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JP6727240B2 - データ出力装置、データ出力方法及びプログラム - Google Patents
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JP6727240B2 - データ出力装置、データ出力方法及びプログラム - Google Patents

データ出力装置、データ出力方法及びプログラム Download PDF

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Description

本発明は、データ出力装置、データ出力方法及びプログラムに関する。
特開2017−117226号公報(特許文献1)は、人工知能育成システムを開示する。この人工知能育成システムにおいては、人口知能の導入前に人工知能が育成される。したがって、この人工知能育成システムによれば、人口知能の導入後、初めから高い能力で人工知能に処理を行なわせることができる(特許文献1参照)。
特開2017−117226号公報
上記特許文献1に開示されるような人工知能の一例は、たとえば、学習済みモデルである。学習済みモデルは、たとえば、複数の学習用データを用いた機械学習を行なうことによって生成される。たとえば、学習済みモデルは、該学習済みモデルによる出力データの利用主体を考慮して生成される。このようにして生成された学習済みモデルは、利用主体にとって適したものとなる。
しかしながら、利用主体の状況は時間とともに変化し得る。利用主体の状況が変化した場合に、学習済みモデルによる出力データが該利用主体には適さないものとなる可能性がある。
本発明は、このような問題を解決するためになされたものであって、その目的は、利用主体の状況に応じて適切なデータを該利用主体へ出力可能なデータ出力装置、データ出力方法及びプログラムを提供することである。
本発明のある局面に従うデータ出力装置は、出力部を備える。出力部は、複数の処理モジュールのいずれかによって生成された出力データを、該出力データの利用主体へ出力するように構成されている。複数の処理モジュールの各々は、利用主体の状況毎に用意された相互に異なる学習済みモデルであって、少なくとも1つの入力データに基づいて該入力データとは異なる出力データを生成するように構成されている。データ出力装置は、受付部と、選択部とを備える。受付部は、上記状況に関する入力を利用主体から受け付けるように構成されている。選択部は、利用主体へ出力データを出力する処理モジュールを、上記入力に基づいて複数の処理モジュールから選択するように構成されている。
このデータ出力装置においては、データの利用主体によって入力された該利用主体の状況に応じて、該利用主体へデータを出力する処理モジュールが複数の処理モジュールから選択される。したがって、このデータ出力装置によれば、処理モジュールの選択時に利用主体の状況が考慮されるため、利用主体の状況に応じた適切なデータを該利用主体へ出力することができる。
また、上記データ出力装置において、選択部は、上記入力に適合する処理モジュールを、複数の処理モジュールから選択するように構成されてもよい。
このデータ出力装置においては、データの利用主体へデータを出力する処理モジュールとして、該利用主体の状況に適合する処理モジュールが選択される。したがって、このデータ出力装置によれば、利用主体の状況に適合するデータを該利用主体へ出力することができる。
また、上記データ出力装置は、入力を促す問合せを行なうように構成された問合せ部をさらに備えてもよい。その場合に、入力は、問合せへの応答であってもよい。
このデータ出力装置においては、データの利用主体の状況に関する問合せが行なわれる。したがって、このデータ出力装置によれば、該利用主体は、問合せへの応答を行なうだけで、該利用主体の状況を容易にデータ出力装置に入力することができる。
また、上記入力は、出力部によって利用主体へ出力された出力データへの利用主体からのフィードバックであってもよい。
このデータ出力装置においては、利用主体からのフィードバックに基づいて、該利用主体へデータを出力する処理モジュールが選択される。したがって、このデータ出力装置によれば、処理モジュールの選択精度を利用主体からのフィードバックを基に改善することができる。
また、上記データ出力装置において、複数の処理モジュールの各々は、対象の観測結果を示す出力データを生成するように構成されてもよく、複数の処理モジュールの各々は、対象の観測精度が相互に異なってもよい。
このデータ出力装置においては、複数の処理モジュールの各々の観測精度が異なる。したがって、このデータ出力装置によれば、利用主体の状況を考慮して、適切な観測精度の処理モジュールによる出力データを利用主体へ出力することができる。
本発明の別の局面に従うデータ出力方法は、複数の処理モジュールのいずれかによって生成された出力データを、該出力データの利用主体へ出力するステップを含む。複数の処理モジュールの各々は、利用主体の状況毎に用意された相互に異なる学習済みモデルであって、少なくとも1つの入力データに基づいて該入力データとは異なる出力データを生成するように構成されている。データ出力方法は、上記状況に関する入力を利用主体から受け付けるステップと、利用主体へ出力データを出力する処理モジュールを、上記入力に基づいて複数の処理モジュールから選択するステップとをさらに含む。
このデータ出力方法においては、データの利用主体によって入力された該利用主体の状況に応じて、該利用主体へデータを出力する処理モジュールが複数の処理モジュールから選択される。したがって、このデータ出力方法によれば、処理モジュールの選択時に利用主体の状況が考慮されるため、利用主体の状況に応じた適切なデータを該利用主体へ出力することができる。
本発明の別の局面に従うプログラムは、複数の処理モジュールのいずれかによって生成された出力データを、該出力データの利用主体へ出力するステップをコンピュータに実行させるように構成されている。複数の処理モジュールの各々は、利用主体の状況毎に用意された相互に異なる学習済みモデルであって、少なくとも1つの入力データに基づいて該入力データとは異なる出力データを生成するように構成されている。プログラムは、上記状況に関する入力を利用主体から受け付けるステップと、利用主体へ出力データを出力する処理モジュールを、上記入力に基づいて複数の処理モジュールから選択するステップとをさらにコンピュータに実行させるように構成されている。
このプログラムがコンピュータによって実行されると、データの利用主体によって入力された該利用主体の状況に応じて、該利用主体へデータを出力する処理モジュールが複数の処理モジュールから選択される。したがって、このデータプログラムによれば、処理モジュールの選択時に利用主体の状況が考慮されるため、利用主体の状況に応じた適切なデータを該利用主体へ出力することができる。
本発明によれば、利用者の状況に応じて適切なデータを該利用者へ出力可能なデータ出力装置、データ出力方法及びプログラムを提供することができる。
データ出力装置の概要を説明するための図である。 センサネットワークシステムの一例を示す図である。 仮想センサ管理サーバのハードウェア構成の一例を示す図である。 アプリケーションサーバのハードウェア構成の一例を示す図である。 仮想センサ管理サーバのソフトウェア構成の一例を示す図である。 アプリケーションサーバのソフトウェア構成の一例を示す図である。 問合せ画面の一例を示す図である。 アプリケーションサーバにおける、問合せへの回答の受信手順を示すフローチャートである。 処理モジュールの出力データの利用者への送信手順を示すフローチャートである。
以下、本発明の一側面に係る実施の形態(以下、「本実施の形態」とも称する。)について、図面を用いて詳細に説明する。なお、図中同一又は相当部分には同一符号を付してその説明は繰り返さない。また、以下で説明する本実施の形態は、あらゆる点において本発明の例示にすぎない。本実施の形態は、本発明の範囲内において、種々の改良や変更が可能である。すなわち、本発明の実施にあたっては、実施の形態に応じて具体的構成を適宜採用することができる。
[1.概要]
図1は、本実施の形態に従うデータ出力装置(モジュール)120の概要を説明するための図である。図1を参照して、処理モジュール110A,110B,110Cの各々は、少なくとも1つの入力ポートを有し、各入力ポートにはセンシングデバイス(不図示)によって出力されたセンシングデータが入力される。
処理モジュール110A,110B,110Cの各々は、たとえば、複数の学習用データを用いた機械学習等を行なうことによって生成された学習済みモデルである。処理モジュール110A,110B,110Cの各々は、少なくとも1つの入力データに基づいて、該入力データとは異なる出力データを生成するように構成されている。すなわち、各処理モジュール110と、各処理モジュール110へセンシングデータを出力するセンシングデバイス(入力センサ)とによって、いわゆる仮想センサが形成される。
各処理モジュール110は、たとえば、出力データの利用者(以下、単に「利用者」とも称する。)の状況(属性)を考慮して生成される。したがって、各処理モジュール110は、特定の状況にある利用者にとって適したものとなる。しかしながら、利用者の状況(属性)は、時間の経過とともに変化し得る。利用者の状況が変化した場合に、処理モジュール110による出力データが、以前は利用者にとって適したものであったにも拘らず、現在は利用者にとって適したものではないという事態が生じ得る。
本実施の形態において、処理モジュール110A,110B,110Cの各々は、出力データの利用者の状況(属性)毎に用意された相互に異なる学習済みモデルである。たとえば、処理モジュール110Aは、利用者が一般的な行楽を行なう場合に適した気象情報を提供する学習済みモデルである。また、たとえば、処理モジュール110Bは、利用者がセーリングスポーツ(たとえば、ウインドサーフィン)を行なう場合に適した気象情報(セーリングスポーツにとって有用な情報を含む。)を提供する学習済みモデルである。また、たとえば、処理モジュール110Cは、利用者がスカイスポーツ(たとえば、パラグライダー)を行なう場合に適した気象情報(スカイスポーツにとって有用な情報を含む。)を提供する学習済みモデルである。
本実施の形態に従うデータ出力装置120は、受付部122と、選択部124と、出力部126とを含む。受付部122は、利用者の状況(属性)に関する入力を受け付ける。利用者の状況は、たとえば、利用者が「一般的な行楽」を行なうのか、「セーリングスポーツ」を行なうのか、「スカイスポーツ」を行なうのかを示す。選択部124は、受付部122によって受け付けられた入力に基づいて、利用者へ出力データを提供する処理モジュール110を処理モジュール110A,110B,110Cから選択する。出力部126は、選択部124によって選択された処理モジュール110から出力されたデータを利用者へ提供する。
このデータ出力装置120によれば、処理モジュール110の選択時に利用者の状況(属性)が考慮されるため、利用者の状況に応じた適切なデータを利用者へ提供することができる。
[2.構成]
<2−1.システム全体の構成>
図2は、本実施の形態に従うデータ出力装置(モジュール)120を含むセンサネットワークシステム10の一例を示す図である。図2の例において、センサネットワークシステム10は、センサネットワーク部14と、仮想センサ管理サーバ100と、アプリケーションサーバ300とを含む。
センサネットワーク部14、仮想センサ管理サーバ100及びアプリケーションサーバ300は、インターネット15を介して相互に通信可能に接続されている。なお、センサネットワークシステム10に含まれる各構成要素(仮想センサ管理サーバ100、アプリケーションサーバ300、センサネットワークアダプタ11及びセンシングデバイス12等)の数は、図2に示されるものに限定されない。
センサネットワークシステム10においては、センシングデバイス12等によって生成されたセンシングデータが流通可能である。たとえば、センシングデバイス12によって生成されたセンシングデータは仮想センサ管理サーバ100に流通し得るし、仮想センサによって生成されたセンシングデータはアプリケーションサーバ300に流通し得る。
センサネットワーク部14は、たとえば、複数のセンサネットワークアダプタ11を含む。複数のセンサネットワークアダプタ11の各々には複数のセンシングデバイス12が接続されており、各センシングデバイス12はセンサネットワークアダプタ11を介してインターネット15に接続されている。
センシングデバイス12は、対象を観測することによってセンシングデータを得るように構成されている。センシングデバイス12は、たとえば、画像センサ(カメラ)、温度センサ、湿度センサ、照度センサ、力センサ、音センサ、速度センサ、加速度センサ、RFID(Radio Frequency IDentification)センサ、赤外線センサ、姿勢センサ、降雨センサ、放射能センサ及びガスセンサ等を含む。また、センシングデバイス12は、必ずしも固設型である必要はなく、携帯電話、スマートフォン及びタブレット等の移動型であってもよい。また、各センシングデバイス12は、必ずしも単一のセンサで構成されている必要はなく、複数のセンサによって構成されていてもよい。また、センシングデバイス12は、どのような目的で設置されていてもよく、たとえば、工場におけるFA(Factory Automation)及び生産管理、都市交通制御、気象等の環境計測、ヘルスケア並びに防犯等のために設置されていてもよい。
センサネットワーク部14において、たとえば、各センサネットワークアダプタ11は別々の(遠い)場所に配置され、各センサネットワークアダプタ11に接続される各センシングデバイス12は同一の(近い)場所に配置されるが、これらの配置場所はこれに限定されない。
各アプリケーションサーバ300(300A,300B)は、センシングデータを利用するアプリケーションを実行するように構成されており、たとえば、汎用のコンピュータによって実現されている。アプリケーションサーバ300は、インターネット15を介して必要なセンシングデータを取得する。また、アプリケーションサーバ300は、インターネット15を介して、たとえば利用者の通信端末(たとえば、PC(Personal Computer)、スマートフォン)にデータ(たとえば、アプリケーションの画面を示すデータ)を送信する。
仮想センサ管理サーバ100は、仮想センサを実現するためのサーバである。仮想センサ管理サーバ100においては、複数の処理モジュール110と、データ出力モジュール120とが実現される。複数の処理モジュール110及びデータ出力モジュール120の各々は、たとえば、ソフトウェアモジュールである。
処理モジュール110は、複数の入力ポートを含み、各入力ポートに入力されるセンシングデータ(入力データ)に基づいて、入力データとは異なる出力データを生成するように構成されている。処理モジュール110は、必要に応じて入力ポートへセンシングデータを出力するセンシングデバイス12を切り替え可能である。たとえば、現在入力ポートにセンシングデータを出力しているセンシングデバイス12が故障した場合に、処理モジュール110は、入力センサを他のセンシングデバイス12に切り替えることができる。
処理モジュール110は、たとえば、温度センサによって出力されるセンシングデータと、湿度センサによって出力されるセンシングデータと、降雨センサによって出力されるセンシングデータとに基づいて、所定地域における気象状態を判定し、該判定結果を出力するように構成されてもよい。この場合には、処理モジュール110と、センシングデバイス12(温度センサ、湿度センサ及び降雨センサ)とによって、所定地域における気象状態を判定する仮想センサを実現することができる。
データ出力モジュール120は、複数の処理モジュール110のうち、適切な処理モジュール110によって生成されたデータを利用者に提供する。データ出力モジュール120の詳細については後程説明する。
<2−2.仮想センサ管理サーバのハードウェア構成>
図3は、仮想センサ管理サーバ100のハードウェア構成の一例を示す図である。なお、本実施の形態において、仮想センサ管理サーバ100は、たとえば、汎用コンピュータによって実現される。
図3の例において、仮想センサ管理サーバ100は、制御部180と、通信I/F(interface)195と、記憶部190とを含み、各構成は、バス197を介して電気的に接続されている。
制御部180は、CPU(Central Processing Unit)182、RAM(Random Access Memory)184及びROM(Read Only Memory)186等を含み、情報処理に応じて各構成要素の制御を行なうように構成されている。
通信I/F195は、インターネット15(図2)を介して、仮想センサ管理サーバ100の外部に設けられた外部装置(たとえば、アプリケーションサーバ300及びセンサネットワーク部14)と通信するように構成されている。通信I/F195は、たとえば、有線LAN(Local Area Network)モジュールや無線LANモジュールで構成される。
記憶部190は、たとえば、ハードディスクドライブ、ソリッドステートドライブ等の補助記憶装置である。記憶部190は、たとえば、制御プログラム191を記憶するように構成されている。
制御プログラム191は、制御部180によって実行される仮想センサ管理サーバ100の制御プログラムである。たとえば、制御部180が制御プログラム191を実行することによって、各処理モジュール110及びデータ出力モジュール120が実現されてもよい。制御部180が制御プログラム191を実行する場合に、制御プログラム191は、RAM184に展開される。そして、制御部180は、RAM184に展開された制御プログラム191をCPU182によって解釈及び実行することにより、各構成要素を制御する。
<2−3.アプリケーションサーバのハードウェア構成>
図4は、アプリケーションサーバ300のハードウェア構成の一例を示す図である。図4の例において、アプリケーションサーバ300は、制御部380と、通信I/F395と、記憶部390とを含み、各構成は、バス397を介して電気的に接続されている。
制御部380は、CPU382、RAM384及びROM386等を含み、情報処理に応じて各構成要素の制御を行なうように構成されている。
通信I/F395は、インターネット15(図2)を介して、アプリケーションサーバ300の外部に設けられた外部装置(たとえば、仮想センサ管理サーバ100及びセンサネットワーク部14)と通信するように構成されている。通信I/F395は、たとえば、有線LANモジュールや無線LANモジュールで構成される。
記憶部390は、たとえば、ハードディスクドライブ、ソリッドステートドライブ等の補助記憶装置である。記憶部390は、たとえば、制御プログラム391を記憶するように構成されている。
制御プログラム391は、制御部380によって実行されるアプリケーションサーバ300の制御プログラムである。制御部380が制御プログラム391を実行する場合に、制御プログラム391は、RAM384に展開される。そして、制御部380は、RAM384に展開された制御プログラム391をCPU382によって解釈及び実行することにより、各構成要素を制御する。
<2−4.仮想センサ管理サーバのソフトウェア構成>
図5は、仮想センサ管理サーバ100のソフトウェア構成の一例を示す図である。図5の例では、複数の処理モジュール110及びデータ出力モジュール120の各々が制御部180によって実現されている。
上述のように、各処理モジュール110は、出力データの利用者の状況(属性)毎に用意された相互に異なる学習済みモデルである。たとえば、各処理モジュール110は、同様の対象(たとえば、所定地域の気象状態)を観測しているが、観測精度が相互に異なる。たとえば、複数の処理モジュール110には、観測精度が「高」「中」「低」の処理モジュール110が含まれている。たとえば、高い観測精度のデータが必要な利用者には、観測精度が「高」の処理モジュール110によって生成されたデータが提供される。本実施の形態においては、たとえば、各々が同様の対象を観測している複数の処理モジュール110の組(グループ)が制御部180によって複数種類実現される。たとえば、グループ毎に、該グループに含まれる処理モジュール110による観測対象が異なる。ここでは、説明の容易のため、複数のグループのうち、一つのグループに着目して説明する。
各処理モジュール110は、通信I/F195(インターネット15)を介して、センサネットワーク部14からセンシングデータを受信する。各処理モジュール110は、受信されたセンシングデータに基づいて出力データを生成する。
データ出力モジュール120は、受付部122と、選択部124と、出力部126とを含む。受付部122は、通信I/F195(インターネット15)を介して、利用者の状況を示す情報(以下、「利用者状況情報」とも称する。)を利用者(アプリケーションサーバ300)から受信する。選択部124は、受付部122によって受信された利用者状況情報に基づいて、利用者の状況に適合する処理モジュール110を、複数の処理モジュール110から選択する。出力部126は、選択部124によって選択された処理モジュールの出力データを、通信I/F195(インターネット15)を介して利用者(アプリケーションサーバ300)へ提供する。
<2−5.アプリケーションサーバのソフトウェア構成>
図6は、アプリケーションサーバ300のソフトウェア構成の一例を示す図である。図6の例では、データ受信部381、結果画面生成部383、結果画面送信部385、問合せ画面送信部387、回答受信部388及び回答転送部389の各々が制御部380によって実現されている。
データ受信部381は、通信I/F395(インターネット15)を介して、仮想センサ管理サーバ100から処理モジュール110の出力データを受信する。結果画面生成部383は、データ受信部381によって受信されたデータに基づいて結果画面を生成する。結果画面は、たとえば、利用者の通信端末のディスプレイに表示される画面であり、処理モジュール110の出力データが整理された画面である。結果画面送信部385は、結果画面生成部383によって生成された結果画面を、通信I/F395(インターネット15)を介して、利用者(たとえば、利用者の通信端末)へ送信する。
問合せ画面送信部387は、利用者の状況(たとえば、サービスの用途)を問い合わせる画面を、通信I/F395を介して利用者(たとえば、利用者の通信端末)へ送信する。
図7は、問合せ画面の一例を示す図である。図7の例において、問合せ画面393は、サービスの用途を利用者に問い合わせる画面である。該問合せ画面は、たとえば、予め記憶部390に記憶されており、利用者への送信後、利用者の通信端末のディスプレイに表示される。たとえば、利用者は、ラジオボタンの選択によって、問合せへの回答を入力することができる。たとえば、該問合せ画面は、利用者へ出力データが提供された後に表示される。利用者は、たとえば、問合せへ回答することによって、提供された出力データに対するフィードバックを行なうことができる。
回答受信部388は、通信I/F395(インターネット15)を介して、利用者の通信端末から問合せに対する回答を受信する。回答転送部389は、回答受信部388によって受信された回答を、通信I/F395(インターネット15)を介して、仮想センサ管理サーバ100(データ出力モジュール120)へ転送する。
[3.動作]
図8は、アプリケーションサーバ300における、問合せへの回答の受信手順を示すフローチャートである。このフローチャートに示される処理は、問合せ画面(たとえば、問合せ画面393(図7))の送信後に、制御部380が回答受信部388及び回答転送部389として動作することによって実行される。
図8を参照して、制御部380は、通信I/F395(インターネット15)を介して利用者から回答を受信したか否かを判定する(ステップS100)。回答を受信していないと判定されると(ステップS100においてNO)、処理はリターンへ移行する。一方、回答を受信したと判定されると(ステップS100においてYES)、制御部380は、受信された回答を通信I/F395(インターネット15)を介して仮想センサ管理サーバ100(データ出力モジュール120)へ送信(転送)する(ステップS110)。これにより、利用者の回答は、仮想センサ管理サーバ100へ送信される。
図9は、処理モジュール110の出力データの利用者への送信手順を示すフローチャートである。図9の左方に示される処理は、たとえば、アプリケーションサーバ300からデータの送信要求を受けた場合に、制御部180(仮想センサ管理サーバ100に含まれる。)が受付部122、選択部124及び出力部126として動作することによって実行される。図9の右方に示される処理は、たとえば、利用者の通信端末からデータの送信要求を受けた場合に、制御部380(アプリケーションサーバ300に含まれる。)がデータ受信部381、結果画面生成部383、結果画面送信部385及び問合せ画面送信部387として動作することによって実行される。
図9の左方を参照して、制御部180は、利用者から直近に受信された回答が従来と異なる回答であったか否かを判定する(ステップS200)。たとえば、制御部180は、サービスの用途を利用者へ問い合わせていた場合に、回答が示す用途(たとえば、「一般の行楽」、「セーリングスポーツ」、「スカイスポーツ」)が従来と異なっているか否かを判定する。
回答が従来と同様、又は、回答がなかったと判定されると(ステップS200においてNO)、制御部180は、従来と同様の処理モジュール110の出力データをアプリケーションサーバ300へ送信する(ステップS220)。
一方、回答が従来と異なると判定されると(ステップS200においてYES)、制御部180は、データを出力する処理モジュール110を従来と異なる処理モジュール110へ変更する(ステップS210)。すなわち、制御部180は、利用者の現在の状況に適合する出力データを生成可能な処理モジュール110を選択し、データを出力する処理モジュール110を、選択された新たな処理モジュール110に変更する。
その後、制御部180は、新たに選択された処理モジュール110によって生成された出力データをアプリケーションサーバ300へ送信する(ステップS220)。このように、本実施の形態においては、利用者の状況が変化したとしても、データを出力する処理モジュール110として、利用者の状況に適合した新たな処理モジュール110が選択される。したがって、本実施の形態によれば、利用者の状況に適合するデータを利用者へ提供することができる。
図9の右方を参照して、制御部380は、仮想センサ管理サーバ100からデータを受信したか否かを判定する(ステップS300)。データを受信していないと判定されると(ステップS300においてNO)、処理は、リターンへ移行する。
一方、データを受信したと判定されると(ステップS300においてYES)、制御部380は、受信されたデータに基づいて結果画面を生成する(ステップS310)。制御部380は、生成された結果画面を利用者の通信端末へ送信する(ステップS320)。その後、制御部380は、送信されたデータが利用者にとって十分であったか否かを確認するために、問合せ画面を利用者の通信端末へ送信する(ステップS330)。
[4.特徴]
以上のように、本実施の形態に従う制御部180(データ出力装置モジュール120)は、問合せへの利用者の回答に基づいて、複数の処理モジュール110からいずれかを選択し、選択された処理モジュール110によって生成されたデータを利用者へ提供する。本実施の形態に従う制御部180(データ出力モジュール120)によれば、処理モジュール110の選択時に利用者の状況(属性)が考慮されるため、利用者の状況に応じた適切なデータを利用者へ提供することができる。
また、本実施の形態において、各グループに含まれる複数の処理モジュール110の各々は、同様の対象の観測結果を示す出力データを生成するように構成されており、対象の観測精度が相互に異なる。したがって、本実施の形態に従う制御部180(データ出力モジュール120)によれば、利用者の状況を考慮して、適切な観測精度の処理モジュール110の出力データを利用者へ出力することができる。
なお、処理モジュール110は、本発明の「処理モジュール」の一例であり、出力部126は、本発明の「出力部」の一例であり、受付部122は、本発明の「受付部」の一例であり、選択部124は、本発明の「選択部」の一例である。また、問合せ画面送信部387は、本発明の「問合せ部」の一例である。
[5.変形例]
以上、実施の形態について説明したが、本発明は、上記実施の形態に限定されるものではなく、その趣旨を逸脱しない限りにおいて、種々の変更が可能である。以下、変形例について説明する。但し、以下の変形例は適宜組合せ可能である。
<5−1>
上記実施の形態においては、データ出力モジュール120が仮想センサ管理サーバ100に設けられた。しかしながら、データ出力モジュール120が設けられるサーバは、仮想センサ管理サーバ100に限られない。たとえば、データ出力モジュール120は、アプリケーションサーバ300に設けられてもよい。この場合には、いずれの処理モジュール110の出力データを利用者へ提供するかの調整を、アプリケーションサーバ300の管理者が容易に行なうことができる。
<5−2>
また、上記実施の形態においては、処理モジュール110によって出力されたデータが利用者へ提供された。しかしながら、データの利用主体は必ずしも人である必要はない。たとえば、データの利用主体は、コンピュータを備える機械であってもよい。
<5−3>
また、上記実施の形態においては、利用者の通信端末に問合せ画面(たとえば、問合せ画面393(図7))を表示させることで、問合せが行なわれた。しかしながら、問合せを行なう方法は、これに限定されない。たとえば、利用者の通信端末のスピーカを介してメッセージを読み上げることによって問合せが行なわれてもよい。
<5−4>
また、上記実施の形態においては、利用者が問合せに対する回答を行なうことによって、利用者の状況が仮想センサ管理サーバ100へ通知された。しかしながら、利用者の状況を仮想センサ管理サーバ100へ通知する方法は、これに限定されない。利用者の状況を仮想センサ管理サーバ100へ通知する方法は、たとえば、問合せがない状態で、利用者がアプリケーションサーバ300又は仮想センサ管理サーバ100にアクセスし、利用者の状況を入力するような方法であってもよい。
<5−5>
また、上記実施の形態において、問合せ画面送信部387は、アプリケーションサーバ300において実現された。しかしながら、問合せ画面送信部387は、たとえば、仮想センサ管理サーバ100において実現されてもよい。すなわち、制御部180が制御プログラム191を実行することによって、問合せ画面送信部387がデータ出力モジュール120に含まれてもよい。この場合に、データ出力モジュール120によれば、利用者は、問合せへの回答(応答)を行なうだけで、利用者の状況を容易に仮想センサ管理サーバ100へ通知することができる。
<5−6>
また、上記実施の形態においては、利用者へ出力データを提供する処理モジュール110が予め用意されている複数の処理モジュール110から選択された。しかしながら、利用者へ出力データを提供する処理モジュール110は、必ずしも予め用意されている複数の処理モジュール110から選択される必要はない。たとえば、利用者の状況に適合する処理モジュール110が予め用意されている複数の処理モジュール110に存在しない場合に、制御部180は、利用者の状況に適合する新たな処理モジュール110を生成してもよい。
<5−7>
また、上記実施の形態においては、問合せ及び回答の一例として、ラジオボタンが設けられた問合せ画面におけるラジオボタンの選択が説明された(図7)。しかしながら、問合せ及び回答の方法は、これに限定されない。たとえば、利用者の通信端末のディスプレイに、フリーフォームの入力画面が表示されることによって問合せが行なわれてもよい。そして、利用者が処理モジュール110に関する希望をフリーフォームに入力することによって回答が行なわれてもよい。
たとえば、回答の一例は、「ABC山でパラグライダーをするため、ABC山に到着した後に、標高500〜1000m付近で微風(5m/s)以下の場合の風向き及び風速の推移を正確に知りたい。雲が発達して積乱雲や雷に発展するリスクは、厳しめに評価したい。」といったものである。この場合に、たとえば、アプリケーションサーバ300(制御部380)又は仮想センサ管理サーバ100(制御部180)は、公知の種々の技術を利用することによって、入力された文章を解析し、利用者の希望(属性)を割り出す。そして、制御部380,180は、利用者の希望(属性)に適合した処理モジュール110を選択し、選択された処理モジュール110によって生成された出力データを利用者へ提供する。
<5−8>
また、上記実施の形態においては、問合せの一例として、「サービスの用途」のみが問い合わされた(図7)。しかしながら、問い合わせる項目数は必ずしも1つである必要はない。たとえば、「サービスの利用目的(仕事用、趣味用等)」、「サービスの利用場所(屋内、屋外等)」、「リスク許容度(大、中、小等)」、「必要な精度(高、中、低等)」等の複数の項目が問い合わされてもよい。たとえば、この場合に回答の組合せ毎に適合する処理モジュール110が予め用意されていてもよい。すなわち、たとえば、「サービスの利用目的(仕事用/趣味用)」及び「リスク許容度(大/中/小)」が問い合わされる場合に、2(仕事用/趣味用)×3(大/中/小)=6種類の処理モジュール110が予め用意されていてもよい。この場合にも、データ出力モジュール120は、利用者の回答に適合する処理モジュール110を、予め用意された複数の処理モジュール110(たとえば、上記例では6種類)から選択する。
10 センサネットワークシステム、11 センサネットワークアダプタ、12 センシングデバイス、14 センサネットワーク部、15 インターネット、100 仮想センサ管理サーバ、110 処理モジュール、120 データ出力モジュール、122 受付部、124 選択部、126 出力部、180,380 制御部、182,382 CPU、184,384 RAM、186,386 ROM、190,390 記憶部、191,391 制御プログラム、195,395 通信I/F、197,397 バス、300 アプリケーションサーバ、381 データ受信部、383 結果画面生成部、385 結果画面送信部、387 問合せ画面送信部、388 回答受信部、389 回答転送部、393 問合せ画面。

Claims (6)

  1. 複数の処理モジュールのいずれかによって生成された出力データを、該出力データの利用主体へ出力するように構成された出力部を備え、
    前記複数の処理モジュールの各々は、前記利用主体の属性毎に用意された相互に異なる学習済みモデルであって、少なくとも1つの入力データに基づいて前記入力データとは異なる出力データを生成するように構成されており、
    前記属性に関する指定を前記利用主体から受け付けるように構成された受付部と、
    前記利用主体へ出力データを出力する処理モジュールを、前記指定に基づいて前記複数の処理モジュールから選択するように構成された選択部とをさらに備え、
    前記複数の処理モジュールは、第1及び第2の処理モジュールを含み、
    前記第1及び第2の処理モジュールの各々は、対象の観測結果を示す出力データを生成するように構成されており、
    前記第1及び第2の処理モジュールの一方による前記対象の観測精度は、他方による前記対象の観測精度よりも高
    前記出力データは、前記利用主体が認識可能な状態に加工可能である、データ出力装置。
  2. 前記選択部は、前記指定に適合する処理モジュールを、前記複数の処理モジュールから選択するように構成されている、請求項1に記載のデータ出力装置。
  3. 前記指定を促す問合せを行なうように構成された問合せ部をさらに備え、
    前記指定は、前記問合せへの応答である、請求項1又は請求項2に記載のデータ出力装置。
  4. 前記指定は、前記出力部によって前記利用主体へ出力された出力データへの前記利用主体からのフィードバックである、請求項1から請求項3のいずれか1項に記載のデータ出力装置。
  5. 複数の処理モジュールのいずれかによって生成された出力データを、該出力データの利用主体へ出力するステップを含み、
    前記複数の処理モジュールの各々は、前記利用主体の属性毎に用意された相互に異なる学習済みモデルであって、少なくとも1つの入力データに基づいて前記入力データとは異なる出力データを生成するように構成されており、
    前記属性に関する指定を前記利用主体から受け付けるステップと、
    前記利用主体へ出力データを出力する処理モジュールを、前記指定に基づいて前記複数の処理モジュールから選択するステップとをさらに含み、
    前記複数の処理モジュールは、第1及び第2の処理モジュールを含み、
    前記第1及び第2の処理モジュールの各々は、対象の観測結果を示す出力データを生成するように構成されており、
    前記第1及び第2の処理モジュールの一方による前記対象の観測精度は、他方による前記対象の観測精度よりも高
    前記出力データは、前記利用主体が認識可能な状態に加工可能である、データ出力方法。
  6. 複数の処理モジュールのいずれかによって生成された出力データを、該出力データの利用主体へ出力するステップをコンピュータに実行させるように構成されており、
    前記複数の処理モジュールの各々は、前記利用主体の属性毎に用意された相互に異なる学習済みモデルであって、少なくとも1つの入力データに基づいて前記入力データとは異なる出力データを生成するように構成されており、
    前記属性に関する指定を前記利用主体から受け付けるステップと、
    前記利用主体へ出力データを出力する処理モジュールを、前記指定に基づいて前記複数の処理モジュールから選択するステップとをさらに前記コンピュータに実行させるように構成されており、
    前記複数の処理モジュールは、第1及び第2の処理モジュールを含み、
    前記第1及び第2の処理モジュールの各々は、対象の観測結果を示す出力データを生成するように構成されており、
    前記第1及び第2の処理モジュールの一方による前記対象の観測精度は、他方による前記対象の観測精度よりも高
    前記出力データは、前記利用主体が認識可能な状態に加工可能である、プログラム。

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