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JP6766566B2 - 車載機器 - Google Patents
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Description

本発明は、車両に取り付けられる車載カメラなどの車載機器に関するものである。
車載機器のうち車載カメラは、例えば、車両の後部に設置され、車両の後方側の安全を確認するものである。この車載カメラを車両に固定する方法として以下のような方法がある。図8(a)から(c)の車載カメラを車両に取り付ける手順を示した図を基に説明する。車両の後部に孔部810を設け、一方車載カメラ10には筐体700の側面に板バネ710を設け、車載カメラ10の筐体700のうち光を取り込むレンズ720がある部分である頭部730が車両の孔部810よりも大きく円形状に形成されている。この板バネ710は長手方向の中心で折り曲げられ、山型の形状となっている。板バネ710の長手方向の一端710aが頭部730の近傍に位置するように板バネ710が配置されている。板バネ710のうち頭部730の近傍にある一端710aは自由端となり、他端710bは筐体700に固定されている。この車載カメラ10を車両の孔部810に車両の外側から挿し込むことで、板バネ710が車両の内側に完全に入り込む。そして、板バネ710が車両の内側で山形の形状に開いて板バネ710の一端710aが車両のボディーと車両の内側から当接すると共に、車載カメラ10の筐体700のうち頭部730も車両のボディーと車両の外側から当接することで車載カメラ10が前後方向で車両のボディーを挟み込み、車両に固定される。(特許文献1参照)
しかし、この方法では車載カメラ10が板バネ710と車載カメラ10の筐体700の頭部730で車両のボディーを挟んでいるだけのため振動などに弱く、車載カメラ10に車両の振動が加わると、車載カメラ10が孔部810から外れるおそれがあった。
そこで、この問題を解決する方法として、以下の方法がある。車両にはネジを通すためのネジ通し穴と車載カメラが挿入される孔部が設けられる。車載カメラを車両に取り付けるためのブラケットが設けられる。ブラケットには内側にねじが切られたネジ穴を設けている。このブラケットに車載カメラを取り付けた後、車載カメラを車両の内側から孔部に挿入し、車両に当接させて、ネジを車両の外側から車両のネジ通し穴を介してブラケットにあるネジ穴にネジ止めして固定することで、車載カメラを車両にネジ止めで固定している。しかし、ネジを締めているときに、作業者が車載カメラを動かないように車両の内側から保持するか、車載カメラが動かないように車両に仮固定する必要があった。そこで、ブラケットの左右方向の両側面に仮固定用のツメ部(第1ツメ部)を先端に備えた係合部をそれぞれ形成した。各係合部を車両にある孔部に車両の内側から外側に向かって挿入し、各ツメ部を車両にある孔部の周縁に係止して仮固定している。仮固定した後に、車両とブラケットをネジ止めすることでブラケットを固定している。このように、ブラケットにある係合部を車両の孔部に挿入するだけでツメ部が孔部の周縁に係止されるため、ネジを締めているときに、ブラケットを車両に対して動かないように仮固定ができる。
一方、車載カメラには車両にある孔部を隠すなどの意匠性を向上させるためにブラケットに外装カバーが取り付けられる場合がある。この外装カバーを取り付けるために、ブラケットにある係合部に、前述の第1ツメ部と共に外装カバーを係止するための第2ツメ部を設ける事が考えられる。そこで、図9に示すように、係合部210a、210bの先端を延ばして、延ばしたことで新たにできた先端に外装カバー300を係止するための第2ツメ部211c、211dを設ける。この第2ツメ部211c、211dを外装カバー300にある1対の係止部320a、320bにそれぞれ係止することで外装カバー300をブラケット200に取り付けることができる。
特開2004−232787号公報
しかし、この方法では係合部210a、210bが長くなり、係合部210a、210bの強度が弱くなる問題があった。また、車載カメラ10を車両に固定した時に係合部210a、210bが大きく撓んでいた場合、2本の係合部210a、210bの先端にある第2ツメ部211c、211d同士の間隔L2が第1ツメ部211a、211b同士の間隔L1よりも狭くなったり、広くなったりする。図10に示すように、第2ツメ部211c、211d同士の間隔L2が狭くなった(L2<L1)場合、この間隔L2が外装カバー300の係止部320a、320b同士の間隔L3よりも小さくなるため、係合部210a、210bの第2ツメ部211c、211dが外装カバー300の係止部320a、320bよりも内側に位置することで係止できず外装カバー300をブラケット200に取り付けることができない問題があった。一方、図11に示すように、第2ツメ部211c、211d同士の間隔L2が広くなった(L2>L1)場合、この間隔L2が外装カバー300の係止部320a、320b同士の間隔L3よりも大きくなるため、係合部210a、210bの第2ツメ部211c、211dが外装カバー300の係止部320a、320bよりも外側に位置することで係止できず、同じく外装カバー300をブラケット200に取り付けることができない問題があった。
そこで、本発明は、ブラケットを車両に容易に取り付けられるようにすると共に、ブラケットを車両に取り付けた後に外装カバーをブラケットに容易に取り付けられるようにすることを目的とする。
上述した問題を解決するために、本発明の車載機器は、車両のボディーに設けられた孔部に取り付けられる車載機器において、内部に部品が収容される筐体と、筐体に取りつけられたブラケットと、筐体の前面側を覆い、ブラケットに係止される係止部を有する外装カバーとを備え、ブラケットは、係止面を有するツメ部と、係止面と対向する対向面を有し、対向面上には弾性部材が配置され、ツメ部の係止面は、筐体が孔部に挿入されたとき、弾性部材とでボディーを挟み、外装カバーの係止部は、筐体が孔部に挿入され、且つブラケットがネジによりボディーにネジ止めされることで、ツメ部とボディーの間に係止受け部が形成され、形成された係止受け部に係止されることを特徴とする。
本発明の車載カメラによれば、ブラケットを車両に容易に取り付けられると共に、ブラケットを車両に取り付けた後に外装カバーをブラケットに容易に取り付けられる。
本発明の実施形態にかかる車載カメラを前方から見た時の斜視図である。 本発明の実施形態にかかる車載カメラを後方から見た時の斜視図である。 本発明の実施形態にかかる車載カメラの断面を示した断面図である。 本発明の実施形態にかかる車載カメラの断面を示した断面図である。 (a)は本発明の実施形態にかかる外装カバーの正面を示した正面図である。(b)は(a)のA−A線で切断した外装カバーの断面を示した断面図である。 (a)は本発明の実施形態にかかる車両を示した図である。(b)は本発明の実施形態にかかる車両の孔部を示した図である。 本発明の実施形態にかかる車載カメラを車両のボディーにネジ止めする方法を示した分解斜視図である。 従来の第1実施形態にかかる車載カメラの取り付けの手順を示した図である。 従来の第2実施形態にかかる車載カメラの断面を示した断面図である。 従来の第3実施形態にかかる車載カメラの断面を示した断面図である。 従来の第4実施形態にかかる車載カメラの断面を示した断面図である。
本発明にかかる車載機器として車載カメラを一実施例として、以下に説明する。図1から図7は本発明の実施形態にかかる車載カメラの図であり、これらの図を基に説明する。なお、本発明の実施形態の上下方向、左右方向、前後方向は図1の上下方向の矢印、左右方向の矢印、前後方向の矢印に示した方向を使用する。図1は本発明の実施形態にかかる車載カメラを前から見た時の斜視図である。図2は本発明の実施形態にかかる車載カメラを後方から見た時の斜視図である。図3は本発明の実施形態にかかる車載カメラの係止部を車両の孔部に挿入した時の車載カメラの断面を示した断面図である。図4は本発明の実施形態にかかる外装カバーを係止部に係止した時の車載カメラの断面を示した断面図である。図5(a)は本発明の実施形態にかかる外装カバーを前方から見た時の正面図である。図5(b)は(a)のA−A線で切断した外装カバーの断面を示した断面図である。図6(a)は本発明の実施形態にかかる車両を側面から見た時の図である。図6(b)は本発明の実施形態にかかる車両の孔部を示した図である。図7は本発明の実施形態にかかる車載カメラを車両のボディーにネジ止めする方法を示した分解斜視図である。
図1に示すように、車載カメラ10は、例えば、後述する車両500の後部に設置され、車両500の後方側を撮像するものである。撮像した映像は車両内にある図示しないモニターに表示され、運転手が車両後方を確認することができる。車載カメラ10は、略直方体形状の筐体100と、その筐体100内に収容されて保持される図示しない撮像部とを備えている。なお、レンズ110のある面が前面100eとなり、後述するブラケット200にある係合部210aの近傍の面が筐体100の右側面100aとなり、後述するブラケット200にあるネジ穴231の近傍の面が筐体100の上側面100cとなり、ブラケット200にあるネジ穴232の近傍の面が筐体100の下側面100dとなる。なお、図2に示すようにブラケット200にある係合部210bの近傍の面が筐体100の左側面100bとなる。筐体100の右側面100a、上側面100c、左側面100b、下側面100dを覆うように筐体100の周囲にブラケット200が設けられている。このブラケット200は環状に形成され、中心には車載カメラ10の筐体100が挿入できるように孔240が設けられている。なお、ブラケット200はネジ610a、610bによって、車載カメラ10の筐体100に取り付けられている。
図3に示すように、ブラケット200の前後方向における前側には、図6に示す車両500の孔部510の周縁520に係止するために、ツメ部211a、211bを備えた係合部210a、210bが形成されている。ツメ部211a、211bは係合部210a、210bの先端に形成されている。各ツメ部211a、211bは係合部210a、210bのうち図示する前後方向における前方向の先端にあり、係合部210a、210bの表面から垂直に、つまり左右方向のうち、ツメ部211aは右方向に、ツメ部211bは左方向に向かって突出している。この係合部210a、210bはブラケット200と一体に形成されている。また、ブラケット200は、その外周にフランジ部220を備えている。このフランジ部220は、ブラケット200を車両500のボディーに取り付けた時に、車両500のボディーの一部と対向する対向面220aを備えている。この対向面220aはフランジ部220の前後方向における前方側であり、環状になっている。フランジ部220の端部は図示する前後方向における後方向に向けて折り曲げられ、折り曲げ部221を形成している。対向面220aはブラケット200を車両500のボディーに取り付けた時に車両500のボディーを押圧し、また対向面220a上には車両500のボディーとブラケット200との隙間をうめるための弾性部材であるスポンジ400が設けられている。さらに、ツメ部211a、211bには係止面212a、212bが設けられ、この係止面212a、212bはフランジ部220の対向面220aと対向している。なお、この係止面212a、212bは、外装カバー300の係止部320a、320bや車両500の孔部510の周囲520と係止される。スポンジ400は図1に示すように環状に形成され、フランジ部220の外周に沿って配置されている。また、フランジ220には車載カメラ10の筐体100の上側面100cの近傍と下側面100dの近傍に、内側にねじが切られたネジ穴231、232がそれぞれあけられ、各ネジ穴231、232のある対向面220aは図示する前後方向における前方向を向いている。
車載カメラ10の意匠性の向上を図るため、図5に示すような外装カバー300が車載カメラ10の前側に配置される。この外装カバー300は樹脂で形成され、ブラケット200に嵌合され車両500より突出した車載カメラ10の一部を覆っている。外装カバー300の内部には、ブラケット200にあるツメ部211a、211bに係止される係止部320a、320bが一対設けられている。この係止部320a、320bは外装カバー300の右側面と左側面のそれぞれから内部に向かって凸状に突出することで形成され、図4に示すように係止部320a、320bの孔部321a、321bにツメ部211a、211bの先端が係止される。図5に示すように外装カバー300の前面には開口部310が形成され、この開口部310から車載カメラ10のレンズ110の表面が露出する。
図6に示すように、車両500のボディーの後部には、ブラケット200にある1対の係合部210a、210bが挿入される孔部510が設けられている。この孔部510の左右の一端から他端までの寸法L4は、図3に示す1対の係合部210a、210bの先端にあるツメ部211aとツメ部211bの距離L5とほぼ同じ長さである。また、孔部510より上方と下方にはネジを通すためのネジ通し穴530a、530bが設けられている。
次に、車載カメラ10を車両500に取り付ける手順について説明する。車載カメラ10を覆うブラケット200にある係合部210a、210bを車両500にある孔部510に、車両500の内側から外側に向かって挿入する。挿入すると、図3に示すように、係合部210a、210bの先端にあるツメ部211a、211bが孔部510の周縁に係止されると共に、ブラケット200の対向面220aにあるスポンジ400の前面が孔部510の周囲520に突き当たる。これにより、ツメ部211a、211bとスポンジ400とで車両500のボディを前後方向で挟むため、筐体100が車両500に取り付けられる。このように取り付けられることで車載カメラ10は車両500に仮固定される。また、ブラケット200にあるネジ穴231、232と、車両500にあるネジ通し穴530a、530bがそれぞれ重なるように位置が調整される。
そして、図7に示すように、ブラケット200にあるネジ穴231、232と車両500にあるネジ通し穴530a、530bに対して、車両500の外側から内側に向かってネジ600a、600bが挿入されてネジ止めされる。ネジ止めされると、図4に示すように、ブラケット200が車両500の外側に向かって移動するため、スポンジ400がブラケット200の対向面220aと車両500の両方から前後方向に圧縮されて変形する。また、係合部210a、210bの先端にあるツメ部211a、211bが車両500のボディーより前方に離れる。
ネジ止めが完了すると車載カメラ10の筐体100は車両500に固定される。図4に示すように、ツメ部211a、211bが車両500のボディーより前方に離れ、ツメ部211a、211bと車両500のボディーとの間に隙間が形成され、この隙間が外装カバー300の係止部320a、320bに係止される係止受け部250となる。そして、外装カバー300の係止部320a、320bをそれぞれ係止受け部250に係止して、ブラケット200に外装カバー300が取り付けられる。
以上より、本発明の車載カメラは、ブラケットにある係合部にツメ部を2か所設け、ブラケットの対向面に弾性部材が設けることで、ブラケットを車両に容易に仮固定および固定できると共に、ブラケットを車両に固定した後に外装カバーをブラケットに容易に取り付けられる。
10 車載カメラ
100 筐体
200 ブラケット
211a、211b ツメ部
212a、212b 係止面
250 係止受け部
300 外装カバー
320a、320b 係止部
400 スポンジ(弾性部材)
500 車両
510 孔部
600a、600b ネジ
610a、610b ネジ

Claims (1)

  1. 車両のボディーに設けられた孔部に取り付けられる車載機器において、
    内部に部品が収容される筐体と、
    前記筐体に取りつけられたブラケットと、
    前記筐体の前面側を覆い、前記ブラケットに係止される係止部を有する外装カバーとを備え、
    前記ブラケットは、係止面を有するツメ部と、前記係止面と対向する対向面を有し、前記対向面上には弾性部材が配置され、
    前記ツメ部の前記係止面は、前記筐体が前記孔部に挿入されたとき、前記弾性部材とで前記ボディーを挟み、
    前記外装カバーの前記係止部は、
    前記筐体が前記孔部に挿入され、且つ前記ブラケットがネジにより前記ボディーにネジ止めされることで、前記ツメ部と前記ボディーの間に係止受け部が形成され、形成された前記係止受け部に係止されることを特徴とする車載機器。
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