Deprecated: The each() function is deprecated. This message will be suppressed on further calls in /home/zhenxiangba/zhenxiangba.com/public_html/phproxy-improved-master/index.php on line 456
JP6741253B2 - マルチモード光ファイバモード間群遅延解析方法 - Google Patents
[go: Go Back, main page]

JP6741253B2 - マルチモード光ファイバモード間群遅延解析方法 - Google Patents

マルチモード光ファイバモード間群遅延解析方法 Download PDF

Info

Publication number
JP6741253B2
JP6741253B2 JP2017028633A JP2017028633A JP6741253B2 JP 6741253 B2 JP6741253 B2 JP 6741253B2 JP 2017028633 A JP2017028633 A JP 2017028633A JP 2017028633 A JP2017028633 A JP 2017028633A JP 6741253 B2 JP6741253 B2 JP 6741253B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
mode
modes
optical fiber
light
multimode optical
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2017028633A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2018136125A (ja
Inventor
飯田 大輔
大輔 飯田
邦弘 戸毛
邦弘 戸毛
真鍋 哲也
哲也 真鍋
伊藤 文彦
文彦 伊藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Shimane University NUC
NTT Inc
NTT Inc USA
Original Assignee
Nippon Telegraph and Telephone Corp
Shimane University NUC
NTT Inc USA
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nippon Telegraph and Telephone Corp, Shimane University NUC, NTT Inc USA filed Critical Nippon Telegraph and Telephone Corp
Priority to JP2017028633A priority Critical patent/JP6741253B2/ja
Publication of JP2018136125A publication Critical patent/JP2018136125A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6741253B2 publication Critical patent/JP6741253B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Optical Communication System (AREA)

Description

本開示は、マルチモード光ファイバにおける主モード間の伝搬遅延時間を測定する技術に関する。
光ファイバ通信において、光ファイバ1本あたりの伝送容量を拡大する技術として、マルチモード光ファイバを用いた通信技術が知られている。マルチモード光ファイバにおいては、複数の伝搬モードを用いて、伝送する情報を多重化させることにより、シングルモード光ファイバよりも伝送容量を拡大することができる。しかし、マルチモード光ファイバ内での各伝搬モードは、伝搬定数が異なるため、モードごとに伝送に係る遅延時間が異なり、通信の受信側で遅延時間差を補償した信号処理を行う必要がある。このため、モード間の伝搬遅延時間を正確に測定することは、伝送に用いるマルチモード光ファイバの特性を把握することや、伝送する際の信号処理を高精度に実施する上で非常に重要である。
光ファイバの伝搬モードは、数学的に異なる表現をとる複数の固有伝搬モードが結合したものであると表現される。例えば、マルチモード光ファイバが完全な円である場合、その伝搬モードであるLP11モードは、TE01、TM01、HE21a、HE21bの4つの固有モードが結合している。一般的に、マルチモード光ファイバにおいて、上記4つのモードとは異なる形となるが、独立した4つの固有モードの結合としてLP11は表される。この独立した結合しているモードそれぞれは、光ファイバを伝搬する固有モードであり、単一の伝搬定数と角周波数を持つモードであるため、例えば角周波数が変化しても位相が変わるだけで振幅が変化することはない。
一方、一般的な光ファイバは完全な円形ではなく、製造上の誤差や光ファイバに加わる曲げや側圧によってわずかに変形し、円対称性を失っている。このような場合は、完全な円形の場合の固有モードTE01、TM01、HE21a、HE21bの4つはもはや固有モードであるとは限らず、伝搬とともにこれらは結合しながら進む。また、角周波数が変われば、出力の振幅は変化する。しかし、このように光ファイバが非円の場合にも、固有モードに相当するモードは存在し、それらの出力の電界振幅は角周波数が変化しても1次のオーダーでは変化しない。このように、非円の場合において角周波数が変化しても振幅が変化しないモードを以後主モードと呼ぶ。なお、主モードはTE01、TM01、HE21a、HE21bの4つの固有モードとは限らない。
マルチモード光ファイバの伝搬モードであるLPモードは、数学的には、弱導波路近似により導出される、近似的に縮退した固有モードの結合で表されている伝搬モードである。したがって参考非特許文献1にあるように、このLPモードを構成する主モードは厳密には異なる伝搬定数を持ち、ファイバを伝搬する際にそれらの主モード間で遅延時間差を生じる。例えばパルスを単一のモードとしてLPモードで入射したとしても、この主モード間の遅延時間差によりファイバ伝搬後に時間的にパルス幅が広がる。
H. Kogelnik and P. J. Winzer, "Modal Birefringence in Weakly Guiding Fibers", J. Lightwave Technol., vol.30, no.14, pp.2240−2245, 2015
先に述べたように、マルチモード光ファイバを用いた大容量通信を行う場合、モード間の遅延を補償することは重要である。このため、伝搬するモード間の遅延だけではなく、上記の伝搬するモードを構成する主モード間の遅延を評価し補償することは、マルチモード光ファイバ伝送容量をさらに向上させる上でより重要となる。
実際上、マルチモード光ファイバの固有伝搬モード単一で伝搬させることは困難で、入射モードとしてコントロールできる伝搬モードは固有モードではないLPモードとなる。したがって、上記の主モード間の遅延を測定するためには、LPモードを主モードに分離して測定することが必要となる。LPモードで一番次数が小さいLP01モードの場合、LP01を偏波で分離したLP01xとLP01yが主モードと一致するため、従来知られている群遅延時間(PMD)を解析する方法を用いれば主モード間遅延を測定することが可能である。
しかし、次数が上がってLP11モード以上の次数の伝搬モードで、主モード数が4のLPモードでは、LPモードを偏波で分離したモードと主モードが異なるため、厳密なモード間遅延を解析することが困難という課題がある。
そこで、本発明は、従来技術の上記課題を鑑み、偏波で分離したLPモードの測定から、LPモードを構成する主モード間の伝搬時間遅延差を求めるマルチモード光ファイバモード間群遅延解析方法を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明に係るマルチモード光ファイバモード間群遅延解析方法は、主モードが光周波数が変換してもそのモードとしての状態は変化しないことを利用しており、被測定光ファイバに光周波数を変えて2回試験光(もしくは繰り返し周波数を変えた2種類のパルス光)を入力し、その出力光を比較することで遅延時間差を算出することとした。
具体的には、本発明に係る第1のマルチモード光ファイバモード間群遅延解析方法は、マルチモード光ファイバを伝搬する高次の直線偏波(LP)モードを構成し、前記マルチモード光ファイバから出力する振幅が角周波数変化に影響しない主モード間の伝搬遅延時間差を測定するマルチモード光ファイバモード間群遅延解析方法であって、
前記マルチモード光ファイバを複数の伝搬モードで伝搬可能な光周波数ωのレーザ光から任意次数のLPモードにおける互いに直交するモードの試験光を形成し、前記試験光のモード毎に前記マルチモード光ファイバに結合し、前記マルチモード光ファイバを伝搬して出力された試験光を前記任意次数のLPモードにおける互いに直交するモードに分離したモード分離光を受光し、前記試験光のモードに対する前記モード分離光のモードの振幅を表す複素振幅で構成される変換行列Aを取得する第1測定手順と、
前記マルチモード光ファイバを複数の伝搬モードで伝搬可能な光周波数ω+Δωのレーザ光から前記任意次数のLPモードにおける互いに直交するモードの試験光を形成し、前記試験光のモード毎に前記マルチモード光ファイバに結合し、前記マルチモード光ファイバを伝搬して出力された試験光を前記任意次数のLPモードにおける互いに直交するモードに分離したモード分離光を受光し、前記試験光のモードに対する前記モード分離光のモードの振幅を表す複素振幅で構成される変換行列AΔを取得する第2測定手順と、
前記第1測定手順で取得した変換行列Aと前記第2測定手順で取得した変換行列AΔとから数C1で周波数微分を求め、数C2よりδを算出してそれぞれの前記主モードの遅延時間差とする演算手順と、
を行うことを特徴とする。
Figure 0006741253
Figure 0006741253
ただし、jは虚数単位、sは前記主モードを表すベクトルである。
また、本発明に係る第2のマルチモード光ファイバモード間群遅延解析方法は、マルチモード光ファイバを伝搬する高次の直線偏波(LP)モードを構成し、前記マルチモード光ファイバから出力する振幅が角周波数変化に影響しない主モード間の伝搬遅延時間差を測定するマルチモード光ファイバモード間群遅延解析方法であって、
前記マルチモード光ファイバを複数の伝搬モードで伝搬可能な光周波数で繰り返し周波数fの光パルスから任意次数のLPモードにおける互いに直交するモードの試験光を形成し、前記試験光のモード毎に前記マルチモード光ファイバに結合し、前記マルチモード光ファイバを伝搬して出力された試験光を前記任意次数のLPモードにおける互いに直交するモードに分離したモード分離光を受光し、前記試験光のモードに対する前記モード分離光のモードの振幅を表す複素振幅で構成される変換行列Bを取得し、変換行列Bを逆フーリエ変換して変換行列Aを取得する第1測定手順と、
前記マルチモード光ファイバを複数の伝搬モードで伝搬可能な光周波数で繰り返し周波数f−Δfの光パルスから前記任意次数のLPモードにおける互いに直交するモードの試験光を形成し、前記試験光のモード毎に前記マルチモード光ファイバに結合し、前記マルチモード光ファイバを伝搬して出力された試験光を前記任意次数のLPモードにおける互いに直交するモードに分離したモード分離光を受光し、前記試験光のモードに対する前記モード分離光のモードの振幅を表す複素振幅で構成される変換行列BΔを取得し、変換行列BΔを逆フーリエ変換して変換行列AΔを取得する第2測定手順と、
前記第1測定手順で取得した変換行列Aと前記第2測定手順で取得した変換行列AΔとから数C1で周波数微分を求め、数C2よりδを算出してそれぞれの前記主モードの遅延時間差とする演算手順と、
を行うことを特徴とする。
本発明は、偏波で分離したLPモードの測定から、LPモードを構成する主モード間の伝搬時間遅延差を求めるマルチモード光ファイバモード間群遅延解析方法を提供することができる。
本発明に係るマルチモード光ファイバモード間群遅延解析方法を実現する装置を説明する図である。 本発明に係るマルチモード光ファイバモード間群遅延解析方法を実現する装置を説明する図である。
添付の図面を参照して本発明の実施形態を説明する。以下に説明する実施形態は本発明の実施例であり、本発明は、以下の実施形態に制限されるものではない。なお、本明細書及び図面において符号が同じ構成要素は、相互に同一のものを示すものとする。
(実施形態1)
本実施形態のマルチモード光ファイバモード間群遅延解析方法は、マルチモード光ファイバを伝搬する高次の直線偏波(LP)モードを構成し、前記マルチモード光ファイバから出力する振幅が角周波数変化に影響しない主モード間の伝搬遅延時間差を測定するマルチモード光ファイバモード間群遅延解析方法であって、
前記マルチモード光ファイバを複数の伝搬モードで伝搬可能な光周波数ωのレーザ光から任意次数のLPモードにおける互いに直交するモードの試験光を形成し、前記試験光のモード毎に前記マルチモード光ファイバに結合し、前記マルチモード光ファイバを伝搬して出力された試験光を前記任意次数のLPモードにおける互いに直交するモードに分離したモード分離光を受光し、前記試験光のモードに対する前記モード分離光のモードの振幅を表す複素振幅で構成される変換行列Aを取得する第1測定手順と、
前記マルチモード光ファイバを複数の伝搬モードで伝搬可能な光周波数ω+Δωのレーザ光から前記任意次数のLPモードにおける互いに直交するモードの試験光を形成し、前記試験光のモード毎に前記マルチモード光ファイバに結合し、前記マルチモード光ファイバを伝搬して出力された試験光を前記任意次数のLPモードにおける互いに直交するモードに分離したモード分離光を受光し、前記試験光のモードに対する前記モード分離光のモードの振幅を表す複素振幅で構成される変換行列AΔを取得する第2測定手順と、
前記第1測定手順で取得した変換行列Aと前記第2測定手順で取得した変換行列AΔとから数C1で周波数微分を求め、数C2よりδを算出してそれぞれの前記主モードの遅延時間差とする演算手順と、
を行うことを特徴とする。
Figure 0006741253
Figure 0006741253
ただし、jは虚数単位、sは前記主モードを表すベクトルである。
図1は、本実施形態のマルチモード光ファイバモード間群遅延解析方法を実現する装置を説明する図である。ここで1−1は周波数可変レーザ、1−2は偏波切替手段、1−3は回転位相板などのモード切替手段、1−4は被測定光ファイバ、1−5はモード分波器、1−6は偏光分離手段、1−7はヘテロダイン検波手段、1−8はデータ取得解析手段、1−9はヘテロダイン検波するための周波数シフタ、1−10は測定開始とデータ取得のタイミングを調節する制御手段である。
周波数可変レーザ1−1は制御手段1−10からの指示により既知である光周波数ω及びω+Δωのレーザ光を出力する。偏波切替手段1−2は制御手段1−10からの指示によりx、y偏光の切り替えを行う。同時に、モード切替手段1−3によりLP11ax、LP11bx、LP11ay、LP11byを選択し、被測定光ファイバ1−4に入射する。本実施形態ではLP11モードを例に説明するが、ほかのモードでもモード切替手段を変更すれば同様に可能である。
これらの各モードの被測定光ファイバ1−4を通過した光は、モード分波器1−5と偏光分離手段1−6により、入射と同じようにLP11ax、LP11bx、LP11ay、LP11byの各モードに分離される。それらの分離された各モードの出力光は、周波数可変レーザ1−1より分岐され、周波数シフタ1−9を通過して周波数がシフトしたローカル光とヘテロダイン検波手段1−7において合波及び検波され、それぞれの複素振幅が、データ取得解析手段1−8において、制御手段1−10の指示により測定される。
この偏波切替手段1−2とモード切替手段1−3を切り替えて繰り返し行う測定を、周波数可変レーザ1−1の周波数がωのとき(第1測定手順)と周波数がω+Δωのとき(第2測定手順)で2回行う。
伝搬モードをk,lで区別し(k,l=LP11ax、LP11bx、LP11ay、LP11by)、入力がkのときにlのモードで測定される複素振幅をakl(ω)とすると、これらの一連の測定で得られる結果は行列の形で
A=[akl(ω)]
となる。具体的には、LP11axモードの光を入力したとき、被測定光ファイバ1−4を出力する光をLP11ax、LP11bx、LP11ay、LP11byに分離し、これらの複素振幅をそれぞれ測定する。そして、LP11axモード以外のモードの光についても同様に複素振幅をそれぞれ測定し、“A”を取得する。
周波数可変レーザ1−1の周波数を変えて2回測定するため、
Δ=[akl(ω+Δω)]
も得る。
主モードは被測定光ファイバの固有モードに相当し、光周波数が変化してもその出力側での振幅は変化しない。また主モードは伝搬する固有モードのため、光周波数が変換してもそのモードとしての状態は変化しないため、主モード状態をvとすると以下の固有値方程式を満たす。
Figure 0006741253
ただし、jは虚数単位である。
なお、主モード状態vは入力に用いた4つの互いに直交するモードLP11ax、LP11bx、LP11ay、LP11byの線形結合で表すことができ、固有値方程式(1)を満足する固有ベクトルは、この結合係数と解釈できる。入力側の主モードsと、出力側の主モードvとの間には
v=As
の関係がある。このとき、伝搬モード間で光損失差がないとするとAはユニタリー行列となる。
これを(1)式に代入すると
Figure 0006741253
が得られる。このとき“
Figure 0006741253
”は測定で得られたAを周波数で微分したものであるから、
Figure 0006741253
と求めることができる。これを(2)式に代入し、
Figure 0006741253
となる。この固有値方程式を解いて“δ(4つの固有値δ〜δの行列)”を求める。
δは(1)式に由来する周波数変化によって現れる主モードの固有値であり、これらが目的である主モードでの遅延時間である。なお、Aはユニタリー行列であるため、Σδ=0である。
(実施形態2)
本実施形態のマルチモード光ファイバモード間群遅延解析方法は、マルチモード光ファイバを伝搬する高次の直線偏波(LP)モードを構成し、前記マルチモード光ファイバから出力する振幅が角周波数変化に影響しない主モード間の伝搬遅延時間差を測定するマルチモード光ファイバモード間群遅延解析方法であって、
前記マルチモード光ファイバを複数の伝搬モードで伝搬可能な光周波数で繰り返し周波数fの光パルスから任意次数のLPモードにおける互いに直交するモードの試験光を形成し、前記試験光のモード毎に前記マルチモード光ファイバに結合し、前記マルチモード光ファイバを伝搬して出力された試験光を前記任意次数のLPモードにおける互いに直交するモードに分離したモード分離光を受光し、前記試験光のモードに対する前記モード分離光のモードの振幅を表す複素振幅で構成される変換行列Bを取得し、変換行列Bを逆フーリエ変換して変換行列Aを取得する第1測定手順と、
前記マルチモード光ファイバを複数の伝搬モードで伝搬可能な光周波数で繰り返し周波数f−Δfの光パルスから前記任意次数のLPモードにおける互いに直交するモードの試験光を形成し、前記試験光のモード毎に前記マルチモード光ファイバに結合し、前記マルチモード光ファイバを伝搬して出力された試験光を前記任意次数のLPモードにおける互いに直交するモードに分離したモード分離光を受光し、前記試験光のモードに対する前記モード分離光のモードの振幅を表す複素振幅で構成される変換行列BΔを取得し、変換行列BΔを逆フーリエ変換して変換行列AΔを取得する第2測定手順と、
前記第1測定手順で取得した変換行列Aと前記第2測定手順で取得した変換行列AΔとから数C1で周波数微分を求め、数C2よりδを算出してそれぞれの前記主モードの遅延時間差とする演算手順と、
を行うことを特徴とする。
図2は、本実施形態のマルチモード光ファイバモード間群遅延解析方法を実現する装置を説明する図である。ここで2−1は繰り返し周波数fのパルスレーザ#1、2−2は偏波切替手段、2−3は回転位相板などのモード切替手段、2−4は被測定光ファイバ、2−5はモード分波器、2−6は偏光分離手段、2−7は光90度ハイブリッドとPD、2−8はデータ取得手段、2−9は繰り返し周波数f−Δfのパルスレーザ#2、2−10は測定開始とデータ取得のタイミングを調節する制御手段、2−11はデータ解析手段である。
パルスレーザ#1(2−1)は繰り返し周波数fで、パルスレーザ#2(2−2)は繰り返し周波数f−Δfで周期的に短パルスを発生する。各切替手段による伝搬モードの切り替えは実施例1と同じである。
測定は、実施形態1の光周波数の異なる2つの光のビート信号取得とは異なり、2つの周期が異なる短パルスの干渉による光サンプリングオシロスコープの測定を行う。具体的には、周期fで被測定光ファイバ2−4を透過したパルスを周期f−Δfのローカルパルスでサンプリングする。この干渉は光90ハイブリッド2−7で発生し、信号のIQ成分がPDで検波されデータ取得手段2−8で測定される。
伝搬モードをk,lで区別し(k,l=LP11ax、LP11bx、LP11ay、LP11by)、入力がkのときにlのモードで測定される複素振幅をbkl(t)とすると、これらの一連の測定で得られる結果は行列の形で
B=[bkl(t)]
となる。具体的には、LP11axモードのパルス光を入力したとき、被測定光ファイバ2−4を出力するパルス光をLP11ax、LP11bx、LP11ay、LP11byに分離し、これらの複素振幅をそれぞれ測定する。そして、LP11axモード以外のモードのパルス光についても同様に複素振幅をそれぞれ測定し、“B”を取得する。
この時間を変数とした行列をフーリエ変換することにより
Figure 0006741253
Figure 0006741253
も得る。
以後の計算は実施形態1と同様である。式(4)の固有値方程式を式(5)で求められたA(ω)を用いて解けばよい。
[付記]
以下は、各実施形態のマルチモード光ファイバモード間群遅延解析方法を説明したものである。
〔1〕: マルチモード光ファイバの伝搬モード間遅延時間差を測定する方法であって、被測定マルチモード光ファイバに、偏波切替手段と伝搬モード切替手段を用いて、伝搬モードを切り替えて光を入射し、被測定マルチモード光ファイバを伝搬して出力された光を伝搬モード分波器と変更分離手段で、伝搬モードごとに分離しそれぞれをヘテロダイン検波し、その出力伝搬モードの各複素振幅をデータ取得手段により取得し、得られたデータから、被測定光ファイバへの入射モードに対する出力モードへの変換行列を計算し、前記測定を入射する光の周波数を変更してもう一度行いデータを取得し、得られた複素振幅からもう一つの変換行列を計算し、二つの光周波数による変換行列から式(3)により、周波数微分を求め、式(4)により、固有値であるδを計算し、伝搬モードを固有モードとして構成するマルチモード光ファイバの主モードの伝搬遅延時間差を計算する、マルチモード光ファイバ主モード間遅延時間差測定方法。
〔2〕: マルチモード光ファイバの伝搬モード間遅延時間差を測定する方法であって、被測定マルチモード光ファイバに、偏波切替手段と伝搬モード切替手段を用いて、伝搬モードを切り替えて周期的な短パルス光を入射し、被測定マルチモード光ファイバを伝搬して出力された光を伝搬モード分波器と変更分離手段で、伝搬モードごとに、別の、入射した短パルスと周期が微小に異なる短パルスと、光90度ハイブリッドで合波し、それぞれをヘテロダイン検波し、その出力伝搬モードの各複素振幅をデータ取得手段により取得し、得られたデータから、被測定光ファイバへの入射モードに対する出力モードへの変換行列を計算し、前記変換行列の各項を逆フーリエ変換して変換行列の変数を周波数に変換し、この変換行列の変数の周波数から任意の2つの周波数での行列を抽出し、その2つの変換行列の差から式(3)により、周波数微分を求め、式(4)により、固有値であるδを計算し、伝搬モードを固有モードとして構成するマルチモード光ファイバの主モードの伝搬遅延時間差を計算する、マルチモード光ファイバ主モード間遅延時間差測定方法。
(発明の効果)
本発明によるマルチモード光ファイバモード間群遅延解析方法は、従来技術に対して、以下の優位性を持つ。
マルチモード光ファイバの伝搬モード間遅延時間差の測定において、LP11以上の高次の伝搬モード内の固有モード(主モード)の伝搬モードの遅延時間差を、伝搬モードを分離することなく、伝搬モードの測定から求められる行列から容易に計算することができる。これにより、伝搬モードの厳密な伝搬遅延に関する知見を得ることができ、さらに高精度なモード間伝搬遅延補償を実現することが可能である。
1−1:周波数可変レーザ
1−2:偏波切替手段
1−3:モード切替手段
1−4:被測定光ファイバ
1−5:モード分波器
1−6:偏光分離手段
1−7:ヘテロダイン検波手段
1−8:データ取得解析手段
1−9:周波数シフタ
1−10:制御手段
2−1:繰り返し周波数fのパルスレーザ#1
2−2:偏波切替手段
2−3:回転位相板などのモード切替手段
2−4:被測定光ファイバ
2−5:モード分波器
2−6:偏光分離手段
2−7:光90度ハイブリッドとPD
2−8:データ取得手段
2−9:パルスレーザ#2
2−10:制御手段
2−11:データ解析手段

Claims (2)

  1. マルチモード光ファイバを伝搬する高次の直線偏波(LP)モードを構成し、前記マルチモード光ファイバから出力する振幅が角周波数変化に影響しない主モード間の伝搬遅延時間差を測定するマルチモード光ファイバモード間群遅延解析方法であって、
    前記マルチモード光ファイバを複数の伝搬モードで伝搬可能な光周波数ωのレーザ光から任意次数のLPモードにおける互いに直交するモードの試験光を形成し、前記試験光のモード毎に前記マルチモード光ファイバに結合し、前記マルチモード光ファイバを伝搬して出力された試験光を前記任意次数のLPモードにおける互いに直交するモードに分離したモード分離光を受光し、前記試験光のモードに対する前記モード分離光のモードの振幅を表す複素振幅で構成される変換行列Aを取得する第1測定手順と、
    前記マルチモード光ファイバを複数の伝搬モードで伝搬可能な光周波数ω+Δωのレーザ光から前記任意次数のLPモードにおける互いに直交するモードの試験光を形成し、前記試験光のモード毎に前記マルチモード光ファイバに結合し、前記マルチモード光ファイバを伝搬して出力された試験光を前記任意次数のLPモードにおける互いに直交するモードに分離したモード分離光を受光し、前記試験光のモードに対する前記モード分離光のモードの振幅を表す複素振幅で構成される変換行列AΔを取得する第2測定手順と、
    前記第1測定手順で取得した変換行列Aと前記第2測定手順で取得した変換行列AΔとから数C1で周波数微分を求め、数C2よりδを算出してそれぞれの前記主モードの遅延時間差とする演算手順と、
    を行うことを特徴とするマルチモード光ファイバモード間群遅延解析方法。
    Figure 0006741253
    Figure 0006741253
    ただし、jは虚数単位、sは前記主モードを表すベクトルである。
  2. マルチモード光ファイバを伝搬する高次の直線偏波(LP)モードを構成し、前記マルチモード光ファイバから出力する振幅が角周波数変化に影響しない主モード間の伝搬遅延時間差を測定するマルチモード光ファイバモード間群遅延解析方法であって、
    前記マルチモード光ファイバを複数の伝搬モードで伝搬可能な光周波数で繰り返し周波数fの光パルスから任意次数のLPモードにおける互いに直交するモードの試験光を形成し、前記試験光のモード毎に前記マルチモード光ファイバに結合し、前記マルチモード光ファイバを伝搬して出力された試験光を前記任意次数のLPモードにおける互いに直交するモードに分離したモード分離光を受光し、前記試験光のモードに対する前記モード分離光のモードの振幅を表す複素振幅で構成される変換行列Bを取得し、変換行列Bをフーリエ変換して変換行列Aを取得する第1測定手順と、
    前記マルチモード光ファイバを複数の伝搬モードで伝搬可能な光周波数で繰り返し周波数f−Δfの光パルスから前記任意次数のLPモードにおける互いに直交するモードの試験光を形成し、前記試験光のモード毎に前記マルチモード光ファイバに結合し、前記マルチモード光ファイバを伝搬して出力された試験光を前記任意次数のLPモードにおける互いに直交するモードに分離したモード分離光を受光し、前記試験光のモードに対する前記モード分離光のモードの振幅を表す複素振幅で構成される変換行列BΔを取得し、変換行列BΔフーリエ変換して変換行列AΔを取得する第2測定手順と、
    前記第1測定手順で取得した変換行列Aと前記第2測定手順で取得した変換行列AΔとから数C1で周波数微分を求め、数C2よりδを算出してそれぞれの前記主モードの遅延時間差とする演算手順と、
    を行うことを特徴とするマルチモード光ファイバモード間群遅延解析方法。
    Figure 0006741253
    Figure 0006741253
    ただし、jは虚数単位、sは前記主モードを表すベクトルである。
JP2017028633A 2017-02-20 2017-02-20 マルチモード光ファイバモード間群遅延解析方法 Active JP6741253B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2017028633A JP6741253B2 (ja) 2017-02-20 2017-02-20 マルチモード光ファイバモード間群遅延解析方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2017028633A JP6741253B2 (ja) 2017-02-20 2017-02-20 マルチモード光ファイバモード間群遅延解析方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2018136125A JP2018136125A (ja) 2018-08-30
JP6741253B2 true JP6741253B2 (ja) 2020-08-19

Family

ID=63365474

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2017028633A Active JP6741253B2 (ja) 2017-02-20 2017-02-20 マルチモード光ファイバモード間群遅延解析方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6741253B2 (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2021245826A1 (ja) * 2020-06-03 2021-12-09 日本電信電話株式会社 光ファイバ試験方法および光ファイバ試験装置
JP2024121275A (ja) * 2023-02-27 2024-09-06 日本電信電話株式会社 光信号測定装置及び光信号測定方法

Family Cites Families (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3326319B2 (ja) * 1995-06-30 2002-09-24 古河電気工業株式会社 偏波モード分散の測定方法およびその装置
JP2002048680A (ja) * 2000-08-01 2002-02-15 Anritsu Corp 光ファイバの偏波モード分散分布測定方法及び装置
JP5380324B2 (ja) * 2010-02-18 2014-01-08 日本電信電話株式会社 偏波モード分散測定装置及び偏波モード分散測定方法
US8965217B2 (en) * 2012-12-10 2015-02-24 Corning Incorporated Superimposing optical transmission modes

Also Published As

Publication number Publication date
JP2018136125A (ja) 2018-08-30

Similar Documents

Publication Publication Date Title
Fontaine et al. Characterization of space-division multiplexing systems using a swept-wavelength interferometer
US9322740B2 (en) Distributed disturbance sensing device and the related demodulation method based on polarization sensitive optical frequency domain reflectometry
US9726573B2 (en) Optical frequency domain reflectometry, optical frequency domain reflectometer, and device for measuring position or shape using the same
CN101466298B (zh) 用于样本的偏振敏感光频域成像的方法、装置和系统
JP4241252B2 (ja) 光ファイバ特性測定装置および光ファイバ特性測定方法
US20160266005A1 (en) Methods and apparatus for simultaneous optical parameter measurements
US11719599B2 (en) Optical fiber test method and optical fiber test device
EP3196624A1 (en) Method of measuring time delays with respect to differential mode delay, dmd, of a multi-mode fiber, mmf, or a few-mode fiber, fmf
JP6806641B2 (ja) 空間多重光伝送路評価装置及び方法
JP2016161512A (ja) 光ファイバ振動測定方法及びシステム
JP6769944B2 (ja) モード遅延時間差分布試験方法および試験装置
JP6741253B2 (ja) マルチモード光ファイバモード間群遅延解析方法
JP7497780B2 (ja) 光ファイバ試験方法及び光ファイバ試験装置
JP6475591B2 (ja) モード分散係数測定装置及びモード分散係数測定方法
EP1387158B1 (en) Single sweep phase shift method and apparatus for measuring chromatic and polarization dependent dispersion
Kono et al. Impulse response measurement of few-mode fiber systems by coherence-recovered linear optical sampling
CN110243477B (zh) 一种实时全光谱脉冲激光偏振分析仪
JP2018189600A (ja) 光パルス試験装置及び光パルス試験方法
US7253906B2 (en) Polarization state frequency multiplexing
JP7586329B2 (ja) コア間の電力結合係数を算出する装置、方法及びシステム
JP6751362B2 (ja) 空間チャネル間伝搬遅延時間差測定装置及び空間チャネル間伝搬遅延時間差測定方法
JP7831603B2 (ja) モード間群遅延差測定装置及び方法
CN114088356B (zh) 一种与偏振无关的ofdr测量装置及方法
Arakawa et al. Impulse response of weakly-coupled multicore fiber measured by using high-dynamic-range linear optical sampling
Canavesi et al. Polarization-and phase-sensitive low-coherence interferometry setup for the characterization of integrated optical components

Legal Events

Date Code Title Description
A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A821

Effective date: 20170221

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20190515

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20200219

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20200310

A601 Written request for extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601

Effective date: 20200508

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20200601

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20200714

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20200716

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6741253

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

S533 Written request for registration of change of name

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313533

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350