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JP6763398B2 - 通信システムおよび通信方法 - Google Patents
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Description

本開示は、データ信号の伝送に適用される通信システムおよび通信方法に関する。
近年、スマートフォンなどの携帯デバイスやカメラデバイスなどでは、扱う画像データの大容量化が進み、デバイス内または異なるデバイス間でのデータ伝送に高速化、かつ低消費電力化が求められている。このような要求に応えるため、携帯デバイスやカメラデバイス向けの接続インタフェースとして、MIPI(Mobile Industry Processor Interface)アライアンスが策定したC−PHY規格やD−PHY規格といった高速インタフェース規格の標準化が進められている。C−PHY規格やD−PHY規格は、通信プロトコルの物理層(physical layer:PHY)のインタフェース規格である。また、C−PHY規格やD−PHY規格の上位プロトコル・レイヤとして、携帯デバイスのディスプレイ向けのDSI(Display Serial Interface)や、カメラデバイス向けのCSI(Camera Serial Interface)が存在する。特許文献1には、D−PHY規格の信号伝送の安定化を図る技術が提案されている。
特表2014−522204号公報
上記したC−PHY規格やD−PHY規格では、実質的なデータ信号の伝送には高速(High Speed:HS)差動信号を用いている。また、クロック信号およびデータ信号のブランキング期間には低電力(Low Power:LP)信号を用いている。HS差動信号とLP信号は共通の伝送路で伝送される。例えばD−PHY規格では、クロック信号を伝送する1つの伝送路(クロックレーン)と、データ信号を伝送する1または複数の伝送路(データレーン)とが存在する。クロックレーンとデータレーンとのそれぞれにおける信号の伝送期間には、HS差動信号で伝送を行う期間とLP信号で伝送を行う期間とが存在する。クロックレーンとデータレーンとのそれぞれにおいて、HS差動信号とLP信号とが共通の伝送路で伝送される。しかしながら、LP信号では、信号伝送に必要とされる電圧値がHS差動信号とは異なっている。このため、HS差動信号とLP信号とのそれぞれを送受信するための回路が別々に必要とされるので、回路規模が大きくなるという問題があった。
また、このような問題は、データ信号の伝送において伝送モードに応じて電圧振幅値が変化する通信システムにおいても同様に生じ得る。
したがって、データ信号の伝送において伝送モードに応じて電圧振幅値が変化する通信システムにおいて回路規模の縮小化を図ることができるようにした通信システムおよび通信方法を提供することが望ましい。
本開示の一実施の形態に係る第1の通信システムは、送信装置および受信装置を備えている。送信装置は、伝送モードに応じたクロック周波数のクロック信号を出力するとともに、送信モードに応じたデータ信号を出力する。受信装置は、クロック信号およびデータ信号を受信するとともに、受信したクロック信号のクロック周波数の大きさに基づいて伝送モードを判定する。受信装置は、クロック周波数と1または複数の参照周波数とを対比した結果に基づいて前記伝送モードを判定する。受信装置は、クロック周波数が所定の前記参照周波数よりも高いときには、伝送モードを高速モードと判定し、クロック周波数が所定の参照周波数よりも低いときには、伝送モードを低速モードと判定する。送信装置は、クロック信号をクロック信号線に出力するとともに、データ信号をデータ信号線に出力する。受信装置は、クロック信号を、クロック信号線を介して受信するとともに、データ信号を、データ信号線を介して受信する。受信装置は、データ信号線に接続された第1の終端抵抗と、クロック信号線に接続された第2の終端抵抗とを有しており、伝送モードが低速モードである場合に、データ信号に所定のコマンドが含まれているときには、第1の終端抵抗および第2の終端抵抗をオンさせる。
本開示の一実施の形態に係る第2の通信システムは、送信装置および受信装置を備えている。送信装置は、伝送モードに応じたクロック周波数のクロック信号を出力するとともに、送信モードに応じたデータ信号を出力する。受信装置は、クロック信号およびデータ信号を受信するとともに、受信したクロック信号のクロック周波数の大きさに基づいて伝送モードを判定する。送信装置は、クロック信号をデータ信号に重畳した重畳信号をデータ信号線に出力する。受信装置は、重畳信号を、データ信号線を介して受信する。受信装置は、データ信号線に接続された終端抵抗を有しており、重畳信号に所定のコマンドが含まれているときには、終端抵抗をオンさせる。
本開示の一実施の形態に係る第1の通信方法は、以下の(A)〜(A9)を含む。
A1)伝送モードに応じたクロック周波数のクロック信号を出力すること
A2)送信モードに応じたデータ信号を出力すること
A3)クロック信号およびデータ信号を受信すること
A4)受信したクロック信号のクロック周波数の大きさに基づいて伝送モードを判定すること
(A5)クロック周波数と1または複数の参照周波数とを対比した結果に基づいて伝送モードを判定すること
(A6)クロック周波数が所定の参照周波数よりも高いときには、伝送モードを高速モードと判定し、クロック周波数が所定の参照周波数よりも低いときには、伝送モードを低速モードと判定すること
(A7)クロック信号をクロック信号線に出力するとともに、データ信号をデータ信号線に出力すること
(A8)クロック信号を、クロック信号線を介して受信するとともに、データ信号を、データ信号線を介して受信すること
(A9)伝送モードが低速モードである場合に、データ信号に所定のコマンドが含まれているときには、データ信号線に接続された第1の終端抵抗およびクロック信号線に接続された第2の終端抵抗をオンさせること
本開示の一実施の形態に係る第2の通信方法は、以下の(A1)〜(A7)を含む。
(A1)伝送モードに応じたクロック周波数のクロック信号を出力すること
(A2)送信モードに応じたデータ信号を出力すること
(A3)クロック信号およびデータ信号を受信すること
(A4)受信したクロック信号のクロック周波数の大きさに基づいて伝送モードを判定すること
(A5)クロック信号をデータ信号に重畳した重畳信号をデータ信号線に出力すること
(A6)重畳信号を、データ信号線を介して受信すること
(A7)重畳信号に所定のコマンドが含まれているときには、データ信号線に接続された終端抵抗をオンさせること
本開示の一実施の形態に係る第1および第2の通信システムおよび第1および第2の通信方法では、伝送モードに応じたクロック周波数のクロック信号が送信装置から出力され、受信装置において、受信したクロック信号のクロック周波数の大きさに基づいて伝送モードが判定される。これにより、データ信号の振幅電圧値に基づいて伝送モードを判定する場合のような、振幅電圧値の大きさごとにドライバ回路やレシーバ回路を用意する必要がない。
本開示の一実施の形態に係る第1および第2の通信システムおよび第1および第2の通信方法によれば、伝送モードに応じたクロック周波数のクロック信号を送信装置から出力し、受信装置において、受信したクロック信号のクロック周波数の大きさに基づいて伝送モードを判定するようにしたので、データ信号の伝送において伝送モードに応じて電圧振幅値が変化する通信システムにおいて回路規模の縮小化を図ることができる。なお、本開示の効果は、ここに記載された効果に必ずしも限定されず、本明細書中に記載されたいずれの効果であってもよい。
本開示の第1の実施形態に係る通信システムの概要を表す図である。 図1の通信システムの構成の一例を表す図である。 図2の通信システムにおける高速データ転送の一例を表す図である。 図2の通信システムにおける低速データ転送の一例を表す図である。 図1の通信システムの構成の一変形例を表す図である。 図5の通信システムにおける低速データ転送の一例を表す図である。 図1の通信システムの構成の一変形例を表す図である。 図1の通信システムの構成の一変形例を表す図である。 本開示の第2の実施形態に係る通信システムの概要を表す図である。 本開示の第3の実施形態に係る通信システムの概要を表す図である。 図10の通信システムにおける高速データ転送の一例を表す図である。 図10の通信システムにおける低速データ転送の一例を表す図である。 本開示の第4の実施形態に係る通信システムの概要を表す図である。 図10の通信システムにおける双方向通信の一例を表す図である。 14に続く双方向通信の一例を表す図である。 上記通信システムの一適用例を表す図である。 図16に示した適用例におけるデータ送信処理の一例を表す図である。 上記通信システムが適用されるスマートフォンの外観構成の一例を表す図である。 上記通信システムが適用されたアプリケーションプロセッサの一構成例を表す図である。 上記通信システムが適用されたイメージセンサの一構成例を表す図である。 上記通信システムが適用された車載用カメラの設置例を表す図である。 車載用カメラに上記通信システムを適用した一構成例を表す図である。
以下、本開示を実施するための形態について、図面を参照して詳細に説明する。なお、説明は以下の順序で行う。

1.第1の実施の形態
2.第1の実施の形態の変形例
3.第2の実施の形態
4.第3の実施の形態
5.第4実施の形態
6.適用例
<1.第1の実施の形態>
[構成]
まず、本開示の第1の実施形態に係る通信システム1について説明する。図1は、通信システム1の概要を表したものである。通信システム1は、データ信号とクロック信号との伝送に適用されるものであり、送信部10(送信装置)および受信部20(受信装置)を備えている。通信システム1は、送信部10と受信部20とに跨がって、クロック信号を伝送するクロックレーンCLと、例えば画像データ等のデータ信号を伝送するデータレーンDLとを備えている。なお、図1には、1つのデータレーンDLが設けられている例が示されているが、複数のデータレーンDLが設けられていてもよい。
送信部10は、送信デジタル回路と、送信アナログ回路とを有している。受信部20は、受信デジタル回路と、受信アナログ回路とを有している。送信デジタル回路と送信アナログ回路との間では、例えば、16ビットや8ビットのパラレル信号が伝送される。また、受信デジタル回路と受信アナログ回路との間では、例えば、16ビットや8ビットのパラレル信号が伝送される。クロックレーンCLにおいて、送信アナログ回路と受信アナログ回路との間は、差動のクロック信号を伝送するクロック信号線で接続されている。データレーンDLにおいて、送信アナログ回路と受信アナログ回路との間は、差動のデータ信号を伝送するデータ信号線で接続されている。クロック信号線およびデータ信号線は、それぞれ、差動信号を伝送する一対のポジティブ信号線Dpとネガティブ信号線Dnとを有している。クロック信号線およびデータ信号線にはそれぞれ、例えば、1ビットのシリアル信号が伝送される。
送信部10は、クロック送信回路110と、データ送信回路120とを有している。受信部20は、クロック受信回路210と、データ受信回路220とを有している。クロックレーンCLにおいて、クロック送信回路110とクロック受信回路210との間は、上述のクロック信号線で接続されている。データレーンDLにおいて、データ送信回路120とデータ受信回路220との間は、上述のデータ信号線で接続されている。クロック送信回路110は、クロック信号として差動のクロック信号を生成し、クロック信号線に出力する差動信号送信回路である。なお、クロック送信回路110が、3値レベルの信号を出力する3値信号送信回路であってもよい。データ送信回路120は、データ信号として差動のデータ信号を生成し、データ信号線に出力する差動信号送信回路である。なお、データ送信回路120が、3値レベルの信号を出力する3値信号送信回路であってもよい。クロック受信回路210は、クロック信号として差動のクロック信号を、クロック信号線を介して受信し、受信した差動のクロック信号に対して所定の処理を行う差動信号受信回路である。なお、クロック受信回路210が、3値レベルの信号を受信する3値信号受信回路であってもよい。データ受信回路220は、データ信号として差動のデータ信号を、データ信号線を介して受信し、受信した差動のデータ信号に対して所定の処理を行う差動信号受信回路である。なお、データ受信回路220が、3値レベルの信号を受信する3値信号受信回路であってもよい。
図2は、通信システム1の構成の一例を表したものである。図2に記載の通信システム1は、図1に記載の通信システム1を機能ブロックで表したものである。
送信部10は、クロックレーンCLにおいて、送信モード制御部11と、クロック生成部12と、クロック送信部13とを有している。送信部10は、データレーンDLにおいて、送信データ生成部14と、データ送信部15とを有している。送信モード制御部11は、上位層からの指示(例えば、高速送信制御信号HS−TxCntまたは低速送信制御信号LS−TxCnt)に従って伝送モードを決定する。送信モード制御部11は、さらに、決定した伝送モードに応じた制御をクロック生成部12および送信データ生成部14に対して行う。クロック生成部12は、送信モード制御部11の指示に従い、伝送モードに応じたクロック周波数Fcのクロック信号を生成する。クロック生成部12は、生成したクロック信号をクロック送信部13および送信データ生成部14に出力する。クロック送信部13は、クロック生成部12によって生成されたクロック信号をクロック信号線に出力する。つまり、クロック送信部13は、クロック生成部12によって生成されたクロック信号を、クロック信号線を介して、クロック受信部21に出力する。
送信データ生成部14は、送信モード制御部11の指示に従い、入力されたデータ信号(例えば、高速送信データHS−TxDataまたは低速送信データLS−TxData)に対して、通信プロトコル制御や、上位層から入力されたデータの復号化、制御コマンドの挿入、パラレルシリアル変換などの各種処理を行い、それによりデータ信号を生成する。送信データ生成部14は、生成したデータ信号をデータ送信部15に出力する。送信データ生成部14は、上記各種処理を、送信モード制御部11の指示に従って切り換える。データ送信部15は、送信データ生成部14によって生成されたデータ信号をデータ信号線に出力する。つまり、データ送信部15は、送信データ生成部14によって生成されたデータ信号を、データ信号線を介して、データ受信部24に出力する。
受信部20は、クロックレーンCLにおいて、クロック受信部21と、クロック周波数判定部22と、受信モード制御部23とを有している。受信部20は、データレーンDLにおいて、データ受信部24と、受信データ解釈部25とを有している。クロック受信部21は、クロック送信部13が出力したクロック信号を、クロック信号線を介して受信する。クロック受信部21は、受信したクロック信号をクロック周波数判定部22および受信データ解釈部25に出力する。クロック周波数判定部22は、入力されたクロック信号から、クロック周波数Fcを検出(または計測)する。クロック周波数判定部22は、検出(または計測)により得られたクロック周波数Fcを受信モード制御部23に出力する。受信モード制御部23は、受信したクロック周波数Fcと、1または複数の参照周波数Fthとを対比した結果に基づいて伝送モードを判定する。伝送モードの判定を行う回路は、例えば、一般的なパルスカウンタなどで構成されている。ここで、伝送モードとして、伝送速度の相対的に速い高速モードと、伝送速度の相対的に遅い低速モードとが設定されているとする。このとき、受信モード制御部23は、クロック周波数Fcが所定の参照周波数Fthよりも高いときには、伝送モードを高速モードと判定し、クロック周波数Fcが所定の参照周波数Fthよりも低いときには、伝送モードを低速モードと判定する。受信モード制御部23は、判定により得られた伝送モードの情報を受信データ解釈部25に出力する。
データ受信部24は、データ送信部15が出力したデータ信号を、データ信号線を介して受信する。データ受信部24は、受信したデータ信号を受信データ解釈部25に出力する。受信データ解釈部25は、入力されたクロック信号および伝送モードの情報に基づいて、入力されたデータ信号に対して、シリアルパラレル変換や、制御コマンドの検出、信号データの復号化、通信プロトコル制御などの各種処理を行い、それにより、後段に提供するためのデータ信号および受信状態通知信号を生成する。受信データ解釈部25は、上記各種処理を、受信モード制御部23からの指示(伝送モード等)に応じて切り換える。受信データ解釈部25は、生成したデータ信号(例えば、高速受信データHS−RxDataまたは低速受信データLS−RxData)と、生成した受信状態通知信号(高速受信状態通知信号HS−RxStateまたは低速受信状態通知信号LS−RxState)を後段の回路に出力する。
[高速データ転送]
図3は、通信システム1における高速データ転送の一例を表したものである。クロック周波数判定部22が、クロック周波数Fcが参照周波数Fthよりも低い、もしくはクロック信号が停止していることを検出(または計測)したとする。このとき、受信モード制御部23は、伝送モードが「低速モード」であると判定する。受信データ解釈部25は、伝送モードが「低速モード」である場合に、データ受信部24からデータ信号の入力がないときには、データレーンDLに対してデータ信号を出力しない。
クロック周波数判定部22が、クロック周波数Fcが参照周波数Fthよりも高くなったことを検出(または計測)したとする。このとき、受信モード制御部23は、伝送モードが「低速モード」から「高速モード」に遷移しつつあると判定する。なお、このときの伝送モードは「高速モード」として扱われる。受信データ解釈部25は、伝送モードが「低速モード」から「高速モード」に遷移しつつある場合に、クロック受信部21からのクロック信号と、データ受信部24からのデータ信号とに基づいて、伝送モードの遷移を観察する。具体的には、受信データ解釈部25は、クロック受信部21からのクロック信号と、データ受信部24からのデータ信号との組み合わせの遷移に基づいて、伝送モードが実際に「低速モード」から「高速モード」に遷移している最中なのか、または、「低速モード」から「高速モード」への遷移が完了し、伝送モードが「高速モード」になったのかについて判定する。その結果、上記の組み合わせの遷移が、伝送モードが「高速モード」になったことを示している場合には、受信データ解釈部25は、伝送モードが「高速モード」であると判定する。このときに、データ受信部24からデータ信号が入力されてきたときには、受信データ解釈部25は、入力されてきたデータ信号を、「高速モード」にて、データレーンDL上で転送する。
クロック周波数判定部22が、クロック周波数Fcが参照周波数Fthよりも低くなったことを検出(または計測)したとする。このとき、受信モード制御部23は、伝送モードが「高速モード」から「低速モード」に遷移しつつあると判定する。なお、このときの伝送モードは「低速モード」として扱われる。受信データ解釈部25は、伝送モードが「高速モード」から「低速モード」に遷移しつつある場合に、クロック受信部21からのクロック信号と、データ受信部24からのデータ信号とに基づいて、伝送モードの遷移を観察する。具体的には、受信データ解釈部25は、クロック受信部21からのクロック信号と、データ受信部24からのデータ信号との組み合わせの遷移に基づいて、伝送モードが実際に「高速モード」から「低速モード」に遷移している最中なのか、または、「高速モード」から「低速モード」への遷移が完了し、伝送モードが「低速モード」になったのかを判定する。その結果、上記の組み合わせの遷移が、伝送モードが「低速モード」になったことを示している場合には、受信データ解釈部25は、伝送モードが「低速モード」であると判定する。このときに、受信データ解釈部25は、データ受信部24からデータ信号の入力がないときには、データレーンDLに対してデータ信号を出力しない。
[低速データ転送]
図4は、通信システム1における低速データ転送の一例を表したものである。クロック周波数判定部22が、クロック周波数Fcが参照周波数Fthよりも低い、もしくはクロック信号が停止していることを検出(または計測)したとする。このとき、受信モード制御部23は、伝送モードが「低速モード」であると判定する。受信データ解釈部25は、伝送モードが「低速モード」である場合に、データ受信部24からデータ信号の入力がないときには、データレーンDLに対してデータ信号を出力しない。受信データ解釈部25は、伝送モードが「低速モード」である場合に、データ受信部24からデータ信号の入力があったときには、入力されてきたデータ信号を、「低速モード」にて、データレーンDL上で転送する。
[効果]
次に、本実施の形態の通信システム1の効果について説明する。
従来から、データ信号の伝送において伝送モードに応じて電圧振幅値が変化する通信システムが利用されている。このような通信システムでは、電圧振幅値を検出することによって、伝送モードの種類が判定されていた。しかし、そのような判定方法では、電圧振幅値の大きさごとにドライバ回路やレシーバ回路を用意することが必要となるので、回路規模が大きくなりやすいという問題があった。
しかし、本実施の形態の通信システム1では、伝送モードに応じたクロック周波数Fcのクロック信号が送信部10から出力され、受信部20において、受信したクロック信号のクロック周波数Fcの大きさに基づいて伝送モードが判定される。これにより、データ信号の振幅電圧値に基づいて伝送モードを判定する場合のような、振幅電圧値の大きさごとに、振幅電圧値を検出する回路を用意する必要がない。従って、データ信号の伝送において伝送モードに応じて電圧振幅値が変化する通信システムにおいて回路規模の縮小化を図ることができる。
また、本実施の形態では、受信部20において、クロック周波数Fcと1または複数の参照周波数Fthとを対比した結果に基づいて伝送モードが判定される。このような判定を行う回路は、一般的なパルスカウンタなどで構成することができる。従って、このような判定を行う回路を別途、設けることが回路規模の縮小化の妨げにはならない。
また、本実施の形態の通信システム1を、高速インタフェース規格(例えば、C−PHY規格やD−PHY規格など)にも適用することができる。従って、そのような高速インタフェース規格においても、回路規模の縮小化を図ることができる。
<2.第1の実施の形態の変形例>
(変形例A)
図5は、上記実施の形態の通信システム1の構成の一変形例を表したものである。図5に記載の通信システム1では、低速送信制御信号LS−TxCntや、低速送信データLS−TxDataが、送信部10に入力されていない。つまり、本変形例の通信システム1は、低速送信制御信号LS−TxCntや、低速送信データLS−TxDataが、上位層から入力されない点で、上記実施の形態の通信システム1の構成と相違する。また、図5に記載の通信システム1では、低速受信状態通知信号LS−RxStateや低速受信データLS−RxDataが、受信部20から出力されていない。つまり、本変形例の通信システム1は、低速受信状態通知信号LS−RxStateや低速受信データLS−RxDataが、通信システム1の後段に出力されない点で、上記実施の形態の通信システム1の構成と相違する。そこで、以下では、低速データ転送について主に説明する。
[低速データ転送]
図6は、本変形例の通信システム1における低速データ転送の一例を表したものである。クロック周波数判定部22が、クロック周波数Fcが参照周波数Fthよりも低い、もしくはクロック信号が停止していることを検出(または計測)したとする。このとき、受信モード制御部23は、伝送モードが「低速モード」であると判定する。受信データ解釈部25は、伝送モードが「低速モード」である場合に、データ受信部24からデータ信号の入力がないときには、データレーンDLに対してデータ信号を出力しない。受信データ解釈部25は、伝送モードが「低速モード」である場合に、データ受信部24から、制御コマンドを含むデータ信号の入力があったときには、入力されてきたデータ信号に含まれる制御コマンドを、「低速モード」にて、データレーンDL上で転送する。なお、制御コマンドは、送信部10内の送信データ生成部14にて生成されるものであり、上位層から入力されるものではない。
本変形例の通信システム1では、上記実施の形態と同様、伝送モードに応じたクロック周波数Fcのクロック信号が送信部10から出力され、受信部20において、受信したクロック信号のクロック周波数Fcの大きさに基づいて伝送モードが判定される。従って、データ信号の伝送において伝送モードに応じて電圧振幅値が変化する通信システムにおいて回路規模の縮小化を図ることができる。
(変形例B)
図7は、上記実施の形態の通信システム1の構成の一変形例を表したものである。図7に記載の通信システム1では、複数のデータレーンLDが設けられている。従って、本変形例の通信システム1は、複数のデータレーンLDが設けられている点で、上記実施の形態の通信システム1の構成と相違する。しかし、本変形例の通信システム1では、各データレーンDLにおいて、上記実施の形態と同様、伝送モードに応じたクロック周波数Fcのクロック信号が送信部10から出力され、受信部20において、受信したクロック信号のクロック周波数Fcの大きさに基づいて伝送モードが判定される。従って、データ信号の伝送において伝送モードに応じて電圧振幅値が変化する通信システムにおいて回路規模の縮小化を図ることができる。
(変形例C)
図8は、上記実施の形態の通信システム1の構成の一変形例を表したものである。図8に記載の通信システム1では、データレーンLDにおいて、送信部10と受信部20との間に、これらを接続する複数のデータ信号線が設けられている。従って、本変形例の通信システム1は、データレーンLDにおいてパラレル伝送ができるようになっている点で、上記実施の形態の通信システム1の構成と相違する。しかし、本変形例の通信システム1では、データレーンDLにおいて、上記実施の形態と同様、伝送モードに応じたクロック周波数Fcのクロック信号が送信部10から出力され、受信部20において、受信したクロック信号のクロック周波数Fcの大きさに基づいて伝送モードが判定される。従って、データ信号の伝送において伝送モードに応じて電圧振幅値が変化する通信システムにおいて回路規模の縮小化を図ることができる。
<3.第2の実施の形態>
[構成]
次に、本開示の第2の実施形態に係る通信システム2について説明する。図9は、通信システム2の概要を表したものである。通信システム2は、データ信号とクロック信号との伝送に適用されるものであり、送信部10(送信装置)および受信部20(受信装置)を備えている。通信システム2は、送信部10と受信部20とに跨がって、クロック信号をデータ信号に重畳した重畳信号を伝送するデータレーンDLを備えている。つまり、通信システム2では、エンベデッドクロック方式のシリアルIFが用いられている。
通信システム2において、送信部10は、クロック信号をデータ信号に重畳した重畳信号を、データ信号線に出力する。受信部20は、その重畳信号を、データ信号線を介して受信する。送信部10は、重畳信号として差動の重畳信号を出力する差動信号送信回路、または、重畳信号として3値レベルの信号を出力する3値信号送信回路である。受信部20は、重畳信号として差動の重畳信号を受信する差動信号受信回路、または、重畳信号として3値レベルの信号を受信する3値信号受信回路である。
本実施形態では、クロック生成部12は、生成したクロック信号を送信データ生成部14に出力する。送信データ生成部14は、送信モード制御部11の指示に従い、入力されたデータ信号(例えば、高速送信データHS−TxDataまたは低速送信データLS−TxData)に対して、クロック生成部12から入力されたクロック信号を重畳することにより、重畳信号を生成する。
また、本実施形態では、受信部20において、クロック受信部21の代わりにクロック抽出部26が設けられている。クロック抽出部26は、データ受信部24から重畳信号を受け付け、受け付けた重畳信号の中から、クロック信号、または、クロック信号に関係するクロック情報を抽出する。クロック抽出部26は、抽出したクロック信号またはクロック情報をクロック周波数判定部22に出力する。クロック周波数判定部22は、入力されたクロック信号またはクロック情報から、クロック周波数を検出(または計測)する。
[効果]
本実施形態の通信システム2では、データレーンDLにおいて、伝送モードに応じたクロック周波数Fcのクロック信号が信号データに重畳された重畳信号が送信部10から出力され、受信部20において、受信した重畳信号から抽出したクロック信号のクロック周波数Fcの大きさに基づいて伝送モードが判定される。従って、データ信号の伝送において伝送モードに応じて電圧振幅値が変化する通信システムにおいて回路規模の縮小化を図ることができる。
また、本実施の形態では、受信部20において、クロック周波数Fcと1または複数の参照周波数Fthとを対比した結果に基づいて伝送モードが判定される。このような判定を行う回路は、一般的なパルスカウンタなどで構成することができる。従って、このような判定を行う回路を別途、設けることが回路規模の縮小化の妨げにはならない。
また、本実施の形態の通信システムを、高速インタフェース規格(例えば、C−PHY規格やD−PHY規格など)にも適用することができる。従って、そのような高速インタフェース規格においても、回路規模の縮小化を図ることができる。
<4.第3の実施の形態>
[構成]
次に、本開示の第3の実施形態に係る通信システム3について説明する。図10は、通信システム3の概要を表したものである。通信システム3は、データ信号とクロック信号との伝送に適用されるものであり、送信部10(送信装置)および受信部20(受信装置)を備えている。通信システム3は、送信部10と受信部20とに跨がって、クロック信号を伝送するクロックレーンCLと、例えば画像データ等のデータ信号を伝送するデータレーンDLとを備えている。なお、図10には、1つのデータレーンDLが設けられている例が示されているが、複数のデータレーンDLが設けられていてもよい。
本実施の形態では、クロック受信部21が、クロック信号線に接続された終端抵抗Rt(第2の終端抵抗)と、制御信号Terによってクロック信号線と終端抵抗Rtとの接続をオンオフすることの可能なスイッチ素子とを有している。また、データ受信部24が、データ信号線に接続された終端抵抗Rt(第1の終端抵抗)と、制御信号Terによってデータ信号線と終端抵抗Rtとの接続をオンオフすることの可能なスイッチ素子とを有している。受信データ解釈部25は、データ信号に所定のコマンドが含まれていた場合に、そのコマンドを、受信した制御コマンドRxComとして、受信モード制御部23に出力する。受信モード制御部23は、伝送モードが「低速モード」である場合に、データ信号に所定のコマンドが含まれているときには、終端抵抗Rt(第1の終端抵抗)および終端抵抗Rt(第2の終端抵抗)をオンさせる。具体的には、伝送モードが「低速モード」である場合に、受信した制御コマンドRxComとして、終端抵抗Rt(第1の終端抵抗)および終端抵抗Rt(第2の終端抵抗)をオンさせる制御コマンドの入力があったときには、受信モード制御部23は、終端抵抗Rt(第1の終端抵抗)および終端抵抗Rt(第2の終端抵抗)をオンさせる。また、受信モード制御部23が、伝送モードが「低速モード」である場合に、データ信号に所定のコマンドが含まれているときには、終端抵抗Rt(第1の終端抵抗)および終端抵抗Rt(第2の終端抵抗)をオフさせる。具体的には、伝送モードが「低速モード」である場合に、受信した制御コマンドRxComとして、終端抵抗Rt(第1の終端抵抗)および終端抵抗Rt(第2の終端抵抗)をオフさせる制御コマンドの入力があったときには、受信モード制御部23は、終端抵抗Rt(第1の終端抵抗)および終端抵抗Rt(第2の終端抵抗)をオフさせる。
[高速データ転送]
図11は、通信システム3における高速データ転送の一例を表したものである。クロック周波数判定部22が、クロック周波数Fcが参照周波数Fthよりも低い、もしくはクロック信号が停止していることを検出(または計測)したとする。このとき、受信モード制御部23は、伝送モードが「低速モード」であると判定する。受信データ解釈部25は、伝送モードが「低速モード」である場合に、データ受信部24からデータ信号の入力がないときには、データレーンDLに対してデータ信号を出力しない。
クロック周波数判定部22が、クロック周波数Fcが参照周波数Fthよりも低くなっていることを検出(または計測)したとする。さらに、受信した制御コマンドRxComとして、終端抵抗Rt(第1の終端抵抗)および終端抵抗Rt(第2の終端抵抗)をオンさせる制御コマンド(制御コマンドRxCom)の入力があったとする。このとき、受信モード制御部23は、伝送モードが「低速モード」から「高速モード」に遷移しつつあると判定する。なお、このときの伝送モードは「低速モード」として扱われる。さらに、受信モード制御部23は、終端抵抗Rt(第1の終端抵抗)および終端抵抗Rt(第2の終端抵抗)をオフからオンに移行させる。
クロック周波数判定部22が、クロック周波数Fcが参照周波数Fthよりも高くなったことを検出(または計測)したとする。このとき、受信モード制御部23は、伝送モードが「高速モード」であると判定する。受信データ解釈部25は、伝送モードが「高速モード」である場合に、データ受信部24からデータ信号が入力されてきたときには、入力されてきたデータ信号を、「高速モード」にて、データレーンDL上で転送する。
クロック周波数判定部22が、クロック周波数Fcが参照周波数Fthよりも低くなったことを検出(または計測)したとする。このとき、受信モード制御部23は、伝送モードが「高速モード」から「低速モード」に遷移しつつあると判定する。なお、このときの伝送モードは「低速モード」として扱われる。受信データ解釈部25は、伝送モードが「高速モード」から「低速モード」に遷移しつつある場合に、クロック受信部21からのクロック信号と、データ受信部24からのデータ信号とに基づいて、伝送モードの遷移を観察する。具体的には、受信データ解釈部25は、クロック受信部21からのクロック信号と、データ受信部24からのデータ信号との組み合わせの遷移に基づいて、伝送モードが実際に「高速モード」から「低速モード」に遷移している最中なのか、または、「高速モード」から「低速モード」への遷移が完了し、伝送モードが「低速モード」になったのかを判定する。
その結果、上記の組み合わせの遷移が、伝送モードが実際に「高速モード」から「低速モード」に遷移している最中であることを示している場合には、受信データ解釈部25は、伝送モードが「高速モード」から「低速モード」に遷移している最中であると判定する。このとき、終端抵抗Rt(第1の終端抵抗)および終端抵抗Rt(第2の終端抵抗)をオフさせる制御コマンド(制御コマンドRxCom)の入力があったとする。その場合には、受信モード制御部23が、終端抵抗Rt(第1の終端抵抗)および終端抵抗Rt(第2の終端抵抗)をオンからオフに移行させる。一方、上記の組み合わせの遷移が、伝送モードが「低速モード」になったことを示している場合には、受信データ解釈部25は、伝送モードが「低速モード」であると判定する。このときに、受信データ解釈部25は、データ受信部24からデータ信号の入力がないときには、データレーンDLに対してデータ信号を出力しない。
[低速データ転送]
図12は、通信システム3における低速データ転送の一例を表したものである。クロック周波数判定部22が、クロック周波数Fcが参照周波数Fthよりも低い、もしくはクロック信号が停止していることを検出(または計測)したとする。このとき、受信モード制御部23は、伝送モードが「低速モード」であると判定する。受信データ解釈部25は、伝送モードが「低速モード」である場合に、データ受信部24からデータ信号の入力がないときには、データレーンDLに対してデータ信号を出力しない。
受信データ解釈部25は、伝送モードが「低速モード」である場合に、データ受信部24から、制御コマンドを含むデータ信号の入力があったときには、入力されてきたデータ信号から制御コマンドを抽出し、抽出した制御コマンドを、「低速モード」にて、データレーンDL上で転送する。また、受信データ解釈部25は、伝送モードが「低速モード」である場合に、データ受信部24からデータ信号の入力があったときには、入力されてきたデータ信号を、「低速モード」にて、データレーンDL上で転送する。
[効果]
次に、本実施の形態の通信システム3の効果について説明する。本実施の形態の通信システム3では、伝送モードに応じたクロック周波数Fcのクロック信号が送信部10から出力され、受信部20において、受信したクロック信号のクロック周波数Fcの大きさに基づいて伝送モードが判定される。これにより、データ信号の振幅電圧値に基づいて伝送モードを判定する場合のような、振幅電圧値の大きさごとにドライバ回路やレシーバ回路を用意する必要がない。従って、データ信号の伝送において伝送モードに応じて電圧振幅値が変化する通信システムにおいて回路規模の縮小化を図ることができる。
また、本実施の形態では、受信部20において、クロック周波数Fcと1または複数の参照周波数Fthとを対比した結果に基づいて伝送モードが判定される。このような判定を行う回路は、一般的なパルスカウンタなどで構成することができる。従って、このような判定を行う回路を別途、設けた場合であっても、回路規模の縮小化を妨げることはない。
また、本実施の形態の通信システム3を、高速インタフェース規格(例えば、C−PHY規格やD−PHY規格など)にも適用することができる。従って、このような判定を行う回路を別途、設けることが回路規模の縮小化の妨げにはならない。
また、本実施の形態では、伝送モードが「低速モード」から「高速モード」に遷移している最中である場合(伝送モードとしては「低速モード」として扱われる)に、データ信号に所定のコマンドが含まれているときには、終端抵抗Rt(第1の終端抵抗)および終端抵抗Rt(第2の終端抵抗)がオンされる。これにより、終端抵抗Rt(第1の終端抵抗)および終端抵抗Rt(第2の終端抵抗)がオンした状態で高速なクロック信号やデータ信号が伝送される。従って、不要な輻射の発生を抑えることができる。
なお、上記第2の実施の形態の通信システム2において、データ受信部24が、データ信号線に接続された終端抵抗Rt(第1の終端抵抗)と、制御信号Terによってデータ信号線と終端抵抗Rtとの接続をオンオフすることの可能なスイッチ素子とを有していてもよい。さらに、受信モード制御部23が、伝送モードが「低速モード」から「高速モード」に遷移している最中である場合に、データ信号に所定のコマンドが含まれているときには、終端抵抗Rt(第1の終端抵抗)をオンさせてもよい。また、受信モード制御部23が、伝送モードが「高速モード」から「低速モード」に遷移している最中である場合に、データ信号に所定のコマンドが含まれているときには、終端抵抗Rt(第1の終端抵抗)をオフさせてもよい。このようにした場合にも、不要な輻射の発生を抑えることができる。
<5.第4の実施の形態>
[構成]
次に、本開示の第4の実施形態に係る通信システム4について説明する。図13は、通信システム4の概要を表したものである。通信システム4は、データ信号とクロック信号との伝送に適用されるものであり、マスタ30(送信装置)およびスレーブ40(受信装置)を備えている。通信システム4は、マスタ30とスレーブ40とに跨がって、クロック信号を伝送するクロックレーンCLと、例えば画像データ等のデータ信号を伝送するデータレーンDLとを備えている。なお、図13には、1つのデータレーンDLが設けられている例が示されているが、複数のデータレーンDLが設けられていてもよい。
本実施の形態では、上記第3の実施の形態の通信システム3において、送信部10の代わりにマスタ30が設けられ、受信部20の代わりにスレーブ40が設けられている。マスタ30は、上記第3の実施の形態の送信部10において、データ受信部16と受信データ解釈部17とをさらに有したものに相当する。マスタ30において、送信モード制御部11は、上位層との間で、通信方向を制御する信号(伝送方向通知信号TraAna、伝送方向切替信号TraChan)をやりとりする。また、送信モード制御部11は、送信データ生成部14に対して、送信する制御コマンドTxComを出力する。
データ受信部16は、データ送信部28が出力したデータ信号を、データ信号線を介して受信する。データ受信部16は、受信したデータ信号を受信データ解釈部17に出力する。受信データ解釈部17は、入力されたクロック信号および伝送モードの情報に基づいて、入力されたデータ信号に対して、シリアルパラレル変換や、制御コマンドの検出、信号データの復号化、通信プロトコル制御などの各種処理を行い、それにより、前段に提供するためのデータ信号(低速受信データLS−RxData)および制御コマンドRxComを生成する。受信データ解釈部17は、生成したデータ信号(例えば、低速受信データLS−RxData)を前段の回路に出力し、制御コマンドRxComを送信モード制御部11に出力する。
スレーブ40は、上記第3の実施の形態の受信部20において、送信データ生成部27とデータ送信部28とをさらに有したものに相当する。スレーブ40において、受信モード制御部23は、上位層との間で、通信方向を制御する信号(伝送方向通知信号TraAna、伝送方向切替信号TraChan)をやりとりする。また、受信モード制御部23は、送信データ生成部27対して、送信する制御コマンドTxComを出力する。
送信データ生成部27は、受信モード制御部23の指示に従い、入力されたデータ信号(低速送信データLS−TxData)に対して、通信プロトコル制御や、上位層から入力されたデータの復号化、制御コマンドの挿入、パラレルシリアル変換などの各種処理を行い、それによりデータ信号を生成する。送信データ生成部27は、生成したデータ信号をデータ送信部28に出力する。データ送信部28は、送信データ生成部27によって生成されたデータ信号をデータ信号線に出力する。つまり、データ送信部28は、送信データ生成部27によって生成されたデータ信号を、データ信号線を介して、データ受信部16に出力する。
[双方向通信]
図14、図15は、通信システム4における双方向通信の一例を表したものである。図15は、図14に続く通信の一例を表したものである。マスタ30側において、伝送方向切替信号TraChanの入力が上位層からあったとする。すると、送信モード制御部11は、送信する制御コマンドTxComとして、伝送方向切替信号TraChanを送信データ生成部14に出力する。送信データ生成部14は、入力された伝送方向切替信号TraChanを含むデータ信号を生成し、データ送信部15に出力する。データ送信部15は、入力されたデータ信号を、データ信号線を介して、「低速モード」にて、データ受信部24に出力する。データ受信部24は、入力されたデータ信号を受信データ解釈部25に出力する。受信データ解釈部25は、入力されたデータ信号に含まれる伝送方向切替信号TraChanを抽出すると、抽出した伝送方向切替信号TraChanを、受信した制御コマンドRxComとして受信モード制御部23に出力する。受信モード制御部23は、制御コマンドRxComとして伝送方向切替信号TraChanが入力されると、スレーブ40側の上位層に対して、伝送方向通知信号TraAnaとして伝送方向切替信号TraChanを出力する。
さらに、受信モード制御部23は、伝送方向切替信号TraChanの入力を受け付けた返事を送信データ生成部27に出力する。具体的には、受信モード制御部23は、送信する制御コマンドTxComとして、伝送方向切替信号TraChanの入力を受け付けたことを示す信号(以下、「受け付け信号」と称する。)を送信データ生成部27に出力する。送信データ生成部27は、入力された受け付け信号を含むデータ信号を生成し、データ送信部28に出力する。データ送信部28は、入力されたデータ信号を、データ信号線を介して、「低速モード」にて、データ受信部16に出力する。データ受信部16は、入力されたデータ信号を受信データ解釈部17に出力する。受信データ解釈部17は、入力されたデータ信号に含まれる受け付け信号を抽出すると、抽出した受け付け信号を、受信した制御コマンドRxComとして送信モード制御部11に出力する。送信モード制御部11は、制御コマンドRxComとして受け付け信号が入力されると、伝送方向切替が完了した返事として、マスタ30側の上位層に対して、受け付け信号を伝送方向通知信号TraAnaとして出力する。このようにして伝送方向の切替が行われる。
その後、送信データ生成部27は、上位層などからデータ信号(低速送信データLS−TxData)が入力されると、データ信号に対して、所定の処理を行うことにより、送信するデータ信号を生成する。送信データ生成部27は、生成したデータ信号をデータ送信部28に出力する。データ送信部28は、入力されたデータ信号を、データ信号線を介して、「低速モード」にて、データ受信部16に出力する。データ受信部16は、入力されたデータ信号を受信データ解釈部17に出力する。受信データ解釈部17は、入力されたデータ信号を、低速受信データLS−RxDataとして、上位層に出力する。このようにして、スレーブ40からマスタ30へのデータ伝送が行われる。
スレーブ40からマスタ30へのデータ伝送が完了した後は、上記と逆の手順を経て伝送方向の切り替え(TurnAround処理)が行われる。スレーブ40側において、伝送方向切替信号TraChanの入力が上位層からあったとする。すると、受信モード制御部23は、送信する制御コマンドTxComとして、伝送方向切替信号TraChanを送信データ生成部27に出力する。送信データ生成部27は、入力された伝送方向切替信号TraChanを含むデータ信号を生成し、データ送信部28に出力する。データ送信部28は、入力されたデータ信号を、データ信号線を介して、「低速モード」にて、データ受信部16に出力する。データ受信部16は、入力されたデータ信号を受信データ解釈部17に出力する。受信データ解釈部17は、入力されたデータ信号に含まれる伝送方向切替信号TraChanを抽出すると、抽出した伝送方向切替信号TraChanを、受信した制御コマンドRxComとして送信モード制御部11に出力する。送信モード制御部11は、制御コマンドRxComとして伝送方向切替信号TraChanが入力されると、マスタ30側の上位層に対して、伝送方向通知信号TraAnaとして伝送方向切替信号TraChanを出力する。
さらに、送信モード制御部11は、伝送方向切替信号TraChanの入力を受け付けた返事を送信データ生成部14に出力する。具体的には、送信モード制御部11は、送信する制御コマンドTxComとして、伝送方向切替信号TraChanの入力を受け付けたことを示す信号(以下、「受け付け信号」と称する。)を送信データ生成部14に出力する。送信データ生成部14は、入力された受け付け信号を含むデータ信号を生成し、データ送信部15に出力する。データ送信部15は、入力されたデータ信号を、データ信号線を介して、「低速モード」にて、データ受信部24に出力する。データ受信部24は、入力されたデータ信号を受信データ解釈部25に出力する。受信データ解釈部25は、入力されたデータ信号に含まれる受け付け信号を抽出すると、抽出した受け付け信号を、受信した制御コマンドRxComとして受信モード制御部23に出力する。受信モード制御部23は、制御コマンドRxComとして受け付け信号が入力されると、伝送方向切替が完了した返事として、スレーブ40側の上位層に対して、受け付け信号を伝送方向通知信号TraAnaとして出力する。このようにして伝送方向が元の方向に戻る。
[効果]
本実施の形態の通信システム4では、上記実施の形態と同様、伝送モードに応じたクロック周波数Fcのクロック信号がマスタ30から出力され、スレーブ40において、受信したクロック信号のクロック周波数Fcの大きさに基づいて伝送モードが判定される。これにより、データ信号の振幅電圧値に基づいて伝送モードを判定する場合のような、振幅電圧値の大きさごとにドライバ回路やレシーバ回路を用意する必要がない。従って、データ信号の伝送において伝送モードに応じて電圧振幅値が変化する通信システムにおいて回路規模の縮小化を図ることができる。
また、本実施の形態では、スレーブ40において、クロック周波数Fcと1または複数の参照周波数Fthとを対比した結果に基づいて伝送モードが判定される。このような判定を行う回路は、一般的なパルスカウンタなどで構成することができる。従って、このような判定を行う回路を別途、設けた場合であっても、回路規模の縮小化を妨げることはない。
また、本実施の形態の通信システム4を、高速インタフェース規格(例えば、C−PHY規格やD−PHY規格など)にも適用することができる。従って、そのような高速インタフェース規格においても、回路規模の縮小化を図ることができる。
<6.適用例>
以下に、上記各実施の形態およびその変形例に係る通信システム1,2,3,4の適用例について説明する。
(適用例その1)
図16は、上記各実施の形態およびその変形例に係る通信システム1,2,3,4の一適用例を表したものである。上記各実施の形態およびその変形例に係る通信システム1,2,3,4は、例えば、図16に示したように、イメージセンサISからアプリケーションプロセッサAPへのデータ伝送に適用可能である。送信部1Bは、イメージセンサIS内に設けられる。送信部1Bは、上記各実施の形態およびその変形例に係る通信システム1,2,3,4における送信部10である。受信部2Bは、アプリケーションプロセッサAP内に設けられる。受信部2Bは、上記各実施の形態およびその変形例に係る通信システム1,2,3,4における受信部20である。イメージセンサISとアプリケーションプロセッサAPとの間は、クロック信号線31とデータ信号線32とによって接続されるか、または、データ信号線32だけで接続される。クロック信号線31とデータ信号線32とによる信号の伝送は一方向となっている。
イメージセンサISとアプリケーションプロセッサAPとの間は、双方向の制御バス33によって接続される。制御バス33は、I2C(Inter-Integrated Circuit)インタフェースやその拡張版であるI3Cインタフェースを用いることができる。
図17は、図16に示したイメージセンサISおよびアプリケーションプロセッサAPを含む機器におけるデータ送信処理の一例を示している。
イメージセンサISおよびアプリケーションプロセッサAPを含む機器の電源投入がなされる(ステップS101)と、アプリケーションプロセッサAPが、制御バス33を使用して、イメージセンサISのレジスタ設定を読み込む(ステップS102)。これにより、アプリケーションプロセッサAPは、イメージセンサISがLP信号無しでの通信に対応しているか否かを判断する(ステップS103)。すなわち、LP信号を用いずにHS差動信号のみで通信を行うモードと、LP信号とHS差動信号との双方を用いて通信を行うモードとのいずれのモードに対応しているかを判断する。LP信号無しでの通信に対応していると判断した場合(ステップS103;Y)には、アプリケーションプロセッサAPは、制御バス33を使用して、LP信号無しでの通信を有効化する設定をイメージセンサISに送信する(ステップS104)。
次に、アプリケーションプロセッサAPは、アプリケーションプロセッサAPが新LPDT通信に対応しているか否かを判断する(ステップS105)。アプリケーションプロセッサAPが新LPDT通信(例えば本開示に係る通信)に対応していると判断した場合(ステップS105;Y)には、アプリケーションプロセッサAPは、制御バス33を使用して、アプリケーションプロセッサAPが新LPDT通信を有効化する設定をイメージセンサISに送信する(ステップS106)。
次に、アプリケーションプロセッサAPは、制御バス33を使用して、イメージセンサISに送信開始指示の信号を出力する(ステップS107)。LP信号無しでの通信に対応していないと判断した場合(ステップS103;N)には、アプリケーションプロセッサAPは、LP信号とHS差動信号との双方を用いて通信を行うモードとみなして、制御バス33を使用して、イメージセンサISに送信開始指示の信号を出力する(ステップS107)。次に、イメージセンサISは、送信開始指示の信号を受けて、データ信号の送信を開始する(ステップS108)。
(適用例その2)
図18は、上記各実施の形態の通信システムが適用されるスマートフォン300(多機能携帯電話)の外観を表すものである。このスマートフォン300には、様々なデバイスが搭載されており、それらのデバイス間でデータのやり取りを行う通信システムにおいて、上記各実施の形態の通信システムが適用されている。
図19は、スマートフォン300に用いられるアプリケーションプロセッサ310の一構成例を表すものである。アプリケーションプロセッサ310は、CPU(Central Processing Unit)311と、メモリ制御部312と、電源制御部313と、外部インタフェース314と、GPU(Graphics Processing Unit)315と、メディア処理部316と、ディスプレイ制御部317と、MIPIインタフェース318とを有している。CPU311、メモリ制御部312、電源制御部313、外部インタフェース314、GPU315、メディア処理部316、ディスプレイ制御部317は、この例では、システムバス319に接続され、このシステムバス319を介して、互いにデータのやり取りをすることができるようになっている。
CPU311は、プログラムに従って、スマートフォン300で扱われる様々な情報を処理するものである。メモリ制御部312は、CPU311が情報処理を行う際に使用するメモリ501を制御するものである。電源制御部313は、スマートフォン300の電源を制御するものである。
外部インタフェース314は、外部デバイスと通信するためのインタフェースであり、この例では、無線通信部502およびイメージセンサ410と接続されている。無線通信部502は、携帯電話の基地局と無線通信をするものであり、例えば、ベースバンド部や、RF(Radio Frequency)フロントエンド部などを含んで構成される。イメージセンサ410は、画像を取得するものであり、例えばCMOSセンサを含んで構成される。
GPU315は、画像処理を行うものである。メディア処理部316は、音声や、文字や、図形などの情報を処理するものである。ディスプレイ制御部317は、MIPIインタフェース318を介して、ディスプレイ504を制御するものである。
MIPIインタフェース318は画像信号をディスプレイ504に送信するものである。画像信号としては、例えば、YUV形式やRGB形式などの信号を用いることができる。このMIPIインタフェース318とディスプレイ504との間の通信システムには、例えば、上記各実施の形態の通信システムが適用される。
図20は、イメージセンサ410の一構成例を表すものである。イメージセンサ410は、センサ部411と、ISP(Image Signal Processor)412と、JPEG(Joint Photographic Experts Group)エンコーダ413と、CPU414と、RAM(Random Access Memory)415と、ROM(Read Only Memory)416と、電源制御部417と、I2C(Inter-Integrated Circuit)インタフェース418と、MIPIインタフェース419とを有している。これらの各ブロックは、この例では、システムバス420に接続され、このシステムバス420を介して、互いにデータのやり取りをすることができるようになっている。
センサ部411は、画像を取得するものであり、例えばCMOSセンサにより構成されるものである。ISP412は、センサ部411が取得した画像に対して所定の処理を行うものである。JPEGエンコーダ413は、ISP412が処理した画像をエンコードしてJPEG形式の画像を生成するものである。CPU414は、プログラムに従ってイメージセンサ410の各ブロックを制御するものである。RAM415は、CPU414が情報処理を行う際に使用するメモリである。ROM416は、CPU414において実行されるプログラムを記憶するものである。電源制御部417は、イメージセンサ410の電源を制御するものである。I2Cインタフェース418は、アプリケーションプロセッサ310から制御信号を受け取るものである。また、図示していないが、イメージセンサ410は、アプリケーションプロセッサ310から、制御信号に加えてクロック信号をも受け取るようになっている。具体的には、イメージセンサ410は、様々な周波数のクロック信号に基づいて動作できるよう構成されている。
MIPIインタフェース419は、画像信号をアプリケーションプロセッサ310に送信するものである。画像信号としては、例えば、YUV形式やRGB形式などの信号を用いることができる。このMIPIインタフェース419とアプリケーションプロセッサ310との間の通信システムには、例えば、上記各実施の形態の通信システムが適用される。
(適用例その3)
図21および図22に、撮像装置への適用例として、車載用カメラの構成例を示す。図21は車載用カメラの設置例の一例を示し、図22は車載用カメラの内部構成例を示している。
例えば、図21に示したように、車両301のフロント(前方)に車載用カメラ401、左右に車載用カメラ402,403、さらにリア(後方)に車載用カメラ404が設置される。車載用カメラ401〜404はそれぞれ、車内ネットワークを介してECU302(Electrical Control Unit;電子制御ユニット)に接続されている。
車両301のフロントに備え付けられた車載用カメラ401の画像取り込み角度は、例えば図21にaで示す範囲である。車載用カメラ402の画像取り込み角度は、例えば図21にbで示す範囲である。車載用カメラ403の画像取り込み角度は、例えば図21にcで示す範囲である。車載用カメラ404の画像取り込み角度は、例えば図21にdで示す範囲である。車載用カメラ401〜404はそれぞれ、取り込んだ画像をECU302に出力する。この結果、車両301の前方、左右、後方の360度(全方位)の画像をECU302において取り込むことができる。
例えば、図22に示したように、車載用カメラ401〜404はそれぞれ、イメージセンサ431と、DSP(Digital Signal Processing)回路432と、セレクタ433と、SerDes(SERializer/DESerializer)回路434とを有している。
DSP回路432は、イメージセンサ431から出力された撮像信号に対して各種の画像信号処理を行うものである。SerDes回路434は、信号のシリアル/パラレル変換を行うものであり、例えばFPD−Link III等の車載インタフェースチップで構成されている。
セレクタ433は、イメージセンサ431から出力された撮像信号を、DSP回路432を介して出力するか、DSP回路432を介さずに出力するかを選択するものである。
イメージセンサ431とDSP回路432との間の接続インタフェース441に、例えば、上記各実施の形態の通信システムが適用可能である。また、イメージセンサ431とセレクタ433との間の接続インタフェース442に、例えば、上記各実施の形態の通信システムが適用可能である。
以上、複数の実施の形態およびそれらの変形例を挙げて本開示を説明したが、本開示は上記実施の形態等に限定されるものではなく、種々変形が可能である。なお、本明細書中に記載された効果は、あくまで例示である。本開示の効果は、本明細書中に記載された効果に限定されるものではない。本開示が、本明細書中に記載された効果以外の効果を持っていてもよい。
また、例えば、本開示は以下のような構成を取ることができる。
(1)
伝送モードに応じたクロック周波数のクロック信号を出力するとともに、前記送信モードに応じたデータ信号を出力する送信装置と、
前記クロック信号および前記データ信号を受信するとともに、受信した前記クロック信号のクロック周波数の大きさに基づいて前記伝送モードを判定する受信装置と
を備えた
通信システム。
(2)
前記受信装置は、前記クロック周波数と1または複数の参照周波数とを対比した結果に基づいて前記伝送モードを判定する
(1)に記載の通信システム。
(3)
前記受信装置は、前記クロック周波数が所定の前記参照周波数よりも高いときには、前記伝送モードを高速モードと判定し、前記クロック周波数が所定の前記参照周波数よりも低いときには、前記伝送モードを低速モードと判定する
(1)または(2)に記載の通信システム。
(4)
前記送信装置は、前記クロック信号をクロック信号線に出力するとともに、前記データ信号をデータ信号線に出力し、
前記受信装置は、前記クロック信号を、前記クロック信号線を介して受信するとともに、前記データ信号を、前記データ信号線を介して受信する
(1)ないし(3)のいずれか1つに記載の通信システム。
(5)
前記送信装置は、前記クロック信号として差動のクロック信号を出力するとともに、前記データ信号として差動のデータ信号を出力する差動信号送信回路であり、
前記受信装置は、前記クロック信号として差動のクロック信号を受信するとともに、前記データ信号として差動のデータ信号を受信する差動信号受信回路である
(1)ないし(4)のいずれか1つに記載の通信システム。
(6)
前記受信装置は、前記データ信号線に接続された第1の終端抵抗と、前記クロック信号線に接続された第2の終端抵抗とを有しており、前記伝送モードが前記低速モードである場合に、前記データ信号に所定のコマンドが含まれているときには、前記第1の終端抵抗および前記第2の終端抵抗をオンさせる
(4)または(5)に記載の通信システム。
(7)
前記送信装置は、前記クロック信号を前記データ信号に重畳した重畳信号をデータ信号線に出力し、
前記受信装置は、前記重畳信号を、前記データ信号線を介して受信する
(1)ないし(3)のいずれか1つに記載の通信システム。
(8)
前記送信装置は、前記重畳信号として差動の重畳信号を出力する差動信号送信回路であり、
前記受信装置は、前記重畳信号として差動の重畳信号を受信する差動信号受信回路である
(7)に記載の通信システム。
(9)
前記受信装置は、前記データ信号線に接続された終端抵抗を有しており、前記重畳信号に所定のコマンドが含まれているときには、前記終端抵抗をオンさせる
(7)または(8)に記載の通信システム。
(10)
伝送モードに応じたクロック周波数のクロック信号を出力することと、
前記送信モードに応じたデータ信号を出力することと、
前記クロック信号および前記データ信号を受信することと、
受信した前記クロック信号のクロック周波数の大きさに基づいて前記伝送モードを判定することと
を含む
通信方法。
本出願は、日本国特許庁において2015年12月11日に出願された日本特許出願番号第2015−242503号を基礎として優先権を主張するものであり、この出願のすべての内容を参照によって本出願に援用する。
当業者であれば、設計上の要件や他の要因に応じて、種々の修正、コンビネーション、サブコンビネーション、および変更を想到し得るが、それらは添付の請求の範囲やその均等物の範囲に含まれるものであることが理解される。

Claims (6)

  1. 伝送モードに応じたクロック周波数のクロック信号を出力するとともに、前記送信モードに応じたデータ信号を出力する送信装置と、
    前記クロック信号および前記データ信号を受信するとともに、受信した前記クロック信号のクロック周波数の大きさに基づいて前記伝送モードを判定する受信装置と
    を備え
    前記受信装置は、前記クロック周波数と1または複数の参照周波数とを対比した結果に基づいて前記伝送モードを判定し、
    前記受信装置は、前記クロック周波数が所定の前記参照周波数よりも高いときには、前記伝送モードを高速モードと判定し、前記クロック周波数が所定の前記参照周波数よりも低いときには、前記伝送モードを低速モードと判定し、
    前記送信装置は、前記クロック信号をクロック信号線に出力するとともに、前記データ信号をデータ信号線に出力し、
    前記受信装置は、前記クロック信号を、前記クロック信号線を介して受信するとともに、前記データ信号を、前記データ信号線を介して受信し、
    前記受信装置は、前記データ信号線に接続された第1の終端抵抗と、前記クロック信号線に接続された第2の終端抵抗とを有しており、前記伝送モードが前記低速モードである場合に、前記データ信号に所定のコマンドが含まれているときには、前記第1の終端抵抗および前記第2の終端抵抗をオンさせる
    通信システム。
  2. 前記送信装置は、前記クロック信号として差動のクロック信号を出力するとともに、前記データ信号として差動のデータ信号を出力する差動信号送信回路であり、
    前記受信装置は、前記クロック信号として差動のクロック信号を受信するとともに、前記データ信号として差動のデータ信号を受信する差動信号受信回路である
    請求項に記載の通信システム。
  3. 伝送モードに応じたクロック周波数のクロック信号を出力するとともに、前記送信モードに応じたデータ信号を出力する送信装置と、
    前記クロック信号および前記データ信号を受信するとともに、受信した前記クロック信号のクロック周波数の大きさに基づいて前記伝送モードを判定する受信装置と
    を備え、
    前記送信装置は、前記クロック信号を前記データ信号に重畳した重畳信号をデータ信号線に出力し、
    前記受信装置は、前記重畳信号を、前記データ信号線を介して受信し、
    前記受信装置は、前記データ信号線に接続された終端抵抗を有しており、前記重畳信号に所定のコマンドが含まれているときには、前記終端抵抗をオンさせる
    通信システム。
  4. 前記送信装置は、前記重畳信号として差動の重畳信号を出力する差動信号送信回路であり、
    前記受信装置は、前記重畳信号として差動の重畳信号を受信する差動信号受信回路である
    請求項に記載の通信システム。
  5. 伝送モードに応じたクロック周波数のクロック信号を出力することと、
    前記送信モードに応じたデータ信号を出力することと、
    前記クロック信号および前記データ信号を受信することと、
    受信した前記クロック信号のクロック周波数の大きさに基づいて前記伝送モードを判定することと
    前記クロック周波数と1または複数の参照周波数とを対比した結果に基づいて前記伝送モードを判定することと、
    前記クロック周波数が所定の前記参照周波数よりも高いときには、前記伝送モードを高速モードと判定し、前記クロック周波数が所定の前記参照周波数よりも低いときには、前記伝送モードを低速モードと判定することと、
    前記クロック信号をクロック信号線に出力するとともに、前記データ信号をデータ信号線に出力することと、
    前記クロック信号を、前記クロック信号線を介して受信するとともに、前記データ信号を、前記データ信号線を介して受信することと、
    前記伝送モードが前記低速モードである場合に、前記データ信号に所定のコマンドが含まれているときには、前記データ信号線に接続された第1の終端抵抗および前記クロック信号線に接続された第2の終端抵抗をオンさせることと
    を含む
    通信方法。
  6. 伝送モードに応じたクロック周波数のクロック信号を出力することと、
    前記送信モードに応じたデータ信号を出力することと、
    前記クロック信号および前記データ信号を受信することと、
    受信した前記クロック信号のクロック周波数の大きさに基づいて前記伝送モードを判定することと
    前記クロック信号を前記データ信号に重畳した重畳信号をデータ信号線に出力することと、
    前記重畳信号を、前記データ信号線を介して受信することと、
    前記重畳信号に所定のコマンドが含まれているときには、前記データ信号線に接続された終端抵抗をオンさせることと
    を含む
    通信方法。
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