JP6724682B2 - 認証装置、認証方法、プログラムおよびシステム - Google Patents
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Description
各実施の形態にかかる概要は以下の通りである。
<システム構成>
図1は、実施の形態1にかかる認証システム1の構成を示す図である。図1を参照して、認証システム1は、被験者の生体情報を取得する生体認証センサー300(認証装置に相当)および生体認証センサー300と通信する携帯端末200(被験者が携帯可能な端末装置に相当)を備える。
図2は、生体認証センサー300のハードウェア構成の具体例を示す図である。図2を参照して、生体認証センサー300は、全体を制御する制御部に相当するCPU(Central Processing Unit)30、CPU30で実行されるプログラムおよびデータを記憶するためのROM(Read Only Memory)31およびRAM(Random Access Memory)32、センサー33、生体認証センサー300に対するユーザーの指示を受付けるために操作されるボタン34、ならびに無線通信を制御する通信コントローラ35を含む。
図3は、携帯端末200のハードウェア構成の具体例を示す図である。図3を参照して、携帯端末200は、全体を制御する制御部に相当するCPU20、CPU20により実行されるプログラムおよびデータを記憶するためのROM21およびRAM22、ディスプレイ23、ユーザーが携帯端末200に情報を入力するために操作する操作パネル25、通信コントローラ27、ならびにメモリインターフェイス28を備える。
図4は、機器100のハードウェア構成の具体例を示す図である。図4には、機器100として、例えばMFPの構成が示される。図4を参照して、機器100は、全体を制御するためのCPU(Central Processing Unit)150、プログラムおよびデータを格納するための記憶部160、主に画像データを格納するための画像記憶部153、情報の入出力部170、携帯端末200または生体認証センサー300を含む外部装置と通信するための通信部157、ユーザー認証部175および各種処理部を含む。
図5は、生体認証センサー300の機能の構成の一例を示す図である。これら機能は、CPU30が実行するプログラムまたは当該プログラムと回路の組合わせにより実現される。ここでは、説明を簡単にするためのCPU30が有する機能として説明する。ここでは、記憶部(ROM31またはRAM32)に照合用情報310、認証情報311およびフラグ312が格納される。図5を参照して、CPU30は、センサー33の出力から、ユーザーの指紋画像(生体情報)を取得する生体情報取得部301、取得される指紋画像の情報に基づき認証処理を実行する認証部302、通信コントローラ35を介した通信を制御するための通信制御部306、およびフラグ312を処理するフラグ処理部305を備える。
本実施の形態の背景として、指紋画像の主な照合処理を説明する。ユーザーを認証するための指紋画像の主な照合処理は、例えば、指紋画像どうしを比較(照合)するパターンマッチング法、パターンマッチング法よりも照合処理の精度が高い特徴点抽出法(マニューシャ法)および特徴点抽出法よりも照合処理の精度が高い周波数解析法がある。
図6、図7および図8は、実施の形態1にかかる認証処理のフローチャートである。これらフローチャートのうち生体認証センサー300における処理フローは、プログラムとしてROM31に格納される。CPU30は、ROM31からプログラムを読出し、実行する。また、これらフローチャートのうち携帯端末200における処理フローは、プログラムとしてROM21に格納される。CPU20は、ROM21からプログラムを読出し、実行する。
(フラグ312の設定処理)
実施の形態1では、フラグ312の値により、生体認証センサー300が携帯端末200の近くに位置するか否かが示される。このフラグ312の値の設定処理について図7を参照して説明する。ここでは、携帯端末200は電源がONされて、生体認証センサー300と通信可能な状態にある。図7を参照して、生体認証センサー300のCPU30は、ログインモードにおいて、携帯端末200とペアリングを行ない、通信コネクションを確立する。このようにして携帯端末200とのコネクションを確立した通信中において、CPU30は、図7の処理を繰返し実行する。
次に、図6を参照して、生体認証センサー300が実行する認証処理を説明する。この認証処理を実行中において図7の処理も実行されている。生体認証センサー300のCPU30は、ボタン34を介して受付けたユーザー操作に基づきログインモードの開始指示を受付けたとき、処理を開始する。ログインモード中は、生体認証センサー300は、ユーザーからの機器100に対するユーザーのログイン要求を受付けることができる。
上記のステップS25では、機器100は、受信部159を介して生体認証センサー300から認証情報311を受信する。ユーザー認証部175は、受信した認証情報311と記憶部160の登録ID161とを照合し、照合の結果が一致であるとき、CPU150は各部を起動する。これにより、機器100は、ユーザーは正当な(機器100に登録された)ユーザーであると判定したとき、当該ユーザーに対して機器100の利用(操作)を可能ならしめる。
図8は、実施の形態1にかかる認証処理のフローチャートである。図8を参照して、生体情報取得部301は、生体情報として指紋画像を取得する(ステップS60)。認証部302は指紋画像から雑音を除去する処理を実行する(ステップS61)。認証部302は、雑音が除去された指紋画像から複数の特徴点を特定し、各特徴点について特徴量を抽出する(ステップS62)。
上記に述べた認証処理の精度を、本人拒否率と他人受入率を用いて説明する。高精度認証処理の場合には、一般に処理の所要時間は比較的に長いが、本人拒否率は1/100〜1/1000であるのに対して他人受入率は1/10万〜1/1000万である。すなわち、認証成功率の方が誤認証の確率よりも高い。これに対して、低精度認証処理の場合には、一般に処理の所要時間は比較的に短いが、本人拒否率は1/10〜1/100であり、他人受入率は1/100〜1/1000である。すなわち、誤認証の確率が認証成功率よりも高い。
実施の形態2は、実施の形態1の変形例を示す。実施の形態1では、フラグ312の値に基づき、認証精度を変更したが、変更方法はこれに限定されない。たとえば、実施の形態2では、フラグ312の値と、ユーザーがログインすることを要求する機器100の種類とに基づき当該精度が可変に決定される。したがって、フラグ312が‘オン’の状態であっても機器100の種類によって常に高精度認証処理が実施される。
図11は、図10のステップS3aの処理のフローチャートである。フローチャートのうち生体認証センサー300における処理フローは、プログラムとしてROM31に格納される。CPU30は、ROM31からプログラムを読出し、実行する。また、これらフローチャートのうち機器100における処理フローは、プログラムとして記憶部160に格納される。CPU150は、記憶部160からプログラムを読出し、実行する。
図10のステップS19aとステップS21aにおける認証精度の決定方法を説明する。認証精度を決定するために、CPU30は、ROM31に格納されたテーブルTB0を検索する。図12は、実施の形態2にかかるテーブルTB0の内容の一例を示す図である。テーブルTB0には、フラグ312の値(‘オン’または‘オフ’)と機器100の種類(種類ID(1)、ID(2)…ID(i)…ID(n))の組のそれぞれに対応して、認証精度(HighまたはLow)が格納されている。‘High’は高精度認証処理を示し、‘Low’は低精度認証処理を示す。認証部302は、ステップS17で判定されたフラグ312の値とステップS3aで取得された機器100の種類との組に基づき、テーブルTB0を検索し、検索の結果に基づき、当該組に対応する認証精度をテーブルTB0から読出す。これにより、実行するべき認証処理の精度が決定される。認証部302は、ステップS19aとステップS21aにおいて、上記の決定された精度に従う認証処理を実行する。
図13、図14および図15は、実施の形態2にかかる認証処理の実施態様を模式的に示す図である。実施の形態1ではフラグ312が‘オン’の状態では、低精度認証処理を実行したが、実施の形態2では、フラグ312が‘オン’の状態において機器100の種類または機器100の機能の種類によって高精度認証処理を実行する。
実施の形態1ではフラグ312が‘オフ’の状態では高精度認証処理を実行したが、実施の形態2では、フラグ312が‘オフ’の状態において機器100の種類または機器100の機能の種類によって低精度認証処理を実行する。例えば、高精度認証処理を実行してフラグ312を‘オン’にした後においてフラグ312が‘オフ’になっても、ある条件下では、高精度認証処理ではなく低精度認証処理を実行する。
実施の形態3は、実施の形態1、2の変形例を示す。実施の形態1、2では、認証精度は高低の2つであったが、3つ以上であってもよい。実施の形態3では、認証精度を決定するためにテーブルTB1、TB2が検索される。
実施の形態4は、上記の各実施の形態の変形例を示す。各実施の形態では、認証精度を照合されるべき特徴点の個数で分類したが、認証精度の分類方法は特徴点の数に限定されない。
実施の形態5では、各実施の形態の上述の認証処理を生体認証センサー300,携帯端末200,機器100に実行させるためのプログラムが提供される。このようなプログラムは、生体認証センサー300、携帯端末200または機器100のコンピュータに付属するフレキシブルディスク、CD−ROM(Compact Disk-Read Only Memory)、ROM、RAMおよびメモリカードなどのコンピュータ読み取り可能な記録媒体にて記録させて、プログラム製品として提供することもできる。あるいは、コンピュータに内蔵するハードディスクなどの記録媒体にて記録させて、プログラムを提供することもできる。また、ネットワークを介したダウンロードによって、プログラムを提供することもできる。プログラムは、CPU30(CPU20、CPU150)などの1つ以上のプロセッサにより、またはプロセッサとASIC(Application Specific Integrated Circuit:特定用途向け集積回路)などの回路との組合わせにより実行される。
実施の形態によれば、少なくともフラグ312の値に基づき、高精度認証処理および低精度認証処理の一方を実行する。したがって、高精度認証処理のみを実行する(または、高精度認証処理を頻繁に実行する)ケースを回避することができて、演算処理部(認証部302)による電力の消費量が多くなるとの課題に対処することができる。また、低精度認証処理のみを実行する(または、低精度認証処理を頻繁に実行する)ケースも回避することができて高い認証精度が得られないとの課題にも対処することができる。
Claims (11)
- 携帯可能な認証装置であって、
被験者の生体情報を取得する生体情報取得部と、
被験者が携帯可能な端末装置と無線通信する通信部と、
制御部と、を備え、
前記制御部は、
取得される前記生体情報に基づく認証処理を実行し、前記端末装置から受信する受信信号の受信強度に基づき、前記認証処理の精度を異ならせるように構成される、認証装置。 - 前記制御部は、
前記端末装置からの受信信号の前記受信強度が閾値以上のときは、第1精度を有する認証処理を実行し、前記受信強度が当該閾値未満のときは、前記第1精度よりも高い第2精度を有する認証処理を実行するように構成される、請求項1に記載の認証装置。 - 前記制御部は、さらに、
前記第2精度の認証処理が最近実行されてからの経過時間と前記受信信号の前記受信強度とに基づき、前記認証処理の精度を異ならせるように構成される、請求項2に記載の認証装置。 - 前記制御部は、さらに、
前記認証装置の位置と前記受信信号の前記受信強度とに基づき、前記認証処理の精度を異ならせるように構成される、請求項1から3のいずれか1項に記載の認証装置。 - 前記通信部は、さらに、前記被験者の操作の対象となり得る対象装置と無線通信し、
前記制御部は、
前記認証処理により前記被験者が正当であると認証されるときは、前記通信部に、前記被験者を認証するための認証情報を前記対象装置に送信させるように構成される、請求項1から4のいずれか1項に記載の認証装置。 - 前記制御部は、さらに、
前記対象装置の種類と前記受信信号の前記受信強度とに基づき、前記認証処理の精度を異ならせるように構成される、請求項5に記載の認証装置。 - 前記制御部は、さらに、
前記対象装置が有する機能の種類と前記受信信号の前記受信強度とに基づき、前記認証処理の精度を異ならせるように構成される、請求項6に記載の認証装置。 - 前記認証装置と前記端末装置との間の通信方式は、前記認証装置と前記対象装置との間の通信方式とは異なる、請求項5から7のいずれか1項に記載の認証装置。
- 被験者の生体情報を取得するステップと、
被験者が携帯可能な端末装置と無線通信するステップと、
前記端末装置から受信する信号の強度から認証の精度を決定するステップと、
決定された精度に従って、前記生体情報を用いた認証処理を実行するステップと、を備える認証方法。 - 認証方法をコンピュータに実行させるためのプログラムであって、
前記認証方法は、
被験者の生体情報を取得するステップと、
被験者が携帯可能な端末装置と通信するステップと、
前記端末装置から受信する信号の強度から認証の精度を決定するステップと、
決定された精度に従って、前記生体情報を用いた認証処理を実行するステップと、を備える、プログラム。 - 携帯可能な認証装置と、
被験者が携帯可能な端末装置と、を備え、
前記認証装置は、
被験者の生体情報を取得する生体情報取得部と、
前記端末装置と無線通信する通信部と、
制御部と、を含み、
前記制御部は、
取得される前記生体情報に基づく認証処理を実行し、前記端末装置から受信する信号の強度に基づき、前記認証処理の精度を異ならせるように構成される、システム。
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