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JP6736271B2 - 情報処理装置、情報処理装置の制御方法、およびプログラム - Google Patents
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情報処理装置、情報処理装置の制御方法、およびプログラム Download PDF

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Description

本発明は、複数の機能を備える情報処理装置、情報処理の制御方法、およびプログラムに関する。
プリンタ、スキャン、カードスロット、FAX、ネットワーク機能等を備えた複合機(以下、MFP)を、管理者がいる環境で複数のユーザで共有して利用する場合がある。このような場合を想定して、MFPの各種設定を変更する際にユーザにパスワード入力を求める管理者パスワード機能が提案されている。MFPの各種設定とは、例えば、LAN設定・ファクス設定・Webサービス設定・本体の基本設定などがある。管理者パスワード機能を有するMFPでは、パスワードを知らない管理者以外のユーザは、MFPの各種設定を変更することができず、パスワードを知っている管理者のみが、MFPの各種設定を変更することができる。
またMFPが備える複数の機能のうち、管理者以外のユーザに利用させない機能を管理者が設定し、その機能を制限することができるMFPがある。例えば、管理者により制限された機能を管理者以外のユーザが利用しようとした場合、管理者により制限されているため使用できない旨がMFPの表示画面に表示されユーザに通知される。また特許文献1には、ユーザのID毎に制限対象となる機能が設定され、ユーザが入力したIDとパスワードに対応する機能が制限対象である場合に、当該機能の利用が制限されることが記載されている。
特開平11−134136号公報
特許文献1に記載の技術では、ある機能について利用が許可されていないユーザの場合、その機能を利用するためには、機能制限に関する設定を変更しなければならない。しかしながら、仮にそのユーザが機能制限に関する設定を変更できる場合、上記機能に限らず、他の機能についても設定変更が可能であるとすると、管理者が意図しない機能制限が行われてしまう場合がある。
本発明は、上記の課題に鑑みてなされたものであり、ユーザによる機能の利用を適切に制限することができる情報処理装置、情報処理方法、およびプログラムを提供することを目的とする。
上記の課題を解決するために、本発明の情報処理装置は、複数の機能を備える情報処理装置であって、ユーザの指示に応じて入力された認証情報が所定の管理者パスワードと一致する場合、前記複数の機能のうちの制限対象の機能を設定する設定手段と、前記設定手段により設定された制限対象の機能の利用がユーザにより指示された場合に、前記管理者パスワードの入力に基づいて設定された、当該機能を利用するための一時解除パスワードを入力するための入力画面を表示装置に表示させる表示手段と、前記表示手段により表示された前記入力画面に対して入力された認証情報が前記一時解除パスワードと一致する場合は前記機能が実行され、当該入力された認証情報が前記一時解除パスワードと一致しない場合は当該機能を実行されないように、前記情報処理装置を制御する制御手段と、を有し、前記情報処理装置は、前記複数の機能に含まれる、外部からFAXデータを受信する所定の受信機能において、ユーザが前記情報処理装置を操作してFAXデータを受信する手動受信と、ユーザが前記情報処理装置を操作せずにFAXデータを受信する自動受信とが可能であり、前記設定手段により前記所定の受信機能が制限対象として設定されているときに、前記所定の受信機能の利用がユーザにより指示され、且つ当該指示により前記表示手段が表示した前記入力画面において入力された認証情報が前記一時解除パスワードに一致する場合、前記制御手段は、前記所定の受信機能において前記手動受信が実行され且つ前記自動受信は実行されないように、前記情報処理装置を制御することを特徴とする。
本発明によると、ユーザによる機能の利用を適切に制限することができる。
本実施形態における画像処理システムの一例を示す図である。 本実施形態におけるMFPの概略構成を示す図である。 本実施形態におけるPCの概略構成を示す機能ブロック図である。 本実施形態におけるMFPでの各種機能の設定変更の動作を示すフローチャートである。 本実施形態においてMFPで表示される動作制限の設定画面を示す図である。 本実施形態におけるMFPの表示操作部に表示されるホーム画面を示す図である。 本実施形態におけるMFPによる動作制限の一時解除の動作を示すフローチャートとである。
以下、添付図面を参照して本発明の実施の形態を詳細に説明する。
図1は、画像処理システムの全体の構成を示す構成図である。本実施形態の画像処理システムは、インターネットやイントラネット等の通信ネットワーク300で接続されたMFP100とPC200を含む。PC200は、Webブラウザを用いて、MFP100の操作画面を表示し、ユーザによる操作を受け付けるリモート機能を実施することができる。これによりPC200のユーザは、MFP100と離れた場所から、MFP100の各種設定や機能などを実行することができる。なお、MFP100は、リモート機能のためのWebサーバとして動作し、PC200はWebブラウザによりWebサーバとしてMFP100にアクセスすることで、リモート機能のためのUI(リモートUI)を表示することができる。リモートUIの詳細については後述する。PC200は、自身にインストールされているMFP100に対応するデバイスドライバを用いて、MFP100に印刷やスキャンを実行させることも可能である。またMFP100は、リモート機能に限らずローカル機能を実行することができる。ローカル機能とは、後述の本体UI(MFP100の表示操作部108)を用いてユーザへの通知のための表示やユーザ操作の受け付けを行い、MFP100の機能を実行する機能である。
また本実施形態においては、MFP100やPC200を利用するユーザについて、「管理者ユーザ」、「一般ユーザ」、「許可ユーザ」の3つに分類される。「管理者ユーザ」はMFP100の管理者であって、後述する管理者パスワード、動作制限対象となる機能、その動作制限対象の機能を一時的に利用可能にするための一時解除パスワードを設定することができる。動作制限の設定は、MFP100が備える複数の機能(印刷、スキャン、コピー等)のうちのいずれかの機能を制限する設定のON/OFF、また利用が制限される機能の選択を含む。一時解除パスワードとは、上記の動作制限により制限される機能を一時的に利用するためのパスワードである。「管理者ユーザ」は、その一時解除パスワードの内容(例えば数字や文字)を設定することができる。「一般ユーザ」は、一時解除パスワードを管理者から知らされず、動作制限された機能を利用できないユーザである。「許可ユーザ」は一時解除パスワードを管理者ユーザから知らされており、一時解除パスワードを入力することで、動作制限された機能を利用できるユーザである。
MFP100とPC200間の通信については、HTTPにより行われるものとして説明するが、他の制御プロトコルであってもよい。また、MFP100を制御する外部装置としてPC200を例に挙げたが、これに限定されず、Webブラウザを実行可能な各種のデバイス(スマートフォン、タブレット、デジタルテレビ)などでもよい。また複数の機能を実行可能な情報処理装置としてMFP100を例に説明するが、これに限らず、PC、スマートフォン、タブレット、デジタルテレビ等であってもよい。
図2は、本実施形態におけるMFP100の概略構成を示すブロック図である。CPU101は、システム制御部であり、MFP100の全体を制御する。ROM102は、CPU101が実行する制御プログラムやデータテーブル、組み込みオペレーティングシステム(OS)プログラム等の固定データを格納する。本実施形態では、ROM102に格納されている各制御プログラムは、ROM102に格納されている組み込みOSの管理下で、スケジューリングやタスクスイッチ、割り込み処理等のソフトウエア実行制御を行う。RAM103は、バックアップ電源を必要とするSRAM(Static Random Access Memory)等で構成され、図示しないデータバックアップ用の1次電池によってデータが保持されている。RAM103には、プログラム制御変数等を格納する。また、管理者パスワード設定や動作制限設定や一時解除パスワード設定など管理者ユーザが登録した設定値やMFP100の管理データ等も、RAM103におけるメモリエリアに格納される。またRAM103はワークメモリとしても機能し、CPU101はROM102に格納されている各種のプログラムをRAM103上で実行することで、MFP100の全体を制御することができる。
画像メモリ104は、DRAM(Dynamic Random Access Memory)等で構成され、画像データを蓄積する。また、一部の領域をソフトウエア処理の実行のためのワークエリアとして確保してある。データ変換部105は、ページ記述言語(PDL:Page Description Language)等の解析や、キャラクタデータのCG(Computer Graphics)展開等、画像データの変換を行う。読取制御部106は、CPU101の制御の下、読取部107にCIS等のイメージセンサによって原稿を光学的に読み取らせる。そして読取制御部106は、当該読取により得られた電気的な画像データを画像信号に変換し、図示しない画像処理制御部を介して、2値化処理や中間調処理等の各種画像処理を施し、高精細な画像データを出力する。なお、読取制御部106、読取部107により原稿の読取は、下記の2つの制御方式のどちらにより実行されてもよい。第1の方式は、原稿を搬送しながら、固定されているCISイメージセンサで読み取りを行うシート読取制御方式である。また、第2の方式は、原稿台に固定されている原稿を、移動するCISイメージセンサでスキャンするブック読取制御方式である。
表示操作部108は、数値入力キー、カラー読取スタートキー、モノクロ読取スタートキー、モード設定キー、決定キー、取り消しキー、電源キー等のキーと、LED(発光ダイオード)やLCD(液晶ディスプレイ)などの表示装置を含む。CPU101は、後述する各種の表示画面を表示操作部108が備える表示装置に表示する表示制御を実行する。LCDについては、印刷ジョブやスキャンジョブの実行中でなく、一定時間ユーザによる操作がない場合、CPU101は、消費電力低減のため、LCDのバックライトをOFFにする。
管理者ユーザ、許可ユーザ、一般ユーザは、表示操作部108を用いて複合機としての各種機能の起動や各種設定を行うことができる。例えば管理者ユーザは、表示操作部108を用いて、上記の管理者パスワード設定、動作制限設定、一時解除パスワード設定、また各種のパスワード入力を行うことができる。また許可ユーザは、表示操作部108を用いて、上記の一時解除パスワードを入力することができる。また上述したようなリモートUIにより、ユーザはPC200を用いて、表示操作部108への操作と同様の操作を行うことができる。
通信制御部109は、通信ネットワークに接続し、インターネットプロバイダへの接続や、PC200との間でのデータや画像情報等の通信を行う。解像度変換処理部110は、ミリ系の画像データとインチ系の画像データの相互変換等の解像度変換制御を行う。なお、解像度変換処理部110において、画像データの拡大縮小処理も可能である。符号復号化処理部111は、MFP100で扱う画像データ(非圧縮、MH、MR、MMR、JBIG、JPEG等)を相互に符号復号化処理したり、拡大縮小処理を行ったりする。記録制御部112は、印刷される画像データに対し、図示しない画像処理制御部を介して、スムージング処理や記録濃度補正処理、色補正等の各種画像処理を施すことにより、高精細な画像データに変換し、記録部113に出力する。また、USBホスト制御部115を制御することにより、定期的に記録部113の状態情報データを取得する役割も果たす。記録部113は、レーザビームプリンタやインクジェットプリンタ等の記録部であり、記録制御部112で生成したカラー画像データ、またはモノクロ画像データを印刷部材に印刷する。USBファンクション制御部114は、USBインターフェースの通信制御を行うものであり、USB通信規格に従って、プロトコル制御を行う。またCPU101が実行するUSBファンクション制御タスクからのデータをパケットに変換し、PC200にUSBパケット送信を行い、逆にPC200からのUSBパケットをデータに変換してCPU101に対し送信することができる。USBホスト制御部115は、USB通信規格で定められたプロトコルで通信を行う為の制御部である。USB通信規格は、双方向のデータ通信を高速に行うことが出来る規格であり、1台のホスト(マスター)に対し、複数のハブまたはファンクション(スレーブ)を接続することができる。USBホスト制御部115は、USB通信におけるホストの機能を有する。Webサーバ部116は、Webサーバ機能を持ち、通信制御部109を介して、PC200上で動作するWebブラウザに対して、リモート機能を提供する。そしてWebサーバ部116は、PC200に対するユーザの操作に応じて、管理者パスワード設定や動作制限設定や一時解除パスワード設定の指示を入力し、CPU101は当該指示に応じた設定を行うことができる。同様に、管理者ユーザがリモート機能を用いて、管理者パスワードや一時解除パスワードの入力を行うことができる。なお、PC200上で動作するWebブラウザは、表示操作部108と比べると画面が大きく操作性が高いことがあり、容易にパスワードの入力を行うことができることがある。上記構成要素101〜106、108〜116は、CPU101が管理するCPUバス121を介して、相互に接続されている。
図3は、本実施形態におけるPC200の概略構成を示すブロック図である。PC200は、CPU201、ROM202、RAM203、内部記憶装置204、外部記憶装置205を含む。CPU201は、ROM202、内部記憶装置204、または外部記憶ディスク206から読み出されたプログラムをRAM203上で実行することで、システムバスを介してPC200全体の動作を制御する。ROM202は、CPU201の制御プログラム等を格納している。RAM203は、一時的にプログラムや画像データを記憶し、PC200の処理を高速に動作させるためのものである。内部記憶装置204には、オペレーティングシステム、各種アプリケーションプログラムや画像データ等が格納されている。内部記憶装置204には、MFP100のリモート機能を使うためのアプリケーションソフトであるWebブラウザがインストールされているものとする。WebブラウザからWebサーバ部116にアクセスしてWebページを取得することにより、リモートUIとして動作し、WebブラウザからMFP100の操作が可能となる。また、ネットワークやUSB経由でMFP100にアクセスして印刷・スキャンといったMFP100の各種機能をMFP100に実行させるためのデバイスドライバがインストールされているものとする。これらのアプリケーションソフトは、CPU101がこれらが記憶されたほかのコンピュータ可読媒体(CD/DVDメディアなど)から外部記憶ディスク206によりデータが読み出し、外部記憶装置205を制御することによりインストールが行われる。操作部207は、ユーザからの指示を入力するためのキーボードやマウス(不図示)を制御し、ユーザの指示を入力する。表示部208は、ユーザに対して各種表示を行う。通信部209は、通信ネットワークに接続し、インターネットプロバイダへの接続や、MFP100との間でのデータや画像情報等の通信を行う。なお、通信ネットワークへの接続に関しては、HTTPやXMPPなどの各種のプロトコルにより行われる
図4は、本実施形態におけるMFP100の本体UIでの各種機能の設定変更の動作を示すフローチャートである。図4に示すフローチャートは、CPU101がROM102から読み出されたプログラムをRAM103上で実行することで実現される。管理者ユーザは、MFP100の表示操作部108を使用することにより、例えば、LAN設定・ファクス設定・管理者パスワード設定・動作制限設定・一時解除パスワード設定・用紙設定・印刷設定など、MFP100の各種機能の設定変更が可能である。CPU101が、表示操作部108を介して、各種機能の設定変更を行うためのユーザの指示を入力した場合に、図4に示すフローチャートの処理が開始される。
S401においてCPU101は、表示操作部108を用いてユーザが指示した設定変更の対象項目が、管理者パスワード認証が必要な機能かどうかを判定する。例えば、LAN設定・ファクス設定・管理者パスワード設定・動作制限設定・一時解除パスワード設定など装置全体に関わる設定は管理者ユーザのみが設定できる。そのため、管理者パスワード認証が必要であると判定される。また、一般ユーザが用紙をセットするたびに変更する用紙設定や、印刷毎に変更が必要な印刷設定などは、管理者ユーザに限らず全てのユーザが設定できる。そのため、管理者パスワード認証は不要であると判定される。S401における判定の結果、管理者パスワード認証が必要と判定された場合、S402に処理が進む。一方、不要と判定された場合、S405に処理進む。
S402においてCPU101は、RAM103に記憶されている管理者パスワード設定が有効かどうかを判定する。管理者パスワード設定が有効な場合、S403に処理が進む。一方、管理者パスワード設定が無効な場合、S405に処理が進む。S403においてCPU101は、表示操作部108に管理者パスワード入力画面を表示し、管理者ユーザに管理者パスワードの入力を促す。続いて、S404においてCPU101は、S403における表示に対してユーザにより入力された管理者パスワードがRAM103に記憶されている管理者パスワードと同じかどうかを判定する。両者が同じと判定された場合、S405に処理が進む。一方、両者が異なると判定された場合、S403に処理が戻り、再度、管理者ユーザに管理者パスワードの入力を促すための表示が行われる。
S405においてCPU101は、各種機能の設定変更のための画面を表示操作部108に表示し、表示操作部108へのユーザの指示に応じて、各種の設定変更を実行する。例えば、管理者パスワード設定や一時解除パスワード設定では、各々のパスワードを利用するか否か、利用する場合のパスワードの設定、などが設定される。設定された管理者パスワード設定や一時解除パスワード設定は、RAM103に保存される。S405において設定可能な動作制限設定について、図5を用いて詳細に説明する。
図5は、本実施形態におけるMFP100に表示される動作制限の設定画面を示す図である。図5に示す画面がS405で表示される。この設定画面をユーザが表示させるためには、図4で示したように、S403において有効な管理者パスワードを入力する必要である。管理者ユーザは、MFP100の表示操作部108やPC200のWebブラウザで動作するリモートUIを使用することにより、動作制限の設定を行うことができる。動作制限の設定では、管理者ユーザはまず、「以下のすべての動作を制限する」(501)、「以下のすべての動作を許可する」(502)、「以下の動作のみ許可する」(503)の中から1つを選択する。(501)を選択した場合、(504)〜(514)に記載のすべての機能について制限する。即ち、有効な一時解除パスワードの入力が行われなければ利用できない機能として設定される。また、(502)を選択した場合、(504)〜(514)に記載のすべての機能について制限せず、許可する。即ち、一時解除パスワードの入力がなくても利用できる機能として設定される。なお、508に示す「ScanTOメモリ」は、読取部107により読み取られた読取画像をMFP100に装着されたメモリカードに記憶する機能である。また「ScanTOFolder」は、読取部107により読み取られた読取画像を、RAM103内のフォルダーに記憶する機能である。さらに、「ScanTOEmail」は、読取部107により読み取られた読取画像を通信制御部109を介して接続されているメールサーバに送信することで、電子メールとして送信する機能である。
また、ユーザが(503)を選択した場合、管理者ユーザが(504)〜(514)に記載の機能について許可する機能を選択することができる。選択されなかった機能は制限される。また、「コピー」(504)について許可した場合、すべての「コピー」(505)と「モノクロコピー」(506)のどちらかを選択する。(505)が選択された場合、カラーコピーもモノクロコピーも許可される。一方、(506)が選択された場合、モノクロコピーのみ許可され、カラーコピーは許可されない。即ちコピー機能のうち、カラーコピーのみを個別に制限対象として設定可能である。
管理者ユーザが「OKボタン」(515)を押下することで、図5に示す画面で選択されている動作制限が設定され、その設定された動作制限の内容を示す情報がRAM103に保存される。例えば図5の例では、(503)が選択されているため、モノクロコピーとUSBメモリからの印刷について許可し、それ以外の機能は制限される。
なお、図4のS405における処理のように、制限対象の機能や一時解除の対象となる機能が、ユーザの選択指示に応じて選択されてもよいし、ROM102内の情報等で予め決められていてもよい。後者の場合、S405においてCPU101は、予め決められている1または複数の機能を制限対象として設定し、当該1または複数の機能のうち、予め決められている一部または全部の機能を一時解除の対象として設定する。
図6は、本実施形態におけるMFP100の表示操作部108のLCDに表示されるホーム画面である。ホーム画面とは、ユーザがMFP100の表示操作部108の電源キーを押した後に、表示操作部108のLCDに最初に表示される画面であり、MFP100が備える複数の機能からユーザが利用する機能を選択可能な選択画面である。1つの画面に、「コピー」(601)、「USBメモリからの印刷」(602)、「ScanToメモリ」(603)、「その他」(604)の4つの機能が含まれる。ユーザにより(601)〜(603)の機能のうちの1つが選択されると、選択された機能の詳細設定の画面が表示される。また、ユーザが「その他」(604)を選択すると、「コピー」(601)、「USBメモリからの印刷」(602)、「ScanToメモリ」(603)以外の機能を選択する画面が表示される。
図5のように、「モノクロコピー」と「USBメモリからの印刷」について許可し、それ以外の機能は制限される場合、ScanToメモリ(603)は制限されているため、ユーザにその旨を伝えるため、グレーアウトされて表示される。グレーアウトされている機能をユーザが選択した場合の処理については、図7を用いて後述する。「USBメモリからの印刷(602)」は許可されているため、グレーアウトされていない。例えば、ユーザが、「USBメモリからの印刷」(602)を選択し、次に遷移する印刷設定を行う印刷設定画面で印刷設定を行う。そして、カラー読取スタートキーを押すことによって、USBホスト制御部115に接続された不図示のUSBメモリからファイルを読み込んで印刷を行う。印刷中は、印刷中画面へ表示が遷移する。印刷が終わると、ホーム画面、または、印刷設定画面へと表示が遷移する。
またコピーについては、モノクロコピーは許可されているが、カラーコピーは制限されている。ユーザがモノクロコピーを選択する可能性があるため、図6においては「コピー」(601)はグレーアウトされず、選択可能な状態で表示される。ユーザが、コピー(601)を選択すると、コピー機能における印刷設定や読取設定を行うコピー画面に表示が遷移し、ユーザはコピー設定画面においてコピーに関する各種の設定を行うことができる。もし、モノクロコピーもカラーコピーも両方制限されている場合、前述の「ScanToメモリ」(603)と同様に、ユーザにコピーが制限されていることを伝えるため、「コピー」(601)がグレーアウトされて表示される。
図5の動作制限設定のようにモノクロコピーは許可されているが、カラーコピーは制限されている場合、コピー設定が終わった後に、ユーザがモノクロコピーを実行させるためにモノクロ読取スタートキーを押すことによって、モノクロコピーが実行される。コピー実行中は、コピー中画面へと表示が遷移する。コピーが終わると、ホーム画面、または、コピー設定画面へと表示が遷移する。一方、コピー設定後にユーザがカラーコピーを実行させるためにカラースタートキーを押すと、カラーコピーは制限されているため、カラーコピーが制限されている旨の表示がなされ、ユーザに通知される。以上のように、動作制限設定や一時解除パスワードの設定の有無などによりMFP100の制御が異なる。これらについては、図7を用いて詳細に説明する。
図7は、本実施形態であるMFP100での動作制限の一時解除の動作を示すフローチャートである。図7に示すフローチャートは、CPU101がROM102から読み出されたプログラムをRAM103上で実行することで実現される。また図7に示すフローチャートの処理は、ユーザによりMFP100の電源ボタンが押され、MFP100の電源がONになったときに開始され、当該電源ボタンが押され、MFP100の電源がOFFになったときに終了する。
S701において、CPU101は、ユーザからの操作を待つ。ユーザがMFP100の表示操作部108を用いて操作した場合、S702に処理進む。S702でCPU101は、図5の(504)〜(514)に記載の動作制限対象の候補の機能(図5に示す画面における設定により制限され得る機能)について操作されたかどうかを判断する。具体的には、(504)〜(514)に記載の機能のいずれかのための画面に表示を遷移させるためのユーザ指示や、(504)〜(514)に記載の機能のいずれかによるジョブを実行させるためのユーザ指示がS701において入力されたか判断される。
S702において、(504)〜(514)に記載の機能のいずれかについて操作されたと判断された場合、S704に処理が進み、当該判断が行われなかった場合、S703に処理が進む。S703でCPU101は、S701において入力されたユーザの指示に応じた画面遷移やジョブ実行を行う。
例えば、ユーザが表示操作部108を用いて、「USBメモリからの印刷」(602)を選択した場合、この機能は図5に示した動作制限対象の候補の機能であるため、S704に処理が進む。
一方、ユーザが表示操作部108を用いて、その他(604)を選択した場合、この機能は図5に示した動作制限対象の機能の候補でないため、S703に処理が進み、その他(604)に対応する画面が表示される。例えば読取部107が原稿を読み取ることで得られた読取画像のPC200への転送処理をユーザが実行させる場合、ユーザは図6に示した画面において、その他(604)を選択する。するとS703では、その他(604)に対応する画面の表示、当該画面に対するユーザの指示に応じた当該転送処理のジョブ実行、また当該転送処理に関する画面表示が行われる。
S704でCPU101は、S701において入力されたユーザ指示に対応する機能について、RAM103に保存されている動作制限設定の内容を示す情報に基づいて、当該機能が制限するか判定する。例えば、図5に示した動作制限設定が設定されているときに、ユーザがモノクロコピーまたはUSBメモリからの印刷に関する操作をした場合、これらは許可されている。そのため、S704における判定の結果、処理はS703に進み、ユーザが指示した機能に関する画面への表示遷移やジョブ実行が行われる。なおコピー機能に関しては、図6に示した画面においてはS704の判定は行われずに、コピー実行のためにカラー読取スタートキーまたはモノクロ読取スタートキーが押されたときに、S704の判定処理が実行される。
S704において、ユーザが指示した機能を制限すると判定された場合、S705に処理が進む。上記の例では、(504)〜(514)に記載の機能であり且つモノクロコピーとUSBメモリからの印刷以外の機能に関するユーザ指示がS701において入力された場合、これらは制限されているため、S705に進む。S705でCPU101は、一時解除パスワードが設定されているかどうかを判定する。一時解除パスワードが設定されていない場合、S706に処理が進み、CPU101は、MFP100の表示操作部108に「動作制限されているため、実行できません」といった情報が表示する。これにより、ユーザが実行しようとした機能が制限されていて、利用できない機能であることをユーザが認識できる。一方、一時解除パスワードを設定している場合、S707に処理が進む。
S707でCPU101は、MFP100の表示操作部108に一時解除パスワードの入力画面を表示し、ユーザの一時解除パスワード入力待ちの状態となる。ユーザが一時解除パスワードを入力すると、S708に処理が進む。S708においてCPU101は、ユーザが入力した一時解除パスワードと、RAM103に保存されている一時解除パスワードを比較し、入力した一時解除パスワードが所定の認証条件を満たす正しいパスワードか判定する。例えばユーザが入力した一時解除パスワードと、RAM103に保存されている一時解除パスワードとが一致することが、所定の認証条件となる。入力された一時解除パスワードが正しくない場合、S709に処理が進む。S709においてCPU101は、MFP100の表示操作部108に「一時解除パスワードが間違っています。再度入力してください。」といった情報を表示し、S707に処理が進む。上述した一般ユーザは一時解除パスワードを知らないため、一般ユーザの場合、S709に処理が進むことになる。また、上述した許可ユーザ(一時解除パスワードを管理者ユーザから知らされているユーザ)が一時解除パスワードの入力を間違えた場合も、S709に処理が進むことになる。
一方、S708において、入力された一時解除パスワードが正しいと判定された場合、S710に処理が進み、CPU101は、MFP100が動作制限を一時的に解除する「動作制限一時解除モード」に入る。例えば許可ユーザが一時解除パスワードを正しく入力した場合、S710に処理が進むことになる。続いて、S711においてCPU101は、MFP100が「動作制限一時解除モード」に入っているため、S701において入力されたユーザ指示に応じた処理を実行する。またS711において許可ユーザは、動作制限された機能に関する各種の操作を実行することができる。なお、図5に示したFAX受信(513)が制限対象として設定されており、一時解除パスワードが入力された場合、ユーザが表示操作部108を操作してFAXデータを受信する手動受信は制限のS711において一時解除の対象となる。
一方、ユーザの操作なしにFAXデータを自動的に受信する自動受信は一時解除の対象とならない。仮に自動受信についても一時解除が可能であるとすると、ユーザはFAX受信の着信を受け付けた場合に一時解除パスワードを入力する必要がある。その場合、着信のタイミングは、FAX送信側がFAX送信を行ったタイミングであるため、ユーザは常にMFP100において待機しなくてはならない。よって自動受信については一時解除の対象外とする。また本実施形態では、複数の許可ユーザに対して共通の1つの一時解除パスワードが管理者ユーザから通知されることが想定される。この場合に、仮に自動受信についても一時解除が可能であるとすると、ある許可ユーザのためのFAX受信について、別の許可ユーザが一時解除を行い、その受信されたFAXの内容を閲覧してしまう恐れがある。そのため、本実施形態では、自動受信については一時解除の対象外とする。
S711において一時解除された機能が実行されると、S712においてCPU101は、ジョブが終了したか、または、表示操作部108の画面が、選択された機能の詳細設定などの画面からホーム画面に戻ったかどうかを判断する。なお、一時解除モードにおいては、ジョブが終わった時に表示操作部108の画面がホーム画面に戻ってもよいし、ジョブ実行前の詳細設定画面に戻ってもよい。なお、ジョブの終了とは、例えばコピーやScanToメモリ等の原稿の読取に関する機能の場合には、ユーザがモノクロ読取スタートキーまたはカラー読取スタートキーを1回押したことにより実行される操作が終了したときである。この場合、ユーザが複数部数のコピーを設定した場合や、MFP100における不図示のADFに複数の原稿をセットしてコピーした場合には、複数部数のコピー、また複数の原稿のコピーが終了したときに、ジョブが終了したと判定される。
S712において、ジョブが終了したと判定された場合またはホーム画面に戻ったとは判定された場合、S713に進み、「動作制限一時解除モード」から抜ける。つまり、一時解除された機能が再び制限される。なお、ジョブが終わった時に遷移する画面がホーム画面の場合、1つのジョブが終わると表示操作部108の画面がホーム画面に戻り、「動作制限一時解除モード」から抜けることになる。この場合に、S712においては、ジョブが終了したか否かが判定されてもよいし、ホーム画面に戻ったか否かが判定されてもよい。
また、ホーム画面に戻らなかった場合、S714に処理が進み、CPU101は、表示操作部108のLCDのバックライトがOFFになったかどうかを判定する。バックライトがOFFになっていない場合、S711に処理が進む。一方、バックライトがOFFになった場合、ジョブ中でなく、一定期間許可ユーザ操作がないので、動作制限という機能のセキュリティのために、「動作制限一時解除モード」を抜ける。これにより、「動作制限一時解除モード」に入ったままユーザがMFP100のそばを長時間離れた場合に、一時解除パスワードを知らない一般ユーザが動作制限された機能を利用することを防止できる。
なお、S714においてCPU101は、バックライトがOFFであるか否かを判定してもよいし、ユーザの最後の操作から、バックライトがOFFになるまでの所定時間が経過したか否かが判定されてもよい。S713において「動作制限一時解除モード」を抜けた後に、ユーザが表示操作部108を操作した場合、画面がホーム画面に戻る。または、一時解除パスワードの入力画面に画面が遷移し、ユーザが入力した一時解除パスワードが正しければ、バックライトがOFFになる前に表示されていた画面に戻ってもよい。
上記のS712、S714のように、一時的に許可された機能に関する処理が終了したと見なせる所定の終了条件(ジョブの終了、ホーム画面への表示遷移、LEDバックライトの消灯、所定時間の経過)が満たされたか判定される。そして、その終了条件が満たされたと判定された場合に、「動作制限一時解除モード」から抜け、動作制限が行われた状態に再び戻る。この状態において再度ユーザが機能制限されている機能の実行を指示した場合、S707において再び一時解除パスワードの入力画面が表示される。
以上のように、動作制限された項目であっても、動作制限された機能の画面を表示させる時や、動作制限されたジョブを実行させる時に、ユーザが一時解除パスワードを入力することにより、一時的に動作制限を解除させることが可能である。許可ユーザが動作制限された機能を使いたい場合に、管理者ユーザに操作をしてもらわなくても、当該動作制限された機能を使用することができる。例えば管理者ユーザに一度動作制限を解除してもらってから、該当のジョブを実施させ、管理者ユーザが再度動作制限を設定するという手続きを行わなくても、許可ユーザは、動作制限されている機能を使用することができる。
なお、上記のように、本実施形態では、FAX受信が制限対象となったときに、手動受信は一時解除の対象となるが、自動受信は、一時解除の対象外となる。またPC200への読取画像の送信については、制限対象の候補とならず、一時解除パスワードの入力なしにユーザが利用できる。このように、管理者ユーザとして、管理者以外のユーザに対し、パスワードの入力なしに利用させる機能、パスワードの入力により利用させる機能、パスワードの入力に関わらず利用させない機能がある場合がある。図7の処理によれば、S702の判定により、制限対象の候補とならない機能については、一時解除パスワードの入力なしにユーザは利用することができる。またFAX自動受信のように、一時解除の対象外となる機能については、動作制限となっている場合、一時解除パスワードの入力に関わらず、ユーザに利用させないようにすることができる。
また本実施形態では複数の許可ユーザに対する1つの共通の一時解除パスワードがRAM103に記憶される。そのため、複数のユーザに対する複数のパスワードを記憶しなくてもよいため、パスワードのための記憶領域を設ける必要がなく、低コストで本実施形態の効果を実現することができる。ただし、複数のユーザに対し、異なるパスワードが設定可能であってもよい。また本実施形態では、ジョブが終わったり、ホーム画面に戻ったり、一定期間操作がない場合に、一時解除モードから抜け、再び動作制限が行われた状態に戻る。そのため、一時解除モードに入って放置した場合に、パスワードを知らない一般ユーザが利用できてしまうという問題を防止することができる。
なお、以上の実施形態では、MFP100は管理者パスワードを設定しなくても、動作制限設定や一時解除パスワード設定を行うことができたが、これに限定されるものではない。よりセキュリティを高めるために、管理者パスワード、動作制限設定、一時解除パスワード設定を連動させて制御してもよい。例えば、管理者パスワードを設定していない場合、動作制限設定や一時解除パスワード設定の設定画面が表示されないように制御されてもよい。
また、以上の実施形態では、MFP100は管理者パスワードと一時解除パスワード設定として、異なるパスワードを個別に設定できた。これらに対し、異なるパスワードを個別に設定できることによって、管理者ユーザ以外の一般ユーザのうち、一部の許可ユーザにのみ一時解除パスワードだけを教えて、動作制限の一時解除を実現できる。ただし、管理者ユーザのみが一時解除できればよい場合もあるため、管理者パスワードと一時解除パスワードとして共通のパスワードが設定されてもよい。共通のパスワードが設定されることで、管理者ユーザは管理者パスワードのみを使って、動作制限の一時解除を実現でき、また管理者ユーザが管理者パスワード、一時解除パスワードの両方を覚える必要をなくすことができる。
また、以上の実施形態では、MFP100が備える複数の機能に対し、1つの共通の一時解除パスワードの設定が行われていたが、これに限定されるものではない。例えば、動作制限項目毎に、一時解除パスワードを設定できてもよい。例えば図5の「コピー」(504)〜「電話帳」(514)の各々に個別に一時解除パスワードを設定できてもよい。これにより、管理者ユーザが許可ユーザ毎に教える一時解除パスワードを変えることで、許可ユーザ毎に動作制限された機能の中で利用できる機能を変更することができる。
また、以上の実施形態では、MFP100は一時解除パスワードの設定を行うと、動作制限をかかっているすべての機能について、一時解除パスワードの認証を行うことで、動作制限の一時解除が実現できたが、これに限定されるものではない。例えば、動作制限項目毎に、一時解除を実施できるかどうかの設定ができてもよい。図5の動作制限設定の場合、「モノクロコピー」(506)と「USBメモリからの印刷」(508)以外は制限されている。この場合に、図5に示した設定画面において管理者ユーザが、制限された機能について、一時解除を実施できるかどうかを設定できるようにしてもよい。例えば管理者ユーザが「ScanToメモリ」(508)は一時解除できない機能であると設定する。この場合、許可ユーザが「ScanToメモリ」を指示した場合であっても、図7のS705でCPU101は一時解除ができない機能であるため、一時解除パスワードが設定されていないと判断して、S706に処理を進める。
また、以上の実施形態では、MFP100が一時解除パスワードの入力画面を、動作制限対象の機能の画面への遷移やジョブ実行のためのモノクロ読取スタートキーやカラー読取スタートキーの押下時に表示させていた。しかし、これに限定されるものではない。例えばCPU101が、ジョブの一部を実施後に、一時解除パスワードを表示する条件を満たすかどうか判断してもよい。具体的には、コピーの場合、原稿に対する本スキャンの前にプレスキャンを行い、プレスキャンにより得られた読取画像を解析することで、原稿のタイプが文書であるのか写真であるのかを判定することができる。または、プレスキャンの結果によって、カラー原稿なのかモノクロ原稿なのかを判断することができる。図5の動作制限設定のように、モノクロコピーは許可され、カラーコピーは制限されている状態において、カラー読取スタートキーが押された時について考える。プレスキャンの結果、モノクロ原稿と判定された場合、モノクロコピーは許可されているため、CPU101はそのまま本スキャン、印刷を実行する。プレスキャンの結果、カラー原稿と判定された場合、カラーコピーは制限されているため、CPU101は、プレスキャン後に、図7のS705において一時解除パスワード入力画面を表示する。
また以上の実施形態では、MFP100が動作制限の対象とする機能は、図5で説明したように、MFP100のみで動作する機能であったが、これに限定されるものではない。例えば、PC200から上で動作するデバイスドライバからネットワークやUSB経由でMFP100にアクセスして実行できるPC印刷機能やPCスキャン機能を動作制限の対象としてもよい。この場合、他の機能と同様に、PC200からMFP100がPC印刷ジョブやPCスキャンジョブを受信したときに、図7の処理を行ってもよい。またPC印刷機能やPCスキャン機能の動作制限の対象とする場合に、PC200において一時解除パスワードの入力が行われてもよい。例えばPC200からMFP100がPC印刷ジョブやPCスキャンジョブを受信する前に、PC200とMFP100間で事前に通信を行う。そして、この通信により、PC200がMFP100における動作制限対象の機能を確認する。PC200が、ユーザが指示した機能が動作制限の対象の場合、PC200上で動作するデバイスドライバで、一時解除パスワードの入力画面の表示、パスワードの入力を実行する。入力された一時解除パスワードはPC200からMFP100に送られて、MFP100は一時解除パスワード認証を行い、認証がOKな場合、MFP100からPC200に認証がOKの旨の通知が行われる。この通知が行われると、PC200はMFP100にPC印刷ジョブやPCスキャンジョブを送信する。この方法によれば、PC200のユーザは、PC200からMFP100にジョブを発行する際に、MFP100で一時解除パスワードの入力を行わなくても、PC200に対する入力により、機能制限された機能の一時利用を行うことができる。
また、以上の実施形態では、機能を利用するユーザを認証するための認証情報として、管理者パスワードや一時解除パスワード等のパスワードを利用していたが、認証情報はこれに限らない。例えば所定桁数の暗証番号が、上記の認証情報として利用されてもよい。
なお、本実施形態の機能は以下の構成によっても実現することができる。つまり、本実施形態の処理を行うためのプログラムコードをシステムあるいは装置に供給し、そのシステムあるいは装置のコンピュータ(またはCPUやMPU)がプログラムコードを実行することによっても達成される。この場合、記憶媒体から読み出されたプログラムコード自体が上述した実施形態の機能を実現することとなり、またそのプログラムコードを記憶した記憶媒体も本実施形態の機能を実現することになる。
また、本実施形態の機能を実現するためのプログラムコードを、1つのコンピュータ(CPU、MPU)で実行する場合であってもよいし、複数のコンピュータが協働することによって実行する場合であってもよい。さらに、プログラムコードをコンピュータが実行する場合であってもよいし、プログラムコードの機能を実現するための回路等のハードウェアを設けてもよい。またはプログラムコードの一部をハードウェアで実現し、残りの部分をコンピュータが実行する場合であってもよい。
101 CPU
102 ROM
103 RAM

Claims (17)

  1. 複数の機能を備える情報処理装置であって、
    ユーザの指示に応じて入力された認証情報が所定の管理者パスワードと一致する場合、前記複数の機能のうちの制限対象の機能を設定する設定手段と、
    前記設定手段により設定された制限対象の機能の利用がユーザにより指示された場合に、前記管理者パスワードの入力に基づいて設定された、当該機能を利用するための一時解除パスワードを入力するための入力画面を表示装置に表示させる表示手段と、
    前記表示手段により表示された前記入力画面に対して入力された認証情報が前記一時解除パスワードと一致する場合は前記機能が実行され、当該入力された認証情報が前記一時解除パスワードと一致しない場合は当該機能が実行されないように、前記情報処理装置を制御する制御手段と、を有し、
    前記情報処理装置は、前記複数の機能に含まれる、外部からFAXデータを受信する所定の受信機能において、ユーザが前記情報処理装置を操作してFAXデータを受信する手動受信と、ユーザが前記情報処理装置を操作せずにFAXデータを受信する自動受信とが可能であり、
    前記設定手段により前記所定の受信機能が制限対象として設定されているときに、前記所定の受信機能の利用がユーザにより指示され、且つ当該指示により前記表示手段が表示した前記入力画面において入力された認証情報が前記一時解除パスワードに一致する場合、前記制御手段は、前記所定の受信機能において前記手動受信が実行され且つ前記自動受信は実行されないように、前記情報処理装置を制御することを特徴とする情報処理装置。
  2. 前記複数の機能は、FAXデータを外部に送信する所定の送信機能も含み、前記設定手段により前記所定の送信機能が制限対象として設定されているときに、前記所定の送信機能の利用がユーザにより指示され、且つ当該指示により前記表示手段が表示した前記入力画面において入力された認証情報が前記一時解除パスワードに一致する場合、前記制御手段は、前記所定の送信機能が実行されるように、前記情報処理装置を制御することを特徴とする請求項に記載の情報処理装置。
  3. 前記複数の機能は、前記設定手段による制限対象の候補である複数の第1の機能と、前記設定手段による制限対象の候補でない第2の機能を含み、
    ユーザの指示に応じて入力がされた認証情報が前記管理者パスワードと一致する場合、前記設定手段は、前記複数の第1の機能のうちの、ユーザにより選択された機能を制限対象として設定することを特徴とする請求項1または2に記載の情報処理装置。
  4. 前記複数の機能のうちの、前記第2の機能の利用がユーザにより指示された場合、前記表示手段は前記入力画面を表示させず、前記制御手段は当該第2の機能が実行されるように前記情報処理装置を制御することを特徴とする請求項に記載の情報処理装置。
  5. 前記制限対象の候補は、画像を印刷する印刷機能を含み、
    前記第2の機能は、原稿を読み取り、当該読み取りにより得られた読取画像を、前記情報処理装置に接続されている外部装置に送信する機能を含むことを特徴とする請求項に記載の情報処理装置。
  6. 前記制御手段は、前記入力画面に対して入力された認証情報が前記一時解除パスワードと一致する場合、ユーザにより指示された機能によるジョブが実行されるよう前記情報処理装置を制御することを特徴とする請求項1乃至のいずれか1項に記載の情報処理装置。
  7. 前記制御手段は、前記入力画面に対して入力された認証情報が前記一時解除パスワードと一致する場合、ユーザにより指示された機能に関する画面の表示が実行されるよう前記情報処理装置を制御することを特徴とする請求項1乃至のいずれか1項に記載の情報処理装置。
  8. 前記表示手段はさらに、ユーザが前記複数の機能から利用する機能を選択可能な選択画面を表示させ、
    前記選択画面において、前記複数の機能のうちの、前記設定手段により制限対象として設定されている所定の機能に関する画面の表示がユーザにより指示された場合に、前記表示手段は前記入力画面を表示させることを特徴とする請求項に記載の情報処理装置。
  9. 前記複数の機能は、原稿を読み取り、当該読み取りにより得られた画像を印刷するコピー機能を含み、前記設定手段は、当該コピー機能において実行されるカラーコピーとモノクロコピーのうちの当該カラーコピーを個別に制限対象として設定可能であり、
    前記カラーコピーが制限対象として前記設定手段により設定されている場合に、前記表示手段は、前記選択画面において前記コピー機能に関するコピー画面の表示がユーザにより指示された場合には前記入力画面を表示させず、当該コピー画面の表示の後、前記カラーコピーの実行がユーザにより指示された場合に、前記表示手段は前記入力画面を表示させることを特徴とする請求項に記載の情報処理装置。
  10. 前記制御手段により前記一時解除パスワードの入力に基づいて実行された機能が終了した後、前記機能の利用がユーザにより再び指示された場合に、前記表示手段は、前記入力画面を前記表示装置に再び表示させることを特徴とする請求項1乃至のいずれか1項に記載の情報処理装置。
  11. 所定の時間ユーザの操作がなく、ジョブが実行中でない場合、前記機能が終了することを特徴とする請求項10に記載の情報処理装置。
  12. 前記情報処理装置におけるユーザの操作から前記所定の時間が経過した場合、前記表示装置が消灯されることを特徴とする請求項11に記載の情報処理装置。
  13. 前記制御手段により前記一時解除パスワードの入力に基づいて実行された前記機能による1つのジョブの終了により、前記機能が終了することを特徴とする請求項10に記載の情報処理装置。
  14. 前記設定手段は、前記設定手段による制限対象の候補である複数の機能において共通の一時解除パスワードを設定することを特徴とする請求項1乃至13のいずれか1項に記載の情報処理装置。
  15. 前記設定手段により、前記情報処理装置に接続されている外部装置からジョブを実行する機能が制限対象として設定されている場合、前記表示手段は、当該外部装置が備える表示画面に前記入力画面を表示させることを特徴とする請求項1乃至14のいずれか1項に記載の情報処理装置。
  16. 複数の機能を備える情報処理装置の制御方法であって、
    ユーザの指示に応じて入力された認証情報が所定の管理者パスワードと一致する場合、前記複数の機能のうちの制限対象の機能を設定する設定工程と、
    前記設定工程において設定された制限対象の機能の利用がユーザにより指示された場合に、前記管理者パスワードの入力に基づいて設定された、当該機能を利用するための一時解除パスワードを入力するための入力画面を表示装置に表示させる表示工程と、
    前記表示工程において表示された前記入力画面に対して入力された認証情報が前記一時解除パスワードと一致する場合は前記機が実行され、当該入力された認証情報が前記一時解除パスワードと一致しない場合は当該機能が実行されないように、前記情報処理装置を制御する制御工程と、を有し、
    前記情報処理装置は、前記複数の機能に含まれる、外部からFAXデータを受信する所定の受信機能において、ユーザが前記情報処理装置を操作してFAXデータを受信する手動受信と、ユーザが前記情報処理装置を操作せずにFAXデータを受信する自動受信とが可能であり、
    前記設定工程において前記所定の受信機能が制限対象として設定されているときに、前記所定の受信機能の利用がユーザにより指示され、且つ当該指示により前記表示工程において表示された前記入力画面において入力された認証情報が前記一時解除パスワードに一致する場合、前記制御工程では、前記所定の受信機能において前記手動受信が実行され且つ前記自動受信は実行されないように、前記情報処理装置を制御することを特徴とする制御方法。
  17. コンピュータを、請求項1乃至15のいずれか1項に記載の情報処理装置の各手段として機能させるためのプログラム。
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