JP6728280B2 - 回転電機のステータ - Google Patents
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Description
本発明は、電動車両などに搭載される回転電機のステータに関する。
従来から、電動車両などには、駆動源として回転電機が搭載されている。例えば、特許文献1には、電気自動車やハイブリッド自動車等に搭載される回転電機のステータが開示されている。特許文献1の回転電機のステータは、ステータコアと、該ステータコアに取り付けられるコイルと、該コイルの各相に対応する複数のバスバーと、を備え、複数のバスバーは、コイルの各相の端子部と電気的に接続するバスバーの一端側端子部と、電力変換装置の端子部と電気的に接続するバスバーの他端側端子部と、を有している。
しかしながら、特許文献1の回転電機のステータは、コイルの各相の端子部と電気的に接続するバスバーの一端側端子部と、電力変換装置の端子部と電気的に接続するバスバーの他端側端子部とが、ともにステータの上方に位置している。この場合、コイルの各相の端子部はステータの上方に突出し、バスバーの一端側端子部も同様にステータの上方に突出して配置されるので、バスバーは、ステータコアの最上部から所定の間隔をあけて上方に配置される。したがって、回転電機全体において、ステータ上方部分の高さが高くなってしまい、車両に搭載した際に乗員スペースや荷室スペースが狭くなってしまうという問題があった。
本発明は、電力変換装置を回転電機の上方に配置する場合であっても、回転電機のステータ上方の高さを低減できる回転電機のステータを提供する。
本発明は、
ステータコアと、
該ステータコアに取り付けられるコイルと、
一端部に設けられ、前記コイルの各相の端子部と電気的に接続する第1端子部と、他端部に設けられ、前記コイルの各相に対応する電力変換装置の端子部と電気的に接続する第2端子部と、を有する複数のバスバーと、を備える回転電機のステータであって、
前記回転電機の回転軸方向から見て、
前記複数のバスバーの前記第1端子部は、前記ステータコアの径方向外側に略上下方向に並んで配置され、
前記複数のバスバーの前記第2端子部は、前記ステータコアより上方に略水平方向に並んで配置され、
前記複数のバスバーの前記第1端子部のうち、最も上方に配置された前記第1端子部は、前記ステータコアの最上部よりも下方に位置するように配置される。
ステータコアと、
該ステータコアに取り付けられるコイルと、
一端部に設けられ、前記コイルの各相の端子部と電気的に接続する第1端子部と、他端部に設けられ、前記コイルの各相に対応する電力変換装置の端子部と電気的に接続する第2端子部と、を有する複数のバスバーと、を備える回転電機のステータであって、
前記回転電機の回転軸方向から見て、
前記複数のバスバーの前記第1端子部は、前記ステータコアの径方向外側に略上下方向に並んで配置され、
前記複数のバスバーの前記第2端子部は、前記ステータコアより上方に略水平方向に並んで配置され、
前記複数のバスバーの前記第1端子部のうち、最も上方に配置された前記第1端子部は、前記ステータコアの最上部よりも下方に位置するように配置される。
本発明によれば、電力変換装置を回転電機の上方に配置する場合であっても、回転電機のステータ上方の高さを低減できる。
以下、本発明の回転電機のステータの一実施形態を、添付図面に基づいて説明する。
まず、本発明の一実施形態のステータが搭載される回転電機の全体構成を、図1に基づいて説明する。図1に示す回転電機1は、例えばハイブリッド自動車や電気自動車のような車両に搭載される走行用モータである。但し、本発明の構成は、走行用モータに限らず、発電用モータやその他用途のモータ、又は車両用以外の回転電機(発電機を含む)にも適用可能である。
なお、本明細書では、説明を簡単にするために、回転電機1の前後左右上下を図中に示すように定義し、前方向をFr、後方向をRr、右方向をR、左方向をL、上方向をU、下方向をD、として示す。ただし、図中に示す方向は、回転電機1が搭載される車両等の方向とは無関係である。
図1に示すように、回転電機1は、ステータ12と、ロータ13と、ステータ12及びロータ13を収容するケース11と、を備えている。ロータ13は、円環形状を有し、シャフト(不図示)に外嵌される。ステータ12は、ステータコア121と、ステータコア121に装着されたコイル122と、バスバーユニット3と、を備えている。ケース11の内部には、ステータ12及びロータ13に加えて、左上方にコイル122に電力を供給する第1端子台51が設けられると共に、上方に電力変換装置2側のバスバーが接続される第2端子台52が設けられている。バスバーユニット3は、ケース11の内部で第1端子台51と第2端子台52とを電気的に接続する。
ステータコア121は、ロータ13を径方向の外側から取り囲む筒状に形成されており、ケース11にボルト等の締結部材によって固定されている。
コイル122は、U相、V相、W相により構成された3相コイルである。コイル122は、セグメントコイルでもよく、連続した巻線でもよい。
バスバーユニット3は、3本のバスバー30U、30V、30Wと、3本のバスバー30U、30V、30Wをまとめて覆うカバー部材40と、を備える。
図1〜図4に示すように、3本のバスバー30U、30V、30Wは、コイル122と電気的に接続する第1端子台51から電力変換装置2と電気的に接続する第2端子台52へと帯状に延びる。
3本のバスバー30U、30V、30Wはそれぞれ、第1端子部301U、301V、301Wと、第1端子部301U、301V、301Wから前方に延びる第1延在部311U、311V、311Wと、第1延在部311U、311V、311Wの前端部から上方に屈曲する第1屈曲部321U、321V、321Wと、第1屈曲部321U、321V、321Wから上方に延びる第2延在部312U、312V、312Wと、第2延在部312U、312V、312Wの上端部から右方に屈曲する第2屈曲部322U、322V、322Wと、第2屈曲部322U、322V、322Wから右方向に延びる第3延在部313U、313V、313Wと、第3延在部313U、313V、313Wの右端部から前方に屈曲する第3屈曲部323U、323V、323Wと、第3屈曲部323U、323V、323Wから前方に延びる第4延在部314U、314V、314Wと、第4延在部314U、314V、314Wの前端部から上方に屈曲する第4屈曲部324U、324V、324Wと、第4屈曲部324U、324V、324Wから上方に延びる第5延在部315U、315V、315Wと、第5延在部315U、315V、315Wに接続される第2端子部302U、302V、302Wと、を備える。
3本のバスバー30U、30V、30Wは、所定の間隔を維持しながら各延在部311U〜315U、311V〜315V、311W〜315Wが平行に配置されている。
ここで、各延在部311U〜315U、311V〜315V、311W〜315Wは、直線状に延びている必要はなく、途中に傾斜部を有していてもよい。本実施形態の第3延在部313U、313V、313Wは、左側から右側に向かうにしたがって前方に傾斜する前傾部313Ua、313Va、313Waと、左側から右側に向かうにしたがって上方に傾斜する上傾部313Ub、313Vb、313Wbと、を有する。
第1端子部301U、301V、301Wは、ステータコア121の径方向外側に配置された第1端子台51に、略上下方向に並んで配置され、第2端子部302U、302V、302Wは、ステータコア121より上方に配置された第2端子台52に、略水平方向に並んで配置される。
3本のバスバー30U、30V、30Wの配置は適宜設定され得るが、本実施形態では、第1端子部301U、301V、301Wは、上方から下方にこの順で配置され、第2端子台52において第2端子部302U、302V、302Wは、右方から左方にこの順で配置される。
第1端子部301U、301V、301Wは、前後方向と略垂直な平面上に、ボルト931U、931V、931Wが挿入される孔部301Ua、301Va、301Waを有し、孔部301Ua、301Va、301Waにボルト931U、931V、931Wが後方から挿入されることによって第1端子台51に締結されている。そして、第1端子部301U、301V、301Wは、第1端子台51を介して、U相、V相、W相の各相のコイル122から延びるコイル終端部123U、123V、123W(図5参照)に設けられた端子部(図示せず)と電気的に接続されている。
第2端子部302U、302V、302Wは、上下方向と略垂直な平面上に、ボルト932U、932V、932Wが上方から挿入されることによって第2端子台52に締結されている。そして、第2端子部302U、302V、302Wは、第2端子台52を介して、U相、V相、W相の各相の電力変換装置2の端子部(図示せず)と電気的に接続されている。
上述のとおり、3本のバスバー30U、30V、30Wは、前後方向すなわち回転電機1の回転軸CL方向に延びる第1延在部311U、311V、311W及び第4延在部314U、314V、314Wと、回転電機1の回転軸CL方向から見て上下方向に延びる第2延在部312U、312V、312W及び第5延在部315U、315V、315Wと、回転電機1の回転軸CL方向から見て水平方向に延びる第3延在部313U、313V、313Wと、を有する。
したがって、第1端子部301U、301V、301W及び第2端子部302U、302V、302Wを第1端子台51及び第2端子台52に締結する際、バスバー30U、30V、30Wに製造誤差があっても、応力を回転電機1の回転軸CL方向と、回転軸CL方向から見て上下方向と、回転軸CL方向から見て水平方向と、の互いに垂直な3方向の各方向に分散することができる。これにより、バスバー30U、30V、30Wの断面積を小さくすることができるので、バスバー30U、30V、30Wのコストを低減することができる。さらに、バスバー30U、30V、30Wをステータ12の側面に沿って配置することができるので、空間効率に優れる。
図5に示すように、第3延在部313U、313V、313Wは、ステータコア121の上方で、回転電機1の回転軸CL方向から見て水平方向に延びている。さらに、第1端子部301U、301V、301Wのうち、最も上方に配置される第1端子部301Uは、ステータコア121の最上部121Tよりも下方に位置するように配置されている。
これにより、3本のバスバー30U、30V、30Wは、回転電機1の回転軸CL方向から見て水平方向に延びる第3延在部313U、313V、313Wを、ステータコア121の上方に所定の間隔をあけることなく配置できるので、電力変換装置2を回転電機1の上方に配置する場合であっても、回転電機1におけるステータ12上方の高さを低減できる。
また、3本のバスバー30U、30V、30Wの第3延在部313U、313V、313Wは、同一の高さで回転電機1の回転軸CL方向から見て水平方向に延びるように配置されている。
これにより、3本のバスバー30U、30V、30Wの第3延在部313U、313V、313Wいずれも、ステータコア121の上方に所定の間隔をあけることなく配置されるので、回転電機1におけるステータ12上方の高さを低減できる。
一方、第1端子部301U、301V、301Wのうち、最も下方に配置される第1端子部301Wは、回転電機1の回転軸CLよりも上方に位置するように配置されている。
これにより、回転電機1におけるステータ12上方の高さを低減しつつ、3本のバスバー30U、30V、30Wの長さが長くなることを抑えることができる。
さらに、3本のバスバー30U、30V、30Wの第1端子部301U、301V、301Wは、回転電機1の回転軸CL方向から見て水平方向において、ステータコア121の左側最端部121Lよりも中央側に位置している。本実施形態では、第1端子部301U、301V、301Wは、回転電機1の回転軸CL方向から見て水平方向において、第1端子部301U、301V、301Wのそれぞれの左側端面と、ステータコア121の左側最端部121Lとが、略同位置となるように配置されている。
したがって、第1端子部301U、301V、301Wは、回転電機1の回転軸CL方向から見て水平方向において、ステータコア121から突出せずに配置される。これにより、第1端子部301U、301V、301Wから前方に延びる第1延在部311U、311V、311Wを、回転電機1の回転軸CL方向から見て水平方向において、ステータコア121の左側最端部より中央側に配置することができる。よって、バスバー30U、30V、30Wの全てを、ステータコア121の左側最端部より中央側に配置することができるので、回転電機1のステータ12の水平方向の長さを低減できる。
なお、本実施形態においては、第1端子部301U、301V、301Wの全ての部分が、ステータコア121の左側最端部よりも中央側に位置しているものとしたが、少なくとも一部が、回転電機1の回転軸CL方向から見て水平方向において、ステータコア121の左側最端部より中央側に位置していればよい。これにより、第1端子部301U、301V、301Wがステータコア121の左側最端部より外側に配置されている場合よりも、バスバー30U、30V、30Wを水平方向中央側に配置することができるので、回転電機1のステータ12の水平方向の長さを低減できる。
図2〜図4に示すように、カバー部材40は、第3延在部313U、313V、313Wの上傾部313Ub、313Vb、313Wbよりも右端側の一部と、第3屈曲部323U、323V、323Wと、第4延在部314U、314V、314Wと、を覆っている。3本のバスバー30U、30V、30Wは、カバー部材40の内部では同一平面上で並んで配置されている。
このようにバスバー30U、30V、30Wは、第3屈曲部323U、323V、323Wがカバー部材40で覆われるため、バスバー30U、30Vを前後方向、左右方向、及び上下方向に相対的に移動させても第3屈曲部323U、323V、323Wがカバー部材40に引っ掛かった状態となり、カバー部材40から抜け落ちることがない。したがって、バスバーユニット3の組立後は、カバー部材40により、3本のバスバー30U、30V、30Wを一体として扱うことができる。
また、カバー部材40は、回転電機1のケース11に取り付けられたカバーベース41と、3本のバスバー30U、30V、30Wを覆うカバー部42と、を備える。カバー部42は、3本のバスバー30U、30V、30Wを上方から覆うアッパーカバー42Uと、3本のバスバー30U、30V、30Wを下方から覆うロアカバー42Lと、を有する。
ロアカバー42Lは、同一平面上で並んで配置された3本のバスバー30U、30V、30Wの幅方向において、底面420と、底面420の右端部及び後端部に立設された端壁部420aと、底面420の左端部に立設された端壁部420bと、を有する。さらに、ロアカバー42Lには、バスバー30Uとバスバー30Vとの間に配置される第1仕切壁421と、バスバー30Vとバスバー30Wとの間に配置される第2仕切壁422と、が設けられている。
さらに、第1仕切壁421及び第2仕切壁422の第4延在部314U、314V、314Wの前端側には、上方に延びる一対の係合爪421a、422aが設けられている。
アッパーカバー42Uは、ロアカバー42Lの底面420と対向する上面423と、上面423から下方に延設され、ロアカバー42Lの端壁部420a及び端壁部420bを囲う外周壁423aと、を有する。さらに、アッパーカバー42Uには、ロアカバー42Lの係合爪421a、422aと係合する一対の係合孔421b、422bが設けられている。
カバーベース41は、アッパーカバー42U及びロアカバー42Lを保持する保持部41aと、カバーベース41を回転電機1のケース11に固定するカバー固定部41bと、を有する。
カバーベース41の保持部41aには、係合爪421a、422aが挿通する一対の挿通孔411、412が設けられている。そして、ロアカバー42Lに設けられた一対の係合爪421a、422aが、一対の挿通孔411、412を通って、アッパーカバー42Uに設けられた一対の係合孔421b、422bと係合することによって、アッパーカバー42U及びロアカバー42Lは、カバーベース41に保持されている。
これにより、カバーベース41、アッパーカバー42U及びロアカバー42Lが一箇所で固定されるので、構造を簡素化することができる。
カバーベース41のカバー固定部41bは、回転電機1のケース11に向かって突出する差込部413と、2つの締結孔414と、を有する。そして、差込部413が回転電機1のケース11に差し込まれ、2つの締結孔414にボルト941が挿入されることによって、カバー部材40は、回転電機1のケース11に取り付けられている。
ここで、カバー部材40は、回転電機1のケース11に取り付けられた状態で、3本のバスバー30U、30V、30Wと接触しないように構成されている。
これにより、バスバー30U、30V、30Wが振動した場合でも、バスバー30U、30V、30Wとカバー部材40とが接触することによる異音の発生を防止できる。
さらに、バスバー30Uは、アッパーカバー42Uと、ロアカバー42Lと、端壁部420aと、第1仕切壁421とで構成される空間内で動くことができる。同様に、バスバー30Vは、アッパーカバー42Uと、ロアカバー42Lと、第1仕切壁421と、第2仕切壁422と、で構成される空間内で動くことができ、バスバー30Wは、アッパーカバー42Uと、ロアカバー42Lと、第2仕切壁422と、端壁部420bと、で構成される空間内で動くことができる。
これにより、第1端子部301U、301V、301Wを第1端子台51に締結する際、及び第2端子部302U、302V、302Wを第2端子台52に締結する際、3本のバスバー30U、30V、30Wは、カバー部42内である程度動くことができるため、バスバー30U、30V、30Wに製造誤差があっても、第1端子部301U、301V、301W及び第2端子部302U、302V、302Wを容易に第1端子台51及び第2端子台52に締結することができる。
また、第1仕切壁421に設けられた係合爪421aは、バスバー30Uとバスバー30Vとの間に配置され、第2仕切壁422に設けられた係合爪422aは、バスバー30Vとバスバー30Wとの間に配置されているので、カバーベース41は、アッパーカバー42U及びロアカバー42Lをバランスよく保持することができ、カバー部材40と3本のバスバー30U、30V、30Wとの非接触状態を維持することができる。
回転電機1は、車両に搭載される際、第1端子部301U、301V、301Wが回転電機1の回転軸CLよりも車両の前後方向中央側となるように配置される。より具体的には、回転電機1の回転軸CLが車両の左右方向となるように回転電機1が車両に搭載され、回転電機1が車両前方に搭載される場合は、第1端子部301U、301V、301Wが車両後方側、すなわち、回転電機1の前方側が車両の左側、回転電機1の後方側が車両の右側、回転電機1の左側が車両の後方側、回転電機1の右側が車両の前方側となるように配置され、回転電機1が車両後方に搭載される場合は、第1端子部301U、301V、301Wが車両前方側、すなわち、回転電機1の前方側が車両の右側、回転電機1の後方側が車両の左側、回転電機1の左側が車両の前方側、回転電機1の右側が車両の後方側となるように配置される。
これにより、車両が前後方向で衝突した場合、ステータコア121、コイル122、ロータ13が、衝突方向に対して第1端子部301U、301V、301Wの保護壁として機能する。これにより、第1端子部301U、301V、301Wを保護することができる。
ここで、回転電機1は、回転電機1の回転軸CLが車両の上下方向となるように車両に搭載されていてもよい。この場合も同様に、回転電機1は、車両に搭載される際、第1端子部301U、301V、301Wが回転電機1の回転軸CLよりも車両の前後方向中央側となるように配置される。
なお、前述した実施形態は、適宜、変形、改良、等が可能である。
例えば、本実施形態では、3本のバスバー30U、30V、30Wは、この順に並んで配置されているものとしたが、任意の並び順とすることができる。
また、3本のバスバー30U、30V、30Wは、本実施形態の形状に限らず、互いに垂直な3方向に延びる少なくとも3つの延在部と、2つの延在部を連結する屈曲部と、を有していればよい。
また、本実施形態では、カバー部材40は、ステータ12の上方に配置されているものとしたが、3本のバスバー30U、30V、30Wをまとめて覆うことが可能な任意の位置に配置することができる。
また、本明細書には少なくとも以下の事項が記載されている。なお、括弧内には、上記した実施形態において対応する構成要素等を示しているが、これに限定されるものではない。
(1) ステータコア(ステータコア121)と、
該ステータコアに取り付けられるコイル(コイル122)と、
一端部に設けられ、前記コイルの各相の端子部と電気的に接続する第1端子部(第1端子部301U、301V、301W)と、他端部に設けられ、前記コイルの各相に対応する電力変換装置の端子部と電気的に接続する第2端子部(第2端子部302U、302V、302W)と、を有する複数のバスバー(バスバー30U、30V、30W)と、を備える回転電機(回転電機1)のステータ(ステータ12)であって、
前記回転電機の回転軸(回転軸CL)方向から見て、
前記複数のバスバーの前記第1端子部は、前記ステータコアの径方向外側に略上下方向に並んで配置され、
前記複数のバスバーの前記第2端子部は、前記ステータコアより上方に略水平方向に並んで配置され、
前記複数のバスバーの前記第1端子部のうち、最も上方に配置された前記第1端子部(第1端子部301U)は、前記ステータコアの最上部(最上部121T)よりも下方に位置するように配置される、回転電機のステータ。
該ステータコアに取り付けられるコイル(コイル122)と、
一端部に設けられ、前記コイルの各相の端子部と電気的に接続する第1端子部(第1端子部301U、301V、301W)と、他端部に設けられ、前記コイルの各相に対応する電力変換装置の端子部と電気的に接続する第2端子部(第2端子部302U、302V、302W)と、を有する複数のバスバー(バスバー30U、30V、30W)と、を備える回転電機(回転電機1)のステータ(ステータ12)であって、
前記回転電機の回転軸(回転軸CL)方向から見て、
前記複数のバスバーの前記第1端子部は、前記ステータコアの径方向外側に略上下方向に並んで配置され、
前記複数のバスバーの前記第2端子部は、前記ステータコアより上方に略水平方向に並んで配置され、
前記複数のバスバーの前記第1端子部のうち、最も上方に配置された前記第1端子部(第1端子部301U)は、前記ステータコアの最上部(最上部121T)よりも下方に位置するように配置される、回転電機のステータ。
(1)によれば、回転電機の回転軸方向から見て、複数のバスバーの第1端子部は、ステータコアの径方向外側に略上下方向に並んで配置され、複数のバスバーの第2端子部は、ステータコアより上方に略水平方向に並んで配置され、複数のバスバーの第1端子部のうち、最も上方に配置された第1端子部は、ステータコアの最上部よりも下方に位置するように配置されるので、電力変換装置を回転電機の上方に配置する場合であっても、回転電機のステータ上方の高さを低減できる。
(2) (1)に記載の回転電機のステータであって、
前記複数のバスバーの前記第1端子部のうち、最も下方に配置された前記第1端子部は、前記回転軸よりも上方に位置するように配置される、回転電機のステータ。
前記複数のバスバーの前記第1端子部のうち、最も下方に配置された前記第1端子部は、前記回転軸よりも上方に位置するように配置される、回転電機のステータ。
(2)によれば、複数のバスバーの第1端子部のうち、最も下方に配置された第1端子部は、回転軸よりも上方に位置するように配置されるので、回転電機のステータ上方の高さを低減しつつバスバーの長さを抑えることができる。
(3) (1)または(2)に記載の回転電機のステータであって、
前記複数のバスバーの前記第1端子部は、少なくとも一部が、前記水平方向において前記ステータコアの最端部(左側最端部121L)よりも中央側に位置している、回転電機のステータ。
前記複数のバスバーの前記第1端子部は、少なくとも一部が、前記水平方向において前記ステータコアの最端部(左側最端部121L)よりも中央側に位置している、回転電機のステータ。
(3)によれば、複数のバスバーの第1端子部は、少なくとも一部が、水平方向においてステータコアの最端部よりも中央側に位置しているので、回転電機のステータの水平方向の長さを低減できる。
(4) (1)から(3)のいずれかに記載の回転電機のステータであって、
前記バスバーは、互いに垂直な3方向に延びる、第1延在部(第1延在部311U、311V、311W)、第2延在部(第2延在部312U、312V、312W)、及び第3延在部(第3延在部313U、313V、313W)を有する、回転電機のステータ。
前記バスバーは、互いに垂直な3方向に延びる、第1延在部(第1延在部311U、311V、311W)、第2延在部(第2延在部312U、312V、312W)、及び第3延在部(第3延在部313U、313V、313W)を有する、回転電機のステータ。
(4)によれば、バスバーは、互いに垂直な3方向に延びる、第1延在部、第2延在部、及び第3延在部を有するので、第1端子部及び第2端子部をコイルの各相の端子部及び電力変換装置の端子部と電気的に接続する際、バスバーに製造誤差があっても、応力を第1〜第3延在部で互いに垂直な3方向に分散することができる。これにより、バスバーの断面積を小さくすることができ、バスバーのコストを低減することができる。
(5) (4)に記載の回転電機のステータであって、
前記第1延在部は、前記回転軸方向に延び、
前記第2延在部は、前記回転軸方向から見て上下方向に延び、
前記第3延在部は、前記回転軸方向から見て水平方向に延びる、回転電機のステータ。
前記第1延在部は、前記回転軸方向に延び、
前記第2延在部は、前記回転軸方向から見て上下方向に延び、
前記第3延在部は、前記回転軸方向から見て水平方向に延びる、回転電機のステータ。
(5)によれば、第1〜第3延在部は、回転軸方向と、回転軸方向から見て上下方向と、回転軸方向から見て水平方向との互いに垂直な3方向に延びるので、応力を第1〜第3延在部で互いに垂直な3方向に分散することができ、かつ空間効率に優れた配置とすることができる。
(6) (5)に記載の回転電機のステータであって、
前記第3延在部は、前記ステータコアの上方で、前記回転軸方向から見て水平方向に延び、前記複数のバスバーの前記第3延在部は、同一の高さに配置される、回転電機のステータ。
前記第3延在部は、前記ステータコアの上方で、前記回転軸方向から見て水平方向に延び、前記複数のバスバーの前記第3延在部は、同一の高さに配置される、回転電機のステータ。
(6)によれば、第3延在部は、ステータコアの上方に延び、複数のバスバーの第3延在部は、同一の高さに配置されるので、回転電機のステータ上方の高さをより低減できる。
(7) (1)〜(6)のいずれかに記載の回転電機のステータであって、
前記回転電機のステータは、前記複数のバスバーをまとめて覆うカバー部材(カバー部材40)をさらに備える、回転電機のステータ。
前記回転電機のステータは、前記複数のバスバーをまとめて覆うカバー部材(カバー部材40)をさらに備える、回転電機のステータ。
(7)によれば、回転電機のステータは、複数のバスバーをまとめて覆うカバー部材を備えるので、カバー部材によって複数のバスバーをユニット化することができ、組付け時に複数のバスバーを一体として扱うことができる。
(8) (7)に記載の回転電機のステータであって、
各前記バスバーは、屈曲部(第3屈曲部323U、323V、323W)を有し、
前記カバー部材は、少なくとも前記屈曲部の周囲を覆うカバー部(カバー部42)と、前記カバー部を支持部材(ケース11)に取り付けるカバー固定部(カバー固定部41b)と、を備え、
前記カバー部材は、前記カバー固定部が前記支持部材に取り付けられた状態で、前記複数のバスバーと接触しないように構成されている、回転電機のステータ。
各前記バスバーは、屈曲部(第3屈曲部323U、323V、323W)を有し、
前記カバー部材は、少なくとも前記屈曲部の周囲を覆うカバー部(カバー部42)と、前記カバー部を支持部材(ケース11)に取り付けるカバー固定部(カバー固定部41b)と、を備え、
前記カバー部材は、前記カバー固定部が前記支持部材に取り付けられた状態で、前記複数のバスバーと接触しないように構成されている、回転電機のステータ。
(8)によれば、カバー部は、少なくとも屈曲部の周囲を覆うため、端子接続作業時には、複数のバスバーはカバー部内である程度動くことができ、各バスバーに製造誤差があっても、各バスバーの第1端子部及び第2端子部を容易に接続することができる。
さらに、カバー部材は、カバー固定部が支持部材に取り付けられた状態で、複数のバスバーと接触しないように構成されているので、振動による異音の発生を防止できる。
さらに、カバー部材は、カバー固定部が支持部材に取り付けられた状態で、複数のバスバーと接触しないように構成されているので、振動による異音の発生を防止できる。
(9) (1)〜(8)のいずれかに記載の回転電機のステータであって、
前記回転電機は、車両に搭載され、
前記第1端子部は、前記回転電機の前記回転軸よりも前記車両の前後方向中央側に配置される、回転電機のステータ。
前記回転電機は、車両に搭載され、
前記第1端子部は、前記回転電機の前記回転軸よりも前記車両の前後方向中央側に配置される、回転電機のステータ。
(9)によれば、第1端子部は、回転電機の回転軸よりも車両の前後方向中央側に配置されるので、車両の前後方向での衝突に対して、第1端子部を保護することができる。
1 回転電機
11 ケース(支持部材)
12 ステータ
121 ステータコア
121T 最上部
121L 左側最端部
122 コイル
30U、30V、30W バスバー
301U、301V、301W 第1端子部
302U、302V、302W 第2端子部
311U、311V、311W 第1延在部
312U、312V、312W 第2延在部
313U、313V、313W 第3延在部
314U、314V、314W 第4延在部
315U、315V、315W 第5延在部
321U、321V、321W 第1屈曲部
322U、322V、322W 第2屈曲部
323U、323V、323W 第3屈曲部(屈曲部)
324U、324V、324W 第4屈曲部
40 カバー部材
41 カバーベース
41a 保持部
41b カバー固定部
42 カバー部
CL 回転軸
11 ケース(支持部材)
12 ステータ
121 ステータコア
121T 最上部
121L 左側最端部
122 コイル
30U、30V、30W バスバー
301U、301V、301W 第1端子部
302U、302V、302W 第2端子部
311U、311V、311W 第1延在部
312U、312V、312W 第2延在部
313U、313V、313W 第3延在部
314U、314V、314W 第4延在部
315U、315V、315W 第5延在部
321U、321V、321W 第1屈曲部
322U、322V、322W 第2屈曲部
323U、323V、323W 第3屈曲部(屈曲部)
324U、324V、324W 第4屈曲部
40 カバー部材
41 カバーベース
41a 保持部
41b カバー固定部
42 カバー部
CL 回転軸
Claims (9)
- ステータコアと、
該ステータコアに取り付けられるコイルと、
一端部に設けられ、前記コイルの各相の端子部と電気的に接続する第1端子部と、他端部に設けられ、前記コイルの各相に対応する電力変換装置の端子部と電気的に接続する第2端子部と、を有する複数のバスバーと、を備える回転電機のステータであって、
前記回転電機の回転軸方向から見て、
前記複数のバスバーの前記第1端子部は、前記ステータコアの径方向外側に略上下方向に並んで配置され、
前記複数のバスバーの前記第2端子部は、前記ステータコアより上方に略水平方向に並んで配置され、
前記複数のバスバーの前記第1端子部のうち、最も上方に配置された前記第1端子部は、前記ステータコアの最上部よりも下方に位置するように配置される、回転電機のステータ。 - 請求項1に記載の回転電機のステータであって、
前記複数のバスバーの前記第1端子部のうち、最も下方に配置された前記第1端子部は、前記回転軸よりも上方に位置するように配置される、回転電機のステータ。 - 請求項1または2に記載の回転電機のステータであって、
前記複数のバスバーの前記第1端子部は、少なくとも一部が、前記水平方向において前記ステータコアの最端部よりも中央側に位置している、回転電機のステータ。 - 請求項1から3のいずれか一項に記載の回転電機のステータであって、
前記バスバーは、互いに垂直な3方向に延びる、第1延在部、第2延在部、及び第3延在部を有する、回転電機のステータ。 - 請求項4に記載の回転電機のステータであって、
前記第1延在部は、前記回転軸方向に延び、
前記第2延在部は、前記回転軸方向から見て上下方向に延び、
前記第3延在部は、前記回転軸方向から見て水平方向に延びる、回転電機のステータ。 - 請求項5に記載の回転電機のステータであって、
前記第3延在部は、前記ステータコアの上方で、前記回転軸方向から見て水平方向に延び、前記複数のバスバーの前記第3延在部は、同一の高さに配置される、回転電機のステータ。 - 請求項1〜6のいずれか一項に記載の回転電機のステータであって、
前記回転電機のステータは、前記複数のバスバーをまとめて覆うカバー部材をさらに備える、回転電機のステータ。 - 請求項7に記載の回転電機のステータであって、
各前記バスバーは、屈曲部を有し、
前記カバー部材は、少なくとも前記屈曲部の周囲を覆うカバー部と、前記カバー部を支持部材に取り付けるカバー固定部と、を備え、
前記カバー部材は、前記カバー固定部が前記支持部材に取り付けられた状態で、前記複数のバスバーと接触しないように構成されている、回転電機のステータ。 - 請求項1〜8のいずれか一項に記載の回転電機のステータであって、
前記回転電機は、車両に搭載され、
前記第1端子部は、前記回転電機の前記回転軸よりも前記車両の前後方向中央側に配置される、回転電機のステータ。
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