以下、図面を参照して本張力測定システムおよび搬送ローラに係る実施の形態を説明する。ただし、以下に示す実施形態はあくまでも例示に過ぎず、実施形態で明示しない種々の変形例や技術の適用を排除する意図はない。すなわち、本実施形態を、その趣旨を逸脱しない範囲で種々変形して実施することができる。また、各図は、図中に示す構成要素のみを備えるという趣旨ではなく、他の機能等を含むことができる。
(A)構成
図1は実施形態の一例としての張力測定システム1の構成を例示する外観図である。また、図2は搬送ローラ10の側面図、図3は図2のA−A矢視断面図、図4は図3のB−B矢視断面図である。
張力測定システム1は、樹脂フィルムやロール紙等のシート状の長尺の物体(以下、シート状媒体という)50の張力を測定する。
張力測定システム1は、搬送ローラ10と計測回路18a,18b〔図8(a),(b)参照〕と表示装置20とを備える。搬送ローラ10は、シート状媒体50を搬送するための装置である。計測回路18a,18bは、シート状媒体50の張力を測定するための元データとなるひずみを取得する装置であり、表示装置20は、計測回路18a,18bと協動して張力を測定し表示するための装置である。すなわち、本実施形態では、計測回路18a,18bと表示装置20とが、張力を測定する測定部としての機能を持つ。
図1〜図4に示すように、搬送ローラ10は、ローラ11,軸12,ベース(基部)14,ゲージパイプ15a,15bおよびひずみゲージ(ひずみセンサ)17を備える。
ローラ11は円筒形状の外周を有し、この外周にシート状媒体50が当接された状態で回転することでシート状媒体50を案内する。図1〜図4に示す例において、ローラ11は、外径寸法および内径寸法が軸方向において一様な円筒形状であり、径方向の寸法よりも軸方向寸法が長い。
ベース14は、その外径寸法がローラ11の外径寸法と同一の円筒形状であり、その中心軸に沿う方向(以下、軸方向という)における一端側(図2中の左側)には円筒の外径を同心状に拡大させた形状に形成されたフランジ141を有する。一方、ベース14における他端側(図2中の右側)には、ローラ11が、その回転軸がベース14の中心軸と同軸となるように配置されている。なお、ローラ11とベース14とは固定されていない。
図1に示す搬送ローラ10は、鉛直方向に立設された支柱100における平面状の側面100aにベース14のフランジ141が固定されることにより、ローラ11が側面100aに対し直交する方向(すなわち水平方向)に延びる姿勢で配置される。なお、搬送ローラ10の固定先は特に限られない。
以下、搬送ローラ10において、ベース14の軸方向におけるフランジ141が形成されている側(例えば、図2中の左側)を元側という場合があり、ローラ11が配置されている側(例えば、図2中の右側)を先側という場合がある。
搬送ローラ10は、元側が固定されることにより片持ち式搬送ローラとして構成され、そのローラ11の先側が自由端として構成されている。
図3に示すように、ベース14における先側の端部には、ベース14の中心軸と同軸配置された軸12が、ベース14から突出した状態で固定されている。すなわち、軸12は一端(元側)が固定された固定軸である。軸12は、ローラ11の内側に位置し、ローラ11の回転軸とも同軸となっている。
ゲージパイプ15a,15bは、軸12に外嵌されるとともにローラ11の内側に配置される部品である。ゲージパイプ15a,15bは、ローラ11の回転軸の軸方向に沿って複数位置に設けられることが好ましい。本実施形態では、軸12の元側と先側とのそれぞれ(すなわち2つの位置)において、軸12の外周を覆うように設けられたゲージパイプ15a,15bを例示する。二箇所に配置されるゲージパイプ15a,15bは互いに同様の構成を有している。以下、二箇所のゲージパイプ15a,15bを特に区別しない場合には、ゲージパイプ15と表記する。
ゲージパイプ15は、例えば、ステンレス鋼やアルミニウム等の金属や樹脂といった弾性を有する材料で形成されている。図4に示すように、ゲージパイプ15aには、その軸方向における先側の位置において1つ以上(図4に示す例では4つ)のビス穴19が形成されている。ゲージパイプ15aは、図示しないビスをこのビス穴19に貫通させて軸12に固定することで、軸12に固定される。なお、ゲージパイプ15aの元側の端部は軸12に固定されていない。
ゲージパイプ15bには、その軸方向における元側の位置において1つ以上(図4に示す例では4つ)のビス穴19が形成されている。ゲージパイプ15bは、図示しないビスをこのビス穴19に貫通させて軸12に固定することで、軸12に固定される。なお、ゲージパイプ15bの先側の端部は軸12に固定されていない。
本実施形態の搬送ローラ10には、ゲージパイプ15a,15bとローラ11との間にベアリング13a,13bが設けられる。ベアリング13aは、ゲージパイプ15aの軸方向における元側の端部位置の外周に外嵌されている。また、ベアリング13bは、ゲージパイプ15bの軸方向における先側の端部位置の外周に外嵌されている。以下、ベアリング13a,13bを特に区別しない場合には、ベアリング13と表記する。
ベアリング13は、ローラ11をその回転軸を中心に回転自在に支持する。すなわち、軸12に対して、ゲージパイプ15およびベアリング13を介してローラ11が取り付けられている。
このような構成により、ローラ11は、ベアリング13により軸12の中心軸に対して回転可能に支持され、その外周に巻掛(巻架)されるシート状媒体50を案内する。
なお、本実施形態の搬送ローラ10では、ローラ11の先側の端部に、軸12やベアリング13bを覆うキャップ16が取り付けられている。
ここで、ゲージパイプ15を、中心軸に沿う仮想的な平面で半分に切断した斜視断面図を図5に示す。なお、図5に図示を省略したゲージパイプ15の残りの半分は、図5の形状を仮想的な平面に関し鏡面対称した形状に形成されている。図5に示すように、ゲージパイプ15の一端側(図5中の左側)には、ゲージパイプ15の中心軸に沿ってゲージパイプ15の表面(外面)および内面の一部をそれぞれ切り欠くことで矩形の薄肉部151が形成されている。薄肉部151は、ひずみゲージ17が貼付される部位である。
図5には、ゲージパイプ15の一端側(図5中の左側)において、対向する2つの位置のそれぞれに薄肉部151が形成されたゲージパイプ15を例示する。このゲージパイプ15では、2つの薄肉部151が中心軸を挟んで対向する位置に配置される。また、図4に示すように、本実施形態の搬送ローラ10では、元側のゲージパイプ15aに形成された2つの薄肉部151と、先側のゲージパイプ15bに形成された2つの薄肉部151とが、軸12に対し同一の周方向位置に(すなわち周方向位置が互いに一致して)配置される。
例えば、図4に示す搬送ローラ10においては、元側のゲージパイプ15aの2つの薄肉部151が、軸12の上方位置と下方位置とに1つずつ形成され、鉛直方向に軸12を挟んで対向配置されている。先側のゲージパイプ15bの2つの薄肉部151も、同様に、軸12の上方位置と下方位置とに1つずつ形成され、鉛直方向に軸12を挟んで対向配置されている。
ひずみゲージ17は、被測定物(本実施形態においてはゲージパイプ15)に貼付され、被測定物と一体化して伸縮を行なうことで、電気抵抗値を変化させるひずみセンサである。各ひずみゲージ17は伸縮がない状態で同じ電気抵抗値を有することが望ましい。本実施形態のひずみゲージ17は、ローラ11の回転軸の軸方向に沿った複数位置に配置される。つまり、本実施形態のひずみゲージ17は、シート形状を有し、複数位置のそれぞれに配置されたゲージパイプ15a,15bの各薄肉部151における外面および内面のそれぞれ(すなわち8箇所)に貼付される。
図6(a),(b)は、実施形態の一例としての張力測定システム1におけるひずみゲージ17の貼付位置を説明するための図であり、各ゲージパイプ15a,15bにおける薄肉部151の周辺の側断面図である。具体的には、図6(a)がゲージパイプ15aにおけるひずみゲージ17の貼付位置を例示し、図6(b)がゲージパイプ15bにおけるひずみゲージ17の貼付位置を例示する。なお、図4,図5,図6(a),(b)と後述する図7,図8(a),(b)とでは、複数のひずみゲージ17の符号の末尾に大文字のアルファベット(A〜H)を追加することで区別して表記している。
図6(a)に示すように、ゲージパイプ15aの上側の薄肉部151の外面(おもて面)にひずみゲージ17Aが貼付され、当該薄肉部151におけるひずみゲージ17Aとは反対側の面(内面,裏面)にひずみゲージ17Bが貼付されている。また、ゲージパイプ15aの下側の薄肉部151の内面(裏面)にひずみゲージ17Cが貼付され、当該薄肉部151におけるひずみゲージ17Cとは反対側の面(外面,おもて面)にひずみゲージ17Dが貼付されている。
同様に、図6(b)に示すように、ゲージパイプ15bの上側の薄肉部151の外面(おもて面)にひずみゲージ17Eが貼付され、当該薄肉部151におけるひずみゲージ17Eとは反対側の面(内面,裏面)にひずみゲージ17Fが貼付されている。また、ゲージパイプ15bの下側の薄肉部151の内面(裏面)にひずみゲージ17Gが貼付され、当該薄肉部151におけるひずみゲージ17Gとは反対側の面(外面,おもて面)にひずみゲージ17Hが貼付されている。
上述の如く、ひずみゲージ17Aとひずみゲージ17Bとは、ゲージパイプ15aの薄肉部151のおもて面と裏面とに、薄肉部151を挟んで対向配置される。同様に、ひずみゲージ17Cとひずみゲージ17Dとは、ゲージパイプ15aの薄肉部151の裏面とおもて面とに、薄肉部151を挟んで対向配置される。また、ひずみゲージ17Bとひずみゲージ17Cとは、ゲージパイプ15aの中心軸を挟んで対向配置される。
すなわち、ひずみゲージ17A〜17Dは、図6(a)に示すように、ゲージパイプ15aにおいて、中心軸を通り、この中心軸に対して直交する方向に一直線状に並べられ、ゲージパイプ15aにおける軸方向位置が同一となるように配置される。これらの貼付位置において、ひずみゲージ17A〜17Dは、ローラ11の元側にかかる荷重により生じるゲージパイプ15aのひずみを検出する。
図6(b)に示すように、ひずみゲージ17Eとひずみゲージ17Fとは、ゲージパイプ15bの薄肉部151のおもて面と裏面とに、薄肉部151を挟んで対向配置される。同様に、ひずみゲージ17Gとひずみゲージ17Hとは、ゲージパイプ15bの薄肉部151の裏面とおもて面とに、薄肉部151を挟んで対向配置される。また、ひずみゲージ17Fとひずみゲージ17Gとは、ゲージパイプ15bの中心軸を挟んで対向配置される。
すなわち、ひずみゲージ17E〜17Hは、図6(b)に示すように、ゲージパイプ15bにおいて、中心軸を通り、この中心軸に対して直交する方向に一直線状に並べられ、ゲージパイプ15bにおける軸方向位置が同一となるように配置される。これらの貼付位置において、ひずみゲージ17E〜17Hは、ローラ11の先側にかかる荷重により生じるゲージパイプ15bのひずみを検出する。
図7は図4のC−C矢視断面図である。なお、図7の断面図には図示されていないが、ゲージパイプ15aに貼付されているひずみゲージ17A〜17Dは、図7のひずみゲージ17E〜17Hと同様の配置となっている。
上述の如く構成された搬送ローラ10において、シート状媒体50は、一直線状に並べられたひずみゲージ17A〜17D,17E〜17Hの並び方向に沿い中心軸に向かう方向に荷重がかかるようにローラ11の外周に巻架されることが望ましい。図7に示す例においては、シート状媒体50は、ひずみゲージ17A〜17D,17E〜17Hの並び方向(図7に示す例では上下方向)と平行もしくはほぼ平行となるように展張され、ローラ11の外周に巻架される。
これにより、シート状のひずみゲージ17A〜17D,17E〜17Hの各面に、それぞれ垂直に荷重がかけられる。
図8(a),(b)はそれぞれ実施形態の一例としての張力測定システム1における計側回路18a,18bを例示する図である。
図8(a)は、ゲージパイプ15aに貼付したひずみゲージ17A,17B,17C,17Dを用いたひずみ測定を行なうための計測回路18aを示す。図8(b)はゲージパイプ15bに貼付したひずみゲージ17E,17F,17G,17Hを用いたひずみ測定を行なうための計測回路18bを示す。
図8(a),(b)に例示する計測回路18a,18bは、それぞれ4つのひずみゲージ17を抵抗として用いるホイートストンブリッジ回路を構成している。これらの計測回路18a,18bは、搬送ローラ10の内部(例えば、ベース14の内部)に備えられてもよく、また、表示装置20の内部に備えられてもよく、適宜変更して実施することができる。
図8(a)に例示する計測回路18aにおいては、ひずみゲージ17A,17B,17C,17Dを連結することで閉回路が構成され、ひずみゲージ17Aとひずみゲージ17Dとの間〔図8(a)の四角2参照〕と、ひずみゲージ17Cとひずみゲージ17Bとの間(四角3参照)との間に電圧印加(+EXC,-EXC)を行なう。そして、ひずみゲージ17Dとひずみゲージ17Bとの間(四角4参照)と、ひずみゲージ17Cとひずみゲージ17Aとの間(四角5参照)の出力電圧(+SIG,-SIG)を検出する。
この計測回路18aにおいては、無負荷状態(各ひずみゲージ17に力が加わっていない状態)ではバランスの均衡が保たれている。例えば、無負荷状態においては、ひずみゲージ17A,17B,17C,17Dの各抵抗値が等しくなるように構成され、電位差が生じない。
このように構成された計測回路18aにおいて、例えば、図6(a)に例示する状態で、ローラ11の外周に巻掛されたシート状媒体50により、ゲージパイプ15aの上方から下方へ押圧力がかかった場合について考える。
この押圧力により、ゲージパイプ15aの上側の薄肉部151においては、ひずみゲージ17A,17Bが伸長されて抵抗値が増大する。一方、ゲージパイプ15aの下側の薄肉部151においては、ひずみゲージ17C,17Dが圧縮されて抵抗値が減少する。すなわち、ひずみゲージ17A,17Bはそれぞれ薄肉部151の伸長を測定し、ひずみゲージ17C,17Dはそれぞれ薄肉部151の圧縮を測定する。計測回路18aにおいては、これらのひずみゲージ17A,17Bの伸長とひずみゲージ17C,17Dの圧縮とにより、抵抗のバランスがくずれて電圧変化を測定することができる。
図8(a)に示すように、計測回路18aにおけるこれらの出力信号(出力電圧)は、チャネル1(1ch)の信号2〜5〔図8(a)の四角2〜5参照〕として表示装置20に入力される。なお、図8(a)に示す例において四角1で示される信号はシールド(SHIELD)されている。
このような計測回路18aにおいて、ゲージパイプ15aに変形(ひずみ)が生じると、ひずみゲージ17A,17B,17C,17Dの少なくともいずれか1つの電気抵抗値が変化し、出力電圧の変化として検出される。すなわち、計測回路18aは、複数のひずみゲージ17A〜17Dの検出信号に基づき、ローラ11の元側にかかる荷重により生じるゲージパイプ15aのひずみを数値として取得する。
上述の如く、ローラ11の外周に巻掛されたシート状媒体50により、ゲージパイプ15aの上方から下方へ押圧力がかかった場合には、図8(a)に示す計測回路18aにおいて、ひずみゲージ17A,17Bの抵抗値が増大し、ひずみゲージ17C,17Dの抵抗値が減少することで、ブリッジのバランスが崩れ、ゲージパイプ15aにかかる押圧力に比例した出力電圧が得られ、ゲージパイプ15aのひずみが数値として取得される。
一方、図8(b)に例示する計測回路18bにおいては、ひずみゲージ17E,17F,17G,17Hを連結することで閉回路が構成され、ひずみゲージ17Eとひずみゲージ17Hとの間〔図8(b)の四角2参照〕と、ひずみゲージ17Gとひずみゲージ17Fとの間〔図8(b)の四角3参照〕との間に電圧印加(+EXC,-EXC)を行なう。そして、ひずみゲージ17Hとひずみゲージ17Fとの間(四角6参照)と、ひずみゲージ17Gとひずみゲージ17Eとの間(四角7参照)の出力電圧(+SIG,-SIG)を検出する。
この計測回路18bにおいても、無負荷状態(各ひずみゲージ17に力が加わっていない状態)ではバランスの均衡が保たれている。例えば、無負荷状態においては、ひずみゲージ17E,17F,17G,17Hの各抵抗値が等しくなるように構成され、電位差が生じない。
このように構成された計測回路18bにおいて、例えば、図6(b)に例示する状態で、ローラ11の外周に巻掛されたシート状媒体50により、ゲージパイプ15bの上方から下方へ押圧力がかかった場合について考える。
この押圧力により、ゲージパイプ15bの上側の薄肉部151においては、ひずみゲージ17E,17Fが伸長されて抵抗値が増大する。一方、ゲージパイプ15bの下側の薄肉部151においては、ひずみゲージ17G,17Hが圧縮されて抵抗値が減少する。すなわち、ひずみゲージ17E,17Fはそれぞれ薄肉部151の伸長を測定し、ひずみゲージ17G,17Hはそれぞれ薄肉部151の圧縮を測定する。計測回路18bにおいては、これらのひずみゲージ17E,17Fの伸長とひずみゲージ17G,17Hの圧縮とにより、抵抗のバランスがくずれて電圧変化を測定することができる。
図8(b)に示すように、計測回路18bにおけるこれらの出力信号(出力電圧)は、チャネル2(2ch)の信号2,3,6,7〔図8(b)の四角2,3,6,7参照〕として表示装置20に入力される。なお、図8(b)に示す例において四角12で示される信号はシールド(SHIELD)されている。
このような計測回路18bにおいて、ゲージパイプ15bに変形(ひずみ)が生じると、ひずみゲージ17E,17F,17G,17Hの少なくともいずれか1つの電気抵抗値が変化し、出力電圧の変化として検出される。すなわち、計測回路18bは、複数のひずみゲージ17E〜17Hの検出信号に基づき、ローラ11の先側にかかる荷重により生じるゲージパイプ15bのひずみを数値として取得する。
上述の如く、ローラ11の外周に巻掛されたシート状媒体50により、ゲージパイプ15bの上方から下方へ押圧力がかかった場合には、図8(b)に示す計測回路18bにおいて、ひずみゲージ17E,17Fの抵抗値が増大し、ひずみゲージ17G,17Hの抵抗値が減少することで、ブリッジのバランスが崩れ、ゲージパイプ15bにかかる押圧力に比例した出力電圧が得られ、ゲージパイプ15bのひずみが数値として取得される。
表示装置20は、計測回路18a,18bによって測定された出力電圧に基づき、ローラ11にかかる張力を算出してオペレータに提示する。すなわち、表示装置20は、計測回路18a,18bと協働して、複数のひずみゲージ17の検出信号に基づき、ローラ11上における複数位置におけるシート状媒体50の張力を測定する。
表示装置20は、計測回路18a,18bから入力された出力電圧を張力(単位:例えばkgfやN)に変換して表示する。なお、出力電圧の張力への変換は、例えば、出力電圧を予め規定された関数に入力して算出してもよい。また、出力電圧に予め規定された係数等を乗算することにより出力電圧の張力への変換を行なってもよく、種々変形して実施することができる。
表示装置20は、図1に示すように、3つの表示部21,22,23を備える。表示部21には、計測回路18aからの出力電圧に基づいて算出された張力が表示される。すなわち、表示部21には、ローラ11の元側におけるシート状媒体50の張力が表示される。
表示部22には、計測回路18bからの出力電圧に基づいて算出された張力が表示される。すなわち、表示部22には、ローラ11の先側におけるシート状媒体50の張力が表示される。
表示部23には、表示部21に表示される張力と表示部22に表示される張力との合計値が表示される。すなわち、表示部23には、ローラ11全体におけるシート状媒体50の張力が表示される。
上述の如く構成された実施形態の一例としての張力測定システム1を、シート状媒体50の搬送経路上に組み込む工程を説明するとともに、シート状媒体50の搬送時の張力測定工程を説明する。
まずは、上述した搬送ローラ10を、シート状媒体50の搬送経路上において、ローラ11の外周にシート状媒体50が接触するように配置する。その際、ローラ11の一部にシート状媒体50を当接させ、ローラ11の外周に沿わせてシート状媒体50の搬送角度を変更することで、シート状媒体50の張力がローラ11に伝わるように設定する。
また、この際、搬送ローラ10におけるひずみゲージ17A〜17D,17E〜17Hの各面にそれぞれ垂直に荷重がかかるようにローラ11の外周に巻架させる。これにより、組み込み工程が完了する。
その後、シート状媒体50をローラ11の外周に沿うように接触させた状態でシート状媒体50を搬送させると、シート状媒体50は、搬送ローラ10のローラ11の外周に沿って案内されて送られる。この際、シート状媒体50によりローラ11の外周から軸12の中心軸に向かう方向(径方向内側)に向けて押圧力がかかる。この押圧力は、ベアリング13を介してゲージパイプ15に伝達される。
特に、図4に示すように、ローラ11の元側付近においてローラ11の外周にかかる押圧力は、ベアリング13aを介してゲージパイプ15aの元側の端部付近に伝達される。一方、ローラ11の先側付近においてローラ11の外周にかかる押圧力は、ベアリング13bを介してゲージパイプ15bの先側端部付近に伝達される。
ゲージパイプ15aは押圧力がかかることで変形する。このゲージパイプ15aの変形(ひずみ)に応じて、薄肉部151に貼付されたひずみゲージ17A,17B,17C,17Dの電気抵抗が変化する。計測回路18aは、これらのひずみゲージ17A,17B,17C,17Dの電気抵抗の変化を出力電圧の変化として検出し、ローラ11の元側にかかる荷重により生じるゲージパイプ15aのひずみを数値として取得する。
表示装置20は、計測回路18aによって測定された出力電圧に基づき、ローラ11の元側にかかるシート状媒体50の張力を算出する。
同様に、ゲージパイプ15bは押圧力がかかることで変形する。このゲージパイプ15bの変形(ひずみ)に応じて、薄肉部151に貼付されたひずみゲージ17E,17F,17G,17Hの電気抵抗が変化する。計測回路18bは、これらのひずみゲージ17E,17F,17G,17Hの電気抵抗の変化を出力電圧の変化として検出し、ローラ11の先側にかかる荷重により生じるゲージパイプ15bのひずみを数値として取得する。
表示装置20は、計測回路18bによって測定された出力電圧に基づき、ローラ11の先側にかかるシート状媒体50の張力を算出する。
表示装置20において、算出されたローラ11の元側にかかるシート状媒体50の張力は表示部21に表示され、計測回路18bによって算出されたローラ11の先側にかかるシート状媒体50の張力は表示部22に表示される。また、これらのローラ11の元側にかかるシート状媒体50の張力とローラ11の先側にかかるシート状媒体50の張力との合計値が表示部23に表示される。
(B)効果
上述した張力測定システム1および搬送ローラ10によれば、一端が固定された軸12を中心としてローラ11が回転自在に支持されていることから、搬送ローラ10を片持ち支持の状態にできローラ11の先側を自由端にできる。このため、シート状媒体50をローラ11に対し容易に取り付けることができる。
また、上述した搬送ローラ10では、軸12に外嵌されてローラ11の内側に位置するゲージパイプ15に対し、ローラ11の回転軸の軸方向に沿った複数位置(本実施形態では二箇所)でひずみゲージ17が貼付されている。そして、上述した張力測定システム1によれば、この搬送ローラ10における、各ひずみゲージ17の検出信号に基づいてローラ11上の複数位置でのシート状媒体50の張力が測定されることから、シート状媒体50の張力の偏りを検出することができる。
上述した実施形態では、ゲージパイプ15が上記の複数位置(二箇所)に配置されている。具体的には、軸12の元側にゲージパイプ15aが取り付けられるとともに、軸12の先側にゲージパイプ15bが取り付けられている。そして、各ゲージパイプ15a,15bにひずみゲージ17が貼付されていることから、ローラ11の元側にかかるシート状媒体50の張力と、ローラ11の先側にかかるシート状媒体50の張力とをそれぞれ独立して測定することができる。
これらの測定結果に基づき、例えば、ローラ11の元側と先側とで張力が等しくなるように調整すれば、シート状媒体50を安定して搬送することができ、ひいてはシート状媒体50を用いた製品の品質を向上させることができる。
また、上述した搬送ローラ10では、上記の複数位置に配置された各ゲージパイプ15a,15bに複数の(本実施形態では4つの)ひずみゲージ17が貼付される。そして、上述した張力測定システム1では、この搬送ローラ10における、ゲージパイプ15a,15bにそれぞれ貼付されたひずみゲージ17A〜17D,ひずみゲージ17E〜17Hの各電気抵抗の変化に基づく出力電圧に基づき、ゲージパイプ15a,15b毎に張力を測定する。ひずみゲージ17A〜17Dおよびひずみゲージ17E〜17Hをそれぞれ抵抗として用いて各々ホイートストンブリッジ回路を構成することにより、ゲージパイプ15a,15bのひずみを精度よく検出することができ、張力測定精度を高め、シート状媒体50の張力の偏りを精度よく検出することができる。また、簡易な回路構成でゲージパイプ15a,15bのひずみの検出を実現することでき、装置の小型化を図ることができるとともに経済的である。
また、上述した搬送ローラ10では、ゲージパイプ15とローラ11との間に、ローラ11をその回転軸を中心に回転自在に支持するベアリング13を備え、ひずみゲージ17が、ローラ11からベアリング13を介してゲージパイプ15に伝わるローラ11のひずみを検出する。このため、ローラ11にかかるシート状媒体50の張力をゲージパイプ15に貼付したひずみゲージ17において確実に検出することができる。
なお、軸12上に2つのゲージパイプ15a,15bを軸方向に互いに離隔するように配置することで、一方のゲージパイプ15にかかる押圧力(張力)が他方のゲージパイプ15に影響を与えることがなく、測定される張力の精度を向上させることができる。
(C)その他
開示の技術は上述した実施形態に限定されるものではなく、本実施形態の趣旨を逸脱しない範囲で種々変形して実施することができる。本実施形態の各構成および各処理は、必要に応じて取捨選択することができ、あるいは適宜組み合わせてもよい。
例えば、上述した実施形態においては、軸12に2つのゲージパイプ15a,15bが取り付けられた例を示しているが、ゲージパイプ15の個数や配置は上述したものに限定されない。例えば、3つ以上のゲージパイプ15を備えてもよい。3つ以上のゲージパイプ15のそれぞれにひずみゲージ17を貼付し、ゲージパイプ15毎に計測回路18によりひずみの検出を行なって、張力を測定してもよい。なお、3つ以上のゲージパイプ15を備える場合には、軸12上においてこれらの3つ以上のゲージパイプ15を均等に配置してもよい。
また、軸12に2つのゲージパイプ15a,15bを取り付ける代わりに、ローラ11の回転軸の軸方向の寸法と同様の寸法を有する1つのゲージパイプ15を備え、この1つのゲージパイプ15の複数位置(例えば元側と先側の各端部)に、それぞれ薄肉部151を設けてひずみゲージ17を貼付してもよい。ただし、この場合、ゲージパイプ15の一方の端部付近において生じるひずみが、他方の端部付近に備えられるひずみゲージ17に与える影響を無視できる程度に、ゲージパイプ15の軸方向の寸法が十分に長いことや、ゲージパイプ15が剛性を有することが望ましい。
ひずみゲージ17の貼付位置は上述したものに限られない。例えば、複数のゲージパイプ15のそれぞれに貼付されたひずみゲージ17の周方向位置が同一でなくてもよい。また、各ゲージパイプ15に複数のひずみゲージ17を貼付する場合に、複数のひずみゲージ17がゲージパイプ15の中心軸を通り、この中心軸に対して直交する方向に一直線状に並べられていなくてもよい。
なお、上述したゲージパイプ15には、ひずみゲージ17を貼付するための薄肉部151が、ゲージパイプ15の対向する2つの位置に形成されているが、薄肉部151の位置はこれに限られない。例えば、ゲージパイプ15のある軸方向位置(先側,元側)において、ひずみゲージ17を周方向に間隔をあけて3箇所に配置してもよく、この場合には薄肉部151を60度ずつずらして設けてもよい。なお、薄肉部151は必須ではなく省略してもよい。
上述した実施形態では、計測回路18a,18bが、それぞれ4つのひずみゲージ17を抵抗として用いるホイートストンブリッジ回路を構成している場合を例示したが、ひずみゲージ17の検出信号に基づいてシート状媒体50の張力を測定する手法はこれに限られない。また、上記の張力測定システム1では、計測回路18a,18bと表示装置20とが、シート状媒体50の張力を測定する測定部として機能する場合を例示したが、表示装置20内の張力算出機能を計測回路18a,18bと組み合わせて、測定部としてもよい。言い換えると、張力を表示する機能は必須ではなく、例えば、シート状媒体50の搬送を制御するコントローラに対し、張力測定システムで測定された張力を出力する構成としてもよい。
上述した実施形態においては、ゲージパイプ15a,15bにそれぞれ4つのひずみゲージ17を貼付する例を示したが、これに限定されるものではない。各ゲージパイプ15には、3つ以下もしくは5つ以上のひずみゲージ17を貼付してもよい。
図9(a),(b)は、実施形態の変形例としての張力測定システム1におけるひずみゲージ17の貼付位置を説明するための図であり、各ゲージパイプ15a,15bにおける薄肉部151の周辺の側断面図である。具体的には、図9(a)がゲージパイプ15aにおけるひずみゲージ17の貼付位置を例示し、図9(b)がゲージパイプ15bにおけるひずみゲージ17の貼付位置を例示する。
図9(a)に示す例においては、図6(a)に示したゲージパイプ15aから下側の薄肉部151のひずみゲージ17C,17Dの貼付を省略している。また、図9(b)に示す例においては、図6(b)に示したゲージパイプ15bから下側の薄肉部151のひずみゲージ17G,17Hの貼付を省略している。
ゲージパイプ15に貼付するひずみゲージ17の数を低減することで部品点数や製造コスト等を低減することができる。
図10(a),(b)はそれぞれ実施形態の変形例としての張力測定システム1における計側回路18a′,18b′を例示する図である。
図10(a)は、ゲージパイプ15aに貼付したひずみゲージ17A,17Bを用いたひずみ測定を行なうための計測回路18a′を示す。図10(b)はゲージパイプ15bに貼付したひずみゲージ17E,17Fを用いたひずみ測定を行なうための計測回路18b′を示す。
図10(a),(b)に例示する計測回路18a′,18b′は、それぞれ2つのひずみゲージ17およびダミー抵抗170a,170b,170c,170dを抵抗として用いるホイートストンブリッジ回路を構成している。これらの計測回路18a′,18b′は、搬送ローラ10の内部(例えば、ベース14の内部)に備えられてもよく、また、表示装置20の内部に備えられてもよく、適宜変更して実施することができる。
ダミー抵抗170a,170b,170c,170dは、無負荷状態のひずみゲージ17と同じ抵抗値を有する抵抗器である。
図10(a)に例示する計測回路18a′においては、図8(a)に例示した計測回路18aのひずみゲージ17C,17Dに代えてダミー抵抗170a,170bを備える。
すなわち、ひずみゲージ17A,17Bおよびダミー抵抗170a,170bを連結することで閉回路が構成され、ひずみゲージ17Aとダミー抵抗170bとの間〔図10(a)の四角2参照〕と、ダミー抵抗170aとひずみゲージ17Bとの間(四角3参照)との間に電圧印加(+EXC,-EXC)を行なう。そして、ダミー抵抗170bとひずみゲージ17Bとの間(四角4参照)と、ひずみゲージ17Aとダミー抵抗170aとの間(四角5参照)の出力電圧(+SIG,-SIG)を検出する。
この計測回路18a′においては、無負荷状態(ひずみゲージ17A,17Bに力が加わっていない状態)ではバランスの均衡が保たれている。例えば、ひずみゲージ17A,17Bおよびダミー抵抗170a,170bの各抵抗値が等しくなるように構成されている。
このように構成された計測回路18a′において、例えば、図9(a)に例示する状態で、ローラ11の外周に巻掛されたシート状媒体50により、ゲージパイプ15aの上方から下方へ押圧力がかかった場合について考える。
この押圧力により、ゲージパイプ15aの上側の薄肉部151においては、ひずみゲージ17Aおよびひずみゲージ17Bが伸長されて抵抗値が増大する。すなわち、ひずみゲージ17A,17Bは薄肉部151の伸長を測定する。計測回路18a′においては、これらのひずみゲージ17A,17Bの伸長により、抵抗のバランスがくずれて電圧変化を測定することができる。ただし、計測回路18a′においては、図8(a)に例示した計測回路18aと比べて信号出力が小さくなるため、表示装置20等において信号を増幅することが望ましい。
図10(a)に示すように、計測回路18a′におけるこれらの出力信号(出力電圧)は、チャネル1(1ch)の信号2〜5〔図10(a)の四角2〜5参照〕として表示装置20に入力される。
このような計測回路18a′において、ゲージパイプ15aに変形(ひずみ)が生じると、ひずみゲージ17A,17Bの電気抵抗値が変化し、出力電圧の変化として検出される。すなわち、計測回路18a′は、ひずみゲージ17A,17Bの検出信号に基づき、ローラ11の元側にかかる荷重により生じるゲージパイプ15aのひずみを数値として取得する。
上述の如く、ローラ11の外周に巻掛されたシート状媒体50により、ゲージパイプ15aの上方から下方へ押圧力がかかった場合には、図10(a)に示す計測回路18a′において、ひずみゲージ17A,17Bの抵抗値が増大することで、ブリッジのバランスが崩れ、ゲージパイプ15aにかかる押圧力に比例した出力電圧が得られ、ゲージパイプ15aのひずみが数値として取得される。
一方、図10(b)に例示する計測回路18b′においては、図8(b)に例示した計測回路18bのひずみゲージ17G,17Hに代えてダミー抵抗170c,170dを備える。
すなわち、ひずみゲージ17E,17Fおよびダミー抵抗170c,170dを連結することで閉回路が構成され、ひずみゲージ17Eとダミー抵抗170dとの間〔図10(b)の四角2参照〕と、ダミー抵抗170cとひずみゲージ17Fとの間(四角3参照)との間に電圧印加(+EXC,-EXC)を行なう。そして、ダミー抵抗170dとひずみゲージ17Fとの間(四角6参照)と、ひずみゲージ17Eとダミー抵抗170cとの間(四角7参照)の出力電圧(+SIG,-SIG)を検出する。
この計測回路18b′においては、無負荷状態(ひずみゲージ17E,17Fに力が加わっていない状態)ではバランスの均衡が保たれている。例えば、ひずみゲージ17E,17Fおよびダミー抵抗170c,170dの各抵抗値が等しくなるように構成されている。
このように構成された計測回路18b′において、例えば、図9(b)に例示する状態で、ローラ11の外周に巻掛されたシート状媒体50により、ゲージパイプ15bの上方から下方へ押圧力がかかった場合について考える。
この押圧力により、ゲージパイプ15bの上側の薄肉部151においては、ひずみゲージ17Eおよびひずみゲージ17Fが伸長されて抵抗値が増大する。すなわち、ひずみゲージ17E,17Fは薄肉部151の伸長を測定する。計測回路18b′においては、これらのひずみゲージ17E,17Fの伸長により、抵抗のバランスがくずれて電圧変化を測定することができる。ただし、計測回路18b′においては、図8(b)に例示した計測回路18bと比べて信号出力が小さくなるため、表示装置20等において信号を増幅することが望ましい。
図10(b)に示すように、計測回路18b′におけるこれらの出力信号(出力電圧)は、チャネル2(2ch)の信号2,3,6,7〔図10(b)の四角2,3,6,7参照〕として表示装置20に入力される。
このような計測回路18b′において、ゲージパイプ15bに変形(ひずみ)が生じると、ひずみゲージ17E,17Fの電気抵抗値が変化し、出力電圧の変化として検出される。すなわち、計測回路18b′は、ひずみゲージ17E,17Fの検出信号に基づき、ローラ11の元側にかかる荷重により生じるゲージパイプ15bのひずみを数値として取得する。
上述の如く、ローラ11の外周に巻掛されたシート状媒体50により、ゲージパイプ15bの上方から下方へ押圧力がかかった場合には、図10(b)に示す計測回路18b′において、ひずみゲージ17E,17Fの抵抗値が増大することで、ブリッジのバランスが崩れ、ゲージパイプ15bにかかる押圧力に比例した出力電圧が得られ、ゲージパイプ15bのひずみが数値として取得される。
また、図9(a),(b)および図10(a),(b)に示した変形例においては、図6(a),(b)に示したひずみゲージ17のうち、ひずみゲージ17A,17B,17E,17Fを用いる例を示したが、これに限定されるものではない。ゲージパイプ15a,15bのひずみを測定するために、図6(a),(b)に例示した複数のひずみゲージ17のうち、1つ以上のいずれかのひずみゲージ17を用いる一方で、他のひずみゲージ17を省略してもよい。この場合、計測回路においては、省略したひずみゲージ17に代えてダミー抵抗を用いることが望ましい。また、ゲージパイプ15において、ひずみゲージ17を取り付けない部分においても薄肉部151の形成は省略しないことが望ましい。
また、上述した開示により本実施形態を当業者によって実施,製造することが可能である。