b2と当接し、これを押し上げる部材である。そのために、図4(a)に示されるように、第1のプラグ部12の前面側カバー1222には、穴1222a1、b1が形成される。
図5は、電極ピン121a、bのピッチ幅ロック機構と、ロック解除機構(収納位置ロック解除機構)について説明するための図である。
図5(a)は、突起112a、bがまだ板バネ状羽根部材125a2、b2と当接していない状態を示した図であり、図5(b)〜(d)はロック機構と解除機構を説明するためにその一部を断面表示したものである(なお、図5(b)、(d)と、図5(c)では、断面位置が異なっている)。
図5(b)に示されるように、前面側カバー1222の内面側には、板バネ状羽根部材125a2、b2の先端の突起部と突き当たる部材である、凸部1222a、bが形成される。板バネ状羽根部材125a2、b2が有する弾性力によって、板バネ状羽根部材125a2、b2の先端の突起部は図面下方向へと付勢されているため、凸部1222a、bと突き当り、これによって、電極ピン121a、bが広がる方向へ移動できない(バネ126の付勢力に抗してロックされている)ものである。
第1のプラグ部12を倒しこんでいく(収納位置に近づける)と、図5(c)に示されるように、突起112a、bが、前面側カバー1222の穴1222a1、b1に入りこみ、板バネ状羽根部材125a2、b2と当接する。これがさらに進むと、板バネ状羽根部材125a2、b2が図面上方向に押し上げられる結果となり、これにより、図5(d)に示されるように、板バネ状羽根部材125a2、b2の先端の突起部が、凸部1222a、bを乗り越え、ロックが解除されて、電極ピン121a、bのピッチが広がる。即ち、第1のプラグ部12を収納位置に戻すことにより、自動的に電極ピン121a、bのロックが解除されるものである。
なお、図5(d)の状態から、第1のプラグ部12を引き起こして、ピッチ調節用つまみ125a1、b1をつまむことで、板バネ状羽根部材125a2、b2の先端の突起部が凸部1222a、bを再度乗り越え、図5(b)に示したロック状態となる、即ち、電極ピン121a、bのピッチ幅が狭くなった状態を保持するものである。
図6は、第2のプラグ部13における、電極ピンの回動反転連結機構について説明するための図である。図6(a)、(c)は、第2のプラグ部13のカバー132(前面側カバー(図示せず)、背面側カバー1321)の、前面側カバーを取った状態を示す斜視図である。図6(b)、(d)は、電極ピン131a、bをハの字状に回転させた状態を示す斜視図である。
第2のプラグ部13には、電極ピン131a、bが備えられ、これとそれぞれ導通する後端電極134a、bが、軸部135に対して電極ピン131a、bの反対側となる位置に形成される。以下で説明するように、電極ピン131a、bは所定角度範囲で回動可能となるが、電極ピン131a、bと後端電極134a、bは、回転接触部を備えることで、電極ピン131a、bが回動しても、電気的な接続が保たれる。
第2のプラグ部13には、電極ピン131a、bをそれぞれ回動可能(所定角度範囲のみ回動可能)に支持する回動支持部材135a、bが備えられる。
回動支持部材135a、bには、対向するように耳部135a1、b1が形成され、耳部135a1における耳部135b1と対向する箇所には凸部が形成され、耳部135b1における耳部135a1と対向する箇所には前記凸部を受け入れる長孔が形成される。耳部135a1の凸部が、耳部135b1の長孔に挿入される構成とされることにより、図6に示されるように、一方の電極ピンを回動させると、これに連動して他方の電極ピンが逆方向に同じ角度だけ回動するものである。即ち、凸部を有する耳部135a1と、長孔を有する耳部135b1によって、回動反転連結機構が構成されるものである。
図7は、B3タイプの電源コンセントに使用する場合の説明図である。
先ずスライド板14を下側にスライドさせることにより、第1のプラグ12を引き起こし可能とする(これにより第2のプラグ13を引き起こしが不可とされる)。次に、丸型アースピン16(角型アースピン17を内包)と第1のプラグ12を90°引き起こすことで使用位置とする。最後に、スライド板14を中間位置に戻す。なお、スライド板14を中間位置に戻さなくとも使用に支障はないが、より安全な使用とするために、中間位置に戻すこととしている(以下の各タイプにおける使用態様においても同様)。
図8は、CBタイプの電源コンセントに使用する場合の説明図である。
先ずスライド板14を下側にスライドさせることにより、第1のプラグ12を引き起こし可能とする。次に、丸型アースピン16(角型アースピン17を内包)を180°引き起こし、第1のプラグ12を90°引き起こす。ピッチ調節用つまみ125a1、b1をつまむことで、ピッチ幅を調節(ロック)するとともに、第1のプラグ12に対して回動可能に備えられたCB用アースピン123を180°回転させ、第1のプラグ12と平行にする。最後に、スライド板14を中間位置に戻す。
図9は、C、B、SEタイプの電源コンセントに使用する場合の説明図である。
先ずスライド板14を下側にスライドさせることにより、第1のプラグ12を引き起こし可能とする。次に、丸型アースピン16(角型アースピン17を内包)を180°引き起こし、第1のプラグ12を90°引き起こす。ピッチ調節用つまみ125a1、b1をつまむことで、ピッチ幅を調節(ロック)し、最後に、スライド板14を中間位置に戻す。
図10は、BFタイプの電源コンセントに使用する場合の説明図である。
先ずスライド板14を下側にスライドさせることにより、第1のプラグ12を引き起こし可能とする。次に、丸型アースピン16を180°引き起こし、角型アースピン17と第1のプラグ12を90°引き起こす。最後に、スライド板14を中間位置に戻す。
図11は、Aタイプの電源コンセントに使用する場合の説明図である。
先ずスライド板14を上側にスライドさせることにより、第2のプラグ13を引き起こし可能とする(これにより第1のプラグ12を引き起こしが不可とされる)。次に、平刃型アースピン18を180°引き起こし、第2のプラグ13を90°引き起こすことで使用位置とする。最後に、スライド板14を中間位置に戻す。
図12は、Oタイプの電源コンセントに使用する場合の説明図である。
先ずスライド板14を上側にスライドさせることにより、第2のプラグ13を引き起こし可能とする。次に、平刃型アースピン18を180°引き起こし、第2のプラグ13を90°引き起こす。第2のプラグ13の電極ピン131を回転させてハの字状とし、最後にスライド板14を中間位置に戻す。
図13は、O2タイプの電源コンセントに使用する場合の説明図である。
先ずスライド板14を上側にスライドさせることにより、第2のプラグ13を引き起こし可能とする。次に、平刃型アースピン18と第2のプラグ13を90°引き起こす。第2のプラグ13の電極ピン131を回転させてハの字状とし、最後にスライド板14を中間位置に戻す。
以上のごとく、本実施形態のフレーム一体型電源プラグ変換アダプタ1によれば、プラグ部の回動方向(引き起こし方向)が限定されているため、ユーザが操作に迷う事がなく、上記図7〜図13における各タイプの使用説明からも理解されるように、比較的直観的な操作によって使用をすることができる。フレーム11の前面部115には、第1、2のプラグ部12、13の回動を指で操作するための穴116、117が形成されているため(図1参照)、プラグ部の引き起こし操作も良好である。また、フレーム一体型であるため、分解・組立型のアダプタで生じ得た部品の紛失等のおそれがない。
なお、本実施形態のフレーム一体型電源プラグ変換アダプタ1は、第1のプラグ部12と第2のプラグ部13に、これらを相互に識別する色が付され、第1のプラグ部12が適合するタイプを表示する表記が、第1のプラグ部12の識別色でフレーム11に表示され、第2のプラグ部13が適合するタイプを表示する表記が、第2のプラグ部13の識別色でフレーム11に表示されている。より具体的には、第1のプラグ部12のカバー122が淡いグレーに着色されており、第2のプラグ部13のカバー132が濃いグレーに着色されている。図1に示されるように、第1のプラグ部12の近辺には、第1のプラグ部12が対応するCタイプ、Bタイプ、SEタイプ、B3タイプ、BFタイプ、CBタイプを表示するマークM1が、フレーム11の前面側および背面側の両面に表示され、これが淡いグレーで表示されている。また、フレーム11の前面側および背面側の両面の第2のプラグ部13の近辺に、第2のプラグ部13が対応するAタイプ、Oタイプ、O2タイプを表示するマークM2が、濃いグレーで表示される。
これらの構成によっても、直観的な使用が可能となっているものである。
本実施形態のフレーム一体型電源プラグ変換アダプタ1によれば、スライド板(使用プラグ選択部材)14によって、使用可能位置とすることができるプラグ部を何れか一方に限定させているため、安全性を高めることができる。
即ち、図7〜13によって理解されるように、第1のプラグ12(または第2のプラグ13)が引き起こされている場合、引き起こされた第1のプラグ12(または第2のプラグ13)に突き当たってスライド板14が上部(または下部)へスライドできないため、第2のプラグ13(または第1のプラグ12)を引き起こすことができない。
仮に、図2のごとく双方のプラグ部を引き起こしてしまうと、何れも導通状態となるため、誤った使用をしてしまうと危険な状態となるが、本実施形態のフレーム一体型電源プラグ変換アダプタ1によれば、図2のような状態となることが防止されるものである。
また、本実施形態のフレーム一体型電源プラグ変換アダプタ1では、収納状態のプラグ部が導通しないようにしているため、この点でも安全性に優れる。
本実施形態のフレーム一体型電源プラグ変換アダプタ1によれば、第1のプラグ部12に、電極ピン121a、bのピッチを狭い状態で保持するロック機構を備えているため、操作性に優れる。
このようなロック機構の無い従来品においては、ピッチ調節用つまみ等をつまみながら(付勢力に抗して)コンセントへ差し込むという動作が必要であり、ピッチ幅がうまく合わない(つまみが不十分)といった不便さ(指の力が低下した高齢者等ではこれが顕著となる)があったが、本実施形態によれば、予めピッチ幅を適正にしてロックすることができるため、コンセントへの差し込み作業における上記不具合がない。
また、本実施形態のフレーム一体型電源プラグ変換アダプタ1によれば、第1のプラグ部12を収納位置に戻すことで、自動的にロックが解除されるため、ロック解除の操作性においても優れている。
本実施形態のフレーム一体型電源プラグ変換アダプタ1によれば、第2のプラグ部13が、回動反転連結機構を備えることにより、一方の電極ピンを回動させることで、これに連動して他方の電極ピンも回動するため、操作性に優れる。
なお、本実施形態においては、プラグ部の回動方向を制限する回動規制部材が、前面部115によって構成されるものを例としているが、その他の構成によって回動方向を制限するものであってもよい。例えば、プラグ部の軸部等において、回転角度を制限する構造とする等であってよい。
また、プラグ部の回動方向について、本実施形態においては、第1のプラグ部と第2のプラグ部が“観音開き”するような構成としているが、これに限られるものではなく、第1のプラグ部と第2のプラグ部が本実施形態とは逆の方向に回動する構成や、両プラグが同一方向に回動する構成としてもよい。ただし、本実施形態のものの方が、収納位置においてそれぞれの電極ピンが重なり合う位置となるように配置することが可能であり、小型化の面で有利である。
本実施形態においては、使用プラグ選択部材としてスライド板を用いるものを示したが、これに限られるものではなく、第1のプラグ部と第2のプラグ部を選択的に使用可能とさせる機構であればよい。例えば、第1のプラグ部と第2のプラグ部を回動させる軸部に、回動をロック/解除させる機構を設け、この第1のプラグ部と第2のプラグ部の軸部のロックを選択的に解除させる機構を設ける等としてもよい。
本実施形態では、第1のプラグ部の電極ピンのピッチロック機構について、第1のプラグ部を収納位置にした際にロック解除させるもの(収納位置ロック解除機構)としているが、ユーザが直接的にロックを解除できるようにロック解除用のツマミやボタン等を設けるようにしてもよい。
1...フレーム一体型電源プラグ変換アダプタ
11...フレーム
111a、111b...導体(導電部)
111a1、111b1...弾性電極(導電部)
115...前面部(回動規制部材)
116、117...穴
12...第1のプラグ部
1222a、1222b...凸部(ロック/解除機構)
112a、112b...突起(収納位置ロック解除機構)
125a2、125b2...板バネ状羽根部材(ロック/解除機構)
126...バネ(付勢手段)
13...第2のプラグ部
135a1、135b1...耳部(回動反転連結機構)
14...スライド板(使用プラグ選択部材)
15...プラグ差し込み口
191、193...係止部
192...中間係止部

Claims (9)

  1. 所定のタイプの電源プラグを他のタイプの電源プラグに変換するための変換アダプタであって、
    フレームと、
    前記フレームに対して回動可能に備えられることにより、フレーム内に納まる収納位置とフレームから電極ピンが突出する使用位置に相互に変更可能なプラグ部であって、適合可能なタイプをそれぞれ有する第1のプラグ部及び第2のプラグ部と、
    前記第1のプラグ部と第2のプラグ部が、収納位置においてそれぞれの電極ピンが重なり合う位置となるように配されており、当該第1のプラグ部と第2のプラグ部を選択的に回動可能とさせる、前記フレームに対して摺動可能に設けられるスライド板と、
    前記フレームの前面側に設けられるプラグ差し込み口と、
    前記プラグ部と前記プラグ差し込み口とを電気的に接続する導電部と、
    を備えることを特徴とするフレーム一体型電源プラグ変換アダプタ。
  2. 前記第1のプラグ部の回動を規制する位置と前記第2のプラグ部の回動を規制する位置のそれぞれにおいて前記スライド板の摺動を係止する係止部を備えることを特徴とする請求項に記載のフレーム一体型電源プラグ変換アダプタ。
  3. 前記電極ピンが重なり合う位置において前記スライド板の摺動を係止する中間係止部を備えることを特徴とする請求項又は請求項に記載のフレーム一体型電源プラグ変換アダプタ。
  4. 前記導電部が、
    前記プラグ部が収納位置である場合には、前記プラグ部と前記プラグ差し込み口との導通が無く、
    前記プラグ部が使用位置である場合に、前記プラグ部と前記プラグ差し込み口とが導通するように構成されていることを特徴とする請求項1から請求項の何れかに記載のフレーム一体型電源プラグ変換アダプタ。
  5. 所定のタイプの電源プラグを他のタイプの電源プラグに変換するための変換アダプタであって、
    フレームと、
    前記フレームに対して回動可能に備えられることにより、フレーム内に納まる収納位置とフレームから電極ピンが突出する使用位置に相互に変更可能なプラグ部と、
    前記フレームの前面側に設けられるプラグ差し込み口と、
    前記プラグ部と前記プラグ差し込み口とを電気的に接続する導電部と、
    を備え、
    Aタイプ、Oタイプ、O2タイプの全て若しくは何れか2つに適合可能とするために電極ピンが回動可能とされている前記プラグ部が、回動反転連結機構を備えることにより、一方の電極ピンを回動させると、他方の電極ピンが逆方向に同じ角度だけ回動することを特徴とするフレーム一体型電源プラグ変換アダプタ。
  6. 所定のタイプの電源プラグを他のタイプの電源プラグに変換するための変換アダプタであって、
    フレームと、
    前記フレームに対して回動可能に備えられることにより、フレーム内に納まる収納位置とフレームから電極ピンが突出する使用位置に相互に変更可能なプラグ部と、
    前記フレームの前面側に設けられるプラグ差し込み口と、
    前記プラグ部と前記プラグ差し込み口とを電気的に接続する導電部と、
    を備え、
    Cタイプ、Bタイプ、SEタイプ、B3タイプ、BFタイプ、CBタイプの全て若しくは何れか複数に適合可能とするために、電極ピンが平行移動することでそのピッチが調整可能とされている前記プラグ部が、
    前記電極ピンを、その移動方向へ付勢する付勢手段と、
    前記付勢手段による付勢力に抗して前記電極ピンを所定位置で固定するロック機構と、
    前記固定状態を解除するロック解除機構と、を備えることを特徴とするフレーム一体型電源プラグ変換アダプタ。
  7. 前記プラグ部が収納位置となる際に前記固定状態を解除する収納位置ロック解除機構を備えることを特徴とする請求項に記載のフレーム一体型電源プラグ変換アダプタ。
  8. 記第1のプラグ部と第2のプラグ部の全体若しくは一部に、それぞれの識別色が付され、
    前記第1のプラグ部が適合するタイプを表示する表記が、前記第1のプラグ部の識別色で前記フレームに表示され、
    前記第2のプラグ部が適合するタイプを表示する表記が、前記第2のプラグ部の識別色で前記フレームに表示されたことを特徴とする請求項1から請求項の何れかに記載のフレーム一体型電源プラグ変換アダプタ。
  9. 所定のタイプの電源プラグを他のタイプの電源プラグに変換するための変換アダプタであって、
    フレームと、
    前記フレームに対して回動可能に備えられることにより、フレーム内に納まる収納位置とフレームから電極ピンが前記フレームの後面側に突出する使用位置に相互に変更可能なプラグ部と、
    前記フレームの前面側に設けられるプラグ差し込み口と、
    前記プラグ部と前記プラグ差し込み口とを電気的に接続する導電部と、
    前記フレーム前面に、前記プラグ部の回動を指で操作するための穴が形成されていることを特徴とするフレーム一体型電源プラグ変換アダプタ。
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