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JP6746016B2 - 冷蔵庫および制御基板の取り付け間違い通知方法 - Google Patents
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JP6746016B2 - 冷蔵庫および制御基板の取り付け間違い通知方法 - Google Patents

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Description

本発明は、容量ごとに異なる制御基板を使用する冷蔵庫および制御基板の取り付け間違い通知方法に関する。
冷蔵庫の制御基板は、冷蔵庫の機種毎に製造されており、異なる機種の制御基板が冷蔵庫に間違って取り付けられると、冷蔵庫は正常に動作することができない。このため、冷蔵庫の組み立て段階では、冷蔵庫の機種と対応する制御基板を取り付ける必要がある。
特許文献1には、プリンタ、複合機などの画像形成装置に取り付けられた無線タグの種別を判定する方法が開示されている。この方法では、無線タグを画像形成装置に取り付けたときに検知手段によって検知される検知結果と、予め記憶されている種別情報とを用いて、取り付けられた無線タグの種別を特定している。
冷蔵庫の組み立て段階において、特許文献1に記載の技術を使用すると、冷蔵庫に取り付けられた制御基板に予め定められた機種を特定することができるため、異なる機種の制御基板を誤って取り付けてしまうことを抑制することが可能になる。
特開2010−49454号公報
しかしながら、特許文献1に記載の技術では、制御基板に予め定められた機種を特定することはできるが、冷蔵庫に容量違いの制御基板を取り付けてしまう場合があるという問題があった。制御基板は、通常、冷蔵庫の容量ごとに細かく制御データを調整してあり、機種だけでなく冷蔵庫の容量に合わせた制御基板を取り付ける必要がある。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、冷蔵庫に容量違いの制御基板が取り付けられたまま出荷されることを抑制することが可能な冷蔵庫を得ることを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明に係る冷蔵庫は、筐体と、筐体に固定され、冷蔵庫の容量に対応する抵抗値の第1抵抗と、第1抵抗に接続可能な第2抵抗を有し、筐体に取り付けられる制御基板と、制御基板から入力される制御信号に基づいて動作する通知部と、を備え、制御基板が筐体に取り付けられると、第1抵抗および第2抵抗は分圧回路を構成し、分圧回路の出力電圧から特定される冷蔵庫の容量と、制御基板に予め定められた容量とが一致していない場合、通知部が異常の発生を通知する。
本発明に係る冷蔵庫は、容量違いの制御基板が取り付けられることを抑制することが可能であるという効果を奏する。
本発明の実施の形態1に係る冷蔵庫の外観を示す図 図1に示す冷蔵庫のII−II断面図 図1に示す冷蔵庫の背面の一部拡大図 図1に示す冷蔵庫に制御基板を取り付けたときの回路図 図1に示す冷蔵庫の制御ブロック図 図5に示すマイクロコンピュータの動作を示すフローチャート
以下に、本発明の実施の形態に係る冷蔵庫および制御基板の取り付け間違え通知方法を図面に基づいて詳細に説明する。なお、この実施の形態によりこの発明が限定されるものではない。
実施の形態1.
図1は、本発明の実施の形態1に係る冷蔵庫1の外観を示す図である。冷蔵庫1は、冷蔵室100、製氷室200、切替室300、冷凍室400、野菜室500といった収納室を備えている。冷蔵室100と、製氷室200と、切替室300と、冷凍室400と、野菜室500とは、独立した収納室である。冷蔵庫1は、冷蔵機能と冷凍機能とを併せ持つ冷凍冷蔵庫である。
冷蔵庫1の前面であって冷蔵室100の扉部分には、操作パネル5が備えられている。操作パネル5は、使用者の操作を受け付けて、冷蔵庫1の設定を行うユーザインタフェースである。冷蔵庫1はさらに通知部89を有している。通知部89は、音を鳴らすことで異常の発生を通知するアラームであり、例えば、冷蔵庫1の扉が開きっぱなしの状態である場合に音を鳴らして使用者に注意を促すことが可能である。
図2は、図1に示す冷蔵庫1のII−II断面図である。冷蔵庫1は、冷蔵室100の扉の開閉を検知する冷蔵室ドアスイッチ10と、製氷室200の扉の開閉を検知する製氷室ドアスイッチ20と、切替室300の扉の開閉を検知する切替室ドアスイッチ30と、冷凍室400の扉の開閉を検知する冷凍室ドアスイッチ40と、野菜室500の扉の開閉を検知する野菜室ドアスイッチ50とを有する。
また冷蔵庫1は、ファン2と、冷却器3と、圧縮機60とを有する。冷却器3は、圧縮機60が運転することで冷媒が循環し、周囲の空気と熱交換することで冷却される。冷却された冷却器3にファン2が風を当てることで、冷気が風路4を通り、冷蔵室100、製氷室200、切替室300、冷凍室400、野菜室500といった収納室と、冷蔵室用帰還路7とを通って循環することで、各収納室が冷却される。冷蔵庫1の筐体600には、制御基板6を取り付けることが可能である。制御基板6は、冷蔵庫1の運転を制御し、例えば、制御基板6に予め設定された制御データを使用して、ファン2、圧縮機60の運転回転数を変化させることで、冷蔵庫1の冷却機能を調整する。
制御基板6が、冷蔵庫1の冷却機能を調整することで、冷蔵室100は、食品などの収納物を冷蔵保存可能であり、製氷室200は、氷を製造して保存可能であり、切替室300は、保存温度を切り替え可能であり、冷凍室400は、収納物を冷凍保存可能であり、野菜室500は野菜の保存に適した環境で収納物を保存可能である。
図3は、図1に示す冷蔵庫1の背面の一部拡大図である。図3は、冷蔵庫1の制御基板6が取り付けられる部分の周辺を拡大して示している。冷蔵庫1の背面には、制御基板6を収納可能な収納箱910が設けられている。また冷蔵庫1の筐体600には、第1抵抗903が固定されている。制御基板6が収納箱910に収納されると、第1抵抗903は、ワイヤリング902および904を介して、制御基板6に設けられた接続コネクタ901に接続される。また、冷蔵庫1の筐体には、電源コード911が設けられており、制御基板6が収納箱910に収納されると、制御基板6に設けられた電源コード接続コネクタ900に電源コード911が接続される。
図4は、図1に示す冷蔵庫1に制御基板6を取り付けたときの回路図である。冷蔵庫1の筐体600には、冷蔵庫1の容量毎に異なる抵抗値R1の第1抵抗903が固定されている。冷蔵庫1に取り付けられる制御基板6は、固定の抵抗値R2の第2抵抗905を有している。第2抵抗905の抵抗値R2は、図4に示す例では1kΩである。また、制御基板6は、バイパスコンデンサ907およびダンピング抵抗908を有しており、ノイズを除去することができる。しかしながら、バイパスコンデンサ907およびダンピング抵抗908は省略することも可能である。
冷蔵庫1に制御基板6が取り付けられると、第1抵抗903および第2抵抗905は、分圧回路を構成する。図4に示す例では、分圧回路への入力電圧は5Vである。分圧回路の出力電圧は、制御基板6内に設けられるマイクロコンピュータ70のA/D(Analog/Digital)入力ポートに入力される。A/D入力ポートは、アナログの電圧信号の入力を受け付けて、デジタルデータに変換して読み込む。第1抵抗903の抵抗値R1は、冷蔵庫1の容量毎に異なるため、分圧回路の出力電圧、つまりマイクロコンピュータ70への入力電圧は、冷蔵庫1の容量毎に異なる。なお冷蔵庫1の容量とは、冷蔵庫1の筐体600に設けられる収納庫の容量であり、図1に示す例では、冷蔵室100、製氷室200、切替室300、冷凍室400、野菜室500といった収納庫それぞれの容量の合計である。
図5は、図1に示す冷蔵庫1の制御ブロック図である。制御基板6は、マイクロコンピュータ70を備え、第1抵抗903および第2抵抗905が構成する分圧回路の出力電圧がマイクロコンピュータ70に入力される。マイクロコンピュータ70は、入力された電圧値と、予め記憶された電圧値および機種情報とを照合して、機種情報が一致しているか否かを判断する。機種情報が一致していない場合、マイクロコンピュータ70は、通知部89を使用して、異常の発生を通知する。マイクロコンピュータ70は、例えば、機種情報が一致しているときは通知部89に制御信号を出力せず、機種情報が一致していないとき通知部89に制御信号を出力することで、通知部89の動作を制御することができる。言い換えると、マイクロコンピュータ70は、通知部89に制御信号を出力したりしなかったりすることによって、通知部89が音を鳴らしたり、鳴らさなかったりするように制御する。
図6は、図5に示すマイクロコンピュータ70の動作を示すフローチャートである。冷蔵庫1に制御基板6が取り付けられて、制御基板6に電源コード接続コネクタ900が接続され、制御基板6に5Vラインおよび第1抵抗903の接続コネクタ901が接続される。このとき、筐体600に設けられた第1抵抗903、および、制御基板6内の第2抵抗905は、分圧回路を構成する。この状態で制御基板6に電源が投入されると、マイクロコンピュータ70のA/D入力ポートには、第1抵抗903および第2抵抗905が構成する分圧回路の出力電圧が入力される。マイクロコンピュータ70は、入力された電圧値を読み取る(ステップS101)。
続いて、マイクロコンピュータ70は、読み取った入力電圧Vinから、接続された冷蔵庫1の容量を特定する(ステップS102)。
ここでマイクロコンピュータ70への入力電圧Vinは、第1抵抗903の抵抗値R1、第2抵抗905の抵抗値R2、を用いて、分圧回路へ印加される電圧を5Vとした場合、以下の数式(1)によって表される。
Vin=5×R2/(R1+R2)・・・(1)
また第2抵抗905の抵抗値R2=1.0kΩとした場合、冷蔵庫1の容量ごとの第1抵抗903の抵抗値R1の値とマイクロコンピュータ70への入力電圧Vinの組み合わせは以下の通りとなる。
(容量700L)
第1抵抗903の抵抗値R1 1.0kΩ
マイクロコンピュータ70への入力電圧Vin 2.50V
(容量600L)
第1抵抗903の抵抗値R1 2.0kΩ
マイクロコンピュータ70への入力電圧Vin 1.67V
(容量500L)
第1抵抗903の抵抗値R1 3.9kΩ
マイクロコンピュータ70への入力電圧Vin 1.02V
上記の通り、冷蔵庫1の容量ごとに第1抵抗903の抵抗値R1を異なる値にしておくことで、マイクロコンピュータ70への入力電圧Vinは、冷蔵庫1の容量ごとに異なる値となる。したがって、マイクロコンピュータ70は、分圧回路の出力電圧である入力電圧Vinの値と冷蔵庫1の容量との対応関係を予め記憶しておき、入力電圧Vinの値から冷蔵庫1の容量を特定することができる。例えば、入力電圧Vinが2.50Vである場合、マイクロコンピュータ70は、接続された冷蔵庫1の容量が700Lであると特定することができる。
制御基板6の制御データは、取り付けられる冷蔵庫1の容量に合わせて調整されており、制御基板6には、予めこの容量が設定されている。マイクロコンピュータ70は、特定した容量と、予め制御基板6に設定された容量とを照合する(ステップS103)。
マイクロコンピュータ70は、照合の結果、容量が一致するか否かを判断する(ステップS104)。容量が一致しない場合(ステップS104:No)、マイクロコンピュータ70は、制御信号を通知部89に入力して、組み立て作業者に、容量の不一致を通知する(ステップS105)。容量が一致する場合(ステップS104:Yes)、マイクロコンピュータ70は、制御信号を通知部89に入力しない。このため、ステップS105の処理は省略される。
以上説明したように、本発明の実施の形態1にかかる冷蔵庫1は、第1抵抗903と、第2抵抗905を有する制御基板6と、通知部89とを有する。制御基板6が筐体600に取り付けられると、第1抵抗903および第2抵抗905は、分圧回路を構成し、分圧回路の出力電圧から特定される冷蔵庫1の容量と、制御基板6に予め定められた容量とが一致しない場合、通知部89が異常の発生を通知する。このような構成をとることによって、制御基板6の取り付け作業を行う作業者が、制御基板6を筐体600に取り付けたときに、制御基板6に定められた容量と、取り付けられた冷蔵庫1の容量とが一致しているか否かを認識することができるようになる。したがって、冷蔵庫に容量違いの制御基板が取り付けられたまま出荷されることを抑制することが可能になる。
以上の実施の形態に示した構成は、本発明の内容の一例を示すものであり、別の公知の技術と組み合わせることも可能であるし、本発明の要旨を逸脱しない範囲で、構成の一部を省略、変更することも可能である。
上記の実施の形態1では、通知部89は、音を鳴らすことで異常の発生を通知するブザーであることとしたが、本実施の形態はかかる例に限定されない。通知部89は、光を発することで異常の発生を通知するランプであってもよい。また通知部89は、ブザーとランプの両方を含んでもよい。
また上記の実施の形態1で示した冷蔵庫1の容量ごとの第1抵抗903の抵抗値R1は、一例であり、容量ごとに異なる値であれば、任意の値を用いることができる。なお、上記の例では、全ての機種の容量が異なる場合を示したが、複数のシリーズで同じ容量の冷蔵庫1が製造されている場合、シリーズを特定する別の技術を組み合わせて使用してもよいし、異なるシリーズで同じ容量の冷蔵庫1に異なる抵抗値R1を割り当てることで、冷蔵庫1のシリーズおよび容量の両方を特定してもよい。
また上記の実施の形態1では、冷蔵庫1は、冷蔵機能と冷凍機能とを併せ持つ冷凍冷蔵庫であることとしたが、本発明はかかる例に限定されない。冷蔵庫1は、冷蔵機能を有し冷凍機能を有さない冷蔵庫であってもよいし、冷凍機能を有し冷蔵機能を有さない冷凍庫であってもよい。或いは、特定の収納品の保存に特化した機能を有する冷蔵庫、例えばワインセラーであってもよい。
1 冷蔵庫、2 ファン、3 冷却器、4 風路、5 操作パネル、6 制御基板、7 冷蔵室用帰還路、10 冷蔵室ドアスイッチ、20 製氷室ドアスイッチ、30 切替室ドアスイッチ、40 冷凍室ドアスイッチ、50 野菜室ドアスイッチ、60 圧縮機、70 マイクロコンピュータ、89 通知部、100 冷蔵室、200 製氷室、300 切替室、400 冷凍室、500 野菜室、600 筐体、900 電源コード接続コネクタ、901 接続コネクタ、902,904 ワイヤリング、903 第1抵抗、905 第2抵抗、907 バイパスコンデンサ、908 ダンピング抵抗、910 収納箱、911 電源コード。

Claims (3)

  1. 冷蔵庫であって、
    筐体と、
    前記筐体に固定され、前記冷蔵庫の容量に対応する抵抗値の第1抵抗と、
    前記第1抵抗に接続可能な第2抵抗を有し、前記筐体に取り付けられる制御基板と、
    前記制御基板から入力される制御信号に基づいて動作する通知部と、
    を備え、
    前記制御基板が前記筐体に取り付けられると、前記第1抵抗および前記第2抵抗は分圧回路を構成し、
    前記分圧回路の出力電圧から特定される前記冷蔵庫の容量と、前記制御基板に予め定められた容量とが一致していない場合、前記通知部が異常の発生を通知する冷蔵庫。
  2. 前記通知部は、音を鳴らすことで異常の発生を通知するブザー、および、光を発することで異常の発生を通知するランプの少なくとも1つを含む請求項1に記載の冷蔵庫。
  3. 冷蔵庫の容量に対応する抵抗値の第1抵抗が筐体に固定され、前記冷蔵庫に取り付けられたときに、前記第1抵抗と分圧回路を構成する第2抵抗を有する制御基板が取り付けられる冷蔵庫が、
    前記分圧回路の出力電圧を読み取るステップと、
    前記出力電圧を用いて、前記冷蔵庫の容量を特定するステップと、
    特定した前記容量と、前記制御基板に予め定められた容量とを照合するステップと、
    特定した前記容量と、前記制御基板に予め定められた容量とが一致しない場合、異常の発生を通知するステップと、
    を含む制御基板の取り付け間違い通知方法。
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