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JP6770271B2 - 属性処理装置 - Google Patents
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Description

この発明は、CADなどの図面処理装置において要素の属性を外部から取り込みまたは外部に吐き出すことのできる装置に関するものである。
図面中の機器などの要素について、当該機器等の属性(仕様や能力など)を対応づけて記録することが行われている。これにより、図面に多くの情報を集約することができ、効率の良い設計、施工、管理を実現することができる。
しかしながら、各要素についての属性の入力は煩雑であり、いったん入力すれば有効活用できることがわかっていても、入力は困難であった。このような問題を解決するために、特許文献1の装置では、別途、表計算ソフトウエアにて属性を入力し、これを図面の要素の属性として取り込むことが提案されている。これによれば、表計算ソフトウエアにて集中して入力することができるので効率的である。
また、図面において各要素を入力することは煩雑であり、特に同じ要素を複数個入力する場合にはなおさらであった。
特開2005−78207
しかしながら、特許文献1のような従来技術では、属性入力のためのテーブルを用意しなければならず煩雑さはあまり変わらなかった。
一方で、機器表など、表形式にて機器の属性を記述したデータが用意されることが多いが、これら機器表は、特許文献1のもののように図面の属性入力のために用意されたものではない。したがって、機器表などは、それぞれが独自のフォーマットで作成され、これら機器表などに記載された属性データを図面に取り込むことは困難であった。
また、図面に記述した属性データを外部の機器表などに吐き出す場合にも上記と同じような問題が生じていた。
さらに、機器表などの外部属性データに基づいて、図面の要素を一括して図面上に配置することはできなかった。
この発明は上記のような問題点を解決して、機器表などから属性データを一括して取り込み、吐き出すことのできる装置を提供することを目的とする。
また、機器表などの外部属性データに基づいて、図面の要素を一括して図面上に配置することのできる装置を提供することを目的とする。
以下、この発明の独立して適用可能な特徴を列挙する。
(1)(2)この発明にかかる属性処理装置は、それぞれ図面データ中の要素表示データに関連づけられた複数単位の図面側属性データに、前記要素の属性を記述した複数単位の外部属性データを取り込む属性処理装置であって、画面上に表形式にて表示された複数単位の外部属性データに基づいて、ユーザの操作により、単位領域を指定する単位領域指定手段と、前記指定した単位領域中のデータ位置に対し、ユーザの操作により、対応する図面側属性データの属性項目を関連づける項目関連付手段と、図面側属性データの各単位の要素識別データと外部属性データの各単位の要素識別データを単位ごとの対応づけのキーとし、外部属性データの複数の単位領域中のそれぞれのデータ位置のデータを、図面側属性データの前記関連付けられたそれぞれの単位の属性項目に取り込む取込手段とを備えている。
したがって、簡易な操作にて正確に一括して外部属性データを図面の各要素の属性データとして取り込むことができる。
(3)(4)この発明にかかる属性処理装置は、それぞれ図面データ中の要素表示データに関連づけられた複数単位の図面側属性データを、前記要素の属性を記述するための複数単位の外部属性データに吐き出す属性処理装置であって、画面上に表形式にて表示された複数単位の外部属性データに基づいて、ユーザの操作により、単位領域を指定する単位領域指定手段と、前記指定した単位領域中のデータ位置に対し、ユーザの操作により、対応する図面側属性データの属性項目を関連づける項目関連付手段と、外部属性データの複数の単位領域中のそれぞれのデータ位置のデータとして、図面側属性データの前記関連付けられたそれぞれの単位の属性項目のデータを吐き出す吐出手段とを備えている。
したがって、容易な操作で正確に一括して図面中の要素の属性データを外部属性データとして出力することができる。
(5)この発明にかかる装置は、吐出手段が、図面側属性データの各単位の要素識別データと外部属性データの各単位の要素識別データを単位ごとの対応づけのキーとしてデータを吐き出すことを特徴としている。
したがって、すでに存在する外部属性データに対しても正確にデータの吐き出しを行うことができる。
(6)この発明にかかる装置は、単位領域の指定は、外部属性データの単位に応じて、任意の大きさの縦横領域として指定できることを特徴としている。
したがって、自由度高く外部属性データとの連係を図ることができる。
(7)この発明にかかる装置は、要素が、少なくとも機器、ダクト、配管、電気配線のいずれかを含む建築設備の要素であることを特徴としている。
したがって、これら要素のデータ作成を迅速化することができる。
(8)この発明にかかる装置は、外部属性データが、機器表、器具表または発注書の少なくともいずれかを含むことを特徴としている。
したがって、機器表、器具表、発注書などにも適用することができる。
(9)この発明に係る装置は、発注書が、ダンパーの発注書であることを特徴としている。
したがって、ダンパーの発注書にも適用することができる。
(10)(11)この発明にかかる自動配置処理装置は、図面に配置される要素の属性を記述した外部属性データに基づいて、図面上に要素を自動配置する自動配置処理装置であって、画面上に表形式にて表示された複数単位の外部属性データに基づいて、ユーザの操作により、単位領域を指定する単位領域指定手段と、前記指定した単位領域中のデータ位置に対し、ユーザの操作により、少なくとも要素特定情報、配置位置情報を関連づける項目関連付手段と、項目関連付手段によるデータ位置の関連づけに基づいて、外部属性データの繰り返し記述されている複数の単位領域から要素特定情報、配置位置情報を取得し、要素特定情報に基づいて特定された要素を、配置位置情報に基づいて決定される位置に、所定のルールに従って配置する配置手段とを備えている。
したがって、外部属性データに基づいて、一括して容易に要素を自動配置することができる。
(12)この発明にかかる装置は、項目関連付手段は、要素の配置数量も関連づけ、配置手段は、要素の配置数量も考慮して配置を行うことを特徴としている。
したがって、複数の同一要素も自動配置することができる。
「単位領域指定手段」は、実施形態においては、ステップS3、ステップS53、ステップS83がこれに対応する。
「項目関連付手段」は、実施形態においては、ステップS5、S6、ステップS55、S56、ステップS85、S86がこれに対応する。
「取込手段」は、実施形態においては、ステップS11、S12がこれに対応する。
「吐出手段」は、実施形態においては、ステップS61、S62がこれに対応する。
「配置手段」は、実施形態においては、ステップS91〜S93がこれに対応する。
「プログラム」とは、CPUにより直接実行可能なプログラムだけでなく、ソース形式のプログラム、圧縮処理がされたプログラム、暗号化されたプログラム等を含む概念である。
第一の実施形態による属性処理装置の機能ブロック図である。 ハードウエア構成である。 属性処理プログラム36のフローチャートである。 属性処理プログラム36のフローチャートである。 属性取込処理の指示画面例である。 表示された機器表のデータ例である。 図面側属性データの例である。 他の機器表データの例である。 位置対応テーブルの例である。 機器表の例を示す図である。 取り込んだデータの例である。 取り込んだ後の図面側属性データの例である。 第2の実施形態による吐出装置の機能ブロック図である。 属性処理プログラム36のフローチャートである。 属性処理プログラム36のフローチャートである。 外部属性データのフォーマットの例である。 吐き出し処理の指示画面例である。 機器表の例である。 第3の実施形態による自動配置装置の機能ブロック図である。 自動配置プログラム37のフローチャートである。 自動配置プログラム37のフローチャートである。 機器表の例である。 位置対応テーブルの例である。 自動配置のルール例である。 CSVデータによる機器表の例である。
1.第1の実施形態
1.1全体構成
図1に、この発明の一実施形態による属性処理装置の機能ブロック図を示す。図面には、要素を表示するための要素表示データ12と、これに関連づけて記録された図面側属性データ14が含まれる。図面側属性データ14は、要素表示データ12によって示される要素の機器番号や仕様などの属性を記録するものである。
外部属性データ10は、上記図面とは独立して生成され、各要素の機器番号や仕様などの属性を記録したものである。
単位領域指定手段4は、取り込んだ外部属性データを表示し、ユーザの操作に基づいて単位領域の指定をする。項目関連付手段6は、指定した単位領域中のデータの位置と、図面側属性データの項目名とを、ユーザの操作に基づいて対応づける。
取込手段8は、図面側属性データの各単位の要素識別データと外部属性データの各単位の要素識別データを単位ごとの対応づけのキーとし、外部属性データの複数の単位領域中のそれぞれのデータ位置のデータを、図面側属性データの前記関連付けられたそれぞれの単位の属性項目に順次取り込む。
このようにして、外部属性データの属性を、一括して図面側属性データに取り込むことができる。
1.2ハードウエア構成
図2に、属性処理装置のハードウエア構成を示す。CPU20には、メモリ22、ディスプレイ24、ハードディスク26、DVD−ROMドライブ28、キーボード/マウス30、通信回路32が接続されている。通信回路32は、インターネットなどと接続するためのものである。
ハードディスク26には、オペレーティングシステム34、属性処理プログラム36などが記録されている。属性処理プログラム36は、オペレーティングシステム34と協働してその機能を発揮するものである。属性処理プログラム36は、CADプログラムなどの一部として構築されたものでもよく、これらとは独立して構築されたものでもよい。これらプログラムは、DVD−ROM38に記録されていたものを、DVD−ROMドライブ28を介してハードディスク26にインストールしたものである。
1.3属性取り込み処理
図3、図4に、属性処理プログラムのフローチャートを示す。以下、外部属性データとして機器表のデータを取り込む場合について説明する。ここで、機器表とは空調機器などの属性を一覧データとして示したものである。なお、機器だけでなく、ダクト、配管、電気配線、建築躯体・建築構造など建築・設備の要素に関するデータ一般についても同様に取り込むことができる。
CPU20は、まず、外部属性データを指定するための画面を表示する。図5にその画面を示す。ユーザは、キーボード/マウス30を操作して、外部属性データ指定欄50において、機器表の記録されている場所を指定する(ステップS1)。なお、この実施形態では、機器表として表計算形式のデータを対象としているが、表の形式にて表示されるものであればCSVデータ、XMLデータ、テキストデータなどその他の形式のデータを対象としてもよい。
指定が完了し、ユーザによって、領域指定ボタン52がクリックされると、CPU20は、機器表を取り込んで表示する(ステップS2)。図6に、ディスプレイ24に表示された機器表の例を示す。機器表には、複数の機器について機器を特定するための記号、仕様などが記述されている。機器表は、複数の機器について同じフォーマットにて繰り返し記述がなされている。
ユーザは、表示された機器表を見て、キーボード/マウス30によって、一つの機器について記述している単位領域を指定する(ステップS3)。図6の場合であれば、B列以下の9行目10行目を囲うことによって指定する。CPU20は、指定された領域を、たとえば赤枠などで囲って表示する。
また、ユーザは、併せて、機器表におけるデータの繰り返し方向を指定する。図6の例であれば、縦方向(行方向)にデータが繰り返されているので、「縦」ボタン54をクリックして指定する。ユーザによって、単位領域指定完了ボタン56がクリックされると、単位領域の指定が完了する。CPU20は、図9に示すように、単位領域の位置を記録する。この実施形態では、機器表が表計算データにて作成されているので、単位領域の左上のセルと右下のセルによって特定するようにしている。
次に、機器表のデータを流し込むべき図面側属性データの項目を対応づける。図面側属性データは、図面の要素(機器など)の表示データに関連づけて記録された機器の属性を示すデータである。たとえば、図面上に表示される機器12(エアコンなど)に関連づけて記録された属性データ70である。図面上で、機器12をクリックすることで、この図面側属性データ70が表示されるようになっており、容易に属性を確認することができる。
ユーザは、キーボード/マウス30を操作し、取り込み先の図面側属性データの項目名を指定する(ステップS5)。この実施形態では、カテゴリ欄56、プロパティ項目欄58によって、指定するようにしている。カテゴリ欄56は、項目名をグループに分類したカテゴリを選択入力するための欄である。プロパティ項目欄58は、具体的な項目名を選択入力するための欄である。
図面側属性データは、図7に示すように、機器を特定するための機器番号、仕様などの項目名を有している。図6のプロパティ項目欄58においては、プルダウンメニュー形式にて、これら項目名を指定可能となっている。ユーザは、これにより、機器表からのデータを取り込みたい項目名を指定する。CPU20は、これを受けて取り込みたい項目名を特定する(ステップS5)。なお、取り込みたいデータに対応する項目名が図面側属性データにない場合、図面側属性データに項目を作成して取り込めばよい。
次に、ユーザは、上記で指定した項目に取り込みたいデータの、機器表の単位領域上の位置を指定する。CPU20は、これを受けて、上記指定された項目名に流し込むべきデータの位置を特定する(ステップS6)。
これにより、機器表では能力として2行に渡って記載されたデータを、ユーザの判断によって、図7の図面側属性データの暖房能力、冷房能力に対応づけることができる。また、機器表と図面側属性データにおいて対応するデータについて異なる項目名が用いられていても、正しく対応づけることができる。
上記の処理を、取り込みたい項目の全てについて繰り返し行う(ステップS4、S7)。なお、取り込む項目ではないが、あらかじめ取り込みの際のキーとして定められている機器番号についても、上記と同じようにして、機器表におけるデータの位置を特定する。
CPU20は、特定した対応関係を対応表としてハードディスク26に記録する。対応表の例を図9に示す。この実施形態では、機器表が表計算データとして作成されていることから、そのセル位置によって場所を特定するようにしている。他の方法で特定するようにしてもよい。
上記のように図面側属性データと機器表のデータの位置を対応づけるので、縦もしくは横方向に同じデータ形式にて繰り返しがなされている機器表であれば、記載フォーマットに関わらず対応づけることができる。たとえば、図8に示すような、比較的自由な形式にて記載された機器表であっても、対応づけることができる。図において、大きな枠64が指定された単位領域であり、たとえば、枠66a、66b、66c、66d、66eをそれぞれ図面側属性データの機器番号、吸込口径、押出圧力、機種、背圧の項目に対応づけることができる。なお、この例の場合であれば、場所の特定において、セルの位置だけでなく、当該セルの何文字目から何文字目であるかも特定する。
図6に戻って、項目名と位置との対応付けが終了し、ユーザによってOKボタン68がクリックされると、CPU20は対応付け処理を完了する。
次に、ユーザの操作によって、図5の取込ボタン80がクリックされると(ステップS8)、CPU20は、以下のようにして一括取込処理を行う。
CPU20は、まず、図9のテーブルを参照して、機器表の先頭の単位領域を認識する。次に、この単位領域において、テーブルに記載された位置のデータを取得し、テーブルに記載された項目名を付す(ステップS11)。同様に、テーブルに記載された全ての項目についてこれを繰り返す(ステップS10)。したがって、CPU20は、機器表の先頭の単位領域から、図11に示すようなデータを得ることができる。図11のデータの項目名は、図面側属性データの項目名となっている。
次に、CPU20は、このデータを図面側属性データに記録する(ステップS11)。この際、CPU20は、機器番号をキーとして対応づけて記録するようにしている。たとえば、図11のデータであれば、機器番号がPAC-1として記録されている図面側属性データに記録されることになる。
なお、いずれのデータをキーとするかはあらかじめユーザによって設定することができる。この実施形態では、図5の欄82、84によって設定できるようにしている。
以上のようにして、先頭の単位領域についてのデータの取込が終了すると、CPU20は、次の単位領域のデータの取込を行う(ステップS9)。図10に示すように、この機器表は、縦方向に単位領域が繰り返された構造となっている。図9のテーブルの単位領域を参照すれば2行で1つの単位が構成されていることがわかる。したがって、図9のテーブルの各項目の位置に2行ずつ足せば、次の単位領域における対応するデータの位置を得ることができる。たとえば、機器番号であればB9、C9、B10、C10と記載されているので、次の単位領域においては、B11、C11、B12、C12であることがわかる。他の項目についても同様である。
CPU20は、以上のようにして他の単位領域のデータについても、図面側属性データに取り込む(ステップS9)。機器表の全てのデータを取り込むと、取込処理を終了する。
以上のようにして、図12に示すように、機器表のデータを図面側属性データに取り込むことができる。なお、図示していないが、他の要素の図面側属性データについても一括して取込が行われる。簡易な操作で正確に属性を取り込むことができる。
1.4その他
(1)上記実施形態では、機器の属性を記述した機器表について説明した。しかし、機器だけでなく、ダクト、配管、電気配線、建築躯体・建築構造など建築・設備の要素に関するデータ一般についても適用することができる。
(2)なお、データを取り込む際に、すでに図面側属性データに当該項目のデータが記録されている場合、外部属性データを優先するか図面側属性データを優先するかを定めておき、これにしたがって取込を行うようにしてもよい。
(3)上記実施形態では、スタンドアローンのコンピュータによって処理を行っている。しかし、属性処理プログラム36をサーバ装置に記録し、インターネットを介して端末装置からこれを利用できるようにしてもよい。この場合、端末装置にはブラウザプログラムによる表示と、マウスなどによるユーザ操作の受付を行う。
(4)なお、上記実施形態では、機器番号が各要素にユニークに割り振られている場合について説明した。しかし、同一機器を複数個用いる場合、これら全てに同じ機器番号を用いる場合もある。この場合、機器表には、当該機器の使用個数が示される。
したがって、機器表からのデータを取り込む場合に、この使用個数を参照して、当該個数に対応する機器番号を持つ要素を探し出し、全ての要素(図面側属性データ)にデータを取り込むようにする。
(5)上記実施形態、変形例は、その本質に反しない限り他の実施形態や変形例と組み合わせて実施可能である。
2.第2の実施形態
2.1全体構成
図13に、この発明の第2の実施形態による属性処理装置の機能ブロック図を示す。図面には、要素を表示するための要素表示データ12と、これに関連づけて記録された図面側属性データ14が含まれる。図面側属性データ14は、要素表示データ12によって示される要素の機器番号や仕様などの属性を記したものである。
外部属性データ10は、各要素の機器番号や仕様などの属性を記録するものである。
単位領域指定手段4は、取り込んだ外部属性データ(あるいはそのフォーマット)を表示し、ユーザの操作に基づいて単位領域の指定をする。項目関連付手段6は、指定した単位領域中のデータの位置と、図面側属性データの項目名とを、ユーザの操作に基づいて対応づける。
吐出手段9は、外部属性データの複数の単位領域中のそれぞれのデータ位置のデータとして、図面側属性データの前記関連付けられたそれぞれの単位の属性項目のデータを吐き出す。
このようにして、所定のフォーマットの外部属性データに図面側属性データを一括して吐き出すことができる。
2.2ハードウエア構成
ハードウエア構成は第1の実施形態と同様である。
2.3属性吐き出し処理
図14、図15に、属性処理プログラムのフローチャートを示す。図14の処理は、第1の実施形態における図3の処理と実質的に同じである。ただし、吐き出し先の外部属性データ(ここでは機器表を例とする)が存在しない場合には、図16に示すようなフォーマットのみの外部属性データを用意し、ステップS51、S52、S53において、これに基づいて対応付けを行うようにすればよい。なお、すでに機器表が存在する場合には、図3の場合と同様である。
図14の処理によって、第1の実施形態と同じように、図9に示すような対応テーブルが生成される。
次に、ユーザが、図17に示す吐き出しボタン86をクリックすると(ステップS59)、CPU20は、図15に示す一括吐き出し処理を行う。まず、CPU20は、図9のテーブルを参照して、図面側属性データを取得する(ステップS61)。図9の場合であれば、まず、最初の行にある機器番号を取得する。この実施形態では、要素に対応づけられた図面側属性データから機器番号(たとえば、PAC-1)を取得する。
次に、取得した機器番号(PAC-1)を、図9のテーブルに従って、機器表の対応する位置に書き込む(ステップS62)。ここでは、B9 C9 B10 C10のセルに書き込まれることになる。
次に、CPU10は、次の項目である機器番号を読み出し、図9のテーブルに指定された位置に書き込む(ステップS61、S62)。この処理を繰り返すことで、一つの要素(単位)についての属性の書き出しが終了する。
次に、CPU20は、次の要素(単位)について上記と同様の処理を行う(ステップS59)。なお、この際、取得した機器表への書き込み位置は、単位領域の繰り返しセル数を参照して、繰り返し方向にずらせていく。たとえば、図9に示すように、単位領域が2行である場合には、各項目のデータを記録する位置を要素ごとに2行ずつずらせていく。これを繰り返し、全ての要素について処理を行う。
以上のようにして、CPU20は、図10に示すような機器表を生成して記録することができる。
なお、上記では、機器表がない場合について説明した。しかし、すでに機器表が存在し、一部データが記録されている場合でも適用することができる。この場合、第1の実施形態と同じように、機器番号などをキーとして両者を対応づけて、図面側属性データを機器表に吐き出すことができる。
2.4その他
(1)上記実施形態では、機器の属性を記述した機器表について説明した。しかし、機器だけでなく、ダクト、配管、電気配線、建築躯体・建築構造など建築・設備の要素に関するデータ一般についても適用することができる。また、機器表、器具表、発注書(ダンパーの発注書を含む)、見積もり表などにも適用することができる。
(2)なお、データを吐き出す際に、すでに外部属性データに当該項目のデータが記録されている場合、外部属性データを優先するか図面側属性データを優先するかを定めておき、これにしたがって吐き出しを行うようにしてもよい。
(3)上記実施形態では、スタンドアローンのコンピュータによって処理を行っている。しかし、属性処理プログラム36をサーバ装置に記録し、インターネットを介して端末装置からこれを利用できるようにしてもよい。この場合、端末装置にはブラウザプログラムによる表示と、マウスなどによるユーザ操作の受付を行う。
(4)なお、上記実施形態では、機器番号が各要素にユニークに割り振られている場合について説明した。しかし、同一機器を複数個用いる場合、これら全てに同じ機器番号を用いる場合もある。
したがって、機器表へデータを吐き出す場合に、図面において用いている同一機器の数を計数し、この個数を機器表に吐き出すようにする。このようにすれば、複数の同一機器について、重複したデータを生成することがない。
このようにして生成された機器表の例を図18に示す。台数の項目に、12台と示されている。
(5)上記実施形態、変形例は、その本質に反しない限り他の実施形態や変形例と組み合わせて実施可能である。
3.第3の実施形態
3.1全体構成
図19に、この発明の第3の実施形態による自動配置処理装置の機能ブロック図を示す。
外部属性データ10は、図面上に配置する各要素の機器番号や仕様などの属性を記録したものである。
単位領域指定手段4は、取り込んだ外部属性データを表示し、ユーザの操作に基づいて単位領域の指定をする。項目関連付手段6は、配置処理に必要な要素特定情報、要素を配置する位置を示す配置位置情報、要素を配置する数量を示す配置数量情報の外部属性データ10の位置を単位領域上において指定する。
配置手段9は、項目関連付手段6によるデータ位置の関連づけに基づいて、外部属性データの繰り返し記述されている複数の単位領域から要素特定情報、配置場所情報、配置数量情報を取得する。配置手段9は、要素特定情報に基づいて特定された要素12を、配置場所情報に基づいて決定される場所に、配置数量情報に基づいて決定される数量にて、所定のルールに従って配置する。
このようにして、外部属性データに記述された情報に基づいて、各要素を一括して図面上の所定の場所に自動配置することができる。
3.2ハードウエア構成
ハードウエア構成は、第1の実施形態、第2の実施形態と同様である。ただし、ハードディスク26には、属性処理プログラム36に代えて、自動配置処理プログラム37が記録されている。
13.3自動配置処理
図20、図21に、自動配置処理プログラムのフローチャートを示す。以下、外部属性データとして機器表のデータに基づいて機器を自動配置する場合について説明する。なお、機器だけでなく、ダクト、配管、電気配線、建築躯体・建築構造など建築・設備の要素に関するデータ一般についても同様に配置することができる。
CPU20は、まず、外部属性データを指定するための画面を表示する(図示せず)。ユーザは、キーボード/マウス30を操作して、外部属性データである機器表を指定する(ステップS81)。なお、この実施形態では、機器表として表計算形式のデータを対象としているが、表の形式にて表示されるものであればCSVデータ、XMLデータ、テキストデータなどその他の形式のデータを対象としてもよい。
ユーザによって機器表が指定されると、CPU20は、機器表を取り込んで表示する(ステップS82)。図22に、ディスプレイ24に表示された機器表の例を示す。機器表には、複数の機器について機器を特定するための記号、仕様、数量、設置場所などが記述されている。機器表は、複数の機器について同じフォーマットにて繰り返し記述がなされている。
ユーザは、表示された機器表を見て、キーボード/マウス30によって、一つの機器について記述している単位領域を指定する(ステップS83)。図22の場合であれば、C列9行目からY列17行目の矩形を囲うことによって指定する。CPU20は、指定された領域を、たとえば赤枠などで囲って表示する。
また、ユーザは、併せて、機器表におけるデータの繰り返し方向を指定する。図6の例であれば、縦方向(行方向)にデータが繰り返されているので、「縦」ボタン54をクリックして指定する。ユーザによって、単位領域指定完了ボタン100がクリックされると、単位領域の指定が完了する。CPU20は、図23に示すように、単位領域の位置を記録する。この実施形態では、機器表が表計算データにて作成されているので、単位領域の左上のセルと右下のセルによって特定するようにしている。
次に、自動配置のために必要なデータが記録されている位置の指定を行う。この実施形態では、機器を特定するための情報(機器番号)、設置場所情報(設置階、部屋名)、設置数(台数)を指定するようにしている。また、機器を配置する図面上のレイヤーを指定するようにしてもよい。また、配置高さを指定するようにしてもよい。
まず、図22に示すように、位置を対応づける項目名として機器番号が表示されているので、機器番号の位置を指定する(ステップS85)。ユーザは、表示された機器表をみて、機器番号が記述されている領域を選択する。ユーザによって決定ボタン104が押されると、CPU20は、選択された位置を機器番号の位置として記録する。
次に、ユーザはプルダウンメニューを選択して、項目名を設置階に変更する。そして、設置階の位置を指定し決定ボタン104を押す(ステップS86)。ユーザによって決定ボタン104が押されると、CPU20は、選択された位置を設置階の位置として記録する。
以上の処理を、設置部屋名、数量について繰り返し、図23に示すような、自動配置のために必要なデータの基本位置を取得する。
次に、ユーザによって図22のOKボタン106がクリックされると(ステップS89)、CPU20は要素の配置を行う。
CPU20は、まず、図23のテーブルを参照して、機器表の先頭の単位領域を認識する。次に、この単位領域において、テーブル23を参照して、機器表から機器番号、設置階、部屋名、台数を取得する。たとえば、機器番号としてPAC-1、設置階として1FL、部屋名として事務室、台数として12を取得したとする。
まず、ハードディスク26に記録されている機器表示データ中から、PAC-1の機器番号にて特定される機器のデータを取得する。図面においては、各階ごとにレイヤーが作成され、各階において部屋名が付されている。したがって、CPU20は、取得した機器をいずれの場所に配置すればよいかを知ることができる。また、台数も取得しているので、この部屋に何台配置するかも明らかである。
CPU20は、あらかじめ定められている配置ルールにしたがって、機器を配置する。たとえば、12台の機器を配置する場合、縦4台横3台、等間隔とのルールがあればこれにしたがって配置を行う。たとえば、図24に示すように、部屋の横長さに対して、機器を等間隔Lとし、機器と部屋の壁との間はL/2とする。縦方向についても同様である。なお、配置ルールは、種々のものを用いることができる。
上記のようにして、一つの単位領域の機器についての処理が終わると、次の単位領域の機器について同様の処理を行う(ステップS90)。この際、第1,第2の実施形態と同じように、繰り返しによる位置のずれを考慮して、次の単位領域の必要データを読み込む。読み込んだ必要データに基づいて、配置を行う。この処理を機器表のデータがなくなるまで繰り返す。
以上のようにして、機器表の記載に基づいて、機器などの配置を一括して自動的に行うことができる。なお、自動配置した結果は、ユーザが修正することができる。
3.4その他
(1)上記実施形態では、機器の属性を記述した機器表について説明した。しかし、機器だけでなく、ダクト、配管、電気配線、建築躯体・建築構造など建築・設備の要素に関するデータ一般についても適用することができる。また、機器表、器具表、発注書(ダンパーの発注書を含む)、見積もり表などにも適用することができる。
(2)上記実施形態では、スタンドアローンのコンピュータによって処理を行っている。しかし、自動配置処理プログラムをサーバ装置に記録し、インターネットを介して端末装置からこれを利用できるようにしてもよい。この場合、端末装置にはブラウザプログラムによる表示と、マウスなどによるユーザ操作の受付を行う。
(3)なお、上記実施形態では、同じ機器番号の要素が複数存在する場合について説明した。しかし、機器番号が各要素にユニークに割り振られている場合であれば、台数情報を取得する必要なく、自動配置を行うことができる。
(4)上記実施形態では、図22の画面において、機器を特定するための情報(機器番号)、設置場所情報(設置階、部屋名)、設置数(台数)を指定するようにしている。しかし、図25に示すように、予め定められた項目名(基準フロア、機器番号、部屋名、台数)にてこれらのデータを記述したCSVファイルなどを作成しこれを取り込んで自動配置を行うようにしてもよい。定められた項目名を用いているので、図22のように対応づけを行う必要がない。
また、CSVファイルなどに、基準となる一台目の配置位置や配置ルールを記述して指定するようにしてもよい。
(5)上記実施形態、変形例は、その本質に反しない限り他の実施形態や変形例と組み合わせて実施可能である。

Claims (12)

  1. それぞれ図面データ中の要素表示データに関連づけられた複数単位の図面側属性データに、前記要素の属性を記述した複数単位の外部属性データを取り込む属性処理装置であって、
    画面上に表形式にて表示された複数単位の外部属性データに基づいて、ユーザの操作により、単位領域およびその繰り返し方向を指定する単位領域指定手段と、
    前記指定した単位領域中のデータ位置に対し、ユーザの操作により、対応する図面側属性データの属性項目を関連づける項目関連付手段と、
    図面側属性データの各単位の要素識別データと外部属性データの各単位の要素識別データを単位ごとの対応づけのキーとし、外部属性データの複数の単位領域中のそれぞれのデータ位置のデータを、図面側属性データの前記関連付けられたそれぞれの単位の属性項目に、繰り返し方向に基づいて単位領域毎に取り込む取込手段と、
    を備えた属性処理装置。
  2. それぞれ図面データ中の要素表示データに関連づけられた複数単位の図面側属性データに、前記要素の属性を記述した複数単位の外部属性データを取り込む属性処理装置をコンピュータによって実現するための属性処理プログラムであって、コンピュータを、
    画面上に表形式にて表示された複数単位の外部属性データに基づいて、ユーザの操作により、単位領域およびその繰り返し方向を指定する単位領域指定手段と、
    前記指定した単位領域中のデータ位置に対し、ユーザの操作により、対応する図面側属性データの属性項目を関連づける項目関連付手段と、
    図面側属性データの各単位の要素識別データと外部属性データの各単位の要素識別データを単位ごとの対応づけのキーとし、外部属性データの複数の単位領域中のそれぞれのデータ位置のデータを、図面側属性データの前記関連付けられたそれぞれの単位の属性項目に、繰り返し方向に基づいて単位領域毎に取り込む取込手段として機能させるための属性処理プログラム。
  3. それぞれ図面データ中の要素表示データに関連づけられた複数単位の図面側属性データを、前記要素の属性を記述するための複数単位の外部属性データに吐き出す属性処理装置であって、
    画面上に表形式にて表示された複数単位の外部属性データに基づいて、ユーザの操作により、単位領域およびその繰り返し方向を指定する単位領域指定手段と、
    前記指定した単位領域中のデータ位置に対し、ユーザの操作により、対応する図面側属性データの属性項目を関連づける項目関連付手段と、
    図面側属性データの各単位の要素識別データと外部属性データの各単位の要素識別データを単位ごとの対応づけのキーとし、外部属性データの複数の単位領域中のそれぞれのデータ位置のデータとして、図面側属性データの前記関連付けられたそれぞれの単位の属性項目のデータを、繰り返し方向に基づいて単位領域毎に吐き出す吐出手段と、
    を備えた属性処理装置。
  4. それぞれ図面データ中の要素表示データに関連づけられた複数単位の図面側属性データを、前記要素の属性を記述するための複数単位の外部属性データに吐き出す属性処理装置をコンピュータによって実現するための属性処理プログラムであって、コンピュータを、
    画面上に表形式にて表示された複数単位の外部属性データに基づいて、ユーザの操作により、単位領域およびその繰り返し方向を指定する単位領域指定手段と、
    前記指定した単位領域中のデータ位置に対し、ユーザの操作により、対応する図面側属性データの属性項目を関連づける項目関連付手段と、
    図面側属性データの各単位の要素識別データと外部属性データの各単位の要素識別データを単位ごとの対応づけのキーとし、外部属性データの複数の単位領域中のそれぞれのデータ位置のデータとして、図面側属性データの前記関連付けられたそれぞれの単位の属性項目のデータを、繰り返し方向に基づいて単位領域毎に吐き出す吐出手段として機能させるための属性処理プログラム。
  5. 請求項2または4のプログラムにおいて、
    前記項目関連付手段は、前記図面側属性データの一つの属性項目に対して、前記外部属性データの複数のデータ位置を対応付けることを特徴とするプログラム。
  6. 請求項2、4または5のプログラムにおいて、
    前記単位領域の指定は、外部属性データの単位に応じて、任意の大きさの縦横領域として指定できることを特徴とするプログラム。
  7. 請求項2、4〜6のいずれかのプログラムにおいて、
    前記要素は、少なくとも機器、ダクト、配管、電気配線のいずれかを含む建築設備の要素であることを特徴とするプログラム。
  8. 請求項2、4〜7のいずれかのプログラムにおいて、
    前記外部属性データは、機器表、器具表または発注書の少なくともいずれかを含むことを特徴とするプログラム。
  9. 請求項8のプログラムにおいて、
    前記発注書は、ダンパーの発注書であることを特徴とするプログラム。
  10. 図面に配置される要素の属性を記述した外部属性データに基づいて、図面上に要素を自動配置する自動配置処理装置であって、
    画面上に表形式にて表示された複数単位の外部属性データに基づいて、ユーザの操作により、単位領域およびその繰り返し方向を指定する単位領域指定手段と、
    前記指定した単位領域中のデータ位置に対し、ユーザの操作により、少なくとも要素特定情報、配置位置情報を関連づける項目関連付手段と、
    項目関連付手段によるデータ位置の関連づけに基づいて、外部属性データの繰り返し記述されている複数の単位領域から、繰り返し方向に基づいて単位領域毎に要素特定情報、配置位置情報を取得し、要素特定情報に基づいて特定された要素を、配置位置情報に基づいて決定される位置に、所定のルールに従って配置する配置手段と、
    を備えた自動配置処理装置。
  11. 図面に配置される要素の属性を記述した外部属性データに基づいて、図面上に要素を自動配置する自動配置処理装置をコンピュータによって実現するための自動配置処理プログラムであって、コンピュータを、
    画面上に表形式にて表示された複数単位の外部属性データに基づいて、ユーザの操作により、単位領域およびその繰り返し方向を指定する単位領域指定手段と、
    前記指定した単位領域中のデータ位置に対し、ユーザの操作により、少なくとも要素特定情報、配置位置情報を関連づける項目関連付手段と、
    項目関連付手段によるデータ位置の関連づけに基づいて、外部属性データの繰り返し記述されている複数の単位領域から、繰り返し方向に基づいて単位領域毎に要素特定情報、配置位置情報を取得し、要素特定情報に基づいて特定された要素を、配置位置情報に基づいて決定される位置に、所定のルールに従って配置する配置手段として機能させるための自動配置処理プログラム。
  12. 請求項11のプログラムにおいて、
    前記項目関連付手段は、要素の配置数量も関連づけ、
    前記配置手段は、要素の配置数量も考慮して配置を行うことを特徴とするプログラム。

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