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JP6772802B2 - 組版装置 - Google Patents
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JP6772802B2 - 組版装置 - Google Patents

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Description

本発明は、組版装置に関する。
従来、カタログやチラシ等を作成するためのDTP(Desktop publishing)編集を効率的に進めるために、DTP編集ソフトウェアを応用した自動組版システムが開発され、実用化されている。その中で、カタログやチラシ等のレイアウトでは、DB(データベース)上の複数の商品を、1つの小組(コマ)にまとめることがしばしば要求される。
そこで、自動組版において、組版時にDB上の複数の商品を、1つの小組にまとめて割り当てる作業を行う技術が開示されている(例えば、特許文献1)。
特開2011−210128号公報
しかし、実作業では、組版後の校正作業で、紙面上の商品をまとめる指示や、まとめている商品を1商品ずつレイアウトしなおす指示がしばしばある。このように、校正時においても、組版後のデータに対し、再度、複数小組の商品を1つの小組にまとめたり、複数商品がまとまって割りつけられている小組を1つの商品の小組にレイアウト分解したりする要求がある。
その際、従来方法では自動的に修正できないため、紙面データ上の商品を手作業でレイアウトしなおしていた。
そこで、本発明は、組版後のレイアウト修正を効率よく行うことができる組版装置を提供することを目的とする。
本発明は、以下のような解決手段により、前記課題を解決する。
第1の発明は、複数のオブジェクトを各々の指定位置に配置する小組テンプレートに前記オブジェクトに関するオブジェクトデータを適用して生成され、台紙に配置された複数の小組のうち、2以上の小組の選択を受け付ける複数小組受付手段と、まとめ処理に使用可能な1つの小組テンプレートの選択を受け付けるテンプレート受付手段と、前記複数小組受付手段によって受け付けた前記2以上の小組に対応した、前記2以上の小組を生成する際に用いた前記オブジェクトデータを、前記テンプレート受付手段によって受け付けた前記小組テンプレートに適用して、新たな小組を生成して配置するまとめ小組生成手段と、を備える組版装置である。
第2の発明は、第1の発明の組版装置において、前記まとめ小組生成手段は、前記複数小組受付手段により受け付けた前記複数の小組を、前記台紙から削除して、生成した前記新たな小組を、前記複数の小組を削除した位置に配置すること、を特徴とする組版装置である。
第3の発明は、第1の発明又は第2の発明の組版装置において、前記テンプレート受付手段により受け付けた前記小組テンプレートに含まれる各オブジェクトに対応するフレームごとに、まとめ処理に関する処理内容を設定する設定手段を備え、前記まとめ小組生成手段は、前記設定手段によって設定された前記処理内容に基づいて前記新たな小組を生成すること、を特徴とする組版装置である。
第4の発明は、第1の発明から第3の発明までのいずれかの組版装置において、前記台紙に配置された前記新たな小組の選択を受け付けるまとめ小組受付手段と、前記まとめ小組生成手段により新たな小組を生成する前に使用していた小組テンプレートを、テンプレート記憶部から抽出するテンプレート抽出手段と、前記まとめ小組受付手段によって受け付けた前記新たな小組に対応した、前記新たな小組を生成する際に用いた前記オブジェクトデータを、前記テンプレート抽出手段によって抽出された前記小組テンプレートに適用して、前記新たな小組を分解した複数の小組を生成して配置する分解小組生成手段と、を備えること、を特徴とする組版装置である。
第5の発明は、2以上の同じ種類のオブジェクトを1つの指定位置に配置可能な、まとめ処理に使用する小組テンプレートに前記オブジェクトに関するオブジェクトデータを適用して生成され、台紙に配置されたまとめ小組の選択を受け付けるまとめ小組受付手段と、まとめ小組を解除する処理に使用可能な1つの小組テンプレートの選択を受け付けるテンプレート受付手段と、前記まとめ小組受付手段によって受け付けた前記まとめ小組に対応した、前記まとめ小組を生成する際に用いた前記オブジェクトデータを、前記テンプレート受付手段によって受け付けた前記小組テンプレートに適用して、前記まとめ小組を分解した複数の小組を生成して配置する分解小組生成手段と、を備える組版装置である。
第6の発明は、第4の発明又は第5の発明の組版装置において、前記分解小組生成手段は、前記まとめ小組受付手段により受け付けた前記小組を、前記台紙から削除して、生成した前記複数の小組を、削除した前記小組の位置に配置すること、を特徴とする組版装置である。
本発明によれば、組版後のレイアウト修正を効率よく行うことができる組版装置を提供することができる。
本実施形態に係る組版装置の機能ブロックを示す図である。 本実施形態に係る組版装置による処理前後の台紙の例を示す図である。 従来の小組生成に用いる各データの例を示す図である。 本実施形態に係る組版装置のまとめ分解処理を示すフローチャートである。 本実施形態に係る組版装置が出力する画面の例を示す図である。 本実施形態に係る組版装置のルール設定処理を示すフローチャートである。 本実施形態に係る組版装置のまとめ処理で使用する小組テンプレートの例を示す図である。
以下、本発明を実施するための形態について、図を参照しながら説明する。なお、これは、あくまでも一例であって、本発明の技術的範囲はこれに限られるものではない。
(実施形態)
図1は、本実施形態に係る組版装置1の機能ブロックを示す図である。
図2は、本実施形態に係る組版装置1による処理前後の台紙Pの例を示す図である。
<組版装置1>
図1に示す組版装置1は、図2(A)に示すような、自動組版によって台紙Pに既に配置されている複数の小組40(この例では、40a,40b)を1つの小組にまとめる、まとめ処理を実行する。そして、組版装置1は、まとめ処理により生成された新たな小組41を、台紙Pに再配置する。図2(B)は、再配置した後の台紙Pを示す。ここで、小組41は、小組40a及び40bをまとめたものであり、小組40a及び40bの情報が集約されて、1つにまとまったものである。
複数の小組40の各々は、各商品に関する説明であり、この例では、レトルトカレーの1つの商品に関する。また、小組41は、複数の関連する商品をまとめたものであり、この例では、同じメーカの複数種類のレトルトカレーの商品をまとめたものである。
組版装置1は、例えば、パーソナルコンピュータ(PC)等の端末である。組版装置1は、小組テンプレートと、オブジェクトデータとを使用して、チラシやカタログ等の印刷物を作成するために、小組を台紙Pに配置する組版を行う。ここで、小組テンプレートは、パターンファイルに相当し、小組を作成するための型である。また、オブジェクトデータは、小組テンプレートに流し込んで、小組を作成する元データである。
組版装置1では、テキストフレーム、画像フレーム、テキストフレームに配置される1文字以上の文字や、画像フレームに配置されるイラスト等の画像を、オブジェクトとして扱う。
組版装置1は、例えば、Adobe(登録商標)社のInDesign(登録商標)や、Illustrator等の印刷及びデジタルパブリッシング向けのレイアウトをデザインするためのDTP(Desktop publishing)ソフトウェアを用いる。
図1に示すように、組版装置1は、制御部10と、記憶部30と、表示部37と、入力部38と、通信インタフェース部39とを備える。
制御部10は、組版装置1の全体を制御する中央処理装置(CPU)である。制御部10は、記憶部30に記憶されているオペレーティングシステム(OS)やアプリケーションプログラムを適宜読み出して実行することにより、上述したハードウェアと協働し、各種機能を実行する。
制御部10は、まとめ処理部11と、分解処理部16とを備える。
まとめ処理部11は、複数の小組40をまとめて、1つの小組41を生成する。まとめ処理部11は、例えば、図2(A)から図2(B)にする処理を行う。
まとめ処理部11は、小組テンプレート受付部12(テンプレート受付手段)と、ルール設定部13(設定手段)と、複数小組受付部14(複数小組受付手段)と、まとめ小組生成部15(まとめ小組生成手段)とを備える。
小組テンプレート受付部12は、テンプレート記憶部32(後述する)に記憶された複数の小組テンプレートから、ユーザにより選択されたまとめ小組の小組テンプレートを受け付ける。ここで、まとめ小組とは、複数の小組をまとめて1つの小組にしたものをいう。
ルール設定部13は、まとめ処理に関する処理内容を設定する。処理内容については、後述する。
複数小組受付部14は、台紙Pに配置された複数の小組40(40a,40b)のユーザによる選択を受け付ける。
まとめ小組生成部15は、小組テンプレート受付部12が受け付けた小組テンプレートと、ルール設定部13で設定された処理内容とに基づいて、複数小組受付部14で受け付けた複数の小組40をまとめて、1つの小組41を生成する。そして、まとめ小組生成部15は、生成された小組41を、台紙Pに配置する。その際、まとめ小組生成部15は、選択した複数の小組40を削除した上で、小組41を配置する(図2参照)。
分解処理部16は、まとめ処理部11により生成された小組41を分解して、複数の小組40を生成する。分解処理部16は、例えば、まとめ処理部11によって小組41を生成し、配置した後に、元のレイアウトに戻す際に実行する。分解処理部16は、例えば、図2(B)から図2(A)にする処理を行う。
また、分解処理部16は、組版時に生成されたまとめ小組を分解する処理であってもよい。
分解処理部16は、まとめ小組受付部17(まとめ小組受付手段)と、小組テンプレート抽出部18(テンプレート抽出手段)と、分解小組生成部19(分解小組生成手段)とを備える。
まとめ小組受付部17は、ユーザによる、台紙Pに配置された1つのまとめ小組41の選択を受け付ける。
小組テンプレート抽出部18は、1つの商品に対応する小組40の小組テンプレートを、テンプレート記憶部32から抽出する。
分解小組生成部19は、まとめ小組受付部17で受け付けた小組41を生成した際に使用した小組40のオブジェクトデータを、小組テンプレート抽出部18により抽出した小組テンプレートに適用して、複数の小組40を生成する。そして、分解小組生成部19は、生成された複数の小組40を、台紙Pに配置する。その際、分解小組生成部19は、選択した小組41を削除した上で、複数の小組40を配置する。
記憶部30は、制御部10が各種の処理を実行するために必要なプログラム、データ等を記憶するためのハードディスク、半導体メモリ素子等の記憶領域である。
ここで、コンピュータとは、制御部、記憶装置等を備えた情報処理装置をいい、組版装置1は、制御部10、記憶部30等を備えた情報処理装置であり、コンピュータの概念に含まれる。
記憶部30は、プログラム記憶部31と、テンプレート記憶部32と、設定内容記憶部33と、オブジェクトデータ記憶部34とを備える。
プログラム記憶部31は、各種プログラムを記憶する記憶領域である。プログラム記憶部31は、上述したDTPソフトウェア(図示せず)や組版プログラム31aを記憶している。
組版プログラム31aは、組版装置1の制御部10が実行する各種機能を行うためのプログラムである。
テンプレート記憶部32は、小組テンプレートを記憶する記憶領域である。テンプレート記憶部32は、1つの商品についての小組テンプレートと、複数の商品をまとめる小組テンプレートとを記憶している。なお、1つの商品についての小組テンプレート及び複数の商品をまとめる小組テンプレートは、異なる配置をする複数の種類があってよい。
設定内容記憶部33は、ルール設定部13によって設定された内容を記憶する記憶領域である。設定内容記憶部33は、設定内容を、ユーザによって選択された1つの小組テンプレートに関連付けて記憶する。
オブジェクトデータ記憶部34は、オブジェクトデータを記憶する記憶領域である。オブジェクトデータは、例えば、図示しない商品DB(データベース)から、該当の文字や画像等のオブジェクトを含むデータをダウンロードして、そのデータを元に作成することができる。
表示部37は、例えば、LCD(Liquid Crystal Display)等の表示装置である。
入力部38は、例えば、キーボードやマウス等の入力装置である。
通信インタフェース部39は、通信ネットワークを介して、例えば、上述したような商品DB等との間の通信を行うためのインタフェース部である。
次に、本処理の処理対象として用いる小組について説明する。
図3は、従来の小組生成に用いる各データの例を示す図である。
図3(A)は、小組テンプレート50aの例を示す。
図3(B)は、オブジェクトデータ60の例を示す。
図3(A)に示す小組テンプレート50aは、テキストフレーム51a,52a,53aと、画像フレーム54aとから構成されている。そして、小組テンプレート50aは、この小組テンプレート50aの全体のサイズと、各フレームの位置(指定位置)及びサイズとが予め設定されている。
なお、テキストフレーム51a,52a,53aは、流し込まれるオブジェクトデータに適用する文字フォントや、文字サイズ等の情報をも含んでよい。また、テキストフレームの中にダミー文字列を入力しておき、ダミー文字列の文字サイズ等の情報を流し込まれるオブジェクトデータに適用してもよい。テキストフレーム51aには、ダミー文字列として「商品名」が入力されており、この文字列に設定されている文字の属性を、流し込まれたオブジェクトデータが引き継ぐ。ダミー文字列は、テキストフレーム51aに流し込まれるオブジェクトデータの項目が、ユーザの視覚的にわかりやすい文字列を入力しておくとよい。同様に、テキストフレーム52a、53aには、ダミー文字列としてそれぞれ「メーカ名」、「価格」が入力されており、オブジェクトデータの「メーカ名」、「価格」が流し込まることが視覚的にわかる。
図3(B)に示すオブジェクトデータ60は、表形式で表すことが可能なテキストデータである。オブジェクトデータ60は、キー・コードと、商品名と、メーカ名と、価格と、商品画像との各フィールド項目に対するデータである。
フィールド項目「キー・コード」は、オブジェクトデータ60の1つのレコードを特定するものであり、商品番号等の商品を一意に決定できるものを使用している。フィールド項目「商品名」、「メーカ名」、「価格」は、各々商品名、メーカ名、価格として表示するテキストデータ(オブジェクト)であり、フィールド項目「商品画像」は、画像データ(オブジェクト)へのリンク情報である。
図3(B)に示す例では、オブジェクトデータ60は、2つのレコード60a,60bを有する。
そして、オブジェクトデータ60を構成するレコードごとに、小組テンプレート50aに流し込みを行って、図2(A)に示す小組が生成される。ここで、読み込んだレコードに対応する小組テンプレート50aを台紙Pにコピーして、台紙Pにコピーされた小組テンプレート50aに流し込みを行ってもよいし、小組テンプレート50aの複製を作成し、複製した小組テンプレート50aに流し込みを行ってから台紙Pにコピーしてもよい。
その際、テキストフレーム51aには、フィールド項目「商品名」が設定してあり、オブジェクトデータ60のフィールド項目「商品名」に記載されているテキストデータを、テキストフレーム51aに配置する。テキストフレーム51aにフィールド項目「商品名」を設定する具体的な方法としては、テキストフレーム51aにフィールド項目「商品名」を不可視情報(タグ情報)として埋め込んでもよいし、テキストフレーム51aを特定する識別情報と、フィールド項目「商品名」とを関連付けるデータを生成してもよい。また、ダミー文字列「商品名」に、フィールド項目「商品名」を不可視情報として埋め込んでもよい。
同様に、テキストフレーム52aには、フィールド項目「メーカ名」を、テキストフレーム53aには、フィールド項目「価格」を、各々設定している。
さらに、画像フレーム54aには、フィールド項目「商品画像」を設定している。テキストフレーム51a〜53aと同様に、画像フレーム54aにフィールド項目「商品画像」を不可視情報として埋め込んでおくか、画像フレーム54aを特定する識別情報と、フィールド項目「商品画像」とを対応付けたデータを生成しておいてもよい。
次に、組版装置1の処理について説明する。
図4は、本実施形態に係る組版装置1のまとめ分解処理を示すフローチャートである。
図5は、本実施形態に係る組版装置1が出力する画面の例を示す図である。
図6は、本実施形態に係る組版装置1のルール設定処理を示すフローチャートである。
図7は、本実施形態に係る組版装置1のまとめ処理で使用する小組テンプレート50bの例を示す図である。
まず、この組版装置1でまとめ処理を行うユーザが、まとめ処理を行う台紙P(図2(A)参照)や、分解処理を行う台紙P(図2(B)参照)を表示させた状態で、組版プログラム31aを実行する。
そうすると、図4のステップS(以下、単に「S」という。)10において、制御部10は、編集用のユーザインタフェース画面であるGUI(Graphical User Interface)画面70を、表示部37に出力させる。
図5(A)は、GUI画面70の例を示す。GUI画面70は、リスト部70aと、ボタン部70b〜70eとを備える。
リスト部70aは、テンプレート記憶部32に記憶された小組テンプレート50(50a,50b,・・・)のうち、まとめ処理で使用可能な小組テンプレート50をリストとして出力するリストボックスである。
ボタン部70bは、リスト部70aに示された小組テンプレート50を、表示部37に表示させるためのボタンである。
ボタン部70cは、リスト部70aに示された小組テンプレート50に対する処理内容の設定を行うためのボタンである。
ボタン部70dは、リスト部70aに示された小組テンプレート50を使ってまとめ処理を実行するためのボタンである。
ボタン部70eは、分解処理を実行するためのボタンである。
図4に戻り、S11において、制御部10(小組テンプレート受付部12)は、入力部38を介してユーザによりGUI画面70のリスト部70aが操作されることで、リスト部70aに、小組テンプレート50が表示されているか否かを判断する。小組テンプレート50が表示されている場合(S11:YES)には、制御部10は、処理をS12に移す。他方、小組テンプレート50が表示されていない場合(S11:NO)には、制御部10は、処理をS20に移す。
S12において、制御部10は、図5(A)に示すGUI画面70の「まとめ設定」のボタン部70cが選択されて、リスト部70aに表示されている小組テンプレート50に関する設定をするか否かを判断する。設定をする場合(S12:YES)には、制御部10は、処理をS13に移す。他方、設定をしない場合(S12:NO)には、制御部10は、処理をS14に移す。
S13において、制御部10(ルール設定部13)は、ルール設定処理を行う。
ここで、ルール設定処理について、図6に基づき説明する。
図6のS30において、制御部10は、設定用画面71を、表示部37に出力させる。
まず、ルール設定処理を行う小組テンプレート50について説明する。ルール設定処理を行う小組テンプレート50は、図5(A)の例では、リスト部70aに表示されている小組テンプレート50bである。
図7は、リスト部70aに表示されている小組テンプレート50bの例を示す。
小組テンプレート50bは、テキストフレーム51b,52b,53bと、画像フレーム54bとから構成されている。
また、小組テンプレート50bのテキストフレーム51b〜53b及び画像フレーム54bと、オブジェクトデータ60の各フィールド項目との関連付けは、既にされている。
次に、設定用画面71を、図5(B)に基づいて説明する。
設定用画面71は、小組テンプレート50bのフレームごとに、まとめるための設定を行う画面である。設定用画面71は、テキスト設定タブ71aと、画像設定タブ71bとを有する。
テキスト設定タブ71aは、テキストフレーム51b〜53bに関する設定を行うための画面である。
また、画像設定タブ71bは、画像フレーム54bに関する設定を行うための画面である。
設定用画面71は、いずれも1つのフレームを選択し、そのフレームに対する処理内容を設定する。
ユーザは、テキスト設定タブ71a又は画像設定タブ71bにおいて、テキストフレーム又は画像フレームを選択し、そのフレームに関する処理内容を設定する。
ここで、テキスト設定タブ71aでの設定を例に説明する。
テキスト設定タブ71aで設定するものは、複数のレコードをまとめる際に、小組に出力するテキストに関するものである。例えば、オブジェクトデータ60の複数のレコードのうち、最初のレコードのテキストデータを流し込んだり、最後のレコードのテキストデータを流し込んだりすることを、フレームごとに設定できる。その他、複数のレコードのテキストデータを結合させて流し込むことを設定し、結合文字列を指定してもよい。また、複数のレコードのテキストデータを並べて表示させるように流し込むことを設定し、各テキストデータの位置情報を設定したり、テキストデータの統合を行ったりしてもよい。
なお、画像設定タブ71bでの設定も、テキスト設定タブ71aと同様に、小組に出力する画像に関する設定ができる。画像フレーム54bを、レコードの数だけ分割して画像データを表示させる設定をしてもよいし、複数の画像データを並べて表示させるようにしてもよい。
図6に戻り、S31において、制御部10は、設定内容を登録するか否かを判断する。例えば、テキスト設定タブ71a及び画像設定タブ71bの「設定」ボタンが選択されることで、制御部10は、設定内容を登録すると判断する。設定内容を登録する場合(S31:YES)には、制御部10は、処理をS32に移す。他方、設定内容を登録しない場合(S31:NO)には、制御部10は、処理をS33に移す。
S32において、制御部10は、設定内容を小組テンプレート50に関連付けて、設定内容記憶部33に記憶させる。
S33において、制御部10は、設定処理を終了するか否かを判断する。例えば、テキスト設定タブ71a及び画像設定タブ71bに備えた「終了」ボタンが選択されることで、制御部10は、設定処理を終了すると判断する。設定処理を終了する場合(S33:YES)には、制御部10は、表示部37に表示されていた設定用画面71の表示を終了し、処理を図4に移す。他方、設定処理を終了しない場合(S33:NO)には、制御部10は、処理をS31に移し、設定を行っていないフレームについて、設定処理を行う。
図4に戻り、S14において、制御部10(複数小組受付部14)は、表示されている台紙Pに配置された小組のうち、まとめ対象とする2以上の小組のユーザによる選択を受け付ける。
S15において、制御部10は、図5(A)に示すGUI画面70の「まとめ実行」のボタン部70dが選択されることで、まとめ処理の選択がされたか否かを判断する。まとめ処理の選択がされた場合(S15:YES)には、制御部10は、処理をS16に移す。他方、まとめ処理の選択がされていない場合(S15:NO)には、制御部10は、本処理を終了する。
S16において、制御部10(まとめ小組生成部15)は、まとめ小組生成処理を行う。
まとめ小組生成処理では、制御部10は、S15でまとめ処理の選択がされた際に、GUI画面70のリスト部70aに示された小組テンプレート50bを、台紙Pにコピーして、台紙Pにコピーされた小組テンプレート50bに流し込みを行う。なお、制御部10は、小組テンプレート50bの複製を作成し、複製した小組テンプレート50bに流し込みを行ってから台紙Pにコピーしてもよい。
より具体的には、制御部10は、S14において選択された2以上の小組に対応するオブジェクトデータ60のレコード60a,60bを読み込んで、小組テンプレート50bに適用する。その際、制御部10は、設定内容記憶部33に記憶された、小組テンプレート50bに関連付けられた設定ルールを反映させる。制御部10は、台紙Pにコピーされた小組テンプレート50bの各フレームに設定されたフィールド項目を、オブジェクトデータ60のレコード60a,60bから読み出して適用する。
例えば、テキストフレーム51bには、フィールド項目「商品名」が設定してあり、テキストフレームをコピーして、一致する文字列を統合する設定がされている場合、制御部10は、テキストフレームを、レコードの数だけコピーして、フィールド項目「商品名」に記載されているテキストデータを、一致する文字列を統合してテキストフレーム51bに配置する。
また、テキストフレーム52bには、フィールド項目「メーカ名」が設定してあり、最初のレコードを流し込む設定がされている場合、制御部10は、フィールド項目「メーカ名」に記載されている最初のレコードであるレコード60aのテキストデータを、テキストフレーム52bに配置する。
さらに、画像フレーム54bには、フィールド項目「商品画像」が設定してあり、画像フレームをコピーして位置をずらす設定がされている場合、制御部10は、画像フレームを、レコードの数(すなわち、S14において選択した小組の数)だけコピーして、フィールド項目「商品画像」に記載されている画像ファイル名の画像データを、画像フレーム54bに配置する。
そして、制御部10は、S14で選択した2以上の小組を、台紙Pから削除する。
なお、制御部10は、台紙Pから削除した複数の小組に関する小組テンプレート50aのファイル名等を、小組テンプレート50bに対応付けて記憶しておいてもよい。そうすることで、後述する分解処理を行う際に、効率化した処理を行うことができる。
その後、制御部10は、本処理を終了する。
他方、S20において、制御部10(まとめ小組受付部17)は、表示されている台紙Pに配置された、まとめ小組のユーザによる選択を受け付ける。
S21において、制御部10は、図5(A)に示すGUI画面70の「まとめ分解」のボタン部70eが選択されることで、分解処理の選択がされたか否かを判断する。分解処理の選択がされた場合(S21:YES)には、制御部10は、処理をS22に移す。他方、分解処理の選択がされていない場合(S21:NO)には、制御部10は、本処理を終了する。
S22において、制御部10(小組テンプレート抽出部18、分解小組生成部19)は、分解小組生成処理を行う。
分解小組生成処理では、制御部10(小組テンプレート抽出部18)は、まとめ処理を行う前に作成されていた小組の小組テンプレート50aを、テンプレート記憶部32から抽出する。そして、制御部10(分解小組生成部19)は、抽出した小組テンプレート50aを台紙Pにコピーして、台紙Pにコピーされた小組テンプレート50aに流し込みを行う。なお、制御部10(分解小組生成部19)は、抽出した小組テンプレート50aの複製を作成し、複製した小組テンプレート50aに流し込みを行ってから、台紙Pにコピーしてもよい。
より具体的には、制御部10は、記憶部30に記憶された、まとめ処理を行う前に使用されていた小組の小組テンプレート50aに、まとめ小組に対応するオブジェクトデータ記憶部34に記憶されたオブジェクトデータ60を読み込んで適用する。
また、組版時にまとめ小組が生成されている場合には、適宜の小組テンプレート50を適用してもよいし、小組テンプレートを選択するための画面(図示せず)を出力して、ユーザに分解処理で使用する小組テンプレート50を選択させてもよい。
なお、制御部10は、オブジェクトデータ60の使用するレコードの数だけ小組テンプレート50aをコピー又は複製するため、「まとめ分解」のボタン部70eを選択する前に、ユーザは、台紙Pに配置された小組を移動させて、まとめ小組が配置された位置の横に予めスペースを空けておくのが望ましい。
その後、制御部10は、本処理を終了する。
このように、本実施形態の組版装置1によれば、以下のような効果がある。
(1)複数の小組40が配置された台紙Pから2以上の小組40を選択し、選択した2以上の小組40の内容を、予め設定した処理内容に基づいて1つの小組41にまとめて、台紙Pに再配置することができる。よって、組版後であっても、複数の小組40から、それらをまとめた新たな小組41を簡単に生成できる。結果として、複数の小組40を、1つの小組41にまとめることができ、組版後のレイアウト修正を効率よく行うことができる。
(2)まとめる前の複数の小組40を台紙Pから削除して、新たに生成した小組41を台紙Pに再配置するので、同じ内容を示す小組を重複して台紙Pに配置することを防ぐことができる。
(3)小組テンプレート50のフレームごとに、どのようにまとめるかの処理内容を設定するので、ユーザニーズに合った様々なまとめ方をすることができる。また、設定した処理内容に基づいてまとめ処理を行うので、誤ったものをまとめたり、文字が欠落してしまう等の不具合を生じさせないようにできる。
(4)まとめ小組41を選択して、複数の小組40に分解することができるため、複数の小組40を一旦まとめて小組41を生成したが、元に戻したい場合等に、簡単にまとめを解消することができる。よって、1つの小組41を、複数の小組40に分解することができ、組版後のレイアウト修正を効率よく行うことができる。
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明は上述した実施形態に限定されるものではない。また、実施形態に記載した効果は、本発明から生じる最も好適な効果を列挙したに過ぎず、本発明による効果は、実施形態に記載したものに限定されない。なお、上述した実施形態及び後述する変形形態は、適宜組み合わせて用いることもできるが、詳細な説明は省略する。
(変形形態)
(1)本実施形態では、2つの小組を1つの小組にまとめるものを例に説明したが、これに限定されない。3つ以上の小組を1つの小組にまとめるものであってもよい。
(2)本実施形態では、オブジェクトデータを、表形式で表されたテキストデータとして説明したが、これに限定されない。例えば、XML形式のデータであってもよい。XML形式のデータは、例えば、既に作成されたレイアウトデータを使用して、別のレイアウトデータを作成する場合に、効率よく生成できるものである。具体的には、レイアウトデータからXMLデータを取得して、その一部を新たなレイアウトデータ作成のために変更することで、オブジェクトデータを簡単に生成できる。
1 組版装置
10 制御部
11 まとめ処理部
12 小組テンプレート受付部
13 ルール設定部
14 複数小組受付部
15 まとめ小組生成部
16 分解部
17 まとめ小組受付部
18 小組テンプレート抽出部
19 分解小組生成部
30 記憶部
31a 組版プログラム
32 テンプレート記憶部
33 設定内容記憶部
34 オブジェクトデータ記憶部
37 表示部
40,40a,40b,41 小組
50,50a,50b 小組テンプレート
51a,51b,52a,52b,53a,53b テキストフレーム
54a,54b 画像フレーム
60 オブジェクトデータ
P 台紙

Claims (6)

  1. 複数のオブジェクトを各々の指定位置に配置する小組テンプレートに前記オブジェクトに関するオブジェクトデータを適用して生成され、台紙に配置された複数の小組のうち、2以上の小組の選択を受け付ける複数小組受付手段と、
    まとめ処理に使用可能な1つの小組テンプレートの選択を受け付けるテンプレート受付手段と、
    前記複数小組受付手段によって受け付けた前記2以上の小組に対応した、前記2以上の小組を生成する際に用いた前記オブジェクトデータを、前記テンプレート受付手段によって受け付けた前記小組テンプレートに適用して、新たな小組を生成して配置するまとめ小組生成手段と、
    を備える組版装置。
  2. 請求項1に記載の組版装置において、
    前記まとめ小組生成手段は、前記複数小組受付手段により受け付けた前記複数の小組を、前記台紙から削除して、生成した前記新たな小組を、前記複数の小組を削除した位置に配置すること、
    を特徴とする組版装置。
  3. 請求項1又は請求項2に記載の組版装置において、
    前記テンプレート受付手段により受け付けた前記小組テンプレートに含まれる各オブジェクトに対応するフレームごとに、まとめ処理に関する処理内容を設定する設定手段を備え、
    前記まとめ小組生成手段は、前記設定手段によって設定された前記処理内容に基づいて前記新たな小組を生成すること、
    を特徴とする組版装置。
  4. 請求項1から請求項3までのいずれかに記載の組版装置において、
    前記台紙に配置された前記新たな小組の選択を受け付けるまとめ小組受付手段と、
    前記まとめ小組生成手段により新たな小組を生成する前に使用していた小組テンプレートを、テンプレート記憶部から抽出するテンプレート抽出手段と、
    前記まとめ小組受付手段によって受け付けた前記新たな小組に対応した、前記新たな小組を生成する際に用いた前記オブジェクトデータを、前記テンプレート抽出手段によって抽出された前記小組テンプレートに適用して、前記新たな小組を分解した複数の小組を生成して配置する分解小組生成手段と、
    を備えること、
    を特徴とする組版装置。
  5. 2以上の同じ種類のオブジェクトを1つの指定位置に配置可能な、まとめ処理に使用する小組テンプレートに前記オブジェクトに関するオブジェクトデータを適用して生成され、台紙に配置されたまとめ小組の選択を受け付けるまとめ小組受付手段と、
    まとめ小組を解除する処理に使用可能な1つの小組テンプレートの選択を受け付けるテンプレート受付手段と、
    前記まとめ小組受付手段によって受け付けた前記まとめ小組に対応した、前記まとめ小組を生成する際に用いた前記オブジェクトデータを、前記テンプレート受付手段によって受け付けた前記小組テンプレートに適用して、前記まとめ小組を分解した複数の小組を生成して配置する分解小組生成手段と、
    を備える組版装置。
  6. 請求項4又は請求項5に記載の組版装置において、
    前記分解小組生成手段は、前記まとめ小組受付手段により受け付けた前記小組を、前記台紙から削除して、生成した前記複数の小組を、削除した前記小組の位置に配置すること、
    を特徴とする組版装置。
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