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JP6746379B2 - 情報処理装置、その制御方法及びプログラム - Google Patents
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Description

本発明は、複数の記憶装置が接続された情報処理装置、その制御方法及びそのプログラムに関する。
近年、高性能なMFP(Multi Function Peripheral)では、高画質および高性能処理の要求に対して、高速処理可能な記憶媒体が求められている。今までは、前記要求に対して、磁気記憶装置(HDD:Hard Disk Drive)を複数用いてストライピング処理を行い対応してきた。しかし、複数のHDDを用いているため消費電力が高くなること、起動時のスピンアップにより起動時間が遅いといった問題が存在する。
一方、半導体記憶装置(SSD:Solid State Drive)は半導体メモリの高速化及び低価格化により、様々な情報処理装置で使われ始めている。SSDは機械的駆動部品が存在しないため、HDDのようなディスクのスピンアップ時間がなく起動時間が短い。そこで、記憶媒体をHDDからSSDに変更して用いることで起動時間の問題は解決できる。しかし、HDDと同容量のものをSSDで代用するとまだバイト単価が高いため大変高価なものになってしまう。また、SSDにはブロック消去回数に制限があり、SSDに対してデータの書き込みが集中すると、SSDの消去回数が増加するため、結果として製品寿命が短いという問題がある。
そこで、SSDで高速処理の部分を補い、HDDとSSDを混載し、容量に関してはHDDで補うという方法がある。SSDの記憶容量を必要最低限に留め、システムで実行される各処理単位に対してHDDとSSDの使い分けを行い、前記各処理単位に対して、優先度の低い処理から徐々にSSDの使用に制限を掛ける方法が提案されている。(例えば、特許文献1参照)
特開2014-32582号公報
特許文献1の方法では、SSDの寿命状況を示すレベルに応じて各ジョブ処理にSSD使用の優先度を設定している。この優先度の低いものからSSD使用に制限を掛け、代わりにHDDに担わせる。しかし、SSDのジョブ処理がHDDにまわされるとデータ転送速度の差から、ユーザは急に処理が遅くなったように感じてしまう。そこで、SSDのジョブ処理をある時点を以てHDDに切り替えるのではなくて、徐々にHDDへ切り替え、データの転送速度をある程度確保し、一方で、ユーザにはSSDの寿命が近付いていることを、別途通知するようにすることが望ましい。
上記課題を解決するため、本発明は以下の特徴を有する。
半導体記憶装置と磁気記憶装置の少なくとも2つの記憶装置を接続し、データを前記記憶装置に書き込む際の書き込み先を制御する情報処理装置において、前記半導体記憶装置の書き込み回数から決定される複数の警告レベルと、各警告レベルに対応する前記半導体記憶装置と前記磁気記憶装置とへの書き込み割合と、前記半導体記憶装置の総書き込み回数と、を保持する保持手段と、前記総書き込み回数に基づく1Cellの書き込み回数を更新する度に、前記保持手段を参照して警告レベルを決定し、その警告レベルに対応する前記書き込み割合に基づいて、1つのデータの書き込み先を前記半導体記憶装置と前記磁気記憶装置とに割り当てる制御手段と、を有することを特徴とする。
本発明によると、半導体記憶装置(SSD)の書き込み回数の上限値を基に数段階のレベルを設け、レベルに応じて、SSDのジョブ処理をHDDへ担わせる比率を徐々に増やしていく。これにより急にSSDの書き込みがHDDへ変更されることをなくし、予期しない転送レートの減少を防ぐことができる。
本実施例におけるシステム全体のブロック図である。 本実施例におけるDisk Controllerのブロック図である。 本実施例における記憶媒体書き込み割合管理テーブルである。 本実施例におけるディスクリプタテーブルの概略図である。 本実施例における画像処理装置の制御方法を説明するフローチャートである。 本実施例における画像処理装置の書き込み割合制御方法を説明するフローチャートである。 本実施例における各記憶媒体の書き込み割合と割り当て順の概略図である。 本実施例におけるSSDの書き込み回数が警告レベルに達した際に操作部に表示される画面の一例である。 本実施例におけるSSDの書き込み回数が警告レベルの領域にいる際に操作部に表示される画面の一例である。 他の実施例における画像データの転送先記憶媒体への転送方法の概略図である。 他の実施例における記憶媒体へのデータ書き込みを説明するフローチャートである。
以下、本発明を実施するための形態について図面を用いて説明する。
図1に、本実施例を示す画像処理装置を含む画像処理システム全体のブロック図を示す。本例は、画像処理装置の一例として、MFPのシステム構成で説明するが、HDD及びSSDを搭載する情報処理装置であれば適用可能である。
Controller Unit 100は、CPU101、ROM106、DRAM107、SRAM108、各種I/F(102、103、105、110)、Disk Controller 104、各種画像処理(111、112)で構成されている。これらの各デバイスはシステムバス113、画像バス114によって接続されている。OS(Operating System)ならびにアプリケーションプログラムをDRAM107上に展開し実行することにより、各々のデバイスを制御する。
CPU101は、システム全体を制御するコントローラであり、システム制御、演算処理、OSやアプリケーションを実行する。
NetworkI/F102は、LAN120に接続し、外部情報装置より画像データ等の入出力、ネットワーク経由でのプリントを行う。
操作部I/F103は、操作部115のインターフェイス部で、操作部115に表示する画像データを出力及びシステム使用者が操作部115での操作を入力する。
Disk Controller 104は、半導体記憶装置(SSD)116及び磁気記憶装置(HDD)117が接続され、データの入出力を行う。ATA規格に準拠してデータの入出力は制御される。後述するように、Disk Controller 104は、記憶媒体の1Cellの書き込み回数305と記憶媒体書き込み割合管理テーブル300を比較し、SSD116とHDD117への書き込み割合を調整する。
画像バスI/F105は、システムバス113と画像バス114を接続し、データ構造を変換するバスブリッジである。
ROM106は、リード専用のメモリであり、ブート用のROMとして使用され、システムのブートプログラムが格納されている。
DRAM107は、CPU101が動作するためのシステムワークメモリであり、格納されたプログラムによって、システム全体の制御やアプリケーションを実行する。また、画像データを一時記憶するための画像メモリの役割も持つ。
SRAM108は、不揮発性のメモリでありシステムの設定データを保持する。
システム検知部109は、システム全体の電力モードを監視していて、各デバイスの電力供給をレジスタ値で記憶している。
デバイスI/F110は、画像入出力デバイスであるスキャナ118やプリンタ119とコントローラ100を接続し、画像データの変換を行う。
スキャナ画像処理部111は、入力画像データに対して補正や加工等を行う。
プリント画像処理部112は、プリント出力画像に対して補正や解像度変換等を行う。
システムバス113は、制御バス及びデータバスと任意ブロック間のローカルなバス及び信号線を便宜的にまとめて表現したものである。
画像バス114は、デバイスI/F110を介してスキャナ118とプリンタ119及び各画像処理部(111、112)と接続されている。
操作部115は、表示機能と操作機能を兼ね揃えたタッチパネル等のデバイスであり、入力された画像データを表示する役割とシステム使用者が入力した情報をCPU101に伝える役割を持つ。
SSD116及びHDD117は、システムソフトウェア、各種アプリケーション、画像データ及びそれらの管理情報を格納する。
スキャナ118は、画像入力デバイスであり、原稿となる紙上の画像を照明し、CCDラインセンサ(不図示)を走査することでラスターイメージデータとして電気信号に変換する。
プリンタ119は、画像出力デバイスであり、ラスターイメージデータを用紙上の画像に変換する。
図2に、Disk Controller 104の内部ブロック図を示す。
CPU201は、システム制御、演算処理、ATA規格のコマンド処理を行い、SSD116及びHDD117への送信コマンド処理等を行う。
ホストI/F(202、203)は、SSD116及びHDD117と接続されていて、ATA規格でコマンド及びデータの入出力制御を行う。
ROM204は、CPU201の起動プログラムや各種モードの設定値のデータを格納する。
RAM205は、Disk Controller 104のプログラムの作業領域と一時的なデータの格納領域として使用する。また、後述の記憶媒体書き込み割合管理テーブル300を保持、管理している。
デバイスI/F206は、Controller Unit 100のシステムバス113に接続されていて、シーケンシャルにデータの入出力制御を行う。デバイスI/F206に到来したコマンドは、一度CPU201へ送られ、その後にCPU201の判断により各デバイスへコマンドが送信される。
システムバス207は、制御バス及びデータバスである。
図3に、Disk Controller 104内のRAM205上に格納される、本実施例での記憶媒体書き込み割合管理テーブル300の例を示す。
本実施例では、1つのジョブ処理をSSDのみを用いて実行させるモードから、SSDとHDDの両記憶媒体を用いて実行させるモードの各記憶媒体の書き込み割合を設定する例を説明する。
図3において、警告レベル301はSSD116の書き込み回数の上限値までの到達度をレベルで示しており、現在の1Cellの書き込み回数305と1Cellの書き込み回数閾値302の比較によって決定される。書き込み回数が少なく、警告レベル:レベル0にいる際は、SSDへの書き込みに制限はない。レベルの値が大きいほどSSD116が深刻なレベルである事を示しており、レベル6では、SSD116への書き込みを行うことができない。
1Cellの書き込み回数閾値302は、現在の1Cellへの書き込み回数305から警告レベル301へ紐付けるための書き込み回数閾値であり、SSD116の最大書き込み回数を基に数段階のレベルが存在する。
SSD割合303及びHDD割合304は、各警告レベルでのジョブの各記憶媒体への書き込み割合を示したものである。警告レベル301が上がる毎にSSD116へのジョブ割り当てを減少させ、その分をHDD117へのジョブ割り当てとして増加させる。これにより徐々にHDD117にジョブの一部を遷移させていき、最終的全てのジョブ処理をHDD117に行わせる。これにより、SSD116の寿命を迎えた際に突然HDD117へ処理の全てを遷移させることを回避することが出来る。
現在の1Cellの書き込み回数305は、SSDの1Cellに対して、何度書き込みが行われたかを示している。Disk Controller 104がSSD116に対してジョブの書き込みを行う際にデータの転送量からCPU201は総書き込み回数を累積し、現在の1Cellの書き込み回数305を更新する。この書き込み回数の更新方法は一例であり、SSD116のS.M.A.R.T.(Self-Monitoring, Analysis and Reporting Technology)情報をDisk Controller 104が取得することにより毎回更新する方法でもよい。
図4に、本実施例での画像形成装置におけるSRAM108上の画像データを記憶媒体に書き込む際に用いられる、Disk Controller 104内のRAM205上に格納されたテーブルについて示す。
図4に示すテーブルは、記憶媒体へのデータの書き込みを行う際に使用するもので、コマンドテーブル401とデータテーブル402の2つのテーブルから構成されている。以下、このテーブルをディスクリプタテーブル400と呼ぶこととする。
コマンドテーブル401は、コマンド発行番号を示したコマンドNo403、先頭アドレスの論理LBA(論理ブロックアドレス)404、セクタ数を示すセクタカウント405、SATAコマンド406、最終エントリー判定示すEOFフラグ407からの構成となる。
コマンドNo403は、エントリーナンバーを管理しており、CMD1〜最終コマンドCMDnと通し番号となっている。
論理LBA404は、書き込みを行う際に指定する記憶媒体側のアドレスとなっている。論理LBAはSSD116とHDD117を通し番号として持ち、1つの記憶媒体のように見せかける。
セクタカウント405は、セクタ数を示しており、書き込みのデータ量に応じて変化する。
SATAコマンド406は、SATA規格のコマンド番号を示していて、例えばWriteDMAコマンド場合、「0x35」となる。
EOFフラグ407は、最終エントリーかどうかを示すフラグで、「0」の場合は継続、「1」の場合は終了を示す。
データテーブル402は、データ番号を示したデータNo408、格納データの先頭アドレスを示すソースアドレス409、転送先先頭アドレスを示すディスティネーションアドレス410、転送データ量を示すバイトカウント411からの構成となる。EOFフラグ412はEOFフラグ407と同様である。
データNo408は、データ番号を管理しており、DATA1〜最終データDATAnと通し番号となっている。
ソースアドレス409は、Write時にSRAM108上の格納データを読み取る際の先頭アドレスである。
ディスティネーションアドレス410は、Read時の受信データをSRAM108上に格納する際の先頭アドレスである。
バイトカウント411は、データ転送量をバイト単位で示している。
EOFフラグ412は、EOFフラグ407と同様で、「0」の場合は継続、「1」の場合は終了を示す。
このディスクリプタテーブル400内の論理LBA404を、記憶媒体書き込み割合管理テーブル300のSSD割合303とHDD割合304を用いて調整し、各記憶媒体への書き込み割合を調整する。
図5に、本実施例での画像処理装置の制御方法を説明するフローチャートを示す。
該画像処理装置の制御方法は、Disk Controller 104 内のCPU201が、プログラムをRAM205に展開し、それを実行することにより実現される。
各記憶媒体(116、117)への書き込みは、Disk Controller 104内のCPU201によって生成されるディスクリプタテーブル400により管理される。ディスクリプタテーブル400は、DRAM107に格納されたデータをページ単位で各記憶媒体(116、117)に読み書きする際に参照する。
CPU201は、DRAM107内に画像データが一時記憶された際(S501)に、記憶媒体書き込み割合管理テーブル300を基に警告レベルに応じた各記憶媒体(116、117)の書き込み割合を決定する(S502)。CPU201は、SSD割合303及びHDD割合304を基に各ページのディスクリプタテーブル400における書き込み先論理LBA404を決定する(S503)。CPU201は、ディスクリプタテーブル400を参照し、DRAM107に保管されている画像データを指定の記憶媒体(116、117)に転送する(S504)。
図6に、本実施例での画像処理装置の書き込み割合制御方法を説明するフローチャートを示す。
該画像処理装置の書き込み割合制御方法は、Disk Controller 104 内のCPU201が、プログラムをRAM205に展開し、それを実行することにより実現される。
CPU201は、SSD116への書き込みを行う際に、書き込みデータのデータ転送量を累積し、総書き込み回数を更新する(S601)。続いて、CPU201は、総書き込み回数をSSD116のCell数で除算する事で、1Cell当たりの平均書き込み回数305を算出し、記憶媒体書き込み割合管理テーブル300の現在の1Cellの書き込み回数305を更新する(S602)。1Cell当たりの平均書き込み回数305と1Cellの書き込み回数閾値302を比較し、警告レベル301を決定する(S603)。CPU201は、警告レベルを基にSSD116、HDD117それぞれの記憶媒体の書き込み割合(303、304)を決定(S604)する。その後、その書き込み割合に応じたページ数分をそれぞれ割り当てたディスクリプタテーブルを作成し(S605)、書き込みを実行する。
図7に各記憶媒体の書き込み割合と割り当て順の概略図を示す。
CPU201は、記憶媒体書き込み割合管理テーブル300を参照し、SSD116の現在の書き込み総回数305が警告レベル:レベル1に達していない場合、SSD116で行うべきジョブ処理はそのまま全てSSD116で行わせることが可能である。この際、各ディスクリプタテーブルの論理LBAの記載はSSD116の論理LBAを指定できる。一方、現在の1Cellの平均書き込み回数305が警告レベル:レベル1に達している際には、SSD116で行うジョブの一部をHDD117で行わなければならない。この際、CPU201は、そのページ分をCPU201はディスクリプタテーブル400内の論理LBA404記載をHDD117の論理LBAとする。
例えば、図7のような100ページ綴り(001〜100)のジョブがDRAM107に到来したとする。警告レベル:レベル1では、SSD割合303とHDD割合304に従い、SSD116:HDD117=75:25の割合で、CPU201は書き込み先を各記憶媒体(116、117)の論理LBAに対応したディスクリプタテーブルを作成する。これにより、100ページの内75ページ分をSSD116へ書き込み、残りの25ページ分のジョブをHDD117に担わせることとなる。この際、HDD117に担わせるものが偏らないように、4ページ毎にHDD117への書き込みを挟むようにする。3ページ分のジョブをSSD116に書き込んだら次の1ページをHDD117に書き込み、また次の3ページ分をSSDに書き込むといったような順序で書き込みを行わせられるように、ディスクリプタテーブル400を調整し、作成する。警告レベル:レベル3に達している際には、SSD:HDD=50:50の割合でCPU201はジョブの書き込み処理を行うので、SSD116とHDD117への書き込みをページ毎に交互に行うようにディスクリプタテーブル内の論理LBA404を調整する。
図8は、本実施例でのSSD116の書き込み回数が警告レベル:レベル1に達した際のUI画面800の表示である。
SSD116の書き込み回数が増え、警告レベル:レベル1に達した際に、ユーザに早期SSD交換を促すとともに、SSD116対象のジョブの一部をHDD117に担わせ始めたことを操作部115のUI画面800に警告として表示する。この通知は、警告レベル301が更新されるたびにUI画面800にポップアップウィンドウ801で表示させ、SSD116のジョブの一部がHDD117で補われているという緊急度の高い通知であることを示している。
図9は、本実施例でのSSD116の書き込み回数が警告レベル領域にいる際に操作部115に表示される画面の表示である。
上記で説明したとおり、SSD116の書き込み回数が警告レベル:レベル1に達した際にはポップアップウィンドウにて、SSD116のジョブの一部がHDD117で補っていることを通知させた。この通知の後、SSD116の交換を行わず、動作を継続させている場合、UI画面900の下部に通知を常に表示させ続ける。この表示901は「警告レベル1:記憶媒体(SSD)を交換してください」という形で、処理速度が低下していることをユーザに常に通知し、SSD116を早期に交換することを勧める。
以上のような書き込み制御方法を取ることによって、ジョブ処理が全てSSDからHDDに変更されて、急な処理速度の低下が生じることを防ぎ、且つ、UI画面を用いてユーザへSSDの寿命が近付いていることを伝え、SSDの早期交換を促すことができる。
また、本実施例ではDisk Controller 104内のCPU201がDRAM107内にデータが到来したことを感知してディスクリプタテーブル400を作成したが、CPU101がCPU201の役割をして、テーブルを作成するようにすることもできる。
実施例1では、SSD116の書き込み回数が寿命に近づいた際に、複数ページ綴りのジョブが来た際に、記憶媒体書き込み割合管理テーブル300を基にSSD116からHDD117へのジョブを割り振ることについて説明した。実施例2では、1ページジョブが来た際のジョブのSSD116及びHDD117の割り振りについて説明する。実施例1では、複数ページ綴りのジョブであったため、ページ単位でHDDに担わせるジョブの割合を変更する手法を取っていた。そのため、1ページジョブでは、どちらかに書き込みに行くこととなり、所定の記憶媒体への書き込み割合を持たせることができない。
図10は、実施例2のDisk Controller 104による画像データの転送先記憶媒体への転送を説明する図である。
実施例1で説明したようにSSD116の寿命が近付くと、記憶媒体書き込み割合管理テーブル300の警告レベル301によって、CPU201はSSD116への書き込みに制限を掛け、ジョブの一部をHDD117に担わせる。図10の1000は1ページジョブの画像データを模擬したものである。SSD116の書き込み回数が警告レベルに達した際、実施例1と同様にSSD割合303及びHDD割合304で各記記憶媒体(116、117)に書き込みを行う。この際、1ページジョブを各記憶媒体に決まった割合で書き込むために、CPU201は1ページの画像データ1000を領域1001と領域1002とに分割する。警告レベル:レベル1の際には、書き込みデータの75%に相当する領域1001のデータをSSD116に書き込み、残り25%に相当する領域1002のデータをHDD117に書き込む。
図11に、実施例2での画像処理装置の制御方法を説明するフローチャートを示す。
実施例1と同様にCPU201は、SSD116への書き込みを行う際に、総書き込み回数を累積して更新し(S1101)、1Cell当たりの書き込み回数を算出する(S1102)。この現在の1Cellの書き込み回数305を用いて割り当て値を判定し、記憶媒体書き込み割合管理テーブル300の警告レベルを決定する(S1103)。続いて、その警告レベルに基づきそれぞれの記憶媒体への割り当て値を決定する(S1104)。CPU201は、1ページジョブの画像データをSSD116とHDD117に分割して書き込みを行うために、SSD割合303とHDD割合304を参照してデータの分割を行う(S1105)。CPU201は、各分割データ用のディスクリプタテーブルを作成し、各記憶媒体に各々のデータを書き込む(S1105)。これにより、警告レベル301のレベルが上がる毎に、徐々にSSD116への書き込みが減り、HDD117への書き込みが増える。
このような制御方法を取ることで、1ページジョブに対しても実施例1と同様に各々の記憶媒体への書き込み割合を設定でき、SSD116への書き込み制限を設けられ、徐々にHDD117の書き込みに遷移させることができる。
今回はSSDの書き込みに制限を掛けることを主体に説明したが、この方法はSSDに限定されるものではなく、SATA規格に準ずるもの全般に使用することができる。
また、本実施例では、1Cellの書き込み回数から警告レベルを決定し、決定した警告レベルからSSD、HDDへの書き込み割合を決定したが、1Cellの書き込み回数から直接書き込み割合を決定することもできる。
(その他の実施例)
本発明は、上述の実施形態の1以上の機能を実現するプログラムを、ネットワーク又は記憶媒体を介してシステム又は装置に供給し、そのシステム又は装置のコンピュータにおける1つ以上のプロセッサーがプログラムを読出し実行する処理でも実現可能である。また、1以上の機能を実現する回路(例えば、ASIC)によっても実現可能である。
また、上述した各種データの構成及びその内容はこれに限定されるものではなく、用途や目的に応じて、様々な構成や内容で構成が可能である。
以上、一実施形態について示したが、本発明は、例えば、システム、装置、方法、プログラムもしくは記憶媒体等としての実施態様をとることが可能である。
また、上記各実施例を組み合わせた構成も全て本発明に含まれるものである。
116 SSD
117 HDD
301 警告レベル
303 SSD書き込み割合
304 HDD書き込み割合

Claims (11)

  1. 半導体記憶装置と磁気記憶装置の少なくとも2つの記憶装置を接続し、データを前記記憶装置に書き込む際の書き込み先を制御する情報処理装置において、
    前記半導体記憶装置の書き込み回数から決定される複数の警告レベルと、各警告レベルに対応する前記半導体記憶装置と前記磁気記憶装置とへの書き込み割合と前記半導体記憶装置の書き込み回数とを保持する保持手段と、
    前記総書き込み回数に基づく1Cellの書き込み回数を更新する度に、前記保持手段を参照して警告レベルを決定し、その警告レベルに対応する前記書き込み割合に基づいて、1つのデータの書き込み先を前記半導体記憶装置と前記磁気記憶装置とに割り当てる制御手段と、
    を有することを特徴とする情報処理装置。
  2. 前記保持手段に記憶されている前記書き込み割合は、前記警告レベルが高いほど前記磁気記憶装置の書き込み割合が大きいことを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
  3. 前記1Cellの書き込み回数は、前記総書き込み回数を前記半導体記憶装置のCell数で除算することにより算出される、
    ことを特徴とする請求項1又は2に記載の情報処理装置。
  4. 前記制御手段は1Cellの書き込み回数閾値から警告レベルを決定する、
    ことを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の情報処理装置。
  5. 前記警告レベルが増加することに応じて、ユーザに警告する通知手段を有する、
    ことを特徴とする請求項1〜のいずれか1項に記載の情報処理装置。
  6. 前記半導体記憶装置の書き込み割合に制限が掛かっている場合は、前記半導体記憶装置の交換を促す通知手段を有する、
    ことを特徴とする請求項1〜のいずれか1項に記載の情報処理装置。
  7. 前記警告レベルに応じて、ページ単位で各記憶装置への書き込み割合を決定し、書き込みを行う書き込み手段を有する、
    ことを特徴とする請求項1〜のいずれか1項に記載の情報処理装置。
  8. 前記警告レベルに応じて、各記憶装置への書き込み割合を決定し、1ページのデータを書き込み割合で分割し、書き込みを行う書き込み手段を有する、
    ことを特徴とする請求項1〜のいずれか1項に記載の情報処理装置。
  9. 前記記憶装置の最大書き込み回数から各警告レベルの1Cellの書き込み回数閾値を算出することを特徴とする請求項4に記載の情報処理装置。
  10. 半導体記憶装置と磁気記憶装置の少なくとも2つの記憶装置を接続し、データを前記記憶装置に書き込む際の書き込み先を制御する情報処理装置の制御方法において、
    前記半導体記憶装置の書き込み回数から決定される複数の警告レベルと、各警告レベルに対応する前記半導体記憶装置と前記磁気記憶装置とへの書き込み割合と前記半導体記憶装置の書き込み回数とを保持する保持ステップと、
    前記総書き込み回数に基づく1Cellの書き込み回数を更新する度に、警告レベルを決定し、その警告レベルに対応する前記書き込み割合に基づいて、1つのデータの書き込み先を前記半導体記憶装置と前記磁気記憶装置とに割り当てる制御ステップと、
    を有することを特徴とする情報処理装置の制御方法。
  11. 請求項10に記載の情報処理装置の制御方法を、コンピュータに実行させるためのプログラム。
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