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JP6733367B2 - 課題推定装置、課題推定方法および課題推定プログラム - Google Patents
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JP6733367B2 - 課題推定装置、課題推定方法および課題推定プログラム - Google Patents

課題推定装置、課題推定方法および課題推定プログラム Download PDF

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Description

本発明は、検証を必要とする課題を推定するための技術に関する。
製品の開発および製造に関わる事業の立ち上げ手法について説明する。あるビジネス開発手法では、開発段階における、「顧客が潜在的に必要としている製品の仮説の構築」、「製品の実装」および「製品および事業の軌道修正」という過程を迅速に繰り返すことによって、無駄且つ無価値な要素を最小限に抑えつつ素早く製品の改良を続け、事業を成功に導く。このビジネス開発手法において、先ず、事業に関わる者(以下、事業者と記載)は、顧客等のユーザに関連する仮説の課題を抽出し、その課題を検証し、最低限実用に足る試作製品(Minimum Viable Product)をできるだけ迅速に製造してユーザに提供する。この後、事業者は、試作製品に対するユーザの反応を検証して得られた結果をもとに、当初の仮説の課題を再構築し、製品や事業の軌道修正を図る。事業者は、ユーザの需要をつかむために必要な最小限のプロセスのみを繰り返すことで、事業の成功につながらない、非本質的な要素(例えば、仕様書、稟議書等の作成)に対する時間、資金あるいは労力などの浪費を省く。これにより製品開発のスコープを狭めすぎることなく、コアとなる課題を把握することができる。
このような開発手法においてユーザの真の要望をつかむには、仮説の課題を素早くかつ適格に生成し、ユーザとのコミュニケーションを通したフィードバックを得ることが重要である。尚、仮説の課題が適切でないと判断された場合、直ちに次の課題についての検証が必要である。
しかしながら、ある共通の課題を抱える集団(例えば、高齢者向けビジネスを展開する事業者団体等)、所定のビジネス分野、あるいは所定の業界(以下、本願においてこれらを「ドメイン」と記載)について課題の仮説を立てる場合、事業者は、当該ドメインの情報を網羅的に把握し、情報を調査せねばならない。また、事業者は、当該ドメインの将来の課題および当該ドメインの周辺分野の課題も把握しておく必要があり、課題の仮説を素早く且つ適切に立てることは難しい。尚、本願において、ドメインは「課題の対象を示す情報」とも記載される。
上記に関連する技術として、新商品開発の際に、課題データの対象枠を広げて、新たなアイデアを創出する技術が開示されている(特許文献1参照)。更に、システム設計行程において共通オブジェクトを設計する際に、個々のドメイン(活動領域)に依存せず複数のドメインから共通オブジェクトを効果的に決定し、共通オブジェクトの決定サイクルを繰り返し、共通オブジェクトを更新する技術が開示されている(特許文献2参照)。
その他、関連する技術として、自然言語で記述された仕様書の不備を、形態素解析等を用いて検出する技術が開示されている(特許文献3参照)。
特開2015−184971号 特開2004−13280号 特開2014−81680号
特許文献1〜3の技術では、情報処理装置等が、ユーザ等から課題データを適切に受信することが前提となっている。しかしながら、ユーザ等から課題データが入力される際には、入力される課題データが抽象的であったり、用語が不適切または不足していたりすることがある。このように課題データが十分に具体的でない場合は、課題の検索結果や課題の抽出結果に課題とは無関係なノイズが多く含まれるので、適切な課題に導く、また、十分な数の課題を抽出することができないという課題があった。
本発明は、上記の問題点を解決するべくなされた。本発明は、広い範囲を網羅して、検証すべき適切な課題を抽出する課題推定装置等を提供することを主たる目的とする。
上記の課題を解決するために、本発明の第1の観点に係る課題推定装置は、
課題および課題の対象を示す情報の入力を受け付け、課題内の修飾語および被修飾語の関係を基に、課題が具体的であるか否かを判別する判別手段と、
具体的でないと判別された課題に含まれる被修飾語と、具体的でないと判別された課題に対応する課題の対象を示す情報とを検索キーとして一般情報を検索した結果のうち、被修飾語と、被修飾語を修飾する修飾語とを含む文字列を具体的な課題として抽出する具体化手段
を備える。
本発明の第2の観点に係る課題推定方法は、
課題および課題の対象を示す情報の入力を受け付け、
課題内の修飾語および被修飾語の関係を基に、課題が具体的であるか否かを判別し、
具体的でないと判別された課題に含まれる被修飾語と、具体的でないと判別された課題に対応する課題の対象を示す情報とを検索キーとして一般情報を検索し、
当該検索した結果のうち、被修飾語と、被修飾語を修飾する修飾語とを含む文字列を具体的な課題として抽出する
ことを備える。
本発明の第3の観点に係る課題推定プログラムは、
課題および課題の対象を示す情報の入力を受け付け、
課題内の修飾語および被修飾語の関係を基に、課題が具体的であるか否かを判別し、
具体的でないと判別された課題に含まれる被修飾語と、具体的でないと判別された課題に対応する課題の対象を示す情報とを検索キーとして一般情報を検索し、
当該検索した結果のうち、被修飾語と、被修飾語を修飾する修飾語とを含む文字列を具体的な課題として抽出する
ことをコンピュータに実行させる。
本発明によれば、広い範囲を網羅して、検証すべき適切な課題を抽出する課題推定装置等を提供することができる。
本発明の第1の実施形態における課題推定装置の構成例を示す図である。 重要表現のデータの構成例を示す図である。 ドメインキーワード記憶部の内部データの構成例を示す図である。 本発明の第1の実施形態における課題推定装置の動作例を示すフローチャートである。 関係性記憶部の内部データの構成例を示す図である。 関係性記憶部の内部データの構成例を示す図である。 本発明の第2の実施形態における課題推定装置の構成例を示す図である。 優先度付課題一覧の一例を示す図である。
次に図面を参照して、本発明の実施形態を説明する。以下の図面の記載において、同一又は類似の部分には同一又は類似の符号を付している。ただし、図面は本発明の実施形態における構成を模式的に表している。更に以下に記載される本発明の実施形態は一例であり、その本質を同一とする範囲において適宜変更可能である。
<第1の実施形態>
(課題推定装置)
本発明の第1の実施形態に係る課題推定装置100は、図1に示すように、課題推定部1、優先度決定部2、重要表現記憶部3、一般情報記憶部4、ドメインキーワード記憶部5および関係性記憶部6を備える。課題推定部1は、課題判別部1a、課題具体化部1b、ドメイン拡張部1cおよび課題拡張部1dを備える。尚、本願において課題推定とは、課題となりえる候補を抽出することを指す。
一般情報記憶部4は、検証すべき課題を抽出するために用いられる文(一纏まりの文字列)、表中に記載された用語、文字列等を含む一般情報を格納する。具体的に、一般情報とは、あるドメインの動向を調査するために必要な雑誌や新聞のテキスト文や、ウェブサイト上のテキスト文、ウェブサイト上の図表中に記載された用語である。図表が画像として記載されている場合、OCR(Optical character recognition)技術を用いてテキスト文を抽出しても良い。
重要表現記憶部3は、一般情報中の文章に含まれる、重要度が高い課題の文中に多く含まれるであろう用語(重要表現用語)を格納する。重要表現記憶部3は、例えば、重要表現用語として、図2に示す「重要」、「最大」、「必要」および「必須」等を格納する。
ドメインキーワード記憶部5は、あるドメインに関連するキーワードを対応付けて記憶する。ドメインキーワード記憶部5は、例えば、図3に示すようなキーワード表を備えている。表中、ドメインのドメイン名として、例えば「郵便」、「コンビニエンスストア」、「アパレル」等を、これらのドメインに関連する頻出単語として、夫々、「はがき、郵便、ゆうちょ」、「フランチャイズオーナー、発注」、「リサイクル、ショップ店員」等を格納する。
関係性記憶部6は、課題推定部1がドメインの拡張や、課題の拡張を行う際に、課題とドメインとの関係性を示す表(図5参照)等を記憶するためのメモリである。
課題判別部1aは、課題およびドメインの入力を受け付け、課題内の修飾語および被修飾語の関係を基に、課題が具体的であるか否かを判別する。具体的に、課題判別部1aは、他の装置から後述する入出力インタフェース等を介して、「課題」および「ドメイン」を示すテキスト情報等の入力を受け付ける。更に、課題判別部1aは、入力された「課題」が具体的であるかを判別する。ここで、課題が具体的とは、課題内の被修飾語(目的語、名詞)が少なくとも一つの修飾語によって修飾されていることを指す。例えば、課題判別部1aは、入力された課題の被修飾語(目的語、名詞または名詞句)が形容詞または形容句によって修飾されているか、更に当該形容詞が副詞または副詞句によって修飾されているか等を判断する。課題判別部1aは、形態素解析によって、文章を意味のある単語に区切り、辞書等を利用して品詞や内容を判別してもよい。具体例として、課題判別部1aが『運転手の人件費を削減する』という課題を入力として受け付けた場合について説明する(以下の記載において、文字列の具体例は二重鍵括弧『 』内に記す)。この場合、被修飾語『人件費』は修飾語『運転手の』(形容句)によって修飾されているため、課題判別部1aは、この課題は具体的であると判別する。しかし、『人件費を削減する』という課題が入力された場合は、被修飾語「人件費」が修飾されていないため、課題判別部1aはこの課題は具体的ではないと判別する。
課題判別部1aは、他装置から課題の具体性を予め判断された情報を受け付け、この情報を基に、入力された課題が具体的であるか否かを判別しても良い。
課題判別部1aは、入力された課題が具体的であると判別した場合は、その課題をドメイン拡張部1cに出力する。課題判別部1aは、入力された課題が具体的でないと判別した場合は、その課題および入力されたドメインを課題具体化部1bに出力する。
課題具体化部1bは、具体的でないと判別された課題に含まれる被修飾語と、具体的でないと判別された課題に対応するドメインとを検索キーとして一般情報記憶部4を検索する。更に課題具体化部1bは、検索した結果(被修飾語とドメインとに関連する文)のうち、被修飾語と、被修飾語を修飾する修飾語とを含む文字列を具体的な課題として抽出する。
具体的に、課題具体化部1bは、具体的でないと判断された課題およびドメインを、課題判別部1aから受け取り、受け取った課題の文字列から被修飾語(名詞、目的語)を抽出する。例えば、課題具体化部1bは、課題『人件費を削減する』を受け取ると、『人件費』を被修飾語として抽出する。次に課題具体化部1bは、抽出した被修飾語「人件費」とそのドメイン(ここでは「物流」とする)を検索キーとして、一般情報記憶部4を検索する。このとき、課題に含まれる全ての名詞を検索キーとするのではなく、ユーザにいくつかの名詞を選択させてもよい。
課題具体化部1bは、一般情報記憶部4の検索結果から、検索キーであるドメイン(例えば「物流」)が含まれ、かつ、重要表現記憶部3に格納される重要表現用語が含まれる検索結果(文)を抽出する。このとき、一般情報記憶部4では、一般的に検索ヒット数の降順で表示されるため、より先頭に表示されるものがより関連度が高いと予測される。このため、課題具体化部1bは、先頭から任意の数(例えば10件)の検索結果のみを対象として抽出してもよい。
課題具体化部1bは、任意の数抽出された検索結果から、抽出した被修飾語(例えば「人件費」)を修飾する語を検索し、「修飾語」および「被修飾語」からなる文字列を抽出する。例えば、修飾語が「運転手の」、被修飾語が「人件費」の場合、抽出される文字列は『運転手の人件費』となる。課題具体化部1bは、抽出結果である修飾語と被修飾語とを含む文字列(例えば『運転手の人件費』)を具体化された課題として出力する。出力する課題は複数存在してよく、この複数の課題からユーザが好ましいものを選択可能にしても良い。
ドメイン拡張部1cは、入力された具体的課題を含む検索キーを基に一般情報記憶部4を検索した結果である課題うち、キーワード記憶手段に格納される課題の対象を示す情報またはキーワードを含む課題を抽出し、当該抽出された課題に含まれる課題の対象を示す情報を出力する。具体的にドメイン拡張部1cは、課題具体化部1bまたは課題判別部1aから具体化された課題(以下、具体的課題と記載)を受け取ると、具体的課題を、他のドメインまで拡張させる。具体的に、ドメイン拡張部1cは、具体的課題と、単語「課題」とを検索キーとして、一般情報記憶部4内を検索する。例えば、「運転手の人件費」が課題であるとすると、検索キーは『運転手の人件費 課題』となる。
ドメイン拡張部1cは、一般情報記憶部4の検索結果からドメインキーワード記憶部5に格納される関連キーワードを含む文を検索し、当該関連キーワードに対応するドメイン名を抽出する。ドメイン拡張部1cは、一般情報記憶部4の検索結果からドメインキーワード記憶部5に格納されるドメイン名を含む文を検索してもよい。このドメイン名の抽出は、異なるドメイン名が任意の数(例えば5件)抽出されるまで繰り返される。その後、ドメイン拡張部1cは、抽出したドメイン名を課題拡張部1dに出力する。
課題拡張部1dは、入力された課題の対象を示す情報を含む検索キーを基に一般情報記憶部4を検索した結果のうち、課題と推定される文字列を含むものを課題として少なくとも1つ以上抽出する。具体的に、課題拡張部1dは、ドメイン拡張部1cから出力されたドメイン名を受け取り、当該ドメイン名と、単語「課題」を検索キー(例えば『タクシー 課題』)として、一般情報記憶部4を検索する。課題拡張部1dは、検索結果から課題と推定される表現を含む文を抽出する。課題と推定される表現とは、例えば「が課題」、「課題は」という様な課題を示す文字列を含む文章である。課題拡張部1dは、抽出した文の中から、課題と推定される表現を抽出する。例えば、課題拡張部1dは、「が課題」の前に記載された文字列や、「課題は」に続いて記載される文字列を抽出する。課題拡張部1dは、これらの文字列を、拡張された課題として任意の数(例えば3件)分、抽出する。課題拡張部1dは、拡張された課題を優先度決定部2に出力する。
優先度決定部2は、課題拡張部1dが出力した拡張された課題を任意の数分受け取ると、当該拡張された課題の優先度を決定する。例えば、優先度決定部2は、拡張された課題を検索キーとして、一般情報記憶部4を任意の数分検索し、当該検索結果を基に検証すべき順に並べ替えを行う。検証すべき順としては、例えば、検索結果であるウェブページの作成または更新の年月日が新しいもの順、検索ヒット数が少ない順などが考えられる。尚、これらは例示であってほかの方法によって検証すべき順を実現してもよい。優先度決定部2は、優先度付の課題一覧を後述する入出力インタフェース等を介して外部に出力する。
(課題推定装置の動作)
課題推定装置100の動作について図4のフローチャートを参照して説明する。
ステップS110において、課題推定装置100の課題判別部1aは、他装置等から後述する入出力インタフェースを介して、「課題」と「ドメイン」とを受け付ける。課題判別部1aは、受け付けられた「課題」と「ドメイン」を関係性記憶部6に一時的に格納する(図5に示す表内の「1.入力されたドメイン」、「2.入力された課題」参照)。以下の説明においては、一例として、課題判別部1aが、課題『人件費を削減する』、ドメイン『物流』を入力された場合について説明する。
ステップS120において、課題判別部1aは、入力された課題の被修飾語(目的語、名詞)が修飾されているかを判別する。本実施形態においては一例として、課題判別部1aは、被修飾語が修飾語、即ち形容詞または形容句を有しているか、更に当該形容詞または形容句が副詞または副詞句を備えているかを識別することによって、被修飾語が修飾されているか否かを判別する。被修飾語が修飾されていないと判別された場合処理はステップS130へ進められる。被修飾語が修飾されていると判別された場合処理はステップS140へ進められる。
ステップS130において、具体的でないと判別された課題『人件費を削減する』に対し、課題具体化部1bは、課題を具体化する処理を行う。具体的に、課題具体化部1bは、被修飾語(目的語、名詞)「人件費」と当該被修飾語に対応するドメイン「物流」とを検索キー(例えば『人件費 物流』)とし、一般情報記憶部4を検索する。当該検索の結果のうち、課題具体化部1bは、重要表現記憶部3に格納される重要表現用語(図2参照)を含み、かつ被修飾語「人件費」が修飾されている文を抽出する。抽出される文とは、例えば、『図表では、4トン車の1台1月当たりの運送原価を示しているが、運転手の人件費が46%を占め、最大である。』などである。
課題具体化部1bは、抽出した文中から、被修飾語の修飾語を抽出する。更に、課題具体化部1bは、被修飾語と抽出された修飾語とを合わせた文字列を、具体化された課題とする。例えば、課題具体化部1bは、抽出された文『図表では、4トン車の1台1月当たりの運送原価を示しているが、運転手の人件費が46%を占め、最大である。』から、被修飾語「人件費」を修飾する「運転手の」を抽出する。更に課題具体化部1bは、抽出した修飾語と被修飾語とを合わせた文字列である「運転手の人件費」を具体化された課題とする。課題具体化部1bは、具体化された課題を関係性記憶部6に格納(図5の表内の「3.具体化された課題」参照)し、ドメイン拡張部1cに出力する。
ステップS140において、ドメイン拡張部1cは、課題具体化部1bが出力する課題「運転手の人件費」と用語「課題」とを合わせた検索キー(例えば『運転手の人件費 課題』)を用いて、一般情報記憶部4を検索し、検索結果を用いてドメインを拡張する。ドメイン拡張部1cは、検索結果(一般的には検索ヒット数の昇順に整列)の先頭から順に、検索結果の文中にドメインキーワード記憶部5(図3参照)に格納される関連キーワードが含まれているかを調査し、調査結果を出力する。ドメイン拡張部1cは、当該関連キーワードが含まれている場合は、当該関連キーワードに紐付けられたドメインに属すると判断し、当該ドメインを拡張されたドメインとする。例えば、ドメイン拡張部1cは、ドメインキーワード記憶部5内における関連キーワード「車両」を含むドメイン「タクシー」、「バス」、「鉄道」、「緊急医療」、「ごみ収集」を拡張されたドメインとして出力する。任意の数の拡張されたドメインが抽出されるまで、本ステップを繰り返す(ここでは5件とする)。ドメイン拡張部1cは、拡張されたドメインを関係性記憶部6に格納(図5の表中の「4.拡張されたドメイン」参照)し、更に課題拡張部1dに出力する。
ステップS150において、課題拡張部1dは、ドメイン拡張部1cが出力する拡張されたドメイン「タクシー」、「バス」等と、用語「課題」を組み合わせた検索キー(例えば『タクシー 課題』、『バス 課題』等)を用いて、一般情報記憶部4を検索する。課題拡張部1dは、検索結果から「課題」が含まれる文を抽出する。抽出は任意の数でもよい。
抽出された文とは、例えば『駅前や繁華街等の乗り場における客待ちタクシーによる周辺環境の悪化や渋滞が課題』、『福祉・介護タクシーとの共存が課題。』、『地域にとって必要となるバスのあり方を明確にし、路線バス及びコミュニティバスが一体的かつ効率的に機能するようなバスネットワークの形成が課題』、『やはり、地方部の活性化や観光振興をすすめるための施策が課題となるようですね。』などである。
課題拡張部1dは、抽出された文から課題表現だと思われる記載を抽出する。例えば、課題拡張部1dは、「〜が課題」の、〜に該当する部分『周辺環境の悪化や渋滞』、『福祉・介護タクシーとの共存』、『一体的かつ効率的に機能するようなバスネットワークの形成』『観光振興を進めるための施策』等を抽出し、これを拡張された課題とする。課題拡張部1dは、拡張された課題を夫々関係性記憶部6(図5の表中の「5.拡張された課題」参照)に格納し、更に優先度決定部2に出力する。
ステップS160において、優先度決定部2は、課題拡張部1dが出力した拡張された課題の各々を、その課題が掲載されていたウェブページ等の作成または更新年月日などを基に新しい順に並べ替える。
ステップS170において、優先度決定部2は、並べ替えた結果を、優先度付の課題一覧(図6参照)として、後述する入出力インタフェースを介し、他の装置に出力する。
上述したように第1の実施形態における課題推定装置100は、広い範囲を網羅して、検証すべき適切な課題を抽出することができる。これは、課題推定部1が、具体的でない課題に含まれる被修飾語と当該課題のドメインとを検索キーとして一般情報を検索した結果のうち、被修飾語と被修飾語を修飾する修飾語とを含む文字列を具体的な課題として抽出するからである。
<第2の実施形態>
本発明の第2の実施形態に係る課題推定装置200について、図7を参照して説明する。
課題推定装置200は、判別部10aと具体化部10bとを備える。
判別部10aは、課題およびドメイン(課題の対象を示す情報)の入力を受け付け、課題内の修飾語および被修飾語の関係を基に、課題が具体的であるか否かを判別する。
具体化部10bは、具体的でないと判別された課題に含まれる被修飾語と、具体的でないと判別された課題に対応するドメインとを検索キーとして一般情報を検索した結果のうち、被修飾語と被修飾語を修飾する修飾語とを含む文字列を具体的な課題として抽出する。
第2の実施形態における課題推定装置200は、広い範囲を網羅して、検証すべき適切な課題を抽出することができる。これは具体化部10bが、具体的でない課題に含まれる被修飾語と当該課題のドメインとを検索キーとして一般情報を検索した結果のうち、被修飾語と被修飾語を修飾する修飾語とを含む文字列を具体的な課題として抽出するからである。
(情報処理装置の構成)
上述した本発明の各実施形態において、課題推定装置の各構成要素は、機能単位のブロックを示している。課題推定装置の各構成要素の一部又は全部は、例えば図8に示すような情報処理装置500とプログラムとの任意の組み合わせにより実現される。情報処理装置500は、一例として、以下のような構成を含む。
・CPU(Central Processing Unit)501
・ROM(Read Only Memory)502
・RAM(Random Access Memory)503
・RAM503にロードされるプログラム504
・プログラム504を格納する記憶装置505
・記録媒体506の読み書きを行うドライブ装置507
・通信ネットワーク509と接続する通信インタフェース508
・データの入出力を行う入出力インタフェース510
・各構成要素を接続するバス511
各実施形態における課題推定装置の各構成要素(課題推定部1内の各部等)は、これらの機能を実現するプログラム504をCPU501が取得して実行することで実現される。課題推定装置の各構成要素の機能を実現するプログラム504は、例えば、予め記憶装置505やRAM503に格納されており、必要に応じてCPU501が読み出す。なお、プログラム504は、通信ネットワーク509を介してCPU501に供給されてもよいし、予め記録媒体506に格納されており、ドライブ装置507が当該プログラムを読み出してCPU501に供給してもよい。
各装置の実現方法には、様々な変形例がある。例えば、課題推定装置は、構成要素毎にそれぞれ別個の情報処理装置500とプログラムとの任意の組み合わせにより実現されてもよい。また、課題推定装置が備える複数の構成要素が、一つの情報処理装置500とプログラムとの任意の組み合わせにより実現されてもよい。
また、課題推定装置の各構成要素の一部又は全部は、その他の汎用または専用の回路 、プロセッサ等やこれらの組み合わせによって実現される。これらは、単一のチップ によって構成されてもよいし、バスを介して接続される複数のチップ によって構成されてもよい。
課題推定装置の各構成要素の一部又は全部は、上述した回路等とプログラムとの組み合わせによって実現されてもよい。
課題推定装置の各構成要素の一部又は全部が複数の情報処理装置や回路等により実現される場合には、複数の情報処理装置や回路等は、集中配置されてもよいし、分散配置されてもよい。例えば、情報処理装置や回路等は、クライアントアンドサーバシステム、クラウドコンピューティングシステム等、各々が通信ネットワークを介して接続される形態として実現されてもよい。
1 :課題推定部
1a :課題判別部
1b :課題具体化部
1c :ドメイン拡張部
1d :課題拡張部
2 :優先度決定部
3 :重要表現記憶部
4 :一般情報記憶部
5 :ドメインキーワード記憶部
6 :関係性記憶部
10a :判別部
10b :具体化部
100 :課題推定装置
200 :課題推定装置
500 :情報処理装置
501 :CPU
503 :RAM
504 :プログラム
505 :記憶装置
506 :記録媒体
507 :ドライブ装置
508 :通信インタフェース
509 :通信ネットワーク
510 :入出力インタフェース
511 :バス

Claims (9)

  1. 課題および当該課題の対象を示す情報の入力を受け付け、前記課題内の修飾語および被修飾語の関係を基に、前記課題が具体的であるか否かを判別する判別手段と、
    具体的でないと判別された課題に含まれる前記被修飾語と、前記具体的でないと判別された課題に対応する前記課題の対象を示す情報とを検索キーとして一般情報を検索した結果のうち、前記被修飾語と、前記被修飾語を修飾する修飾語とを含む文字列を具体的な課題として抽出する具体化手段
    を備える課題推定装置。
  2. 前記具体化手段は、前記具体的な課題として抽出する際、前記検索した結果から、重要度が高い課題の文中に含まれる重要表現用語と、前記修飾語とを含むものを抽出し、当該抽出結果に含まれる前記被修飾語と、当該被修飾語に対応する修飾語とを含む文字列を前記具体的な課題として出力する、
    請求項1に記載の課題推定装置。
  3. 前記課題の対象を示す情報と対応するキーワードを少なくとも一つを格納したキーワード記憶手段と、
    入力される前記具体的な課題を含む検索キーを基に前記一般情報を検索した結果である課題うち、前記キーワード記憶手段に格納される前記課題の対象を示す情報または前記キーワードを含む課題を抽出し、当該抽出された課題に含まれる前記課題の対象を示す情報を出力するドメイン拡張手段
    を更に備える請求項1又は請求項2に記載の課題推定装置。
  4. 入力される前記課題の対象を示す情報を含む検索キーを基に前記一般情報を検索した結果のうち、課題と推定される文字列を含むものを課題として少なくとも1つ以上抽出する課題拡張手段
    を更に備える請求項1乃至請求項3のいずれかに記載の課題推定装置。
  5. 前記課題拡張手段から取得する前記課題を検証する優先度を決定する優先度決定手段
    を更に備える求項4記載の課題推定装置。
  6. 課題および当該課題の対象を示す情報の入力を受け付け、
    前記課題内の修飾語および被修飾語の関係を基に、前記課題が具体的であるか否かを判別し、
    具体的でないと判別された課題に含まれる前記被修飾語と、前記具体的でないと判別された課題に対応する前記課題の対象を示す情報とを検索キーとして一般情報を検索し、
    当該検索した結果のうち、前記被修飾語と、前記被修飾語を修飾する修飾語とを含む文字列を具体的な課題として抽出する
    ことをコンピュータが実行する課題推定方法。
  7. 前記具体的な課題として抽出する際において、
    前記検索した結果から、重要度が高い課題の文中に含まれる重要表現用語と、前記修飾語とを含むものを抽出し、
    当該抽出結果に含まれる前記被修飾語と、当該被修飾語に対応する修飾語とを含む文字列を前記具体的な課題として出力する、
    請求項6に記載の課題推定方法。
  8. 課題および当該課題の対象を示す情報の入力を受け付け、
    前記課題内の修飾語および被修飾語の関係を基に、前記課題が具体的であるか否かを判別し、
    具体的でないと判別された課題に含まれる前記被修飾語と、前記具体的でないと判別された課題に対応する前記課題の対象を示す情報とを検索キーとして一般情報を検索し、
    当該検索した結果のうち、前記被修飾語と、前記被修飾語を修飾する修飾語とを含む文字列を具体的な課題として抽出する
    ことをコンピュータに実行させるための課題推定プログラム。
  9. 前記具体的な課題として抽出する際において、
    前記検索した結果から、重要度が高い課題の文中に含まれる重要表現用語と、前記修飾語とを含むものを抽出し、
    当該抽出結果に含まれる前記被修飾語と、当該被修飾語に対応する修飾語とを含む文字列を前記具体的な課題として出力する、
    請求項8に記載の課題推定プログラム。
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