JP6750344B2 - Strap fixing structure for the upper door for vehicles - Google Patents
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Description
本発明は、上方に跳ね上げて開かれた車両用ドアを引き下げて閉じる際に掴むストラップのドアへの固定構造に関する。
BACKGROUND OF THE
上方に跳ね上げて開く車両用ドア(例えば、バックドア、リアハッチドア)は、ヒンジが取り付けられる側とは反対側を引き下げることによって閉操作が行われる。閉操作を容易にするために、ドアの開放端付近の車室内側にストラップが固定されているドアもある(下記特許文献1参照)。ストラップは、開かれて高い位置にあるドアから垂れ下がり、ドアを閉じる際に操作者に掴まれる。
A vehicle door (for example, a back door or a rear hatch door) that is flipped up and opened is closed by pulling down a side opposite to a side to which a hinge is attached. In some doors, a strap is fixed to the inside of the vehicle near the open end of the door to facilitate the closing operation (see
上述したような車両用上開きドアのためのストラップは、ドアの開放端付近の車室内側に取り付けられているため、その長さが長すぎるとドア下端と車体のドア開口縁との間に挟まれてしまい、短すぎると操作者が掴み難い。また、ストラップのドアへの固定部がドアの開放端に近いほどドアを閉じる際の閉操作力は軽くなるが、ストラップはドアに挟み込まれやすくなる。 Since the strap for the vehicle upper opening door as described above is attached to the inside of the vehicle in the vicinity of the open end of the door, if the length of the strap is too long, it may be between the lower end of the door and the door opening edge of the vehicle body. If it is too short, it will be difficult for the operator to grasp. Further, the closer the fixing part of the strap to the door is to the open end of the door, the lighter the closing operation force for closing the door is, but the strap is more likely to be caught in the door.
本発明の目的は、良好な閉操作性を持ち、かつ、ストラップがドアに挟まれることを防止するのに適した、車両用上開きドアのストラップ固定構造を提供することにある。 An object of the present invention is to provide a strap fixing structure for a vehicle upper opening door that has good closing operability and is suitable for preventing the strap from being caught in the door.
本発明の第1の特徴は、車両用上開きドアを引き下げて閉じる際に掴むストラップのドアへの固定構造に関するものであり、可撓性を有するストラップが、ドアの閉状態において、ストラップのドアへの固定部から上方へと延出されてから垂れ下がるようにドアに固定される。 A first feature of the present invention relates to a structure for fixing a strap that is gripped when pulling down and closing an upper door for a vehicle to the door, and the flexible strap has a door when the door is closed. It is fixed to the door so that it extends downward from the fixing part to and then hangs down .
本発明の第2の特徴も、車両用上開きドアを引き下げて閉じる際に掴むストラップのドアへの固定構造に関するものであり、可撓性を有するストラップが、ドアの閉状態において、ストラップのドアへの固定部から下方へと延びるようにドアに固定される。また、ドアが、ストラップのドアへの固定部の下方に、固定部よりも車両の内部に向けて隆起する隆起部を備えている。さらに、ドアの閉状態において、ストラップは隆起部を覆う。 The second feature of the present invention also relates to a structure for fixing a strap to the door that is gripped when the upper door for a vehicle is pulled down and closed. Is fixed to the door so as to extend downward from the fixing portion to. Further, the door is provided with a raised portion that is raised below the fixing portion of the strap to the door and that is raised toward the inside of the vehicle rather than the fixing portion . Further, the strap covers the ridge in the closed state of the door.
上記第1及び第2の特徴によれば、ドアの閉操作性を良好にでき、かつ、ストラップのドアへの挟み込みを防止できる。 According to the first and second characteristics, the door operability can be improved, and the strap can be prevented from being caught in the door.
以下、車両用上開きドアのストラップ固定構造の実施形態について、図面を参照しつつ説明する。 Hereinafter, an embodiment of a strap fixing structure for an upper door for a vehicle will be described with reference to the drawings.
(第1実施形態)
まず、第1実施形態に係るストラップ固定構造1について説明する。図1〜図4に示されるように、本実施形態の固定構造1は、ストラップ3と、ボルト5と、バックドア7と、プルハンドル9とを有している。ストラップ3は、樹脂繊維を編み上げて帯状に形成したもので、その両端にはボルト孔3aがそれぞれ形成されている。そして、これが二つ折りにされてループ状にされ、重ねられた二つのボルト孔3aにボルト5が挿通される。なお、ボルト孔3aが形成される両端が、金属製の補強プレートをそれぞれ有していてもよい。また、ストラップ3は、布製や革製でもよいし、ループ状に折り曲げられずに短冊状に形成されてもよい。ただし、ストラップ3は、可撓性を有しており、自重で垂れ下がる。
(First embodiment)
First, the
本実施形態のバックドア7は、その車室側の内面上に、ストラップ3に加えて、プルハンドル9も有している。上述したストラップ3は、このプルハンドル9の両端に形成されたボルト孔9aの一方と、ボルト5によってバックドア7に共締めされる。プルハンドル9は、樹脂製であり、本体9bとバックパネル9cとで構成されている。もちろん、本体9bとバックパネル9cとは一体成形されてもよい。本体9bは、上述したボルト孔9aに取り付けられたボルト5を隠すリッド9dを有している。各リッド9dは、樹脂ヒンジによって開閉可能となっており、閉状態では係止されて閉状態が維持される。
The
そして、本体9bのストラップ3が取り付けられる一端には、ストラップ3を外部に導出させるスリット(開口)9eが形成されている。追って詳しく説明するが、本実施形態のストラップ3は、バックドア7の閉状態で、その固定部(ボルト孔3a)から上方へと延びるようにバックドア7に固定される。従って、スリット9eは、バックドア7の閉状態で、本体9bの上側に形成される。ただし、図2Bに示されるように、バックドア7の閉状態では、スリット9eから延出されたストラップ3は自重によって先端部側が垂れ下がり、図3に示されるように、ストラップ3の固定部の上方に形成された隆起部9fを覆う。
A slit (opening) 9e for leading the
隆起部9fは、ストラップ3の固定部(ボルト5)の近傍に配置されている。本実施形態では、具体的には、隆起部9fは、バックドア7の閉状態において、ストラップ3の固定部(ボルト5)の上方に形成されている。しかし、隆起部9fは、固定部(ボルト5)の下方や、固定部(ボルト5)に対して車室側の側方に形成されてもよい。なお、スリット(開口)9eは、本体9bのバックドア7(トリムパネル7b)との接触縁部を切り欠くことで形成されてもよい。
The raised
本実施形態のバックドア7は、構造材としての強化樹脂製のフレームパネル7aと、その上に取り付けられた樹脂製のトリムパネル7bと、ガラス製のバックウィンドウ7eを有している。ストラップ3及びプルハンドル9は、ボルト5によって、トリムパネル7bのボルト孔7cを介して、フレームパネル7aに固定されている。ボルト5は、フレームパネル7aに取り付けられたナット7d(図3参照)と締結される。図1に示されるように、トリムパネル7bには、プルハンドル9を握り易くするために、プルハンドル9の背後に窪み7fが形成されている。
The
また、本実施形態では、(特に、バックドア7の閉操作時に引っ張られた時に)ストラップ3のボルト孔3aの周辺部分の形状を安定させるために、ストラップ3とボルト5との間に樹脂製のブッシュ(又はワッシャ)11が取り付けられる。なお、トリムパネル7bは設けられなくてもよい。また、フレームパネル7aは、樹脂製でなく金属などの他の素材で構成されてもよいし、バックウィンドウ7eは透明樹脂製でもよい。また、強度的に問題が無ければ、ストラップ3及びプルハンドル9は、フレームパネル7aではなくトリムパネル7bに固定されてもよい。いずれにしても、ストラップ3及びプルハンドル9は、バックドア(上開きドア)7に固定される。
Further, in this embodiment, in order to stabilize the shape of the peripheral portion of the
図4に示されるように、バックドア7は、上部二か所で車体とヒンジ部材(図示せず)によって、回動可能に結合されている。この二つのヒンジ部材を繋いだ線がバックドア7の回動軸であり、この回動軸は実質的に水平である。バックドア7の開放端(閉状態のバックドア7の下端)は、車体側の部材であるドア受部13に受け止められ、バックドア7とドア受部13との間に構成されたロック機構(図示せず)によって、閉状態が維持される。ドア受部13には、ゴム製のウェザーストリップ13aが取り付けられている。図3に示されるように、バックドア7の開閉過程でストラップ3はウェザーストリップ13aと接触しない。
As shown in FIG. 4, the
なお、車両後面全体を開放する第1バックドアと、第1バックドア上で第1バックドアの一部を開放する第2バックドアとを有する二重構造のバックドアも考えられ得る。本実施形態のバックドア7が第2バックドアである場合、ドア受部13は第1バックドアの一部であり、上開きドアとしての第1バックドアにも本実施形態の固定構造1と同等の構造が設けられてもよい。また、この二重構造のバックドアにおいて、ドア受部13を有する第1バックドアは、上開きドアでなく横開きドアであってもよい。ここで、バックドア7(第2バックドア)のヒンジ部材は、第1バックドアのヒンジ部材と一体化されて(又は、別部材として)車体に取り付けられてもよいし、第1バックドアに取り付けられてもよい。
A double-structured back door having a first back door that opens the entire rear surface of the vehicle and a second back door that opens a part of the first back door on the first back door can also be considered. When the
ストラップ3及びプルハンドル9がボルトによってバックドア7に取り付けられた状態では、図3に示されるように、車室側から、ボルト5の頭部、ブッシュ11、ストラップ3(ボルト孔3a)、本体9b(ボルト孔9a)、トリムパネル7b(ボルト孔7c)、及び、フレームパネル7aのナット7dがこの順で締結される。即ち、ボルト5、ストラップ3のボルト孔3a、プルハンドル9のボルト孔9a、トリムパネル7bのボルト孔7c、及び、フレームパネル7aのナット7dは、ストラップ3及び/又はプルハンドル9のバックドア7への固定部である。
When the
本実施形態では、ストラップ3は、バックドア7の閉状態で、その固定部から上方へと延びるようにバックドア7に固定されている(図2A参照)。そして、ストラップ3は、バックドア7の閉状態で、それ自身の可撓性及び自重によって下方に垂下する(図2B参照)。このため、図4に示されるように、バックドア7全開時のストラップ3の垂下長さを長く確保できると同時に、図3に示されるように、バックドア7の閉状態でのストラップ3の固定部から下方部分の垂下長さLを短くできる。
In the present embodiment, the
これは、ストラップ3の固定部から上方へ延出された後に折り返して再び固定部の高さに戻るまでの長さの一部を、バックドア7の全開時におけるストラップ3の垂下長さを延長するのに利用できる。また、ストラップ3を上方ではなく下方に延びるようにバックドア7に固定した場合に比べた場合に、ストラップ3の固定部から上方へ延出された後に折り返して再び固定部の高さに戻るまでの長さの一部を、バックドア7の全閉時におけるストラップ3の下端の位置を上方に偏移させるのに利用できる。
This is to extend the length of the
バックドア7の全開時のストラップ3の垂下長さを長くできるのでストラップ3の下端位置を低くでき、身長が低い人でもストラップ3を掴みやすい。また、バックドア7の全開時のストラップ3の垂下長さを長くできるので、ストラップ3をしっかりと掴むことができる。これらの結果、ストラップ3を利用したバックドア7の閉操作性を良好にできる。
Since the hanging length of the
さらに、上述したように、ストラップ3の固定部から下方部分の垂下長さLを短くできるのでストラップ3の下端とウェザーストリップ13aとの接触をより効果的に防止でき、ストラップ3がバックドア7に挟まれるのを防止できる。バックドア7は、ある程度まで降ろすと勝手に閉まるので、このような構成は重要である。また、ストラップ3とウェザーストリップ13aとが接触しないので、バックドア7の繰り返し開閉によってストラップ3がウェザーストリップ13aを摩耗(損傷)させることも防止できる。ウェザーストリップ13aの機能上、その摩耗(損傷)は液密性が失われるため、この意味からもこのような構成は重要である。
Further, as described above, since the hanging length L of the lower portion from the fixed portion of the
またさらに、ストラップ3の垂下される部分に対して、ストラップ3のバックドア7への固定部(ボルト5)は、バックドア7の全開時にバックドア7の開放端側に位置することになる。従って、わずかであるが、ストラップ3を掴んでバックドア7を引き降ろす時の操作力の作用点を、バックドア7の回動軸からより遠くに設定できる。この結果、バックドア7の閉操作力を少なくできる。逆に言えば、ストラップ3の固定部は、バックドア7を引き降ろす時の操作力を少なくするためにできるだけバックドア7の開放端に近づけつつ、かつ、ストラップ3のバックドア7への挟み込みを防止するためにストラップ3がウェザーストリップ13aと接触しないように設定される。なお、本実施形態の場合、ストラップ3の引き下げ力はプルハンドル9のスリット9eに作用するが、プルハンドル9はストラップ3と共にボルト5によって共締めされているので、ストラップ3の引き下げ力は結局は固定部(ボルト5)に作用する。
Furthermore, with respect to the hanging portion of the
また、本実施形態では、バックドア7の閉状態において、ストラップ3の固定部(ボルト5)の上方に隆起部9fが形成されている。この隆起部9fによって、上述した全開時のストラップ3の垂下長さの延長量や全閉時のストラップ3の下端位置の上方偏移量をより大きくできる。その結果、バックドア7の全開時におけるストラップ3の垂下長さをより長くできるとともに、ストラップ3の固定部から下方部分の垂下長さL(図3参照)をより短くできる。即ち、隆起部9fを形成することで、ストラップ3によるバックドア7の閉操作性をより良好にできるとともに、ストラップ3のバックドア7への挟み込みをより確実に防止できる。
Further, in the present embodiment, the raised
なお、隆起部9fによる上述した利点は、隆起部9fがストラップ3の固定部の下方又は車室側の側方に位置されても得られる。即ち、隆起部9fは、ストラップ3の固定部の近傍でバックドア7の車室側内面から隆起され、かつ、バックドア7の閉時にストラップ3と接触してストラップ3の垂下位置を車室側に偏移させる。隆起部9fがストラップ3の固定部の下方に位置される場合については、第2実施形態で説明する。なお、本実施形態では、隆起部9fによる利点は、ストラップ3を上方に延出させる構成による利点と共用されることで上述した効果(閉操作性向上、及び、挟み込み防止)をさらに向上させる。
The above-described advantages of the raised
さらに、ストラップ3が固定されるバックドア7の面形状や傾き(閉状態)にもよるが、概して、隆起部9fが設けられることで、ストラップ3の垂下位置は車室側に偏移されてバックドア7の内表面とは離される。この結果、ストラップ3とバックドア7とが接触したままであると発生する経年的なトリムパネル7bの表面汚れが防止される。また、車両走行時にストラップ3とバックドア7との断続的な接触に起因する騒音の発生を抑止する利点もあると考えられる。
Further, although depending on the surface shape and the inclination (closed state) of the
また、本実施形態では、ストラップ3のバックドア7への固定部がプルハンドル9のバックドア7への固定部(二つの固定部のうちの一方)と共締めされている。即ち、ストラップ3は必然的にプルハンドル9に隣接して配置されることになる。このような構成によれば、全開状態のバックドア7を低い位置まで垂下された手の届きやすいストラップ3によって引き降ろし、ある程度まで降ろしたところでプルハンドル9に持ち替えて、プルハンドル9をしっかりと握ってバックドア7を全閉させるという閉動作を容易に行える。従って、バックドア7の閉操作性をより良好にできる。なお、本実施形態では、プルハンドル9の二つの固定部のうち、車両中心線側の固定部にストラップ3が取り付けられた。これは、バックドア7を開放して作業する乗員は、車両中心線近傍に立って作業する頻度が高いので、作業する乗員の手が届きやすいようにするためである。
Further, in the present embodiment, the fixing portion of the
特に、本実施形態では、ストラップ3をプルハンドル9に隣接させて配置して上述したような良好な閉操作を実現するに際して、ストラップ3とプルハンドル9とをボルト5によってバックドア7と共締めした。従って、部品点数を増加させることなく、かつ、作業工程を削減して、固定構造1を構築できる。
Particularly, in the present embodiment, when the
また、本実施形態では、プルハンドル9に一体的に形成されたリッド9dによってボルト5を隠せる。即ち、部品点数を増やすことなく、固定構造1の見栄えを向上させることができる。
Further, in the present embodiment, the
(第2実施形態)
次に、第2実施形態に係るストラップ固定構造1について説明する。なお、本実施形態において、上述した第1実施形態と同一又は同等の構成には同一の符号を付して、それらの詳しい説明を省略する。図5に示されるように、本実施形態の固定構造1は、上述した第1実施形態の固定構造1とは、ストラップ3の延出方向が異なっている。ストラップ3は、その固定部(ボルト5)から、上方ではなく、下方に延出されている。また、それに伴って、プルハンドル9Aの開口(スリット)9e及び隆起部9fの形態及び位置も異なっている。
(Second embodiment)
Next, the
ストラップ3自体の構成、及び、ストラップ3のバックドア7への固定構造は上述した第1実施形態と変わらない。ストラップ3及びプルハンドル9Aがボルトによってバックドア7に取り付けられた状態では、第1実施形態と同様に、車室側から、ボルト5の頭部、ブッシュ11、ストラップ3(ボルト孔3a)、本体9b(ボルト孔9a)、トリムパネル7b(ボルト孔7c)、及び、フレームパネル7aのナット7dがこの順で締結される。しかし、ストラップ3の延出方向の相違に伴って、本実施形態のプルハンドル9Aの構成は、上述した第1実施形態のプルハンドル9と異なっている。
The structure of the
樹脂製のプルハンドル9Aは、本体9bとバックパネル9cとで構成されている。もちろん、本体9bとバックパネル9cとは一体成形されてもよい。本体9bは、上述したボルト孔9aに取り付けられたボルト5を隠すリッド9dを有している。各リッド9dは、樹脂ヒンジによって開閉可能となっており、閉状態では係止されて閉状態が維持される。第1実施形態のリッド9dは下方に開いたが、本実施形態のリッド9dは上方に開く。
The
そして、本体9bのストラップ3が取り付けられる一端には、その縦方向の中央に、水平な凹部9gが形成されている。凹部9gの上面にストラップ3を外部に導出させる開口9eが形成されている。また、凹部9gの下方に、隆起部9fが形成されている。即ち、隆起部9fは、ストラップ3の固定部(ボルト5)の下方に形成されている。図5に示されるように、バックドア7の閉状態では、開口9eから延出されたストラップ3は自重によって先端部側が垂れ下がって隆起部9fを覆う。なお、開口(スリット)9eは、本体9bのバックドア7(トリムパネル7b)との接触縁部を切り欠くことで形成されてもよい。
A
上述した第1実施形態では、隆起部9fによる利点は、ストラップ3を上方に延出させる構成による利点と共用されることで効果(閉操作性向上、及び、挟み込み防止)をさらに向上させた。本実施形態では、ストラップ3を上方に延出させる構成による利点は得られないが、隆起部9fによる利点はもたらされ得る。
In the above-described first embodiment, the advantage of the raised
具体的には、バックドア7の閉状態時において、ストラップ3の固定部(ボルト5)の下方に隆起部9fが形成されている。この隆起部9fによって、ストラップ3は車室側に偏移された状態で垂下する。この偏移量によって、バックドア7の全開時のストラップ3の垂下長さを長くでき、かつ、ストラップ3の固定部から下方部分の垂下長さを短くできる。即ち、隆起部9fを形成することで、ストラップ3によるバックドア7の閉操作性を良好にできるとともに、ストラップ3のバックドア7への挟み込みを確実に防止できる。
Specifically, when the
具体的には、バックドア7の全開時のストラップ3の垂下長さを長くできるのでストラップ3の下端位置を低くでき、身長が低い人でもストラップ3を掴みやすい。また、バックドア7の全開時のストラップ3の垂下長さを長くできるので、ストラップ3をしっかりと掴むことができる。これらの結果、ストラップ3を利用したバックドア7の閉操作性を良好にできる。
Specifically, since the hanging length of the
さらに、上述したように、バックドア7の閉状態時(閉操作後半)のストラップ3の固定部から下方部分の垂下長さを短くできるのでストラップ3の下端とウェザーストリップ13aとの接触を防止でき、ストラップ3がバックドア7に挟まれるのを防止できる。
Further, as described above, when the
さらに、ストラップ3が固定されるバックドア7の面形状や傾き(閉状態)にもよるが、概して、隆起部9fが設けられることで、ストラップ3の垂下位置は車室側に偏移されてバックドア7の内表面とは離される。この結果、ストラップ3とバックドア7とが接触したままであると発生する経年的なトリムパネル7bの表面汚れが防止される。また、車両走行時にストラップ3とバックドア7との断続的な接触に起因するパタパタ音などの発生が抑止されることもあると考えられる。
Further, although depending on the surface shape and the inclination (closed state) of the
また、本実施形態では、ストラップ3のバックドア7への固定部がプルハンドル9Aのバックドア7への固定部(二つの固定部のうちの一方)と共締めされている。即ち、ストラップ3は必然的にプルハンドル9Aに隣接して配置されることになる。このような構成によれば、全開状態のバックドア7を低い位置まで垂下された手の届きやすいストラップ3によって引き降ろし、ある程度まで降ろしたところでプルハンドル9Aに持ち替えて、プルハンドル9Aをしっかりと握ってバックドア7を全閉させるという閉動作を容易に行える。従って、バックドア7の閉操作性をより良好にできる。なお、本実施形態でも、プルハンドル9Aの二つの固定部のうち、車両中心線側の固定部にストラップ3が取り付けられている。
Further, in the present embodiment, the fixing portion of the
本実施形態でも、ストラップ3をプルハンドル9Aに隣接させて配置して上述したような良好な閉操作を実現するに際して、ストラップ3とプルハンドル9Aとをボルト5によってバックドア7と共締めした。従って、部品点数を増加させることなく、かつ、作業工程を削減して、固定構造1を構築できる。
Also in this embodiment, the
また、本実施形態でも、プルハンドル9Aに一体的に形成されたリッド9dによってボルト5を隠せる。即ち、部品点数を増やすことなく、固定構造1の見栄えを向上させることができる。
Also in this embodiment, the
1 ストラップ固定構造
3 ストラップ
5 ボルト
7 バックドア(上開きドア)
9,9A プルハンドル
9d リッド
9e スリット(開口)
9f 隆起部
13 ドア受部
13a ウェザーストリップ
1 Strap fixing
9,9A Pull handle
9f Raised
Claims (7)
前記ストラップが、可撓性を有し、かつ、前記ドアの閉状態において、当該ストラップの前記ドアへの固定部から上方へと延出されてから垂れ下がるように前記ドアに固定されている、ことを特徴とする車両用上開きドアのストラップ固定構造。 A structure for fixing a strap to a door that is gripped when the upper door for a vehicle is pulled down and closed,
The strap is flexible and is fixed to the door so as to extend upward from a fixing portion of the strap to the door and then hang down in a closed state of the door. A strap fixing structure for the vehicle's upper door that is characterized by.
前記ストラップが、前記プルハンドルに隣接して配置されている、ことを特徴とする請求項1に記載の車両用上開きドアのストラップ固定構造。 The door has a pull handle,
The strap fixing structure for a vehicle upper opening door according to claim 1, wherein the strap is arranged adjacent to the pull handle.
前記ドアの閉状態において、前記ストラップが先端部側の垂れ下がりによって前記隆起部を覆う、ことを特徴とする請求項1〜3の何れか一項に記載の車両用上開きドアのストラップ固定構造。 The door, in the closed state of the door, in the vicinity of the fixed portion of the strap on the inner surface of the door on the vehicle compartment side, a ridge that is bulged toward the inside of the vehicle than the fixed portion is provided. Cage,
The strap fixing structure for a vehicle upper opening door according to any one of claims 1 to 3, wherein, in the closed state of the door, the strap covers the raised portion by hanging down on a tip end side.
前記ストラップが、可撓性を有し、かつ、前記ドアの閉状態において、当該ストラップの前記ドアへの固定部から下方へと延びるように前記ドアに固定されており、
前記ドアが、前記ストラップの該ドアへの前記固定部の下方に、前記固定部よりも前記車両の内部に向けて隆起する隆起部を備えており、
前記ドアの閉状態において、前記ストラップが先端部側の垂れ下がりによって前記隆起部を覆う、ことを特徴とする車両用上開きドアのストラップ固定構造。 A structure for fixing a strap to a door that is gripped when the upper door for a vehicle is pulled down and closed,
The strap is flexible, and, in the closed state of the door, is fixed to the door so as to extend downward from a fixing portion of the strap to the door,
The door is, under direction of the fixing portion to the door of the strap, includes a raised portion raised toward the inside of the vehicle than the fixed portion,
In the closed state of the door, the strap fixing structure for an upper door for a vehicle, wherein the strap covers the raised portion by hanging down on a tip end side.
前記ストラップが、前記プルハンドルに隣接して配置されている、ことを特徴とする請求項5に記載の車両用上開きドアのストラップ固定構造。 The door has a pull handle,
The strap fixing structure for a vehicle upper opening door according to claim 5, wherein the strap is disposed adjacent to the pull handle.
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