JP6716197B2 - 画像処理装置およびx線診断装置 - Google Patents
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Description
あるいは、画像処理装置では、ピクセル情報を拡散してノイズ低減処理を行う。このとき、エッジぼけを防止するため、拡散の程度は当該ピクセルがエッジ情報に含まれるかどうかによって決定される。この処理は、非等方性拡散フィルタ(Anisotropic Diffusion Filter)と呼ばれている。
第1実施形態にかかる画像処理装置の構成につき、図1〜図3を参照して説明する。図1は、第1実施形態にかかる画像処理装置1の概略構成を示すブロック図である。第1実施形態にかかる画像処理装置1について、医用画像ワークステーションを一例として説明する。第1実施形態において、画像処理装置1は医用画像データにおける所定の部位(器官等)を同定する。以下の説明では、画像処理装置1が、医用画像データとしてのボリュームデータから、小径の血管を当該所定の部位として同定する例について説明する(下記、「同定部7A」参照)。また画像処理装置1は、小径の血管をボリュームデータにおける直交3断面に投影する。また画像処理装置1は血管が投影された直交3断面のうち、エネルギーが最小となる面を、小径の血管の走行方向に対応する断面として求める(下記、「算出部7B」参照)。また、画像処理装置1は、求めた面に沿うように、ボリュームデータに対してノイズ低減処理を行う(下記、「画像処理部8」参照)。
図1に示すように、第1実施形態の画像処理装置1は、主制御部2、送受信部3、表示部4、操作部5、記憶部6、断面特定部7および画像処理部8を有する。また、ネットワークを介して、画像処理装置1と複数の医用画像診断装置20A、医用画像診断装置20B、医用画像診断装置20C…医用画像診断装置20nが接続されている。さらに画像処理装置1は、ネットワークを介して画像保管装置30に接続されている。画像処理装置1は、主制御部2の指示信号により送受信部3を介して画像保管装置30等からボリュームデータを取得する。なお、図1においては一例として医用画像診断装置20A、医用画像診断装置20B、医用画像診断装置20Cおよび画像保管装置30がネットワークに接続されているが、各装置の数は任意に設定することが可能である。なお、以下の例において、医用画像診断装置20A等は被検体の体内組織の情報の収集等を行う。医用画像診断装置は、例えば、X線画像診断装置、X線CT装置、MRI装置、超音波診断装置等である。
主制御部2は、画像処理装置1の各部の制御を行う。例えば主制御部2は、ボリュームデータの解析用ソフトウェアと、ボリュームデータをメインメモリに送り、以下に説明するノイズ低減に関する一連の処理を各部に行わせる。また、主制御部2は操作部5からの操作信号を受け、画像保管装置30からボリュームデータの取得要求を実行する。また主制御部2は、表示部4による医用画像の表示にかかる制御を行う。
送受信部3は、医用画像診断装置20A、医用画像診断装置20B 、医用画像診断装置20Cまたは画像保管装置30との間で、ボリュームデータをやり取りするためのインターフェースである。
表示部4は、任意の表示デバイス(CRT、LCD、OELD、FED等)によって構成される。表示部4は、主制御部2の制御を受けて各種の画面や画像(X線画像等)を表示する。
操作部5は、キーボード、マウス、トラックボール、ジョイスティック、コントロールパネル等の任意の形態の操作デバイスや入力デバイスによって構成される。実施された操作に基づいて操作部5が出力する操作信号は主制御部2に送られ、主制御部2はこの操作内容に対応する制御や演算を実行する。
記憶部6には、任意の記憶媒体(HDDやSSD等)が用いられる。記憶部6には上記の解析用のソフトウェアや画像保管装置30等から受けたボリュームデータ、その他、画像処理装置1の各機能を実行するためのプログラム等が記憶される。なお、記憶部6がボリュームデータを記憶せず、ボリュームデータが主制御部2のメインメモリ等に一時的に記憶される構成であってもよい。
断面特定部7は、注目対象となる部位(器官等)を同定する同定部7Aと、同定された部位が示す画素の走行方向に対応する断面を求める算出部7Bとを有する。次に、同定部7Aおよび算出部7Bについて説明する。
《小径部位の特定−概要》
まず同定部7Aの一連の処理の概要を説明する。主制御部2によりメインメモリにボリュームデータと解析用ソフトウェアが送られると、同定部7Aは対象部位における狭い領域を特定する。対象部位が血管である場合、同定部7Aは血管の小径部分を特定する。一例として同定部7Aは、ボリュームデータを縮小し、その後拡大する。
図2に示すように同定部7Aは、処理前ボリュームデータV1について縮小処理を行うことにより、小径の血管が除去された縮小ボリュームデータV1eを生成する。すなわち、処理前ボリュームデータV1において、小血管領域R1を構成する複数の連結領域のそれぞれは、動静脈領域R2の径に比して微小である。したがって、同定部7Aが処理前ボリュームデータV1を縮小すると、微小なデータである小血管領域R1は、他の画素により除去される。
同定部7Aは、処理前ボリュームデータV1と縮小ボリュームデータV1eに基づいて小血管領域R1を含まない拡大処理後のボリュームデータV2を得る。具体例として、同定部7Aは、処理前ボリュームデータV1のボクセルにおける血管レベル以上の値を示すボクセルについて、該当する縮小ボリュームデータV1eにおける対応位置を同定する。また縮小ボリュームデータV1eのうち、同定したボクセルあるいはその周囲の26近傍のボクセル(図3参照)の中に一つも血管レベル以上の値を示すボクセルがなければ、同定部7Aは、縮小ボリュームデータV1eにおいて同定された位置のボクセルの値を処理後のボリュームデータV2のボクセルの値とする。血管レベル以上の値を示すボクセルが存在する場合は処理前ボリュームデータV1のボクセル値を処理後のボリュームデータV2のボクセル値とする。この処理を処理後のボリュームデータV2の全てのボクセルについて実行する。
同定部7Aは、縮小前の処理前ボリュームデータV1および処理後ボリュームデータV2に対し、閾値処理を行うことにより、これらのデータから血管をそれぞれ抽出する。
さらに同定部7Aは、処理前ボリュームデータV1から抽出した小血管領域R1および動静脈領域R2と、処理後ボリュームデータV2から抽出した動静脈領域R2とのサブトラクション処理を行う。この処理により、小血管領域R1が抽出された差分ボリュームデータV3が生成される。以上のように、同定部7Aは、ボリュームデータから小径の血管を抽出する。上記ではボクセル値に閾値処理を行うことで血管を抽出する例を説明したが、血管の連続性及びボクセル値を元に血管を抽出する構成であってもよい。
算出部7Bの一連の処理の概要について説明する。同定部7Aにより小径の血管等、狭い領域を有する部位の同定が行われると、算出部7Bは、次のようにノイズ低減処理を適用する断面を同定する。
まず算出部7Bは、同定した小径の血管を、ボリュームデータにおいて互いに方向が異なる複数の断面に投影させる。この複数の断面としては、例えば直交3断面が挙げられる。算出部7Bが血管を投影する対象の複数の断面としては、直交3断面に限られないが、説明の便宜上、以下においては直交3断面の例において説明する。
次に、算出部7Bは直交3断面における小径の血管部分のエネルギーを求める。一例として、算出部7Bは、下記式(2)によりエネルギーを求める。なお、p(u,v)は小径の血管部分の各断面への投影を示し、(u,v)は断面上の位置を示す
画像処理装置1における算出部7Bは、上記のように複数断面それぞれのエネルギーを算出する構成に限られない。例えば算出部7Bは直交3断面に投影された小径の血管の面積をそれぞれ求める構成であってもよい。また頭部を対象とするボリュームデータであれば、アキシャル面は、抽出された穿通枝のような小径の血管の走行方向に対し、実質的に直交する。したがって、アキシャル面に投影された小径の血管部分の面積は小さい傾向にある。そこで、小径の血管の走行方向と直交する断面にノイズ低減処理を行わないようにするため、この変形例にかかる算出部7Bは、血管の面積を求めた対象の各断面のうち、面積が最大である断面を特定する。
画像処理部8は、算出部7Bが特定した断面(方向)をノイズ低減処理の対象として決定する。さらに画像処理部8は決定した断面に、上記数式(1)により説明した平滑化によるノイズ低減処理を行う。あるいは画像処理部8は、例えばコヒーレントフィルタを用いてノイズ低減処理として行う。コヒーレントフィルタの概要について次に記載する。
次に図4および図5を参照して第1実施形態の画像処理装置1の動作の概要について説明する。図4および図5は、第1実施形態の画像処理装置1におけるノイズ低減処理の一連の動作を表すフローチャートである。
医師等の操作者は、画像処理装置1の操作部5により、ボリュームデータを識別するための識別情報等を入力する。識別情報は、画像ID、患者ID、検査ID等である。主制御部2は、送受信部3を介し、対象のボリュームデータを記憶する外部装置(画像保管装置30等)に、入力された識別情報等を送る。画像保管装置30等の外部装置は、識別情報を受けて対応するボリュームデータを画像処理装置1に送る。画像処理装置1の主制御部2は、当該ボリュームデータを記憶部6等に一旦記憶させる。
主制御部2により、S01で一旦記憶させたボリュームデータおよび解析用ソフトウェアがメインメモリに送られる。解析用ソフトウェアにより、同定部7Aは、処理前ボリュームデータV1について縮小処理を行い、小径の血管が除去された処理前ボリュームデータV1を生成する。
さらに同定部7Aは、縮小された処理前ボリュームデータV1について拡大処理を行い、小血管領域R1が除去された状態の処理後ボリュームデータV2を生成する(図2参照)。
処理後ボリュームデータV2が生成されると(S03)、同定部7Aは、例えば画素値等に基づく閾値処理を行うことにより、各ボリュームデータ(V1,V2)における血管等を同定する。血管を示すボクセルが同定されることにより、処理前ボリュームデータV1および処理後ボリュームデータV2における血管が特定される。
さらに同定部7Aは、縮小前の処理前ボリュームデータV1から抽出した小血管領域R1および動静脈領域R2と、処理後ボリュームデータV2から抽出した動静脈領域R2とのサブトラクション処理を行う。この処理により、差分ボリュームデータV3が生成される。同定部7Aは、この処理によりボリュームデータから小径の血管を抽出する。
同定部7Aにより小径の血管の抽出が行われると(S05)、算出部7Bは、当該小径の血管を、ボリュームデータにおけるアキシャル面、コロナル面およびサジタル面に投影させる。
直交3断面に小径の血管が投影されると(S06)、算出部7Bは当該各断面小径の血管部分のエネルギーを求める。
次に、算出部7Bは、各断面における小径の血管部分それぞれのエネルギーを比較する。この処理により算出部7Bは、エネルギーを求めた対象の各断面のうち、エネルギーが最小である断面を特定する。
画像処理部8は、算出部7Bが特定した断面をノイズ低減処理の対象として決定する。さらに画像処理部8は、決定した断面に上記ノイズ低減処理を行う。
以上説明した本実施形態にかかる画像処理装置1の作用および効果について説明する。
次に、第2実施形態にかかる画像処理装置1について説明する。図6は、第2実施形態にかかるX線診断装置100の構成の概要を示す概略ブロック図である。図7Aおよび図7Bは、時間変化にともなって取得されたフレームt1〜tnの関係を示す概略図である。図7Aは、頭部を対象とした画像群であり、図7Bは、腹部を対象とした画像群である。
第2実施形態の概要について説明する。画像処理装置1の同定部7Aは、時間変化に応じて生成された複数のフレーム群(X線動画像等)の各フレームにおける小径領域をそれぞれ特定する。複数のフレーム群については、図7Aおよび図7Bのt1〜tnに概略を例示する。
《小径部位の特定》
図7Aおよび図7Bに示すように、第2実施形態では、対象がボリュームデータでなく、時間変化に応じて取得された複数のフレーム群(t1〜tn)である。したがって、同定部7Aは、フレームt1〜tnそれぞれにおいて小径部位(小径の血管あるいはガイドワイヤーなどのデバイス等)の特定にかかる処理を行う。例えば同定部7Aは、フレームが生成されることに対応してこの処理を行う。なお、第2実施形態における小径部位の特定にかかる処理は、第1実施形態における処理が2次元的に行われるものとする(縮小処理等)。
第2実施形態において、同定部7Aは第1実施形態と同様に閾値処理を行うことにより、血管を抽出する。ただし、第2実施形態において必ずしも第1実施形態と同様の処理によって血管の抽出を行う必要はない。例えば、同定部7Aは、DSA(Digital Subtraction Angiography)を用いて血管の抽出を行ってもよい。
X線画像のフレームについて小径の血管が抽出されると、算出部7Bは、小径の血管を3断面に投影し、投影データにおける小径の血管部分のエネルギーを求める。エネルギーの求め方は第1実施形態と同様である。
第2実施形態における算出部7Bは、上記のように投影データのエネルギーを算出する構成に限られない。すなわち、第1実施形態と同様に、算出部7Bにより投影データにおける小径の血管の面積を求める構成であってもよい。面積の求め方は第1実施形態と同様である。
画像処理部8は、X線画像のフレームについて求めたエネルギーに基づき、当該フレームに対するノイズ低減処理にかかる制御を行う。例えば画像処理部8は、3断面への投影方向において、それぞれ求められたエネルギーまたは求められた面積を対比する。画像処理部8は、対比の結果に応じてノイズ低減処理にかかる制御を行う。画像処理部8は、対比の結果に基づいて3断面の順番を特定する。
画像処理部8は、先ずはエネルギーが最も低い断面に対しノイズ低減処理を行う。なお、ノイズ低減処理は、第1実施形態と同様であってもよい。
画像処理部8は、求められたエネルギーまたは面積の値に応じて、次にノイズ低減処理を行う断面を決定し、その断面にしたがってノイズ低減処理を行う。
次に、第2実施形態におけるリアルタイム画像に対するノイズ低減処理ついて図7Aおよび図7Bを参照して説明する。
次に図8を参照して第2実施形態の画像処理装置1の動作の概要について説明する。図8は、第2実施形態の画像処理装置1におけるノイズ低減処理の一連の動作を表すフローチャートである。
X線診断装置100において被検体の同一部位を連続的、または断続的にスキャンすることにより、生成部102はX線動画像を構成するフレームを生成する。生成部102は生成したフレームを送受信部3に送る。主制御部2は送受信部3に送られたフレームを断面特定部7に送る。
第1実施形態のS02〜S04と同様に、同定部7Aは、小径部位(小径の血管等)の特定にかかる処理を行う。なお、次のS15において、DSAにより血管が抽出される場合は、S14の血管の特定処理は行われなくてもよい。
同定部7Aは、第1実施形態のS02と同様の閾値処理またはDSAを用いて血管の抽出を行う。
同定部7Aにより小径の血管の抽出が行われると、算出部7Bは小径の血管を3断面に投影し、その投影データのエネルギーまたは面積を求める。
次に、算出部7Bにより算出された投影データのエネルギーまたは面積に基づいて、画像処理部8は、上記制御例1〜2、あるいは1〜3のいずれかによるノイズ低減処理を行う。
以上説明した本実施形態にかかるX線診断装置100および画像処理装置1の作用および効果について説明する。
次に、第3実施形態にかかる画像処理装置1について説明する。第1実施形態および第2実施形態では、狭小な領域を有する注目対象を抽出するために、医用画像データの縮小処理が行われる。これに対し、第3実施形態において画像処理装置1は、注目領域の探索および細線化処理等により、血管をトラッキングしながら、血管の径を求める。さらに画像処理装置1は、求めた径を閾値と比較し、閾値以下である径を有する部分を特定する。このようにして第3実施形態では、小径の血管が特定される。
《血管の同定》
同定部7Aは、ボリュームデータまたはX線動画像のフレーム画像に対し、閾値処理を行うことにより、これらのデータから血管を抽出する。この抽出は例えば次のように行われる。
同定部7Aは、血管領域の探索および細線化処理を行うことにより、特定した血管のツリー構造を求める。具体例として、操作者が血管のツリー構造の起点を指定するか、あるいは血管の全体のうちのいずれかの端部を同定部7Aが特定する。さらに同定部7Aは、当該起点または端部(根;ルート)を始点として、血管にあたる領域を段階的に拡張していきつつ細線化処理によって血管の芯線を求める。また同定部7Aは、血管にあたる領域を段階的に拡張していきつつ分岐(節;ノード)があるか判断する。分岐があると判断された場合、同定部7Aは、分岐点からそれぞれ派生する血管(枝;ブランチ)について同様の処理を行う。同定部7Aは血管にあたる領域の拡張をしていく過程で分岐がなく、拡張ができなくなった時点で、その血管を末端の血管(葉;リーフ)と判断する。同定部7Aは、末端の血管の先端まで領域を拡張したら、上記トラッキング処理を終了する。
《血管径の算出》
算出部7Bは、同定部7Aが特定したボリュームデータ等における血管領域のツリー構造を拡張していく処理にともない、血管の径を求める。例えば算出部7Bは、細線化処理で求められた芯線に直交する方向の長さを血管径として求める。
算出部7Bは、求めた血管径をあらかじめ設定された閾値と比較する。閾値は、ノイズ低減処理においてノイズとして除去される傾向のあるサイズ(ピクセル/ボクセルの範囲)を基準にあらかじめ設定される。さらに算出部7Bは閾値との比較において閾値以下となった血管を特定する。特定される範囲は、例えば血管のツリー構造における分岐から分岐までの間、あるいは分岐から末端までの間である。
上記処理の対象がボリュームデータである場合、算出部7Bは第1実施形態と同様の処理を行う。すなわち算出部7Bは、同定した小径の血管を、ボリュームデータにおいて互いに方向が異なる複数の断面(直交3断面等)に投影する。次に、算出部7Bは複数の断面における各投影画像のエネルギーまたは面積を求め、これら投影画像について求められた値を比較する。画像処理部8は、算出部7Bによる比較結果に基づいて、複数断面のうち、ノイズ低減処理を行う断面を特定する。画像処理部8は特定した断面にノイズ低減処理を行う。
上記処理の対象がX線動画像である場合、算出部7Bは第2実施形態と同様の処理を行う。すなわち算出部7Bは、フレームt1〜tnにおける投影データのエネルギーまたは面積を求める。算出部7Bは求められた値を比較する。画像処理部8は、算出部7Bによる比較結果に基づいて、ノイズ低減処理の制御を行う。
次に図9および図10を参照して第3実施形態の画像処理装置1の動作の概要について説明する。図9および図10は、第3実施形態の画像処理装置1におけるノイズ低減処理の一連の動作を表すフローチャートである。
画像処理装置1は、画像保管装置30またはX線診断装置100等から医用画像データ(ボリュームデータまたはX線動画像等)を取得する。主制御部2は送受信部3に送られた医用画像データを断面特定部7に送る。なお、S22以降については、対象となる医用画像データがボリュームデータである場合について説明する。
同定部7Aは、ボリュームデータを受け、例えば画素値や透明度等に基づいて、各ボリュームデータ内の血管等を同定する。血管に相当するボクセルが同定されることにより、ボリュームデータにおける血管の全体像が特定される。
操作者が血管のツリー構造の起点を指定するか、あるいは血管の全体のうちのいずれかの端部を同定部7Aが特定すると、同定部7Aは、当該起点または端部を始点として、血管にあたる領域を段階的に拡張する。
同定部7Aは、当該領域拡張にともない、細線化処理によって血管の芯線を求める。
算出部7Bは、同定部7Aによる細線化処理で求められた芯線に直交する方向の長さを血管径として求める。
算出部7Bは、血管のツリー構造における分岐から分岐までの間、あるいは分岐から末端までの間等、所定範囲において求めた血管径をあらかじめ設定された閾値と比較する。さらに算出部7Bは閾値との比較において閾値以下となった血管を小径部位として特定する。
同定部7Aは、血管にあたる領域を段階的に拡張していきつつ、分岐があるかの判断および領域拡張の可否を判断する。分岐があるとの判断、または領域拡張が可能であると判断された場合(S27;No)、同定部7Aは、分岐点からそれぞれ派生する血管について同様の処理(S23〜S26)を行う。同定部7Aは血管にあたる領域の拡張をしていく過程で分岐がなく、かつ拡張ができなくなった時点(S27;Yes)で、トラッキング処理(S23〜S27)を終了し、S28に進む。
同定部7Aにより小径の血管の特定(S26等)が行われトラッキング処理が終了すると(S27;Yes)、算出部7Bは、当該小径の血管を、ボリュームデータにおけるアキシャル面、コロナル面およびサジタル面に投影する。
S29における複数断面それぞれのエネルギーの算出は、第1実施形態のS07と同様である。S30における各断面のエネルギーの比較による、ノイズ低減処理の対象の断面の特定は、第1実施形態のS08と同様である。S31における、特定した断面へのノイズ低減処理については第1実施形態のS09と同様である。
以上説明した本実施形態にかかる画像処理装置1の作用および効果について説明する。
次に、第4実施形態にかかる画像処理装置1について説明する。第1実施形態および第3実施形態では、ノイズ低減処理が適用されるボリュームデータの断面を定めるにあたり、小径の血管の抽出、互いに方向が異なる複数断面への投影、およびエネルギー(または面積)の算出が行われる。これに対し、第4実施形態において画像処理装置1は、抽出された小径の血管について、所定間隔ごとに単位ベクトルとして走行方向を求める。さらに画像処理装置1は、算出した単位ベクトルの総和を求める。画像処理装置1は、この総和に基づいて血管の走行方向を同定する。
《小径部位の特定》
第1実施形態と同様に、同定部7Aは、処理前ボリュームデータV1の縮小等により小血管領域R1を除去して処理後ボリュームデータV2を作成する(図2参照)。また、同定部7Aは、縮小前の処理前ボリュームデータV1および処理後ボリュームデータV2に対し、第1実施形態と同様に閾値処理を行う。この閾値処理により、これらのデータから血管(小血管領域R1・動静脈領域R2)をそれぞれ抽出する。
《所定区間のベクトルの算出》
算出部7Bは、抽出された小径の血管における所定区間ごとに、単位ベクトルを求める。所定区間とは、走行方向の算出として必要な複数ボクセル分に相当する。この複数ボクセルとは、例えば3〜5ボクセル程度である。なお、所定区間ごとにベクトルを求めるのは、次のような理由による。単位ベクトルの算出を1ボクセルごとに行うと、ノイズの影響により血管の走行方向の特定に支障をきたすおそれがあるためである。また、単位ベクトルとしたのは、走行方向の特定のためには血管の所定区間の方向の成分だけ求めればよいためである。単位ベクトルを算出する構成とすれば算出処理が簡易化される。算出部7Bは、血管の起点(例えばボリュームデータにおける動静脈の端部)から小径の血管の末端まで、所定区間の単位ベクトルの算出を繰り返す。
算出部7Bは、特定された小径の血管の全域について単位ベクトルの算出が完了すると、それぞれの区間における単位ベクトルの総和を求める。
算出部7Bは、単位ベクトルの総和を求めると、最大要素と2番目の要素を特定する。さらに算出部7Bは、(ux,uy,uz)で、最大要素と2番目の要素に対応した断面を同定する。例えば総和が、(ux,uy,uz)で|ux|>|uy|>|uz|とすると、ボリュームデータにおけるxy断面が同定される。
画像処理部8は、同定した断面と最も近い角度を有するアキシャル面、コロナル面またはサジタル面を特定する。特定の例として、画像処理部8は、例えば特定した断面の法線単位ベクトル(a normal unit vector)と、アキシャル面、コロナル面またはサジタル面の法線単位ベクトルとの内積を計算する。また、画像処理部8は、アキシャル面、コロナル面またはサジタル面のうち、計算した内積が最も大きい面をノイズ低減処理にかかる対象とする。
次に図11および図12を参照して第4実施形態の画像処理装置1の動作の概要について説明する。図11および図12は、第4実施形態の画像処理装置1におけるノイズ低減処理の一連の動作を表すフローチャートである。
S41におけるボリュームデータの取得にかかる処理は、第1実施形態のS01と同様である。S42における縮小処理等による処理前ボリュームデータV1からの小血管領域R1の除去については、第1実施形態のS02と同様である。S43における処理後ボリュームデータV2の生成については、第1実施形態のS03と同様である。S44における血管部分の特定については、第1実施形態のS04と同様である。S45におけるサブトラクション処理による小径の血管の抽出については、第1実施形態のS05と同様である。
算出部7Bは、ボリュームデータから抽出された小径の血管における所定区間ごとに、単位ベクトルを求める。
算出部7Bは、抽出された血管の起点の位置から小径の血管の末端の位置まで、所定区間の単位ベクトルの算出を継続する。算出部7Bは、小径の血管の全てに対して単位ベクトルの算出が完了したかについて判断する。判断の結果、単位ベクトルの算出が完了していなければ(S47;No)、算出部7Bは、S46〜S47の処理を繰り返す。
算出部7Bは、特定された小径の血管の全域について単位ベクトルの算出が完了すると(S47;Yes)、それぞれの区間における単位ベクトルの総和を求める。
算出部7Bは、単位ベクトルの総和を求めると、最大要素と2番目の要素を特定する。さらに算出部7Bは、最大要素と2番目の要素に対応した断面を同定する。
画像処理部8は、算出部7Bにより同定した断面(S49)と最も近い角度を有するアキシャル面、コロナル面またはサジタル面を特定する。
画像処理部8は、S51で特定したアキシャル面、コロナル面またはサジタル面にノイズ低減処理を施す。
以上説明した本実施形態にかかる画像処理装置1の作用および効果について説明する。
上記説明した第1実施形態〜第4実施形態の変形例について説明する。
第3実施形態にかかる画像処理装置1によれば、小径の血管の探索とおよび細線化処理等により、血管をトラッキングしながら、血管の径を求める。さらに画像処理装置1は、求めた径を閾値と比較し、閾値以下である径を有する部分を特定する。しかしながら、画像処理装置1は例えば次のように小径の血管の走行方向を求めてもよい。
第1実施形態、第3実施形態および第4実施形態では、画像処理装置1により、一断面にのみノイズ低減処理を適用する構成について説明している。ただし、これら実施形態において、ノイズ低減処理が複数断面に適用される構成であってもよい。例えば第1実施形態において、直交3断面に順番にノイズ低減処理をする構成が挙げられる。
算出部7Bは直交3断面における各投影画像のエネルギーを求める。さらに算出部7Bは、各断面における投影画像のエネルギーを比較する。算出部7Bによる比較の結果、画像処理部8は、直交3断面において、エネルギーが最小になる断面、2番目の断面、最大の断面をそれぞれ特定し、特定した順番にノイズ低減処理を施す。
算出部7Bは、抽出された小径の血管において所定区間ごとに単位ベクトルを求める。また算出部7Bは、区間ごとに求められた単位ベクトルの総和を求める。画像処理部8は、単位ベクトルの総和が求められたら、最大要素と2番目の要素を特定する。画像処理部8は、最大要素と2番目の要素に対応した断面に最初にノイズ低減処理を施す。次に、画像処理部8は、最大要素と3番目の要素に対応した断面にノイズ低減処理を施す。画像処理部8は最後に、2番目の要素と3番目の要素に対応した断面にノイズ低減処理を施す。
上記実施形態では、狭小な領域を有する注目対象を血管として説明した。しかしながら、上記実施形態の注目対象は、ガイドワイヤー、カテーテル、ステント、神経などでもよい。ここで、注目対象がガイドワイヤーである例について説明する。
上記実施形態では、画像処理装置1にあらかじめ記憶された解析プログラム等により、同定部7A、算出部7Bおよび画像処理部8が、ノイズ低減処理を施す断面を決めている。ただし、上記実施形態はこのような構成に限られない。例えば、あらかじめ設定された検査プログラムや検査プロトコルなどにおいて、予めノイズ低減処理を施す断面が定められていてもよい。検査プログラムは、例えば頭部検査、腹部検査、緊急時検査等、用途や検査部位に応じてあらかじめ設定される。
上記実施形態では、画像処理装置1が、画像データ全体における注目対象が示す画素群の走行方向を求め、ノイズ低減処理を施す断面を決めている。ただし、上記実施形態はこのような構成に限られない。例えば、画像処理装置1は、画像データ全体でなく、画像データの部分領域ごとに注目対象(管状構造等)の方向を求めてもよい。さらに画像処理装置1は、当該部分領域ごとに求められた走行方向に応じてノイズ低減処理を施す断面を定める。
S61におけるボリュームデータの取得にかかる処理は、第1実施形態のS01と同様である。
同定部7Aは、ボリュームデータにおいて一連の処理の起点となる所定のボクセル位置をセットする。
同定部7Aは、上記一連の処理の起点となる所定のボクセルから順番に各ボクセルについて、血管を示すボクセルであるか判断する。例えば、同定部7Aは、あらかじめ設定された起点のボクセル、i=0,j=0,k=0について、その画素値等を取得し、既定の閾値と比較する。
さらに同定部7Aは、当該判断対象のボクセルにより示される画素値等が血管レベルを超えているか判断する。
同定部7Aは、当該各ボクセルにより示される画素値等が血管レベルを超えていると判断した場合(S64;Yes)、そのボクセルを含む部分領域(7X7X7)において互いに直交する3断面に投影する。直交3断面それぞれは、例えばボリュームデータにおけるアキシャル面、コロナル面およびサジタル面である。
S66における複数断面それぞれのエネルギーの算出は、第1実施形態のS07と概ね同様である。S67における各断面のエネルギーの比較による、ノイズ低減処理の対象の断面の特定は、第1実施形態のS08と概ね同様である。S68−1における、特定した断面へのノイズ低減処理については第1実施形態のS09と概ね同様である。ただし、これらS66〜68−1の処理は、ボリュームデータにおける処理対象の部分領域ごとにおいて行われる点で他の実施形態と異なる。
同定部7Aは、当該各ボクセルにより示される画素値等が血管レベルを超えず、判断対象のボクセルが血管に相当するものでないと判断した場合(S64;No)、3次元的なノイズ低減処理のようなインテンシブノイズリダクションを行う。
S68−1あるいはS68−2におけるノイズ低減処理が行われると、同定部7Aは、判断対象のボクセルに対す隣接するボクセルがあるか判断する。隣接するボクセルがあると判断された場合(S69;Yes)、同定部7Aは、その隣接するボクセルについてS63〜S68の処理を行う。
上記変形例5では、画像処理装置1が、画像データの部分領域ごとに、注目対象が示す画素群の走行方向を求めるにあたり、直交3断面のエネルギーを算出する構成であった。ただし、画像処理装置1はこのような構成に限られない。例えば、画像処理装置1は、部分領域におけるノイズ低減処理の適用断面をトラッキング(トレース)によって行う構成であってもよい。この変形例6について、図14を参照して説明する。図14は、変形例6の画像処理装置1におけるノイズ低減処理の一連の動作を表すフローチャートである。
S71におけるボリュームデータの取得にかかる処理は、第1実施形態のS01と同様である。S72におけるボクセル位置を起点にセットする処理は、変形例5のS62と同様である。S73における画素値等と閾値等の比較処理は、変形例5のS63と同様である。S74における血管を示すボクセルであるかの判断は、変形例5のS64と同様である。
同定部7Aにより、当該起点のボクセルにより示される画素値等が血管レベルを超えていると判断された場合(S74;Yes)、算出部7Bは、そのボクセルを含む部分領域(7X7X7)において注目対象のトラッキングを行う。具体的には第3実施形態のS23,S24の処理と同様の処理を行う。
算出部7Bは、血管等、注目対象のトラッキングにより求められた芯線の走行方向を求めることにより血管等、注目対象が示す画素群の走行方向を求める。具体例として、算出部7Bが第4実施形態のS46〜S48の処理と同様の処理を行う。
算出部7Bは、上記トラッキングにより求められた走行方向に基づきノイズ低減処理を行う対象の断面を求める。具体例として、算出部7Bが第4実施形態のS49の処理と同様の処理を行う。例えば算出部7Bは、求められた走行方向と最も近い角度を有するアキシャル面、コロナル面またはサジタル面を特定する。
画像処理部8は、ボリュームデータにおける部分領域に対し、S77で特定した断面(アキシャル面、コロナル面またはサジタル面等)にノイズ低減処理を施す。
同定部7Aは、当該起点のボクセルにより示される画素値等が血管レベルを超えず、判断対象のボクセルが血管に相当するものでないと判断した場合(S74;No)、3次元的なノイズ低減処理のようなインテンシブノイズリダクションを行う。
S78−1あるいはS78−2におけるノイズ低減処理が行われると、同定部7Aは、判断対象のボクセルに対す隣接するボクセルがあるか判断する。この処理は変形例5のS69と同様である。
以上説明した第1実施形態〜第4実施形態およびその変形例によれば、注目対象の走行方向等に基づいて、ノイズ低減処理を施す断面またはノイズ低減処理を施す順番が設定される。したがって、周辺画素を用いたノイズ低減処理による、注目対象の分解能の低下や、注目対象の消失を回避することが可能である。その結果、当該ノイズ低減処理後のボリュームデータに基づく画像において、注目対象の視認性が低下する事態を防止することが可能である。
2 主制御部
7 断面特定部
7A 同定部
7B 算出部
8 画像処理部
30 画像保管装置
100 X線診断装置
102 生成部
R1 小血管領域
R2 動静脈領域
V1 処理前ボリュームデータ
V1e 縮小ボリュームデータ
V2 処理後ボリュームデータ
V3 差分ボリュームデータ
Claims (13)
- 医用画像データに含まれた注目対象を示す部分を同定する同定部と、
前記同定した部分の互いに方向が異なる複数の断面への投影に基づいて、前記複数の断面のうち、前記注目対象の走行方向に対応する断面を求める算出部と、
前記求められた断面にノイズ低減処理を施す画像処理部と、を備えること
を特徴とする画像処理装置。 - 前記同定部は、前記医用画像データから、前記注目対象として血管に相当する部分を同定すること、
を特徴とする請求項1に記載の画像処理装置。 - 前記算出部は、前記血管に相当する部分とあらかじめ設定された径とを比較し、前記血管に相当する部分のうち、当該径より小径の部分を特定し、特定した当該部分の走行方向を求めること、
を特徴とする請求項2に記載の画像処理装置。 - 前記同定部は、
前記注目対象としての血管のうち、小径の血管を消失させるように前記医用画像データを縮小し、
前記小径の血管が消失された画像と、該画像の元画像との差分を求めることにより前記小径の血管を求めること、
を特徴とする請求項1に記載の画像処理装置。 - 前記同定部は、
前記医用画像データから前記注目対象としての血管を特定し、該血管それぞれの径を求め、
求めた各血管における径のうち、閾値以下の径である小径の血管を特定すること、
を特徴とする請求項1に記載の画像処理装置。 - 前記画像処理部は、
前記ノイズ低減処理の対象画素の画素値と、その周辺画素の画素値との適合度を求め、
前記対象画素と前記周辺画素それぞれとの適合度に応じ、前記周辺画素それぞれの重みを決め、
前記重みにより前記周辺画素の重み付き平均を求め、
前記対象画素の画素値を、前記適合度と前記重み付き平均に基づき求めること、
を特徴とする請求項1に記載の画像処理装置。 - 前記医用画像データは、該医用画像データを取得するための検査プログラムに基づいて取得され、
前記算出部は、前記検査プログラムに対応して、ノイズ低減処理を施す断面を変更すること、
を特徴とする請求項1に記載の画像処理装置。 - 医用画像データから注目対象として血管に相当する部分を同定する同定部と、
同定した部分に基づいて、前記医用画像データにおける、前記血管に相当する部分が投影された直交3断面それぞれのエネルギーまたは前記血管に相当する部分の面積を求める算出部と、
前記各断面のエネルギーまたは面積に基づいて、前記医用画像データに対するノイズ低減処理を施す断面を同定する処理部とを備えること、
を特徴とする画像処理装置。 - 医用画像データを生成する生成部と、
前記医用画像データに含まれた注目対象を示す部分を同定する同定部と、
前記同定した部分の互いに方向が異なる複数の断面への投影に基づいて、前記複数の断面のうち、前記注目対象の走行方向に対応する断面を求める算出部と、
前記求められた断面にノイズ低減処理を施す画像処理部とを備えること、
を特徴とするX線診断装置。 - 前記算出部は、前記同定した部分の互いに方向が異なる前記複数の断面への投影における、エネルギーまたは前記同定した部分の面積に基づいて、前記注目対象の走行方向に対応する断面を求める、請求項1から7のうちいずれか一項に記載の画像処理装置。
- 医用画像データに含まれた注目対象として血管に相当する部分を同定する同定部と、
前記医用画像データにおいて、前記注目対象の走行方向に対応する断面を求める算出部と、
前記求められた断面にノイズ低減処理を施す画像処理部と、を備え、
前記算出部は、前記同定部により同定された前記血管について所定の区間ごとにベクトルを求め、さらに当該区間ごとの前記ベクトルの総和を求めることにより前記断面を同定すること、
を特徴とする画像処理装置。 - 医用画像データに含まれた注目対象として血管に相当する部分を同定する同定部と、
前記医用画像データにおいて、前記注目対象の走行方向に対応する断面を求める算出部と、
前記求められた断面にノイズ低減処理を施す画像処理部と、を備え、
前記算出部は、前記同定部により同定された前記血管について所定の区間ごとに単位ベクトルを求め、さらに当該区間ごとの前記単位ベクトルの総和を求めることにより前記断面を同定すること、
を特徴とする画像処理装置。 - 医用画像データに含まれた注目対象として血管に相当する部分を同定する同定部と、
前記医用画像データにおいて、前記注目対象の走行方向に対応する断面を求める算出部と、
前記求められた断面にノイズ低減処理を施す画像処理部と、を備え、
前記算出部は、前記同定部により同定された前記血管について所定の区間ごとにベクトルを求め、さらに当該区間ごとの前記ベクトルの総和を求めることにより前記断面を同定し、同定された前記血管を示す部分に基づいて血管径をそれぞれ求め、さらに前記血管径に基づいて前記ベクトルを求める区間の長さを変更すること、
を特徴とする画像処理装置。
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