Deprecated: The each() function is deprecated. This message will be suppressed on further calls in /home/zhenxiangba/zhenxiangba.com/public_html/phproxy-improved-master/index.php on line 456
JP6739022B2 - 海洋資源揚鉱装置およびこれを用いた海洋資源の揚鉱方法 - Google Patents
[go: Go Back, main page]

JP6739022B2 - 海洋資源揚鉱装置およびこれを用いた海洋資源の揚鉱方法 - Google Patents

海洋資源揚鉱装置およびこれを用いた海洋資源の揚鉱方法 Download PDF

Info

Publication number
JP6739022B2
JP6739022B2 JP2016209318A JP2016209318A JP6739022B2 JP 6739022 B2 JP6739022 B2 JP 6739022B2 JP 2016209318 A JP2016209318 A JP 2016209318A JP 2016209318 A JP2016209318 A JP 2016209318A JP 6739022 B2 JP6739022 B2 JP 6739022B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
casing
stirring chamber
shaft
emulsion
inner rotor
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2016209318A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2018071098A (ja
Inventor
藤田 豊久
豊久 藤田
ジョルジ ドドビバ
ジョルジ ドドビバ
俊介 昌尾
俊介 昌尾
林元 和智
和智 林元
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Furukawa Co Ltd
University of Tokyo NUC
Original Assignee
Furukawa Co Ltd
University of Tokyo NUC
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Furukawa Co Ltd, University of Tokyo NUC filed Critical Furukawa Co Ltd
Priority to JP2016209318A priority Critical patent/JP6739022B2/ja
Publication of JP2018071098A publication Critical patent/JP2018071098A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6739022B2 publication Critical patent/JP6739022B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Drilling And Exploitation, And Mining Machines And Methods (AREA)

Description

本発明は、海洋資源を揚鉱するための装置および方法に係り、特に、海洋に存在するレアアース泥等の海洋資源の揚鉱用に好適な装置並びにこれを用いた海洋資源の揚鉱方法に関する。
2012年、南鳥島の排他的経済水域の深海で極めて高濃度なレアアースを含む泥(以下、「レアアース泥」という)が発見された。ここで、海底石油の人工採油技術や深海のレアアース泥の回収技術としては、高揚程多段スラリーポンプを複数ヵ所で直列に連結して回収するポンプリフト方式や、船上の空気圧縮機から各水深層数か所に高圧空気を注入するエアリフト方式が考えられている。ポンプリフト方式としては、例えば、特許文献1(ターボ形)や特許文献2(斜流形インペラ)が開示されている。
特許第5490582号公報 特開昭51−72902号公報
しかし、従来のポンプリフト方式は、装置の構造が複雑であり、軽量化が困難なことから、安定した運転を確保する上で課題が多く、水中機器の信頼性、特に、高圧水深下での水中モータの軸シールの耐久性と信頼性に問題がある。また、深海からの揚泥には、水深分の揚程を圧送するための多大なエネルギーが必要となる。
一方、エアリフト方式は、水中機器が極めて少ないことから、ポンプリフト方式に比べて信頼性および耐久性に優れるものの、エネルギー効率が悪く、ポンプリフト方式以上のさらに多大なエネルギーを要するという問題がある。
そこで、本発明は、このような問題点に着目してなされたものであって、エネルギー効率を向上させ得る海洋資源揚鉱装置およびこれを用いた海洋資源の揚鉱方法を提供することを課題とする。
上記課題を解決するために、本発明のうち、第一の態様に係る海洋資源揚鉱装置は、海水が満たされる撹拌室と、前記撹拌室内に配置された撹拌翼を有する撹拌部と、前記撹拌室にレアアース泥を供給するレアアース泥供給部と、前記撹拌室内に海水よりも比重が軽いエマルションを供給するエマルション供給部と、前記エマルションと前記レアアース泥とが結合されて海水よりも比重が軽い混合物を前記撹拌室から回収する混合物回収部と、を備えることを特徴とする。
本発明の第一の態様に係る海洋資源揚鉱装置によれば、撹拌室に海水が満たされており、その撹拌室に、レアアース泥供給部からレアアース泥を供給するとともに、エマルション供給部からエマルションを供給することができる。そして、撹拌室内には、撹拌翼を有する撹拌部が配置されているので、エマルションとレアアース泥とを撹拌室内で混合することができる。
そして、レアアース泥供給部から供給されるエマルションは、海水よりも比重が軽く、また、このエマルションとレアアース泥とが結合された混合物も、海水よりも比重が軽い。そのため、本発明の第一の態様に係る海洋資源揚鉱装置によれば、エマルションにレアアース泥を吸着させた混合物を海中で自ら浮上させ、混合物回収部から回収することができる。よって、上記特許文献1ないし2に記載の技術と比べて、エネルギー効率を向上させることができる。
ここで、レアアース泥に含まれるレアアースの品位はppmオーダーである。そのため、揚鉱前に海底で選鉱を行い、不要な脈石を予め取り除くことができれば、揚泥にかかるコストを大幅に減らす上でより好ましい。
これに対し、本発明に係るエマルションとして、油(例えばケロシン)に界面活性剤(例えば、ドデシルスルホン酸ナトリウム)を混ぜたエマルションを用いることは好ましい。このようなエマルションを用いれば、比重が0.8から0.85になるため、海水よりも軽いので、上記混合物を自ら浮上させるためのエマルションとして好適である。
特に、本発明を完成する過程での研究によれば、レアアース泥中のアパタイトには、高品位にレアアースが吸着されている。そこで、上記エマルションにアパタイトを吸着させることにより、レアアース泥から不要な脈石を除き、高品位にレアアースが吸着されているアパタイトを効率良く液液分離できる。そのため、エネルギー効率を向上させる上でより好適である。
また、上記課題を解決するために、本発明のうち、第二の態様に係る海洋資源揚鉱装置は、ケーシングと、前記ケーシング内に設けられて下部に開口を有する撹拌室と、前記撹拌室内に配置された撹拌翼を有する撹拌部と、前記撹拌室の開口に臨むように設けられてレアアース泥を掘削しつつ前記撹拌室内に導く掘削部と、前記撹拌室に海水よりも比重が軽いエマルションを供給するエマルション供給部と、前記エマルションと前記レアアース泥とが結合されて海水よりも比重が軽い混合物を前記撹拌室から回収する混合物回収部と、を備えることを特徴とする。
本発明の第二の態様に係る海洋資源揚鉱装置によれば、上記第一の態様に係る海洋資源揚鉱装置同様の作用機序により、エマルションにレアアース泥を吸着させた混合物を自ら浮上させ、混合物回収部から回収することができる。よって、エネルギー効率を向上させることができる。
特に、第二の態様に係る海洋資源揚鉱装置によれば、ケーシング内に設けられた撹拌室は下部に開口を有し、撹拌室の開口に臨む掘削部は、レアアース泥を掘削しつつ撹拌室内に導くことができる。そのため、例えば、起伏可能なブームを有する海中作業機を用い、そのブーム先端にケーシングを装着し、ケーシング下部をレアアース泥床に押し付けた状態で掘削部を駆動すれば、泥床を掘削しつつ揚鉱作業を継続して行うことができる。
ここで、本発明の第一または第二態様に係る海洋資源揚鉱装置において、前記エマルション供給部および前記混合物回収部の相互は、前記エマルション供給部が、前記撹拌室の低い位置にエマルションを供給し、前記混合物回収部が、前記撹拌室の高い位置から前記混合物を回収することは好ましい。
このような構成であれば、海水よりも比重が軽いエマルションを低い位置に供給するとともに、エマルションとレアアース泥とが結合されて海水よりも比重が軽い混合物を撹拌室の高い位置から回収するので、自ら浮上する混合物を効率良く回収する上でより好適である。
また、上記課題を解決するために、本発明のうち、第三の態様に係る海洋資源揚鉱装置は、ケーシングと、前記ケーシング内に回転自在に支承されたシャフトと、前記ケーシング内に画成されて長手方向一方側の端部に開口する撹拌室と、前記撹拌室内に前記シャフトの途中部分と一体に設けられた撹拌翼と、前記撹拌室内に前記開口に臨むように設けられて前記シャフトの端部に基端部が接続された掘削ビットと、前記ケーシング内の長手方向他方側に設けられて前記ケーシングに導入された作動流体により前記シャフトを回転駆動する流体モータ部と、前記ケーシング内の前記撹拌室と前記流体モータ部との間に設けられて前記流体モータ部による前記シャフトの回転駆動力により前記撹拌室内から移送流体を吸引するポンプ部と、を備えることを特徴とする。
本発明の第三の態様に係る海洋資源揚鉱装置によれば、流体モータ部とポンプ部とがケーシング内に一体化されたシンプルな構造なので、上記特許文献1ないし2に記載の技術と比べて、安定した運転性能を確保しつつ、エネルギー効率を向上させることができる。よって、海洋資源揚鉱装置の構成として優れている。
ここで、本発明の第三の態様に係る海洋資源揚鉱装置において、前記シャフトは、前記流体モータ部による当該シャフトを駆動後の前記作動流体を導入するとともに前記掘削ビットの吐出口から吐出可能な連通穴を有することは好ましい。このような構成であれば、上記エマルションを流体モータ部の作動流体として兼用する上で好適である。
また、本発明の第三の態様に係る海洋資源揚鉱装置において、前記流体モータ部は、前記シャフトの一端に設けられて雄ねじ状の外周面を有する第一インナロータと、前記第一インナロータに外挿され且つ前記ケーシング内に回転自在に支承されるとともに前記第一インナロータの回転軸線に対して所定距離偏心して配置されて前記第一インナロータのねじ巻方向と同一巻方向の雌ねじ状の内周面を有する第一アウタロータと、を有し、前記ポンプ部は、前記シャフトの他端に設けられて前記第一インナロータのねじ巻方向と逆巻き雄ねじ状外周面を有する第二インナロータと、前記第二インナロータに外挿され且つ前記ケーシング内に回転自在に支承されるとともに前記第二インナロータの回転軸線に対して所定距離偏心して配置されて前記第二インナロータのねじ巻方向と同一巻方向の雌ねじ状の内周面を有する第二アウタロータと、を有することは好ましい。
このような構成であれば、海洋資源揚鉱装置の構成としてより好適である。つまり、従来のポンプリフト方式では、ポンプシャフトの駆動に水中モータが採用されてきたところ、上記構成の流体モータ部は、第一インナロータの回転軸線から所定距離離れて並列する軸線を中心に第一アウタロータを回転自在に支承するとともに、ねじポンプ部は、流体モータ部とは逆ねじで、第二インナロータの回転軸線から所定距離離れて並列する軸線を中心に第二アウタロータを回転自在に支承する構成なので、連れ回りする各機構部分に、大きなスペースを必要とするユニバーサルジョイントを不要とし、流体モータ部とねじポンプ部とが一体化された極めてシンプルな構造でポンプを構成できる。
そのため、このような構成であれば、深海等の過酷な海洋条件下であっても、レアアース泥等の海洋資源を安定して圧送可能な信頼性の高いポンプを提供できる。また、エアリフト方式と比較して、ねじポンプ方式の採用により、エネルギー効率が極めて高く、ランニングコストの一層の削減が可能となる。
ここで、本発明の第三の態様に係る海洋資源揚鉱装置において、前記流体モータ部の前記第一インナロータおよび前記第一アウタロータの組、または、前記ねじポンプ部の前記第二インナロータおよび前記第二アウタロータの組は、内周面に(N+1)条雌ねじを有するアウタロータと、外周面にN条雄ねじを有するインナロータとを備え、前記インナロータとともに前記アウタロータがN/(N+1)の回転角度で連れ回り駆動可能に構成されていることは好ましい。
この構成において、Nが、2以上の自然数であれば、流体モータ駆動ねじポンプが、2頂点以上のインナロータと3頂点以上のアウタロータとから構成されるので、インナロータからアウタロータへの回転力の伝達をより確実とし、アウタロータの一層スムーズな従属回転を可能とし、より安定した運転性能を確保する上で好適である。
また、上記課題を解決するために、本発明の一態様に係る海洋資源の揚鉱方法は、本発明のいずれか一の態様に係る海洋資源揚鉱装置を用いて海洋資源を揚鉱することを特徴とする。
本発明の一態様に係る海洋資源の揚鉱方法によれば、本発明のいずれか一の態様に係る海洋資源揚鉱装置を用いて海洋資源を揚鉱するので、レアアース泥の揚泥コストを削減し、高いエネルギー効率で海洋資源を揚鉱できる。
上述のように、本発明によれば、エネルギー効率を向上させることができる。
本発明の一態様に係る海洋資源揚鉱装置の第一実施形態を説明する図であり、同図では軸線に沿った断面を示している。 本発明の一態様に係る海洋資源揚鉱装置の第二実施形態を説明する図であり、同図では軸線に沿った断面を示している。 本発明の一態様に係る海洋資源揚鉱装置の第三実施形態を説明する図であり、同図では軸線に沿った断面を示している。
以下、本発明の実施形態について、図面を適宜参照しつつ説明する。各実施形態は、深海に存在するレアアース泥等の海洋資源の揚鉱技術として、従来のポンプリフト方式やエアリフト方式に替わる、海洋資源揚鉱装置およびこれを用いたに海洋資源の揚鉱方法の例である。
なお、図面は模式的なものである。そのため、厚みと平面寸法との関係、比率等は現実のものとは異なることに留意すべきであり、図面相互間においても互いの寸法の関係や比率が異なる部分が含まれている。また、以下に示す各実施形態は、本発明の技術的思想を具体化するための装置や方法を例示するものであって、本発明の技術的思想は、構成部品の材質、形状、構造、配置等を下記の実施形態に特定するものではない。
[第一実施形態]
まず、本発明に係る海洋資源揚鉱装置の第一実施形態について図1を参照しつつ説明する。
図1に示すように、第一実施形態の海洋資源揚鉱装置10は、長尺な中空円筒状の本体ケーシング11と、本体ケーシング11内に回転自在に支持されたシャフト40とを備える。この海洋資源揚鉱装置10は、本体ケーシング11の軸線を上下方向として海中に配備される。本体ケーシング11の上端部には、複数の軸受43が内蔵されたシャフト支持部45が設けられている。シャフト支持部45は、本体ケーシング11と同軸にシャフト40を支持するように配置され、複数の軸受43を介してシャフト40の上端部を回転自在に支持している。
本体ケーシング11の内部は、下方が撹拌室70とされている。撹拌室70は、下部が開口しており、この開口がレアアース泥Rの吸込口36になっている。また、本体ケーシング11内の上部は、撹拌状態を落ち着かせるための安定室37が撹拌室70と連続して設けられている。
撹拌室70には撹拌部80が設けられている。撹拌部80は、複数の撹拌翼として、二枚の撹拌翼81、82を有する。本実施形態では、二枚の撹拌翼81、82は、撹拌翼の中心部が、それぞれシャフト40と一体に設けられ、相互が軸方向上下に離隔配置されている。各撹拌翼81、82は、シャフト40中心から径方向に放射状に延びる複数の羽根を有しており、所定方向に回転駆動されると、上方に配置された第一撹拌翼81は下降流を形成し、下方に配置された第二撹拌翼82は上昇流を形成するようになっている。
本実施形態では、上下の撹拌翼81、82間に、内周面に水中軸受71が装着された軸受支持筒72が設けられ、この水中軸受71によって、シャフト40の先端側が回転自在に支持されている。軸受支持筒72は、軸方向に沿って貫通する複数の貫通孔が周方向に離隔して形成され、平面視が略レンコン状をなしており、これにより、海水Wおよびレアアース泥Rが本体ケーシング11の軸方向に移動できるように構成されている。
シャフト40の先端には掘削ビット91が装着されている。掘削ビット91は、その先端側が下部開口である吸込口36に臨むように、自身基端部がシャフト40先端に接続されている。これにより、掘削ビット91は、シャフト40が回転駆動されると、レアアース泥Rを掘削しつつ、掘削したレアアース泥Rを海水Wとともに撹拌室70内に導く掘削部90を構成する、レアアース泥供給部になっている。
本体ケーシング11の上部には、上部中央に、流体モータ部20が設けられるとともに、流体モータ部20の左右に、本体ケーシング11内に連通するエマルション供給管13および混合物揚鉱管14が設けられている。
エマルション供給管13は、中空円筒状の管路であり、その上端部が、不図示のエマルジョン供給ポンプを介してエマルジョン供給槽に接続され、エマルション供給部を構成している。エマルション供給管13の下部の先端部13sは、本体ケーシング11の内部の、第一撹拌翼81の上部近傍の位置まで延設されており、先端部13sが、撹拌室70の低い位置にエマルションEmを供給する吐出口になっている。
混合物揚鉱管14は、中空円筒状の管路であり、その上端部が、ライザー管等を有する揚鉱設備に接続されて洋上まで、後述の混合物Mを揚鉱可能な混合物回収部を構成している。混合物揚鉱管14の下端部は、撹拌室70の高い位置から混合物Mを回収するように、本体ケーシング11の上部内面と面一になっており、本実施形態では、本体ケーシング11の上部の安定室37に混合物回収口14sが連通している。
流体モータ部20は、本体ケーシング11の上部中央に同軸に装着された中空円筒状のモータ部ケーシング21を有する。モータ部ケーシング21と本体ケーシング11相互の接続部に上記シャフト支持部45が設けられている。シャフト支持部45の複数の軸受43の両側それぞれには不図示のシール部が設けられ、このシール部により、シャフト40の外周面とモータ部ケーシング21との間がシールされている。なお、本実施形態では、シャフト40を支持する複数の軸受43に深溝玉軸受を使用しているが、これに限定されず、種々の軸受を用いることができる(他の軸受について同様)。
モータ部ケーシング21の上端部には、円筒状の作動流体導入管23がインロー嵌合部12により装着されている。作動流体導入管23は、流体モータ部20を駆動するための作動流体Sを導入する導入口24を有する。また、モータ部ケーシング21の下部側面には、作動流体Sを海中に導出する導出口26が、モータ部ケーシング21の側方に開口している。なお、第一実施形態では、作動流体Sとして高圧の海水が導入される。
本実施形態では、モータ部ケーシング21内の上部に、流体モータ部20が設けられている。流体モータ部20は、モータ部ケーシング21内に固定されたステータ50と、片持ち構造のロータ41とを有する。ステータ50は、金属製で円筒状をなすステータ外筒51と、ステータ外筒51内に配置されたゴム製のステータ内筒52とからなる。ステータ内筒52には、雌ねじ状の螺旋部50rが内周面に形成されている。
ロータ41には、雄ねじ状の螺旋部41rが外周面に形成されている。ロータ41の基端部41bは、モータ部ケーシング21内の下方に直線状に延び、ユニバーサルジョイント(自在継手)48を介してシャフト40の上端に連結され、シャフト40に回転駆動力を伝達するようになっている。なお、ユニバーサルジョイント48に替えて、フレキシブルジョイントを介してシャフト40に連結してもよい。
ステータ50の軸線に対し、ロータ41の軸線は、相互の軸心が所定の軸心間距離だけ離れた平行な2軸となるように配置され、ユニバーサルジョイント48を介して、ロータ41の回転軸線が、ステータ50の軸線を中心として公転するようになっている。
本実施形態の流体モータ部20では、ロータ41の螺旋部41rは、左巻き2条雄ねじになっており、ステータ50の螺旋部50rの形状は、120度間隔の頂点を有する横断面が3角リング形状の左巻き3条雌ねじになっている。そしてロータ41の外周面の螺旋部41rがステータ50に内装され、相互の隙間には、駆動に応じて独立した密閉空間とされるキャビティが軸方向の複数個所に画成される。
次に、第一実施形態の海洋資源揚鉱装置10の動作並びにこれを用いた海洋資源の揚鉱方法について説明する。
上述の海洋資源揚鉱装置10は、例えば、起伏可能なブームを有する海中作業機を用い、その海中作業機のブーム先端に本体ケーシング11を装着して使用する。作業時には、海洋資源揚鉱装置10を装備した海中作業機を、海中のレアアース泥床の所期の位置に配置する。本体ケーシング11は、流体モータ部20を上方とし掘削ビット91を下方とした姿勢で海底に配備される。
そして、この海洋資源揚鉱装置10は、作動流体導入管23が作動流体Sを導入可能に、不図示の作動流体導入部に接続される。本実施形態では、高圧の海水を供給するポンプに接続される。混合物揚鉱管14は、上端部がライザー管等を有する揚鉱設備に接続される。また、エマルション供給管13は、その上端部が、不図示のエマルジョン供給ポンプを介してエマルジョン供給槽に接続される。各管路内には、海底に配備される当初は海水Wが満たされる。
上記のように配置された海洋資源揚鉱装置10において、流体モータ部20に対し、上部の導入口24から高圧の作動流体(この例では海水W)Sが供給される。これにより、高圧の作動流体Sがロータ41とステータ50との対向空間に画成された複数のキャビティに順次に導入される。流体モータ部20は、キャビティに作用する作動流体Sの導入圧により、ロータ41の回転軸線がステータ50の軸線を中心として公転を開始する。
これにより、流体モータ部20において、作動流体Sの導入圧がシャフト40の回転駆動力に変換される。なお、導入口24から導入された作動流体Sは導出口26から海中に送出される。流体モータ部20でロータ41が回転駆動すると、ユニバーサルジョイント48を介してシャフト40が回転し、シャフト40の先端に設けられた掘削ビット91、および掘削ビット91の上部に設けられた複数の撹拌翼81、82が共に回転する。
次いでまたは同時に、エマルジョン供給ポンプが駆動され、これにより、エマルジョン供給槽内のエマルジョンEmがエマルション供給管13に供給される。本実施形態では、油としてケロシンを用いるとともに、界面活性剤としてドデシルスルホン酸ナトリウムを用いてエマルションEmを作り、このエマルションEmをエマルション供給管13に供給している。
これにより、掘削ビット91によってレアアース泥Rが掘削されるとともに、掘削ビット91の回転に導かれたレアアース泥Rおよび海水Wが、吸込口36から撹拌室70内に送り込まれる。さらに、撹拌室70下部の第二撹拌翼82が上昇流を形成しているので、撹拌室70下部に導かれたレアアース泥Rは、撹拌されつつ撹拌室70の上方に移動していく。
なお、本実施形態では、掘削に伴う海洋資源揚鉱装置10の軸方向への本体ケーシング11のフィードは、海中作業機のブームの起伏作動によって行うが、これに限定されず、例えば、スライドガイド装置を有する送り機構等を用いるなど、種々のフィード方法を採用することができる。
上記エマルション供給管13に供給されたエマルションEmは、エマルション供給管13の先端部13sから第一撹拌翼81の上部近傍の位置に吐出される。撹拌室70上部の第一撹拌翼81が下降流を形成しているので、撹拌室70上部のエマルションEmは、撹拌されつつ撹拌室70の下方に移動していく。
これにより、撹拌室70の上下から供給されたレアアース泥RとエマルションEmは、撹拌室70内で相互が混合される。レアアース泥RがエマルションEmに接触することにより、レアアース元素が濃集したアパタイトがエマルションEmに吸着される。これにより、海中で液液分離された混合物Mとしてアパタイト吸着エマルションが生成される。
海洋資源揚鉱装置10が引き続き駆動されると、撹拌室70内の混合物M(アパタイト吸着エマルション)は、次第に撹拌室70上部の安定室37まで満たされていく。撹拌室70から安定室37の上部に行くほど、第一撹拌翼81による下降流の力が弱くなる。そのため、上部の安定室37にて撹拌室70から一定の距離を超えて移動した混合物M(アパタイト吸着エマルション)は、海水Wとの比重差によって自ら浮上を開始する。
そして、本体ケーシング11の上部には、混合物揚鉱管14が安定室37に連通して接続されている。そのため、浮上を開始した混合物Mは、安定室37から混合物揚鉱管14を介して船上まで延設されたライザー管等の回収設備にて洋上に移送することができる。
なお、アパタイトを吸着したエマルションEmは、海水中でエマルション油滴が合体し、安定室37において油滴径が大きくなるところ、海水Wとの比重差により、油滴径が1mmになれば海底下6000mから海上まで約13.6時間で自然に浮上し、油滴径が5mmになれば33分で浮上し、油滴径が10mmになれば8分で浮上する。
次に、第一実施形態の海洋資源揚鉱装置10およびこれを用いた海洋資源の揚鉱方法の作用効果について説明する。
上述したように、第一実施形態の海洋資源揚鉱装置10によれば、海底設備としては、一台の流体モータ部20を設けるだけで、流体モータ部20の駆動により、掘削ビット91でレアアース泥Rを掘削しつつ、掘削ビット91上方の撹拌部80でレアアース泥Rと海水W及びエマルションEmを混合し、アパタイト吸着エマルションを混合物Mとして生成することができる。そして、順次に生成された混合物Mを安定室37で安定させつつ、海水Wとの比重差によって自ら浮上させ、海底から船上まで延設した回収配管にて混合物Mを揚泥できる。
そのため、従来のポンプリフト方式では、深海からの揚泥には水深分の揚程を圧送する多大なエネルギーが必要となり、また、エアリフト方式では、エネルギー効率が悪く、ポンプリフト方式以上のさらなる多大なエネルギーが必要となるところ、第一実施形態の海洋資源揚鉱装置10によれば、安定した運転性能を確保するとともに、揚鉱に要するエネルギーを大幅に削減可能なので、エネルギー効率を向上させることができる。
また、特許文献1に記載されるようなターボ形のポンプの場合、機器はかなり複雑な形状のため、深海(例えば水深6000m)の高圧下では、局部的形状や各部の肉厚に強度的に十分な考慮が必要となる。これに対し、本実施形態の海洋資源揚鉱装置10であれば、本体ケーシング11およびモータ部ケーシング21が円筒形状のシンプルな形状のため、深海の高圧下での強度的対応に優位な形状である。よって、安定した運転性能を確保する上で好適である。
さらに、特許文献1に記載されるようなターボ形のポンプの場合、機器はかなり大型かつ複雑な形状のため、複数のポンプの、各号機相互の接続に大きな横幅を必要とする。これに対し、本実施形態の海洋資源揚鉱装置10であれば、本体ケーシング11およびモータ部ケーシング21が円筒形状のポンプのため、シンプルな配管接続が可能である。
なお、本発明に係る海洋資源揚鉱装置およびこれを用いた海洋資源の揚鉱方法は、上記実施形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しなければ種々の変形が可能である。以下、他の実施形態について説明する。
[第二実施形態]
例えば、上記第一実施形態では、アパタイト吸着エマルションとされた混合物Mを洋上まで、海水Wとの比重差により、混合物M自身の浮上力のみによって浮上させる例を示したが、これに限定されない。例えば、混合物M自身の浮上力に加え、ポンプによる揚液力を併用してもよい。具体例を第二実施形態として図2に示す。
同図に示す第二実施形態では、上記第一実施形態に対し、モータ部ケーシング21が、本体ケーシング11の安定室37内に配置されている点、および混合物揚鉱管14の管路部分に、ポンプの一例として流体モータ駆動揚鉱ポンプ1が装備されている点が異なっている。なお、他の構成は上記第一実施形態と同様なので、以下、相違点について説明し、上記第一実施形態と同様または対応する構成については同一の符号を付すとともに、その説明を適宜省略する。
詳しくは、図2に示すように、第二実施形態の海洋資源揚鉱装置10は、本体ケーシング11の上端部に、作動流体S1として高圧の海水Wを導入する作動流体導入管23が、直接接続されるとともに、モータ部ケーシング21全体が、本体ケーシング11の安定室37内に同軸に配置されている。
これにより、本体ケーシング11内にモータ部ケーシング21が位置する部分が二重管構造になっている。作動流体S1を導出する導出口26は、モータ部ケーシング21の側方に伸びる管路が、作動流体S1を海中に向けて導出可能に、本体ケーシング11の側面に貫通形成されている。
上記流体モータ駆動揚鉱ポンプ1は、混合物揚鉱管14の管路部分に装備されている。流体モータ駆動揚鉱ポンプ1は、混合物揚鉱管14の途中部分に替えて配管された中空円筒状のポンプケーシング21Pを有する。ポンプケーシング21Pの上部には、ポンプ用流体モータ部20Bが設けられている。ポンプ用流体モータ部20Bは、上記第一実施形態の流体モータ部20と同様に構成された、ロータ41Bおよびステータ50Bを有する。
ポンプケーシング21Pの上端部には、作動流体導入管23Bが装着されている。作動流体導入管23Bは、作動流体S2として高圧の海水Wを導入する導入口24Bを有する。また、ポンプケーシング21Pの途中部分側面には、作動流体S2を導出する導出口26Bが海中に向けて作動流体S2を導出可能に開口している。
ポンプケーシング21P内には、シャフト支持部45jに支持された連結軸40jが設けられている。シャフト支持部45jは、ポンプケーシング21Pの中央部分であって導出口26Bよりも下部の位置に設けられ、連結軸40jは、複数の軸受43jを介してシャフト支持部45jに回転自在に支持されている。
そして、ポンプケーシング21P内には、連結軸40jよりも下部の位置に、ねじポンプ部20Pが設けられている。ねじポンプ部20Pは、ポンプ用流体モータ部20Bとは、ねじ状の螺旋部の巻き方向が逆方向になっている以外は、同様に構成された、ロータ41Pおよびステータ50Pを有する。
ポンプ用流体モータ部20Bのロータ41Bの下端は、ユニバーサルジョイント(自在継手)48Bを介して連結軸40jの上端に連結され、ねじポンプ部20Pのロータ41Pの上端は、ユニバーサルジョイント(自在継手)48Pを介して連結軸40jの下端に連結されている。
ポンプケーシング21Pの途中部分の側面には、ユニバーサルジョイント48Pのロッド部が位置する箇所に、混合物Mを揚鉱するための混合物揚鉱管14Pが接続され、混合物揚鉱管14Pは、ポンプケーシング21Pの側方に張り出すととともに上方に向けて混合物Mを導出可能に配管されている。
このように構成された第二実施形態の海洋資源揚鉱装置10によれば、上記第一実施形態同様の作用効果を奏するとともに、これに加え、混合物回収部に流体モータ駆動揚鉱ポンプ1が装備されているので、混合物Mの揚鉱を、よりきめ細かく制御することができる。
つまり、上記第一実施形態では、混合物Mの油滴径を制御する手段として安定室37を設けているものの、混合物M自身の浮上力のみによる揚鉱の場合、安定室37の容積やライザー管等の管路抵抗による損失、供給するエマルションの量、撹拌効率、レアアース泥の掘削速度等、多くのパラメータによって、混合物Mの状態やその油滴径が変動する可能性があるため、それに対応する制御が難しい場合が生じるおそれがある。
これに対し、第二実施形態の海洋資源揚鉱装置10によれば、流体モータ駆動揚鉱ポンプ1の駆動制御によって、混合物回収口14sからの混合物Mの揚鉱を、停止状態から所期の油滴径に対応する揚液速度を経て、機器の最大揚液速度までの任意の揚液速度に設定できる。
[第三実施形態]
次に、第三実施形態について説明する。
上記第一および第二実施形態では、流体モータ部またはねじポンプ部の基本構成として、ロータおよび固定されたステータを有する一軸ねじポンプを例に説明した。しかし、本発明に採用し得るねじポンプは、これに限定されない。例えば、固定されたステータに替えて、インナロータとともにアウタロータが連れ回り駆動するねじポンプを採用することができる。
具体例を第三実施形態として図3に示す。同図に示す第三実施形態では、流体モータ部およびねじポンプ部の基本構成として、インナロータとともにアウタロータが連れ回り駆動するねじポンプを採用するとともに、液液分離用に供給するエマルションEmを流体モータ部の作動流体Sとして兼用する例である。
詳しくは、図3に示すように、第三実施形態の海洋資源揚鉱装置10は、本体ケーシング11の上端部に、中空円筒状のモータ部ケーシング21Xが同軸に接続されている。モータ部ケーシング21Xの下端開口は、安定室37上部の混合物回収口14sに連通している。モータ部ケーシング21X内には、第二のシャフトである駆動軸40kが回転自在に支持されている。
モータ部ケーシング21X内には、流体モータ部20Cが、駆動軸40kの軸方向の一端側(この例では上下方向上側)に設けられるとともに、ねじポンプ部20Qが、駆動軸40kの他端側(この例では上下方向下側)に設けられている。
モータ部ケーシング21Xの途中部分の下部寄りの位置に、駆動軸40kを回転自在に支持するシャフト支持部45kが設けられている。駆動軸40kは、シャフト支持部45kの複数の軸受43kによって回転自在に支持されている。複数の軸受43kの両側それぞれにはシール部が設けられ、シール部により、駆動軸40kの外周面とモータ部ケーシング21Xとの間がシールされている。なお、本実施形態は、駆動軸40kを支持する複数の軸受43kに深溝玉軸受を使用しているが、これに限定されず、種々の軸受を用いることができる(モータ部ケーシング21X内の他の軸受について同様)。
モータ部ケーシング21Xの上端部は、作動流体Sとして、高圧のエマルションEmを導入する導入口24Cとされ、不図示の作動流体導入管が着脱可能に装着される。駆動軸40kには、シャフト支持部45kよりも上部の位置に、連通穴13の導入口13tが設けられている。連通穴13の導入口13tは、流体モータ部20Cによる駆動軸40kを駆動後のエマルションEmが導入される。
連通穴13は、導入口13tの位置から下方に向け、駆動軸40kの中心を貫通して駆動軸40kの下端面に連通している。さらに、連通穴13は、駆動軸40kの下端に接続されたシャフト40の中心に貫通形成されており、シャフト40の先端に装着される掘削ビット91の側面に開口する吐出口13sからエマルションEmを吐出可能に設けられており、この連通穴13がエマルション供給管を構成している。
さらに、モータ部ケーシング21Xの途中部分には、混合物Mを吐出する吐出口14tが側面に設けられ、この吐出口14tに混合物揚鉱管14Pの基端部が連通して一体に装着されている。混合物揚鉱管14Pは、基端側のエルボ部で上方に曲げられ、直線状の管本体部が、モータ部ケーシング21Xに並行して上方に延びている。
モータ部ケーシング21X内の上部には、上記流体モータ部20Cが設けられている。流体モータ部20Cは、モータ部ケーシング21X内に、第一アウタロータ50Cと、片持ち構造の第一インナロータ41Cとを有する。第一アウタロータ50Cには、左巻雌ねじ状の螺旋部が内周面に形成されている。
第一インナロータ41Cには、左巻雄ねじ状の螺旋部が外周面に形成されている。第一インナロータ41Cの基端部41kは、モータ部ケーシング21X内に直線状に延び、自在継手(ユニバーサルジョイント)を用いることなく駆動軸40kの上端に一体形成され、駆動軸40kとともに一体で回転するようになっている。
第一アウタロータ50Cは、金属製で円筒状をなすロータ外筒51と、ロータ外筒51内に配置されたゴム製のロータ内筒52とからなる。第一アウタロータ50Cは、その両端が、軸方向に離隔した複数の軸受53を介してモータ部ケーシング21X内に回転自在に支承されている。複数の軸受53の軸方向外側それぞれにシール部54が設けられ、シール部54により、第一アウタロータ50Cの外周面とモータ部ケーシング21Xとの間がシールされている。
第三実施形態の流体モータ部20Cでは、第一インナロータ41Cの螺旋部は、左巻き2条雄ねじになっており、第一アウタロータ50Cの内周面の螺旋部の形状は、120度間隔の頂点を有する横断面が3角リング形状の左巻き3条雌ねじになっている。
そして、第一インナロータ41Cの外周面の螺旋部が、雌ねじ状の内面を形成した第一アウタロータ50Cに内装され、第一アウタロータ50Cの軸線と第一インナロータ41Cの軸線とは、相互の軸心が所定の偏心量(軸心間距離)だけ離れた平行な2軸でそれぞれ回転可能に支承され、第一アウタロータ50Cが、第一インナロータ41Cの回転に応じて連れ回りするようになっている。
詳しくは、流体モータ部20Cの各ロータ41C、50Cの螺旋部は、基本距離をE(偏心量)としたときに、長径5E、短径3Eの楕円D2を第一インナロータ41Cとして、当該第一インナロータ41Cの長軸方向に軸心O1から距離Eだけ離れた点を軸心O2とし、軸心O1を中心として楕円D2を角度ωだけ回転させた楕円D2nを、軸心O2を中心に角度2/3ω逆転させた時の楕円D2mの集積輪郭D3を第一アウタロータ50Cの輪郭とするように形成される。
また、各ロータ41C、50Cの螺旋部は、輪郭D3を第一インナロータ41Cの輪郭とし、当該第一インナロータ41Cの頂点から底辺への軸方向に軸心O2から距離Eだけ離れた点を軸心O3とし、軸心O2を中心として輪郭D3を角度ωだけ回転させた輪郭D3nを、軸心O3を中心に角度3/4ω逆転させた時の輪郭D3mの集積輪郭D4を第一アウタロータ50Cの輪郭とするように形成される。
さらに、各ロータ41C、50Cの螺旋部は、輪郭D4を第一インナロータ41Cの輪郭とし、当該第一インナロータ41Cの頂点から対向する頂点方向に軸心O3から距離Eだけ離れた点を軸心O4とし、輪郭D4を軸心O3を中心として角度ωだけ回転させた輪郭D4nを、軸心O4を中心に角度4/5ω逆転させた時の輪郭D4mの集積輪郭D5を第一アウタロータ50Cの輪郭とするように形成される。
以上の要領にて、各ロータ41C、50Cの螺旋部は、集積輪郭D5から先も同様に、輪郭DNを第一インナロータ41Cの輪郭とし、当該第一インナロータ41Cの頂点から対向する頂点もしくは底辺方向に軸心ONから距離Eだけ離れた点を軸心OMとし、輪郭DNを軸心ONを中心として角度ωだけ回転させた輪郭DNnを、軸心OMを中心に角度N/(N+1)ω逆転させた時の輪郭DNmの集積輪郭D(N+1)を第一アウタロータ50Cの輪郭とするように形成される。
そして、当該輪郭D(N+1)の第一アウタロータ50Cの軸心OMを回転中心とする軸線CL2として回転可能に支承すると共に、第一アウタロータ50Cの軸心OMから距離Eだけ離れたONを輪郭DNの第一インナロータ41Cの回転中心とする軸線CL1とし、当該第一インナロータ41Cのピッチを第一アウタロータ50CのピッチのN/(N+1)に設定し、この時のNが2以上(但しNは自然数)の集積輪郭の左雄ねじを第一インナロータ41Cとし、N+1が3以上の集積輪郭の左雌ねじを第一アウタロータ50Cとして流体モータ部20Cを構成している。
第一アウタロータ50C内に第一インナロータ41Cの螺旋部が差し込まれると、相互の隙間には、駆動に応じて独立した密閉空間とされるキャビティが、軸方向の複数個所に画成される。なお、本実施形態で流体モータ部20Cのキャビティが機能する必要最低限長さは、第一インナロータ41Cが540°回転する長さである。その理由は、第一アウタロータ50Cの入口から出口までを第一インナロータ41Cとのシールラインでつなぐために540°回転する長さが最低限必要だからである。
一方、モータ部ケーシング21X内の下部には、上記ねじポンプ部20Qが設けられている。ねじポンプ部20Qは、モータ部ケーシング21X内に、右巻き雄ねじ状の螺旋部が外周面に形成された片持ち構造の第二インナロータ41Qと、右巻き雌ねじ状の螺旋部が内周面に形成された第二アウタロータ50Qとを有する。第二インナロータ41Qの基端部41uは、モータ部ケーシング21X内に直線状に延び、自在継手(ユニバーサルジョイント)を用いることなく駆動軸40kの下端に一体形成され、駆動軸40kとともに一体で回転するようになっている。
第二アウタロータ50Qは、金属製で円筒状をなすロータ外筒61と、ロータ外筒61内に配置されたゴム製のロータ内筒62とからなる。第二アウタロータ50Qは、その両端が、軸方向に離隔した複数の軸受63を介してモータ部ケーシング21X内に回転自在に支承されている。複数の軸受63の軸方向外側それぞれにシール部64が設けられ、シール部64により、第二アウタロータ50Qの外周面とモータ部ケーシング21Xとの間がシールされている。
第三実施形態では、第二インナロータ41Qの下端部は、混合物回収口14sを通して安定室37内まで延設されており、安定室37内上部の位置でシャフト40の上端部に連結され、一体で回転するようになっている。第二インナロータ41Qとシャフト40との連結部の近傍の位置には、内周面に水中軸受71Bが装着された軸受支持筒72Bが設けられ、この水中軸受71Bによって、シャフト40の基端側が回転自在に支持されている。
さらに、上下の撹拌翼81、82間に、内周面に水中軸受71Aが装着された軸受支持筒72Aが設けられ、この水中軸受71Aによって、シャフト40の先端側が回転自在に支持されている。なお、軸受支持筒72A、72Bは、軸方向に沿って貫通する複数の貫通孔が周方向に離隔して形成され、平面視が略レンコン状をなしている。
本実施形態では、第二インナロータ41Qは、螺旋部の外周面に右巻き2条雄ねじを有し、第二アウタロータ50Qは、その内周面に右巻き3条雌ねじの螺旋部を有する。なお、ねじポンプ部20Qの各ロータ41Q、50Qの螺旋部の詳細は、上述した流体モータ部20Cとは、螺旋部の巻方向が逆方向(つまり、右巻き)である以外は、流体モータ部20Cと同様に構成されているため、詳細な説明を省略する。
上記構成により、第二インナロータ41Qの外周面の螺旋部が、雌ねじ状の内面を形成した第二アウタロータ50Qの螺旋部に内装され、第二アウタロータ50Qの軸線と第二インナロータ41Qの軸線とは、相互の軸心が所定の偏心量(軸心間距離)だけ離れた平行な2軸でそれぞれ回転可能に支承され、第二アウタロータ50Qが、第二インナロータ41Qの回転に応じて連れ回りする。さらに、第二インナロータ41Qの回転と共に、第二インナロータ41Qの下端に連結されたシャフト40も一体で回転駆動するようになっている。
次に、第三実施形態の海洋資源揚鉱装置10の動作について説明する。
上記のように構成された第三実施形態の海洋資源揚鉱装置10において、流体モータ部20Cに対し、上部の導入口24Cから作動流体Sとして高圧のエマルションEmが供給されると、高圧のエマルションEmが第一インナロータ41Cと第一アウタロータ50Cとの対向空間に画成された複数のキャビティに順次に導入される。
これにより、流体モータ部20Cは、キャビティに作用する高圧のエマルションEmの導入圧により、第一インナロータ41Cが回転し、第一インナロータ41Cの動きに伴って第一アウタロータ50Cも第一インナロータ41Cの回転と同期して従動回転する。
これにより、流体モータ部20Cにおいて、エマルションEmの導入圧が駆動軸40kの回転駆動力に変換される。さらに、エマルションEmは、エマルション供給管として機能する連通穴13の導入口13tに導入され、駆動軸40kの中心からシャフト40の中心に沿って軸方向に形成された連通穴13を通り、掘削ビット91の側面に開口する吐出口13sへと送出される。
そして、流体モータ部20Cで第一インナロータ41Cが回転駆動すると、ねじポンプ部20Qでは、1本の駆動軸40kに同軸に設けられた第二インナロータ41Qが回転し、その動きに伴って第二アウタロータ50Qも第二インナロータ41Qの回転と同期して従動回転する。
ここで、ねじポンプ部20Qは、流体モータ部20Cとは逆ねじになっているので、第二アウタロータ50Qと第二インナロータ41Qとの接線で吸込側と吐出側を遮断するシールラインが吸込側から吐出側に連続的に移動することで、安定室37内の混合物Mを、下方の混合物回収口14sから上方の吐出口14tに向けて圧送することができる。
よって、第三実施形態のような構成であれば、上記第一実施形態同様の作用機序により、アパタイトを吸着したエマルションである混合物Mを、海水Wとの比重差に基づく自身の浮上力によって洋上まで浮上可能とするとともに、その浮上力に加え、ねじポンプ部20Qによる揚液力で浮上を補助することができる。
ここで、従来のポンプリフト方式では、機器の信頼性、特に高圧水深化での水中モータの軸シールの耐久性が問題とされる。これに対し、第三実施形態の海洋資源揚鉱装置10は、モータ部ケーシング21X内に流体モータ部20Cで駆動するねじポンプ部20Qを備え、1本の駆動軸40kの軸方向一端のねじポンプを流体モータとして使用し、その出力軸をユニバーサルジョイントを介することなく、1本の駆動軸40kの他端のねじポンプを駆動できる。
つまり、従来のポンプリフト方式では、ポンプシャフトの駆動に水中モータが採用されてきたところ、第三実施形態の海洋資源揚鉱装置10によれば、ポンプシャフトの駆動に用いる流体モータ部20Cとして、第一インナロータ41Cの軸心から所定距離離れた並列軸を中心に、雌ねじ状の第一アウタロータ50Cを回転自在に支承するとともに、ねじポンプ部20Qも同様に、第二インナロータ41Qの軸心から所定距離離れた並列軸を中心に、雌ねじ状の第二アウタロータ50Qを回転自在に支承したので、流体モータ部20Cとねじポンプ部20Qのいずれも、インナロータおよびアウタロータが共に回転する構造なので、駆動軸40kへの回転力伝達に、大きなスペースを必要とするユニバーサルジョイントを用いることなく、省スペース化を実現し、流体モータの駆動力を効率良くねじポンプに伝えることができる。
また、軸受43で回転自在に支承されたシャフト40の一端に左巻き雄ねじの第一インナロータ41を構成し、シャフト40の他端に右巻き雄ねじの第二インナロータ42を構成することで、流体モータ部20Cとねじポンプ部20Qとが一体化されたシンプルな構造により、深海の過酷な条件下でもレアアース泥を含む混合物Mを揚鉱可能な信頼性の高い海洋資源揚鉱装置を構成できる。また、本実施形態の海洋資源揚鉱装置10は、エアリフト方式と比較して、エネルギー効率が極めて高く、ランニングコストの削減が可能となる。
特に、第三実施形態の海洋資源揚鉱装置10は、駆動軸40kの下端にシャフト40の上端を連結して、シャフト40をも同時に駆動するので、流体モータ部20Cとねじポンプ部20Qとに加え、掘削部90と撹拌部80をも同時に駆動できる。よって、一体化されたシンプルな構造により、深海の過酷な条件下でも混合物Mを揚鉱可能な信頼性の高い海洋資源揚鉱装置を構成する上で極めて優れている。
また、第三実施形態の海洋資源揚鉱装置10は、流体モータ部20Cとねじポンプ部20Qのいずれも、アウタロータが内周面に3条雌ねじを有するとともに、インナロータが外周面に2条雄ねじを有するねじポンプなので、インナロータを、自身軸線に対して偏心の無い楕円形状とし、インナロータとアウタロータを2頂点以上のインナロータと3頂点以上のアウタロータとすることで、インナロータからアウタロータへの回転力の伝達が確実となり、アウタロータのスムーズな従属回転が可能となり、安定した運転を確保する上で優れている。
特に、例えば、上記特許文献1記載の技術のように、ターボ形のポンプの場合、高揚程を確保するにはインペラ径を大きくする必要があり、外径1000mmの1枚の羽根で、達成される揚程は70m(清水圧7kgf/cm)程度ある。したがって、より高揚程化を図るには、インペラの多段化を図る必要があるものの、その場合、機器はかなり大型かつ複雑な形状となる。
これに対し、第三実施形態の海洋資源揚鉱装置10では、機器外径は変えずにステージ数(アウタロータの1ピッチが1ステージ)を増やすことで、シンプルな形状のまま高圧化が達成できる。第三実施形態の海洋資源揚鉱装置10では、1台当り100kgf/cm(揚程1000m)以上の吐出圧力の達成可能である。
さらに、特許文献1に記載のようなターボ形のポンプの場合、定量性に劣り、流れに脈動があるため、直列運転時の各号機間の運転バランスが難しい。また、流量バランスが崩れた場合、インペラ内部やケーシング内部の流れが複雑なため、部分的な負圧が発生して、機器の破損に至る可能性がある。これに対し、第三実施形態の海洋資源揚鉱装置10であれば、ねじポンプが定量性に優れ、脈動が極めて小さい定常流のため、安定した運転が可能である。
また、例えば、特許文献2記載の斜流形インペラのポンプの場合、得られる揚程はターボ形ポンプよりもさらに小さく、インペラ一枚当たり得られる揚程は30m以下である。これに対し、第三実施形態の海洋資源揚鉱装置10であれば、1台あたり100kgf/cm(清水揚程1000m)以上の能力があるため、深海からの揚鉱の場合、圧倒的に少ない台数での揚液が可能である。
また、特許文献2に記載されるタービン・ポンプセットは、ポンプインペラの外周にタービンが配置されているので、必然的に外径が大きくなる構造である。これに対し、第三実施形態の海洋資源揚鉱装置10では、機器外径は変えずに、ステージ数(アウタロータの1ピッチが1ステージ)を増やすことで吐出圧力を高めることができる。そのため、小径形状のままで高圧化を達成できる。
なお、上記第三実施形態では、流体モータ部20Cおよびねじポンプ部20Qの一例として、内周面に3条雌ねじを有するアウタロータと、外周面に2条雄ねじを有するインナロータとを備え、インナロータとともにアウタロータが2/3の回転角度で連れ回り駆動可能な例に説明したが、これに限定されない。
つまり、第三実施形態に例示する海洋資源揚鉱装置は、インナロータとともにアウタロータが連れ回り駆動可能な流体モータ部20Cおよびねじポンプ部20Qであれば、内周面に(N+1)条雌ねじを有するアウタロータと、外周面にN条雄ねじを有するインナロータとを備え、インナロータとともにアウタロータがN/(N+1)の回転角度で連れ回り駆動可能な構造(但し、Nは、1以上の自然数である。)を採用できる。
具体的には、流体モータ部20Cおよびねじポンプ部20Qの構成を、例えば、ケーシングと、ケーシング内に回転可能に支持されるとともに内周面に2条雌ねじを有するアウタロータと、アウタロータ内に挿入されるとともに回転可能に支持されて外周面に1条雄ねじを有するインナロータとを備え、インナロータとともにアウタロータが1/2の回転角度で連れ回り駆動する構成としてもよい。
1 流体モータ駆動揚鉱ポンプ
10 海洋資源揚鉱装置
11 本体ケーシング
12 インロー嵌合部
13 エマルション供給管(エマルション供給部)
14 混合物揚鉱管(混合物回収部)
20 流体モータ部
21 モータ部ケーシング
23 作動流体導入管
24 導入口
26 導出口
36 吸込口
37 安定室
40 シャフト
41 ロータ
43 軸受
45 シャフト支持部
48 自在継手(ユニバーサルジョイント)
50 ステータ
51 ステータ外筒
52 ステータ内筒
70 撹拌室
71 水中軸受
72 軸受支持筒
80 撹拌部
81 第一撹拌翼(撹拌翼)
82 第二撹拌翼(撹拌翼)
90 掘削部(レアアース泥供給部)
91 掘削ビット
S 作動流体
Em エマルション
M 混合物(移送流体:アパタイト吸着エマルション)
R レアアース泥
W 海水

Claims (7)

  1. 海水が満たされる撹拌室と、
    前記撹拌室内に配置された撹拌翼を有する撹拌部と、
    前記撹拌室にレアアース泥を供給するレアアース泥供給部と、
    前記撹拌室内に海水よりも比重が軽いエマルションを供給するエマルション供給部と、
    前記エマルションと前記レアアース泥とが結合されて海水よりも比重が軽い混合物を前記撹拌室から回収する混合物回収部と、
    を備えることを特徴とする海洋資源揚鉱装置。
  2. ケーシングと、
    前記ケーシング内に設けられて下部に開口を有する撹拌室と、
    前記撹拌室内に配置された撹拌翼を有する撹拌部と、
    前記撹拌室の開口に臨むように設けられてレアアース泥を掘削しつつ前記撹拌室内に導く掘削部と、
    前記撹拌室に海水よりも比重が軽いエマルションを供給するエマルション供給部と、
    前記エマルションと前記レアアース泥とが結合されて海水よりも比重が軽い混合物を前記撹拌室から回収する混合物回収部と、
    を備えることを特徴とする海洋資源揚鉱装置。
  3. 前記エマルション供給部および前記混合物回収部の相互は、
    前記エマルション供給部が、前記撹拌室の低い位置に前記エマルションを供給し、
    前記混合物回収部が、前記撹拌室の高い位置から前記混合物を回収する請求項1または2に記載の海洋資源揚鉱装置。
  4. ケーシングと、
    前記ケーシング内に回転自在に支承されたシャフトと、
    前記ケーシング内に画成されて長手方向一方側の端部に開口する撹拌室と、
    前記撹拌室内に前記シャフトの途中部分と一体に設けられた撹拌翼と、
    前記撹拌室内に前記開口に臨むように設けられて前記シャフトの端部に基端部が接続された掘削ビットと、
    前記ケーシング内の長手方向他方側に設けられて前記ケーシングに導入された作動流体により前記シャフトを回転駆動する流体モータ部と、
    前記ケーシング内の前記撹拌室と前記流体モータ部との間に設けられて前記流体モータ部による前記シャフトの回転駆動力により前記撹拌室内から移送流体を吸引するポンプ部と、
    を備えることを特徴とする海洋資源揚鉱装置。
  5. 前記シャフトは、前記流体モータ部による当該シャフトを駆動後の前記作動流体を導入するとともに前記掘削ビットの吐出口から吐出可能な連通穴を有する請求項4に記載の海洋資源揚鉱装置。
  6. 前記流体モータ部は、前記シャフトの一端に設けられて雄ねじ状の外周面を有する第一インナロータと、前記第一インナロータに外挿され且つ前記ケーシング内に回転自在に支承されるとともに前記第一インナロータの回転軸線に対して所定距離偏心して配置されて前記第一インナロータのねじ巻方向と同一巻方向の雌ねじ状の内周面を有する第一アウタロータと、を有し、
    前記ポンプ部は、前記シャフトの他端に設けられて前記第一インナロータのねじ巻方向と逆巻き雄ねじ状外周面を有する第二インナロータと、前記第二インナロータに外挿され且つ前記ケーシング内に回転自在に支承されるとともに前記第二インナロータの回転軸線に対して所定距離偏心して配置されて前記第二インナロータのねじ巻方向と同一巻方向の雌ねじ状の内周面を有する第二アウタロータと、を有する請求項4または5に記載の海洋資源揚鉱装置。
  7. 請求項1〜6のいずれか一項に記載の海洋資源揚鉱装置を用いて海洋資源を揚鉱することを特徴とする海洋資源の揚鉱方法。
JP2016209318A 2016-10-26 2016-10-26 海洋資源揚鉱装置およびこれを用いた海洋資源の揚鉱方法 Active JP6739022B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2016209318A JP6739022B2 (ja) 2016-10-26 2016-10-26 海洋資源揚鉱装置およびこれを用いた海洋資源の揚鉱方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2016209318A JP6739022B2 (ja) 2016-10-26 2016-10-26 海洋資源揚鉱装置およびこれを用いた海洋資源の揚鉱方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2018071098A JP2018071098A (ja) 2018-05-10
JP6739022B2 true JP6739022B2 (ja) 2020-08-12

Family

ID=62113974

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2016209318A Active JP6739022B2 (ja) 2016-10-26 2016-10-26 海洋資源揚鉱装置およびこれを用いた海洋資源の揚鉱方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6739022B2 (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN116888344A (zh) * 2021-03-04 2023-10-13 东亚建设工业株式会社 水底资源的采集系统及采集方法
EP4303401A4 (en) * 2021-03-04 2025-03-19 Toa Corporation PROCESS FOR EXTRACTION OF UNDERWATER RESOURCES
EP4303400A4 (en) * 2021-03-04 2025-03-19 Toa Corporation COLLECTION SYSTEM AND METHOD FOR COLLECTING SEABED RESOURCES

Families Citing this family (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6901251B2 (ja) * 2016-10-04 2021-07-14 古河機械金属株式会社 流体モータ駆動ねじポンプおよびこれを備える移送ポンプ並びに海洋資源の回収方法
KR102041393B1 (ko) * 2018-09-19 2019-11-19 케이에스비한국(주) 심해저 광물자원의 이송을 위한 양광장치
JP7222763B2 (ja) * 2019-03-15 2023-02-15 古河機械金属株式会社 海洋資源揚鉱装置およびこれを用いた海洋資源揚鉱方法
JP6774079B1 (ja) 2020-02-28 2020-10-21 国立研究開発法人海洋研究開発機構 レアアース泥の回収方法及び回収システム

Family Cites Families (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6209965B1 (en) * 1998-07-20 2001-04-03 Sandia Corporation Marine clathrate mining and sediment separation
JP5594729B2 (ja) * 2010-09-08 2014-09-24 独立行政法人海上技術安全研究所 海底鉱物処理システム
JP2014218715A (ja) * 2013-05-10 2014-11-20 住友電気工業株式会社 レアアース回収方法およびレアアース回収システム
JP2016176314A (ja) * 2015-03-23 2016-10-06 三井造船株式会社 水底掘削システムおよび水底掘削方法
JP6901251B2 (ja) * 2016-10-04 2021-07-14 古河機械金属株式会社 流体モータ駆動ねじポンプおよびこれを備える移送ポンプ並びに海洋資源の回収方法

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN116888344A (zh) * 2021-03-04 2023-10-13 东亚建设工业株式会社 水底资源的采集系统及采集方法
EP4303401A4 (en) * 2021-03-04 2025-03-19 Toa Corporation PROCESS FOR EXTRACTION OF UNDERWATER RESOURCES
EP4303400A4 (en) * 2021-03-04 2025-03-19 Toa Corporation COLLECTION SYSTEM AND METHOD FOR COLLECTING SEABED RESOURCES

Also Published As

Publication number Publication date
JP2018071098A (ja) 2018-05-10

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6739022B2 (ja) 海洋資源揚鉱装置およびこれを用いた海洋資源の揚鉱方法
JP6810937B2 (ja) 海洋資源揚鉱装置およびこれを用いた海洋資源の揚鉱方法
DK2516793T3 (en) Borehole cleaning tools or moving fluid in a wellbore
JP6954534B2 (ja) 海洋資源採鉱装置および海洋資源の採鉱方法、並びに、海洋資源揚鉱装置および海洋資源の揚鉱方法
JP6954533B2 (ja) 採掘装置およびこれを備える海洋資源揚鉱装置、並びに、海洋資源の揚鉱方法
US4828036A (en) Apparatus and method for pumping well fluids
JP6818324B2 (ja) 海洋資源揚鉱装置およびこれを用いた海洋資源の揚鉱方法
JP2012193578A (ja) 海底鉱物資源の揚鉱システム及び揚鉱方法
IL43932A (en) Hydraulic mining apparatus
CN105370206A (zh) 用于钻机空气压缩机的液力耦合传动系统
JP6936989B2 (ja) 海洋資源揚鉱システムおよび海洋資源の揚鉱方法
CN103492721B (zh) 转筒式涡旋泵、取泥沙装置、泥沙疏浚船和疏浚方法
JP2019078017A (ja) 海洋資源揚鉱装置および海洋資源の揚鉱方法並びに海洋資源の集鉱方法
JP6557762B1 (ja) 揚鉱システム及び鉱石投入装置
CN112049801B (zh) 一种用于海洋天然气水合物采掘的双叶轮泵
WO2011122942A1 (en) Submersible dredging device, assembly of a riser system and submersible dredging device, vessel and method of driving a slurry pump
CN202266441U (zh) 转筒式涡旋泵、取泥沙装置、泥沙疏浚船
CN101806074A (zh) 三角锯成槽机
USRE29021E (en) Underground mining system
JP6901251B2 (ja) 流体モータ駆動ねじポンプおよびこれを備える移送ポンプ並びに海洋資源の回収方法
CN206617167U (zh) 用于金属结核开采的扬矿系统及采矿系统
CN203770144U (zh) 潜水泥浆泵
JP7222763B2 (ja) 海洋資源揚鉱装置およびこれを用いた海洋資源揚鉱方法
CN212375929U (zh) 海底矿物泥沙提升机构以及采矿装置
CN202100196U (zh) 正压式刚性颗粒高压注入装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20190801

TRDD Decision of grant or rejection written
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20200610

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20200616

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20200625

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6739022

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250