Deprecated: The each() function is deprecated. This message will be suppressed on further calls in /home/zhenxiangba/zhenxiangba.com/public_html/phproxy-improved-master/index.php on line 456
JP6747199B2 - 温度変更器、画像形成装置、および温度変更プログラム - Google Patents
[go: Go Back, main page]

JP6747199B2 - 温度変更器、画像形成装置、および温度変更プログラム - Google Patents

温度変更器、画像形成装置、および温度変更プログラム Download PDF

Info

Publication number
JP6747199B2
JP6747199B2 JP2016176306A JP2016176306A JP6747199B2 JP 6747199 B2 JP6747199 B2 JP 6747199B2 JP 2016176306 A JP2016176306 A JP 2016176306A JP 2016176306 A JP2016176306 A JP 2016176306A JP 6747199 B2 JP6747199 B2 JP 6747199B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
temperature
recording material
fixing
image
heating
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2016176306A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2018041013A (ja
Inventor
康充 原嶋
康充 原嶋
池田 美穂
美穂 池田
彩 柿島
彩 柿島
真司 奥山
真司 奥山
瞳子 原
瞳子 原
ゆき子 宮越
ゆき子 宮越
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujifilm Business Innovation Corp
Original Assignee
Fuji Xerox Co Ltd
Fujifilm Business Innovation Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fuji Xerox Co Ltd, Fujifilm Business Innovation Corp filed Critical Fuji Xerox Co Ltd
Priority to JP2016176306A priority Critical patent/JP6747199B2/ja
Publication of JP2018041013A publication Critical patent/JP2018041013A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6747199B2 publication Critical patent/JP6747199B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Fixing For Electrophotography (AREA)

Description

本発明は、温度変更器、画像形成装置、および温度変更プログラムに関する。
従来、トナーなどの色材で画像が形成された用紙などの記録材が加熱されて画像が定着され、その後に、ラミネート加工などで被覆が施される画像形成装置が知られている。
例えば特許文献1には、シートに画像を形成するモードと、ラミネートに挟んだシートを加熱・加圧手段でラミネート加工するモードとを備え、ラミネート加工モード時に、分離部の分離動作を解除する画像形成装置が開示されている。
特開2006−078852号公報
しかしながら、加熱定着によって色材からしみ出す離型剤が被覆の接着性を弱めてしまう虞がある。
本発明は、記録材の温度が変更されない場合に較べて、記録材に対する被覆の接着性を向上させることを目的とする。
請求項1に係る温度変更器は、
記録材を加熱し加圧することでその記録材上の画像を定着させる定着器による定着後にその記録材に対して被覆がされる場合に、定着中の記録材における上記画像が形成された表面に対する裏面の温度を、定着後にその記録材に対して被覆がされない場合よりも高温に変更することを特徴とする。
請求項2に係る温度変更器は、請求項1記載の温度変更器において、
上記定着器が、第1の加熱温度で定着を行う第1定着動作よりも高温の第2の加熱温度で定着を行う第2定着動作を行う場合に、上記裏面の温度を、定着後に上記記録材に対して被覆がされない場合よりも高温に変更するものであることを特徴とする。
請求項3に係る温度変更器は、請求項1または2の温度変更器において、
上記記録材の上記裏面に接触してその記録材を加圧する加圧部材の温度を変更することによって上記裏面の温度を変更するものであることを特徴とする。
請求項4に係る温度変更器は、請求項3の温度変更器において、
上記記録材の上記表面に接触してその記録材を加熱する加熱部材の熱で上記加圧部材の温度を変更することによって上記裏面の温度を変更するものであることを特徴とする。
請求項5に係る温度変更器は、
上記定着器における定着温度の設定が高いほど、上記加圧部材の温度を高く設定することを特徴とする。
請求項6に係る温度変更器は、
記録材を加熱し加圧することでその記録材上の画像を定着させる定着器による定着後にその記録材に対して被覆がされる場合に、定着中の記録材における上記画像が形成された表面に対する裏面の温度を、定着後にその記録材に対して被覆がされない場合よりもその記録材の画像の表面積が大きくなるように変更することを特徴とする。
請求項7に係る画像形成装置は、
加熱によって融解する色材で記録材上に画像を形成する形成器と、
上記記録材を加熱し加圧することで上記画像を定着させる定着器と、
上記定着器による定着後に上記記録材に対して被覆がされる場合に、定着中のその記録材における上記画像が形成された表面に対する裏面の温度を、定着後に記録材に対して被覆がされない場合よりも高温に変更する温度変更器と、
を備えたことを特徴とする。
請求項8に係る温度変更プログラムは、
記録材を加熱し加圧することでその記録材上の画像を定着させる定着器を制御する制御装置に組み込まれ、その制御装置を、
上記定着器による定着後にその記録材に対して被覆がされる場合に、定着中の記録材における上記画像が形成された表面に対する裏面の温度を、定着後にその記録材に対して被覆がされない場合よりも高温に変更する温度変更器として動作させることを特徴とする。
請求項1に係る温度変更器、請求項6に係る温度変更器、請求項7に係る画像形成装置、および請求項8に係る温度変更プログラムによれば、記録材の温度が変更されない場合に較べて被覆の接着性が向上する。
請求項2に係る温度変更器によれば、第1の定着動作よりも被覆の接着性が落ちる定着動作の場合に、温度変更器の温度が高温に変更されない場合に較べて、記録材に対する被覆の接着性を向上させる処理を行うことができる。
請求項3に係る温度変更器によれば、加圧部材が記録材の裏面に接触しない場合に較べて、少ない熱量で記録材の裏面の温度を変更することができる。
請求項4に係る温度変更器によれば、加圧部材に別途熱源を用意することなく加圧部材の温度を向上させることができる。。
請求項5に係る温度変更器によれば、定着温度の設定に応じて温度変更器の温度の設定を行わない場合と比較して、トナーからしみ出す離型剤の量に応じた温度設定を行うことができる。
本発明の画像形成装置の一実施形態を表した概略構成図である。 定着器の構造を示す図である。 加熱制御プログラムが組み込まれた制御部を示す図である。 加熱制御手順を示したフローチャートである。 グロス低下のメカニズムを表した図である。 加圧ロールの温度とトナー像のグロスとの関係を表したグラフである。 トナー像のグロスとラミネートの接着強度との関係を表したグラフである。
以下、本発明の実施形態について説明する。
図1は、本発明の画像形成装置の一実施形態を表した概略構成図である。
本実施形態の画像形成装置10は、いわゆるタンデム型のカラープリンタである。
この画像形成装置10は、互いに連結された第1筐体10aと第2筐体10bとの2つの筐体を有し、この画像形成装置10を構成する各部材がそれら2つの筐体に分かれて組み込まれている。
この画像形成装置10は最大6色(透明色を含む)のトナーを用いて画像を形成する構成を有し、第1筐体10aの上部には、各色のトナーを収容する6つのトナーカートリッジ11V,11W,11Y,11M,11C,11Kが配列されている。
ここで、符号中のアルファベットのVは第1特色(例えば透明色)、Wは第2特色(例えばライトマゼンタ)、Yはイエロー、Mはマゼンタ、Cはシアン、Kはブラックを表わしている。以下では、トナーカートリッジを指し示す符号として、色を区別する必要がないときは色を表わすアルファベットは省略して単にトナーカートリッジ11と称し、色を区別する必要があるときは、数字の後に上記の、その色を表わすアルファベットを付して表わすものとする。トナーカートリッジ11以外の各要素についても同様である。
各トナーカートリッジ11内のトナーは、以下に説明する画像形成ユニット13に供給される。各トナーカートリッジ11は、第1筐体10aに対して交換自在に装着されており、トナーカートリッジ11内のトナーが空になると、同じ色のトナーを収容した新たなトナーカートリッジ11に交換される。
第1筐体10a内の、トナーカートリッジ11の下方には、上記の6つのトナーカートリッジ11それぞれに対応する、6つの露光器12と、6つの画像形成ユニット13が備えられている。各画像形成ユニット13では、いわゆる電子写真方式によってトナー像が感光体上に形成される。
6つの画像形成ユニット13の下には、無端状の中間転写ベルト14が備えられている。この中間転写ベルト14は、駆動ロール16aやバックアップロール16bを含む複数のロール16に支持され、各画像形成ユニット13に組み込まれた各感光体に接しながら矢印B方向に循環移動する。各感光体上のトナー像は、各画像形成ユニット13に対応して配備された一次転写ロール15の作用により中間転写ベルト14上に順次重なるように転写され、中間転写ベルト14により矢印B方向に搬送される。
この中間転写ベルト14を挟んでバックアップロール16bに対向する位置には二次転写ロール17が備えられている。中間転写ベルト14上のトナー像は、中間転写ベルト14と二次転写ロール17とに挟まれた位置に搬送されてきた用紙上に、二次転写ロール17の作用によって二次転写される。これにより用紙上に未定着のトナー像が形成される。このように用紙上に未定着のトナー像を形成する、画像形成ユニット13や中間転写ベルト14や二次転写ロール17を含んだ構成部分が、本発明にいう形成器の一例に相当する。
第1筐体10aの下部には、2つの用紙収容部18a,18bが設けられており、各用紙収容部18a,18bには、それぞれ多数枚の用紙Pが積層された状態に収容されている。画像形成にあたっては、これらの用紙収容部18a,18bのうちの、オペレータによる手動で、あるいは自動で指定された一方の用紙収容部に収容された用紙Pがピックアップロール19aおよびさばきロール19bにより1枚取り出される。その取り出された用紙は、取り出し搬送路20aと、水平搬送路20bと、斜行搬送路20cとを順次に経て搬送されて位置決めロール19cにまで達する。また、第1筐体10aには、その第1筐体10aの外部から用紙を取り込む取込口50が設けられており、用紙がこの取込口50から取り込まれたときは、その取り込まれた用紙は、取り込み搬送路20dと斜行搬送路20cとを順次に経て搬送されて位置決めロール19cに達する。
位置決めロール19cは、搬送されてきた用紙の姿勢を正すとともに、その用紙の、その後の送り出しタイミングを調整してさらに搬送方向下流側に向けて送り出す役割りを担っている。即ち、この位置決めロール19cは、中間転写ベルト14上のトナー像が二次転写ロール17の位置まで搬送されるのとタイミングを合わせて用紙がその二次転写ロール17の位置に搬送されるように、用紙を送り出す。
二次転写ロール17の作用によりトナー像の転写を受けた用紙は、搬送ベルト21により搬送されて第2筐体10bに入り、定着器22に至る。この定着器22は、加熱ベルト221と加圧ロール222とを有し、定着器22まで搬送されてきた用紙は加熱ベルト221と加圧ロール222とに挟まれて加熱および加圧を受け、用紙上のトナー像がその用紙に定着される。この定着器22が、本発明にいう定着器の一例に相当する。定着器22を通り過ぎた用紙は、デカーラ25へと搬送される間に自然冷却され、デカーラ25で反りが矯正され、排紙ロール27により排紙台28上に排出される。
以上は用紙の第1面のみに画像が形成されるときのプロセスであるが、用紙の両面に画像が形成されるときは、画像形成装置10は以下のプロセスを経る。
まず、上記と同じプロセスで用紙の第1面に画像が形成され、用紙がデカーラ25を通る。そして、デカーラ25を通り過ぎた用紙は、排紙ロール27に達する手前で下降搬送路20eに入ってその下降搬送路20e上を搬送され、さらに反転搬送路20fに入る。この反転搬送路20fに用紙が入ると、その反転搬送路20fが有する搬送ロールの回転方向が逆転し、その用紙が反転搬送路20fから戻り搬送路20gへと逆向きに送り出されて第1筐体10aに戻る。第1筐体10aに戻った用紙は、水平搬送路20bと斜行搬送路20cとを経て位置決めロール19cに達する。このときの用紙は、画像がまだ形成されていない第2面を中間転写ベルト14に向けた姿勢となっている。用紙がこのような搬送路を通って位置決めロール19cに達するまでの間に、画像形成ユニット13側では、その用紙の第2面に形成する画像のトナー像が形成されて中間転写ベルト14上に転写される。
その後は、用紙の第1面への画像形成と同様にして、位置決めロール19cから用紙が送り出されて二次転写ロール17の作用によりその用紙の第2面にトナー像が転写され、さらに定着器22、デカーラ25を通過して、今度は排紙ロール27により排紙台28上に排出される。
また、この画像形成装置10の第2筐体10bの上部には、外部から送られてきた画像データを格納しておくメモリやその画像データに画像処理を施す演算回路など備えるとともに、定着器22における加熱温度の制御や画像形成装置10内の各所における用紙の搬送速度の制御などを担う制御部30が備えられている。
さらに、この第2筐体10bの一段低い部分の上に載るようにして、この画像形成装置10の各種状態を表示するためのモニタ31やオペレータによる操作を受ける操作パネル32が配置されている。
画像形成装置10で画像が形成された用紙は、この画像形成装置10とは別の装置であるラミネータによってラミネート加工が施される場合がある。そして、画像形成装置10は、ラミネータによるラミネート加工が予定されたラミネート加工モードと、ラミネート加工が予定されていない通常モードとの双方のモードを有している。画像形成装置10のユーザは、上述した操作パネル32の操作によってモードを選択する。
図2は、定着器22の構造を示す図である。
定着器22は、上述したように加熱ベルト221と加圧ロール222とを備えている。加熱ベルト221は無端状のベルトであり、3つの加熱ロール223_1,223_2,223_3と複数の案内ロール225に架け回されて駆動され、矢印C方向に循環移動する。各加熱ロール223_1,223_2,223_3の内部には熱源224_1,224_2,224_3が組み込まれていて、図1に示す制御部30によって各熱源224_1,224_2,224_3の加熱温度が制御される。この制御の結果、加熱ベルト221が用紙Pの表面(即ち未定着画像が形成されている面)を加熱する温度(即ち定着温度)が制御される。
加圧ロール222は芯金226の周囲に弾性層227を有し矢印E方向に回転する。この加圧ロール222は、矢印D方向に進んできた用紙Pを加熱ベルト221との間に挟む(ニップする)ことで用紙Pに圧力を加える。
本実施形態では、加圧ロール222には熱源が組み込まれていないが、用紙Pが挟まれていない間に加熱ベルト221と接触することで加圧ロール222は加熱ベルト221によって加熱される。このような加圧ロール222の加熱における加熱温度も、図1に示す制御部30によって制御されていて、この制御の結果、用紙Pの裏面に接触する加圧ロール222の温度が制御される。制御の具体的な方法は説明を省略するが、本実施形態では、定着温度に対し、ある程度の自由度を持って加圧ロール222の温度が制御される周知の制御方法が採用されているものとする。また、制御部30による定着器22の加熱制御は、制御部30を加熱制御装置として動作させる加熱制御プログラムが制御部30に組み込まれることで実現される。
図3は、加熱制御プログラムが組み込まれた制御部30を示す図である。
制御部30には、モード取得部35と温度設定部36と加熱制御部37とを備えた加熱制御プログラムが組み込まれている。
モード取得部35は、図1に示す操作パネル32の操作によってユーザが選択したモードを取得する。
温度設定部36は、モード取得部35によって取得されたモードと、画像形成に用いられるトナーの色数とに応じて、定着温度と加圧ロールの温度を設定する。
加熱制御部37は、図2に示す各熱源224_1,224_2,224_3の加熱温度や加熱ベルト221の循環速度などを制御することで、温度設定部36によって設定された温度を実現する。
この加熱制御プログラムが、本発明の温度変更プログラムの一実施形態に相当し、この加熱制御プログラムによって制御部30は、本発明の温度変更装置の一実施形態および本発明にいう温度変更器の一例として機能する。そして制御部30は、本発明の温度変更方法の一実施形態に相当する加熱制御手順を実行する。
図4は、加熱制御手順を示したフローチャートである。
この加熱制御手順が開始されると、まず、ステップS101で、モード取得部35により取得された画像形成のモードが確認され、その後、ステップS102およびステップS107で、今回の画像形成で使用されるトナーの色が確認される。トナーの色は、例えば画像データに色を示した指定データが含まれていて、その指定データで確認される。
これらの確認の結果、通常モードでトナーの色に特色が含まれていないと判定された場合(ステップS101;通常、ステップS102;N)には、温度設定部36によって定着温度が低温に設定され(ステップS103)、加圧ロール222の温度も低温に設定されて(ステップS104)、加熱制御部37による加熱制御の下で画像形成が実行される。近年では、定着に必要な温度が低い(ガラス転移温度が低い)低温定着タイプのトナーが普及しており、定着温度が低温に設定されることで省電力が図られる。また、加圧ロール222の温度が低温であることにより、後述するように画像のグロスが向上して見た目がよい。
上述した確認の結果、通常モードでトナーの色に特色が含まれていると判定された場合(ステップS101;通常、ステップS102;Y)には、温度設定部36によって定着温度が高温に設定され(ステップS105)、加圧ロール222の温度は低温に設定されて(ステップS106)、加熱制御部37による加熱制御の下で画像形成が実行される。白色や透明色などといった特色のトナーでは、プロセス色(CMYK色)とは異なり低温定着タイプのトナーが少なく、特色のトナーが用いられる場合には、定着温度が高温に設定されることで画像の十分な定着が図られる。また、加圧ロール222の温度が低温であることにより画像のグロスが向上して見た目がよい。
上述した確認の結果、ラミネート加工モードでトナーの色に特色が含まれていないと判定された場合(ステップS101;ラミネート、ステップS107;N)には、温度設定部36によって定着温度が低温に設定され(ステップS108)、加圧ロール222の温度は中温に設定されて(ステップS109)、加熱制御部37による加熱制御の下で画像形成が実行される。加圧ロール222の温度が上がると、後述するように画像のグロスが低下し、ラミネート加工における接着強度が向上する。
上述した確認の結果、ラミネート加工モードでトナーの色に特色が含まれていると判定された場合(ステップS101;ラミネート、ステップS107;Y)には、温度設定部36によって定着温度が高温に設定され(ステップS110)、加圧ロール222の温度は高温に設定されて(ステップS111)、加熱制御部37による加熱制御の下で画像形成が実行される。定着温度が高温に設定されることで、特色のトナーが用いられる画像でも十分な定着が図られる。また、加圧ロール222の温度が更に上がることでラミネート加工における接着強度が更に向上する。トナーからしみ出す離型剤の量が高温の定着温度によって増えると考えられるため、接着強度のさらなる向上が図られている。
図5は、グロス低下のメカニズムを表した図である。
定着器22内のニップ時におけるトナー41は、圧力によって平らに押しつぶされており、この際にトナー41内には残留応力42が残る。加圧ロール222の温度が50°C以下の低温である場合には、用紙の裏面は定着中のニップ時にも低温が保たれ、図示は省略されているが、定着後(即ちニップ後)のトナー41は速やかに冷却される。このため、ニップ後に残留応力42による変形が生じず、トナー同士の境目に形成される粒界凹み43はニップ時と同等の狭さを維持しトナー像のグロスは高い。
これに対し、加圧ロール222の温度が50°C〜80°Cの中温である場合には、定着中のニップ時に用紙の裏面が中温に暖められるので、トナー41の温度が定着後もやや維持される。このため、残留応力42で定着後にトナーの高さが増して粒界凹み43がやや広がってトナー像のグロスが低下する。
さらに、加圧ロール222が80°C〜120°Cの高温である場合には、定着中のニップ時に用紙の裏面が高温に暖められる。このため、定着後もトナー41の温度が高く維持されて、冷めるまでに時間を要する。その結果、残留応力42によって定着後にトナー41の形状が丸い形状に戻り、トナー像の表面が凸凹になって粒界凹み43が大幅に広がり、トナー像のグロスが顕著に低下する。
図6は、加圧ロールの温度とトナー像のグロスとの関係を表したグラフである。
図6のグラフの横軸は加圧ロール222の温度を示し、縦軸は定着後の画像のグロス(60度グロス)を表している。また、グラフ中の三角印は1次色の画像におけるグロスを表し、四角印は2次色の画像におけるグロスを表し、菱形印は3次色の画像におけるグロスを表している。
グラフからわかるように、1次色、2次色、3次色のいずれについても、加圧ロールの温度が高くなるに従ってグロスが低下する。このようにグロスが低下すると、ラミネータによってラミネート加工が施された場合に、ラミネートのフィルムの接着剤が粒界凹み43(図5参照)に浸透するため、物理的結合によるいわゆるアンカー効果でラミネートの接着強度が向上する。また、グロスの低下に伴って画像の表面積は増加しており、接着面積の増加によってもラミネートの接着強度が向上している。
図7は、トナー像のグロスとラミネートの接着強度との関係を表したグラフである。
図7のグラフの横軸は、定着後の画像のグロス(60度グロス)を示し、縦軸は、ラミネートの接着強度をT型剥離評価(JIS6354−3)の値で示している。
図7のグラフには、用紙としてOSコート紙(127gsm)が用いられ、ラミネート条件として120°C、4.0m/minでラミネートが行われた場合の結果が示されている。
グラフからわかるように、画像のグロスが35から20へと低下するにつれて、T型剥離力は約5N/15mmから約7N/15mmへと大きく増加する。
以上説明したように、定着時における加圧ロールの温度が上がることでラミネートの接着強度が向上することが確認された。
なお、上記説明では、本発明にいう温度変更器として、加熱ベルト221の加熱制御を介して間接的に加圧ロール222の温度を変更する制御部30が例示されているが、本発明にいう温度変更器は、例えば本発明にいう加圧部材の内部に加熱器を有して、その加熱器で加圧部材の温度を直接に変更するものであってもよい。更に、本発明にいう温度変更器は、用紙の裏面を加熱するものであってもよい。
また、上記説明では、定着温度を使用トナーの種類に応じた温度に切り換える画像形成装置が例示されているが、本発明の画像形成装置は、使用トナーの種類ではなくて例えば使用量などに応じた温度に定着温度を切り換えるものであってもよいし、あるいは定着温度の切り換え機能を有さないものであってもよい。
また、上記説明では、本発明の画像形成装置の一実施形態として、ラミネータを有さない装置が例示されているが、本発明の画像形成装置はラミネータが組み込まれた装置であってもよい。
また、上記説明では、本発明の画像形成装置の一実施形態としてタンデム型のカラープリンタが例示されているが、本発明の画像形成装置は、リボルバ型のカラープリンタであってもよく、モノクロ専用機(但し透明色画像の形成機能は有するもの)であってもよく、複写機やファクシミリや複合機であってもよい。
また、上記説明では、本発明の画像形成装置の一実施形態として、感光体から中間転写ベルトを介して用紙上にトナー像が転写される間接転写方式の画像形成装置が例示されているが、本発明の画像形成装置は、感光体から用紙上に直接トナー像が転写される直接転写方式の画像形成装置であってもよい。
10……画像形成装置、 13……画像形成ユニット、 14……中間転写ベルト、 22……定着器、 221……加熱ベルト、 222……加圧ロール、 30……制御部

Claims (8)

  1. 記録材を加熱し加圧することで該記録材上の画像を定着させる定着器による定着後に該記録材に対して被覆がされる場合に、定着中の該記録材における前記画像が形成された表面に対する裏面の温度を、定着後に該記録材に対して被覆がされない場合よりも高温に変更することを特徴とする温度変更器。
  2. 前記定着器が、第1の加熱温度で定着を行う第1定着動作よりも高温の第2の加熱温度で定着を行う第2定着動作を行う場合に、前記裏面の温度を、定着後に前記記録材に対して被覆がされない場合よりも高温に変更することを特徴とする請求項1記載の温度変更器。
  3. 前記記録材の前記裏面に接触して該記録材を加圧する加圧部材の温度を変更することによって前記裏面の温度を変更することを特徴とする請求項1または2に記載の温度変更器。
  4. 前記記録材の前記表面に接触して該記録材を加熱する加熱部材の熱で前記加圧部材の温度を変更することによって前記裏面の温度を変更することを特徴とする請求項3に記載の温度変更器。
  5. 前記定着器における定着温度の設定が高いほど、前記加圧部材の温度を高く設定することを特徴とする請求項3または4に記載の温度変更器。
  6. 記録材を加熱し加圧することで該記録材上の画像を定着させる定着器による定着後に該記録材に対して被覆がされる場合に、定着中の該記録材における前記画像が形成された表面に対する裏面の温度を、定着後に該記録材に対して被覆がされない場合よりも該記録材の画像の表面積が大きくなるように変更することを特徴とする温度変更器。
  7. 加熱によって融解する色材で記録材上に画像を形成する形成器と、
    前記記録材を加熱し加圧することで前記画像を定着させる定着器と、
    前記定着器による定着後に前記記録材に対して被覆がされる場合に、定着中の該記録材における前記画像が形成された表面に対する裏面の温度を、定着後に該記録材に対して被覆がされない場合よりも高温に変更する温度変更器と、
    を備えたことを特徴とする画像形成装置。
  8. 記録材を加熱し加圧することで該記録材上の画像を定着させる定着器を制御する制御装置に組み込まれ、該制御装置を、
    前記定着器による定着後に該記録材に対して被覆がされる場合に、定着中の該記録材における前記画像が形成された表面に対する裏面の温度を、定着後に該記録材に対して被覆がされない場合よりも高温に変更する温度変更器として動作させることを特徴とする温度変更プログラム。
JP2016176306A 2016-09-09 2016-09-09 温度変更器、画像形成装置、および温度変更プログラム Active JP6747199B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2016176306A JP6747199B2 (ja) 2016-09-09 2016-09-09 温度変更器、画像形成装置、および温度変更プログラム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2016176306A JP6747199B2 (ja) 2016-09-09 2016-09-09 温度変更器、画像形成装置、および温度変更プログラム

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2018041013A JP2018041013A (ja) 2018-03-15
JP6747199B2 true JP6747199B2 (ja) 2020-08-26

Family

ID=61625985

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2016176306A Active JP6747199B2 (ja) 2016-09-09 2016-09-09 温度変更器、画像形成装置、および温度変更プログラム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6747199B2 (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6855717B2 (ja) * 2016-09-14 2021-04-07 富士ゼロックス株式会社 画像形成装置、色材制御装置、および色材制御プログラム
JP7196429B2 (ja) * 2018-06-15 2022-12-27 コニカミノルタ株式会社 定着装置、画像形成装置、および印刷物の生産方法

Also Published As

Publication number Publication date
JP2018041013A (ja) 2018-03-15

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4636866B2 (ja) 像加熱装置
JP5587087B2 (ja) 定着装置
JP5609145B2 (ja) 定着装置及び画像形成装置
US20160257100A1 (en) Laminating apparatus and image forming apparatus
JP5241066B2 (ja) 画像加熱装置
JP2013130778A (ja) 像加熱装置及び画像形成装置
JP2009288275A (ja) 画像加熱装置
US11926133B2 (en) Sheet laminator, image forming apparatus, and image forming system
JP7497635B2 (ja) 画像形成装置、および画像形成方法
JP2005182050A (ja) 多段溶融システム及びその方法
JP2007022806A (ja) 画像形成装置
JP2025028154A (ja) 定着装置及び画像形成装置
JP6747199B2 (ja) 温度変更器、画像形成装置、および温度変更プログラム
JP6786992B2 (ja) 画像形成装置および画像形成システム
JP6833173B2 (ja) 画像形成装置
US12566398B2 (en) Sheet laminator and image forming system incorporating the sheet laminator
JP6855717B2 (ja) 画像形成装置、色材制御装置、および色材制御プログラム
JP2016161614A (ja) 熱転写プリントシート作成装置、熱転写プリントシート作成方法、及び熱転写プリントシート
JP2005173259A (ja) 画像形成装置
JP6822022B2 (ja) 画像形成装置
JP6929257B2 (ja) 画像形成装置及び制御装置
JP6818453B2 (ja) 画像形成装置
US20250249675A1 (en) Laminating system and storage medium
JP4577148B2 (ja) 画像形成装置および画像形成方法
JP2021196442A (ja) 画像形成装置、画像形成方法

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20190719

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20200525

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20200707

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20200720

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6747199

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

S533 Written request for registration of change of name

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313533

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350