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JP6763701B2 - 部品実装装置 - Google Patents
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Description

この発明は、部品実装装置に関し、特に、部品供給テープが巻き回されたリールが配置される部品実装装置に関する。
従来、部品供給テープが巻き回されたリールが配置される部品実装装置が知られている(たとえば、特許文献1参照)。
上記特許文献1には、部品供給テープが巻き回された複数のリールが配置されるマウンタ(部品実装装置)が開示されている。各リールには、部品供給テープが保持する部品の品名、形式などの情報を含むバーコードが印字されたラベルが貼付されている。このマウンタでは、リールに貼付されたバーコードをバーコードリーダにより作業者が読み取ることによって、正しい位置に正しいリールが配置されているか否かを確認するリールの照合作業が行われていると考えられる。
特開2010−80613号公報
しかしながら、上記特許文献1に記載のマウンタでは、リールに貼付されたバーコードをバーコードリーダにより作業者が読み取る必要があると考えられるため、リール部品の照合作業に要する作業者の作業負担が大きいという問題点があると考えられる。
この発明は、上記のような課題を解決するためになされたものであり、この発明の1つの目的は、部品供給テープが巻き回されたリールの照合作業に要する作業者の負担を軽減することが可能な部品実装装置を提供することである。
この発明の一の局面による部品実装装置は、基板に部品を実装するヘッドユニットと、ヘッドユニットに取り付けられる読取部と、部品を識別するための識別情報を有する識別部であって、部品供給テープに配置される識別部を、読取部により読み取らせる制御を行う制御部と、を備え、部品供給テープは、部品を配置することが可能な複数の凹部を有するキャリアテープと、キャリアテープ上に配置されるトップテープとを有し、キャリアテープは、部品が配置される複数の部品配置凹部の前に、部品が配置されていない複数の空き凹部を有し、識別部は、部品供給テープのキャリアテープの複数の空き凹部のうち、部品が配置される複数の部品配置凹部のなかで最も前の部品配置凹部よりも、さらに前の部品が配置されない空き凹部内に配置されており、制御部は、部品供給テープを搬送させ、トップテープを剥離させることによって、空き凹部内に配置された識別部を上側に露出させるとともに、ヘッドユニットによる部品配置凹部からの部品の取得よりも前に、空き凹部内に配置されている識別部を読取部により読み取らせる制御を行うように構成されている。
この発明の一の局面による部品実装装置では、上記のように、部品供給テープに配置される識別部を、読取部により読み取らせる制御を行う制御部を設ける。これにより、部品の識別情報を有する識別部を、読取部により自動で読み取らせることができるので、作業者がたとえばバーコードリーダによりバーコードを読み取るような作業が不要になる。その結果、部品供給テープが巻き回されたリールの照合作業に要する作業者の負担を軽減することができる。また、一般的に、部品実装装置には、複数のリールが配置されている。本構成では、読取部がヘッドユニットに取り付けられることによって、読取部をヘッドユニットとともに移動させることができるので、リール毎に読取部を設けなくても、ヘッドユニットに取り付けられる読取部によって、各リールまたは各リールの部品供給テープに配置される識別部を読み取ることができる。その結果、リール毎に読取部を設ける場合に比べて、部品点数の増加を抑制することができるとともに、装置の構成を簡素化することができる。
上記一の局面による部品実装装置において、好ましくは、制御部は、読取部による識別部の読み取り結果に基づいて、リールが正しい位置に配置されているか否かを判断するように構成されている。このように構成すれば、識別部の読み取り作業だけでなく、リールが正しい位置に配置されているか否かを判断する作業も、自動化することができる。その結果、部品供給テープが巻き回されたリールの照合作業に要する作業者の負担をさらに軽減することができる。
上記一の局面による部品実装装置において、好ましくは、識別部は、視認可能な識別子を含み、読取部は、ヘッドユニットに取り付けられ、基板または部品のうちの少なくともいずれか一方を撮像するための撮像部により構成されており、制御部は、撮像部により識別部の識別子を撮像させる制御を行うように構成されている。このように構成すれば、部品実装装置が備える既存の撮像部を利用して、識別部を読み取ることができる。その結果、識別部を読み取るために専用の読取部を別途設ける場合に比べて、部品点数の増加を抑制することができるとともに、装置の構成を簡素化することができる。
この場合、好ましくは、撮像部は、上方から下方の基板を撮像するとともに、上方から下方の識別部を撮像するように構成されている。このように構成すれば、リールまたは部品供給テープに配置される識別部を、リールまたは部品供給テープに配置したまま、撮像部により撮像して読み取ることができる。その結果、たとえばヘッドユニットにより識別部を保持して移動させてから、識別部を撮像部により撮像して読み取る場合に比べて、識別部の読み取り作業を簡素かつ迅速に行うことができる。
上記一の局面による部品実装装置において、好ましくは、識別部は、無線通信可能なタグであり、読取部は、無線通信可能なリーダーであり、制御部は、無線通信可能なリーダーにより、識別部としての無線通信可能なタグを読み取らせる制御を行うように構成されている。このように構成すれば、たとえば二次元コードのような画像を読み取る場合と異なり、識別部が視認可能な位置にない場合にも、識別部を読取部により読み取らせることができる。
本発明によれば、上記のように、部品供給テープが巻き回されたリールの照合作業に要する作業者の負担を軽減することが可能な部品実装装置を提供することができる。
本発明の第1実施形態による部品実装装置を示す模式的な斜視図である。 第1実施形態の部品実装装置のテープフィーダにより搬送される部品供給テープを示す模式的な斜視図である。 第1実施形態の部品実装装置のテープフィーダを示す模式的な側面図である。 第1実施形態の部品実装装置のリール配置正否判断処理を説明するためのフローチャートである。 本発明の第2実施形態による部品実装装置を示す模式的な斜視図である。 第2実施形態の部品実装装置のテープフィーダにより搬送される部品供給テープを示す模式的な斜視図である。 第1実施形態の変形例による部品実装装置のテープフィーダにより搬送される部品供給テープを示す模式的な斜視図である。
以下、本発明を具体化した実施形態を図面に基づいて説明する。以下では、基板Pの搬送方向をX方向とし、X方向と水平面内で直交する方向をY方向として説明する。
[第1実施形態]
(部品実装装置の構成)
まず、図1を参照して、本発明の第1実施形態による部品実装装置100の構成について説明する。
図1に示すように、部品実装装置100は、IC、トランジスタ、コンデンサおよび抵抗などの部品E(電子部品)を、プリント基板などの基板Pに実装する装置である。
部品実装装置100は、基台10と、基板搬送部20と、ヘッドユニット30と、支持部40と、レール部50と、基板認識カメラ60と、制御部70とを備えている。なお、基板認識カメラ60は、特許請求の範囲の「読取部」および「撮像部」の一例である。
基台10では、Y方向の両側(Y1側およびY2側)に、フィーダ配置部11がそれぞれ設けられている。2つのフィーダ配置部11は、それぞれ、複数のテープフィーダ110を配置することが可能なように構成されている。各テープフィーダ110には、複数の部品Eを所定の間隔を隔てて保持した部品供給テープ120が巻き回されたリール130が配置されている。
基板搬送部20は、基板PをX方向に搬送する機能を有している。具体的には、基板搬送部20は、上流側(X1側)の搬送路(図示せず)から実装前の基板Pを搬入するとともに、搬入された基板Pを実装作業位置まで搬送し、下流側(X2側)の搬送路(図示せず)に実装が完了した基板Pを搬出する機能を有している。また、基板搬送部20は、基板固定機構(図示せず)により、実装作業位置で停止させた基板Pを保持して固定するように構成されている。
ヘッドユニット30は、テープフィーダ110から部品Eを取得するとともに、実装作業位置で保持された基板Pに部品Eを実装するように構成されている。
ヘッドユニット30には、X方向に列状に配置された5本の吸着ヘッド31が下方に突出するように設けられている。吸着ヘッド31は、テープフィーダ110から供給される部品Eを先端に吸着して保持することが可能なように構成されている。
また、ヘッドユニット30は、X方向に延びる支持部40に沿ってX方向に移動可能に構成されている。支持部40は、基台10上に設けられたY方向に延びる一対のレール部50に沿ってY方向に移動可能に構成されている。これにより、ヘッドユニット30は、基板搬送部20およびテープフィーダ110よりも上方において、基台10上を水平方向(X方向およびY方向)に移動することが可能なように構成されている。ヘッドユニット30は、たとえばテープフィーダ110の上方に移動して、テープフィーダ110から供給される部品Eを吸着ヘッド31により吸着することが可能である。また、ヘッドユニット30は、たとえば実装作業位置において保持された基板Pの上方に移動して、吸着ヘッド31により吸着された部品Eを基板Pに実装することが可能である。
基板認識カメラ60は、部品Eの実装に先立って基板Pに付された位置認識マーク(フィデューシャルマーク)(図示せず)を撮像するように構成されている。位置認識マークは、基板Pの位置を認識するためのマークである。この位置認識マークの撮像結果は、制御部70により取得される。そして、位置認識マークの撮像結果に基づいて、基板固定機構により固定された基板Pの正確な位置および姿勢を制御部70により認識することが可能である。
また、基板認識カメラ60は、ヘッドユニット30に取り付けられており、ヘッドユニット30とともに、基台10上を水平方向(X方向およびY方向)に移動することが可能なように構成されている。また、基板認識カメラ60は、基板Pの上方(Z1方向)から、下方の基板Pに付された位置認識マークを撮像するように構成されている。
制御部70は、CPU(Central Processing Unit)、ROM(Read Only Memory)、およびRAM(Random Access Memory)などを含み、部品実装装置100の動作を制御するように構成されている。制御部70は、部品実装装置100の動作を制御する制御回路である。
次に、図2および図3を参照して、テープフィーダ110および部品供給テープ120の構成について説明する。なお、図2および図3では、図1においてY2側に配置されたテープフィーダ110およびこのテープフィーダ110により搬送される部品供給テープ120を示している。Y1側に配置されたテープフィーダ110およびこのテープフィーダ110により搬送される部品供給テープ120については、図2および図3において、Y1方向およびY2方向、並びにX1方向およびX2方向を反対にすれば、同様の構成である。
図2に示すように、部品供給テープ120は、キャリアテープ121と、トップテープ122とを含んでいる。
キャリアテープ121は、部品Eを配置することが可能な複数の凹部121aを有している。キャリアテープ121では、複数の凹部121aは、キャリアテープ121の延びる方向に沿って所定の距離間隔で設けられている。各凹部121aは、部品Eを収容して保持することが可能なように構成されている。
また、キャリアテープ121は、テープフィーダ110の後述するスプロケット111bと係合するための複数の係合孔121bを有している。キャリアテープ121では、複数の係合孔121bは、複数の凹部121aと並列に、キャリアテープ121の延びる方向に沿って所定の距離間隔で設けられている。
また、複数の凹部121aは、部品Eが配置される部品配置凹部121cと、部品Eが配置されていない空き凹部121dとを含んでいる。第1実施形態では、複数の凹部121aのうち、部品Eが配置される最も前(テープ搬送方向の前方)の部品配置凹部121cよりも、さらに前(テープ搬送方向の前方)の空き凹部121d内に、識別部140が配置されている。
第1実施形態では、識別部140は、部品Eを識別するための識別情報を有している。識別部140は、視認可能な二次元コード141が付されたラベルである。二次元コード141には、部品Eを識別するための識別情報が記録されている。部品Eを識別するための識別情報は、たとえば、部品ID、ロットID、リールID、および、LED部品のランクを含んでいる。なお、二次元コード141は、特許請求の範囲の「識別子」の一例である。
トップテープ122は、キャリアテープ121上に配置されており、キャリアテープ121の複数の凹部121aを上側から被覆している。また、トップテープ122は、圧着や熱融着などにより、キャリアテープ121の上面(Z1側の面)に貼り付けられている。トップテープ122は、テープフィーダ110の後述するテープ送出部113により引っ張られることにより、キャリアテープ121から剥離される。そして、トップテープ122が剥離されることによって、部品配置凹部121cに配置された部品E、および、空き凹部121dに配置された識別部140が上側(Z1側)に露出する。
テープフィーダ110は、図3に示すように、リール130(図1参照)から供給される部品供給テープ120を供給位置Paに向けて、テープ搬送方向に搬送するとともに、供給位置Paにおいて部品Eを供給するように構成されている。
テープフィーダ110は、テープ搬送部111と、カバー部112と、テープ送出部113と、テープ収容部114と、接続機構部115と、コネクタ部116とを備えている。
テープ搬送部111は、部品供給テープ120を部品Eの供給位置Paに向けて搬送するように構成されている。テープ搬送部111は、通路部111aと、スプロケット111bと、駆動モータ111cとを含んでいる。
通路部111aは、テープフィーダ110の内部および外部に設けられており、部品供給テープ120を入口側(Y2側)から供給位置Paに向けて導く通路により構成されている。スプロケット111bは、キャリアテープ121の係合孔121bと係合するように構成されている。駆動モータ111cは、駆動力により、スプロケット111bを回転させるように構成されている。テープフィーダ110では、駆動モータ111cによりスプロケット111bが回転されることにより、スプロケット111bと係合されたキャリアテープ121が供給位置Paに向けて搬送(送出)される。
カバー部112は、テープフィーダ110の内部を通って外部まで搬送された部品供給テープ120を、上側(Z1側)から覆うように構成されている。これにより、カバー部112は、搬送時の部品供給テープ120の浮き上がりを押さえるとともに、トップテープ122が剥離されたキャリアテープ121の凹部121a内から部品Eが飛び出ることを防止するように構成されている。また、カバー部112には、供給位置Paに対応する位置に、部品供給テープ120を上方(Z1方向)に露出させるための開口部112aが設けられている。
テープ送出部113は、トップテープ122を引っ張ることにより、テープ搬送部121により搬送される部品供給テープ120のキャリアテープ121からトップテープ122を剥離させるように構成されている。テープ送出部113は、送りローラ113aと、駆動モータ113bとを含んでいる。
送りローラ113aは、テープ収容部114に向けて、キャリアテープ121から剥離されたトップテープ122を送り出すように構成されている。駆動モータ113bは、駆動力により、送りローラ113aを回転させるように構成されている。テープフィーダ110では、駆動モータ113bにより送りローラ113aが回転されることにより、トップテープ122が引っ張られる。これにより、キャリアテープ121からトップテープ122が剥離されるとともに、テープ収容部114に向けて送り出される。
テープ収容部114は、テープフィーダ110の内部に設けられており、キャリアテープ121から剥離されたトップテープ122を収容するように構成されている。
接続機構部115は、基台10のフィーダ配置部11に設けられた取付部(図示せず)と係合することにより、テープフィーダ110を基台10に固定するように構成されている。コネクタ部116は、基台10のフィーダ配置部11に設けられたコネクタ(図示せず)と電気的に接続されるように構成されている。これらの結果、テープフィーダ110を基台10に固定することが可能であるとともに、制御部70とテープフィーダ110との間で通信することが可能である。
(識別部の読み取りに関する構成)
ここで、第1実施形態では、制御部70は、図3に示すように、部品供給テープ120に配置される識別部140(図2参照)を、基板認識カメラ60により読み取らせる制御を行うように構成されている。
具体的には、制御部70は、リール130から供給される部品供給テープ120をテープフィーダ110により供給位置Paに向けて搬送することによって、部品供給テープ120に配置された識別部140を、供給位置Paに配置する制御を行うように構成されている。この結果、テープフィーダ110の開口部112aを介して、識別部140が上方(Z1方向)に露出する。
また、制御部70は、ヘッドユニット30とともに、基板認識カメラ60を移動させることによって、基板認識カメラ60を、読取対象の識別部140を有するテープフィーダ110の供給位置Paの上方に配置する制御を行うように構成されている。
そして、制御部70は、供給位置Paに配置された識別部140の二次元コード141を、基板認識カメラ60により撮像させる制御を行うように構成されている。この際、基板認識カメラ60により、上方から下方の識別部140が撮像される。
また、第1実施形態では、制御部70は、基板認識カメラ60による識別部140の読み取り結果に基づいて、リール130が正しい位置(テープフィーダ110)に配置されているか否かを判断するように構成されている。つまり、制御部70は、テープフィーダ110とリール130との組み合わせが正しいか否かを判断するように構成されている。
具体的には、制御部70は、基板認識カメラ60による識別部140の読み取り結果に基づいて、部品Eの識別情報を取得するように構成されている。また、制御部70は、テープフィーダ110のコネクタ部116を介して、テープフィーダ110の識別情報を取得するように構成されている。
そして、制御部70は、取得された部品Eの識別情報と、テープフィーダ110の識別情報とを照合することによって、部品Eを供給するリール130が正しい位置に配置されているか否かを判断するように構成されている。
また、制御部70は、リール130が正しい位置に配置されていないと判断される場合には、リール130が正しい位置に配置されていないことを、作業者に通知する制御を行うように構成されている。
(リールの再配置時について)
ここで、リール130は、部品供給テープ120が途中まで使用された状態で、テープフィーダ110から取り外されて保管庫に保管され、その後、再びテープフィーダ110に配置される場合がある。この場合、部品供給テープ120の使用済みの部分とともに識別部140が廃棄されているため、識別部140がない状態で、リール130がテープフィーダ110に配置される。
そこで、第1実施形態では、制御部70は、部品供給テープ120が途中まで使用済みのリール130がテープフィーダ110に配置されたと判断される場合には、リール130が正しい位置(テープフィーダ110)に配置されているか否かを作業者に通知する制御を行うように構成されている。たとえば、制御部70は、基板認識カメラ60を、読取対象のテープフィーダ110の供給位置Paの上方に配置して、基板認識カメラ60によりテープフィーダ110の供給位置Paを撮像させるとともに、基板認識カメラ60による撮像結果に基づいて、識別部140が撮像されていないと判断される場合に、部品供給テープ120が途中まで使用済みのリール130がテープフィーダ110に配置されたと判断する。また、たとえば、制御部70は、部品供給テープ120が途中まで使用済みのリール130がテープフィーダ110に配置されたと判断される場合には、「このリールで正しいですか」などのリールが合っているかどうかの確認を促すメッセージを、作業者に通知する制御を行う。これにより、識別部140がない状態で、リール130がテープフィーダ110に再配置される場合にも、テープフィーダ110に誤ったリール130(すなわち、誤った部品E)が配置されることを抑制することが可能になる。
(リール配置正否判断処理)
次に、図4を参照して、第1実施形態の部品実装装置100によるリール配置正否判断処理をフローチャートに基づいて説明する。フローチャートの処理は、制御部70により行われる。
図4に示すように、まず、ステップS1において、識別部140の読み取りが行われる。ステップS1では、読取対象の識別部140を有するテープフィーダ110において、識別部140が供給位置Paに配置される。また、ステップS1では、読取対象の識別部140を有するテープフィーダ110の供給位置Paの上方に、基板認識カメラ60が配置される。また、ステップS1では、基板認識カメラ60により、識別部140の二次元コード141が撮像されて読み取られる。これにより、部品Eの識別情報が取得される。
そして、ステップS2において、リール130が正しい位置に配置されているか否かが判断される。ステップS2では、ステップS1において取得された部品Eの識別情報と、予め取得されているテープフィーダ110の識別情報とが照合される。
ステップS2において、リール130が正しい位置に配置されていると判断される場合には、リール配置正否判断処理が終了される。そして、次の読取対象の識別部140の読み取り動作に移行する。
また、ステップS2において、リール130が正しい位置に配置されていないと判断される場合には、ステップS3に進む。
そして、ステップS3において、リール130が正しい位置に配置されていないことが、たとえば部品実装装置100に設けられたモニタ(図示せず)に表示されることによって、作業者に通知される。これにより、作業者は、誤って配置されたリール130を、正しいリール130に取り換えることが可能である。その後、リール配置正否判断処理が終了される。
(第1実施形態の効果)
第1実施形態では、以下のような効果を得ることができる。
第1実施形態では、上記のように、部品供給テープ120に配置される識別部140を、基板認識カメラ60により読み取らせる制御を行う制御部70を設ける。これにより、部品Eの識別情報を有する識別部140を、基板認識カメラ60により自動で読み取らせることができるので、作業者がたとえばバーコードリーダによりバーコードを読み取るような作業が不要になる。その結果、部品供給テープ120が巻き回されたリール130の照合作業に要する作業者の負担を軽減することができる。また、部品実装装置100には、複数のリール130が配置されている。第1実施形態では、基板認識カメラ60がヘッドユニット30に取り付けられることによって、基板認識カメラ60をヘッドユニット30とともに移動させることができるので、リール130毎に読取部を設けなくても、ヘッドユニット30に取り付けられる基板認識カメラ60を識別部140の読取に兼用することによって、各リール130の部品供給テープ120に配置される識別部140を基板認識カメラ60によって読み取ることができる。その結果、複数のテープフィーダ110の供給位置Paの上方を移動する読取部を設ける場合、または、リール130毎に読取部を設ける場合に比べて、部品点数の増加を抑制することができるとともに、装置の構成を簡素化することができる。
また、第1実施形態では、上記のように、制御部70を、基板認識カメラ60による識別部140の読み取り結果に基づいて、リール130が正しい位置に配置されているか否かを判断するように構成する。これにより、識別部140の読み取り作業だけでなく、リール130が正しい位置に配置されているか否かを判断する作業も、自動化することができる。その結果、部品供給テープ120が巻き回されたリール130の照合作業に要する作業者の負担をさらに軽減することができる。
また、第1実施形態では、上記のように、識別部140を、部品供給テープ120のキャリアテープ121の凹部121a内に配置する。これにより、トップテープ122が上面に配置されるキャリアテープ121の凹部121a内に識別部140が配置されているので、たとえば部品供給テープ120の搬送中に、識別部140が紛失したり、汚損したりすることを抑制することができる。
また、第1実施形態では、上記のように、識別部140を、部品供給テープ120のキャリアテープ121の複数の凹部121aのうち、部品が配置される最も前の部品配置凹部121cよりも、さらに前の空き凹部121d内に配置する。これにより、部品Eよりも先に識別部140をヘッドユニット30に近付けることができるので、ヘッドユニット30による部品Eの取得よりも先に識別部140を基板認識カメラ60により読み取らせることができる。また、部品供給テープ120では、部品Eが配置される最も前の部品配置凹部121cよりも前の凹部121aは、部品Eが配置されていない空き凹部121dである。したがって、部品Eが配置される最も前の凹部121aよりも、さらに前の凹部121a内に識別部140を配置したとしても、部品Eを配置する部品配置凹部121cの数が減少することがない。
また、第1実施形態では、上記のように、制御部70を、基板認識カメラ60により識別部140の二次元コード141を撮像させる制御を行うように構成する。これにより、部品実装装置100が備える既存の基板認識カメラ60を利用して、識別部140を読み取ることができる。その結果、識別部140を読み取るために専用の読取部を別途設ける場合に比べて、部品点数の増加を抑制することができるとともに、装置の構成を簡素化することができる。
また、第1実施形態では、上記のように、基板認識カメラ60を、上方から下方の基板Pを撮像するとともに、上方から下方の識別部140を撮像するように構成する。これにより、リール130または部品供給テープ120に配置される識別部140を、リール130または部品供給テープ120に配置したまま、基板認識カメラ60により撮像して読み取ることができる。その結果、たとえばヘッドユニット30により識別部140を保持して移動させてから、識別部140を基板認識カメラ60により撮像して読み取る場合に比べて、識別部140の読み取り作業を簡素かつ迅速に行うことができる。
[第2実施形態]
次に、図5および図6を参照して、第2実施形態について説明する。この第2実施形態では、識別部として二次元コードが付されたラベルを用いた上記第1実施形態とは異なり、識別部としてRFID(Radio Frequency Identification)タグを用いる例について説明する。なお、上記第1実施形態と同一の構成については、図中において同じ符号を付して図示し、その説明を省略する。
(部品実装装置の構成)
本発明の第2実施形態による部品実装装置200は、図5に示すように、制御部170と、RFIDリーダー180とを備える点で、上記第1実施形態の部品実装装置100と相違する。なお、RFIDリーダー180は、特許請求の範囲の「読取部」および「無線通信可能なリーダー」の一例である。
RFIDリーダー180は、電波または電磁波により後述するRFIDタグ241と無線通信可能に構成されている。また、RFIDリーダー180は、ヘッドユニット30に取り付けられており、ヘッドユニット30とともに、基台10上を水平方向(X方向およびY方向)に移動することが可能なように構成されている。
第2実施形態では、図6に示すように、識別部240は、部品供給テープ120のキャリアテープ121の複数の凹部121aのうち、部品Eが配置される最も前の部品配置凹部121cよりも、さらに前の空き凹部121d内に配置されている。
また、第2実施形態では、識別部240は、部品Eを識別するための識別情報を有するRFIDタグ241である。RFIDタグ241は、電波または電磁波によりRFIDリーダー180と無線通信可能に構成されている。また、RFIDタグ241には、部品Eを識別するための識別情報が記録されている。なお、RFIDタグ241は、特許請求の範囲の「無線通信可能なタグ」の一例である。
また、第2実施形態では、制御部170は、RFIDリーダー180により、識別部240としてのRFIDタグ241から識別情報を読み取らせる制御を行うように構成されている。
具体的には、制御部170は、リール130から供給される部品供給テープ120をテープフィーダ110により供給位置に向けて搬送することによって、部品供給テープ120に配置された識別部240を、所定の読取位置に配置する制御を行うように構成されている。
また、制御部170は、ヘッドユニット30とともに、RFIDリーダー180を移動させることによって、RFIDリーダー180を、読取対象の識別部240を有するテープフィーダ110の近傍に配置する制御を行うように構成されている。
そして、制御部170は、所定の読取位置に配置された識別部240としてのRFIDタグ241と、読取対象の識別部240を有するテープフィーダ110の近傍に配置されたRFIDリーダー180との間で無線通信することにより、識別部240としてのRFIDタグ241を読み取らせる制御を行うように構成されている。この結果、部品Eの識別情報が、制御部170により取得される。
なお、第2実施形態のその他の構成は、上記第1実施形態と同様である。
(第2実施形態の効果)
第2実施形態では、以下のような効果を得ることができる。
第2実施形態では、部品供給テープ120に配置される識別部240を、RFIDリーダー180により読み取らせる制御を行う制御部170を設ける。これにより、上記第1実施形態と同様に、部品Eの識別情報を有する識別部240を、RFIDリーダー180により自動で読み取らせることができるので、作業者がバーコードリーダによりバーコードを読み取るような作業が不要になる。その結果、部品供給テープ120が巻き回されたリール130の照合作業に要する作業者の負担を軽減することができる。
また、第2実施形態では、上記のように、制御部170を、RFIDリーダー180により、識別部240としてのRFIDタグ241を読み取らせる制御を行うように構成する。これにより、たとえば二次元コードのような画像を読み取る場合と異なり、識別部240が視認可能な位置にない場合にも、識別部240をRFIDリーダー180により読み取らせることができる。
なお、第2実施形態のその他の効果は、上記第1実施形態と同様である。
[変形例]
なお、今回開示された実施形態は、全ての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は、上記した実施形態の説明ではなく特許請求の範囲によって示され、さらに特許請求の範囲と均等の意味および範囲内での全ての変更(変形例)が含まれる。
たとえば、上記第1および第2実施形態では、識別部が部品供給テープに配置される例を示したが、本発明はこれに限られない。本発明では、ヘッドユニットに取り付けられた読取部が読み取り可能であれば、識別部がリールに配置されてもよい。識別部がリールに配置されている場合には、識別部が部品供給テープに配置されている場合と異なり、部品供給テープの使用済みの部分とともに識別部が廃棄されることがないので、リールの再配置時にも、リールに配置された識別部を読み取ることが可能である。
また、上記第1および第2実施形態では、キャリアテープの凹部内に、識別部が配置される例を示したが、本発明はこれに限られない。本発明では、部品供給テープに識別部を配置する場合に、キャリアテープの凹部内以外の部分に識別部が配置されてもよい。たとえば、凹部と凹部との間の部分に配置されていてもよい。また、識別部がトップテープに配置されていてもよい。図7に示す変形例では、二次元コード141を含む識別部140が部品供給テープ120のトップテープ122に配置されている例を示す。この場合、好ましくは、識別部140を配置する作業性を考慮して、識別部140がトップテープ122の表面(キャリアテープ121側とは反対側の面)に配置されているのがよい。識別部140がトップテープ122に配置される場合にも、部品Eが配置される最も前の部品配置凹部121cよりも、さらに前のトップテープ122の部分に、識別部140が配置されるのが好ましい。また、識別部140がトップテープ122に配置される場合には、トップテープ122がキャリアテープ121から剥離される前、または、トップテープ122がキャリアテープ121から剥離された後のいずれのタイミングで識別部140が読み取られてもよい。なお、識別部140がトップテープ122の表面に配置される場合には、トップテープ122がキャリアテープ121から剥離される前のタイミングで識別部140が基板認識カメラ60により撮像され、直接読み取られるのが好ましい。また、識別部140がトップテープ122の裏面(キャリアテープ121側の面)に配置される場合には、トップテープ122がキャリアテープ121から剥離された後のタイミングで識別部140が基板認識カメラ60により撮像され、直接読み取られるのが好ましい。
また、図7に示す変形例では、二次元コード141を含む識別部240が部品供給テープ120のトップテープ122に配置される例を示したが、本発明はこれに限られない。本発明では、上記第2実施形態のRFIDタグ241を含む識別部240が部品供給テープ120のトップテープ122に配置されていてもよい。この場合にも、好ましくは、識別部240を配置する作業性を考慮して、識別部240がトップテープ122の表面に配置されているのがよく、部品Eが配置される最も前の部品配置凹部121cよりも、さらに前のトップテープ122の部分に、識別部240が配置されるのがよい。また、識別部240がトップテープ122に配置される場合にも、トップテープ122がキャリアテープ121から剥離される前、または、トップテープ122がキャリアテープ121から剥離された後のいずれのタイミングで識別部240がRFIDリーダー180を含む「読取部」により読み取られてもよい。
また、上記第1および第2実施形態では、部品が配置される最も前の部品配置凹部よりも、さらに前の空き凹部に、識別部が配置される例を示したが、本発明はこれに限られない。本発明では、キャリアテープの凹部内に識別部が配置される場合に、キャリアテープの複数の凹部のうちのいずれの凹部内に識別部が配置されてもよい。
また、上記第1および第2実施形態では、テープフィーダにリールが配置される例を示したが本発明はこれに限られない。本発明では、リールは、テープフィーダに配置されていなくてもよい。たとえば、テープフィーダおよびリールを配置する台車を用いる場合には、この台車にリールを配置してもよい。
また、上記第1および第2実施形態では、テープフィーダが、キャリアテープからトップテープを引っ張って剥離させることによって、キャリアテープの凹部内に配置される部品を露出させるように構成されている例を示したが、本発明はこれに限られない。本発明では、テープフィーダが、キャリアテープからトップテープを引っ張って剥離させる以外の方法によって、キャリアテープの凹部内に配置される部品を露出させるように構成されてもよい。たとえば、テープフィーダが、トップテープを切り開くことによって、キャリアテープの凹部内に配置される部品を露出させるように構成されていてもよい。
また、上記第1実施形態では、視認可能な識別子として、二次元コードを用いる例を示したが、本発明はこれに限られない。本発明では、二次元コード以外の視認可能な識別子を用いてもよい。たとえば、バーコードや、部品の識別情報を表す文字列などを視認可能な識別子として用いてもよい。
また、上記第1実施形態では、読取部として、基板を撮像する基板認識カメラ(撮像部)を用いた例を示したが、本発明はこれに限られない。本発明では、読取部として、基板を撮像する撮像部以外の撮像部を用いてもよい。たとえば、読取部として、部品を撮像する撮像部を用いてもよい。この場合、ヘッドユニットにより部品を保持してから、識別部を撮像して読み取ってもよい。
また、上記第2実施形態では、無線通信可能なタグとして、RFIDタグを用いて、無線通信可能なリーダーとして、RFIDリーダーを用いる例を示したが、本発明はこれに限られない。本発明では、RFIDタグ以外の無線通信可能なタグを用いてよいし、RFIDリーダー以外の無線通信可能なリーダーを用いてもよい。
上記第1実施形態では、説明の便宜上、制御部の処理動作を処理フローに沿って順番に処理を行うフロー駆動型のフローチャートを用いて説明したが、本発明はこれに限られない。本発明では、制御部の処理動作を、イベント単位で処理を実行するイベント駆動型(イベントドリブン型)の処理により行ってもよい。この場合、完全なイベント駆動型で行ってもよいし、イベント駆動およびフロー駆動を組み合わせて行ってもよい。
30 ヘッドユニット
60 基板認識カメラ(読取部、撮像部)
70 制御部
100、200 部品実装装置
110 テープフィーダ(部品供給部)
120 部品供給テープ
121 キャリアテープ
121a 凹部
121c 部品配置凹部(凹部)
121d 空き凹部(凹部)
122 トップテープ
130 リール
140、240 識別部
141 二次元コード(識別子)
180 RFIDリーダー(読取部、無線通信可能なリーダー)
241 RFIDタグ(無線通信可能なタグ)
E 部品
P 基板

Claims (5)

  1. 基板に部品を実装するヘッドユニットと、
    前記ヘッドユニットに取り付けられる読取部と、
    前記部品を識別するための識別情報を有する識別部であって、部品供給テープに配置される前記識別部を、前記読取部により読み取らせる制御を行う制御部と、を備え、
    前記部品供給テープは、前記部品を配置することが可能な複数の凹部を有するキャリアテープと、前記キャリアテープ上に配置されるトップテープとを有し、
    前記キャリアテープは、前記部品が配置される複数の部品配置凹部の前に、前記部品が配置されていない複数の空き凹部を有し、
    前記識別部は、前記部品供給テープの前記キャリアテープの前記複数の空き凹部のうち、前記部品が配置される前記複数の部品配置凹部のなかで最も前の前記部品配置凹部よりも、さらに前の前記部品が配置されない前記空き凹部内に配置されており、
    前記制御部は、前記部品供給テープを搬送させ、前記トップテープを剥離させることによって、前記空き凹部内に配置された前記識別部を上側に露出させるとともに、前記ヘッドユニットによる前記部品配置凹部からの前記部品の取得よりも前に、前記空き凹部内に配置されている前記識別部を前記読取部により読み取らせる制御を行うように構成されている、部品実装装置。
  2. 前記制御部は、前記読取部による前記識別部の読み取り結果に基づいて、前記リールが正しい位置に配置されているか否かを判断するように構成されている、請求項1に記載の部品実装装置。
  3. 前記識別部は、視認可能な識別子を含み、
    前記読取部は、前記ヘッドユニットに取り付けられ、前記基板または前記部品のうちの少なくともいずれか一方を撮像するための撮像部により構成されており、
    前記制御部は、前記撮像部により前記識別部の前記識別子を撮像させる制御を行うように構成されている、請求項1または2に記載の部品実装装置。
  4. 前記撮像部は、上方から下方の前記基板を撮像するとともに、上方から下方の前記識別部を撮像するように構成されている、請求項3に記載の部品実装装置。
  5. 前記識別部は、無線通信可能なタグであり、
    前記読取部は、無線通信可能なリーダーであり、
    前記制御部は、前記無線通信可能なリーダーにより、前記識別部としての前記無線通信可能なタグを読み取らせる制御を行うように構成されている、請求項1または2に記載の部品実装装置。
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